JP2011127774A - 温風暖房機 - Google Patents

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Abstract

【課題】保護カバーによって熱電対を温風から保護し、室内空気によって熱電対の冷接点を冷却して正確な火炎検知を行なえるようにする。
【解決手段】給気口15,16及び吹出口13が設けられた筐体10内に、ガスバーナの燃焼室2と、送風ファン3と、送風ファン3の作動により給気口から筐体内に吸込まれた空気と燃焼排ガスとの混合ガスが流れる混合ガス通路46が形成される通風ケース4と、通風ケース4の側方に区画形成される空気室5と、熱電対6とを備える。通風ケース4は熱電対6に対向する位置に混合ガス通路46内に空気室5内の空気を導入して熱電対6を冷却する空気導入開口部47を有する。熱電対6を温風から保護する保護カバー91,92が混合ガス通路46内に配置される。
【選択図】図4

Description

本発明は、室内の空気を給気口から吸引し、吸引された空気をガスバーナの燃焼排ガスと混合させた温風を吹出口から室内に吹出す温風暖房機に関する。
温風暖房機として、給気口及び吹出口が設けられた筐体内に、ガスバーナを有する燃焼室と、送風ファンと、送風ファンの作動により給気口から筐体内に吸込まれた空気とガスバーナの燃焼排ガスとの混合ガスが流れる混合ガス通路とを備え、混合ガス通路を流れる温風を吹出口から室内に吹出すようにしている(特許文献1)。
さらに、特許文献1の温風暖房機は、ガスバーナの火炎の有無を検知する熱電対を備えている。熱電対は、燃焼室に取り付ける場合に燃焼ガスと空気とが合流する混合ガス通路を横切るように配置される場合がある。この場合、熱電対の冷接点(基準接点)が混合ガス通路内に配置されることになり、混合ガス通路内を流れる温風が直接熱電対の冷接点に吹き付けられて加熱されると正確な火炎検知が行えなくなるので熱電対を温風から保護する必要がある。従来では、熱電対の冷接点が温風によって直接加熱されないようにするために、混合ガス通路内に熱電対を覆う保護カバーを配置している。
特開平10−47662号公報
保護カバーにより熱電対の冷接点に温風が直接吹き付けられて加熱されることは無くなるのであるが、熱電対の周囲の温度は高いため、高温のガスが保護カバーを回り込んで熱電対の冷接点を加熱する虞がある。
本発明は、上記事情に鑑みてなされ、保護カバーによって熱電対に温風が直接吹き付けるのを阻止すると共に、比較的低温の空気により熱電対の冷接点を冷却して正確な火炎検知を行なえる温風暖房機を提供することを目的とする。
本発明に係る温風暖房機は、給気口及び吹出口が設けられた筐体内に、ガスバーナを有する燃焼室と、送風ファンと、内部に燃焼室及び送風ファンが配置されて送風ファンの作動により給気口から筐体内に吸込まれた空気とガスバーナの燃焼排ガスとの混合ガスが流れる混合ガス通路が形成される通風ケースと、通風ケースの側方に区画形成される空気室と、ガスバーナの火炎の有無を検知する熱電対とを備える温風暖房機であって、
通風ケースの熱電対取り付け位置と対向する位置に、混合ガス通路内に空気室内の空気を導入する空気導入開口部が形成され、
混合ガス通路を横切るように燃焼室に取り付けられた熱電対に対して温風が直接吹き付けられるのを阻止する保護カバーが混合ガス通路内に配置されていることを特徴とする。
このような構成により、熱電対の冷接点が混合ガス通路内に配置されても、保護カバーによって温風が熱電対に直接吹き付けられるのが阻止されるだけでなく、送風ファンの作動により給気口から空気室に取り込まれた室内空気を空気導入開口部から混合ガス通路内に導入して、この比較的低温の空気により熱電対の冷接点を充分冷却することができるので、熱電対は正確な火炎検知を行うことができる。
さらに、本発明の温風暖房機は、熱電対が熱電対取付部材を介して燃焼室に取り付けられ、保護カバーが熱電対取付部材に一体に形成されるように構成することができる。このような構成により、熱電対を熱電対取付部材によって燃焼室に取り付けるだけで、保護カバーを混合ガス通路内の所定の位置に簡単に配置することができる。
ところで、温風暖房機は、暖房能力に応じて製品のサイズが異なるのであって、具体的には、暖房能力に応じて混合ガス通路の通路断面積が異なる。例えば、暖房能力20号と35号の温風暖房機を比較すると、20号の方が混合ガス通路の断面積も小さくなる。従って、保護カバーの大きさも混合ガス通路の通路断面積に合せて大きさを変更させなければ充分な保護が図れない。しかしながら、混合ガス通路の通路断面積に合せて保護カバーを形成していたのでは、保護カバーの種類が増え、部品点数の増加により製造コストが高くなるし、部品の管理も煩雑となる。
そこで、本発明の温風暖房機は、熱電対は熱電対取付部材を介して燃焼室に取り付けられ、保護カバーは熱電対取付部材に一体に形成される第1保護カバーと通風ケースにおける空気導入開口部の近くに取り付けられて第1保護カバーと重なり合う第2保護カバーとにより構成することが好ましい。
このような構成により、混合ガス通路の大きさに合せて第1保護カバーと第2保護カバーとの重ね合わせを混合ガス通路内で露出している熱電対を完全に覆うように調整することにより、どのようなサイズの温風暖房機であっても熱電対を温風から充分に保護することができる。従って、温風暖房機のサイズに合せて個別に保護カバーを形成する必要がなくなり、部品の共通化により部品点数を少なくすることができてコストの低廉化が図れる。さらに、第1保護カバーは、熱電対を熱電対取付部材によって燃焼室に取り付けるだけで混合ガス通路内の所定の位置に簡単に配置することができる。
また、上記温風暖房機は、通風ケースの外側の面であって空気導入開口部の近くに筐体を支持するために固定される箱状の補強部材を備え、第2保護カバーは補強部材の側面を延設して一体に形成されて空気導入開口部から挿入されることにより第1保護カバーの上方に配置されるように構成することが好ましい。
このような構成により、補強部材の側面が空気室に吸込まれた空気のガイド面となって空気室内の空気が開口部に導入され易くなり、さらに補強部材の側面から延設される第2保護カバーに沿って熱電対に空気が案内されて熱電対の冷接点を確実に冷却することができる。しかも、第2保護カバーは筐体を補強するための補強部材に一体に形成されているので、補強部材を通風ケースに取り付けるだけで第2保護カバーを混合ガス通路内の所定の位置に簡単に配置することができる。
以上のように、本発明の温風暖房機によれば、熱電対の冷接点が混合ガス通路内に配置されていても、保護カバーにより温風が熱電対に直接吹き付けられるのが阻止されるだけでなく、送風ファンの作動により第2給気口から筐体内の空気室に取り込まれた比較的低温の空気を空気導入開口部から混合ガス通路内に導入することができるので、空気導入開口部から導入された空気により熱電対の冷接点が充分冷却されて熱電対は正確な火炎検知を行うことができる。
本発明の一実施形態の温風暖房機の全体斜視図である。 本実施形態の温風暖房機の内部を示す正面図である。 本実施形態の温風暖房機の通風ケース内を示す断面図である。 本実施形態の温風暖房機の燃焼室と通風ケースとの間の混合ガス通路内に配置された熱電対と保護カバーの配置状態を示す一部切欠断面斜視図である。 本実施形態の温風暖房機に用いる熱電対取付部材の斜視図である。 本実施形態の温風暖房機に用いる補強部材の斜視図である。
以下に、一実施形態をなす温風暖房機について、図面を参照しながら説明する。
図1を参照して、温風暖房機1はガスファンヒータであり、矩形の筐体10を備える。筐体10は、その前面側を覆う前面パネル11と、背面側を覆う背面パネル12とを備えている。前面パネル11は下方部に吹出口13が形成されており、筐体10の上面部に設定温度等を表示する表示操作部14が設けられている。
筐体10内には、図2に示すように、内部にガスバーナ21及び送風ファン3が配置される通風ケース4が配置され、通風ケース4の側方に空気室5が画成されている。通風ケース4の内部には、図3に示すように、上方部にガスバーナ21を備える燃焼室2が配置されており、燃焼室2の下方に送風ファン3が設けられている。燃焼室2の上部に形成された開口に対向させて通風ケース4の内面との間に空気通路41を形成する分流板42が配置されている。
図2及び図3に示すように、通風ケース4の後部開口部43は、背面パネル12に形成された第1給気口15に対向させており、通風ケース4の前面下方部に前面パネル11の吹出口13に連通する吹出開口部44が形成されている。
図2に示すように、通風ケース4と区画形成される空気室5内には、通風ケース4の側壁45から露出するガスバーナ21の混合管部22が配置されている。混合管部22の先端には吸入口23が形成されている。吸入口23には、ガスバーナ21に燃料ガスを供給するガス供給管24の下流端が挿入されている。吸入口23には、ガス供給管24の下流端から噴出する燃料ガス流によるエジェクタ効果によって、ガス供給管24と吸入口23との隙間から一次空気が吸入される。混合管部22内では燃料ガスと一次空気とが混合される。
また、空気室5内には、ガス供給管24に介設されたバルブユニット25と、送風ファン3及びバルブユニット25を制御するコントローラ51とが設けられている。また、図示していないが、筐体10には、室内温度を検出する室温センサも設けられている。後述するガスバーナ21の火炎を検出する熱電対6及び室温センサからの信号はコントローラ51に入力され、コントローラ51は、これらの信号に基づいて送風ファン3及びバルブユニット25を制御する。
図2及び図3に示すように、背面パネル12には、通風ケース4の後部開口部43に対向して開口し、室内空気を通風ケース4の内部に取り入れる第1給気口15が形成されると共に、図2に示すように、空気室5内に開口してこの空気室5内に室内空気を取り入れる第2給気口16が形成されている。
第1給気口15からは、送風ファン3の作動により室内空気が通風ケース4内に吸引されて燃焼室2の外面に沿って分流板42で形成される空気通路41に流れ、吸引された空気の一部は二次空気として燃焼室2の下部に設けた空気取入口26から燃焼室2内に流れる。
そして、送風ファン3の作動により通風ケース4内に第1給気口15から室内空気が吸引されると、一部が燃焼室2内に流れてガスバーナ21が燃焼し、ガスバーナ21の燃焼により発生する燃焼排ガスは、燃焼室2の上部に形成された開口から分流板42に沿って流れる。燃焼排ガスは、第1給気口15から吸引されて空気通路41を流れる空気と混合されて通風ケース4の前面と燃焼室2の前面との間に形成される混合ガス通路46を流れて温風として吹出口13から室内へ吹出される。
さらに、図3に示すように、燃焼室2には、ガスバーナ21の火炎を検出する熱電対6が熱電対取付部材7を介して取り付けられている。熱電対6は、その先端部が燃焼室2内に挿入され、後部が混合ガス通路46を横切るように配置されている。
また、第2給気口16から空気室5内に吸引された空気は、バルブユニット25やコントローラ51等、空気室5内に配置されている機器を冷却する。さらに空気室5内に吸引された一部の空気が送風ファン3の作動により通風ケース4の前面に形成した空気導入開口部47から混合ガス通路46内に取り入れられるようになっている。
図3及び図4に示すように、空気導入開口部47は、通風ケース4における熱電対6の取り付け位置と対向する位置に空気室5と混合ガス通路46とを連通するように長方形状に形成されている。空気導入開口部47は、後述する補強部材8に一体に形成される第2保護カバー92が挿入可能な大きさで、空気室5の空気が混合ガス通路46に容易に導入される大きさに形成されている。
また、熱電対6を燃焼室2に固定するための熱電対取付部材7は、図3から図5に示すように、燃焼室2の側面に対して図示していないボルトにより固定される固定面71と、この固定面71から垂直に立ち上がり熱電対6を支持する支持部72と、この支持部72に熱電対6を覆うようにして取り付けられる支持枠73とを備える。
固定面71は長尺な板状をしており、固定面71の長手方向両端にボルトを挿通するための長孔71aが形成され、長手方向中央部に熱電対6が挿通される挿通孔71bが形成されている。固定面71は、長手方向が上下方向となるように燃焼室2に固定される。
支持部72も固定面71と同方向に延びる長尺板状をしており、固定面71よりも長手方向の長さが短く形成されている。支持部72はさらに長手方向上部一端に熱電対6の上方を覆う第1保護カバー91が一体に形成されている。支持枠73は、中央部が円弧状に湾曲した帯状に形成され、支持部72にボルトを介して取り付けられる。
熱電対6を燃焼室2に取り付ける場合は、まず、熱電対取付部材7の固定面71を燃焼室2の側面に固定し、その後、熱電対6を固定面71の挿通孔71bに挿通して先端部がガスバーナ21の上方に位置するように配置する。そして、図4に示すように、熱電対6を支持部72に当接させ、支持枠73の湾曲部を熱電対6の側面に巻き付けた状態で支持枠73を支持部72に固定することにより、熱電対6が混合ガス通路46を横切るように熱電対取付部材7を介して燃焼室2に取り付けられる。
熱電対6が熱電対取付部材7に固定されると、混合ガス通路46内における空気導入開口部47の近くであって、熱電対6の上方に第1保護カバー91が配置された状態になる。混合ガス通路46内で露出する熱電対6の燃焼室2側は、第1保護カバー91により混合ガス通路46を流れる温風によって直接加熱されることが阻止される。そして、熱電対6を熱電対取付部材7によって燃焼室2に取り付けるだけで、第1保護カバー91を混合ガス通路46内における熱電対6の上方で空気導入開口部47の近くに簡単に配置することができる。
また、図1から図4に示すように、通風ケース4の前面における外側の面には、筐体10を支持するための長尺な箱状の補強部材8が固定されている。この補強部材8は、通風ケース4における空気導入開口部47の近くで、長手方向が上下方向に延びるように空気導入開口部47の上方に固定されている。
補強部材8は、長方形の支持面81と、この支持面81の1対の長辺部に形成される長辺側面部82と、支持面81の下端となる短辺部に形成される短辺側面部83とを備えている。支持面81にはスポンジで形成されるシート状の弾性部材84が固定されている。さらに、双方の長辺側面部82は、上端に外側に屈曲するフランジ部85が形成され、下方の縁部に通風ケース4に形成された係合孔に嵌め込まれる爪部86が突設されている。また、一方の長辺側面部82における縁部の長手方向中央部には、外側に張り出す固定フランジ87(図6参照)が形成されており、この固定フランジ87を通風ケース4にボルトにより固定することにより、補強部材8が通風ケース4に固定されるようになっている。
そして、補強部材8を通風ケース4に固定した状態で前面パネル11を背面パネル12に取り付けると、前面パネル11の裏面に弾性部材84が圧接して、前面パネル11が補強部材8で支持されるようになっている。なお、弾性部材84はクッション材として用いられる。
また、補強部材8の短辺側面部83には、図3、図4及び図6に示すように、第2保護カバー92が一体に形成されている。この第2保護カバー92は、短辺側面部83の一部を延設して形成される上部カバー部92aと、この上部カバー部92aからさらに垂直に屈曲されて下方に延びる側部カバー部92bとから構成されている。
この上部カバー部92aと側部カバー部92bとから構成される第2保護カバー92を空気導入開口部47から挿入するようになっている。第2保護カバー92は空気導入開口部47の上部角部に沿うように形成されており、上部カバー部92aによって熱電対6の上方を覆い、側部カバー部92bによって熱電対6の一方の側方を覆うように、混合ガス通路46における空気導入開口部47の近くに配設された状態になる。このように、第2保護カバー92は、補強部材8を通風ケース4に取り付けるだけで混合ガス通路46内の所定の位置に簡単に配置することができる。
さらに、第2保護カバー92を空気導入開口部47から挿入すると、第1保護カバー91と一部が重なり合うように第1保護カバー91の上方に第2保護カバー92が配置されるようになっている。本実施形態では、第2保護カバー92により第1保護カバー91で覆えなかった熱電対6の通風ケース4側を覆う。
このように、熱電対6の冷接点が混合ガス通路46内に配置された状態になるが、第1保護カバー91と第2保護カバー92により、熱電対6は、温風が直接吹付けられるのが確実に阻止される。さらに、暖房能力の違いにより温風暖房機1のサイズが異なっても、混合ガス通路46の大きさに合せて第1保護カバー91と第2保護カバー92との重ね合わせを調整するだけで、何れの暖房能力の温風暖房機1に対しても熱電対6をこれら第1保護カバー91及び第2保護カバー92により温風から充分に保護することができる。その結果、温風暖房機1のサイズに合せて個別に保護カバーを作製する必要がなくなり、部品の共通化により部品点数を少なくすることができてコストの低廉化が図れる。
さらに、送風ファン3の作動により第2給気口16から空気室5に取り込まれた室内空気は、空気導入開口部47から混合ガス通路46内に導入されると、第2保護カバー92及び第1保護カバー91に案内されて熱電対6の冷接点を充分冷却するので、熱電対6は正確な火炎検知を行うことができる。特に、補強部材8の長辺側面部82及び短辺側面部83が空気室5に吸込まれた空気のガイド面となるので、長辺側面部82及び短辺側面部83に沿って空気室5内の空気が空気導入開口部47から混合ガス通路46内に導入されやすくなる。
本発明は上記実施形態に制約されず、種々の態様が可能である。例えば、第2保護カバー92は、通風ケース4の空気導入開口部47の開口縁部から混合ガス通路46内に突出するように通風ケース4に一体に形成することができる。さらに、温風暖房機1の暖房能力が例えば20号のように小さく、混合ガス通路46の通路断面積が小さい場合には、第1保護カバー91のみを用いることができる。第1保護カバー91は、暖房能力に関係なく常に用いることができる。
1 温風暖房機
2 燃焼室
3 送風ファン
4 通風ケース
5 空気室
6 熱電対
7 熱電対取付部材
8 補強部材
10 筐体
13 吹出口
15 第1給気口
16 第2給気口
21 ガスバーナ
46 混合ガス通路
91 第1保護カバー
92 第2保護カバー

Claims (4)

  1. 給気口及び吹出口が設けられた筐体内に、ガスバーナを有する燃焼室と、送風ファンと、内部に燃焼室及び送風ファンが配置されて送風ファンの作動により給気口から筐体内に吸込まれた空気とガスバーナの燃焼排ガスとの混合ガスが流れる混合ガス通路が形成される通風ケースと、通風ケースの側方に区画形成される空気室と、ガスバーナの火炎の有無を検知する熱電対とを備える温風暖房機であって、
    通風ケースの熱電対取り付け位置に対向する位置には、混合ガス通路内に空気室内の空気を導入する空気導入開口部が形成され、
    混合ガス通路を横切るように燃焼室に取り付けられた熱電対に対して温風が直接吹き付けられるのを阻止する保護カバーが混合ガス通路内に配置されていることを特徴とする温風暖房機。
  2. 請求項1に記載の温風暖房機において、
    熱電対は、熱電対取付部材を介して燃焼室に取り付けられ、
    保護カバーは、熱電対取付部材に一体に形成されていることを特徴とする温風暖房機。
  3. 請求項1に記載の温風暖房機において、
    熱電対は、熱電対取付部材を介して燃焼室に取り付けられ、
    保護カバーは、熱電対取付部材に一体に形成される第1保護カバーと、通風ケースにおける空気導入開口部の近くに取り付けられて第1保護カバーと重なり合う第2保護カバーとにより構成されていることを特徴とする温風暖房機。
  4. 請求項3に記載の温風暖房機において、
    通風ケースの外側の面であって空気導入開口部の近くに筐体を支持するために固定される箱状の補強部材を備え、
    第2保護カバーは補強部材の側面を延設して一体に形成され、空気導入開口部から挿入されることにより第1保護カバーの上方に配置されることを特徴とする温風暖房機。
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