JP2011120228A - 携帯通信端末 - Google Patents

携帯通信端末 Download PDF

Info

Publication number
JP2011120228A
JP2011120228A JP2010241345A JP2010241345A JP2011120228A JP 2011120228 A JP2011120228 A JP 2011120228A JP 2010241345 A JP2010241345 A JP 2010241345A JP 2010241345 A JP2010241345 A JP 2010241345A JP 2011120228 A JP2011120228 A JP 2011120228A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
communication terminal
mobile communication
antenna element
vapor deposition
ground plane
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2010241345A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5674415B2 (ja
Inventor
Akira Ukon
彰 右近
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kyocera Corp
Original Assignee
Kyocera Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kyocera Corp filed Critical Kyocera Corp
Priority to JP2010241345A priority Critical patent/JP5674415B2/ja
Publication of JP2011120228A publication Critical patent/JP2011120228A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5674415B2 publication Critical patent/JP5674415B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Support Of Aerials (AREA)
  • Telephone Set Structure (AREA)

Abstract

【課題】携帯通信端末に備えられたアンテナから発信される電波を遮蔽しつつも、アンテナ性能の劣化を軽減する携帯通信端末を提供する。
【解決手段】通話時において、携帯電話機のアンテナ素子131と、ユーザとの間に位置する携帯電話機の筐体内に蒸着110を設ける。そして、当該蒸着110には、アンテナとして作用する励振端111が形成されるように切欠きを入れる。アンテナ素子131から発信された電波により蒸着110には電力が誘起され、誘起された電力に基づく電波が励振端111から発信される。
【選択図】図3

Description

本発明は、携帯通信端末における電波のシールドと、アンテナ性能の確保に関する。
携帯通信端末の一形態として、一般に普及している携帯電話機は、その発信する電波が人体に与える影響を抑制することが求められる。当該影響の目安とされるのが比吸収率(SAR:Specific Absorption Rate)であり、その単位は、W/kgである。日本の場合だと、任意の10g当たりの人体組織に6分間に吸収されるエネルギー量が、2.0W/kg以下になるように携帯電話機を設計することが求められる。また、アメリカの場合だと、任意の1g当たりの人体組織に6分間に吸収されるエネルギー量が1.6W/kg以下になることが求められる。
このSARは携帯電話機が信号を送信する際に特に増大するので、携帯電話機に備えられたアンテナから発信された信号が人体に与える影響を抑制すべく、ユーザが携帯電話機で電話をしている状態で、アンテナ素子と人体頭部との間に蒸着がくるように携帯電話機に金属製の蒸着を設けて、電波をシールドすることがある。
特許文献1には、そのように携帯電話機に搭載された電子部品の発する電磁波をシールドできる携帯電話機が開示されている。
特開2006−217381号公報
ところで、金属製の蒸着を設けて、電波をシールドしているということは、当然にアンテナとしての性能は蒸着を設けていない場合に比して劣化していると言わざるを得ない。
アンテナ性能の低下は、通信の品質を低下させる可能性があるので、携帯通信端末としては、そのような事態はできるだけ避けることが望ましい。
そこで、本発明においては、携帯通信端末に備えられたアンテナから発信される電波を遮蔽しつつも、アンテナ性能の劣化を軽減する携帯通信端末を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明は、アンテナ素子と、当該アンテナ素子から発信される電波を遮蔽するための板状のシールド体とを筐体内に備えた携帯通信端末であって、前記シールド体は、その周縁一部から端部を残してその中ほどに切り込みが形成され、当該端部側に励振端が形成されている。
ここでいうシールド体は、アンテナ素子から発信される電波を遮蔽する機能を有するものであればよく、例えば、シールド専用の金属膜(蒸着)を用いたり、あるいは、基板に備えられているグランドプレーンを用いることとしてもよい。
これにより、本発明に係る携帯通信端末は、携帯通信端末に備えられたアンテナから発信される電波を遮蔽しつつも、アンテナ性能の劣化を軽減することができる。
携帯電話機100の外観図である。 携帯電話機100を開いた状態を示す概観図である。 携帯電話機100の分解斜視図である。 携帯電話機100の断面図である。 アンテナ素子131の形状を示すための3面図である。 携帯電話機100における蒸着110の形状寸法を示す平面図である。 蒸着110の各状態における携帯電話機100のTRPとSARの実測値を示した表である。 図6における蒸着110の各状態を示すための平面図である。 蒸着110のその他の形状を示す平面図である。 実施の形態2に係る携帯電話機1000の分解斜視図である。 実施の形態2に係る表示画面201と表示画面202との表示例である。 実施の形態2に係る基板1001の分解斜視図である。 (a)は、基板1001のキーパッド層の平面図であり、(b)は、基板1001のグランドプレーンの平面図である。 実施の形態3に係る基板1001の分解斜視図である。 (a)は、基板1001のキーパッド層の平面図であり、(b)は、基板1001のグランドプレーンの平面図である。 (a)は、横スライド型携帯電話機の外観図であり、(b)は縦スライド型携帯電話機の外観図である。
<実施の形態1>
<構成>
以下、本発明の一実施形態である携帯電話機について図面を用いて説明する。
図1及び図2は、携帯電話機100の外観図である。図2を見ればわかるように、携帯電話機100は、横開きするタイプの折畳み型携帯電話機である。携帯電話機100の第1筐体101と第2筐体102とがヒンジ部105で回動自在に接続されてなる。第1筐体101の第1の主面の一部にタッチパネルが形成されている。また、この第1の主面の一部は、有機EL(Electro Luminescence)による表示画面201と表示画面202とを備える。表示画面202は、タッチパネルである。当該タッチパネルは、タッチパネルに表示された、例えば、アイコンやキー等を対象とした、指やスタイラスなどによるユーザの入力操作を受け付ける。また、第1筐体101は、当該第1の主面の裏面であって折りたたんだ状態で第2筐体102と正対する面に表示画面210を備える。
第2筐体102は、携帯電話機100を折り畳んだ状態で第1筐体101と正対する面に文字入力やメールアプリの起動などに用いられる各種のハードキー220を備える。このハードキー220は、所謂QWERTYキーであるが、他の種類のハードキーであってもよい。
図3は、携帯電話機100の分解斜視図であり、図4は、携帯電話機100の断面図であり、図5は、アンテナ設置部材130及びアンテナ素子131の構造を示す3面図である。
図3に示すように、携帯電話機100の第1筐体101は、第1カバー101aと第2カバー101bとから構成される筐体内に、蒸着110と、レシーバ103と、マイク104とを含み、第2筐体102は、第3カバー102aと第4カバー102bとから構成される筐体内に、基板120と、アンテナ設置部材130と、アンテナ素子131とを含む。図3に示す分解斜視図は、概念的なものであり、実際には、その他携帯電話機として必要な各種細かな部品が配される。また、図示していないが、第1筐体101は、タッチパネル用のセンサや、基板等を含んでいてよい。
第1カバー101aと、第2カバー101bと、第3カバー102aと、第4カバー102bとは樹脂から成り、蒸着110は、導電性の金属の薄膜である。この蒸着110は、アンテナ素子131から発信される電波を遮蔽するためのシールド体として機能する。
アンテナ素子131は、導電性の金属からなり、図5に示すようにアンテナ設置部材130上に貼接されている。アンテナ設置部材130は図5に示す形状をしており、樹脂から成る。そして、図4及び図5に示すように、アンテナ素子131は、アンテナ設置部材130の一表面から側面、他の一表面へと回り込むように形成され、図3に見えるアンテナ設置部材130の反対側の面、即ち図5の下段に示すように励振素子132が形成されている。
アンテナ素子131の図3に見える部分131aが給電点であり、図4に示す断面図に示されるように基板120上にある通信回路(図示せず)から給電素子121を介して信号の供給を受けて、図5の下段に示す励振素子132から無線信号が発信される。給電素子121は、例えば、金属製のバネである。
図4や図5からも分かるように、アンテナ素子131の励振素子132は、通話時にユーザからなるべく遠ざかるように配されており、本実施の形態では、携帯電話機100のマイク104に対向し、マイク104が近接する第1カバー101aの主面から最も遠くなる、第4カバー102bの主面に近接する位置に励振素子132がくるように構成されている。
図6は、蒸着110の平面図である。蒸着110はその端部側がスリット状に切欠かれており、この切欠きによって、短冊状の励振端111が形成される。励振端111の寸法は、図6に示す寸法になるように蒸着110の大きさ及び形状が特定される。なお、図6に示す寸法の単位は、mmである。また、図6に示す点線160は、携帯電話機100の外枠を示している。
励振端111の長手方向の長さは、図6に示すように、18mmとなっているが、この長さは、アンテナ素子131で送受信する信号の周波数で共振する長さ(ここでは、波長の約1/4程度の長さ)になるように構成されている。
<考察>
ここから、上記のように構成した携帯電話機100が実際にSARを低減しつつ、アンテナ性能も確保できているかについて考察する。
図7は、上記のように構成した携帯電話機100におけるアンテナ性能と、SARの実測値の一例を示した表である。アンテナ性能の一つの指針として、図7では、全放射電力(TRP:Total Radiated Power)の値を示している。TRPは、携帯電話機100が発している電力の強度であり、アンテナ性能を見るための指標として用いることができる。また、図7においては、SARは、SAR Touch Left、即ち、携帯電話機100を人間の左頬に当てた状態において電波を発した場合の比吸収率を表している。
図7においては、携帯電話機100においてアンテナ性能及びSARが双方共にある程度確保できていることを示すために、上から順に(1)蒸着有り、アンテナ素子有り、(2)蒸着無し、(3)蒸着有り、アンテナ素子無し、(4)蒸着有り、アンテナショート、のそれぞれの状態のTRP並びにSARを測定した実測値を示している。
「蒸着有り、アンテナ素子有り」というのは、本発明における携帯電話機100の状態を示しており、携帯電話機に蒸着110を設け、当該蒸着110にアンテナとして作用する励振端を設けている状態の携帯電話機を示している。
「蒸着無し」というのは、携帯電話機に蒸着を設けていない状態の携帯電話機を示している。
「蒸着有り、アンテナ素子無し」というのは、携帯電話機に蒸着を設けるものの、当該蒸着に励振端を設けていない状態を示しており、具体的にいうと、図8(a)に示す形状の蒸着112を携帯電話機に備えた状態のことである。
最後に、「蒸着有り、アンテナショート」というのは、本発明における蒸着の励振端の先端を蒸着につないでショートさせた場合をいい、このような形状でもアンテナ性能を高め得るかを確かめるために測定したものである。その具体的な蒸着の形状は、図8(b)の蒸着113に示されている。
図7に示す実測値は、PCS帯の600ch(channel)、即ち、1880.00MHz帯の信号を送信した場合のTRPとSARを示している。
図7にあるように、本発明に係る携帯電話機100の場合、上記条件下において、TRPは19.2dBmであり、SARは0.91W/kgとなっている。蒸着無しの場合の実測値が、TRPが19.7dBmでSARが1.47W/kgとなっているので、TRPは、蒸着無しの状態に比して、0.5dBm低減しているものの、SARは、0.56W/kgも低減できている。
一方、蒸着有りでアンテナ素子無しの場合のTRPは17.7dBmで、SARが0.62W/kgとなっている。これと比べればわかるように、本発明の方がSARでは0.29W/kg劣るものの、TRPは、1.5dBmも優れている。
なお、アンテナをショートさせた場合のTRPは、18.0dBmで、SARが0.64W/kgとなっており、その実測値は、蒸着有りでアンテナ素子無しの場合の実測値とほぼ変わらないことから、励振端111の開放端を蒸着110にショートさせた場合には、蒸着はアンテナとしての役割を果たさないことがわかる。
以上の内容をまとめると、本発明に係る携帯電話機100のTRPは、蒸着無しの状態に比べて低くなるものの、蒸着があって当該蒸着に励振端がない状態よりは、高い。また、本発明に係る携帯電話機100のSARは、蒸着が有って当該蒸着に励振端がない状態よりは、高くなるものの、蒸着無しの状態に比べれば、かなり低い。よって、本発明に係る携帯電話機100は、蒸着を設けてSARの低減を実現しているとともに、蒸着を設けていながらも、アンテナ性能の劣化を抑制できていると言える。
発明者らは実験により、アンテナ素子131から発信する電波によって、蒸着110に誘起される電力が最も高くなるのは、図6に示す領域150に示される部分であることを発見した。逆に言えば、当該領域150の部分を蒸着によりシールドすればSARの低減が実現できる。
一方で、蒸着は金属膜なので、励振端(開放端)を設けてやれば誘起された電力がその励振端から電波として発信されることになる。
よって、携帯電話機100において最も電波が強くなる領域を導電性金属から成る蒸着によってアンテナ素子から発信される電波をシールドすると共に、当該蒸着において、アンテナとして作用する励振端が形成されるように切欠きを設けて、蒸着に誘起された電力を用いて当該励振端から電波を再発信することによって、蒸着によって低減されるTRPを補填することができる。なお、励振端111から発信される電波の電波強度は、当然にアンテナ素子131から発信されたものよりも弱くはなるため、そこから発生する電波によってもたらされるSARは、然程大きいものにはならない。
これにより、本実施形態の携帯電話機100では、蒸着によるシールド体を設けて、アンテナ素子からの電波を遮蔽しつつも、シールド体において、アンテナ素子から発信された電波によって誘起された電力に基づく電波がシールド体に設けた励振端から発信されることになるので、アンテナ素子からの電波による人体への影響をある程度抑制しつつ、シールド体から再度信号が発信されることによって、アンテナ性能の低下を抑制できる。

<実施の形態2>
上記実施の形態1においては、筐体に、アンテナ素子からの電波を遮蔽するシールド体として蒸着110を備え、当該蒸着に切り欠きを設けることで励振端とする構成を示したが、本実施の形態2においては、蒸着に励振端を設ける構成とは異なる構成例を説明する。
<構成>
図10は、実施の形態2に係る携帯電話機1000の分解斜視図である。なお、本実施の形態2に係る各図面において、上記実施の形態1に示した構成と同一となる構成については同一の符号を用いて説明を省略する。
携帯電話機1000の第1筐体101は、基板1001を備え、実施の形態1に示した携帯電話機100とは異なり、蒸着110を備えない。
図11は、携帯電話機100の表示画面201と表示画面202とを用いた表示例を示しており、図11に示すように表示画面202には、各種キーを示す情報が表示され、表示画面201には、当該各種キーに対してユーザが入力した内容に基づく情報が表示される。
図12は、基板1001の分解斜視図である。また、図13は、図12に示した基板1001を上から見た場合の平面図を示している。図13(a)はキーパッド層の平面図であり、図13(b)はグランドプレーンの平面図である。
図12に示すように、基板1001は、キーパッド群1201を配したキーパッド層と、絶縁層1202と、グランドプレーン1203とが重畳されてなる多層基板である。キーパッド群1201は、図11に示した表示画面202に表示される各種のキーに対応する電極であり、表示画面202へのユーザの指やタッチペンによる接触を検出して、各種キーへの入力を検出する。図12には図示していないが、各キーパッドは入力処理を実行するLSI等の処理部に接続されている。なお、図13においては、図面の見易さを考慮して、全てのキーパッドからは、符合1201に対する引き出し線を示していない。
グランドプレーン1203の電位は電気的に0Vに落とされており、当該グランドプレーン1203は、第1カバー101aと、アンテナ素子131との間に介在することになるため、アンテナ素子131から発信された第1カバー101a方向への電波を遮蔽するシールド体として機能する。従って、グランドプレーン1203は、SARの低減に貢献する。
図12や図13(b)に示すように、グランドプレーン1203は、実施の形態1に示した蒸着110と同様に、その端部が切り欠かれて、励振端1211が形成される。グランドプレーン1203に誘起されたアンテナ素子131からの電波は、当該励振端1211から再発信されることになる。但し、蒸着110の場合と同様に、再発信される電波は、アンテナ素子131から発信される電波よりも弱いものとなる。
励振端1211を設けることにより、アンテナ素子131のアンテナ性能を低下を抑制することができる。なお、励振端1211は、上記実施の形態1と同様に、アンテナ素子131で送受信される電波と共振する形状である必要がある。また、励振端1211の長尺方向は、アンテナ素子131の長手方向と並行であること望ましいのも同様である。
なお、図13(b)にはグランドプレーン1203と絶縁層1202との配置関係を、絶縁層1202を点線で記載することで示している。また、図13(b)に示すように、グランドプレーン1203には、空隙1300が設けられているが、これは、各種のチップ部品やコネクタ等の部品を配するために設けられた空隙である。このような部品を配する必要がない場合には、この空隙1300は必要ないものであり、この場合には、グランドプレーン1203には、空隙1300を設けない。
<まとめ>
本実施の形態2に示したように、携帯電話機に備えられる基板に設けられたグランドプレーンをシールド体として用い、かつ、このグランドプレーンに切り欠きを入れて、励振端とすることで、メインアンテナのアンテナ性能を補強することができる。この場合、携帯電話機に元から備えることが定められている基板のグランドプレーンを利用できるので、上記実施の形態1に示したような蒸着110を用いる場合に比して、その蒸着110の配置箇所等を考慮しなくともよいという利点や、蒸着110分のコストを軽減できるという利点がある。

<実施の形態3>
上記実施の形態2においては、基板のグランドプレーンをシールド体として励振端を設ける構成を示した。本実施の形態3では、上記実施の形態2を変形した構成を示す。
<構成>
本実施の形態3に係る携帯電話機は、基板に設けられているグランドプレーンをシールド体として利用することは実施の形態2と共通するものの、本実施の形態3と実施の形態2とでは、励振端を形成する位置が異なる。
図14は、本実施の形態3における基板1001の分解斜視図であり、図15は、その基板1001を上から見た場合の平面図を示している。
図14に示すように、基板1001は、キーパッド群1201が配されたキーパッド層と、絶縁層1402と、グランドプレーン1403とが重畳されてなる多層基板である。
図14及び図15(b)に示すように、実施の形態2に示したグランドプレーン1203とは異なり、グランドプレーン1403は励振端を備えていない。
その代わりに、図14及び図15(a)に示すように、キーパッド群1201が配されているキーパッド層に長尺状の金属片1400が設けられている。金属片1400は、導電性の部材であればよく、例えば、銅からなる。金属片1400は、グランドプレーン1403と絶縁層1402に設けられたビア1401を介して接続されている。ビア1401は、導電性の部材であり、例えば、銅からなる。また、ビア1401は、グランドプレーン1403と金属片1400とを電気的に接続さえしていれば、絶縁層1402を一息に貫通して設けられていなくともよい。なお、図15(a)の1501と図15(b)の1502は共にビア1401との接触箇所を示している。
グランドプレーン1403の電位は電気的に0Vに落とされており、実施の形態2に示したグランドプレーン1203と同様にアンテナ素子131から発信される電波を遮蔽する。
グランドプレーン1403に誘起されたアンテナ素子131からの電波の電力は、グランドプレーン1403の端部に伝達し、ビア1401を介して金属片1400に伝達される。金属片1400は、アンテナ素子131で送受信する電波に共振する形状になっており、伝達された電力に基づく電波を発信する。
<まとめ>
本実施の形態3に示したように、励振端1400をアンテナ素子131から、より遠方に設けることができるので、実施の形態2の場合よりも、励振端1400から再発信される電波をより遠方に飛ばすことができるという利点がある。また、図13では、励振端に接続する部分をグランドプレーン1403から延伸して構成しているが、全面的に延伸、即ち、グランドプレーン1403の面積を絶縁層1402と略同一のサイズとしてもよく、この場合には、電波の遮蔽性能を高めることができる。

<補足1>
上記実施の形態において、本発明を説明してきたが、本発明はこれに限られないことは勿論である。以下、上記実施の形態以外に本発明として含まれる各種の変形例について説明する。
(1)上記実施の形態に示した励振端の位置は、上記実施の形態に限るものではない。励振端111の位置は、TRPができるだけ高く、SARができるだけ低くなるような位置に配すればよく、SARが規定値を満たし、且つ、TRPができるだけ高くなるのならば、図9(a)に示す蒸着114や、図9(b)に示す蒸着115のような構成にして、励振端116や、励振端117を設けることとしてもよい。これは、上記実施の形態2や3に示すグランドプレーンの励振端1211や金属片1400についても同様のことが言える。
励振端111の位置を決定するに当たっては、携帯電話機100で通話する際に、なるべく人体頭部から遠ざかる位置に設けるのが一つの目安となる。
なお、蒸着の励振端がアンテナ素子131の励振端132で送受信する信号と共振しやすくするために、なるべく、蒸着における励振端の長手方向と、アンテナ素子130の励振端132の長手方向とが、互いに平行になるように、蒸着の励振端を設けるとよい。
(2)上記実施の形態に示した蒸着110は、金属膜であると記載したが、これは、別に金属膜でなくともよく、切欠きを入れて励振端が形成された金属製の薄板などであってもよい。
(3)上記実施の形態に示した励振端の形状は、図5に示した寸法に限定されるものではなく、アンテナ素子131で送受信する信号の共振周波数と略同一の周波数が送受信できるようにその形状、特に励振端の長手方向の長さが決定される。
実際には、蒸着110を、アンテナ素子131から発信される電波が最も強くなる領域をシールドできるように、その面積や形状を決定した上で、励振端111の長手方向の長さを、アンテナ素子131で送受信する信号の周波数で共振する長さ(例えば波長の1/4、1/2など)近傍で、いろんな長さに調節して、それぞれの長さでのTRP及びSARを測定して、製品として実用に適していると思われる長さと形状のものを採用することになる。
(4)上記携帯電話機100を横開きの折畳み型携帯電話機として説明したが、これは、アンテナ素子からの電波を蒸着によりシールドし、当該蒸着に励振端を設けていれば、どのような携帯電話機であってもよく、例えば、ストレートタイプの携帯電話機や、スライド型携帯電話機であってもよい。なお、いずれの場合であっても、携帯電話機を用いて通話する状態、即ち、人体に対して最も送信電力が発する電磁波が影響する状態において、アンテナ素子から発信される信号の影響を抑制できるように蒸着の配置位置を決定することに留意されたい。
つまり、例えば、一般的な縦開きの折畳み型携帯電話機の場合においては、テンキーなどのキー群が配される側の筐体にアンテナ素子が配されるとして、当該筐体には通常ユーザが発した音声を収集するためのマイクも配される。携帯電話機は、通話時に人体に最も近接することから、蒸着もマイクが配される筐体と同じ筐体であってマイクに近接する主面近傍に設けられることになる。
また、例えば、スライド型携帯電話機の場合、2つの筐体をスライドさせた状態、2つの筐体がスライドしていない状態のいずれの状態であっても通話を実行できるものがある。なお、スライドさせた状態はスライド型携帯電話機を形成する2つの筐体がずれた状態のこといい、スライドさせていない状態は2つ筐体が正対する状態をいう。このとき、いずれの状態であってもアンテナ素子から発信される信号の影響を抑制できるように蒸着を配する必要がある。即ち、表示画面がある側の筐体を第1筐体、テンキーを含む諸キー群が配されている筐体を第2筐体とし、通常ユーザが発する音声を収集するマイクは第2筐体の端部に設けられるとともに、アンテナ素子も第2筐体に配されているとした場合、スライドさせた状態だと、第1筐体では第2筐体を覆える部分が少なくなることから、蒸着を第1筐体に備えた場合には、アンテナ素子から発信される信号を効率よく抑制できない可能性がある。よって、スライド型携帯電話機の場合、蒸着は、第2筐体のマイクに近接する主面近傍に設けられる。つまり、蒸着は、第2筐体のおよそテンキー群の裏側に位置する場所に配されることになる。なお、スライド型携帯電話機には、図16(a)の矢印で示すように、筐体の短尺方向にスライドする横スライド型携帯電話機と、図16(b)の矢印で示すように筐体の長尺方向にスライドする縦スライド型携帯電話機とがある。これらのスライド型携帯電話機の場合、アンテナ素子131は、通話時に人体から遠ざけられることを目的として、図16(a)に示す筐体1602あるいは図16(b)に示す筐体1604に設けられる。このとき、何れのスライド型携帯電話機であっても、シールド体及びアンテナとして機能する蒸着110ないし励振端を有するまたは励振端と接続される基板のグランドプレーン1203、1403は、アンテナ素子131が配される筐体、即ち、図16(a)に示す筐体1602や、図16(b)に示す筐体1604に設けるとよい。なお、何れの形状の携帯電話機であっても、ユーザが電話をする場合にアンテナ素子から発信される電波がユーザに影響を与えないように、アンテナ素子とユーザとの間にシールド体が介在する形状、構成であればよく、そのときに、当該シールド体の端部乃至端部に接続された金属片に励振端が設けられた構成になっていればよい。
また、上記実施の形態においては、携帯通信端末を携帯電話機として説明したが、無線通信を実行する携帯型の端末であればよく、携帯電話機100は、例えば、PDA(Personal Digital Assistance)などであってもよい。
(5)上記実施の形態においては、一方の筐体に蒸着を備え、他方の筐体にアンテナ素子を備える構成をとった。しかし、上記補足の(4)の事例にも示した通り、蒸着は、アンテナ素子から発信される信号の影響を抑制できればよく、両者は同一の筐体内に備えられていても良い。
(6)上記実施の形態2や3において、特に示さなかったが、絶縁層1202、1402は、更に、複数の層にわけられ、その内層に配線層や、部品を配置するための層などが設けられていてもよい。
<補足2>
以下、本発明の一実施形態としての携帯通信端末の構成及びその変形例と効果について説明する。
(a)本発明の一実施形態に係る携帯通信端末は、図3に示すように、アンテナ素子(131)と、当該アンテナ素子(131)から発信される電波を遮蔽するための板状のシールド体(110)とを筐体内に備えた携帯通信端末であって、前記シールド体は、その周縁一部から端部を残してその中ほどに切り込みが形成され、当該端部側に励振端(111)が形成されていることを特徴とする。
この構成により、アンテナ素子から発信された電波は一度シールド体で反射されるため、人体への電波による影響を抑制することができる。
また、当該シールド体には励振端が形成されるため、シールド体に誘起された電力は、この励振端から再発信される。従って、アンテナ素子131のアンテナ性能の劣化度合を低減できる。
(b)前記携帯通信端末における前記励振端は、前記アンテナ素子で送受信される電波と略同一の周波数の電波を送受信するようその形状が特定されるとしてもよい。
これにより、励振端は、アンテナ素子で送受信する電波と同じ周波数の信号を再発信できるので、アンテナ性能の劣化を効率よく防止できる。
(c)前記携帯通信端末における前記励振端の長手方向は、前記アンテナ素子の長手方向と平行になるように形成されているとしてもよい。
これにより、励振端は、アンテナ素子と、電気的に結合しやすくなるため、アンテナ素子の性能劣化を効率よく防止できる。
(d)前記携帯通信端末における前記励振端は、前記シールド体において前記筐体の中心から遠い側に設けられることとしてよい。
これにより、励振端から発信される電波の人体に対する影響を極力抑制できるとともに、携帯通信端末の各部品への影響も抑制することができる。
(e)前記携帯通信端末は2つの筐体(101と102)が接続されて成り、前記携帯通信端末は前記2つの筐体の相対位置関係が異なる少なくとも2つの形態を有し、前記携帯通信端末は、前記2つの筐体のいずれか一方の筐体に、ユーザが発した音声を収集するためのマイク(104)を備え、前記シールド体は、前記マイクを備える筐体(101)であって、前記マイクに近い方の主面に近接する位置に設けられることとしてもよい。
あるいは前記携帯通信端末は1つの筐体からなり、前記シールド体は、前記アンテナ素子から遠い側の前記筐体主面に近接する位置に設けられることとしてもよい。
携帯電話機のような携帯通信端末においては、アンテナ素子は、ユーザが通話をする際にユーザから遠ざかるように配されるので、上記構成により、ユーザが通話をする際に確実にアンテナ素子から発信される電波を遮蔽できる構成にすることができる。
(f)前記携帯通信端末において、前記シールド体は、蒸着により形成されることとしてもよい。
これにより、蒸着という構成するのに簡易な手法を以ってシールド体を構成することができるので、携帯通信端末の開発コストの低減に貢献することができる。
(g)前記携帯通信端末において、図10及び図12に示すように、前記シールド体は、前記携帯通信端末の筐体内に備えられている基板のグランドプレーン(1203)であることとしてもよい。
これにより、元から配される構成であるグランドプレーンを利用してシールド体を形成するので、シールド体として新たな部品を配したり、その部品の配置位置を決定したりするなどの開発コストの低減に貢献することができる。
(h)本発明の一実施形態に係る携帯通信端末は、図10及び図14に示すように、アンテナ素子と、当該アンテナ素子から発信される電波を遮蔽するためのシールド体とを筐体内に備えた携帯通信端末であって、前記シールド体は、前記携帯通信端末の筐体内に備えられている多層基板(1001)のグランドプレーンであり、前記多層基板は、前記多層基板の前記グランドプレーンとは異なる層であって、前記グランドプレーンよりも前記アンテナ素子(131)から遠い層に、励振端として機能する長尺状の金属片(1400)を備え、前記金属片と前記グランドプレーンの端部とはビア(1401)を介して接続されている。
これにより、元から配される構成であるグランドプレーンを利用してシールド体を形成するので、シールド体として新たな部品を配したり、その部品の配置位置を決定したりするなどの開発コストの低減に貢献することができる。また、励振端としてグランドプレーンとは異なる他の層に設けた金属片を用いることで、グランドプレーンと同相に励振端を設ける構成よりも、励振端のアンテナとしての性能を向上させることができる。
(i)前記携帯通信端末において、前記金属片は、前記グランドプレーンとは異なる層の端部に設けられていることとしてもよい。
これにより、当該金属片がアンテナとして機能する場合に、発信する電波が携帯通信端末の各部品に与える影響を抑制することができる。
(j)前記携帯通信端末において、 前記金属片は、その長手方向が前記アンテナ素子の長手方向と並行になるように設けられていることとしてもよい。
これにより、励振端は、アンテナ素子と、電気的に結合しやすくなるため、アンテナ素子の性能劣化を効率よく防止できる。
本発明に係る携帯通信端末は、蒸着を用いてSARを低減しつつも、アンテナ性能の低下を抑制できる携帯電話機として活用することができる。
100 携帯電話機
101 第1筐体
101a 第1カバー
101b 第2カバー
102 第2筐体
102a 第3カバー
102b 第4カバー
103 レシーバ
104 マイク
105 ヒンジ部
110 蒸着(シールド体)
111 励振端
112、113、114、115 蒸着
120 基板
130 アンテナ設置部材
131 アンテナ素子
131a 給電点
132 励振端
201 表示画面
202 表示画面
220 ハードキー
1000 携帯電話機
1201 キーパッド群
1202、1402 絶縁層
1203、1403 グランドプレーン
1300 空隙
1400 金属片(励振端)
1401 ビア

Claims (11)

  1. アンテナ素子と、当該アンテナ素子から発信される電波を遮蔽するための板状のシールド体とを筐体内に備えた携帯通信端末であって、
    前記シールド体は、その周縁一部から端部を残してその中ほどに切り込みが形成され、当該端部側に励振端が形成されている
    ことを特徴とする携帯通信端末。
  2. 前記励振端は、前記アンテナ素子で送受信される電波と略同一の周波数の電波を送受信するようその形状が特定される
    ことを特徴とする請求項1記載の携帯通信端末。
  3. 前記励振端の長手方向は、前記アンテナ素子の長手方向と平行になるように形成されている
    ことを特徴とする請求項1記載の携帯通信端末。
  4. 前記励振端は、前記シールド体において前記筐体の中心から遠い側に設けられる
    ことを特徴とする請求項1記載の携帯通信端末。
  5. 前記携帯通信端末は2つの筐体が接続されて成り、
    前記携帯通信端末は前記2つの筐体の相対位置関係が異なる少なくとも2つの形態を有し、
    前記携帯通信端末は、前記2つの筐体のいずれか一方の筐体に、ユーザが発した音声を収集するためのマイクを備え、
    前記シールド体は、前記マイクを備える筐体であって、前記マイクに近い方の主面に近接する位置に設けられる
    ことを特徴とする請求項1記載の携帯通信端末。
  6. 前記携帯通信端末は1つの筐体からなり、
    前記シールド体は、前記アンテナ素子から遠い側の前記筐体主面に近接する位置に設けられる
    ことを特徴とする請求項1記載の携帯通信端末。
  7. 前記シールド体は、蒸着により形成される
    ことを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の携帯通信端末。
  8. 前記シールド体は、前記携帯通信端末の筐体内に備えられている基板のグランドプレーンである
    ことを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の携帯通信端末。
  9. アンテナ素子と、当該アンテナ素子から発信される電波を遮蔽するためのシールド体とを筐体内に備えた携帯通信端末であって、
    前記シールド体は、前記携帯通信端末の筐体内に備えられている多層基板のグランドプレーンであり、
    前記多層基板は、前記多層基板の前記グランドプレーンとは異なる層であって、前記グランドプレーンよりも前記アンテナ素子から遠い層に、励振端として機能する長尺状の金属片を備え、
    前記金属片と前記グランドプレーンの端部とはビアを介して接続されている
    ことを特徴とする携帯通信端末。
  10. 前記金属片は、前記グランドプレーンとは異なる層の端部に設けられている
    ことを特徴とする請求項9記載の携帯通信端末。
  11. 前記金属片は、その長手方向が前記アンテナ素子の長手方向と並行になるように設けられている
    ことを特徴とする請求項10記載の携帯通信端末。
JP2010241345A 2009-10-28 2010-10-27 携帯通信端末 Expired - Fee Related JP5674415B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010241345A JP5674415B2 (ja) 2009-10-28 2010-10-27 携帯通信端末

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009247640 2009-10-28
JP2009247640 2009-10-28
JP2010241345A JP5674415B2 (ja) 2009-10-28 2010-10-27 携帯通信端末

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2011120228A true JP2011120228A (ja) 2011-06-16
JP5674415B2 JP5674415B2 (ja) 2015-02-25

Family

ID=44284929

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010241345A Expired - Fee Related JP5674415B2 (ja) 2009-10-28 2010-10-27 携帯通信端末

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5674415B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013179414A (ja) * 2012-02-28 2013-09-09 Toshiba Corp モバイル機器及びその製造方法

Citations (17)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001085920A (ja) * 1999-09-17 2001-03-30 Toshiba Corp 携帯無線端末
JP2001352383A (ja) * 2000-06-07 2001-12-21 Sony Corp 携帯電話機
WO2002013312A1 (fr) * 2000-08-04 2002-02-14 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Antenne et dispositif de radiocommunication comprenant cette antenne
JP2002190705A (ja) * 2000-12-21 2002-07-05 Kiyoshi Yamamoto 小型アンテナ
JP2003198412A (ja) * 2001-10-18 2003-07-11 Sony Corp 小型通信機のスペシフィック・アブソープション・レイト低減方法および小型通信機
JP2004153589A (ja) * 2002-10-31 2004-05-27 Hitachi Ltd 携帯通信端末
JP2005094671A (ja) * 2003-09-19 2005-04-07 Toshiba Corp アンテナ装置、無線装置
JP2005277586A (ja) * 2004-03-23 2005-10-06 Masatomo Sakurai 携帯電話機用電磁波シールドカバー
JP2006121520A (ja) * 2004-10-22 2006-05-11 Kyocera Corp 電子機器の連結構造及び電子機器
JP2006229528A (ja) * 2005-02-17 2006-08-31 Matsushita Electric Ind Co Ltd アンテナ装置およびそれを用いた携帯無線機
JP3830773B2 (ja) * 2001-05-08 2006-10-11 三菱電機株式会社 携帯電話機
JP2008078321A (ja) * 2006-09-20 2008-04-03 Sony Ericsson Mobilecommunications Japan Inc 通信端末及び送信機のシールド構造
JP2008171921A (ja) * 2007-01-10 2008-07-24 Nec Corp 外装カバー及び携帯端末
JP2008177753A (ja) * 2007-01-17 2008-07-31 Sharp Corp 移動体無線通信機
JP2009116861A (ja) * 2007-11-06 2009-05-28 Lg Electronics Inc 移動端末機
JP2010081518A (ja) * 2008-09-29 2010-04-08 Kyocera Corp 携帯電子機器
JP4603617B2 (ja) * 2008-11-27 2010-12-22 京セラ株式会社 通信機器

Patent Citations (17)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001085920A (ja) * 1999-09-17 2001-03-30 Toshiba Corp 携帯無線端末
JP2001352383A (ja) * 2000-06-07 2001-12-21 Sony Corp 携帯電話機
WO2002013312A1 (fr) * 2000-08-04 2002-02-14 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Antenne et dispositif de radiocommunication comprenant cette antenne
JP2002190705A (ja) * 2000-12-21 2002-07-05 Kiyoshi Yamamoto 小型アンテナ
JP3830773B2 (ja) * 2001-05-08 2006-10-11 三菱電機株式会社 携帯電話機
JP2003198412A (ja) * 2001-10-18 2003-07-11 Sony Corp 小型通信機のスペシフィック・アブソープション・レイト低減方法および小型通信機
JP2004153589A (ja) * 2002-10-31 2004-05-27 Hitachi Ltd 携帯通信端末
JP2005094671A (ja) * 2003-09-19 2005-04-07 Toshiba Corp アンテナ装置、無線装置
JP2005277586A (ja) * 2004-03-23 2005-10-06 Masatomo Sakurai 携帯電話機用電磁波シールドカバー
JP2006121520A (ja) * 2004-10-22 2006-05-11 Kyocera Corp 電子機器の連結構造及び電子機器
JP2006229528A (ja) * 2005-02-17 2006-08-31 Matsushita Electric Ind Co Ltd アンテナ装置およびそれを用いた携帯無線機
JP2008078321A (ja) * 2006-09-20 2008-04-03 Sony Ericsson Mobilecommunications Japan Inc 通信端末及び送信機のシールド構造
JP2008171921A (ja) * 2007-01-10 2008-07-24 Nec Corp 外装カバー及び携帯端末
JP2008177753A (ja) * 2007-01-17 2008-07-31 Sharp Corp 移動体無線通信機
JP2009116861A (ja) * 2007-11-06 2009-05-28 Lg Electronics Inc 移動端末機
JP2010081518A (ja) * 2008-09-29 2010-04-08 Kyocera Corp 携帯電子機器
JP4603617B2 (ja) * 2008-11-27 2010-12-22 京セラ株式会社 通信機器

Non-Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Title
JPN6014021905; 岡野 由樹 他: '反射板付き折り返しダイポールアンテナを用いた局所SARの低減に関する検討' 電子情報通信学会技術研究報告 Vol.101, No.489, 20011206, pp.23-30 *
JPN6014021907; 畠山 賢一 他: 'ミリ波帯における電磁遮蔽効果の測定法' 電子情報通信学会技術研究報告 Vol.98, No.419, 19981119, pp.53-60 *

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013179414A (ja) * 2012-02-28 2013-09-09 Toshiba Corp モバイル機器及びその製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP5674415B2 (ja) 2015-02-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR101787384B1 (ko) 휴대용 단말기의 안테나 장치
US8301212B2 (en) Portable wireless apparatus and antenna structure
US20060217164A1 (en) Portable wireless terminal
WO2002099927A1 (fr) Terminal mobile hertzien
WO2012160820A1 (ja) 携帯無線装置
JP2006013629A (ja) 携帯電話機
US8340732B2 (en) Mobile electronic device
JP5413921B2 (ja) 携帯無線装置
US7638718B2 (en) Electromagnetic shield for mobile communication device
JP5583030B2 (ja) 無線端末装置
JP5521580B2 (ja) 携帯無線端末
JP5674415B2 (ja) 携帯通信端末
KR20080100207A (ko) 휴대 무선기
JP2010130101A (ja) 無線通信装置
WO2012157233A1 (ja) 携帯無線装置
JP2009111698A (ja) 携帯端末及び携帯端末の給電ケーブル配線方法
JP2009188714A (ja) 携帯電話装置
JP2012227743A (ja) 携帯無線機
JP2010161441A (ja) 携帯無線機
JP4615451B2 (ja) 携帯無線機
JP5556257B2 (ja) 無線通信装置
JP2012227750A (ja) 無線装置
JP5294652B2 (ja) 通信機器
JP4818973B2 (ja) 携帯端末装置
JP4836850B2 (ja) 通信機器

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20130812

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20140217

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20140603

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20140606

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20140801

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20140909

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20141107

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20141209

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20141222

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5674415

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees