JP2011133173A - 空調機の制御方法及び空調機 - Google Patents

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Abstract

【課題】同一の送風機を備えた送風機において、送風機の回転数に応じて、ピッチ音の共鳴が大きい回転数ではピッチ音を防止し、コギング音の共振が大きい回転数ではコギング音の共振を防止することである。
【解決手段】室内機に複数の同一仕様の送風機を備えた空調機において、相対的に前記送風機間のピッチ音の共鳴による騒音が大きい回転数域では、隣接する送風機間のピッチ音が共鳴しない周波数となるように送風機の回転数に差をつけて制御を行い、相対的に前記送風機間のコギング音の共振による騒音が大きい回転数域では、隣接する送風機間のコギング音が共振しない周波数となるように送風機の回転数に差をつけて制御を行う。
【選択図】図1

Description

本発明は、空調機の室内機に用いられる送風機の騒音を低減するように制御する方法に関するもので、さらに詳しくは、2台以上の送風機を備えた室内機において、送風機の回転数に起因するファンのピッチ音の共鳴及びモータのコギング音の共振を防止して騒音を低減することができる方法及び空調機に関するものである。
空調機の室内機には、熱交換器により熱交換した暖気や冷気を室内に放出するために、その規模や構成、形状に従って1台又は2台以上の送風機が内蔵されている。この送風機は、ファンの種類に関わらず回転数×羽数の整数倍で決まる固有の周波数のピッチ音(周期性騒音)を生ずる。例えば、羽数が30枚のファンの場合は、800rpmで400Hzの風切り音とその高調波を発生し、2台以上の送風機を備えた場合には、共鳴によってピッチ音が増大するという問題が生じてくる。
ちなみに、シロッコファンやクロスフローファンでは、このピッチ音を低減するために、羽の間隔を均等に配置しない不等ピッチ翼や、羽を傾斜させたスキュー翼などがある。これらの不等ピッチ翼やスキュー翼であっても、個々の送風機のピッチ音が低減されるだけであって消滅させることはできず、2台以上の送風機を稼動させれば、依然として共鳴によってピッチ音が増大するという問題は解消されない。
特許文献1には、シロッコファンを用いた2台の送風機を備えた室内機において、2台の送風機を同一の回転数で運転した場合、ファンのピッチ音の振幅が、1台の送風機を運転した場合に比べて2倍になることが記載されている。
この問題点を解消するために、特許文献1には、複数の送風機の回転数を互いに所定値以上の差をつけて駆動制御すること、具体的には、一方のファンの回転数をNrpmとし、他方のファンの回転数をNrpmとするとき、N≧N+30となるように制御することが記載されている。
コギング音は、磁界の変化によるロータの脈動に起因するモータの振動音であり、モータの次数(ステータの極数とロータの極数の最小公倍数)×回転数の周波数とその整数倍の高調波となる。例えば、ステータの極数が4、ロータの局数が3のモータの場合は、次数が12次となり、800rpmで160Hzの振動音とその高調波を発生する。このコギング音についてもピッチ音と同様に、2台以上の送風機を備えた場合には、共振によってコギング音が増大するという問題点がある
特開2000−356362号公報
特許文献1に記載された空調機では、ファンのピッチ音の共鳴を低減することはできるが、モータのコギングによる騒音については全く考慮されていない。
ピッチ音はファンの風切り音であり、コギング音は磁界の変化によるロータの脈動に起因するモータの振動音であり、発生形態が相違し、発生箇所、周波数や振幅が相違するため、ピッチ音の共鳴とコギング音の共振を同じように防止することはできない。特許文献1のように、ピッチ音の共鳴が生じないように2台の送風機の回転数を30rpm程度変えても、コギング音の共振を防止することまではできないという問題点があった。
また、特性の相違するモータとファンを用いることで、同一回転数での運転時に共鳴や共振が生じないようにすることもできる可能性はあるが、2種類以上のモータとファンを用意しなければならない。このことは、保守用部品としてモータやファンの保管や管理を行う上でのコスト増大を招き、メンテナンスまでを含めた製品の価格を上昇させるという問題点があった。
本発明は、上記問題点に鑑みなされたものであり、同一の送風機を備えた空調機において、送風機の回転数に応じて、相対的にピッチ音の共鳴が大きい回転数ではピッチ音を防止し、相対的にコギング音の共振が大きい回転数ではコギング音の共振を防止するようにしたものである。
本発明の請求項1は、室内機に複数の同一仕様の送風機を備えた空調機において、相対的に前記送風機間のピッチ音の共鳴による騒音が大きい回転数域では、隣接する送風機間のピッチ音が共鳴しない周波数となるように送風機の回転数に差をつけて制御を行い、相対的に前記送風機間のコギング音の共振による騒音が大きい回転数域では、隣接する送風機間のコギング音が共振しない周波数となるように送風機の回転数に差をつけて制御を行うことを特徴とする空調機の制御方法である。
本発明の請求項2は、請求項1記載の空調機の制御方法において、相対的に前記送風機間のピッチ音の共鳴による騒音が大きい回転数域では、隣接する送風機間の回転数を20(Hz)/羽数×60(秒)rpm以上の差をつけて各送風機の制御を行い、相対的に前記送風機間のコギング音の共振による騒音が大きい回転数域では、隣接する送風機間の回転数を20(Hz)/モータの次数×60(秒)rpm以上の差をつけて各送風機の制御を行うことを特徴とする空調機の制御方法である。
本発明の請求項3は、室内機に複数の同一仕様の送風機を備えた空調機において、前記送風機を、相対的に前記送風機間のピッチ音の共鳴による騒音が大きい回転数域では、隣接する送風機間のピッチ音が共鳴しない周波数となるように送風機の回転数に差をつけて制御を行い、相対的に前記送風機間のコギング音による騒音が大きい回転数域では、隣接する送風機間のコギング音が共振しない周波数となるように送風機の回転数に差をつけて制御を行う制御装置に駆動回路を介して接続したことを特徴とする空調機である。
本発明の請求項4は、請求項3記載の空調機において、制御装置は、相対的に前記送風機間のピッチ音の共鳴による騒音が大きい回転数域では、隣接する送風機間の回転数を20(Hz)/羽数×60(秒)rpm以上の差をつけて各送風機の制御を行い、相対的に前記送風機間のコギング音の共振による騒音が大きい回転数域では、隣接する送風機間の回転数を20(Hz)/モータの次数×60(秒)rpm以上の差をつけて各送風機の制御を行うことを特徴とする空調機である。
本発明の請求項5は、請求項3又は4記載の空調機において、予め送風機の回転数を送風量別に設定したテーブルを記憶したメモリを設け、このメモリに記憶したテーブルに設定された回転数に基づいて送風機を制御することを特徴とする空調機である。
本発明の請求項6は、請求項3、4又は5記載の騒音を低減した空調機において、送風機のモータは、DCモータからなり、このDCモータの回転数を検出する回転数センサを設け、この回転数センサで検出した回転数を制御回路にフィードバックして、テーブルに設定された回転数に送風機を制御することを特徴とする空調機である。
請求項1、2、3及び4記載の発明によれば、同一の送風機を備えた空調機において、送風機の回転数に応じて、相対的にピッチ音の共鳴が大きい回転数ではピッチ音を防止し、相対的にコギング音の共振が大きい回転数ではコギング音の共振を防止して騒音を低減することができるという効果を有する。
請求項5記載の発明によれば、予め送風機の回転数を送風量別に設定したテーブルを記憶したメモリを設け、このテーブルに設定された回転数に基づいて送風機を制御するので、複雑な回路や演算などを必要とせずに確実に所望の回転数に制御することができるという効果を有する。
請求項6記載の発明によれば、送風機のモータはDCモータからなり、このDCモータの回転数を検出する回転数センサを設け、この回転数センサで検出した回転数を制御回路にフィードバックして、テーブルに設定された回転数に送風機を制御するので、低回転数域から高回転数域まで広く制御することができ、空調機において、室温の検出のために最低の回転数に無理なく制御することができるという効果を有する。
本発明による空調機の室内機の構成を示すブロック図である。 本発明による空調機の室内機の筐体の斜視図である。 本発明による空調機の室内機の筐体の蓋を取り外した状態の斜視図である。 本発明による空調機に使用する送風機の斜視図である。
室内機に複数の同一仕様の送風機を備えた空調機において、相対的に前記送風機間のピッチ音の共鳴による騒音が大きい回転数域では、隣接する送風機間のピッチ音が共鳴しない周波数となるように送風機の回転数に差をつけて制御を行い、相対的に前記送風機間のコギング音の共振による騒音が大きい回転数域では、隣接する送風機間のコギング音が共振しない周波数となるように送風機の回転数に差をつけて制御を行うものである。
次に図面に基づいて、本発明の実施例1として、羽の数が30枚のシロッコファンを用いた送風機を備えた空調機の室内機について説明する。
図2及び図3は、室内機の筐体1の斜視図であり、筐体1の一方(図3の左上側)の側面に冷媒が流通する熱交換器2が設けられ、他方の側面に送風口3が設けられている。筐体1の内部には、2台の同一仕様の送風機4a、4bが備えられており、この送風機4a、4bの吹出口が前記筐体1の送風口3に臨むように配置されている。送風機4a、4bは、DCモータ5とシロッコ型のファン6とからなり、DCモータ5には回転数センサ(図2〜4には図示せず)が臨設されている。
次に、図1のブロック図に基づいて回路の接続構成について説明する。
図1において7は制御装置であり、この制御装置7には、前記2台の送風機4a、4bがそれぞれの駆動回路8a、8bを介して接続され、さらに前記DCモータ5に臨設された前記回転数センサ10が接続されている。また、制御装置7には、要求される風量を送出する回転数(以下、指定回転数と称する)に従って送風機4a、4bの回転数を設定するため、次の表1に示すテーブル11が記憶されたメモリ9が設けられている。
Figure 2011133173
この表1に示す回転数は一例を示すもので、モータ5の大きさや出力、及びファン6の大きさや羽の数などのによって決まる送風機4a、4bの特性に従ってこの数値は相違する。また、モータ5には、ロータの重量などに起因して大きく振動を起こす固有の回転数があり、この回転数付近を禁止回転数域とする。この実施例では、650rpm〜750rpmの範囲を禁止回転数域とする。
この表1に示すように、送風機4a、4bの回転数は、4つのファンモード[強、中、弱及び待機](風量)ごとに予め決められており、相対的に送風機のピッチ音の共鳴による騒音が大きい通常運転の回転数域では、回転数に順次20(Hz)/羽数×60(秒)rpm以上の差をつけるように、相対的にコギング音による騒音が大きい低回転数域では、回転数に順次20(Hz)/モータの次数×60(秒)rpm以上の差をつけるように設定されている。
具体的には、下記のように設定した回転数がテーブル11に記憶されている。
ファンモード[強、中、弱]は、冷房にあっては冷風を送出し、暖房にあっては温風を送出する通常の運転状態にあるモードである。また、ファンモード[待機]は、室温が冷房又は暖房の設定温度付近にあり、運転を待機した状態(非運転状態)にあって、空気を吸引して室内機内に設けられている温度センサで室温を監視したり、暖房の運転開始時に熱交換器2が温まるまで冷風が強く送出されるのを防止したりするモードである。
(a)ファンモード[強、中]での指定回転数の範囲では、コギング音の共振による騒音と比して、ファン6のピッチ音の共鳴によって発生する騒音が相対的に大きく、2つの送風機4a、4bの回転数にこのピッチ音の共鳴を防止するための40rpmの差をつけるデータがテーブル11に記憶されている。具体的には、指定回転数に対して、一方の送風機4aの回転数を20rpm低くシフトし、他方の送風機4bを20rpm高くシフトしたデータがテーブル11に記憶されている。
(b)ファンモード[弱]では、指定回転数が660rpmであり、前記禁止回転数域となるため、その指定回転数を中心として禁止回転数域の範囲外にシフトさせたデータがテーブル11に記憶されている。具体的には、指定回転数に対して、一方の送風機4aを100rpm低くシフトして560rpmに、他方の送風機4bを100rpm高くシフトして760rpmに設定したデータがテーブル11に記憶されている。
(c)ファンモード[待機]では、ピッチ音の共鳴による騒音と比して、モータ5のコギング音の共振によって発生する騒音が相対的に大きく、2つの送風機4a、4bの回転数にこのコギング音の共振を防止するための100rpmの差をつけるデータがテーブル11に記憶されている。具体的には、指定回転数に対して、一方の送風機4aを50rpm低くシフトして250rpmに、他方の送風機4bを50rpm高くシフトして350rpmに設定したデータがテーブル11に記憶されている。
次に、以上の構成による送風機の作用について説明する。
空調機の制御に従ってファンモードが決定されると、制御装置7はそれに対応する送風機4a、4bの回転数をテーブル11から読み出し、駆動回路8a、8bを介して送風機4a、4bに駆動信号を与える。ここで、送風機4a、4bの回転数は、回転数センサ10によって検出され、この検出信号が制御回路7にフィードバックされて送風機4a、4bの回転数をテーブル11から読み出した回転数に近づけるように駆動回路8a、8bの出力電圧を制御する。
ファンモード[強]の場合、一方の送風機4aは860rpmに、他方の送風機4bは900rpmに制御される。ファンモード[中]の場合、一方の送風機4aは760rpmに他方の送風機4bは800rpmに制御される。この2つのモードでは、指定回転数を中心として±20rpmシフトされ、シロッコファンなどのピッチ音の共鳴が防止される。
ファンモード[弱]の場合、一方の送風機4aが禁止回転数域外の下の560rpmに、他方の送風機置4bが禁止回転数域外の上の760rpmに制御される。このモードでは、指定回転数を中心として±50rpmシフトされ、禁止回転数域の外に制御される。
ファンモード[待機]の場合、一方の送風機4aは250rpmに、他方の送風機4bは350rpmに制御される。このモードでは、指定回転数300rpmを中心として±50rpmシフトされ、モータのコギング音の共振が防止される。
ここで、上記のいずれのファンモードの場合でも送風機4a、4bの平均回転数は指定回転数となるため、各々のファンモードに必要な所定の風量が室内機から送出される。
次に、本発明の実施例2としてプロペラファンを用いた送風機について説明する。実施例1の機械的構成は、送風機4a、4bとして2台のプロペラファンが備えられる以外は、特に実施例1と変わるところはなく、メモリ9に次の表2のテーブル11が記憶されている。
Figure 2011133173
この実施例では、600rpm〜700rpmの範囲を禁止回転数域とする。
(a)ファンモード[強、中、弱]では、コギング音の共振による騒音と比して、ファン6のピッチ音の共鳴によって発生する騒音が相対的に大きく、2つの送風機4a、4bの回転数にこのピッチ音の共鳴を防止するため300rpmの差をつけるデータがテーブル11に記憶されている。具体的には、指定回転数に対して、一方の4aの回転数を150rpm低く設定し、他方の4bを150rpm高く設定したデータがテーブル11に記憶されている。
(b)ファンモード[弱]では、指定回転数が660rpmであって、禁止回転数域にあり、禁止回転数域での使用を避ける回転数へのシフトを兼ねている。
(c)ファンモード[待機]では、ピッチ音の共鳴による騒音と比して、モータ5のコギング音の共振によって発生する騒音が相対的に大きく、2つの送風機4a、4bの回転数にこのコギング音の共振を防止するための100rpmの差をつけるデータがテーブル11に記憶されている。具体的には、指定回転数に対して、一方の送風機4aを50rpm低くシフトして250rpmに、他方の送風機4bを50rpm高くシフトして350rpmに設定したデータがテーブル11に記憶されている。
ファンモード[強]の場合、一方の送風機4aは930rpmに、他方の送風機4bは1230rpmに制御される。ファンモード[中]の場合、一方の送風機4aは730rpmに、他方の送風機4bは1030rpmに制御される。ファンモード[弱]の場合、一方の送風機4aは510rpmに、他方の送風機4bは810rpmに制御される。この3つのモードでは、指定回転数を中心として±150rpmシフトされ、プロペラファンのピッチ音の共鳴が防止される。
ファンモード[待機]の場合、一方の送風機4aは250rpmに、他方の送風機4bは350rpmに制御される。このモードでは、指定回転数300rpmを中心として±50rpmシフトされ、モータのコギング音の共振が防止される。
ここで、上記のいずれのファンモードの場合でも送風機4a、4bの平均回転数は指定回転数となるため、各々のファンモードに必要な所定の風量が室内機から送出される。
以上の実施例では、DCモータを利用したが、本発明はこれに限られるものではなく、ACモータを用いた送風機を利用した空調機でもよい。
以上の実施例では、メモリ9に記憶されたテーブル11にファンモードごとに送風機4a、4bの回転数データを予め記憶させ、このデータに基づいて制御装置7で送風機4a、4bの回転数を制御するようにしたが、本発明はこれに限られるものではなく、送風機4a、4bの回転数域に従って演算によって制御すべき回転数を求め、その求められた回転数に従って送風機4a、4bの回転数を制御するようにしてもよい。
以上の実施例1ではシロッコファンを、実施例2ではプロペラファン用いたが、本発明はこれに限られるものではなく、クロスフローファンやターボファンなど、モータでファンを回転させるタイプの送風機を利用した空調機であればどのようなものでもよい。
以上の実施例では、2台の送風機4a、4bを備えた空調機の室内機について説明したが、3台以上の送風機を備えた空調機でも良い。
1…送風機、2…熱交換器、3…送風口、4a、4b…送風機、5…DCモータ、6…ファン、7…制御装置、8a、8b…駆動回路、9…メモリ、10…回転数センサ、11…テーブル。

Claims (6)

  1. 室内機に複数の同一仕様の送風機を備えた空調機において、
    相対的に前記送風機間のピッチ音の共鳴による騒音が大きい回転数域では、隣接する送風機間のピッチ音が共鳴しない周波数となるように送風機の回転数に差をつけて制御を行い、
    相対的に前記送風機間のコギング音の共振による騒音が大きい回転数域では、隣接する送風機間のコギング音が共振しない周波数となるように送風機の回転数に差をつけて制御を行うことを特徴とする空調機の制御方法。
  2. 相対的に前記送風機間のピッチ音の共鳴による騒音が大きい回転数域では、隣接する送風機間の回転数を20(Hz)/羽数×60(秒)rpm以上の差をつけて各送風機の制御を行い、
    相対的に前記送風機間のコギング音の共振による騒音が大きい回転数域では、隣接する送風機間の回転数を20(Hz)/モータの次数×60(秒)rpm以上の差をつけて各送風機の制御を行うことを特徴とする請求項1記載の空調機の制御方法。
  3. 室内機に複数の同一仕様の送風機を備えた空調機において、
    前記送風機を、相対的に前記送風機間のピッチ音の共鳴による騒音が大きい回転数域では、隣接する送風機間のピッチ音が共鳴しない周波数となるように送風機の回転数に差をつけて制御を行い、相対的に前記送風機間のコギング音による騒音が大きい回転数域では、隣接する送風機間のコギング音が共振しない周波数となるように送風機の回転数に差をつけて制御を行う制御装置に駆動回路を介して接続したことを特徴とする空調機。
  4. 前記制御装置は、相対的に前記送風機間のピッチ音の共鳴による騒音が大きい回転数域では、隣接する送風機間の回転数を20(Hz)/羽数×60(秒)rpm以上の差をつけて各送風機の制御を行い、相対的に前記送風機間のコギング音の共振による騒音が大きい回転数域では、隣接する送風機間の回転数を20(Hz)/モータの次数×60(秒)rpm以上の差をつけて各送風機の制御を行うことを特徴とする請求項3記載の空調機。
  5. 予め送風機の回転数を送風量別に設定したテーブルを記憶したメモリを設け、
    このメモリに記憶したテーブルに設定された回転数に基づいて送風機を制御することを特徴とする請求項3又は4記載の空調機。
  6. 送風機のモータは、DCモータからなり、
    このDCモータの回転数を検出する回転数センサを設け、
    この回転数センサで検出した回転数を制御回路にフィードバックして、テーブルに設定された回転数に送風機を制御することを特徴とする請求項3、4又は5記載の空調機。
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