JP2011125528A - 電極装置及び殺菌方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】間隔gを隔てて配置された正負の電極4;5からなる放電電極部6と、非電解質液7と、非電解質液7を収容するとともに放電電極部6を非電解質液7中に位置させた状態に保持する容器(密閉容器8)とを備えた。また、放電電極部6と非電解質液7を収容した容器(密閉容器8)とを液体41中に入れ、放電電極部6の電極4;5に電圧を印加して電極4;5間で放電を生じさせ、放電により生じた圧力波によって殺菌対象物中の菌を殺菌する。
【選択図】図1
Description
本発明は、放電によるアークを小さくでき、放電により生ずる圧力波のエネルギーを大きくできて、殺菌対象物を効率的に殺菌できる電極装置などを提供する。
本発明に係る殺菌方法は、殺菌対象物と、上記請求項1に記載の放電電極部及び非電解質液を収容した容器とを液体中に入れ、放電電極部の電極に電圧を印加して電極間で放電を生じさせ、放電により生じた圧力波によって殺菌対象物中の菌を殺菌するので、殺菌対象物を効率的に殺菌できる。
図1に示すように、殺菌装置1は、電極装置2と、電源装置3とを備える。
昇圧装置12は、電源電圧入力部14A、図外の変圧器を備えた昇圧回路15、出力部14を備える。
昇圧回路15は、電源電圧入力部14Aに接続された電源ケーブル14C経由で例えば三相交流200V電源電圧を入力して例えば直流20kV〜50kVの電圧を生成し、生成した直流20kV〜50kVの電圧を出力部14より出力する。出力部14は、正極端子14aと負極端子14bとを備える。
また、放電電極部6の周囲が非電解質液7であり、かつ、放電電極部6及び非電解質液7が密閉容器8で密閉状態に覆われているため、電気が密閉容器8の外の液体41に漏れず、安全性にも優れる。
実施形態1の電極構成体4A;5Bの代わりに図3に示すような電極構成体70を用いてもよい。電極構成体70は、例えば、+電極のような一方電極としての棒状の内部導体73と、内部導体73の外周囲を被覆する筒状の絶縁体74と、絶縁体74の外周囲に設けられた−電極のような他方電極としての外部導体75とにより構成される。すなわち、電極構成体70は、内部導体73と絶縁体74と外部導体75とが同軸状に配置された構成の同軸電極である。外部導体75は、内部導体73の中心線に沿った方向に間隔を隔てて設けられた複数の浮遊電極76;76・・・を構成する。浮遊電極とは、電源側と電気的に絶縁された電極のことである。絶縁体74の先端74tより突出して露出する内部導体73の先端部73tとこの先端部73tに最も近い浮遊電極76の先端部76tとで放電を生じさせる先端側放電ギャップ77が形成され、互いに対向する浮遊電極76同士の端部76sと端部76sとで放電を生じさせる中間側放電ギャップ78が形成される。中間側放電ギャップ78は複数形成される。先端側放電ギャップ77、中間側放電ギャップ78が維持された内部導体73と複数の浮遊電極76とにより放電電極部6が形成される。この電極構成体70を用いる場合、放電電極部6と非電解質液7とを密閉状態に収容可能な密閉容器8を用いればよい。動作及び効果は実施形態1と同じである。
実施形態1;2では、非電解質液7を密閉状態に収容するとともに放電電極部6を非電解質液7中に位置させた状態に保持する密閉容器8を用いたが、図4;5に示すように、非電解質液7を収容するとともに放電電極部6を非電解質液7中に位置させた状態に保持する上部開放の容器80を用いてもよい。容器80としては、例えば、密閉容器8と同様の材料により形成された底板と4方の壁板とからなる直方体形状のものを用いればよい。そして、実施形態1で説明したように、容器80の互いに平行に対向する一対の壁部8a;8aには、貫通孔9;9、円筒水密部材8B;8Bが設けられ、電極構成体4A;5Aの電極部4B;5Bが円筒水密部材8Bの筒孔8D経由で容器80内に設置され、直線部4C;5Cが接着剤や接着テープなどで容器80の壁部8a;8aの外面8b;8bに固定され、電極4;5間の間隔が放電ギャップとなる所定の間隔gに維持される。その後、容器80の上部開口81を介して容器80内に非電解質液7を入れ、放電電極部6を非電解質液7中に浸す。このように、非電解質液7を収容するとともに放電電極部6を非電解質液7中に位置させた状態に保持した容器80を容器19内の液体41中に入れ、電極装置2を図外の支持装置で支持させ、電極装置2の密閉容器8を液体41中に保持する。この場合、容器80内の非電解質液7中に容器19内の液体41が入り込まないように、容器80の上部開口81を容器19内の液体41の液面より上方に位置させる。この場合、簡単な容器80を用いることができるので、非電解質液7を密閉状態に収容するとともに放電電極部6を非電解質液7中に位置させた状態に保持する容器のコストを低減できる。
尚、図4;5では、電極構成体4A;5Aを用いた電極装置2を容器80に設置した例を示したが、電極構成体70を用いた電極装置2を容器80に設置してもよいことはもちろんである。
80 容器、g 間隔。
Claims (2)
- 間隔を隔てて配置された正負の電極からなる放電電極部と、非電解質液と、非電解質液を収容するとともに放電電極部を非電解質液中に位置させた状態に保持する容器とを備えたことを特徴とする電極装置。
- 殺菌対象物と、上記請求項1に記載の放電電極部及び非電解質液を収容した容器とを液体中に入れ、放電電極部の電極に電圧を印加して電極間で放電を生じさせ、放電により生じた圧力波によって殺菌対象物中の菌を殺菌することを特徴とする殺菌方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2009287615A JP2011125528A (ja) | 2009-12-18 | 2009-12-18 | 電極装置及び殺菌方法 |
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JP2009287615A JP2011125528A (ja) | 2009-12-18 | 2009-12-18 | 電極装置及び殺菌方法 |
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JP2011125528A true JP2011125528A (ja) | 2011-06-30 |
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JP (1) | JP2011125528A (ja) |
Citations (3)
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---|---|---|---|---|
JPH01196287A (ja) * | 1988-02-01 | 1989-08-08 | Advance Co Ltd | 微粒子加速装置 |
JP2004248866A (ja) * | 2003-02-20 | 2004-09-09 | Sumitomo Electric Ind Ltd | 衝撃波型殺菌装置 |
JP2009247941A (ja) * | 2008-04-02 | 2009-10-29 | Kumamoto Univ | 衝撃波処理方法および処理装置 |
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2009
- 2009-12-18 JP JP2009287615A patent/JP2011125528A/ja active Pending
Patent Citations (3)
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JPH01196287A (ja) * | 1988-02-01 | 1989-08-08 | Advance Co Ltd | 微粒子加速装置 |
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