JP2011125548A - 血液製剤の殺菌方法 - Google Patents

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Shigeo Kitahara
成郎 北原
Satoshi Naito
敏 内藤
Sadayori Hoshina
定頼 保科
Yukio Kakiuchi
幸雄 垣内
Mamoru Hirabayashi
守 平林
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Abstract

【課題】加熱処理による方法では、長時間の加熱が必要であり、処理に時間がかかり、殺菌効果も低いという問題点があったので、処理時間が短く、かつ、殺菌効果も高い血液製剤の殺菌方法を提供する。
【解決手段】本発明に係る血液製剤の殺菌方法は、血液製剤を封入した血液製剤封入容器45中の菌を放電により生じた圧力波により殺菌する。具体的には、上部開放の容器19内に水道水のような液体41を入れ、液体41中に、電極装置2の放電電極部6を設置し、血液製剤封入容器45を放電電極部6の近傍に位置させる。放電電極部6の電極4;5間での放電により生じた圧力波が圧力波伝達媒体としての液体41を介して血液製剤封入容器45内に伝達され、当該伝達された圧力波によって血液製剤封入容器45内の細菌を死滅させることができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、血液製剤中の菌を速効的に殺菌可能な血液製剤の殺菌方法に関する。
血液製剤中の菌の殺菌方法として、血液製剤を加熱処理する方法が知られている(特許文献1など参照)。
特開平05−186358号公報
しかしながら、上述した加熱処理による方法では、長時間の加熱が必要であり、処理に時間がかかる。また、殺菌効果も低いという問題点があった。
本発明は、処理時間が短く、かつ、殺菌効果も高い血液製剤の殺菌方法を提供する。
本発明に係る血液製剤の殺菌方法は、血液製剤を封入した血液製剤封入容器中の菌を放電により生じた圧力波により殺菌するので、処理時間が短く、かつ、殺菌効果も高い血液製剤の殺菌方法を提供できる。
殺菌装置を示す図(実施形態1)。 殺菌装置を示す図(実施形態2)。 殺菌装置を示す図(実施形態3)。 密閉容器と放電電極部と非電解質液との関係を示す図(実施形態3)。 殺菌装置を示す図(実施形態4)。 容器と放電電極部と非電解質液との関係を示す図(実施形態5)。 殺菌装置を示す図(実施形態5)。
実施形態1
殺菌対象物としての血液製剤を封入したバッグや瓶のような血液製剤封入容器45中の菌を殺菌する殺菌装置1は、図1に示すように、電極装置2と、電源装置3と、電極装置2と電源装置3とを電気的に接続するための接続体30とを備える。
尚、血液製剤とは、治療、予防または診断的適用を意図したヒトまたは動物の血液または血漿から得た製造物であり、酵素、凝固因子、酵素補因子、酵素阻害剤、免疫グロブリン、アルブミン、プラスミノーゲン、フィブリノーゲン、フィブロネクチンを含むプロ酵素あるいは血漿を含有し得るものであって、具体的には、濃厚赤血球、濃厚照射赤血球、洗浄赤血球、白血球除去赤血球、解凍赤血球濃厚液、合成血、新鮮凍結血漿、濃厚血小板、照射濃厚血小板、濃厚血小板HLA、人全血液、自己血液、臍帯血、造血幹細胞液等を指す。
電極装置2は、間隔維持手段6Aによって間隔(放電ギャップ)gを隔てて配置された正負の電極4;5からなる放電電極部6を備える。
電極4;5は、電極構成体4A;5Aの一端により形成される。電極構成体4A;5Aは、例えば線径2mm〜3mm程度の銅線のような導体線の周囲がビニル樹脂などの樹脂で被覆された線径4mm〜5mm程度のいわゆる被覆線により形成され、この場合、電極4;5は、被覆線の一端において露出する導体線の一端により形成されることになる。一端が正の電極4となる電極構成体4Aの他端には正極端子4aが設けられ、一端が負の電極5となる電極構成体5Aの他端には負極端子5aが設けられる。
直線状態の電極構成体4A;5Aの一端(電極4;5)側を直線状態から直角に折り曲げることにより、互いに直角関係なL字状の一端部を形成する。折り曲げられた部分4B;5B(以下、電極部という)の一端(電極4;5)同士が間隔gを隔てて配置され、間隔維持手段6Aによって当該間隔gが保持された正負の電極4;5からなる放電電極部6が形成される。間隔維持部材6Aは絶縁体により形成され、例えば、電極部4B;5Bにそれぞれ挟み付けられて取り付けられる挟着体6d;6dを両端に備え、互いに対向するように設けられた一対の挟着体6d;6d間の間隔b1が間隔維持材6eにより維持された構成である。間隔維持手段6Aは、接着剤などで電極部4B;5Bに取り付けられて電極4;5が間隔gを隔てて対向するように電極部4B;5B同士を連結する図外の棒状絶縁体により構成してもよい。
電源装置3は、昇圧装置12、パルスパワー出力装置13を備える。
昇圧装置12は、電源電圧入力部14A、図外の変圧器を備えた昇圧回路15、出力部14を備える。
昇圧回路15は、電源電圧入力部14Aに接続された電源ケーブル14C経由で例えば三相交流200V電源電圧を入力して例えば直流20kV〜50kVの電圧を生成し、生成した直流20kV〜50kVの電圧を出力部14より出力する。出力部14は、正極端子14aと負極端子14bとを備える。
パルスパワー出力装置13は、入力端子16、充電回路17、出力部としての電極接続部18を備える。入力端子16は、正極端子16aと負極端子16bとを備える。電極接続部18は、正極端子18aと負極端子18bとを備える。充電回路17は、正極線17a、負極線17b、コンデンサ20、スイッチ21;22を備える。正極線17aには、スイッチ21とスイッチ22とが直列に接続される。正極線17aの一端が入力端子16の正極端子16aに接続され、正極線17aの他端が電極接続部18の正極端子18aに接続される。負極線17bの一端が入力端子16の負極端子16bに接続され、負極線17bの他端が電極接続部18の負極端子18bに接続される。コンデンサ20は、正極線17aにおけるスイッチ21とスイッチ22との間の接続点と負極線17bとに接続される。即ち、コンデンサ20は、正極線17a及び負極線17bに並列接続される。スイッチ21は昇圧装置12から供給された電圧をコンデンサ20に充電させるためのスイッチ、スイッチ22はコンデンサ20に充電された電荷を放電させて電極接続部18経由で電極装置2に出力させるためのスイッチである。図示しないが、充電回路17は接地(アース)されている。
接続体30は、接続ケーブル31と、接続ケーブル31の一端に設けられた入力側コネクタ32と、接続ケーブル31の他端に設けられた出力側コネクタ33とを備える。入力側コネクタ32は、電源装置3の電極接続部18の正極端子18a及び負極端子18bの各々に接続される正極端子32a及び負極端子32bを備える。出力側コネクタ33は、電極構成体4Aの正極端子4aに接続される正極端子33a及び電極構成体5Aの負極端子5aに接続される負極端子33bを備える。
次に、殺菌装置1を用いた血液製剤の殺菌方法を説明する。上部開放の容器19内に水道水のような液体41を入れる。接続体30の入力側コネクタ32と電源装置3の電極接続部18とを電気的に接続するとともに、接続体30の出力側コネクタ33と電極構成体4A;5Aとを電気的に接続する。電極装置2の放電電極部6を容器19内の液体41中に入れ、電極装置2を図外の支持装置で支持する。血液製剤封入容器45を支持装置46で吊るして液体41中の放電電極部6の近傍に位置させる。電源装置3のスイッチ21、スイッチ22をともに非導通の状態としておいて、電源ケーブル14Cを介して電源装置3を交流200V電源に電気的に接続することで、電源ケーブル14Cを経由して昇圧装置12に交流200V電源が供給され、交流200Vが昇圧回路15で例えば直流20kV〜50kVに昇圧される。そして、スイッチ21を導通すると、コンデンサ20に電荷が蓄積される。コンデンサ20に電荷が蓄積された後に、スイッチ22を導通する。これにより電極装置2の放電電極部6の電極4;5に電圧が印加されて電極4;5間で放電を生じ、当該放電により生じた圧力波が圧力波伝達媒体としての液体41を介して血液製剤封入容器45内に伝達され、当該伝達された圧力波によって血液製剤封入容器45内の細菌を死滅させることができる。
以下の条件で実験を行った。
・放電電極部6の間隔gを1cmとした電極装置2を用いた。
・水1ccに対して560個の大腸菌を含む液を20ccの血小板液中に混ぜた血液製剤をバッグ内に封入した血液製剤封入容器45を、20リットルの水を入れた容器19内の液体41中に入れ、放電電極部6の間隔gの中心から15cm離れた位置に配置した。
上記実験条件において、放電を50μs間行った後に、血液製剤封入容器45内から血液製剤を取り出して血液製剤中の大腸菌の数を確認したところ、大腸菌の数は0であった。即ち、血液製剤中に混ぜた全ての大腸菌が死滅したことを確認できた。また、血液製剤の細胞が破壊されていないことも確認できた。
実施形態1によれば、血液製剤中の菌を短時間で殺菌でき、殺菌効果も高く、血液製剤の細胞も破壊しない理想的な血液製剤の殺菌方法が得られた。
実施形態2
図2に示すような電極装置2を用いてもよい。当該電極装置2は、例えば、+電極のような一方電極としての棒状の内部導体73と、内部導体73の外周囲を被覆する筒状の絶縁体74と、絶縁体74の外周囲に設けられた−電極のような他方電極としての外部導体75とにより構成される。すなわち、当該電極装置2は、内部導体73と絶縁体74と外部導体75とが同軸状に配置された構成の同軸電極である。外部導体75は、内部導体73の中心線に沿った方向に間隔を隔てて設けられた複数の浮遊電極76;76・・・を構成する。浮遊電極とは、電源側と電気的に絶縁された電極のことである。絶縁体74の先端74tより突出して露出する内部導体73の先端部73tとこの先端部73tに最も近い浮遊電極76の先端部76tとで放電を生じさせる先端側放電ギャップ77が形成され、互いに対向する浮遊電極76同士の端部76sと端部76sとで放電を生じさせる中間側放電ギャップ78が形成される。中間側放電ギャップ78は複数形成される。先端側放電ギャップ77、中間側放電ギャップ78が維持された内部導体73と複数の浮遊電極76とにより放電電極部6が形成される。動作及び効果は実施形態1と同じである。
実施形態3
図3に示すような電極装置2を用いてもよい。当該電極装置2は、実施形態1で説明した電極装置2の構成に加えて、非電解質液7と、非電解質液7を密閉状態に収容するとともに放電電極部6を非電解質液7中に位置させた状態に保持する密閉容器8とを備える。
図4に示すように、密閉容器8は、容器本体8Aと、円筒水密部材8Bと、開閉キャップ8Cと、放電電極部6の電極間の間隔を維持する間隔維持手段11とを備える。容器本体8Aは、例えば、断面楕円あるいは断面正円の円柱形状の収容空間を有した円柱形状に形成され、円柱の両端に相当する位置に互いに平行に対向する一対の壁部8a;8aを有する。一対の壁部8a:8aにはそれぞれ密閉容器8の内外に貫通する貫通孔9;9が形成される。各貫通孔9は、一本の直線である同一の中心軸9aを中心とした円孔に形成される。貫通孔9内には、貫通孔9と同心状の円筒水密部材8Bが取り付けられる。容器本体8Aにおける円柱の周面に相当する位置には、密閉容器8の内外に貫通する注入口10が設けられ、この注入口10は、当該注入口10を開閉するための開閉キャップ8Cにより開閉自在である。密閉容器8は、例えば、ポリエチレン(PE)、ポリプロピレン(PP)などの改質ポリオレフィン、その他の合成樹脂により形成される。容器本体8Aは、断面四角や断面三角などの角柱形状の収容空間Sを有した角柱形状、その他の形状に形成されたものでもよい。即ち、非電解質液7を密閉状態に収容するとともに放電電極部6を非電解質液7中に位置させた状態に保持できる形状であればよい。
直線状態の電極構成体4A;5Aの一端(電極4;5)側を直線状態から直角に折り曲げることにより、互いに直角関係なL字状の一端部を形成する。折り曲げられた部分である電極部4B;5Bの一端(電極4;5)から円筒水密部材8Bの筒孔8D経由で密閉容器8内に挿入して、電極部4B;5Bが押し込めなくなるまで電極部4B;5Bを密閉容器8内に押し込んだ後に、電極部4B;5Bと直角をなす直線部4C;5Cを接着剤や接着テープなどで密閉容器8の壁部8a;8aの外面8b;8bに固定することにより、電極4;5間の間隔が放電ギャップとなる所定の間隔gに維持される。即ち、密閉容器8の円柱形状の円柱の長さa−(電極部4B;5Bの長さb×2)=所定の間隔gとなるので、所望の所定の間隔gを得るための電極部4B;5Bの長さbを決め、電極部4B;5Bと直角をなす直線部4C;5Cを密閉容器8の壁部8a;8aの外面8b;8bに固定することで、放電電極部6の間隔(放電ギャップ)gが維持される。つまり、当該密閉容器8の場合、直線部4C;5Cが接着剤などにより固定される両端部の壁部8a;8aが、放電電極部6の間隔gを維持するための間隔維持手段11として機能する。間隔gは、例えば1cm程度に設定される。そして、注入口10を介して密閉容器8内に非電解質液7を入れた後に、注入口10に開閉キャップ8Cを取り付けて注入口10を閉じてから、放電電極部6を非電解質液7中に浸す。非電解質液7としては、例えば、純水,絶縁油等を用いる。以上により、円筒水密部材8B及び開閉キャップ8Cによって非電解質液7を密閉状態に収容するとともに放電電極部6を非電解質液7中に位置させた状態に保持する密閉容器8を備えた電極装置2が得られる。電源装置3及び接続体30は、実施形態1;2と同じである。
次に当該殺菌装置1を用いた殺菌方法を説明する。上部開放の容器19内に水道水のような液体41を入れる。接続体30の入力側コネクタ32と電源装置3の電極接続部18とを電気的に接続するとともに、接続体30の出力側コネクタ33と電極構成体4A;5Aとを電気的に接続する。電極装置2の非電解質液7と放電電極部6とが密閉状態に収容された密閉容器8を容器19内の液体41中に入れ、電極装置2を図外の支持装置で支持させ、電極装置2の密閉容器8を液体41中に保持する。血液製剤封入容器45を支持装置46で吊るして液体41中の放電電極部6の近傍に位置させる。電源装置3のスイッチ21、スイッチ22をともに非導通の状態としておいて、電源装置3を電源ケーブル14Cを介して交流200V電源に電気的に接続することで、電源ケーブル14Cを経由して昇圧装置12に交流200V電源が供給され、交流200Vが昇圧回路15で例えば直流20kV〜50kVに昇圧される。そして、スイッチ21を導通すると、コンデンサ20に電荷が蓄積される。コンデンサ20に電荷が蓄積された後に、スイッチ22を導通する。これにより電極装置2の放電電極部6の電極4;5に電圧が印加されて電極4;5間で放電を生じ、当該放電により生じた圧力波が圧力波伝達媒体としての非電解質液7,密閉容器8,液体41を介して血液製剤封入容器45内に伝達され、当該伝達された圧力波によって血液製剤封入容器45内の細菌を死滅させることができる。
実施形態3によれば、非電解質液7を密閉状態に収容するとともに放電電極部6を非電解質液7中に位置させた状態に保持する密閉容器8を備えた電極装置2を用いたので、放電電極部6が非電解質液7中にあるため、放電によるアークを小さくでき、放電により生ずる圧力波のエネルギーを大きくできて、血液製剤封入容器45内の細菌をより効率的に殺菌できる。
また、放電電極部6の周囲が非電解質液7であり、かつ、放電電極部6及び非電解質液7が密閉容器8で密閉状態に覆われているため、電気が密閉容器8の外の液体41に漏れず、安全性にも優れる。
実施形態4
図5に示すような電極装置2を用いてもよい。当該電極装置2は、実施形態2で説明した電極装置2(同軸電極)における放電電極部6と実施形態3で説明した非電解質液7とを実施形態3で説明した密閉容器8で密閉した構成である。実施形態4の電極装置2を用いた場合の動作及び効果は実施形態3と同じである。
実施形態5
実施形態3;4では、非電解質液7を密閉状態に収容するとともに放電電極部6を非電解質液7中に位置させた状態に保持する密閉容器8を用いたが、図6;7に示すように、非電解質液7を収容するとともに放電電極部6を非電解質液7中に位置させた状態に保持する上部開放の容器80を用いてもよい。容器80としては、例えば、密閉容器8と同様の材料により形成された底板と4方の壁板とからなる直方体形状のものを用いればよい。そして、実施形態1で説明したように、容器80の互いに平行に対向する一対の壁部8a;8aには、貫通孔9;9、円筒水密部材8B;8Bが設けられ、電極構成体4A;5Aの電極部4B;5Bが円筒水密部材8Bの筒孔8D経由で容器80内に設置され、直線部4C;5Cが接着剤や接着テープなどで容器80の壁部8a;8aの外面8b;8bに固定され、電極4;5間の間隔が放電ギャップとなる所定の間隔gに維持される。その後、容器80の上部開口81を介して容器80内に非電解質液7を入れ、放電電極部6を非電解質液7中に浸す。このように、非電解質液7を収容するとともに放電電極部6を非電解質液7中に位置させた状態に保持した容器80を容器19内の液体41中に入れ、電極装置2を図外の支持装置で支持させ、電極装置2の密閉容器8を液体41中に保持する。この場合、容器80内の非電解質液7中に容器19内の液体41が入り込まないように、容器80の上部開口81を容器19内の液体41の液面より上方に位置させる。この場合、簡単な容器80を用いることができるので、非電解質液7を密閉状態に収容するとともに放電電極部6を非電解質液7中に位置させた状態に保持する容器のコストを低減できる。
尚、図6;7では、電極構成体4A;5Aを用いた電極装置2を容器80に設置した例を示したが、上述した同軸電極による電極装置2を容器80に設置してもよいことはもちろんである。
1 殺菌装置、2 電極装置、4;5 電極、6 放電電極部、7 非電解質液、
8 密閉容器、45 血液製剤封入容器、80 容器、g 間隔。

Claims (1)

  1. 血液製剤を封入した血液製剤封入容器中の菌を放電により生じた圧力波により殺菌することを特徴とする血液製剤の殺菌方法。
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