JP2011121319A - 画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】第1キャリッジ5のヘッド昇降駆動接続手段23Rを第2キャリッジ6の第2記録ヘッド昇降駆動接続手段の他端部18Lに接続してヘッド昇降のための駆動が伝わる接続状態にし、また、接続が解除された収納状態にすることができる収納・接続手段41を有し、収納・接続手段による第1キャリッジのヘッド昇降駆動接続手段23Rの収納・接続動作を連結・解除手段49による第1キャリッジ5と第2キャリッジ6との連結・解除動作と連動させた。
【選択図】図17
Description
ホルダ部材はキャリッジ内に平行に配置された複数の偏心カム上に設置され、ギャップ調整レバーを回動させ、偏心カムを同時に同角度回転させることでホルダごと複数のヘッドを昇降させる技術が記載されている。しかし、この技術においても、2つのガイド軸(偏心カム)を、ラック・ピニオン機構で連結しているものの、一方のガイド軸をギャップ調整レバーの揺動により回動する方式であり、該ギャップ調整レバーの揺動スペースとして所要の空間が必要であり、また、自動化が示唆されているものの、レバーを回動させる技術を前提としてものであり、特許文献1の技術と同様にレバーの揺動スペースとして所要の空間が必要であることから画像形成装置の省スペース化上の課題が残る。
第1記録ヘッドと、この第1記録ヘッドを昇降させる第1記録ヘッド昇降手段を有し、主走査方向に可動な第1キャリッジと、
第2記録ヘッドと、この第2記録ヘッドを昇降させる第2記録ヘッド昇降手段を有し、主走査方向に可動な第2キャリッジと、
これら第1記録ヘッド昇降手段及び第2記録ヘッド昇降手段を駆動するヘッド昇降駆動源と、
前記ヘッド昇降駆動源と一体的に設けた駆動源側接続手段と、
前記駆動源側接続手段にその一端部を接続されて前記第2記録ヘッド昇降手段へ駆動力を伝える前記第2キャリッジの第2記録ヘッド昇降駆動接続手段と、
前記第2記録ヘッド昇降駆動接続手段の他端部と接続されて前記第1記録ヘッド昇降手段へ駆動力を伝える第1キャリッジの第1記録ヘッド昇降駆動接続手段と、
前記第1キャリッジと前記第2キャリッジを連結し、また、連結を解除できる連結・解除手段と、
を有する画像形成装置であって、
前記第1キャリッジの第1記録ヘッド昇降駆動接続手段を前記第2キャリッジの第2記録ヘッド昇降駆動接続手段の前記他端部に接続してヘッド昇降のための駆動が伝わる接続状態にし、また、接続が解除された収納状態にすることができる収納・接続手段を有し、
前記収納・接続手段による前記第1キャリッジの第1記録ヘッド昇降駆動接続手段の収納・接続動作を前記連結・解除手段による第1キャリッジと前記第2キャリッジとの連結・解除動作と連動させた。
本発明の第2の手段は、
第1の手段に記載の画像形成装置において、
前記収納・接続手段による前記第1記録ヘッド昇降駆動接続手段と前記第2記録ヘッド昇降駆動接続手段の前記他端部との接続動作は前記連結・解除手段による第1キャリッジと前記第2キャリッジとの連結後に行われることとした。
本発明の第3の手段は、
第1または第2の手段に記載の画像形成装置において、
前記第1、第2記録ヘッド昇降手段は、各ヘッド昇降駆動接続手段に対して、駆動力入力用の各駆動接続手段の接続動作、接続が解除される収納状態になる動作により動かないこととした。
本発明の第4の手段は、
第1乃至3の何れか1つの手段に記載の画像形成装置において、
前記第1キャリッジは主走査方向に往復駆動可能であり、主走査方向の一端側に前記ヘッド昇降駆動源が定置され、該ヘッド昇降駆動源に近い方から前記第2キャリッジ、前記第1キャリッジの順に配置されていて、前記第2キャリッジは前記連結・解除手段により前記第1キャリッジと一体的に連結されることにより、前記第1キャリッジとともに主走査方向に移動可能であることとした。
本発明の第5の手段は、
第4の手段に記載の画像形成装置において、前記第2キャリッジと一体的な前記第2記録ヘッド昇降駆動接続手段が前記駆動源側接続手段と接続される位置まで前記ヘッド昇降駆動源に接近した位置を該第2キャリッジのホームポジションとし、
ホームポジションに位置している前記第2キャリッジに対して、前記第1キャリッジが、前記連結・解除手段により連結可能な位置まで接近した位置を該第1キャリッジのホームポジションとし、
これら第1キャリッジ、第2キャリッジがそれぞれのホームポジションにある状態のもとで、前記収納・接続手段による前記第1キャリッジのヘッド昇降駆動接続手段の収納・接続動作及び前記連結・解除手段による第1キャリッジと前記第2キャリッジとの連結・解除動作が可能であることとした。
本発明の第6の手段は、
第1乃至5の何れか1つの手段に記載の画像形成装置において、
前記第1記録ヘッド昇降手段は、前記第1記録ヘッドを保持するとともに昇降方向にのみ移動方向を規制されて前記第1キャリッジ内に支持されているヘッドホルダと、
昇降方向に該ヘッドホルダを付勢する弾性手段と、
該弾性手段で付勢された前記ヘッドホルダを支え、副走査方向に往復動可能に前記第1キャリッジに支持されていてその一端部に歯すじ方向が主走査方向で形成されたラックを有するスライドカムと、
前記ラックに噛み合うピニオンと、
を有し、
前記ピニオンが前記第1記録ヘッド昇降駆動接続手段と同軸に構成されていることとした。
本発明の第7の手段は、
第1乃至6の何れか1つの手段に記載の画像形成装置において、
前記第2記録ヘッド昇降手段は、前記第2記録ヘッドを保持するとともに昇降方向にのみ移動方向を規制されて前記第1キャリッジ内に支持されているヘッドホルダと、
昇降方向に該ヘッドホルダを付勢する弾性手段と、
該弾性手段で付勢された前記ヘッドホルダを支え、副走査方向に往復動可能に前記第2キャリッジに支持されていてその一端部に歯すじ方向が主走査方向で形成されたラックを有するスライドカムと、
前記ラックに噛み合うピニオンと、
を有し、
前記ピニオンが前記第2記録ヘッド昇降駆動接続手段と同軸に構成されていることとした。
本発明の第8の手段は、
第1乃至7の何れか1つの手段に記載の画像形成装置において、
前記収納・接続手段は、
前記ピニオン及び前記第1記録ヘッド昇降駆動接続手段を同軸上に保持した支持軸と、
前記支持軸の軸線を主走査方向に合わせて該主走査方向に可動に、かつ回転可能に前記第1キャリッジに支持する支持手段と、
前記支持軸に取り付けられたカムフォロアとしての収納ガイドと、
前記ピニオン、前記第1記録ヘッド昇降駆動接続手段、前記支持軸、前記収納ガイドが前記第2記録ヘッド昇降駆動接続手段に接近する方向へ移動するように付勢する付勢手段と、
前記収納ガイドに当接することにより、前記付勢手段による前記支持軸の移動を阻止し回転に応じて前記第1記録ヘッド昇降駆動接続手段を接続状態、収納状態に切り換える収納カムと、
前記収納カムを回転させる収納カム駆動源と、を有することとした。
本発明の第9の手段は、
第1乃至8の何れか1つの手段に記載の画像形成装置において、
前記連結・解除手段は、
往復動作により前記第1キャリッジと前記第2キャリッジとを一体的に連結する位置と、該一体的な連結が解除される位置、とに変位する連結部材と、この連結部材を変位させる連結部材駆動機構からなり、
連結部材駆動機構は、
前記連結部材の往復動作の方向を規制する案内手段と、
前記連結部材に形成されたラックと、
該ラックに噛み合い、その回転により該連結部材を往復動させるピニオンと、
該ピニオンを回転させるギヤ駆動源と、を有し、
このギヤ駆動源は、前記収納・接続手段を駆動する収納カム駆動源と共通とした。
本発明の第10の手段は、
第9の手段に記載の画像形成装置において、
前記連結・解除手段による第1キャリッジと前記第2キャリッジとの連結後に、前記収納・接続手段による前記第1記録ヘッド昇降駆動接続手段と前記第2記録ヘッド昇降駆動接続手段の前記他端部との接続動作が行われるように、前記収納ガイドに当接する前記収納カムの回転方向の当接位置と、前記連結部材に形成されたラックの前記往復動方向での前記ピニオンの噛み合い位置との関係が定められていることとした。
請求項2記載の発明では、第1キャリッジと第2キャリッジとの一体的な連結後に、第1記録ヘッド昇降駆動接続手段と第2記録ヘッド昇降駆動接続手段との接続動作を行うので、キャリッジの連結とヘッド昇降の駆動接続が安定し、第1キャリッジと第2キャリッジの結合位置精度、両キャリッジの記録ヘッドの位置関係に影響がない。
請求項3記載の発明では、第1、第2記録ヘッド昇降手段は、各ヘッド昇降駆動接続手段に対する駆動力入力用の各駆動接続手段の接続動作、接続解除にかかる収納動作により動かないので、キャリッジ内での各記録ヘッドの昇降方向の位置は安定している。
請求項4記載の発明では、第1キャリッジと第2キャリッジの両方を用いる画像形成においては、第2キャリッジは第1キャリッジと一体的であるので、画像書き込み精度が安定する。
請求項5記載の発明では、第1キャリッジ、第2キャリッジは共に、定められたホームポジションで両キャリッジの連結、連結解除や、記録ヘッドの昇降を行うので、装置構成を簡易にできる。
請求項6記載の発明では、第1記録ヘッド昇降手段のラックに噛み合うピニオンが第1記録ヘッド昇降駆動接続手段と同軸であり、前記収納・接続手段による前記第1キャリッジのヘッド昇降駆動接続手段の収納・接続動作に際して、ピニオンが第1記録ヘッド昇降駆動接続手段とともに、該ラックの歯すじ方向に移動するので、第1記録ヘッド昇降手段の昇降動作には影響を与えず、請求項3と同じ効果を得る。
請求項7記載の発明では、第2記録ヘッド昇降手段のラックに噛み合うピニオンが第2記録ヘッド昇降駆動接続手段と同軸であり、ヘッド昇降駆動源と一体的に設けた駆動源側駆動接続手段と第2キャリッジの第2記録ヘッド昇降駆動接続手段とが接続されるに際して、ピニオンが第2記録ヘッド昇降駆動接続手段とともに、該ラックの歯すじ方向に移動するので、第1記録ヘッド昇降手段の昇降動作には影響を与えず、請求項3と同じ効果を得る。
請求項8、10記載の発明では、収納カムの回転位置により、第1記録ヘッド昇降駆動接続手段を接続状態、収納状態に切り換えるタイミングを調節して、収納・接続手段による第1キャリッジのヘッド昇降駆動接続手段の収納・接続動作と、連結・解除手段による第1キャリッジと第2キャリッジとの連結・解除動作との連動を適正に行うように調節が容易である。
請求項9、10記載の発明では、連結部材をラック、ピニオンにより往復動される構成としたことで、該ラックとピニオンとの噛み合い位置の調整により、収納・接続手段による第1キャリッジのヘッド昇降駆動接続手段の収納・接続動作と、連結・解除手段による第1キャリッジと第2キャリッジとの連結・解除動作との連動を適正に行うように調節が容易である。
本実施例の画像形成装置1000は、記録装置100と給紙部とに大別できる。記録装置100はインクジェット方式による記録ヘッドにより記録媒体(例えば、用紙)にインクを射出して画像形成する機構を主体とし、給紙部は記録装置に記録媒体を搬送する機構を主体とする。
画像形成装置1000及び記録装置100の斜視図を図1に示し、該記録装置100を上から見た概略図を図2に示す。給紙部については図示を省略しているが、記録装置100の本体部に組み込まれている。或いは別体の装置として記録装置100と接続する形態とすることもできる。本例では、記録媒体として厚さの異なる2種の用紙を用い、これら2種の用紙が選択的に切り換えられて記録装置2に搬送されて画像形成される。
本例の記録装置100では、使用する記録媒体の厚さに応じて記録ヘッドと記録媒体の表面との距離が一定になるように記録ヘッドが昇降される。図2乃至図5に示した平面図の例では、記録ヘッド昇降手段の駆動源であるヘッド昇降駆動源(モータ)20は右側板4の外壁上に配置され、当該ヘッド昇降駆動源20に近いほうから第2キャリッジ6、第1キャリッジ5の順で配置されている。
この第1キャリッジ5および第2キャリッジ6の主走査方向での移動が可能な主走査領域のうち、画像形成が可能な領域である記録領域では、図1に示したように記録媒体150が図示しない紙送り機構によって副走査方向Y1―Y1に間欠的に搬送される。また、主走査領域のうち一方の端部側、本例では右端部の領域は両キャリッジのホームポジションであり、記録ヘッド71乃至75の維持回復を行う維持機構8が配置されている。維持機構8は記録ヘッド71〜75のインクカートリッジのキャップを開閉する手段であり、キャップを閉じることにより各記録ヘッドは記録装置100の本体と一体化されて、該本体と一体的に位置決め固定される。
第1キャリッジ5における第1記録ヘッド71、72、第1ヘッドホルダ27の組み立て構造を説明する。なお、第2キャリッジ6における第2記録ヘッド73乃至75及び該第2記録ヘッド73乃至75の組み立て構造は第2キャリッジ6との関係と同様なので図示および説明は省略する。
次に、第1記録ヘッド昇降手段500R、500Lについて説明する。なお、第2記録ヘッド昇降手段600R、600Lについては第1記録ヘッド昇降手段500R、500Lと同様の構成であるため、図示および説明は省略する。本例において、第1ヘッド昇降手段500R、500Lは、細長い直方体の板面に斜面の組み合わせによる凹凸状のカム機構を用いるが他のカム機構や、その他第1ヘッドホルダ27を昇降させ得る機構であれば他の機構を用いてもよい。
ヘッド昇降駆動源20から第1記録ヘッド昇降駆動接続手段(第1キャリッジ右ジョイント)23Rに到る動力の伝達に用いる接続手段について具体例を述べる。図15(a)、(b)に駆動源ジョイント19、第2キャリッジ右ジョイント18R、第2キャリッジ左ジョイント18L、第1キャリッジ右ジョイント23R、ピニヨン18L・P、18P・P、23R・Pなどの斜視図を示す。
記録媒体150の厚さに応じて第1記録ヘッド71、72の高さを調節する場合、第1記録ヘッド昇降手段500R、500Lを駆動するべく、ピニオン23RP、23LPを回転させるためには、ヘッド昇降駆動源20からの動力を第1キャリッジ右ジョイント23Rに導かなければならない。そのためには、図3或いは図4に示したように予め第2キャリッジ6をホームポジションまで移動させて、駆動源ジョイント19と第2キャリッジ右ジョイント18Rとを接続すると共に、維持機構8により第2キャリッジ6の位置が固定された状態にあることが必要である。
図3に示したように、第1キャリッジ5及び第2キャリッジ6を、それぞれのホームポジションで一体的に連結し、或いは連結を解除する手段として本例では連結部材49を用いる。連結部材49としてコの字形の部材を使用し、第1キャリッジ5及び第2キャリッジ6の一部(本例では各側板)を重ねた状態のもとで、該連結部材49で挟み込むことにより両キャリッジを一体的に連結する。両キャリッジの連結を解除する場合には連結部材49で、2つの側板部を挟み込んだ状態から引き抜く。このように、連結部材49によるこれら連結・解除の動作は往復動作により可能となる。
(a):図18に示した状態ではホームポジションにある第2キャリッジ6に対して、第1キャリッジ5は離間した位置から第2キャリッジ6に向けて接近中であり、連結部材49の開放側の挟み部は連結部材受け部183の上方にあり、収納カム87はその凸部が収納ガイド板81bに当接し、第1キャリッジ右ジョイント23Rは左方に収納(退避)している。
2 副ガイド
3 左側板
4 右側板
5 第1キャリッジ(モノクロキャリッジ)
5a 段部
5b 底部領域
5c キャリッジ孔
5d 側壁部
6 第2キャリッジ(カラーキャリッジ)
8 維持機構
9 主走査モータ
10 タイミングベルト
11 エンコーダシート
13 テンショナー
14 軸受け部
15 ベルト保持部
16、16’ 案内部
17 第1エンコーダセンサ
18 第2記録ヘッド昇降駆動接続手段
18J 駆動伝達軸
18R 第2キャリッジ右ジョイント
18L 第2キャリッジ左ジョイント
18R・P、18L・P、23R・P、23L・P ピニオン
19 駆動源側駆動接続手段(駆動源ジョイント)
20 ヘッド昇降駆動源
22a 円形端面
23R 第1記録ヘッド昇降駆動接続手段(第1キャリッジ右ジョイント)
23L 第1キャリッジピニオン
23a 円形端面
24 スライドカム
24RC、49RC ラック
25 昇降センサ
18、26 駆動伝達軸
27 第1ヘッドホルダ
27b ホルダ孔
27c 側壁
27d ヘッドホルダ凸部
27e ホルダカム面
22b、23b、24eM、27eM 凸部
23c、24eV、27eV 凹部
31 バネ
41 収納・接続手段
45 中間ギヤ
47 モータ
48 ピニオン
49 連結部材
50 バネ押さえ部
52 ウォーム
60 位置決め部材
71、72 第1記録ヘッド
71a、72a 第1ノズル面
71A、71B 矩形凸部
73、74、75 第2記録ヘッド
80 支持板
80h 円孔
81 支持体
81a 壁部
81b 収納ガイド
81h1、81h2 挿通孔
82 溝
83E リング
84、85 位置決めカラー
86 コイルバネ
87 収納カム
90 案内棒
100 記録装置
121 駆動プーリ
122 従動プーリ
150 記録媒体
160 支持台
181 連結部材駆動機構(連結・解除手段)
182、183 連結部材受け部
500R、500L 第1記録ヘッド昇降手段
600R、600L 第2記録ヘッド昇降手段
d 隙間
D 距離
Lギャップ
O−O 記録媒体基準面
SD、SU 斜面
X1―X2 主走査方向
Y1―Y1 副走査方向
Z1―Z1上下方向(昇降方向)
Δ 隙間
Claims (10)
- 第1記録ヘッドと、この第1記録ヘッドを昇降させる第1記録ヘッド昇降手段を有し、主走査方向に可動な第1キャリッジと、
第2記録ヘッドと、この第2記録ヘッドを昇降させる第2記録ヘッド昇降手段を有し、主走査方向に可動な第2キャリッジと、
これら第1記録ヘッド昇降手段及び第2記録ヘッド昇降手段を駆動するヘッド昇降駆動源と、
前記ヘッド昇降駆動源と一体的に設けた駆動源側接続手段と、
前記駆動源側接続手段にその一端部を接続されて前記第2記録ヘッド昇降手段へ駆動力を伝える前記第2キャリッジの第2記録ヘッド昇降駆動接続手段と、
前記第2記録ヘッド昇降駆動接続手段の他端部と接続されて前記第1記録ヘッド昇降手段へ駆動力を伝える第1キャリッジの第1記録ヘッド昇降駆動接続手段と、
前記第1キャリッジと前記第2キャリッジを連結し、また、連結を解除できる連結・解除手段と、
を有する画像形成装置であって、
前記第1キャリッジの第1記録ヘッド昇降駆動接続手段を前記第2キャリッジの第2記録ヘッド昇降駆動接続手段の前記他端部に接続してヘッド昇降のための駆動が伝わる接続状態にし、また、接続が解除された収納状態にすることができる収納・接続手段を有し、
前記収納・接続手段による前記第1キャリッジの第1記録ヘッド昇降駆動接続手段の収納・接続動作を前記連結・解除手段による第1キャリッジと前記第2キャリッジとの連結・解除動作と連動させたことを特徴とする画像形成装置。 - 請求項1記載の画像形成装置において、
前記収納・接続手段による前記第1記録ヘッド昇降駆動接続手段と前記第2記録ヘッド昇降駆動接続手段の前記他端部との接続動作は前記連結・解除手段による第1キャリッジと前記第2キャリッジとの連結後に行われることを特徴とする画像形成装置。 - 請求項1または2記載の画像形成装置において、
前記第1、第2記録ヘッド昇降手段は、各ヘッド昇降駆動接続手段に対して、駆動力入力用の各駆動接続手段の接続動作、接続が解除される収納状態になる動作により動かないことを特徴とする画像形成装置。 - 請求項1乃至3の何れか1つに記載の画像形成装置において、
前記第1キャリッジは主走査方向に往復駆動可能であり、主走査方向の一端側に前記ヘッド昇降駆動源が定置され、該ヘッド昇降駆動源に近い方から前記第2キャリッジ、前記第1キャリッジの順に配置されていて、前記第2キャリッジは前記連結・解除手段により前記第1キャリッジと一体的に連結されることにより、前記第1キャリッジとともに主走査方向に移動可能であることを特徴とする画像形成装置。 - 請求項4記載の画像形成装置において、前記第2キャリッジと一体的な前記第2記録ヘッド昇降駆動接続手段が前記駆動源側接続手段と接続される位置まで前記ヘッド昇降駆動源に接近した位置を該第2キャリッジのホームポジションとし、
ホームポジションに位置している前記第2キャリッジに対して、前記第1キャリッジが、前記連結・解除手段により連結可能な位置まで接近した位置を該第1キャリッジのホームポジションとし、
これら第1キャリッジ、第2キャリッジがそれぞれのホームポジションにある状態のもとで、前記収納・接続手段による前記第1キャリッジのヘッド昇降駆動接続手段の収納・接続動作及び前記連結・解除手段による第1キャリッジと前記第2キャリッジとの連結・解除動作が可能であることを特徴とする画像形成装置。 - 請求項1乃至5の何れか1つに記載の画像形成装置において、
前記第1記録ヘッド昇降手段は、前記第1記録ヘッドを保持するとともに昇降方向にのみ移動方向を規制されて前記第1キャリッジ内に支持されているヘッドホルダと、
昇降方向に該ヘッドホルダを付勢する弾性手段と、
該弾性手段で付勢された前記ヘッドホルダを支え、副走査方向に往復動可能に前記第1キャリッジに支持されていてその一端部に歯すじ方向が主走査方向で形成されたラックを有するスライドカムと、
前記ラックに噛み合うピニオンと、
を有し、
前記ピニオンが前記第1記録ヘッド昇降駆動接続手段と同軸に構成されていることを特徴とする画像形成装置。 - 請求項1乃至6の何れか1つに記載の画像形成装置において、
前記第2記録ヘッド昇降手段は、前記第2記録ヘッドを保持するとともに昇降方向にのみ移動方向を規制されて前記第1キャリッジ内に支持されているヘッドホルダと、
昇降方向に該ヘッドホルダを付勢する弾性手段と、
該弾性手段で付勢された前記ヘッドホルダを支え、副走査方向に往復動可能に前記第2キャリッジに支持されていてその一端部に歯すじ方向が主走査方向で形成されたラックを有するスライドカムと、
前記ラックに噛み合うピニオンと、
を有し、
前記ピニオンが前記第2記録ヘッド昇降駆動接続手段と同軸に構成されていることを特徴とする画像形成装置。 - 請求項1乃至7の何れか1つに記載の画像形成装置において、
前記収納・接続手段は、
前記ピニオン及び前記第1記録ヘッド昇降駆動接続手段を同軸上に保持した支持軸と、
前記支持軸の軸線を主走査方向に合わせて該主走査方向に可動に、かつ回転可能に前記第1キャリッジに支持する支持手段と、
前記支持軸に取り付けられたカムフォロアとしての収納ガイドと、
前記ピニオン、前記第1記録ヘッド昇降駆動接続手段、前記支持軸、前記収納ガイドが前記第2記録ヘッド昇降駆動接続手段に接近する方向へ移動するように付勢する付勢手段と、
前記収納ガイドに当接することにより、前記付勢手段による前記支持軸の移動を阻止し回転に応じて前記第1記録ヘッド昇降駆動接続手段を接続状態、収納状態に切り換える収納カムと、
前記収納カムを回転させる収納カム駆動源と、を有することを特徴とする画像形成装置。 - 請求項1乃至8の何れか1つに記載の画像形成装置において、
前記連結・解除手段は、
往復動作により前記第1キャリッジと前記第2キャリッジとを一体的に連結する位置と、該一体的な連結が解除される位置、とに変位する連結部材と、この連結部材を変位させる連結部材駆動機構からなり、
連結部材駆動機構は、
前記連結部材の往復動作の方向を規制する案内手段と、
前記連結部材に形成されたラックと、
該ラックに噛み合い、その回転により該連結部材を往復動させるピニオンと、
該ピニオンを回転させるギヤ駆動源と、を有し、
このギヤ駆動源は、前記収納・接続手段を駆動する収納カム駆動源と共通であることを特徴とする画像形成装置。 - 請求項9記載の画像形成装置において、
前記連結・解除手段による第1キャリッジと前記第2キャリッジとの連結後に、前記収納・接続手段による前記第1記録ヘッド昇降駆動接続手段と前記第2記録ヘッド昇降駆動接続手段の前記他端部との接続動作が行われるように、前記収納ガイドに当接する前記収納カムの回転方向の当接位置と、前記連結部材に形成されたラックの前記往復動方向での前記ピニオンの噛み合い位置との関係が定められていることを特徴とする画像形成装置。
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