JP6304645B2 - プラズマ発生装置 - Google Patents

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Description

本発明は、プラズマ発生装置に関する。さらに詳細には、大気圧非平衡プラズマを発生させるプラズマ発生装置に関するものである。
プラズマ技術は、電気、化学、材料の各分野に応用されている。そして、近年においては、医療への応用が活発に研究されるようになってきた。プラズマの内部では、電子やイオン等の荷電粒子の他に、紫外線やラジカルが発生する。これらには、生体組織の殺菌をはじめとして、生体組織に対する種々の効果があることが分かってきている。
例えば、特許文献1には、プラズマの照射により、血液凝固(特許文献1の実施例4、段落[0063]−[0068]参照)と、組織滅菌(特許文献1の実施例5、段落[0069]−[0074]参照)と、リーシュマニア症(特許文献1の実施例6、段落[0075]−[0077]参照)といった、効果があることが記載されている。そして、メラノーマ細胞(悪性黒色腫細胞)を死滅させる効果があると記載されている(特許文献1の実施例7、段落[0078]参照)。
また、特許文献2には、プラズマを照射することにより、卵巣癌細胞を死滅させることができる旨が記載されている(特許文献2の段落[0032]−[0042]等参照)。
特表2008−539007号公報 特開2013−153995号公報
ところで、プラズマを患部に照射するためには、プラズマ発生装置を小型化することが望ましい。医者がプラズマ発生装置を持ちやすいからである。また、患者の身体の一部を開腹して、体内の組織にプラズマを照射する場合には、開腹する領域の大きさが小さくてよいからである。開腹領域の大きさが小さいほど、患者にかかる負担は小さい。
小型化するためには、プラズマ発生装置の各部材も小さいものを用いることとなる。また、絶縁体も薄いものを用いることとなる。しかし、厚みの薄い絶縁体を用いると、絶縁破壊が生じやすい。また、治療に使用できる程度に高いプラズマ密度のプラズマを発生させる必要もある。
本発明は、前述した従来の技術が有する問題点を解決するためになされたものである。すなわちその課題とするところは、プラズマ密度の高いプラズマを発生させることができるとともに、装置の小型化を図ったプラズマ発生装置を提供することである。
第1の態様におけるプラズマ発生装置は、筒状の第1の電極と、第2の電極と、絶縁管と、を有する。そして、第1の電極の第1の先端部は、絶縁管の内部に配置されている。第2の電極は、絶縁管の外部に配置されている。第1の電極の第1の先端部は、突出部を有している。突出部には、マイクロホローが形成されている。
このプラズマ発生装置では、第1の電極の先端部に、マイクロホローを有する突出部が形成されている。マイクロホローが形成されているため、高密度のプラズマを発生させることができる。また、プラズマ発生装置を小型化できる。そのため、プラズマ発生装置の使用者が、装置を持つのに好適である。
第2の態様におけるプラズマ発生装置は、さらに、絶縁管の外側に配置された第3の電極を有する。そして、第3の電極は、絶縁管からみて第2の電極よりも遠い位置に配置されている。絶縁管の外部に、第2の電極と第3の電極とから成る二重電極構造を有している。そのため、絶縁管の絶縁破壊が抑制される。
第3の態様におけるプラズマ発生装置では、第2の電極および第3の電極は、いずれも筒状の電極である。そして、第3の電極の筒の内側に第2の電極が配置されている。
第4の態様におけるプラズマ発生装置では、第1の電極の第2の先端部の側には、放電ガスを供給するガス供給部が配置されている。そして、ガス供給部は、第1の電極の筒状の内部と連通している。
本発明では、プラズマ密度の高いプラズマを発生させることができるとともに、装置の小型化を図ったプラズマ発生装置が提供されている。
実施形態に係るプラズマ発生装置の概略構成を示す図である。 実施形態に係るプラズマ発生装置の第1の電極を示す斜視図である。 実施形態に係るプラズマ発生装置の第1の電極を示す断面図である。 実施形態に係るプラズマ発生装置の内部電極の変形例を示す断面図である。 実施形態に係るプラズマ発生装置においてHeを放電ガスとしてプラズマを発生させた場合を示す写真である。 実施形態に係るプラズマ発生装置においてArを放電ガスとしてプラズマを発生させた場合を示す写真である。
以下、具体的な実施形態について、プラズマ発生装置を例に挙げて図を参照しつつ説明する。本実施形態のプラズマ発生装置の各構成の大きさは、あくまで目安である。必ずしも、記載の数値範囲に限らない。
1.プラズマ発生装置
図1は、本実施形態のプラズマ発生装置100の概略構成を示す図である。プラズマ発生装置100は、第1の電極10と、第2の電極20と、第3の電極30と、絶縁管40と、第1の絶縁部材50と、第2の絶縁部材60と、第3の絶縁部材70と、封止部材80と、第1の電位付与部110と、第2の電位付与部120と、を有している。
第1の電極10は、放電電極である。また、第1の電極10は、放電ガスを供給するためのガス供給管を兼ねている。そのため、第1の電極10は、円筒形状の円筒電極である。第1の電極10は、筒状であれば、多角形等その他の形状であってもよい。第1の電極10の先端部分には、後述するようにマイクロホローH1が形成されている。第1の電極10の一方の先端部分は、絶縁管40の内部に配置されている。第1の電極10の他方の先端部分は、絶縁管40の外部に露出している。第1の電極10の材質は、例えば、ステンレス(SUS)である。もちろん、その他の金属もしくは合金を用いてもよい。第1の電極10の外径は、例えば、1mm以上5mm以下の範囲内である。第1の電極10の肉厚は、例えば、0.1mm以上0.5mm以下の範囲内である。あくまで例示であり、これら以外の大きさのものを用いてもよい。
第2の電極20は、円筒形状の電極である。第2の電極20は、筒状であれば、多角形等その他の形状であってもよい。第2の電極20は、第1の絶縁部材50を覆うように形成されている。そのため、第2の電極20の円筒内部には、絶縁管40および第1の絶縁部材50が配置されている。しかし、第2の電極20の円筒内部には、第1の電極10は、配置されていない。また、第2の電極20は、第1の絶縁部材50と第2の絶縁部材60との間に挟まれている。そのため、第2の電極20は、その周囲をすべて絶縁体で覆われている。第2の電極20の材質は、例えば、アルミニウムである。もちろん、その他の金属(合金を含む)を用いてもよい。第2の電極20の厚みは、1mm程度である。
第3の電極30は、円筒形状の電極である。第3の電極30は、筒状であれば、多角形等その他の形状であってもよい。第3の電極30は、第2の絶縁部材60を覆うように形成されている。そのため、第3の電極30の円筒内部には、円筒の中心から絶縁管40と、第1の絶縁部材50と、第2の電極20と、第2の絶縁部材60と、がこの順序で配置されている。つまり、第3の電極30は、絶縁管40からみて第2の電極20よりも遠い位置に配置されている。また、第3の電極30は、第2の絶縁部材60と第3の絶縁部材70との間に挟まれている。そのため、第3の電極30は、その周囲をすべて絶縁体で覆われている。第3の電極30の材質は、例えば、アルミニウムである。もちろん、その他の金属(合金を含む)を用いてもよい。第3の電極30の厚みは、1mm程度である。
絶縁管40は、プラズマ発生装置100の筐体である。絶縁管40は、第1の電極10と第2の電極20との間に配置されている。絶縁管40の内部には、第1の電極10が配置されており、絶縁管40の外部には、第2の電極20と第3の電極30とが配置されている。絶縁管40の材質は、アルミナ、ジルコニア、マグネシア、ムライト、ガラス、その他の材質を用いることができる。絶縁管40の内径は、10mm以上30mm以下の範囲内の程度である。絶縁管40の肉厚は、0.2mm以上2mm以下の範囲内の程度である。絶縁管40の長さは、10cm以上15cm以下の範囲内の程度である。
絶縁管40の一方の端部は、開口している開口部41である。そして、図1に示すように、開口部41は、プラズマを照射するプラズマ照射口である。絶縁管40における開口部41の反対側の端部42には、第1の電極10が突出している。そして、端部42では、絶縁管40と第1の電極10との間の隙間は、封止部材80により封止されている。第1の電極10におけるマイクロホローH1の反対側には、ガス供給部(図示せず)が設けられている。ガス供給部は、チューブ等を介して第1の電極10の円筒の内部と連通している。そのため、プラズマ発生装置100は、図1の矢印D1の向きに放電ガスを供給することができる。
第1の絶縁部材50は、絶縁管40の絶縁耐性を向上させるためのものである。第1の絶縁部材50は、絶縁管40の外周部に沿って形成されている。第1の絶縁部材50として、ポリイミド、テフロン(登録商標)等を用いることができる。その他の材料も用いることができる。ここで、テープ状のものを用いると、絶縁管40の外周部に巻きつけることが容易である。
第2の絶縁部材60は、第2の電極20と第3の電極30との間の位置に配置されている。そして、第2の絶縁部材60の材質は、第1の絶縁部材50と同様のものを用いてよい。
第3の絶縁部材70は、第3の電極30より外側の位置に配置されている。そして、第3の絶縁部材70の材質は、第1の絶縁部材50と同様のものを用いてよい。
図1に示すように、絶縁管40の軸方向(図1の上下方向)でみると、第3の電極30の両方の端部は、第2の電極20の両方の端部よりも内側に位置している。そのため、第1の電極10からみて最も近い電極は、第3の電極30ではなく、第2の電極20である。
2.電位付与部
第1の電位付与部110は、第1の電極10に電位を付与するためのものである。そのため、第1の電位付与部110は、第1の電極10と導通している。第1の電位付与部110は、商用交流(50Hz、60Hz)電源100Vを昇圧した高電圧を印加することができる。ここで、インバーター構成により、10kHz以上100kHz以下程度の高い周波数の成分を重畳してもよい。このように、第1の電位付与部110が第1の電極10に電位を付与するため、第1の電極10と第2の電極20との間に電圧が印加されることとなる。
第2の電位付与部120は、第3の電極30に電位を付与するためのものである。そのため、第2の電位付与部120は、第3の電極30と導通している。第2の電位付与部120は、例えば、接地されている。このとき、第3の電極30には、ゼロ電位が付与される。または、第2の電位付与部120は、第3の電極30にゼロ電位以外の一定の電位を付与してもよいし、周期的に変化する電位を付与してもよい。このように、第2の電位付与部120が第3の電極30に電位を付与するため、絶縁部材60を介して第2の電極20に電圧が印加されることとなる。
3.第2の電極および第3の電極の構成
絶縁管40の外部には、第2の電極20と第3の電極30とを有する二重電極構造となっている。そして、第2の電極20と第3の電極30との間には、第2の絶縁部材60がある。このように二重電極構造になっているため、第1の電極10と第2の電極20との間に配置されている絶縁管40の厚み方向に加わるパルス的衝撃電界がある程度緩和される。すなわち、絶縁管40の円筒内部と円筒外部との間に、局所的に大きな電界が形成されることが抑制される。そのため、絶縁管40は、絶縁破壊しにくい。したがって、小型化されたプラズマ発生装置100は、安定したプラズマ発生源である。
4.第1の電極の形状
図2は、第1の電極10の先端部11の周辺を示す斜視図である。図3は、第1の電極10の円筒の中心およびマイクロホローH1を含む断面を示す断面図である。第1の電極10の先端部11は、端面S1と面S2とを有している。端面S1は、面S2より第1の電極10の軸方向の外側に突出している突出部である。つまり、第1の電極10の先端部11は、軸対称ではない。
端面S1には、マイクロホローH1が形成されている。マイクロホローH1は、スリット状の溝である。マイクロホローH1の深さは、0.3mm以上0.5mm以下の範囲内である。マイクロホローH1の幅は、0.1mm以上0.3mm以下の範囲内である。これらの数値範囲はあくまで例示であり、その他の数値範囲を用いることもできる。
このような構造になっているため、突出した端面S1のマイクロホローH1の周辺で放電が生じやすい。そのため、プラズマ密度の高いプラズマを安定して生成することが容易である。
第1の電極10と第2の電極20との間に形成される電界の電界強度は、これらの間に印加される電圧に比例し、これらの間の距離に反比例する。そのため、第1の電位付与部110が付与する電位と、第1の電極10と第2の電極20との間の距離とが、重要である。
小型のプラズマ発生装置100を製造するために、絶縁管40の外径を小さいものとして設計するとともに、第1の電極10と第2の電極20との間の距離を大きいものとして設計する。つまり、第1の電極10の端面S1の位置を、第2の電極20の位置から比較的遠い位置に配置することができる。第1の電極10の端面S1の位置と、第2の電極20における端部42側の位置との間の距離は、およそ8mm以上35mm以下の範囲内であるとよい。
5.変形例
5−1.内部電極の形状
本実施形態では、絶縁管40の内部に配置する内部電極として、図1から図3までに示した第1の電極10を用いることとした。しかし、内部電極の形状は、第1の電極10に限らない。例えば、図4に示す内部電極210を用いてもよい。内部電極210の先端部211は、端面S3と面S4とを有している。端面S3は、面S4より内部電極210の軸方向の外側に突出している突出部である。このように、内部電極210の先端部211は、軸対称ではない。そして、端面S3には、ホローH12が形成されている。このように、軸方向の外側に最も突出している箇所に、ホローH12が形成されている。
5−2.マイクロホローの数
本実施形態では、第1の電極10の端面S1に、マイクロホローH1を1個形成した。しかし、複数のマイクロホローH1を端面S1に形成してもよい。
5−3.外部電極の形状
本実施形態では、第2の電極20および第3の電極30を円筒形状の電極とした。しかし、筒形状でなくてもよい。ただし、第1の電極10と第3の電極との間に、第2の電極が位置していることが必要である。
5−4.組み合わせ
上記の変形例を組み合わせてもよい。
6.発生させるプラズマ
プラズマ発生装置100が発生させるプラズマは、非平衡大気圧プラズマである。放電ガスの流量は、0.5slm以上5slm以下の範囲内であるとよい。発生させるプラズマのプラズマ密度は、1×1013cm-3以上1×1015cm-3以下の程度である。また、後述する実験では、放電ガスとして希ガスを用いている。開口部41から照射されたプラズマは、大気と混じり合う。このため、酸素や窒素に由来する種々のラジカル等が発生する。
7.実験
ここで、本実施形態のプラズマ発生装置100が発生させるプラズマについて説明する。本実験で用いたプラズマ発生装置100の各サイズは、次のとおりであった。円筒中心軸方向でみて、開口部41から第2の電極20の開口部41側の端部までの距離は、7mmであった。第2の電極20の円筒中心軸方向の長さは、20mmであった。円筒中心軸方向でみて、第1の電極10と第2の電極20との間の距離は、10mmであった。放電ガスの流量は、2slmであった。なお、放電ガスとして、HeガスとArガスとの2種類を用いた。
また、5分間継続して、安定したプラズマを発生させることができた。この5分間のプラズマの持続性については、30回以上繰り返し実施して確かめた。
本実施形態のプラズマ発生装置100によりプラズマを発生させた場合を図5および図6の写真に示す。図5は、放電ガスとしてHeを用いた場合のプラズマを示す写真である。図5に示すように、プラズマの照射径が1mm程度のプラズマ流が、4cm程度の長さで表れている。
図6は、放電ガスとしてArを用いた場合のプラズマを示す写真である。図6に示すように、プラズマの照射径が1mm程度のプラズマ流が、2cm程度の長さで表れている。
8.発生させるプラズマの利用方法
本実施形態のプラズマ発生装置100を患者の患部に向けて照射する。そして、酸素や窒素に由来する種々のラジカル等が患部に供給される。絶縁管40の外径が小さいため、医者がプラズマ発生装置100を持つのに好適である。また、プラズマの照射径が1mm程度であるため、患部に照射するのに好適である。
また、患者の体内のごく一部を開腹して、その開腹箇所にプラズマ発生装置100を挿入する。そして、患部に向けてプラズマを照射する。絶縁管40の外径が小さいため、患者の開腹箇所に挿入することが容易である。開腹箇所は、十分に小さいため、患者に与える肉体的負担は小さい。
本実施形態のプラズマ発生装置100は、小型でありながら高密度なプラズマを発生させることができる。そのため、上記の医療用以外の用途にも、当然用いることができる。
9.本実施形態のまとめ
本実施形態のプラズマ発生装置100は、絶縁管40の内側に配置された第1の電極10と、絶縁管40の外側に配置された第2の電極20および第3の電極30と、を有している。そのため、プラズマ発生装置100を小型化しても、絶縁管40の絶縁破壊が生じにくい。また、第1の電極10の先端部11では、突出している端面S1にマイクロホローH1が形成されている。そのため、プラズマ発生装置100は、プラズマ密度の高いプラズマを生成することができる。
なお、本実施形態は単なる例示にすぎない。したがって当然に、その要旨を逸脱しない範囲内で種々の改良、変形が可能である。例えば、プラズマを発生させるガスとして、その他の希ガスを用いてもよい。また、酸素や窒素、その他の気体を若干量だけ混入してもよい。
100…プラズマ発生装置
10…第1の電極
20…第2の電極
30…第3の電極
40…絶縁管
50…第1の絶縁部材
60…第2の絶縁部材
70…第3の絶縁部材
80…封止部材
110…第1の電位付与部
120…第2の電位付与部
H1、H12…マイクロホロー
S1、S3…端面
S2、S4…面

Claims (4)

  1. 筒状の第1の電極と、
    第2の電極と、
    絶縁管と、
    を有するプラズマ発生装置において、
    前記第1の電極の第1の先端部は、
    前記絶縁管の内部に配置されており、
    前記第2の電極は、
    前記絶縁管の外部に配置されており、
    前記第1の電極の前記第1の先端部は、突出部を有しており、
    前記突出部には、マイクロホローが形成されていること
    を特徴とするプラズマ発生装置。
  2. 請求項1に記載のプラズマ発生装置において、
    前記絶縁管の外側に配置された第3の電極を有し、
    前記第3の電極は、前記絶縁管からみて前記第2の電極よりも遠い位置に配置されていること
    を特徴とするプラズマ発生装置。
  3. 請求項2に記載のプラズマ発生装置において、
    前記第2の電極および前記第3の電極は、
    いずれも筒状の電極であり、
    前記第3の電極の筒の内側に前記第2の電極が配置されていること
    を特徴とするプラズマ発生装置。
  4. 請求項1から請求項3までのいずれか1項に記載のプラズマ発生装置において、
    前記第1の電極の第2の先端部の側には、
    放電ガスを供給するガス供給部が配置されており、
    前記ガス供給部は、
    前記第1の電極の筒状の内部と連通していること
    を特徴とするプラズマ発生装置。
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