JP2011126397A - 車室内二酸化炭素濃度警報装置 - Google Patents

車室内二酸化炭素濃度警報装置 Download PDF

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Abstract

【課題】注意状態が解消したことを認識することができ、さらに、注意情報の表示を運転者が不快に感じない程度にすることができる車室内二酸化炭素濃度警報装置を提供する。
【解決手段】コンビネーションメータ1のCPU11が、車室内CO2濃度が予め定めた一定値以上である場合に注意表示をLCD3に行い、その後、車室内CO2濃度が一定値未満となった際には車室内CO2濃度が低下し、注意を要する状態が解消した旨の表示をLCD3に行い、さらに、CO2注意表示またはCO2低下表示を行ってから予め定めた一定時間以上経過した場合は、CO2排出量表示に変更するように制御する。
【選択図】図2

Description

本発明は、車両の車室内の二酸化炭素の濃度を検出して警報する車室内二酸化炭素濃度警報装置に関する。
自動車などの車両において車室内の空気中の二酸化炭素濃度などの汚染情報をセンサにより検出して報知することは、従来から行われている(例えば特許文献1を参照)。
また、近年では、速度計などが設けられているメータ内に様々な情報を表示できる表示装置が設けられ、その表示装置に様々な車両の状態を示す情報の1つとして前記した汚染情報を表示することも行われている。
特開2008−132814号公報
この種の表示装置を用いて、前記した汚染情報のうち例えば二酸化炭素濃度の注意表示を行う場合、二酸化炭素濃度が高く注意を促す表示を行った後に換気を行って二酸化炭素濃度が低下すると、燃費計や当該車両の二酸化炭素排出量など他の車両の状態を示す情報表示に切り替わってしまい、運転者は二酸化炭素濃度が高く注意を要する状態が解消しても、それが認識できないという問題があった。
また、注意表示は判定濃度の設定にもよるが必ずしも緊急性が高い状態で行うわけではないので、トンネル内走行中など換気を行うことが困難な場合に注意を促す表示が継続すると運転者が不快に感じてしまうことがあるという問題があった。
そこで、本発明は、注意状態が解消したことを認識することができ、さらに、注意情報の表示を運転者が不快に感じない程度にすることができる車室内二酸化炭素濃度警報装置を提供することを課題とする。
上記課題を解決するためになされた請求項1に記載の発明は、車室内の空気中の二酸化炭素濃度を取得する濃度取得手段と、前記濃度取得手段が検出した二酸化炭素濃度が予め定めた注意を要する濃度以上であったか否かを判定する判定手段と、前記判定手段が前記注意を要する濃度以上であると判定した場合に前記表示手段に表示する注意情報と該注意情報以外の車両に関する情報とを切換えて表示する表示手段と、を備えた車室内二酸化炭素濃度警報装置において、前記注意情報を表示した後に、前記判定手段が前記注意を要する濃度未満であると判定した場合は注意状態が解消したことを示す情報を前記表示手段に表示させ、前記注意情報または前記注意状態が解消したことを示す情報を表示してから予め定めた第一の時間が経過した場合は前記注意情報または前記注意状態が解消したことを示す情報から前記注意情報以外の車両に関する情報に前記表示手段の表示を変更させる表示制御手段と、を備えたことを特徴とする車室内二酸化炭素濃度警報装置である。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前記表示制御手段によって前記注意情報を表示した履歴が記憶される記憶手段を備え、前記表示制御手段が、前記注意情報以外の車両に関する情報に表示を変更させた後に、前記判定手段が前記注意を要する濃度未満であると判定し、かつ、前記記憶手段に前記注意情報を表示した履歴が記憶されている場合は、前記注意状態が解消したことを示す情報を前記表示手段に表示させることを特徴とするものである。
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の発明において、前記表示制御手段が、前記注意状態が解消したことを示す情報を前記表示手段に表示させた場合は、前記記憶手段に記憶した前記注意情報を表示した履歴を消去することを特徴とするものである。
請求項4に記載の発明は、請求項1乃至3のうちいずれか一項に記載の発明において、前記判定手段が、前記濃度取得手段が検出した二酸化炭素濃度が、予め定めた前記注意を要する濃度よりも高い濃度である警告を要する濃度であったか否かを検出し、前記表示制御手段が、前記判定手段が前記警告を要する濃度であったと判定した場合は、前記表示手段に警告情報を表示し、その後予め定めた前記第一の時間よりも長い第二の時間が経過した後に前記警告情報表示から前記注意情報以外の車両に関する情報に表示を変更させる
ことを特徴とするものである。
以上説明したように請求項1に記載の発明によれば、表示制御手段が、注意情報を表示した後に、判定手段が注意を要する濃度未満であると判定した場合は注意状態が解消したことを示す情報を表示手段に表示させ、注意情報または注意状態が解消したことを示す情報を表示してから予め定めた第一の時間が経過した場合は注意情報または注意状態が解消したことを示す情報から注意情報以外の車両に関する情報に表示手段の表示を変更させているので、二酸化炭素の濃度が正常に戻った場合はその旨を運転者等に通知するために例えば窓を閉めてよいなど換気を行わなくてもよいことを認識することができる。また、注意情報や注意状態が解消したことを示す情報が継続して表示し過ぎないようにすることができ、運転者等が不快に感じることがなくなる。
請求項2に記載の発明によれば、表示制御手段が、注意情報以外の車両に関する情報に表示を変更させた後に、判定手段が注意を要する濃度未満であると判定し、かつ、記憶手段に注意情報を表示した履歴が記憶されている場合は、注意状態が解消したことを示す情報を表示手段に表示させているので、第一の時間が経過して注意情報以外の車両に関する情報表示に切り替わった後でも注意状態が解消したことを示す情報を表示手段に表示して通知することができる。
請求項3に記載の発明によれば、表示制御手段が、注意状態が解消したことを示す情報が表示手段に表示された場合は、記憶手段に記憶した注意情報を表示した履歴を消去するので、注意情報と、注意状態が解消したことを示す情報と、を1対1に対応付けて管理することができ、注意状態が解消したことを示す情報が何度も表示されるなどの誤動作を防止することができる。
請求項4に記載の発明によれば、表示制御手段が、判定手段が、警告を要する濃度であったと判定した場合は、表示手段に警告情報を表示し、その後予め定めた第一の時間よりも長い第二の時間が経過した後に警告情報表示から注意情報以外の車両に関する情報に表示を変更させているので、注意情報を、注意状態と、注意状態よりも緊急性を要する警告状態とを分けてよりきめ細かい通知をすることができる。
本発明の第1の実施形態にかかる車室内二酸化炭素濃度警報装置を備えたコンビネーションメータの外観を示す正面図である。 図1に示されたコンビネーションメータのブロック図である。 車室内の二酸化炭素の濃度に基づいて注意情報を表示する際の動作を示したフローチャートである。 二酸化炭素排出量表示例である。 車室内二酸化炭素注意表示例である。 車室内二酸化炭素低下表示例である。 本発明の第2の実施形態にかかる車室内二酸化炭素濃度警報装置の車室内の二酸化炭素の濃度に基づいて注意情報を表示する際の動作を示したフローチャートである。 本発明の第3の実施形態にかかる車室内二酸化炭素濃度警報装置の車室内の二酸化炭素の濃度に基づいて注意情報を表示する際の動作を示したフローチャートである。
[第1実施形態]
次に、本発明の第1の実施形態を図1ないし図6を参照して説明する。本発明の第1の実施形態にかかる車室内二酸化炭素濃度警報装置は、図1や図2に示したコンビネーションメータに設けられる。
コンビネーションメータ1は、車両速度、エンジン回転、燃料残量、温度等の計測値を表示する複数の計器2と、表示手段としての液晶ディスプレイ(LCD)3と、複数のウォーニング4と、トリップスイッチ5と、を備えている。そして、コンビネーションメータ1は、周知であるように、複数の計器2とLCD3との間は見返し6が配置されており、それらを表ガラス7で覆った状態で車両の運転席の前方に配置されている。
複数の計器2の各々は、周知であるように、表面に目盛及び数字、文字または記号等の指標が設けられた文字板と、該文字板の前面に配置される指針と、計測量に応じて指針を駆動する内機と、を有して構成している。本実施形態の複数の計器2は、速度計(SPEED)2aと回転計(REV)2bとを有している。
コンビネーションメータ1は、図2に示すように、CPU(Central Processing Unit)11と、EEPROM(Electrically Erasable and Programmable Read Only Memory)14と、モータドライバ16と、LCDドライバ17と、電源回路18と、インタフェース19と、を備えている。
濃度取得手段、判定手段、表示制御手段としてのCPU11は、ROM(Read Only Memory)12と、RAM(Random Access Memory)13と、CAN(Controller Area Network)通信部15と、を内蔵し、コンビネーションメータ1全体の制御を司り、ROM12に記憶されているプログラムに従った制御を行う。CPU11は、電源回路18を介して車両のバッテリーから供給される電力によって動作する。CPU11は、インタフェース(I/F)19aを介して車両のイグニッションスイッチ(IGN+)のOFF状態からON状態への変化に応じて起動し、IGN+のON状態からOFF状態への変化に応じて動作を終了する。
ROM12は、コンビネーションメータ1の表示を制御するためのプログラム等を記憶している。また、記憶手段としてのRAM13は、各種のデータを格納するとともにCPU11の処理作業に必要なエリアを有している。
CAN通信部15は、車両に構築されているCAN規格に則したネットワークに通信可能に接続され、CAN規格の通信プロトコルでネットワークに接続された他の電子機器と通信を行う。CAN通信部15は、CPU11内部で演算等により得られた情報をI/F19bを介して送信先に送信すると共に、他の電子機器からI/F19bを介して受信した情報をCPU11内部に出力する。
EEPROM14は、電気的消去/書き換え可能な読み出し専用のメモリであり、CPU11に電気的に接続されている。EEPROM14は、CPU11の設定データなどの各種データを記憶する。
モータドライバ16には、速度計2a、回転計2bの2つの計器2が電気的に接続されている。モータドライバ16は、CPU11の制御により各計器2の内機(モータ)を駆動させる。これにより、各計器2は指針を計測量に応じた指示位置まで回動させ、文字板の指標と協働して計測量を表示する。
LCDドライバ17には、LCD3が電気的に接続されており、CPU11の制御によりLCD3を駆動させる。LCD3は、CPU11からの要求に応じた情報を表示することが可能な構成となっている。なお、本実施形態では表示手段をLCD3で実現する場合について説明するが、これに限らず、例えばプラズマディスプレイ、有機EL(Electro Luminescence)ディスプレイ、等を用いることができる。
また、CPU11には、車両に設置された燃料センサの情報がI/F19cを介して入力されている。燃料センサの情報は、後述する車両の二酸化炭素(CO2)の排出量を算出するために用いられる。また、CPU11には、車室内に設置されたCO2量センサの情報がI/F19dを介して入力されている。さらには、トリップスイッチ5が電気的に接続されている。
上述した構成のコンビネーションメータのうち、本発明の第1の実施形態にかかる車室内二酸化炭素濃度警報装置20は、CPU11とLCD3とLCDドライバ17およびインタフェース19で構成されている。
次に、上述した構成のコンビネーションメータ1において、車室内のCO2の濃度に基づいて注意情報を表示する際の動作を図3のフローチャートを参照して説明する。
まず、ステップS1において、車両のCO2排出量データを取り込みステップS2へ進む。本ステップでは、CPU11に接続されている燃料センサから情報を取得し、その燃料消費量からCO2排出量を換算する。
次に、ステップS2において、ステップS1で取り込んだCO2排出量をLCD3に表示させてステップS3に進む。本ステップでは、注意情報以外の車両に関する情報として、例えば図4に示すような車両のCO2排出量を表示させているが、勿論それに限らず燃費計やトリップメータなどを表示してもよい。
次に、ステップS3において、車室内CO2濃度データを取り込んでステップS4に進む。本ステップでは、CPU11に接続されているCO2量センサから濃度情報を取得する。
次に、ステップS4において、ステップS3で取り込んだ車室内CO2濃度が予め定めた一定値以上であるか否かを判断し、一定値以上である場合(Yの場合)はステップS5に進み、そうでない場合(Nの場合)はステップS1に戻る。
次に、ステップS5において、車室内CO2注意表示を行ってステップS6に進む。本ステップでは、図4の表示から例えば図5に示すような車室内CO2濃度が注意を要する状態にあり換気を促す表示にLCD3の表示を切換える。注意を要する状態は、例えば直ちに換気を行う必要はないものの換気をした方が望ましい程度の状態とし、したがって、前記一定値は換気をした方が望ましい程度の濃度で、例えば眠気を催す濃度以下などとすればよい。即ち、注意を要する濃度以上であると判定された場合はLCD3に注意情報を表示している。
次に、ステップS6において、車室内CO2濃度を取り込み車室内CO2濃度が予め定めた一定値未満であるか否かを判断し、一定値未満である場合(Yの場合)はステップS7に進み、そうでない場合(Nの場合)はステップS8に進む。
次に、ステップS7において、車室内CO2低下表示を行ってステップS8に進む。本ステップでは、例えば図6に示すような車室内CO2濃度が低下し、注意を要する状態が解消した旨の表示にLCD3の表示を切換える。即ち、注意情報を表示した後、注意を要する濃度未満であると判定した場合は注意状態が解消したことを示す情報を表示手段に表示させている。
次に、ステップS8において、第一の時間として予め定めた一定時間が経過したか否か判断し、経過した場合(Yの場合)はステップS1に戻り、そうでない場合(Nの場合)はステップS3に戻る。即ち、注意情報または注意状態が解消したことを示す情報を表示から予め定めた第一の時間が経過した場合は注意情報または注意状態が解消したことを示す情報から注意情報以外の車両に関する情報に表示手段の表示を変更させている。
本実施形態によれば、CPU11が、車室内CO2濃度が予め定めた一定値以上である場合に注意表示をLCD3に行い、その後、車室内CO2濃度が一定値未満となった際には車室内CO2濃度が低下し、注意を要する状態が解消した旨の表示をLCD3に行い、さらに、CO2注意表示またはCO2低下表示を行ってから予め定めた一定時間以上経過した場合は、CO2排出量表示に変更するように制御しているので、CO2の濃度が正常に戻った場合はその旨を運転者に通知するため、例えば窓を閉めてよいなど換気を行わなくてもよいことを認識することができる。また、注意情報や注意状態が解消したことを示す情報が継続して表示し過ぎないようにすることができ、運転者が不快に感じることがなくなる。また、CO2濃度が下がったことを運転者に通知するので必要以上の換気によって室内温度が大きく変化するのを防ぐことができ、エアコン使用の無駄を減らすことに貢献できる。
[第2実施形態]
次に、本発明の第2の実施形態にかかる車室内二酸化炭素濃度警報装置20について図7を参照して説明する。なお、前述した第1の実施形態と同一部分には、同一符号を付して説明を省略する。
本実施形態は、構成は第1の実施形態と同様であるが、車室内のCO2の濃度に基づいて注意情報を表示する際の動作が異なる。本実施形態では、一定時間経過してCO2排出量表示に切り換わった後にCO2濃度が低下した場合は車室内CO2低下表示を行う。詳細な動作を図7のフローチャートを参照して説明する。
まず、ステップS1〜S3は第1の実施形態と同様である。ステップS3から進んだステップS11は、注意情報を表示した履歴としての前注意フラグがあるか否か判断し、ある場合(Yの場合)はステップS14に進み、ない場合(Nの場合)はステップS4に進む。前注意フラグは、本ステップを実行する前に車室内CO2注意表示を行っている場合にONになり、車室内CO2低下表示を行った場合にOFFになるフラグであり、例えばRAM13に記憶されている。そしてこのフラグを読み出して参照することでCO2排出量表示に切り換わった後でも前に車室内CO2低下表示を行ったか否かが分かる。
次に、ステップS4は第1の実施形態と同様である。ステップS4がYの場合に進んだステップS12は、車室内CO2注意表示を行うとともに前注意フラグをON状態にしてステップS6に進む。本ステップでは、例えば図5に示すような車室内CO2濃度が注意を要する状態にあり換気を促す表示にLCD3の表示を切換えるとともに前注意フラグをONにして例えばRAM13に記憶する。
次に、ステップS6は第1の実施形態と同様である。ステップS6がYの場合に進んだステップS13は、車室内CO2低下表示を行うとともに前注意フラグをOFF状態にしてステップS8に進む。ステップS8は第1の実施形態と同様である。ステップS13では、例えば図6に示すような車室内CO2濃度が低下し、注意を要する状態が解消した旨の表示にLCD3の表示を切換えるとともに前注意フラグをOFFにして例えばRAM13に記憶する。即ち、注意状態が解消したことを示す情報がLCD3に表示された場合は、前注意フラグを消去している。
一方、ステップS11がYの場合に進んだステップS14は、ステップS3で取り込んだ車室内CO2濃度が予め定めた一定値未満であるか否かを判断し、一定値未満である場合(Yの場合)はステップS15に進み、そうでない場合(Nの場合)はステップS1に戻る。
次に、ステップS15において、ステップS13と同様に車室内CO2低下表示を行うとともに前注意フラグをOFF状態にしてステップS8に進む。即ち、注意情報以外の車両に関する情報に表示を変更させた後に、注意を要する濃度未満であると判定し、かつ、前注意フラグがONである場合は、注意状態が解消したことを示す情報をLCD3に表示させている。
本実施形態によれば、CO2排出量表示に切り替わった後に、前注意フラグがONで、車室内CO2濃度が予め定めた一定値未満である場合は、車室内CO2低下表示を行っているので、CO2排出量表示に切り換わった後でもCO2濃度が低下したことを表示して運転者等に通知することができる。
また、車室内CO2低下表示を行った場合は、前注意フラグをOFFにするので、車室内CO2注意表示と、車室内CO2低下表示と、を1対1に対応付けて管理することができ、車室内CO2低下表示が何度も表示されるなどの誤動作を防止することができる。
[第3実施形態]
次に、本発明の第3の実施形態にかかる車室内二酸化炭素濃度警報装置20について図8を参照して説明する。なお、前述した第1、第2の実施形態と同一部分には、同一符号を付して説明を省略する。
本実施形態は、構成は第1の実施形態と同様であるが、車室内のCO2の濃度に基づいて注意情報を表示する際の動作が異なる。本実施形態では、第2の実施形態に加え一定時間経過してCO2排出量表示に切り換わった後にCO2濃度が一定値以上ある場合、即ち注意を要する状態が継続していた場合は再度注意表示を行っている。詳細な動作を図8のフローチャートを参照して説明する。
図8のフローチャートは、図7のフローチャートにステップS21を追加した点が異なる。ステップS14がNの場合に進んだステップS21は、予め定めた所定時間が経過したか否かを判断し、経過した場合(Yの場合)はステップS12へ進み、そうでない場合(Nの場合)はステップS8へ戻る。つまり、本ステップでは、CO2排出量表示に切り換わった後に所定時間経過してもCO2濃度が一定値以下とならない場合は、注意を要する状態が継続しているとして再度注意表示を行うように動作させている。なお、この所定時間は、ステップS8の一定時間と同じ時間でもよいし異なる時間でもよい。
本実施形態によれば、CO2排出量表示に切り換わった後に、前注意フラグがONで、なお車室内CO2濃度が予め定めた一定値以上ある場合は、車室内CO2注意表示を再度行っているので、CO2排出量表示に切り替わった後でも再度注意を促すことができる。
なお、上述した実施形態では、CO2濃度を注意を要する状態として1つの閾値で判定していたが、注意を要する状態と、それよりも濃度が高く緊急性が高い警告状態(例えば、直ちに換気を行った方がよい程度の濃度)と、の2つの閾値を設定してもよい。この場合、警告状態では、警告表示として表示する内容が注意とは異なるだけでなく、表示する時間(一定時間)も例えば、注意の場合が3秒であれば、警告の場合は10秒など長くしてより運転者に気づきやすくする。つまり濃度に応じて図3、図7および図8における室内CO2注意表示の表示内容を変更すればよい。即ち、第一の時間よりも長い第二の時間が経過した後に警告情報表示から注意情報以外の車両に関する情報に表示を変更させている。
また、上述した実施形態では、コンビネーションメータ1に車室内二酸化炭素濃度警報装置20を設けたが、それに限らず、車室内の他の場所に設置される表示装置を持つ機器に設けてもよい。
なお、上述した実施形態は本発明の代表的な形態を示したに過ぎず、本発明は、実施の形態に限定されるものではない。すなわち、本発明の骨子を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。
1 コンビネーションメータ
3 LCD(表示手段)
11 CPU(濃度取得手段、判定手段、表示制御手段)
13 RAM(記憶手段)
20 車室内二酸化炭素濃度警報装置

Claims (4)

  1. 車室内の空気中の二酸化炭素濃度を取得する濃度取得手段と、前記濃度取得手段が検出した二酸化炭素濃度が予め定めた注意を要する濃度以上であったか否かを判定する判定手段と、前記判定手段が前記注意を要する濃度以上であると判定した場合に前記表示手段に表示する注意情報と該注意情報以外の車両に関する情報とを切換えて表示する表示手段と、を備えた車室内二酸化炭素濃度警報装置において、
    前記注意情報を表示した後に、前記判定手段が前記注意を要する濃度未満であると判定した場合は注意状態が解消したことを示す情報を前記表示手段に表示させ、前記注意情報または前記注意状態が解消したことを示す情報を表示してから予め定めた第一の時間が経過した場合は前記注意情報または前記注意状態が解消したことを示す情報から前記注意情報以外の車両に関する情報に前記表示手段の表示を変更させる表示制御手段と、
    を備えたことを特徴とする車室内二酸化炭素濃度警報装置。
  2. 前記表示制御手段によって前記注意情報を表示した履歴が記憶される記憶手段を備え、
    前記表示制御手段が、前記注意情報以外の車両に関する情報に表示を変更させた後に、前記判定手段が前記注意を要する濃度未満であると判定し、かつ、前記記憶手段に前記注意情報を表示した履歴が記憶されている場合は、前記注意状態が解消したことを示す情報を前記表示手段に表示させることを特徴とする請求項1に記載の車室内二酸化炭素濃度警報装置。
  3. 前記表示制御手段が、前記注意状態が解消したことを示す情報を前記表示手段に表示させた場合は、前記記憶手段に記憶した前記注意情報を表示した履歴を消去することを特徴とする請求項2に記載の車室内二酸化炭素濃度警報装置。
  4. 前記判定手段が、前記濃度取得手段が検出した二酸化炭素濃度が、予め定めた前記注意を要する濃度よりも高い濃度である警告を要する濃度であったか否かを検出し、
    前記表示制御手段が、前記判定手段が前記警告を要する濃度であったと判定した場合は、前記表示手段に警告情報を表示し、その後予め定めた前記第一の時間よりも長い第二の時間が経過した後に前記警告情報表示から前記注意情報以外の車両に関する情報に表示を変更させる
    ことを特徴とする請求項1乃至3のうちいずれか一項に記載の車室内二酸化炭素濃度警報装置。
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