JP2011130119A - プロファイル情報提供装置、プロファイル情報提供システム、プロファイル情報提供方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】移動通信網における位置登録時にHLRから加入者交換機へ加入者のプロファイル情報をコピーする際に、両者間の通信負荷を軽減しつつ、VLRの記憶容量を有効利用することを目的とする。
【解決手段】HLR200において、加入者交換機100bからの移動通信端末30の位置登録が受け付けられた場合に、以前に移動通信端末30が在圏していた加入者交換機100aからプロファイル情報中の各情報の使用情報が取得される。さらに、加入者交換機100bのVLR2の空き容量情報も取得される。そして、取得した使用情報および容量情報に基づいて、プロファイル情報中の使用頻度の高い情報が優先的に加入者交換機100bにコピーされる。また、コピー後は加入者交換機100bにおいて、実際に使用頻度の低い情報がVLR2から削除される。
【選択図】 図2

Description

本発明は、移動通信網において、VLR(Visitor Location Register)のメモリを有効利用するためのユーザプロファイルの保持方法に関する。
一般的に、携帯電話の移動通信網においては、ユーザの携帯電話機の現在位置を移動通信網側が把握しておくために、随時、位置登録という処理が実行されるようになっている。また、位置登録では、位置登録エリアと呼ばれる特定のエリアごとに携帯電話機の現在位置が管理されるようになっている。この位置登録処理は、携帯電話機を携行しているユーザが異なる位置登録エリアに移動することで携帯電話機が新たな位置登録エリアに在圏する状態になると、その都度、実行される。また、この時、HLR(Home Location Register)に保存されている携帯電話機の位置登録情報が新たな位置登録エリアの内容に書き換えられる。そして、加入者交換機はこのHLRに保存されているユーザのプロファイルを自身のVLRにダウンロードする処理を実行するが、この時、HLRに保持されているそのユーザのプロファイルに含まれる全データがVLRにコピーされるのが通常である。
ところで、当然のことながらVLRの記憶容量にも限りがある。このような記憶装置の記憶容量を有効利用するために、従来から様々な方法が提案されている。例えば、特許文献1には、第1の記憶デバイスの空き容量が予め定められた値を上回るように、第1の記憶デバイスに存在する利用頻度の低いデータの一部又は全部を第2の記憶デバイスに移動することが記載されている。また、特許文献2には、経過期間の割には利用頻度の低い不要なデータを、自動的に消去できるようにすることが記載されている。
特開2002−366308号公報 特開平5−46563号公報
このような従来の手法は、記憶装置の一種であるVLRにも適用することが可能である。つまり、例えば、VLRに保持されているプロファイルに含まれる各情報のうち、利用頻度の低いユーザの情報を削除等することにより、VLRの記憶容量を有効利用することは可能である。
ところで、上述したように、現状ではHLRに保持されているプロファイルに含まれる全情報が、一時的にVLRにコピーされるのが一般的である。しかしながら、そもそも、プロファイルに含まれる情報のうち、利用頻度の低い情報をもHLRからコピーしておくことは無駄な処理であると言える。また、このような情報のやり取りは、VLRとHLRとの間を接続するネットワークにも負荷をかけることになる。
そこで本発明は、上記問題点を解決し、HLRと加入者交換機との間の通信負荷を軽減しつつ、VLRの記憶容量を有効利用するためのプロファイル情報保持装置、プロファイル情報提供システム、プロファイル情報保持方法の実現を目的とする。
上記課題を解決するために、本発明は、移動通信網に属する第一の交換機(例えば、図1における加入者交換機100a)および第二の交換機(例えば、図1における加入者交換機100b)に、自装置が保持している前記移動通信網の加入者のプロファイル情報を提供するプロファイル情報提供装置(例えば、図1におけるHLR200)であって、前記第二の交換機から、位置登録処理を受け付けたことをトリガーとして、前記第一の交換機から、前記第一の交換機に付随する第一のプロファイル情報保持装置(例えば、図1におけるVLR1)が保持するプロファイル情報を構成する各部分の使用状態を示す使用情報(例えば、図3における使用情報400)を取得する使用情報取得手段と、前記使用情報取得手段によって取得した前記使用情報に基づいて、前記第一のプロファイル情報保持装置が保持するプロファイル情報のうち、前記第二の交換機に送信すべき部分を判断する判断手段と、を有することを特徴とするプロファイル情報提供装置を提案する。
この構成によれば、例えば、第二の交換機は、位置登録処理を実行する際に、プロファイル情報提供装置からプロファイル情報の使用頻度が高い部分を優先的にコピーして、自交換機に付随するプロファイル情報保持装置に保持することができる。よって、プロファイル情報に含まれる全情報をプロファイル提供装置から第二の交換機に付随するプロファイル情報保持装置にコピーする場合よりも、第二の交換機とプロファイル情報提供装置との間の通信負荷を軽減し、プロファイル情報保持装置の記憶容量を有効利用することができる。
また、プロファイル情報提供装置は、前記位置登録処理を受け付けたことをトリガーとして、前記第二の交換機から、前記第二の交換機に付随する第二のプロファイル情報保持装置(例えば、図1におけるVLR2)の記憶容量に関する容量情報を取得する容量情報取得手段をさらに有し、前記判断手段は、前記使用情報に加えて、前記記憶容量情報にも基づいて、前記第一のプロファイル情報保持装置が保持するプロファイル情報のうち、前記第二の交換機に送信すべき部分を判断するようになっていてもよい。
この構成によれば、例えば、第二の交換機は、自交換機に付随するプロファイル情報保持装置の空き容量等に応じて、プロファイル情報に含まれる各情報のうち、使用頻度が高い情報から優先的にプロファイル情報提供装置からコピーすること等が可能である。これにより、さらに第二の交換機とプロファイル情報提供装置との間の通信負荷を軽減し、プロファイル情報保持装置の記憶容量を有効利用することができる。
また、本発明は、移動通信網に属する第一の交換機(例えば、図1における加入者交換機100a)および第二の交換機(例えば、図1における加入者交換機100b)と、自装置が保持している前記移動通信網の加入者のプロファイル情報を前記交換機に提供するプロファイル情報提供装置(例えば、図1におけるHLR200)と、を含むプロファイル情報提供システムであって、前記プロファイル情報提供装置は、前記第二の交換機から、位置登録処理を受け付けたことをトリガーとして、前記第一の交換機から、前記第一の交換機に付随する第一のプロファイル情報保持装置(例えば、図1におけるVLR1)が保持するプロファイル情報を構成する各部分の使用状態を示す使用情報(例えば、図3における使用情報400)を取得する使用情報取得手段と、前記使用情報取得手段によって取得した前記使用情報に基づいて、前記第一のプロファイル情報保持装置が保持するプロファイル情報のうち、前記第二の交換機に送信すべき部分を判断する判断手段と、前記判断した送信すべき部分を、前記第二の交換機に送信するプロファイル情報送信手段と、を有し、前記第一の交換機および前記第二の交換機は、前記プロファイル情報送信手段から送信された前記部分を取得して、自交換機に付随するプロファイル情報保持装置(例えば、図1におけるVLR1、VLR2)に保持するプロファイル情報取得手段と、前記プロファイル情報保持装置に保持している前記部分についての前記使用情報を生成する使用情報生成手段と、生成した前記使用情報を前記プロファイル情報提供装置に送信する使用情報送信手段と、を有することを特徴とするプロファイル情報提供システムを提案する。
この構成によれば、例えば、第二の交換機は、位置登録処理を実行する際に、プロファイル情報提供装置からプロファイル情報の使用頻度が高い部分を優先的にコピーして、自交換機に付随するプロファイル情報保持装置に保持することができる。よって、プロファイル情報に含まれる全情報をプロファイル提供装置から第二の交換機に付随する第二のプロファイル情報保持装置にコピーする場合よりも、第二の交換機とプロファイル情報提供装置との間の通信負荷を軽減し、プロファイル情報保持装置の記憶容量を有効利用することができる。
また、プロファイル情報提供システムにおいて、前記第二の交換機は、自交換機に付随するプロファイル情報保持装置である第二のプロファイル情報保持装置(例えば、図1におけるVLR2)の記憶容量に関する容量情報を前記プロファイル情報提供装置に送信する容量情報送信手段、をさらに有し、前記プロファイル情報提供装置は、前記位置登録受付手段において前記位置登録処理を受け付けたことをトリガーとして、前記第二の交換機から、前記容量情報を取得する容量情報取得手段と、をさらに有し、前記判断手段は、前記使用情報に加えて、前記記憶容量情報にも基づいて、前記第一のプロファイル情報保持装置が保持するプロファイル情報のうち、前記第二の交換機に送信すべき部分を判断するようになっていてもよい。
この構成によれば、例えば、第二の交換機は、自交換機に付随するプロファイル情報保持装置の空き容量等に応じて、プロファイル情報の使用頻度が高い部分から優先的にプロファイル情報提供装置からコピーすること等が可能である。これにより、さらに第二の交換機とプロファイル情報提供装置との間の通信負荷を軽減し、プロファイル情報保持装置の記憶容量を有効利用することができる。
また、プロファイル情報提供システムにおいて、前記第二の交換機は、前記使用情報生成手段において生成された使用情報に基づいて、自交換機に付随する前記プロファイル情報保持装置に保持されている前記プロファイル情報を管理するプロファイル情報管理手段をさらに有していてもよい。
位置登録時にプロファイル情報提供装置からプロファイル情報保持装置にコピーする情報の数を限定しすぎると、未コピーの情報が通信時に必要となった場合にプロファイル提供装置からその都度、取得するという処理が多発する可能性がある。よって、上記の構成によれば、例えば、位置登録時にはプロファイルに含まれる情報のうち、ある程度の数の情報をプロファイル提供装置からプロファイル保持装置にコピーするようにしておき、コピー後に、実際の使用状況に応じて、プロファイル中の情報のうち使用頻度の低い情報を削除すること等が可能である。
また、本発明は、移動通信網に属する第一の交換機(例えば、図1における加入者交換機100a)および第二の交換機(例えば、図1における加入者交換機100b)に、自装置が保持している前記移動通信網の加入者のプロファイル情報を提供するプロファイル情報提供装置(例えば、図1におけるHLR200)において実行されるプロファイル情報提供方法であって、前記第二の交換機から、位置登録処理を受け付けたことをトリガーとして、前記第一の交換機から、前記第一の交換機に付随する第一のプロファイル情報保持装置が保持するプロファイル情報を構成する各部分の使用状態を示す使用情報を取得する使用情報取得ステップ(例えば、図7におけるステップS111)と、前記第二の交換機から、前記第二の交換機に付随する第二のプロファイル情報保持装置の記憶容量に関する容量情報を取得する容量情報取得ステップと(例えば、図7におけるステップS107)、前記使用情報取得ステップにおいて取得した前記使用情報と、前記容量情報取得ステップにおいて取得した前記容量情報とに基づいて、前記第一のプロファイル情報保持装置が保持するプロファイル情報のうち、前記第二の交換機に送信すべき部分を判断する判断ステップ(例えば、図7におけるステップS117)と、を有することを特徴とするプロファイル情報提供方法を提案する。
この構成によれば、例えば、第二の交換機は、位置登録処理を実行する際に、プロファイル情報提供装置からプロファイル情報の使用頻度が高い部分を優先的にコピーして、自交換機に付随するプロファイル情報保持装置に保持することができる。よって、プロファイル情報に含まれる全情報をプロファイル提供装置から第二の交換機に付随するプロファイル情報保持装置にコピーする場合よりも、第二の交換機とプロファイル情報提供装置との間の通信負荷を軽減し、プロファイル情報保持装置の記憶容量を有効利用することができる。
以上説明したように、本発明によれば、移動通信網に属する交換機は、位置登録処理を実行する際に、プロファイル情報提供装置からプロファイル情報の使用頻度が高い部分を優先的にコピーして、自交換機に付随するプロファイル情報保持装置に保持することができる。よって、プロファイル情報中の全データをプロファイル提供装置から交換機にコピーする場合よりも、交換機とプロファイル情報提供装置との間の通信負荷を軽減し、プロファイル情報保持装置の記憶容量を有効利用することができる。
プロファイル情報提供システムの構成例を示す図である。 加入者交換機100aおよび加入者交換機100b、HLR200の構成例を示すブロック図である。 使用情報の具体例を示す図である。 移動通信端末30における通話時間の履歴を示すグラフの図である。 判断部240における処理を説明する図である。 加入者交換機100aおよび加入者交換機100b、HLR200の具体的構成例を示すブロック図である。 プロファイル情報提供システムにおける処理の流れを示すシーケンス図である。 ステップS117における処理の詳細を示すフロー図である。 プロファイル中の各情報の使用状況例を示す図である。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。
(プロファイル情報提供システムの構成)
まず、本実施形態に係るプロファイル情報提供システムの構成について、図1を用いて説明する。図1は、プロファイル情報提供システムの構成例を示す図である。
図1に示すプロファイル情報提供システムは、加入者交換機100aと、加入者交換機100bと、HLR200とを含んで構成される。また、加入者交換機100aは、自交換機に付随するVLRであるVLR1を有する。また、加入者交換機100bは、自交換機に付随するVLRであるVLR2を有する。「自交換機に付随するVLR」とは、自交換機が位置登録処理の実行時にHLR200から加入者のプロファイル情報をダウンロードして記憶させておくためのVLRであることを指す。なお、加入者交換機100aと加入者交換機100bは、それぞれ、図示しない無線ネットワーク制御装置(RNC:Radio Network Controller)を介して複数の無線基地局と接続されている。
また、加入者交換機100aと加入者交換機100bは、それぞれ、位置登録を受け付ける位置登録エリア10、20を管理している。位置登録エリア10から位置登録エリア20に移動通信端末30が移動して(すなわち、移動通信端末30を携行したユーザが位置登録エリア10から位置登録エリア20に移動して)在圏するようになった場合には、加入者交換機100bは、図示しない無線基地局、無線ネットワーク制御装置(RNC)を介して、移動通信端末30からの位置登録処理を受け付ける。
移動通信端末30が位置登録エリア20において位置登録処理を実行した場合には、移動通信端末30の加入者のプロファイル情報は、内容が更新された後、HLR200から加入者交換機100bに付随するVLR2にコピーされて保持される。これが図1の状態であり、ハッチングで示すようにVLR2にプロファイル情報の一部が保持される。なお、移動通信端末30が位置登録エリア10において位置登録処理を実行した場合には、移動通信端末30の加入者のプロファイル情報は、更新された後、HLR200から加入者交換機100aに付随するVLR1にコピーされて保持される。
ここで、従来は、HLR200が保持している加入者のプロファイル中の全データがVLR1、VLR2にコピーされるのが通常である。しかし、本実施形態に係るプロファイル情報提供システムでは、全データをコピーするのではなく、プロファイルに含まれる各情報の使用状況に応じて、使用頻度の高い情報のみをVLR1、VLR2にコピーする点が特徴である。これにより、加入者交換機100aおよび加入者交換機100bと、HLR200との間の通信負荷を軽減するとともに、VLR1、VLR2の記憶容量を有効利用することができる。
(加入者交換機100aおよび加入者交換機100bの構成)
次に、図2を用いて、プロファイル情報提供システムの各構成について説明する。図2は、加入者交換機100aおよび加入者交換機100b、HLR200の構成例を示すブロック図である。
図2において、加入者交換機100aおよび加入者交換機100bは、それぞれ、位置登録処理部110と、使用情報生成部120と、使用情報送信部130と、容量情報送信部140と、プロファイル情報取得部150と、プロファイル情報管理部160とを有する。
位置登録処理部110は、位置登録処理を実行する。具体的には、移動通信端末30から位置登録要求が実行されると、移動通信端末30の認証処理後、移動通信端末30をHLR200に登録する。
使用情報生成部120は、VLR1、VLR2に保持されているプロファイル情報の一部についての使用状態を示す使用情報を生成する。つまり、位置登録時にHLR200からVLR1、VLR2にプロファイル情報を構成する各部分がコピーされた後、使用情報生成部120は、コピーされたプロファイル情報を構成する各部分について、実際の使用状況に基づき使用情報400を生成する。ここで、「プロファイル情報」とは、本実施形態においては移動通信網の加入者のプロファイル全体を指す。また、プロファイルに含まれる情報としては、具体的には、例えば、MSISDN(Mobile Subscriber Integrated Services Digital Network Number)、IMUI(International Mobile User Identity)、留守番サービスや転送サービス等の契約サービスの情報、契約している料金プランの情報、等の情報が挙げられる。また、「プロファイル情報の一部についての使用状態を示す使用情報」とは、本実施形態においてはプロファイルに含まれる情報ごとの使用頻度を示す情報が該当する。
(使用情報)
図3は、使用情報の具体例を示す図である。使用情報400は、加入者のプロファイルに含まれる各情報410と、各情報410の使用頻度を示す使用頻度情報420とを含む。つまり、情報A〜Fは、具体的には、上述したように、MSISDN、IMUI、契約サービスの情報、契約料金プランの情報、等の情報である。
また、使用頻度情報420は、図3の例においては各情報の使用頻度をレベル(LV)で示している。“LV1”は使用頻度の高いことを示し、“LV2”は使用頻度が中程度であること、“LV3”は使用頻度が低いことを意味する。すなわち、図3の使用情報400では、情報Aと情報Dは使用頻度が高く、情報Bは使用頻度が中程度であり、情報Cと情報Eは使用頻度が低いことを示している。
また、図4は、移動通信端末30における通話時間の履歴を示すグラフの図である。ここで、図4の例では、0時〜24時の24時間の発着信ごとの通話時間の履歴を示している。例えば、グラフ500を参照すると、0時〜4時の間では4回の発着信があり、4時〜8時の間では2回の発着信があったことが分かる。また、各発着信における通話時間はグラフ棒の長さで示されている。ここで、プロファイル中の特定の情報の使用回数と発着信回数とが同じ値となる場合には、この特定の情報の使用回数は、0時〜24時の24時間の発着信回数と同じである。つまり、使用情報生成部120は、グラフ500に示されるような通話時間の履歴における発着信回数を利用してプロファイル中の各情報の使用回数を取得することも可能である。
つまり、使用情報生成部120では、情報A〜Fについて使用頻度レベルを決定するために以下の処理を実行する。すなわち、まず、図4に示すように、各情報の所定期間における使用回数をカウントしておく。そして、(各情報の使用回数)÷(プロファイル中の全情報の使用回数)×100、という計算式によって、各情報の使用率を求める。そして、算出した各情報の使用率と、あらかじめ決定しておいた各レベル“LV1”、“LV2”、“LV3”の閾値とを比較することで、各情報の使用頻度レベルを決定する。使用頻度レベルを決定するための閾値は、例えば、(全加入者の各情報における使用回数)÷(全加入者のプロファイル中の全情報の使用回数)×100、という計算式で算出できる。
また、加入者のプロファイルに含まれる各情報410のうち、通信時に常に必要とされる必須の情報と、必須ではない付属的な情報とが存在する。例えば、図3に示す使用情報400においては、情報Fは必須の情報である。このため、位置登録処理を実行した場合、情報Fは使用頻度に関わらず、HLR200からVLR1、VLR2に必ずコピーしておく必要がある。よって、情報Fについては使用回数をカウントせず、情報Fの使用頻度情報420は必須情報であることを示すのみとしている。
図2に戻り、使用情報送信部130は、使用情報生成部120で生成した使用情報400をHLR200に送信する。
容量情報送信部140は、VLR1、VLR2の記憶容量に関する容量情報をHLR200に送信する。ここで、「記憶容量に関する容量情報」とは、記憶領域の空き状況が直接的または間接的に分かる情報であればよい。容量情報の具体例として、例えば、空き容量使用容量、全記憶容量に対する空き容量や使用容量の比率、などを示す情報が挙げられる。本実施形態においては、容量情報として、VLR1、VLR2の空き容量を示す空き容量情報を用いる。
プロファイル情報取得部150は、HLR200のプロファイル情報送信部250から送信されたプロファイル情報の一部を、ネットワークを介して取得して、VLR1、VLR2に保持する。
プロファイル情報管理部160は、使用情報生成部120において生成された使用情報400に基づいて、VLR1、VLR2に保持されているプロファイル情報を管理する。「プロファイル情報を管理する」とは、例えば、プロファイル中の使用頻度の低い情報を削除することである。また、情報を削除するのではなく、他の記憶装置に移動させることでVLR1、VLR2の空き容量を増やすようになっていてもよい。
後述するように、本実施形態のプロファイル情報提供システムにおいては、位置登録処理時にHLR200からVLR1、VLR2にプロファイル情報をコピーする際に、プロファイル情報に含まれる各情報の使用頻度に応じてコピーする点が特徴である。そして、もし、加入者交換機100aおよび加入者交換機100bにおいて、プロファイル情報中の情報のうちVLR1、VLR2に保持していない情報が必要となった場合には、加入者交換機100a等からHLR200に必要な情報の取得要求をしてVLR1等にコピーする処理が必要となる。つまり、もし位置登録時にHLR200からコピーしておく情報が少なすぎる場合には、その後に未コピーの情報をHLR200からコピーする処理が頻発し、かえってネットワークにおいて輻輳が起きてしまう可能性がある。
そこで、位置登録時にはプロファイル情報の各情報の使用頻度を考慮してVLR1等へのコピーを行うものの、ある程度の数の情報がVLR1等にコピーされるように使用頻度の判断条件を緩やかに設定しておく。そして、その後、VLR1等へコピーされた情報について、実際の使用状況に基づいた使用情報400が使用情報生成部120において生成され、この使用情報400に基づいて、プロファイル情報管理部160において実際に使用頻度の低い情報を削除する。以上のような手法により、加入者交換機100a等とVLR1等との間のネットワーク負荷を軽減してVLR1等の容量を有効利用しつつ、上述したようなネットワークの輻輳の問題も軽減することが可能となる。
(HLR200の構成)
図2において、HLR200は、位置登録受付部210と、使用情報取得部220と、容量情報取得部230と、判断部240と、プロファイル情報送信部250とを有する。
位置登録受付部210は、加入者交換機100a、加入者交換機100bから位置登録処理を受け付ける。「位置登録処理」とは、具体的には、移動通信端末30から位置登録が要求され、移動通信端末30の認証処理が終了した後、加入者交換機100a、加入者交換機100bにより実行される移動通信端末30の位置登録処理である。位置登録処理については公知の技術であるので、詳細な説明は割愛する。
使用情報取得部220は、位置登録受付部210において位置登録処理を受け付けたことをトリガーとして、加入者交換機100a、加入者交換機100bから、VLR1、VLR2の使用情報400を取得する。「位置登録受付部210において位置登録処理を受け付けたことをトリガーとして」とは、位置登録受付部210において位置登録処理を受け付けたことをきっかけとする意味であり、位置登録と同時、位置登録処理の受け付け直後、位置登録処理を受け付けた後の一定時間内、等を広く含む意味である(後述する容量情報取得部230においても同様)。
容量情報取得部230は、位置登録受付部210において位置登録処理を受け付けたことをトリガーとして、加入者交換機100a、加入者交換機100bから、VLR1、VLR2の記憶容量に関する容量情報を取得する。
判断部240は、使用情報取得部220において取得した使用情報400と、容量情報取得部230において取得した容量情報とに基づいて、プロファイル情報のうち、加入者交換機100a、加入者交換機100bに送信すべき部分を判断する。
図5は、判断部240における処理を説明する図である。なお、図5においては加入者交換機100aの場合を示しているが、加入者交換機100bにおいても同様である。判断部240は、VLR1の空き容量について2つの閾値A、閾値Bをあらかじめ自装置内の記憶装置等に保持している(閾値A>閾値B)。そして、容量情報取得部230を介してVLR1の空き容量情報600を取得すると、取得した空き容量情報600と、閾値Aまたは閾値Bとを比較する。その結果、空き容量情報600に示されるVLR1の空き容量が閾値B未満である場合には、判断部240は、使用情報400を参照して使用頻度情報420が「必須」となっている情報のみを加入者交換機100a等に送信する、と判断する。また、VLR1の空き容量が閾値B以上閾値A未満である場合には、使用頻度情報420が“LV1”の情報のみ、VLR1の空き容量が閾値A以上である場合には、使用頻度情報420が“LV1”、“LV2”の情報のみを加入者交換機100a等に送信する、と判断する。
なお、判断部240は、使用情報取得部220において取得した使用情報400と、容量情報取得部230において取得した容量情報とに基づいて、プロファイル情報のうち、加入者交換機100a、加入者交換機100bに送信しない部分を判断するようになっていてもよい。プロファイル情報のうち「送信しない部分」を判断すれば、すなわち、これ以外の部分が加入者交換機100a等に「送信すべき部分」となり、同様の効果を奏するからである。
図2に戻り、プロファイル情報送信部250は、判断部240において判断したプロファイル情報の一部を、ネットワークを介して、加入者交換機100a、加入者交換機100bに送信する。一般的に、HLR200において移動通信端末30の位置登録処理が実行されると、加入者交換機100a、加入者交換機100bに対してISD(Insert Subscriber Data)信号が送信される。本実施形態においても同様に、判断部240において判断したプロファイル情報の一部が加入者交換機100a等にISD信号として送信される。なお、以降の説明では、ISD信号を送信することを「ISDする」などと表現する。
なお、上述した、加入者交換機100a、加入者交換機100b、HLR200は、より具体的には、図6に示すCPU(Central Processing Unit)310、RAM(Random Access Memory)320、ハードディスク等の不揮発性記憶装置330、ネットワークインタフェース340、一般的なコンピュータの構成と同様の構成により実現される。加入者交換機100a、加入者交換機100b、HLR200の各構成の機能は、各装置のCPU310が不揮発性記憶装置330に記憶されているプログラムを読出して実行することにより実現される機能である。また、使用情報400、空き容量情報600は、各装置のRAM320または不揮発性記憶装置330に記憶され、必要に応じて適宜、RAM320上のワーク領域に読出されてCPU310によって処理されるデータである。また、VLR1、VLR2はプロファイル情報を記憶する記憶装置であり、それぞれ、加入者交換機100a、加入者交換機100bの内部の不揮発性記憶装置330、もしくは外部に接続される図示しない記憶装置の全部又は一部の記憶領域によって構成される。
(プロファイル情報提供システムの動作)
次に、図7を用いて、本実施形態に係るプロファイル情報提供システムの動作について具体的に説明する。図7は、プロファイル情報提供システムにおける処理の流れを示すシーケンス図である。なお、以下の説明においては、移動通信端末30が位置登録エリア10から位置登録エリア20に移動した場合について説明する。
移動通信端末30が加入者交換機100aの管理下にある位置登録エリア10に在圏中は、加入者交換機100aの使用情報生成部120において、VLR1に記憶されているプロファイル中の各情報が使用されるたびに使用回数がカウントされて使用頻度情報420が生成される。そして、生成された使用頻度情報420は各情報410と関連付けられて、使用情報400としてVLR1を構成する不揮発性記憶装置330等に記憶されて保持される(ステップS101)。
その後、移動通信端末30が加入者交換機100bの管理下にある位置登録エリア20に移動すると、移動通信端末30から位置登録要求が実行される(ステップS103)。移動通信端末30から位置登録要求が実行されると、移動通信端末30とHLR200との間で、移動通信端末30の識別情報(IMSI:International Mobile Subscriber Identity)を用いて移動通信端末30の認証処理シーケンスが実行される(ステップS105)。
そして、認証が成功すると、加入者交換機100bの位置登録受付部210において、移動通信端末30を位置登録するための処理が実行される(ステップS107)。また、この時、加入者交換機100bの容量情報送信部140においてVLR2の空き容量情報600が取得され、空き容量情報600は位置登録処理のデータ信号中に含まれて送信される。この空き容量情報600は、HLR200の容量情報取得部230において受信され、HLR200のRAM320等の記憶装置に記憶されて保持される。
また、移動通信端末30の位置登録処理が実行されると、以前に移動通信端末30が在圏していた加入者交換機100aに対して、HLR200から「Cancel Location」が送信される(ステップS109)。なお、ステップS103〜S109における処理は従来の移動通信網において一般的に行われている位置登録処理と同様である。
HLR200から加入者交換機100aに「Cancel Location」が送信されると、加入者交換機100aの使用情報送信部130において、HLR200に使用情報400がネットワークインタフェース340を介して送信される(ステップS111)。なお、この使用情報400は、HLR200の使用情報取得部220において受信され、HLR200のRAM320等の記憶装置に記憶されて保持される。その後、加入者交換機100aにおいてVLR1から移動通信端末30の全てのプロファイルが削除される(ステップS113)。そして、加入者交換機100aからHLR200に「Cancel Location Ack」が送信される(ステップS115)。
なお、空き容量情報600は、本シーケンス図では位置登録処理(ステップS107)と同時に送信されることとなっているが、位置登録処理(ステップS107)が実行された後の一定時間内にHLR200に送信されればよい。例えば、位置登録処理(ステップS107)の直後などに送信されるようになっていてもよい。
次に、HLR200の判断部240において、取得した使用情報400および空き容量情報に基づいて、プロファイル中の情報A〜Fのうち、ISDすべき情報が判断される(ステップS117)。
ここで、図8は、ステップS117における処理の詳細を示すフロー図である。判断部240において、CPU310によりHLR200のRAM320等から空き容量情報600が読み出され、VLR2の空き容量が判断される(ステップS201)。また、ISDすべき情報を判断するための記憶容量に関する閾値A、閾値BもCPU310によってRAM320等から読み出される。そして、CPU310によって、読み出された空き容量情報と閾値Aおよび閾値Bとが比較処理される。そして、VLR2の空き容量が閾値B以下であるとの比較結果である場合には、プロファイル中の必須の情報のみをISDすると判断される(ステップS203)。また、VLR2の空き容量が閾値B以上閾値A未満であるとの比較結果である場合には、使用頻度が“LV1”の情報のみをISDすると判断される(ステップS205)。また、VLR2の空き容量が閾値A以上であるとの比較結果である場合には、使用頻度が“LV1”および“LV2”の情報のみをISDすると判断される(ステップS207)。なお、これらの比較結果はHLR200のRAM等に記憶される。
図7に戻り、プロファイル情報送信部250において、CPU310によってRAM320等から判断部240における比較結果が読み出される。さらに、CPU310によってRAM等に記憶されている使用情報400の使用頻度情報420が参照され、ISDすべきと判断された情報がネットワークインタフェース340を介して加入者交換機100bにISDされる(ステップS119)。
そして、加入者交換機100bのプロファイル情報取得部150において、ネットワークインタフェース340を介して受信された情報はVLR2に記憶されて保持される(ステップS121)。そして、「Insert Subscriber Data Ack」が加入者交換機100bからHLR200に送信される(ステップS123)。
そして、移動通信端末30と加入者交換機100bとの間で位置登録終了シーケンスが実行される(ステップS125)。この位置登録終了シーケンスは公知の技術であるので詳述しないが、秘匿処理などの一連の処理が実行される。
ステップS125によって位置登録処理が完了すると、ステップS101と同様に、加入者交換機100bの使用情報生成部120において、VLR2に記憶されているプロファイル中の各情報が使用されるたびに使用回数がカウントされて使用頻度情報420が生成される。具体的には加入者交換機100bのRAM320等に生成された各情報のカウンター情報の値を1ずつ加算していき、その都度、加算結果をRAM320等に記憶しておく。このようにして生成された使用頻度情報420は各情報410と関連付けられて、使用情報400として、データベース等の形式でVLR2を構成する不揮発性記憶装置330等に記憶されて保持される(ステップS127)。また、所定時間ごとに(ステップS129)、使用情報に応じてVLR2に記憶されている各情報を削除する(ステップS131)。
なお、ステップS127〜S131の処理は、移動通信端末30が他の加入者交換機の管理下にある位置登録エリアに移動することで新たに位置登録が実行されるまで継続される。そして、他の加入者交換機からステップS107と同様に位置登録処理が実行されると、ステップS111における処理と同様に加入者交換機100bの使用情報送信部130からHLR200に、VLR2についての使用情報400が送信される。以下、位置登録処理を実行した加入者交換機において、図7における加入者交換機100bと同様の処理が行われることになる。
(変形例)
以下、変形例について説明する。
(1)上記の実施形態においては、使用情報は、各情報の使用回数から使用頻度を算出したが、使用頻度を別の方法で判断してもよい。例えば、プロファイル中の各情報を最後に使用した時点からの現在までの経過時間に基づいて使用頻度を算出してもよい。図9は、各情報の使用状況例を示す図である。図9に示すように、例えば、情報Bの最後に使用した時点からの現在までの経過時間は時間T1である。この時間T1を加入者交換機100a等のRAM320等に記憶して保持しておく。そして、閾値は、(全加入者の情報Bの最後に使用した時点から現在までの経過時間の総計)÷(全加入者数)×100、という計算式により算出する。時間T1がこの閾値よりも大きい場合には、この加入者の情報Bは使用頻度が低いものであると判断する。
また、別の方法として、例えば、プロファイル情報中の各情報の1日中での最長使用時間に基づいて使用頻度を算出してもよい。具体的には、図9に示すように、例えば、情報Bの1日中での最長使用時間は時間T2である。この時間T2を加入者交換機100a等のRAM320等に記憶して保持しておく。そして、閾値は、(全加入者の1日中での情報Bの最長使用時間の総計)÷(全加入者数)×100、という計算式により算出する。時間T2がこの閾値よりも小さい場合には、この加入者の情報Bは使用頻度が低いものであると判断する。
(2)上記の実施形態においては、VLR1、VLR2は、それぞれ加入者交換機100a、加入者交換機100bの内部に備えられているように記載しているが、VLRと加入者交換機とは別体となっていてもよい。また、ネットワーク等によって接続されていてもよい。
(3)移動通信端末30は、いわゆる異名義契約などのように、1台の移動通信端末30において複数の異なる電話番号で発着信可能な移動通信端末であってもよい。移動通信端末30が複数の電話番号を使用可能な場合、電話番号ごとにプロファイルが存在する場合がある。つまり、移動通信端末30が位置登録をする際には、電話番号と同数のプロファイルをHLR20からVLR1等にコピーしておくことが必要となる。よって、異名義契約などの場合には、HLR200と加入者交換機100a等との間の通信負荷やVLR1等の記憶容量の使用方法が特に大きな問題となる。
すなわち、移動通信端末30が異名義契約などのように、複数の電話番号で発着信可能な移動通信端末である場合には、特に本発明の効果を奏する。なお、この場合において、本発明の「プロファイル情報」には、1台の移動通信端末30に関連付けられている複数のプロファイル全体が該当し、「プロファイル情報の(特定)部分」には、各プロファイルが該当する。
(まとめ)
以上説明したように、本発明によれば、移動通信網に属する交換機は、位置登録処理を実行する際に、プロファイル情報提供装置からプロファイル情報の使用頻度が高い部分を優先的にコピーして、自交換機に付随するプロファイル情報保持装置に保持することができる。よって、プロファイル情報中の全データをプロファイル提供装置から交換機にコピーする場合よりも、交換機とプロファイル情報提供装置との間の通信負荷を軽減し、プロファイル情報保持装置の記憶容量を有効利用することができる。
本発明に係るプロファイル情報提供装置、プロファイル情報提供システム、プロファイル情報提供方法は、携帯電話機などにおける移動通信技術に利用することが可能である。
1、2 VLR
10、20 位置登録エリア
30 移動通信端末
100a、100b 加入者交換機
110 位置登録処理部
120 使用情報生成部
130 使用情報送信部
140 容量情報送信部
150 プロファイル情報取得部
160 プロファイル情報管理部
200 HLR
210 位置登録受付部
220 使用情報取得部
230 容量情報取得部
240 判断部
250 プロファイル情報送信部
310 CPU
320 RAM
330 不揮発性記憶装置
340 ネットワークインタフェース
400 使用情報
410 各情報
420 使用頻度情報
600 空き容量情報

Claims (6)

  1. 移動通信網に属する第一の交換機および第二の交換機に、自装置が保持している前記移動通信網の加入者のプロファイル情報を提供するプロファイル情報提供装置であって、
    前記第二の交換機から、位置登録処理を受け付けたことをトリガーとして、前記第一の交換機から、前記第一の交換機に付随する第一のプロファイル情報保持装置が保持するプロファイル情報を構成する各部分の使用状態を示す使用情報を取得する使用情報取得手段と、
    前記使用情報取得手段によって取得した前記使用情報に基づいて、前記第一のプロファイル情報保持装置が保持するプロファイル情報のうち、前記第二の交換機に送信すべき部分を判断する判断手段と、
    を有することを特徴とするプロファイル情報提供装置。
  2. 前記位置登録処理を受け付けたことをトリガーとして、前記第二の交換機から、前記第二の交換機に付随する第二のプロファイル情報保持装置の記憶容量に関する容量情報を取得する容量情報取得手段をさらに有し、
    前記判断手段は、前記使用情報に加えて、前記記憶容量情報にも基づいて、前記第一のプロファイル情報保持装置が保持するプロファイル情報のうち、前記第二の交換機に送信すべき部分を判断する
    ことを特徴とする請求項1に記載のプロファイル情報提供装置。
  3. 移動通信網に属する第一の交換機および第二の交換機と、自装置が保持している前記移動通信網の加入者のプロファイル情報を前記交換機に提供するプロファイル情報提供装置と、を含むプロファイル情報提供システムであって、
    前記プロファイル情報提供装置は、
    前記第二の交換機から、位置登録処理を受け付けたことをトリガーとして、前記第一の交換機から、前記第一の交換機に付随する第一のプロファイル情報保持装置が保持するプロファイル情報を構成する各部分の使用状態を示す使用情報を取得する使用情報取得手段と、
    前記使用情報取得手段によって取得した前記使用情報に基づいて、前記第一のプロファイル情報保持装置が保持するプロファイル情報のうち、前記第二の交換機に送信すべき部分を判断する判断手段と、
    前記判断した送信すべき部分を、前記第二の交換機に送信するプロファイル情報送信手段と、を有し、
    前記第一の交換機および前記第二の交換機は、
    前記プロファイル情報送信手段から送信された前記部分を取得して、自交換機に付随するプロファイル情報保持装置に保持するプロファイル情報取得手段と、
    前記プロファイル情報保持装置に保持している前記部分についての前記使用情報を生成する使用情報生成手段と、
    生成した前記使用情報を前記プロファイル情報提供装置に送信する使用情報送信手段と、
    を有することを特徴とするプロファイル情報提供システム。
  4. 前記第二の交換機は、
    自交換機に付随するプロファイル情報保持装置である第二のプロファイル情報保持装置の記憶容量に関する容量情報を前記プロファイル情報提供装置に送信する容量情報送信手段、をさらに有し、
    前記プロファイル情報提供装置は、
    前記位置登録受付手段において前記位置登録処理を受け付けたことをトリガーとして、前記第二の交換機から、前記容量情報を取得する容量情報取得手段と、をさらに有し、
    前記判断手段は、前記使用情報に加えて、前記記憶容量情報にも基づいて、前記第一のプロファイル情報保持装置が保持するプロファイル情報のうち、前記第二の交換機に送信すべき部分を判断することを特徴とする請求項3に記載のプロファイル情報提供システム。
  5. 前記第二の交換機は、前記使用情報生成手段において生成された使用情報に基づいて、自交換機に付随する前記プロファイル情報保持装置に保持されている前記プロファイル情報を管理するプロファイル情報管理手段をさらに有することを特徴とする請求項3又は4に記載のプロファイル情報提供システム。
  6. 移動通信網に属する第一の交換機および第二の交換機に、自装置が保持している前記移動通信網の加入者のプロファイル情報を提供するプロファイル情報提供装置において実行されるプロファイル情報提供方法であって、
    前記第二の交換機から、位置登録処理を受け付けたことをトリガーとして、前記第一の交換機から、前記第一の交換機に付随する第一のプロファイル情報保持装置が保持するプロファイル情報を構成する各部分の使用状態を示す使用情報を取得する使用情報取得ステップと、
    前記第二の交換機から、前記第二の交換機に付随する第二のプロファイル情報保持装置の記憶容量に関する容量情報を取得する容量情報取得ステップと、
    前記使用情報取得ステップにおいて取得した前記使用情報と、前記容量情報取得ステップにおいて取得した前記容量情報とに基づいて、前記第一のプロファイル情報保持装置が保持するプロファイル情報のうち、前記第二の交換機に送信すべき部分を判断する判断ステップと、
    を有することを特徴とするプロファイル情報提供方法。
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