JP2011120583A5

JP2011120583A5 -

Info

Publication number: JP2011120583A5
Application number: JP2010272608A
Authority: JP
Filing date: 2010-12-07
Publication date: 2013-10-31
Anticipated expiration: 2030-12-07

Claims

流体サンプル中に存在し得る分析対象核酸を単離して増幅するプロセスであって、該プロセスが、自動化された、
ａ）第１容器内で、前記流体サンプル中に存在する他の物質から前記分析対象核酸を分離する段階と、
ｂ）フレームと該フレームに対して固着されたシール箔体とを備えた蓋体を有する第２マルチウェル・プレートを配備する段階であって、前記蓋体は、前記シール箔体と前記第２マルチウェル・プレートとの間の接触を阻止する第１位置において、前記マルチウェル・プレート上に存在する段階と、
ｃ）前記蓋体を揚動する段階と、
ｄ）前記分離された分析対象物を、前記第１容器から、前記第２マルチウェル・プレートのウェルへと移し換える段階と、
ｅ）前記フレームに固着された前記シール箔体を備える前記蓋体を、前記第２マルチウェル・プレート上に載置する段階であって、前記蓋体は、前記シール箔体と前記第２マルチウェル・プレートとの間の接触を促進する第２位置において、前記マルチウェル・プレート上に載置される段階と、
ｆ）前記シール箔体により前記第２マルチウェル・プレートを加熱シールする段階と、
ｇ）前記第２マルチウェル・プレートにおいて、シールに先立ち加えられた増幅試薬の存在下で前記分析対象物を増幅する段階と、
を含むプロセス。
前記蓋体は１８０°だけ回転される請求項１に記載のプロセス。
前記フレームは支持リブを有し、且つ、前記マルチウェル・プレートは対応する凹所を有し、
前記各凹所は、前記フレームの前記支持リブが、前記マルチウェル・プレート上の前記蓋体の前記第１位置において該凹所と整列しないように、且つ、前記支持リブが、前記マルチウェル・プレート上の前記蓋体の前記第２位置において該凹所と整列するように、位置決めされる請求項１又は２に記載のプロセス。
前記第２位置において、前記フレームの前記支持リブは、前記マルチウェル・プレートの前記凹所内に載置される請求項３に記載のプロセス。
マルチウェル・プレートと蓋体とを有するマルチウェル・プレート・セットであって、
前記蓋体は、フレームと、該フレームに対して固着されたシール箔体とを有し、
前記マルチウェル・プレート上の前記蓋体の第１位置において、前記シール箔体と前記マルチウェル・プレートの頂面との間には分離距離が配置され、且つ、第２位置において、前記シール箔体は前記マルチウェル・プレートの前記頂面と接触する、
マルチウェル・プレート・セット。
前記フレームは支持リブを有し且つ前記マルチウェル・プレートは開口を有し、
前記第１位置において前記支持リブは前記開口とは異なる箇所に在り、且つ、前記第２位置において前記支持リブ及び前記開口は相互に整列する請求項５に記載のマルチウェル・プレート・セット。
保持ステーションと、請求項５又は６に記載のマルチウェル・プレート・セットとを具備する分析システムであって、
前記マルチウェル・プレートは前記保持ステーションに固定される、
分析システム。
前記マルチウェル・プレートは、凹所を備えた縁部を有する基部を具備し、
前記凹所に対しては前記保持ステーションにおける位置決め／固定要素が接触し、
該接触により前記マルチウェル・プレートの前記基部に対しては下向きの圧力が働くことで、前記マルチウェル・プレートは前記保持ステーション内に固定される請求項７に記載の分析システム。