JP2011121054A - 破壊、粉砕またはリサイクルなどのための取付け可能油圧機器を起動する方法、およびこのような取付け可能油圧機器 - Google Patents

破壊、粉砕またはリサイクルなどのための取付け可能油圧機器を起動する方法、およびこのような取付け可能油圧機器 Download PDF

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Abstract

【課題】破壊、粉砕またはリサイクルのための取付け可能油圧機器を起動する方法、およびこのような取付け可能油圧機器を提供する。
【解決手段】上部ジョー18および下部ジョー16を有しており、そのうちの少なくとも1つは回動動作するよう、ハウジング12の上に配置された軸受軸19にヒンジ取り付けされており、ヒンジ取り付けのジョーは、それらに作用する第1の油圧シリンダ26および少なくとも1つの他の油圧シリンダ41によって起動され、それにより開位置21から切断位置および/または閉位置へ移動し、また、その逆に移動し、ヒンジ取り付けのジョーに作用する油圧シリンダは同時に加圧されるか、あるいは開位置からの少なくとも1つのヒンジ取り付けのジョーの閉運動の開始が最初に1つの油圧シリンダのみが加圧され、閉運動中に必要な圧縮力が大きくなると少なくとも1つの他の油圧シリンダが同じく加圧される。
【選択図】図2a

Description

本発明は、構造物のせん断および破砕用の、取付け可能油圧機器の開運動および閉運動を起動する方法、ならびに特に破壊、粉砕またはリサイクルのための取付け可能油圧機器に関する。
DE60021539T2に、ブームに結合することができ、また、スキッドステア・ローダあるいは掘削機などの運搬機装置の油圧システムに結合することができる種類の取付け可能機器が開示されている。この目的のために、一方では、置換え可能な方法で取付け可能機器のハウジングをブームに取り付け、また、他方では、運搬機装置の油圧システムを取付け可能機器の油圧ライン、すなわち供給ラインおよび戻りラインに接続するための結合界面が取付け可能機器のハウジングの上に提供されている。ハウジングは、固定下部ジョーすなわち固定下部突起を備えるように準備されており、また、ハウジングにヒンジで取り付けられた上部ジョーすなわち上部突起を備えるように準備されており、前記上部ジョーは、前記ハウジングの上に配置された軸受軸の周りに結合可能な方法で配置されている。このヒンジ取り付けのジョーは、閉運動でジョーを開位置から切断位置へ、さらには閉位置へ移動させることができ、また、引き続いて開運動でジョーを移動させて開位置へ復帰させることができるよう、単一の油圧シリンダによって駆動される。この目的のために、油圧シリンダ、特に油圧シリンダのピストン・ロッドは、ヒンジ取り付けのジョーに対して作用している。油圧シリンダは、反対側で、固定されてはいるが結合可能に動かすことができる方法でハウジングの上に取り付けられている。
このタイプの取付け可能油圧機器は、スクラップなどの構造物を処理するために使用される。粉砕プロセスには、鉄および非鉄金属の両方を含むことができる。このタイプのスクラップは、異なる様々な形態で存在し得る。これには、例えば、船、沖合プラットホーム、等々を含むことができる。同様に、ビーム、ダクト、管、等々などの個別の金属成分部品を含むことも可能である。さらに、このような取付け可能機器は、建物、自動車道路、等々などの構造物を取り扱うために使用することができ、また、その場合、このような取付け可能機器は、路面、特にコンクリートの表面、あるいはコンクリートでできた他の構造部材を破砕する役割を果たすことができる。
油圧シリンダの構造ならびにヒンジ取り付けのジョーの構成およびハウジング上へのその取付けは、ヒンジ取り付けのジョーの閉運動の進行に伴って徐々に大きくなる圧縮力を構築することができるようになっており、この圧縮力は、可動ジョーの先端が反対側のジョーの先端と同じレベルに位置するか、あるいは僅かにオフセットした状態になると、その最も高いレベルになる。
上で説明したものとは異なる例では、取付け可能油圧機器は、上部ジョーおよび下部ジョーがそれぞれハウジング上の軸受軸の周りに結合可能に動かすことができる方法で駆動されるよう、一対のはさみの方法で構成されることが知られている。
意図する利用方法に応じて、前記ジョーは、切断ナイフ、破壊歯または破砕歯、あるいは破砕歯と切断ナイフの組合せを使用して形成される。
このような取付け可能油圧機器が満足するべく期待される要求事項は、絶えず増加している。その目的は、特に大きい圧縮力、特に切断力および/または破砕力を達成し、その一方で機器の総合寸法を一定のサイズに維持することである。その要点は、一方では、速やかな取扱いを可能にするために、より小型の構成でさえ少なくとも200kgの重量を有するこれらの取付け可能油圧機器のサイズが不変を維持することを保証することである。他方では、それらは、設置サイズは全く同じであっても、厚さがより分厚い壁を粉砕、せん断あるいは破砕することができることが期待されている。特に管を粉砕するプロセスが抱えている問題は、ジョーがそれらの完全な開位置に位置している場合、ジョー開口は、うまく前記管を抱きかかえることはできるが、初期切断力が不足し、多くの場合に前記管を切断することができず、したがって寸法がより大きい取付け可能機器が必要になることである。さらに、このタイプの取付け可能機器には、圧力ピストンの表面と油圧シリンダのピストン・ロッドの表面との間の戻り体積が大きいため、ヒンジ取り付けのジョーを開閉する速度が極めて遅い、という欠点がある。そのため、切断操作のためのサイクル・タイムが長くなっている。
DE60021539T2
したがって本発明は、取付け可能油圧機器を起動する方法、ならびに構造物のせん断または破砕用の、とりわけ破壊、粉砕またはリサイクルのための取付け可能油圧機器であって、少なくとも1つのヒンジ取り付けのジョーの閉運動開始後の極めて早い時点から大きい切断力を達成することができ、また、少なくとも1つのヒンジ取り付けのジョーが開位置および切断位置および/または閉位置へ開閉運動している間のサイクル・タイムをより短くすることができる取付け可能油圧機器を提案する目的に基づいている。
本発明によれば、この目的は、上部ジョーおよび下部ジョーを有し、そのうちの少なくとも1つが、ハウジングの上に配置された軸受軸の上にヒンジで取り付けられた取付け可能油圧機器を起動する方法によって達成され、この方法によれば、ヒンジ取り付けのジョーは、当該ジョーに作用する第1の油圧シリンダおよび少なくとも1つの他の油圧シリンダによって起動され、それにより開位置から切断位置および/または閉位置へ移動し、また、その逆に切断位置および/または閉位置から開位置へ移動し、第1の油圧シリンダおよび少なくとも1つの他の油圧シリンダは、いずれも、互いに異なる力を導入するためのレバー・アームを使用してヒンジ取り付けのジョーに作用する。
少なくとも1つのヒンジ取り付けのジョーを起動するための本発明による第1の実施形態では、ジョーに作用する油圧シリンダが同時に加圧される。したがって、たとえ閉運動の開始時であっても、ヒンジ取り付けのジョーに作用する油圧シリンダによって生成される圧縮力の総和が、上で言及した、1つの油圧シリンダのみを使用して構成される従来技術による機器を使用して達成可能な圧縮力より著しく大きくなるよう、閉運動開始後の極めて早い時点から大きい圧縮力が生成される。
少なくとも1つのヒンジ取り付けのジョーを起動するための本発明による代替構成では、開位置からの少なくとも1つのヒンジ取り付けのジョーの閉運動の開始は、最初は1つの油圧シリンダのみが加圧され、必要とする圧力の上昇に伴って少なくとも1つの他の油圧シリンダが等しく加圧されるように準備されている。したがって、切断または破砕の作業を必要としない、力が小さい動作条件下における閉運動では、速やかな閉速度を達成するために、1つの油圧シリンダのみが加圧され、一方、大きい圧縮力を加える必要が生じると、少なくとも1つの他の油圧シリンダが追加起動される。したがって、ここまでは高速で実行されていた閉運動が進行している間、必要に応じていつでも大きい切断力を達成することができる。
この方法の好ましい構成によれば、1つの油圧シリンダのみを加圧して少なくとも1つのヒンジ取り付けのジョーの開運動、詳細には閉位置または切断位置から開位置への運動が起動される。このようにすることにより、後続する切断操作の開始に先立って少なくとも1つのヒンジ取り付けのジョーが開位置へ速やかに移動するため、起動を単純化し、かつ、サイクル・タイムの期間を節約することができる。
さらに、少なくとも1つのヒンジ取り付けのジョーに作用する1つまたは複数の油圧シリンダによる、油圧制御デバイスの少なくとも1つの弁を介した開運動および/または閉運動の起動が準備されている。また、このタイプの弁により、ヒンジ取り付けのジョーのより速い移動速度を達成することができる。さらに、このタイプの弁により、個別の油圧シリンダを柔軟性に富んだものにすることができ、速やかにイネーブルおよびディスエーブルすることができる。
この方法の他の好ましい構成では、少なくとも1つのヒンジ取り付けのジョーの閉運動は、最初に、複数の油圧シリンダのうちの1つの油圧シリンダであって、第1の閉フェーズでは少なくとも1つの他の油圧シリンダより速い閉速度および/または大きいレバー・アームを有し、また、必要な圧縮力の増加が生じる閉運動の将来のフェーズでは、閉運動中におけるその時点で大きい切断力が生成されるよう、少なくとも1つの他の油圧シリンダが追加起動される1つの油圧シリンダのみが起動されるように準備されている。この構造には、必要な切断力を実際に加える前に、捕捉運動すなわち閉運動を高速で進行させることができる利点があり、また、実際に必要な時にのみ大きい切断力が生成される利点がある。
この方法の他の好ましい構成では、少なくとも1つの他の油圧シリンダは、制動シリンダが前記閉運動を実施する少なくとも1つの油圧シリンダを妨害するため、ヒンジ取り付けのジョーが閉運動している間、起動されるように準備されている。切断操作を実施する場合に、特に鋳造材料または硬化材料が含まれていると、突発的な破砕が生じ、起動されている少なくとも1つの油圧シリンダの圧力が急激に除去されることになる。この急激な圧力除去は、ピストン・パッキングおよびピストン・ロッド・パッキングなどの油圧シリンダのパッキングが損傷する原因になることがある。これを回避するためには、この突然の圧力除去を制動して反作用するために、少なくとも1つの他の油圧シリンダを、切断運動を実施する油圧シリンダの圧縮力とは逆の圧縮力を使用して起動される制動シリンダとして動作させることが好ましい。これには、このような突発的な圧力除去が生じた場合に起こり得る油圧シリンダのパッキングの損傷を回避することができる利点がある。
本発明が基づいている目的は、構造物を切断または破砕するための、とりわけ破壊作業、粉砕作業またはリサイクル作業のための取付け可能油圧機器であって、第1の油圧シリンダおよび1つの他の油圧シリンダが、ハウジングの上に取り付けられた軸受軸の周りに回動可能に配置された少なくとも1つのヒンジ取り付けのジョーに対して作用し、前記ヒンジ取り付けのジョーに対して作用する少なくとも2つの油圧シリンダが、それらの個々の作用を互いに異なるレバー・アームによって前記ヒンジ取り付けのジョーに働かせる取付け可能油圧機器によって達成される。したがって、例えばレバー・アームが閉運動の進行に伴って小さくなる第1の油圧シリンダの場合、この範囲ではそのレバー・アームが大きくなるか、あるいは最大になるため、少なくとも1つの他の油圧シリンダが必要な切断力すなわち閉じる力を加えることができるよう、取付け可能機器が切断運動すなわち閉運動している間、大きい力を達成することができる。したがって、動作の速度および力の印加の両方に対して有利な構成が可能である。
本発明の他の好ましい構成では、ヒンジ取り付けのジョーに対する油圧シリンダの個々の作用点は、前記ヒンジ取り付けのジョーの軸受軸からのそれらの距離が互いに異なるように準備されている。この構成には、少なくとも2つの油圧シリンダが利用されるため、ヒンジ取り付けのジョーに力を導入する際に力が分割される追加利点がある。したがって、ヒンジ取り付けのジョーおよびハウジングに作用する、個別の油圧シリンダの個々の1つによって達成することができる力は、1つの単一の油圧シリンダを使用して達成することができる力より小さいが、このようにすることにより、より良好な力の分散、および/または取付け可能機器のハウジングおよび/またはヒンジ取り付けのジョーへの力の導入、および/または閉運動中における動的な力のより良好な分散が可能になる。この構造の場合、ヒンジ取り付けのジョーの反対側に位置している油圧シリンダの作用点は、それぞれヒンジ取り付けのジョーまたはハウジングの上に順繰りに配置されるように準備することができる。別法としては、これらの作用点が互いに全く別になるように、あるいは共通の作用点に位置するように準備することも可能である。このようにすることにより、さらに、少なくとも1つの他の油圧シリンダを第1の油圧シリンダに対して単純な方法で配置することができ、かつ、ヒンジ取り付けのジョーの回動運動性を維持することができる。また、このようにすることにより、必要に応じて切断範囲全体にわたって動的切断力分散を構成することができるよう、特にヒンジ取り付けのジョーの閉運動の進行の全体にわたって別の大きさの閉じる力を達成することができる。
本発明の好ましい実施形態によれば、ヒンジ取り付けのジョーは、少なくとも1つの他の油圧シリンダが作用するように準備されており、この少なくとも1つの他の油圧シリンダの縦軸は、第1の油圧シリンダの縦軸のアタック角度から発散したアタック角度で配置されている。この構造には、それらのアタック角度が異なるため、ヒンジ取り付けのジョーに作用する少なくとも2つの油圧シリンダが異なるレバー・アームを有することができ、したがって別の大きさの初期切断力を生成することができる利点があり、特に、開位置から始まる閉運動の開始後の極めて早い時点から大きい切断力が生成されるように準備されている。閉運動がさらに進行すると、アタック角度が異なるため、切断力を生成するために油圧シリンダによって生成され、かつ、それぞれヒンジ取り付けのジョーに加えられる圧縮力が絶えず変化し、油圧シリンダは、切断範囲全体にわたる、特に開位置と閉位置との間で、一定の、かつ、高い動的分散の切断力を達成することができる方法で共同する。
本発明の好ましい代替実施形態では、少なくとも1つの他の油圧シリンダの作用点は、第1の油圧シリンダの作用点と一致するように準備されている。このようにすることにより、ほとんどの場合に、油圧シリンダのアタック角度を互いに対して大きくすることができ、また、ジョーへの中心力の導入を達成することができる。本発明の代替構成によれば、いずれも異なる作用点でヒンジ取り付けのジョーに作用する第1の油圧シリンダおよび少なくとも1つの他の油圧シリンダの縦軸は、互いに対して平行に整列するように準備されている。油圧シリンダのこの代替配向の場合、ヒンジ取り付けのジョーに対するそれらの作用点は、軸受軸からのそれらの距離が互いに異なっているが、この場合も、それらのアタック角度が互いに異なる油圧シリンダの構造が遭遇する利点と同様の利点を得ることができる。
特に、少なくとも1つのヒンジ取り付けのジョーの閉運動の開始時に大きい切断力を生成するための準備がなされている。異なるアタック角度でヒンジ取り付けのジョーに作用する少なくとも2つの油圧シリンダの構造のため、ヒンジ取り付けのジョーの閉運動の開始時に例えば50%大きい切断力が達成される。
本発明の他の好ましい構成では、第1の油圧シリンダおよび少なくとも1つの他の油圧シリンダは、ハウジングに当接するか、あるいはハウジングに対して反当接を有するように準備されている。このようにすることにより、単純な構造設計が可能になる。したがって、多くの場合、異なる長さを有する油圧シリンダが使用され、少なくとも2つの油圧シリンダによって回動運動が起動されるため、一般的には技術水準に従って使用される油圧シリンダより小さい油圧シリンダが利用される可能性がある。より小さい油圧シリンダの利用には、それらの静止長さがより短いため、全く同じ設置長さを有する一方で、より長いストロークが提供される利点がある。油圧シリンダのこの静止長さは、油圧シリンダ全体の長さと油圧シリンダのストロークの長さの差によって生じる。さらに、より小さい油圧シリンダの利用には、より速い動作速度ならびに運動におけるより小さい慣性の質量が可能になる利点がある。
さらに、好ましいことには、第1の油圧シリンダおよび少なくとも1つの他の油圧シリンダは、それらの個々のピストン・ロッドを使用してヒンジ取り付けのジョーに作用するように準備されている。これにより、実装空間の点で最適利用を達成することができる。別法としては、油圧シリンダのハウジングをヒンジ取り付けのジョーの上に配置するように準備することも可能である。特殊な場合、油圧シリンダを互いに反対方向に配向することも可能である。
取付け可能油圧機器の他の好ましい構成では、第1の油圧シリンダは、ヒンジ取り付けのジョーが開位置に位置すると、少なくとも1つの他の油圧シリンダより大きいレバー・アームを有している。少なくとも1つの他の油圧シリンダが存在しているため、1つの単一の油圧シリンダのみを利用する場合に可能であるレバー・アーム比率より有利なレバー・アーム比率で第1の油圧シリンダを配置することができる。このため、また、少なくとも1つの他の油圧シリンダが追加されているため、特に切断運動の開始時に大きい切断力を達成することができ、少なくとも、少なくとも1つのジョーの閉運動の開始時に、大きい切断力を達成することができる。
本発明の他の好ましい構成では、ヒンジ取り付けのジョーに作用する油圧シリンダは、それらを同時に加圧することができるように準備されている。このプロセスには、特に油圧制御デバイスが使用されており、この油圧制御デバイスからピストン側の接続ラインおよびピストン・ロッド側の接続ラインが延在し、対応する個々の油圧シリンダへ導かれている。ヒンジ取り付けのジョーに作用する油圧シリンダが同時に加圧されるため、制御のための努力を追加する必要はない。油圧シリンダは、同時に起動されるが、少なくとも1つのヒンジ取り付けのジョーが閉運動または開運動している間、互いの進路に相互に割り込むことはない。
さらに、ヒンジ取り付けのジョーに作用する油圧シリンダのシリンダ体積の合計は、油圧システムの油圧引渡し体積以下になるように準備されている。したがってヒンジ取り付けのジョーに作用する油圧シリンダの最大加圧を保証することができる。それと同時に、これにより、少なくとも1つのヒンジ取り付けのジョーの加速された開運動および閉運動を達成することができる。
さらに、ヒンジ取り付けのジョーに作用する油圧シリンダは、別の大きさのピストン径を有するように準備されている。これにより、切断力の動的分散の設計、および少なくとも1つのジョーの開運動および閉運動の起動における優れた柔軟性を達成することができる。
以下、本発明ならびに他の有利な実施形態およびその開発について、図面に示されている例を参照してより詳細に記述し、かつ、説明する。以下の説明および図面に由来する特徴は、本発明に従って、個別に、あるいは任意の組合せで取り上げられる複数の特徴として適用することができる。
ヒンジ取り付けのジョーが開位置に位置している、技術水準による取付け可能油圧機器を示す略側面図である。 ヒンジ取り付けのジョーが閉位置に位置している、技術水準による取付け可能油圧機器を示す略側面図である。 ヒンジ取り付けのジョーが開位置に位置している、本発明による取付け可能油圧機器を示す略側面図である。 ヒンジ取り付けのジョーが切断位置に位置している、図2aに示されている取付け可能機器の略側面図である。 閉位置に位置している、図2aに示されている取付け可能機器の略側面図である。 取付け可能機器の油圧制御デバイスの略線図である。
図1aおよび1bは、DE60021539T2で知られている取付け可能機器11を示したものである。極めて広範囲にわたってこの刊行物を参照する。取付け可能油圧機器11は、結合界面14を有するハウジング12を備えており、この結合界面14によって、より詳細には示されていないブームに前記取付け可能油圧機器11を容易に置換え可能な方法で取り付けることができ、また、より詳細には示されていない運搬機装置、例えばスキッドステア・ローダあるいは掘削機の油圧システムに前記取付け可能油圧機器11を容易に置換え可能な方法で取り付けることができる。ハウジング12は、固定下部ジョー16すなわち固定下部突起、およびヒンジ上部ジョー18すなわちヒンジ上部突起を備えている。上部ジョー18は軸受軸19の周りに回動させることができ、前記軸受軸19は、ハウジング12の上に固定方式で配置されている。上で説明したものとは異なる例として、上部ジョー18から類推して、ジョー16を前記軸受軸19の周りに回動させることも可能である。
上部ジョーおよび下部ジョー18、16は、それぞれ切断ツール20を備えている。このタイプの取付け可能機器11は、特に鉄および非鉄金属を切断することができ、したがってリサイクル作業のために使用することができる。切断ツール20に対する代替として、上部ジョーおよび下部ジョーは、破砕歯を排他的に備えることも可能であり、あるいは追加として破砕歯を備えることも可能である。
図1aに示されている開位置21から、図1bに示されている切断位置22への上部ジョー18の運動、または図2cに示されているように下部ジョー16に対する上部ジョー18の閉位置への上部ジョー18の運動を起動するために、油圧シリンダ26が加圧され、前記油圧シリンダ26は、油圧制御デバイス28を介して起動される。この制御デバイス28には、油圧システムから供給ライン29を介して油圧作動油が供給されている。油圧作動油は、制御デバイス28から戻りライン30を介して油圧システムへ戻る。
上部ジョー18の閉運動の開始時に、つまり切断フェーズを開始するために、ピストン・ロッド32が油圧シリンダ26の縦軸33に沿って延在するよう、油圧シリンダ26が加圧される。軸受軸19の周りの上部ジョー18の回動可能構造により、切断フェーズの開始時におけるレバー・アーム31は、図1bに示されている、上部ジョー18が切断位置22に移動した後のレバー・アーム31より著しく小さい。
技術水準によるこの例の場合、レバー・アーム31は、縦軸33の方向に印加される作用圧縮力が最大のてこ作用力を生成するよう、この切断位置に位置している場合にその最大になる。
基本的には、図1aおよび1bに示されている取付け可能油圧機器11の基本的構造設計は、図2aないし2cに示されている、本発明による取付け可能機器11の実施形態の中に維持されている。より詳細には示されていない、両方のジョー16および18を一対のはさみのように回動動作させることができるよう、下部ジョー16が、同じく、軸受軸19の周りに回動で動かすことができる方法でヒンジ取付けされる代替実施形態、あるいは上部ジョー18が固定され、下部ジョー16が可動である代替実施形態についても同じことが言える。
図1aおよび1bの実施形態と同様、図2aないし2cに示されている取付け可能機器11の実施形態は、切断チップ38およびせん断ブレード39を備えたジョー開口37を有している。この取付け可能機器11は、スクラップ作業のために使用されるスクラップ・カッターとして構成されている。別法としては、技術水準による取付け可能機器11の場合と同様、切断ツール20および破砕ツールからなる組合せを使用することも可能であり、あるいはジョー開口37は、単に破砕ツールのみを備えることができる。前記破砕ツールは、例えば破砕歯を備えることができる。
図1aおよび1bに示されている例とは異なり、図2aないし2cに示されている取付け可能機器11の本発明による第1の実施形態では、上部ジョー18は、第1の油圧シリンダ26および少なくとも1つの他の油圧シリンダ41によって駆動されるようにされている。例えば、ピストン・ロッド42を備えた油圧シリンダ41は、油圧シリンダ26のピストン・ロッド32が配置される作用点45に隣接して配置される作用点43でジョー18に作用する。したがって軸受軸19に対する油圧シリンダ41のレバー・アーム48は、第1の油圧シリンダ26のレバー・アーム34とは異なっている。さらに、この実施形態では、好ましいことには、油圧シリンダ41の縦軸47は、油圧シリンダ26の縦軸33のアタック角度とは異なるアタック角度49で配置されるように準備されている。ジョー18に対する油圧シリンダ26、41のアタック角度は、一方では、油圧シリンダ41の縦軸47の配向、つまりハウジング12上の油圧シリンダ41の作用点44によって決定され、他方では、ヒンジ取り付けのジョー18すなわち上部ジョー18に対する作用点43によって決定される。油圧シリンダ26についても同じことが言える。実効レバー・アーム48の長さは、油圧シリンダ26、41のアタック角度49、および軸受軸19からの作用点43、45の距離によって決定される。したがって初期切断力の単純な構成および決定が可能になり、また、閉運動全体にわたる切断力の動的分散の単純な構成および決定が可能になる。
例えば2つの油圧シリンダ26、41が利用されているため、これらの2つの油圧シリンダ26、41の各々は、技術水準に従って使用される単一の油圧シリンダより小さくすることができる。これは、より広範囲にわたる選択肢から油圧シリンダを選択することができる点で有利である。さらに、この構造には、一方では個々の作用点43、45のため、また、他方ではハウジング12上の油圧シリンダ26、41の個々のスラスト・ポイントのため、上部ジョー18に切断力を導入する際に、より良好な力の分散が提供される利点がある。例えば2つの油圧シリンダ26、41の構造の場合、図2aにおけるレバー・アーム34、48の合計、つまりそれらのベクトルは、技術水準を示す図1aにおけるレバー・アーム31より大きいため、油圧シリンダ26、41を起動するために利用することができる全く同じ体積の油圧作動油を使用して、開位置21から始まる切断運動の開始時に、より大きい切断力を達成することができる。この方法によれば、例えば、切断プロセスの開始時における切断力を2倍にすることができる。これは、本質的に最大ジョー開口幅に対応する直径を有する管を切断する場合に、特に有利である。したがって、このようなアプリケーションの場合、極めて早い時点から大きい切断力を加えることができ、前記管を良好に切断することができる。
切断運動が開始されると、図2bに示されているように上部ジョー18が切断位置22へ移動する。切断チップ38が互いに対向して位置するか、あるいは上部ジョー18の切断チップ38が下部ジョー16の切断チップ38中に突入すると、この切断位置22に到達する。図2cでは、上部ジョー18は、閉位置23に到達している。
別法としては、第1の油圧シリンダ26および少なくとも1つの他の油圧シリンダ41の縦軸33、47は、発散角での縦軸33、47の配置の代わりに、平行配向で配置されるように準備することも可能である。この方法によっても同様の利点を達成することができる。いくつかの事例では、所与の設置空間に適合させるのに場合によってはこのタイプの構造が適している。
図2aないし2cの取付け可能機器11とは異なる代替として、上部ジョー18に第3の油圧シリンダまたは他の複数の油圧シリンダを作用させることも可能である。ジョー18に作用する油圧シリンダの数が増加すると、個別の作用点45と41の間の距離が短くなる。したがって個別の油圧シリンダのアタック角度、つまりそれらの個々の平行間隔を相互に調整することができる。これは、場合によっては、一方では、ヒンジ取り付けのジョー16、18に作用する油圧シリンダ26、41の縦軸がすべて互いに発散していることを意味している。同様に、すべての油圧シリンダ26、41が互いに平行に配向されるように準備することも可能であり、あるいは互いに平行に配向されたいくつかの油圧シリンダ26、41、および互いに発散した角度で配向されたいくつかの他の油圧シリンダ26、41に同時にヒンジ取り付けのジョーに作用させることができるよう、これらの2つの実施形態の組合せを準備することも可能である。他方では、ヒンジ取り付けのジョー18に作用する圧縮力が増強される。
ハウジング12という用語には、図2aないし2cに示されているハウジングなどの閉じたハウジング、および例えば支持フレームまたは支持構造の形態で構成することができる開いたハウジングの両方を意味することが意図されている。
図3は、図2aないし2cに示されている取付け可能機器11の2つの油圧シリンダ26、41を起動するための制御デバイス28の油圧線図を概略的に示したものである。制御デバイス28には、回動運動を起動するための油圧作動油が供給ライン29を介して供給されている。ピストン側の接続ライン51は、制御デバイス28からそれぞれ油圧シリンダ26、41の各々に接続されている。同様に、ピストン・ロッド側の接続ライン52は、個々の油圧シリンダ26、41と制御デバイス28の間に配置されている。ヒンジ取り付けのジョー18に作用する油圧シリンダ26、41は平行に接続されている。図3には、軸受軸19の周りの回動運動のために起動されるヒンジ取り付けのジョー18のみが記号的に示されている。制御デバイス28は、より詳細には示されていない少なくとも1つの弁を備えている。さらに、油圧シリンダ26、41を起動するための他の弁を個別に、あるいは共同して提供することも可能であり、また、選択的に起動することも可能である。
制御デバイス28は、柔軟性に富んだ方法での油圧シリンダ26、41の起動を可能にしている。一例として、第1の実施形態では、少なくとも2つの油圧シリンダ26、41を同時に加圧することができる。油圧シリンダ26、41は平行に接続されているため、互いの進路に相互に割り込むことはない。さらに、必要な圧力による力が大きくなるまでの間、つまり切断プロセスが開始されるまでの間、高速モード動作のための弁を起動することも可能である。次に、切断プロセスをさらに起動する観点から、前記弁がクローズされる。ヒンジ取り付けのジョー18が開位置21に向かって開運動している間は、2つの油圧シリンダ26、41のうちの一方のみを加圧することができる。さらに、短いサイクル・タイムを達成するために、シリンダの開運動のため、および閉運動の少なくとも第1のフェーズのためという両方の目的で高速モード弁を接続することも可能である。これにより、ピストン・ロッド側のチャンバからピストン側のチャンバへ油圧作動油を移動させることができ、あるいはその逆にピストン側のチャンバからピストン・ロッド側のチャンバへ油圧作動油を移動させることができる。所与の圧力レベルに到達すると、高速モード弁がクローズされる。
さらに、必要な切断力が大きくなるまでの間、少なくとも1つの弁を介して油圧シリンダ26または油圧シリンダ41が最初に加圧され、必要な切断力が大きくなると、大きい切断力を提供するためにさらに油圧シリンダ26、41が弁を介して接続される方法で閉運動の起動が実行されるように準備することも可能である。これには、速やかな初期閉運動を可能にする利点がある。開運動は、開位置21への上部ジョー18の速やかな開きまたは迅速な戻りを可能にするために、油圧シリンダ26または41のうちの一方によってのみ、1つまたは複数の弁を介して起動されることが好ましい。
ヒンジ取り付けのジョー18を起動する役割を果たす複数の油圧シリンダを備え、また、それらの縦軸が互いに平行に配置され、および/または互いに対して発散したアタック角度で配置された実施形態についても同じことが言える。
11 取付け可能機器(取付け可能油圧機器); 12 ハウジング;
14 結合界面; 16 下部ジョー;
18 上部ジョー(ヒンジ取り付けのジョー); 19 軸受軸;
20 切断ツール; 21 開位置; 22 切断位置; 23 閉位置;
26 油圧シリンダ(第1の油圧シリンダ); 28 油圧制御デバイス;
29 供給ライン; 30 戻りライン; 31 レバー・アーム;
32 ピストン・ロッド; 33 油圧シリンダ26の縦軸;
34 第1の油圧シリンダ26のレバー・アーム; 37 ジョー開口;
38 切断チップ; 39 せん断ブレード;
41 油圧シリンダ(少なくとも1つの他の油圧シリンダ);
42 他の油圧シリンダ41のピストン・ロッド;
43 ピストン・ロッド42の作用点; 44 油圧シリンダ41の作用点;
45 ピストン・ロッド32の作用点; 47 油圧シリンダ41の縦軸;
48 油圧シリンダ41のレバー・アーム;
49 油圧シリンダ41のアタック角度; 51 ピストン側の接続ライン;
52 ピストン・ロッド側の接続ライン。

Claims (16)

  1. 構造物のせん断または破砕用の、破壊、粉砕またはリサイクルのための取付け可能油圧機器(11)を起動する方法であって、取付け可能油圧機器(11)が上部ジョーおよび下部ジョー(18、16)を有し、そのうちの少なくとも1つが、回動動作するよう、ハウジング(12)の上に配置された軸受軸(19)の上にヒンジで取り付けられ、
    前記ヒンジ取り付けのジョー(16、18)が、前記ヒンジ取り付けのジョー(16、18)の第1の作用点(45)に作用する第1の油圧シリンダ(26)および少なくとも1つの他の油圧シリンダ(41)によって起動され、それにより開位置(21)から切断位置(22)および/または閉位置(23)へ移動し、また、その逆に切断位置(22)および/または閉位置(23)から開位置(21)へ移動し、前記第1の油圧シリンダおよび前記少なくとも1つの他の油圧シリンダ(26、41)が、いずれも、互いに異なる力を導入するためのレバー・アームを使用して前記ヒンジ取り付けのジョー(16、18)に作用し、
    開位置(21)からの少なくとも1つのヒンジ取り付けのジョー(16、18)の閉運動を導入するために、前記ヒンジ取り付けのジョー(16、18)に作用する前記少なくとも2つの油圧シリンダ(26、41)が同時に加圧され、あるいは
    最初に前記油圧シリンダ(26、41)のうちの1つのみが加圧され、閉運動している間に必要な圧縮力が大きくなると、前記少なくとも1つの他の油圧シリンダ(26、41)が同じく加圧される、
    ことを特徴とする方法。
  2. 開位置(21)への前記少なくとも1つのヒンジ取り付けのジョー(16、18)の開運動を起動するために、1つの油圧シリンダ(26、41)のみが加圧されることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  3. 前記少なくとも1つのヒンジ取り付けのジョー(16、18)の開運動または閉運動を実施するために、前記油圧シリンダ(26、41)または複数の前記油圧シリンダ(26、41)が油圧制御デバイス(28)の少なくとも1つの弁を介して起動されることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  4. 前記少なくとも1つのヒンジ取り付けのジョー(16、18)の閉運動が、最初に、前記複数の油圧シリンダのうちの1つの油圧シリンダであって、第1の閉フェーズでは前記少なくとも1つの他の油圧シリンダ(26、41)より速い閉速度および/または大きいレバー・アームを有し、また、必要な圧縮力の増加が生じる閉運動の将来のフェーズでは、閉運動中におけるその時点で大きい閉じ力が生成されるよう、前記少なくとも1つの他の油圧シリンダ(26、41)が追加起動される1つの油圧シリンダのみが起動されるように実施されることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  5. 制動シリンダが前記閉運動を実施する前記少なくとも1つの油圧シリンダ(26)を妨害するため、前記少なくとも1つのヒンジ取り付けのジョー(16、18)が閉運動している間、前記少なくとも1つの他の油圧シリンダ(41)が起動されることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  6. 構造物のせん断または破砕用の、破壊、粉砕またはリサイクルのためのブームに取り付けることができ、また、運搬機装置の油圧システムに取り付けることができ、
    ハウジング(12)および結合界面(14)を有し、
    上部ジョー(18)および下部ジョー(16)を有し、前記2つのジョー(16、18)のうちの少なくとも1つが、回動動作するよう、前記ハウジング(12)の上に配置された軸受軸(19)の上にヒンジで取り付けられ、かつ、
    第1の作用点(45)で前記ヒンジ取り付けのジョー(16、18)に作用し、かつ、その反対側の末端で前記ハウジング(12)に当接する第1の油圧シリンダ(26)を有している、
    取付け可能油圧機器であって、
    少なくとも1つの他の油圧シリンダ(41)が前記ヒンジ取り付けのジョー(16、18)に作用し、前記少なくとも2つの油圧シリンダ(26、41)が、互いに異なるレバー・アームを使用して前記ヒンジ取り付けのジョー(16、18)に作用する
    ことを特徴とする取付け可能油圧機器。
  7. 前記少なくとも1つの他の油圧シリンダ(41)が他の作用点(43)で前記ヒンジ取り付けのジョー(16、18)に作用することを特徴とし、また、前記第1の油圧シリンダ(26)の前記第1の作用点(45)と前記ヒンジ取り付けのジョー(16、18)の上の軸受軸(19)との間の距離と、前記他の油圧シリンダ(41)の前記他の作用点(43)と前記軸受軸(19)の間の距離が異なることを特徴とする請求項6に記載の取付け可能油圧機器。
  8. 少なくとも1つの他の油圧シリンダ(41)が前記ヒンジ取り付けのジョー(16、18)に作用し、前記少なくとも1つの他の油圧シリンダ(41)の縦軸(47)が、前記第1の油圧シリンダ(26)の縦軸(33)のアタック角度からの発散であるアタック角度(49)で配置されたことを特徴とする請求項6に記載の取付け可能油圧機器。
  9. 前記少なくとも1つの他の油圧シリンダ(41)の作用点(43)と前記第1の油圧シリンダ(26)の作用点(45)が一致することを特徴とする請求項6に記載の取付け可能油圧機器。
  10. 少なくとも1つの他の油圧シリンダ(41)が前記ヒンジ取り付けのジョー(16、18)に作用し、前記少なくとも1つの他の油圧シリンダ(41)の縦軸(47)が前記第1の油圧シリンダ(26)の縦軸(33)に平行に配置されたことを特徴とする請求項6に記載の取付け可能油圧機器。
  11. 前記第1の油圧シリンダおよび前記少なくとも1つの他の油圧シリンダ(41)が前記ハウジング(12)に当接することを特徴とする請求項6に記載の取付け可能油圧機器。
  12. それぞれピストン・ロッド(32、42)を備えた前記第1の油圧シリンダおよび前記少なくとも1つの他の油圧シリンダ(26、41)が、前記ヒンジ取り付けのジョー(16、18)または前記ハウジング(12)に作用することを特徴とする請求項6に記載の取付け可能油圧機器。
  13. 前記ヒンジ取り付けのジョー(18)が開位置(21)に位置している場合、前記第1の油圧シリンダ(26)のアタック角度(49)が前記少なくとも1つの他の油圧シリンダ(41)のレバー・アーム(48)より大きいレバー・アーム(43)を有することを特徴とする請求項6に記載の取付け可能油圧機器。
  14. 前記ヒンジ取り付けのジョー(18)に作用する前記油圧シリンダ(26、41)を同時に加圧することができ、また、ピストン側の接続ライン(51)およびピストン・ロッド側の接続ライン(52)が、油圧制御デバイス(28)と、前記第1の油圧シリンダおよび前記少なくとも1つの他の油圧シリンダ(26、41)の両方の間にそれぞれ提供されたことを特徴とする請求項6に記載の取付け可能油圧機器。
  15. 前記ヒンジ取り付けのジョー(16、18)に作用する前記油圧シリンダ(26、41)のシリンダ体積の合計が、前記油圧システムの最大引渡し体積以下であることを特徴とする請求項6に記載の取付け可能油圧機器。
  16. 前記ヒンジ取り付けのジョー(16、18)に作用する前記油圧シリンダ(26、41)が別の大きさのピストン径を有することを特徴とする請求項6に記載の取付け可能油圧機器。
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