JP2011131325A - 切削装置 - Google Patents

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Tokuo Wada
徳男 和田
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Abstract

【課題】ワークの重量や大きさに関係なく、種々のワークを効率よく連続して切削加工することができるようにする。
【解決手段】回転テーブル3の径方向に沿って設けられ、先端部6bが回転テーブル3の回転軸上に位置するように、基端部6aが固定されたクランプアーム6と、回転テーブル3上のワークWを押圧するように、クランプアーム6の先端部6bに設けられたクランプ軸7と、ワークWを回転させつつ、ワークWの被加工部位を切削加工する工具26,33が先端部17に回動自在に設けられ、基端部16が旋回自在に設けられたアーム15とを備えた切削装置において、回転テーブル3の側方に先端部6bを配置できるように、クランプアーム6の基端部6aを旋回自在に構成し、先端部6bを回転テーブル3の回転軸上に位置固定できるように、クランプアーム6の基端部6aを構成する。
【選択図】図4

Description

本発明は、搬送されてきたワークをクランプして切削加工を行う切削装置に関する。
従来のこの種の切削装置としては、直立して設けられた支柱と、該支柱の上端部に回動自在に設けられた回動ロッドとを備え、搬送されてきたワークを、回動ロッドの先端部でクランプするものが公知になっている(例えば、特許文献1)。
特許登録2933629号
しかしながら、従来の前記切削装置は、支柱および回動ロッドが固定された状態であるため、ワークの重量や大きさによっては、支柱および回動ロッドが邪魔になる場合があり、作業性が低下するという問題がある。
本願発明は、上記問題に鑑み、ワークの重量や大きさに関係なく、種々のワークを効率よく連続して切削加工することができる切削装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の切削装置は、回転テーブル3の径方向に沿って設けられ、先端部6bが回転テーブル3の回転軸上に位置するように、基端部6aが固定されたクランプアーム6と、回転テーブル3に載置されたワークWを押圧するように、クランプアーム6の先端部6bに往復動自在に設けられたクランプ軸7と、ワークWを回転させつつ、ワークWの被加工部位を切削加工する工具26,33が先端部17に回動自在に設けられるとともに、基端部16が旋回自在に設けられたアーム15とを備えた切削装置において、前記クランプアーム6の基端部6aは、先端部6bを回転テーブル3の側方に配置できるように旋回自在に構成されるとともに、先端部6bを回転テーブル3の回転軸上に位置固定できるように構成されることを特徴とする。
この場合、クランプアーム6の先端部6bを回転テーブル3の側方に配置できるので、回転テーブル3の周囲が解放された状態になり、ワークWをクレーンなどを用いて機械的に搬送しやすくなる。また、クランプアーム6の先端部を、回転テーブル3の回転軸上に位置固定できるので、ワークWをクランプ軸7で押圧できるようになる。
本発明によれば、クランプアームの基端部は、先端部を回転テーブルの側方に配置できるように旋回自在に構成されるとともに、先端部を回転テーブルの回転軸上に位置固定できるように構成されるので、ワークを回転テーブルに固定する作業、および回転テーブルに搬送して載置する作業が円滑かつ迅速に行うことができる。
本発明の一実施形態に係る切削装置全体の正面図。 図1の側面図。 図1の平面図。 (a)は、クランプアームと、該クランプ軸の昇降機構部を示す断面図、(b)は、クランプアームの旋回機構部を示す断面図。 フライスアームと、フライスの回動機構部と、フライスアームの旋回部とを示す図。 図5の平面図。 切削加工を示す図であり、(a)は、フライスの切削刃がワークの短辺の角部を面取りする状態を示す平面図。(b)は、フライスの切削刃がワークの長辺の角部を面取りする状態を示す平面図。 クランプアームの旋回機構部の変形例を示す図。
以下、本発明の実施形態に係る切削装置について図1〜図7を参照しつつ説明する。なお、図3、図6及び図7において、下側を前側、上側を後側とする。
本実施形態に係る切削装置の全体構成は、図1〜図3及び図6に示すように、移動可能に構成される箱状の装置本体1と、該装置本体1の上面に取り付けられた作業テーブル2と、該作業テーブル2に回転自在に設けられる回転テーブル3と、装置本体1に内装され、回転テーブル3を回転させる回転機構部(図示せず)と、クランプアーム6の基端部6aを旋回自在にするための旋回機構部A1と、回転テーブル3に載置されたワークWを位置固定するためのクランプ軸7が先端部側に昇降自在に設けられるとともに、クランプ軸7を昇降させる昇降機構部A2が内装されるクランプアーム6と、クランプアーム6に対して略平行するように配置されるフライスアーム15と、装置本体1に内装され、フライスアーム15を旋回させる旋回部Dと、フライスアーム15の先端部側に回動自在に支持される上下方向のフライス回動軸21と、フライス回動軸21の上部および下部に対向配置されるとともに、フライス回動軸21に沿って接離自在に設けられた工具としての下フライス26および上フライス33と、フライス回動軸21を介して下フライス26および上フライス33を回動させる回動機構部と、ワークWの厚さに応じて、下フライス26および上フライス33の位置を調整する位置調整部22,31(図6参照)と、両フライス26,33によって、ワークWの上下の角部を面取りするように、前記各部材および各機構部を制御する制御部(図示せず)とを備えている。
そして、図3に示すように、平面視すると、装置本体1の上面の左側後部に、右下がりの状態で停止しているクランプアーム6と、クランプアーム6の旋回機構部A1とが配置されている。また、上面の右側後部に、クランプアーム6に平行する位置から少しずれた位置で、右下がりの状態、即ちスタンバイ位置Sで停止しているフライスアーム15と、フライスアーム15の旋回部Dと、フライス15のフライス回動軸21の回動機構部とが配置されている。また、上面の前側中央部に、ワークWが載置される回転テーブル3が設けられた作業テーブル2が配置されている。装置本体1の底部に、装置本体1を移動させるための複数のキャスタ5,…が取り付けられている。
ここで、クランプアーム6、フライスアーム15、回転テーブル3の位置関係について説明すると、クランプアーム6の基端部の中心とクランプ軸7の中心を結ぶ長さと、フライスアーム15の旋回中心からフライスアーム15の先端部までの長さが略等しくなっている。換言すれば、フライスアーム15の回動軌跡上にクランプ軸7の中心が位置していることになる。そして、クランプアーム6の基端部の中心に対して、フライスアーム15の旋回中心は、やや後方に位置している。また、フライスアーム15の旋回中心を通る前後方向の中心線上に、クランプ軸7の軸心が位置している。フライスアーム15の先端部の回動軌跡はクランプ軸7の後方を通るようになる。但し、この位置関係は、図示に限定されるものではなく、適宜設計変更可能である。要は、円形、非円形のワークWの加工面を連続して加工できるように各部材が配置されてあればよい。
作業テーブル2は、平面視略扇形状を呈しており、右側後部が切除されている。そして、円弧面部2aが装置本体1の上面の右側前部に位置している。この作業テーブル2において、面取り可能なワークWの大きさとしては、辺の長さが15cm〜50cmとなっている。そして、辺の長さが50cmのワークWを回転テーブル3で回転させた場合の回動軌跡が、作業テーブル2の円弧面部2aの周縁部よりも外側に出ないようになっている。
回転テーブル3は、円板からなり、その回転機構部は、図示していないが、回転用モータの回転軸に減速機を介して回転軸が連結され、回転軸の先端部が回転テーブル3の下面の中央部に固着される。なお、回転テーブル3の上面には、ワークWを載置するための、回転テーブル3と同形状(平面視円形)または平面視矩形のの治具4が設けられている。
クランプアーム6は、図4(a)に示すように、作業テーブル2の左側後部に取り付けられる角筒状の直立筒部6aと、直立筒部6aの上端部から水平方向に延出された角筒状の水平筒部6bとを有している。
そして、図4(b)に示すように、直立筒部6aの端部の外周面にフランジ60が形成され、フランジ60の開口周縁部に筒状の回動軸61がねじ止めされている。この回動軸61は、クランプ軸7を昇降させるためのクランプ軸昇降用シリンダ8が取り付けられる軸受け部65に挿入されている。即ち、直立筒部6aは、軸受け部65に回動軸61が挿入されることによって旋回自在に支持されている一方、前記クランプ軸昇降用シリンダ8のロッド8aの先端部が導入され、該ロッド8aが昇降できるように内挿されている。
また、フランジ60には、クランプアーム旋回位置決めシリンダ70が上下方向に取り付けられ、ロッド70aが上下方向に進退するように構成されている。このロッド70aの進出位置に対応して、軸受け部65の上側開口部の外周縁部に位置決め孔65aが形成されている。そして、クランプアーム旋回位置決めシリンダ70のロッド70aが進出して位置決め孔65aに挿入されると、クランプアーム6の基端部6aは固定された状態になり、先端部6bが回転テーブル3の回転中心に位置するようになる。また、クランプアーム旋回位置決めシリンダ70のロッド70aが後退して位置決め孔65aから離脱した状態では、クランプアーム6は旋回可能な状態であり、クランプアーム6の先端部6bを回転テーブル3の外側に配置させることができる。即ち、ワークWの搬送に際して、クランプアーム6が邪魔になれば、クランプアーム旋回位置決めシリンダ70を作動させて、ロッド70aを位置決め孔65aから離脱させて、クランプアーム6の先端部6bを回転テーブル3の外側に配置するように旋回すればよい。
また、水平筒部6bは、内部において、上述した連結杆9の基端部がロッド8aの先端部に連結されるとともに、連結杆9の中途部が軸9aによって回動自在に支持されている。また、水平筒部6bの先端部は、クランプ軸7がガイド体10によって上下動自在に設けられて、連結杆9の先端部に連結されている。そして、ロッド8aが後退した状態では、連結杆9は先端部が上向きに移動して、クランプ軸7が上昇位置(スタンバイ位置)にあり、ロッド8aが進出した状態では、連結杆9は下向きに移動して、クランプ軸7が下降位置(ワークWの固定位置)にある。
クランプ軸7は、図4に示すように、回転テーブル3の上方に、回転テーブル3の中心を通る軸線に沿って昇降するように設けられている。また、回転するワークWを位置固定するための、クランプ軸7の外径よりも大径の押圧面を有する押圧体11が、クランプ軸7の下端部に同心状に回動自在に支持されている。
クランプ軸7の昇降機構部Aは、上述した昇降用シリンダ8と、連結杆9とを備えている。
フライスアーム15は、図5に示すように、フライスアーム15の支軸15aが直立した状態で内装された支持筒16と、支持筒16に水平に設けられた上下一対の支持フレーム17,17と、支持筒16の上端部に取り付けられた角度センサとしてのエンコーダ18と、支持フレーム17,17に固設された回動モータ19とを有している。そして、エンコーダ18は、フライスアーム15がスタンバイ位置SからワークWへ旋回する角度θ1を検出する(図7(a)、(b)参照)。
ここで、フライスアーム15について詳細に説明する。このフライスアーム15は、下フライス駆動部Bと、上フライス駆動部Cと、フライスアーム旋回部Dとを備えている。下フライス駆動部Bは、支持フレーム17,17の先端部の下側に設けられ、フライス回動軸21の下端部を回動自在に支持する下軸受け部が内装された下筒20と、下筒20の側面に配置された位置調整部としての下フライス面取り量調整ノブ22と、フライス回動軸21の下端部に一体化されるとともに、下筒20の側面に昇降自在に設けられた下フライス上限ストッパ23と、下筒20から下方(外部)に導出されたフライス回動軸21の端部と、上述した回動モータ19の駆動軸19aとに巻回されたベルト(無端帯状体)24と、ロッド25aの先端部がフライス回動軸21の端部に連結された下フライス昇降用シリンダ25と、下筒20から上方(外部)に導出されたフライス回動軸21の部位に固着された工具としての下フライス26と、下フライス26の上面に配置され、下フライス26およびフライス回動軸21に対して回転自在に設けられた環状のガイドローラ27とを備えている。なお、回動モータ19、ベルト24、フライス回動軸21とで、フライス回動機構部が構成されている。
そして、下フライス26の上周縁部に複数の切削刃26aが配置されている。また、ガイドローラ27の周面の中央部に突縁部27aが形成されている。そして、下フライス昇降用シリンダ25の作動によって、下フライス上限ストッパ23、下フライス26、ガイドローラ27が上方に進出して、ワークWの被加工部位、即ち下側の角部に対して適正な位置で下フライス26の切削刃26aが当接することになる。
上フライス駆動部Cは、フライス回動軸21の上端部を回動自在に支持する上軸受け部(図示せず)が内装された上筒30と、上筒30の側面に配置された位置調整部としての上フライス面取り量調整ノブ31と、フライス回動軸21の上部に一体化されるとともに、上筒30の側面に昇降自在に設けられた上フライス位置決めローラ32と、上筒30から下方(外部)に導出されたフライス回動軸21の部位に固着された工具としての上フライス33と、上筒30の上面に立設され、上フライス33を昇降させる上フライス昇降用シリンダ34とを備えている。
上フライス位置決めローラ32は、水平に設けられた車軸32aに、複数のローラ32bが回動支持され、車軸32aの中央部に、該車軸32aを回転自在に支持する支軸32cが設けられている。また、上フライス33は、下周縁部に複数の切削刃33aが配置され、フライス回動軸21の回動に連動して回動する一方、上フライス昇降用シリンダ34の作動によって下降するように構成されている。そして、位置決めローラ32の下側の周面がワークWの上面に当接することで、上フライス33の切削刃33aがワークWの被加工部位、即ちワークWの上側の角部に当接することになる。
フライスアーム15の旋回部Dは、図6に示すように、フライスアーム15を旋回させるための旋回用シリンダ40を主要部としており、進退自在のロッド40aの先端部が、支持フレーム17,17に連結されるとともに、旋回用シリンダ本体40aの基端部が、装置本体1の内壁に回動自在に支持されている。
つぎにワークWを切削加工する手順について、図3、図4、および図7(a)、(b)を参照して説明する。なお、本実施形態においては、切削方法を理解しやすいようにするために、平面視矩形状の平板からなるワークWを使用する。
まず、図3および図4の状態は、スタンバイ状態を示している。即ち、図3に示すように、クランプアーム6およびフライスアーム15が略平行して各先端部が右下がりの状態になっている。また、フライスアーム15の先端部が回転テーブル3から右側方(スタンバイ位置S)に位置している。そして、図4に示すように、クランプ軸7が回転テーブル3から離間して上昇位置に停止し、回転テーブル3には、ワークWは載置されていない状態となっている。
この状態において、切削加工しようとするワークWの面取り量に応じて、上面取り調整ノブ31および下面取り調整ノブ22によって、ワークWの面取り量を設定する。つぎに、回転テーブル3にワークWを載置するための治具4を回転テーブル3の上面にセットし、治具4の上面にワークWを載置する。
この際、ワークWの重量または大きさによっては、クレーンなどを用いてワークWを搬送する場合がある。この場合、クランプアーム旋回位置決めシリンダ70を作動させて、ロッド70aを位置決め孔65aから離脱させて、クランプアーム6の基端部6aを旋回可能にして、クランプアーム6の先端部6bを回転テーブル3の回転中心から回転テーブル3の外側に配置させ、回転テーブル3の上方を解放する。そうすれば、回転テーブル3の上方に邪魔するものはなく、クレーンなどで搬送してきたワークWを回転テーブル3に載置しやすくなる。そして、載置作業が完了すると、クランプアーム旋回位置決めシリンダ70の通電を停止して、ロッド70aを位置決め孔65aに挿入する。即ち、クランプアーム6の基端部6aが固定された状態になり、クランプアーム6の先端部6bを回転テーブル3の中心、即ちワークWの回転中心の上方にクランプアーム6の先端部6bを再度配置させることができる。
その後、クランプ軸昇降用シリンダ8を作動させて、クランプ軸7を下降させ、ワークWの回転中心にクランプ軸7の押圧体11の押圧面を圧接し、ワークWを回転テーブル3に位置固定する。この際、ワークWとクランプ軸7とが同一直線上に位置する。即ち、ワークWの回転中心とクランプ軸7の軸心が一致していることになる。
この状態で、旋回用シリンダ40を作動させて、フライスアーム15の基端部を旋回支点にして、フライスアーム15の先端部を回転テーブル3側に回動させて、図5に示すように、ガイドローラ27の突縁部27aの外周面をワークWの被加工部位、即ちワークWの下側の角部近傍に当接させる。
そして、回動モータ19を回動させて、下フライス26および上フライス33を回動させる。その後、上下の両フライス昇降用シリンダ25,34を作動させて、下フライス26の切削刃26aを、ワークWの被加工部位の下側の角部に当接させるとともに、上フライス33の切削刃33aを、ワークWの被加工部位の上側の角部に当接させる一方、回転テーブル3を低速回転させる。
つぎに、上フライス昇降用シリンダ34を作動させて、上フライス位置決めローラ32がワークWの上面に当接するまで下降させる。この当接によって、上フライス33の位置決めがなされる。この際、回転テーブル3を設定速度で回転させる。
そして、回転テーブル3のワークWの中心から加工位置までの距離Lに応じて、回転テーブル3の速度を変化させ、切削加工速度が一定になるように制御する。この制御は、エンコーダ18によりフライスアーム15がスタンバイ位置からワークWへ旋回する角度θ1を検出し、図7(a)に示すように、角度θ1が大きくなると、回転テーブル3の回転数を遅くし、図7(b)に示すように、角度θ1が小さくなると、回転テーブル3の回転数を速くなるように制御する。そうすることで、切削速度が一定になり、ワークWの被加工部位が均一に加工されるようになる。
切削加工終了後、回転テーブル3の回転を停止させて、両フライス昇降用シリンダ25,34を作動させて、ワークWの被加工部位から、各フライス26,33の切削刃26a,33aを離間させる一方、旋回用シリンダ40を作動させて、フライスアーム15をスタンバイ位置Sに移動させ、クランプ軸昇降用シリンダ8を作動させて、クランプ軸7を上昇させて、ワークWの上面から離間させ、クランプ軸7をスタンバイ位置に停止させる。即ち、図3および図4の状態に戻す。
なお、本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。
例えば、前記実施形態の場合、クランプアーム6の旋回機構部A1として、クランプアーム位置決めシリンダ70を用いるようにしたが、ボルトやピンを用いて位置決めするようにしてもよい。この場合、図8に示すように、軸受け部65の端面に円弧状の凸部650を形成するとともに、凸部650に対応するように、凹部600を形成し、クランプアーム6の開口端部の周面全体に形成したフランジ60を半周分にして、クランプアーム6を実線の位置から破線の位置まで旋回するようにしてもよい。そして、軸受け部65の端面に形成された位置決め孔65aに対応するフランジ60の位置にも位置決め孔600aを形成し、各位置決め孔65a,600aにボルト(図示せず)を螺着して、クランプアーム6の先端部6bを回転テーブル3の回転中心の上方に位置させるようにしてもよい。
また、前記実施形態の場合、面取り加工することを例にとって説明しているが、研削加工も含む。この場合、工具は、フライスといった切削工具ではなく、砥石といった切削工具を使用する。
また、前記実施形態の場合、面取り可能なワークWの大きさとしては、辺の長さが15cm〜50cmとしているが、これに限るものではなく、適宜設計変更可能である。
1…装置本体、2…作業テーブル、2a…円弧面部、3…回転テーブル、4…治具、5…キャスタ、6…クランプアーム、6a…直立筒部、6b…水平筒部、7…クランプ軸、8…クランプ軸昇降用シリンダ、8a…ロッド、9…連結杆、9a…軸、10…ガイド体、11…押圧体、15…フライスアーム、15a…支軸、16…支持筒、17…支持フレーム、18…角度センサ(エンコーダ)、19…回動モータ、19a…駆動軸、20…下筒、21…フライス回動軸、22,31…位置決め量調整ノブ、23…下フライス上限ストッパ、24…ベルト、25…下フライス昇降用シリンダ、25a…ロッド、26…下フライス、26a…切削刃、27…ガイドローラ、27a…突縁部、30…上筒、32…位置決めローラ、32a…車軸、32b…ローラ、32c…支軸、33…上フライス、33a…切削刃、34…上フライス昇降用シリンダ、35…ハンドル、40…旋回用シリンダ、40a…ロッド、60…フランジ、61…回動軸、65…軸受け部、65a,600a…位置決め孔、70…クランプアーム旋回位置決めシリンダ、70a…ロッド、A…昇降機構部、B…下フライス駆動部、C…上フライス駆動部、D…フライスアーム旋回部、L…距離、S…スタンバイ位置、W…ワーク、θ1…角度

Claims (1)

  1. 回転テーブル(3)の径方向に沿って設けられ、先端部(6b)が回転テーブル(3)の回転軸上に位置するように、基端部(6a)が固定されたクランプアーム(6)と、回転テーブル(3)に載置されたワーク(W)を押圧するように、クランプアーム(6)の先端部(6b)に往復動自在に設けられたクランプ軸(7)と、ワーク(W)を回転させつつ、ワーク(W)の被加工部位を切削加工する工具(26,33)が先端部(17)に回動自在に設けられるとともに、基端部(16)が旋回自在に設けられたアーム(15)とを備えた切削装置において、
    前記クランプアーム(6)の基端部(6a)は、先端部(6b)を回転テーブル(3)の側方に配置できるように旋回自在に構成されるとともに、先端部(6b)を回転テーブル(3)の回転軸上に位置固定できるように構成されることを特徴とする切削装置。
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