JPS6340061A - コンクリ−ト構築物等における破砕装置 - Google Patents

コンクリ−ト構築物等における破砕装置

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JPS6340061A
JPS6340061A JP18281586A JP18281586A JPS6340061A JP S6340061 A JPS6340061 A JP S6340061A JP 18281586 A JP18281586 A JP 18281586A JP 18281586 A JP18281586 A JP 18281586A JP S6340061 A JPS6340061 A JP S6340061A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、アームの開閉によってコンクリート構築物等
を破砕する破砕¥R置に関するものである。
従来の技術 一対のアームの先端に圧壊刃をL2けて該アームを開閉
動作させることによって、コンクリート構築物の柱や梁
を圧壊する破砕装置は公知である。
又、圧壊刃と共に両アームの先端部に剪断刃を設け、圧
壊刃によってコンクリートを破砕し、その後露出した鉄
筋等を切断する破砕装置も公知である。
発明が解決しJzうとする問題点 上述したようなアームの先端に圧壊刃を設けてアームを
開閉させることによってコンクリート構築物を破砕する
場合、コンクリート構築物の柱や梁の径が大きいとき、
アームの先端を大きく開く必要があり、かつ、アームの
先端を大きく問いてコンクリート構築物を破砕する場合
には、コンクリート構築物の柱や梁の径が大きいことか
ら大きい破砕力を必要とする。しかし、一度破砕すると
、柱や梁にはひびが入り、その後は大きな破砕力を必要
とせずに破砕することができる。又、アームの先端を大
きく開く必要のない柱や梁の径が小さいものに対しては
径が小さいことにより大きな破砕力を必要としない。
一方、アームを開閉させる駆動源、即ち、圧壊刃に破砕
力を与える駆動源に油圧シリンダを用いた場合、大きな
破砕力を受けるには油圧シリンダのピストンの受圧面接
を大きくしなくてはならない。しかし、ピストンの受圧
面積を大きくすると、ピストンロッドの移動速度、即ち
、アームの開閉速度は遅くなり、破砕作業の効率を悪く
する。コンクリート構築物には、径の大きい柱や梁もあ
るが、径の小さい柱や梁もあり、また一度破砕されひび
の入った径の大きい柱や梁は大ぎな破砕力を必要としな
いことにもかかわらず、受圧面積の大きいピストンを使
用した油圧シリンダで構築物の破砕作業をすべて行うに
は破砕作業効率を悪くするという欠点がある。
そこで、本発明の目的は、アームの先端を大きく開いて
破砕させる場合には大きな破砕力を発生させ、アームの
先端の開度が小さい場合には、′破砕力は落ちるが、ア
ームの開閉速度は早くなるようなコンクリート構築物等
における破砕装置を提供することにある。
問題点を解決するための手段 本発明は、一対のアームの先端部に相対向して圧壊刃を
固着し、該アームの先端部を開閉駆動機構によって開閉
させて上記圧壊刃によりコンクリート構築物等を破砕す
るコンクリート構築物等における破砕装置において、上
記開閉駆動機構をテレスコピック型油圧シリンダで構成
することによって上記問題点を解決した。
作  用 上記一対のアームの先端部を大きく開状態にして、コン
クリート構築物等の柱や梁を挾持し上記テレスコピック
型油圧シリンダを作動させて、該テレスコピック型油圧
シリンダの第1段の受圧面積の大きいピストンを作動さ
せて大きな圧壊力を発生させてコンクリート構築物等の
柱や梁を圧壊する。該柱や梁を圧壊し第1段のピストン
のストロークエンドに達した接は次段の受圧面積の小さ
い次段のピストンに圧力油を作動させて圧壊力は小さく
なるが、上記アームの閉速度を早くしてコンクリート構
築物の柱や梁を圧壊破砕する。
又、コンクリート構築物等の柱や梁の径が小さく、大き
な圧壊力を必要としない場合には次段のビスンのみを往
復動させて圧壊する。
その結果、破砕対象の柱や梁の径が大きく大きな圧壊力
が必要なときは大きな圧壊力を出力でき、一度圧壊し、
ひびや亀裂が入り径が小さくなったときや、小さな径の
破砕対象物に対しては、大きな圧壊力を必要としないか
ら、次段の受圧面積の小さいピストンの往復動によって
アームの開閉を甲クシで破砕作業の効率を上げることが
できる。
実施例 以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細に説明する
第1図、第2図において、1.1は相対向して配設され
た一対のアームであり、前記アーム1゜1の中間部に設
けられた支軸部が軸2.2を介して側板3.3間に回動
可能に枢着され、前記側板3.3は一定間隔を保持して
連結されており、その端部は取付孔8,9を備えたブラ
ケット部材7に固着されている。ブラケット部材7の取
付孔8は、例えば、移動自在なパワーショベル等の作業
ta(図示しない)のブームの腕先端にビンを介して枢
着されると共に、取付孔9はブームの腕上に設置された
油圧シリンダのピストンロッド先端にビンを介して枢着
され、前記ピストンロッドの伸縮による突出長さを変え
ることによって、側板3゜3即ちアーム1,1の作業角
度が設定されるようになっている。
70はアーム1,1を開閉動作させるための開閉駆動磯
構となるダブルロッドタイプのテレスコピック型油圧シ
リンダであり、側板3.3間に配設されており、該油圧
シリンダ10の両ピストンロンド11.11の先端は上
記両アーム1.1の後端部に各々ビン12.12で枢着
されている。
又、上記両アーム1.1の先端部には、前記アーム1,
1の閉動作で破砕対象物となるコンクリート構築物を押
し壊すようにして破壊するための圧壊刃4.4が各々相
対するよう固設されている。
上記圧壊刃4,4は粘りがあり摩耗に強い材料よりなり
、複数の山型の歯状体より構成され、コンクリート構築
物を圧壊させることはもちろん圧壊後露出した鉄筋等を
挾持して引き出したりすることもできる。そして、上記
アーム1.1の先端部側の軸2.2近傍には相対向して
、剪断刃5,5が固着され、該9’J断刃5,5はコン
クリート等を圧壊して露出した鉄筋等をアーム1.1の
開閉動作によって剪断するものである。
なお、側板3,3の先端部は一定の間隔を隔てて各々一
対の突出部が設けられ、アーム1.1を問いてコンクリ
ート構築物を挾持するとき、コンクリート構築物が剪断
刃5,5の剪!111i領域まで侵入し、剪断刃5,5
を破損させることを防止するためのブロック部材6.6
を構成している。
第3図は本実施例で使用したダブルロッドタイプのテレ
スコピック型油圧シリンダ10の断面図で、該テレスコ
ピック型油圧シリンダ10は2段のシリンダチューブで
構成され、かつ、シングルロッドタイプのシリンダチュ
ーブのシリンダボトムを溶接で接合して第1段のシリン
ダチューブ13としてダブルロッドタイプの油圧シリン
ダを構成しており、第1段のシリンダチューブ13の接
合面における内周面には環状のストッパ14が嵌合され
、該第1のシリンダチューブ13内に収納された2つの
第2段のシリンダチューブ15゜15のシリンダボトル
に設けられた第1段のピストン15a、15bが上記ス
トッパ14と当接するようになっている。さらに、上記
2つの第2段のシリンダチューブ15.15内には第2
段のピストン16.16が各々収納され、各ピストン1
6.16はピストンロッド11.11に螺合すると共に
割ビン17.17によってピストンロッド11.11に
固着されている。ピストンロッド11.11の先端に設
けられたクレビス22゜22は、上記アーム1,1の後
端部に各々ビン12.12によって枢着されている。1
8.19゜19.20.20は第1段のシリンダチュー
ブ13に穿設された抽出入口であり、抽出入口18は2
つの第1段のビスl〜ン15a、15aが当接するス1
トツパ14に穿設された孔を通り両ピストン15a、1
58間の空間に連通し両ピストン15a、15aの一方
の端面15b、15bに圧力油を供給できるようになっ
ている。さらに、上記ピストン15a、15aには第2
段のシリンダチューブ15.15内に連通ずる孔21.
21が設けられ、第2段のピストン16.16の一方の
端面16a、16aに圧力油を供給できるようになって
いる。抽出入口19.19は、第1段のピストン15a
、15aの他方の端面に150゜15cに圧力油を供給
するもので、第1段のピストン15a、15a及び第2
段のシリンダチューブ15.15が第1段のシリンダチ
ューブ13より突出しく第3図において、各々左、右方
向に突出し)、ストロークエンドに達し第1段のピスト
ン15a、15aの他方の端面150,15Gがシリン
ダキャップ23.23に当接しているとき、該抽出入口
19.19から供給される圧力油は第1段のピストン1
5a、15aの他方の端面15c、15cにテーバ状に
面取りされた面に作用し、該第1段のピストン15a、
15a及び第2段のシリンダチューブ13を中心位置方
向(ストッパ14への方向)に移動させ、その侵は該第
1段のピストン15a、15aの他方の端面15c、1
5c仝而に作用するようになっている。
又、抽出入口20.20は、第1段のピストン15a、
15a及び第2段のシリンダチューブ15.15が第1
段のシリンダチューブ13より突出してストロークエン
ドに達し第1段のピストン15a、15aの他方の端面
15c、15cがシリンダキャップ23.23に当接し
ているとき、第2段のシリンダチューブ15.15に設
けられた複数の油流出入路孔24.24に連通し、さら
に第2段のシリンダチューブ15.15のシリンダヘッ
ド部のチューブ内に連通させて、該抽出入口20.20
からの油を第2段のピストン 16゜16の他方の端面
16b、16bに作動させるようになっている。
なお、24はUパツキン、25はOリング、26はブツ
シュ、27はダストシール、28はウェアリング、29
はオイルシールである。
次に、本実施例の動作について説明する。
まず、大きな径のコンクリート構築物の柱や梁を破砕す
る場合には、第1図に示すようにテレスコピック型油圧
シリンダ10のピストンロッド11.11を短縮させて
両アーム1,1の先端部を大きく開いて、柱や梁を挟持
し圧力油を抽出入口18より供給すれば、該圧力油は抽
出入口18を通り第1段のピストン15a、15aの一
方の端面15b、15bを押圧し、第1段のピストン1
5a、15a及び第2段のシリンダチューブ15.15
を第1段のシリンダチューブ13より突出さけピストン
ロッド11.11を伸長させてアーム1.1を閉運動さ
せる。この際、圧力油は孔21.21を通り、第2段の
ピストン16の一方の端面16a、ieaにも作動する
が、第1段のピストン15a、15aの受圧面積が第2
段のピストン16.16の受圧面積より大きいため、第
1段のピストン15a、15a及び第2段のシリンダチ
ューブ15.15のみが移動する。そして、第1段のピ
ストン15a、15aの受圧面積が大きいことにより、
ピストンロッド11.11の伸長速度は遅いが、大きい
力を出力することができ、大径のコンクリ−構築物の柱
や梁を圧壊刃によって圧壊することができる。かくして
、第1段のピストン15a、15a及び第2段のシリン
ダチューブ15.15が第1段のシリンダチューブ13
から突出してストロークエンドに達し、第1段のピスト
ン15a、15bの他方の端面15C,150が第1段
のシリンダチューブ13のシリンダキャップ23.23
に当接すると、圧力油は、次に第2のピストン16の一
方の端面16a、16aに作動してピストンロッド11
゜11を伸長させることとなる。この際第2のピストン
16.16の受圧面積は小さいため、ピストンロッド1
1,11は早い速度で伸長する。一方、第2のピストン
16.16の受圧面積が小さいことにより、アーム1,
1の閉動作の力は小さくなるが、しかし、すでにコンク
リート構築物の柱や梁は、すでに圧壊され、ひびや亀裂
が生じているので小さな圧壊力によっても柱や梁を破砕
することができる。
即ち、大きな圧壊力が必要なときには、アーム1.1の
閉速度を遅くして、大きな圧壊力を発生させ、コンクリ
ート構築物の柱や梁が大きな圧壊力で圧壊され、ひびや
亀裂が生じた後は、大きな圧壊力は必要ないので小さな
圧壊力で破砕し、その代りにアームの閉速度を早くし、
破砕作業の効率を上げるようにしている。
かくして、第2段のシリンダチューブ15゜15及びピ
ストンロッド11.11が伸長し、第2図に示すように
アーム1,1の先端部を閉じた状態ではコンクリート構
築物の柱や梁等は完全に破砕された状態となる。
次に、アーム1.1の先端部を第1図の状態のように開
状態にするには、抽出入口18の油圧を解放し、まず、
第2段のシリンダ用の抽出入口20.20より圧力油を
供給する。圧力油は抽出入口20.20及び第2段のシ
リンダチューブ15に設けられた油流出入路孔24.2
4を通り第2段のシリンダチューブ15.15内に流入
し、第2段のピストン16.16の他方の端面16b。
16bに作用し、該ピストン16.16及びピストンロ
ッド11.11を短縮させる。該ピストン16.16が
固着された側のピストンロッド11゜11の端面が第2
段のシリンダチューブ15の底面に当接した段階で、抽
出入口19.19より圧力油を供給すると、該圧力油は
第1段のピストン15a、15aの他方の端面15C,
15(Ic作動し、今後は第1段のピストン15a、1
5a及び該ピストン15a、15aと一体の第2段のシ
リンダチューブ15.15を第1段のシリンダチューブ
13の中心方向(ストッパ14への方向)へ移動させ、
第1段のピストン15a、15aがストッパ14に当接
し、第1図に示すようなアーム1.1の先端部を開状態
にする。そして再びアームを閉動作させて破砕動作をさ
せるためには、抽出入口19,19,20.20の油圧
を解放し、抽出入口18より圧力油を供給すれば、前述
したような動作を再び行う。
又、コンクリート構築物等の柱や梁の径が小さい場合や
すでに圧壊されひびや亀裂が入り径が小さくなった柱や
梁を破砕する場合は、前述したように、第1段のピスト
ン15a、15a及び第2段のシリンダチューブ15.
15を第1段のシリンダニー713より突出させ第1段
のピストン15a、15aの他方の端面15c、15c
が第1段のシリンダチューブのシリンダキャップ23゜
23に当接した状態にしておき、抽出入口18及び20
.20より交互に圧力油を供給すれば、第2段のピスト
ン16.16及びピストンロッド11.11のみが伸縮
し、アーム1,1の先端部は閉じた状態と半開きの状態
を交互に繰り返すこととなり、これによって柱や梁を破
砕することができる。即ち、第2段のピストン16.1
6の受圧面積は小さいため、大きな圧壊力は発生できな
いが、径が小さい柱や梁、ひび、亀裂が入った柱や梁は
、この圧壊力で充分であり圧壊することができ、かつ、
第2段のピストン16.16の受圧面積が小さいことか
ら、第2段のピストン16゜16及びピストンロッド1
1.11の移動は早くなり、圧壊動作を早くし破砕作業
の効率を上げることができる。
剪断刃5,5で鉄筋等を剪断する場合にも第2段のピス
トン16.16及びピストンロッド11゜11のみを往
復動させ、アーム1.1を小さい開度で開閉させて剪断
作業を行えばよく、この場合もアーム1.1の開閉が早
い速度で行われるから作業効率は向上する。
なお、上記実施例は油圧シリンダとして、ダブルロッド
タイプのテレスコピック型油圧シリンダを用いたが、シ
ングルロッドタイプのテレスコピック型油圧シリンダを
用いてもよく、又、シリンダの段数を多くしてもよい。
さらに、上記実施例では第2段のピストン16゜16を
復帰(第2段のシリンダチューブのシリンダボトム方向
)させる際、第1段のシリンダチューブ13に設けられ
た抽出入口20.20及び第2段のシリンダチューブ1
5.15に設けられた油流出入路孔24.24を介して
圧力油を供給するようにしたが、抽出入口を第2段のシ
リンダチューブ15.15のシリンダヘッド位置に設け
て直接第2段のシリンダチューブ15.15内に圧力油
を供給してもよい。ただこのときは、第2段のシリンダ
チューブ15.15も伸縮するから、該抽出入口には伸
縮自在の管を接続せねばならず、管の伸縮による疲労や
、たるんだとき破砕中の構築物に該管が引き掛る等の欠
点が生じる。
また、一方のアームを側板等に固定し、他方のアーのみ
を該テレスコピック型油圧シリンダで駆動じ、アームを
開閉させてもよく、さらには両アームを各々テレスコピ
ック型油圧シリンダで駆動してアームを開閉させてもよ
い。
発明の効果 本発明は、アームの先端部を開閉させ、その先端部に設
けた圧壊力によってコンクリート構築物等の柱や梁を圧
壊する破砕装置において、アームの開閉の駆動源にテレ
スコピック型油圧シリンダを用いたためアームの先端部
を大ぎく開いたときは大きな圧壊力を発生させることが
でき、かつ、アームの先端部の開度が小さくなったとき
は圧壊力は小さくなる代りにアームの開閉速度が早くな
る。そのため、大きな径のコンクリート構築物等の柱や
梁を圧壊する場合には径が大きいことにより大きな圧壊
力を必要とするが、アームの先端部を大きく開くため必
然的に大きな圧壊力を発生させることかできる。一方、
アームの先端部の開度が小さくなったときは大きな圧壊
力は出力できないが、しかし、大きな径の柱や梁でも一
度圧壊され径が小さくなった場合には、柱や梁にはひび
や亀裂が入り、大きな圧壊力を必要としない。又、径の
小さい柱や梁も径が小さい故に大きな圧壊力を必要とし
ない。そのため、小さな圧壊力で圧壊破砕することがで
き、かつ、アームの開閉速度が早くなることから破砕作
業効率を上げることができる。
即ち、本発明は大きな圧壊力が必要なときには大きな圧
壊力を発生させることができ、大きな圧壊力が必要でな
いときはアームの開閉速度を早くして作業効率を上げる
ことにより、コンクリート構築物の破砕作業効率を向上
させるものである。
さらに、アームを開閉させるための作動油の袖口は、従
来の油圧シリンダと比べ、少なくてすむため、その分作
動油の劣化を防止することができ、かつアームの開閉時
間が短いことは作動油を供給するポンプの駆動時間を短
かくすることを意味し、ポンプの燃費を少なくし省エネ
ルギーとなる。
又、テレスコピック型油圧シリンダは、従来のテレスコ
ピック型でない油圧シリンダと比べ、同一シリンダ長で
も作動ストロークを長くすることができるから、従来の
破砕装置のアームの最大開度と同じ最大開度を得ようと
すれば、シリンダ長を短かくすることができる。このシ
リンダ長が短かくなることは、短かくなった分アーム(
1,1>とピストンロッド(11,11)の軸支点(1
2゜12)を破砕装置の内側に設けることができ、破砕
¥A置の幅〈第1図、第2図の左右方向)を小さくする
ことができる。即ら、第2図に示すようにアームの先端
を閉じたときアームの後端のピストンロッドの軸支点位
置が内側により、破砕装置の幅が小さくなるため、部会
地のビルとビルが接近して、その間隔が狭いときのビル
の解体等においては、隣のビルに接することなく狭い幅
の空間にも該破砕装置を挿入でき、従来手作業でしか破
砕作業ができなかった、ビルが隣接した箇所での破砕作
業でも本発明の破砕装置は使用することができ、破砕作
業の効率を上げることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の正面図で、アームの先端を
問いた状態を示す図、第2図は同正面図でアームの先端
を閉じた状態を示す図、第3図は同実施例に用いたダブ
ル0ツドのテレスコピック型油圧シリンダの断面図であ
る。 1・・・アーム、2・・・軸、3・・・側板、4・・・
圧壊刃、5・・・剪断刃、10・・・ダブル0ツドのテ
レスコピック型油圧シリンダ、11・・・ピストンロッ
ド、13・・・第1段のシリンダチューブ、15・・・
第2段のシリンダチューブ、15a・・・第1段のピス
トン、16・・・第2段のピストン、18,19.20
・・・抽出入口、24・・・油流出入路孔。 第1図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)一対のアームの先端部に相対向して圧壊刃を固着
    し、該アームの先端部を開閉駆動機構によつて開閉させ
    て上記圧壊刃によりコンクリート構築物等を破砕するコ
    ンクリート構築物等における破砕装置において、上記開
    閉駆動機構をテレスコピツク型油圧シリンダで構成した
    ことを特徴とするコンクリート構築物等における破砕装
    置。
  2. (2)上記テレスコピック型油圧シリンダは2段で構成
    され、第2段のシリンダチューブと該第2段のシリンダ
    チューブのシリンダボトルに一体的に設けられた第1段
    のピストンにはピストン周面から第2段のシリンダチュ
    ーブのシリンダヘッド部のチューブ内に連通する油流出
    入路孔が設けられ、上記第2段のシリンダチューブ及び
    第1段のピストンの上記アームの先端部を閉方向に移動
    させるストロークエンドにおいて、上記油流出入路孔連
    通するように第1のシリンダチューブに抽出入口が設け
    られていることを特徴とするコンクリート構築物等にお
    ける破砕装置。
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