JP2011127355A - コンクリート被り厚さ確認用の鉄筋スペーサ - Google Patents
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Abstract
【解決手段】鉄筋への取付部を含む不動体Aとこの不動体から突片を介して型枠への接触部20を突出する可動体Bとからなり、鉄筋Tへの取付状態で型枠内へ打つコンクリート中に埋設されるとともにコンクリート表面に接触部20が露出することでコンクリート被り厚を確認するための鉄筋スペーサであって、上記可動体Bは、型枠との当接により接触部20が鉄筋側へ後退可能であるように一定限度内で原形状から変形可能に形成した。可動体Bが原形状にあるとき及び変形限度にあるときの取付部から接触部までの距離をそれぞれL1,L2とした場合、これらの差分Δx=L1−L2の範囲で可動体が変形する場合に可動体の一部がコンクリートの表面に現れる。
【選択図】図1
Description
鉄筋への取付部を含む不動体とこの不動体から突片を介して型枠への接触部を突出する可動体とからなり、鉄筋への取付状態で型枠内へ打つコンクリート中に埋設されるとともにコンクリート表面に接触部が露出することでコンクリート被り厚を確認するための鉄筋スペーサであって、
上記可動体は、型枠との当接により接触部が鉄筋側へ後退可能であるように一定限度内で原形状から変形可能に形成し、可動体が原形状にあるとき及び変形限度にあるときの取付部から接触部までの距離を一定とするように設けた。
上記可動体は、挿入口を除くリム部分から突出する複数の突片と、これら突片によって支持され、リム部の外側を略周方向に延びる外延部とで形成して、この外延部の外側面の少なくとも一部を型枠への接触部としてなり、
これら突片又は外延部のうち少なくとも一方は撓み変形が可能とし、かつ突片又は外延部がリム部に突き当たった状態を可動体の変形限度としている。
上記可動体は、鉄筋との当接により接触部が型枠側へ後退可能であるように一定限度内で原形状から変形可能に形成し、可動体が原形状にあるとき及び変形限度にあるときの取付部から接触部までの距離を一定とするように設け、
上記不動体の取付部が、目地材を兼ねるものとした。
図19から図22は、鋳造などにより製造した金属製の鉄筋スペーサの実施例を示す。図19の如く、図1のものに比べて広口の挿入口8の両側に鉄筋抜止め用の弾性的な係止片30、30を設ける。また必要により金属表面に錆止め塗料を塗るとよい。
図23から図25は、主に溶接により製造する金属製の鉄筋スペーサを示す。その基盤2Aは、図24の如く中央に設けたハブ部3形成用の穿孔から外方へ挿入口8を開口する金属製の平板28と、挿入口と反対側の穿孔部分に半円筒形の支持壁3aを溶接してなる。これら支持壁と穿孔部分と後述の係止片30の先端とで鉄筋の取付部10を形成する。
図26から図28は、セラミック(又はモルタル、コンクリート)製の平板28と鉄筋固定用の金属製の固定部材42とからなる、鉄筋スペーサの基盤2Aの実施例を示す。
A…不動体 2A…基盤 2B…基軸 2C…基板 2D…基壁
3…ハブ部 3a…支持壁 4…リム部 6…連結杆
8…挿入口 8a…直溝 8b…テーパ溝 10…取付部
12…装着部材 14…トラス部
16…連結端部 16a…連結棒 16b…ケース状部
28…平板 30…係止片 32…縦板部 34…屈折線 36…切込み
38…穿孔 40…帯板 42…固定部材 42a…外周部 42b…内周部
44…屈折端部 46…基端部 48…先端部
B…可動体
60…突片 61…連結片 62…外延部 64…開口部 66…接触部
68…先部
70…軸部
160…突片形成用プレート 162…帯板
E1…固定端 E2…可動端 L…中心線 d…垂直巾
L1…取付部から接触部までの距離(変形前)
L2…取付部から接触部までの距離(変形後)
SB…底辺 ST…頂辺
T…鉄筋 DT…鉄筋直径 F…型枠
Cn…コンクリート S…鉄筋スペーサの間隔
M…金型 M1…水平壁 M2…周壁 M3…嵌挿孔 R…ローラー
Claims (6)
- 鉄筋への取付部を含む不動体とこの不動体から突片を介して型枠への接触部を突出する可動体とからなり、鉄筋への取付状態で型枠内へ打つコンクリート中に埋設されるとともにコンクリート表面に接触部が露出することでコンクリート被り厚を確認するための鉄筋スペーサであって、
上記可動体は、型枠との当接により接触部が鉄筋側へ後退可能であるように一定限度内で原形状から変形可能に形成し、可動体が原形状にあるとき及び変形限度にあるときの取付部から接触部までの距離を一定とするように設けたことを特徴とする、コンクリート被り厚さ確認用の鉄筋スペーサ。 - 上記不動体は、鉄筋の挿入口の形成箇所を除いて円環状に形成したリム部を有し、
上記可動体は、挿入口を除くリム部分から突出する複数の突片と、これら突片によって支持され、リム部の外側を略周方向に延びる外延部とで形成して、この外延部の外側面の少なくとも一部を型枠への接触部としてなり、
これら突片又は外延部のうち少なくとも一方は撓み変形が可能とし、かつ突片又は外延部がリム部に突き当たった状態を可動体の変形限度としたことを特徴とする、請求項1記載のコンクリート被り厚さ確認用の鉄筋スペーサ。 - 上記外延部を、リム部の中心線方向から見て、この中心線から一定の間隔を存して延びる部分円状とし、この部分円をその周方向の半周以上の長さとしたことを特徴とする請求項2に記載のコンクリート被り厚さ確認用の鉄筋スペーサ。
- 上記外延部を、不動体と同心状の円周の一部を切り欠いて、鉄筋を挿通可能な程度の開口部とした欠円形状とし、この外延部の内周側に、上記挿入口を除くリム部分から周方向に同じ向きに傾斜して突出する3本以上の一連の突片の先端部を連結したことを特徴とする、請求項3に記載のコンクリート被り厚さ確認用の鉄筋スペーサ。
- 上記リム部の二か所から2本の突片を突出するとともに、これら突片の先端に外延部の両端部を連続させたことを特徴とする、請求項2又は請求項3に記載のコンクリート被り厚さ確認用の鉄筋スペーサ。
- 型枠への取付部を含む不動体とこの不動体から突片を介して鉄筋への接触部を突出する可動体とからなり、型枠への取付状態で型枠内へ打つコンクリート中に埋設されるとともにコンクリート表面に取付部が露出することでコンクリート被り厚を確認するための鉄筋スペーサであって、
上記可動体は、鉄筋との当接により接触部が型枠側へ後退可能であるように一定限度内で原形状から変形可能に形成し、可動体が原形状にあるとき及び変形限度にあるときの取付部から接触部までの距離を一定とするように設け、
上記不動体の取付部が、目地材を兼ねるものとしたことを特徴とする、コンクリート被り厚さ確認用の鉄筋スペーサ。
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