JP2011120061A - 撮像装置、およびデータ処理方法、並びにプログラム - Google Patents

撮像装置、およびデータ処理方法、並びにプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】撮影画像に対応する精度の高い方位情報をメディアに記録する撮像装置および方法を提供する。
【解決手段】方位センサーの検出方位情報と、方位センサーの検出値入力時間を示すタイムスタンプを対応付けたエントリを順次メモリに記録し、画像撮影時にメモリから画像撮影時間に近いタイムスタンプを有する複数のエントリを抽出し、複数の方位情報を適用して撮影画像の撮影方向を示す方位情報を算出して記録する。具体的には、複数の方位情報のソート処理結果の端部のデータを除外して再選択した方位情報のデータを平均化する構成として外乱等による異常値を除外した精度の高い方位情報を画像対応のメタデータとして記録する。
【選択図】図4

Description

本発明は、撮像装置、およびデータ処理方法、並びにプログラムに関する。さらに詳細には、撮像装置の撮影画像の記録時に、画像の撮影方向を示す方位情報を記録する撮像装置、およびデータ処理方法、並びにプログラムに関する。
近年、カメラに方位の検出を行う方位センサーを備え、画像が撮影された場合に、方位センサーの取得した画像の撮影方向を示す方位情報を取得する構成としたものがある。このようなカメラは、撮影画像をメディア(記憶手段)に記録する場合、方位情報を撮影画像の属性情報(メタ情報)として記録する構成を持つ。
画像の属性情報としてメディアに記録された方位情報は、例えばPC等の表示部に地図を表示して撮影方向を示すために用いられる。あるいは複数の連写画像の組み合わせによるパノラマ画像の生成時に各画像の撮影方向を判定するための情報として用いられる。その他にも様々な用途で利用される。
なお、方位情報を取得して記録する撮像装置については、例えば特許文献1(特開2005−110031号公報)、特許文献2(特開2005−26859号公報)等に記載がある。
しかし、例えばデジタルカメラでは画像の撮影タイミングと、メディアに対する記録タイミングとの間に時間差が発生してしまう。これは、画像の撮影(キャプチャ)から記録までに時間を要することに起因する。例えば、画像の撮影後に、カメラのデータ処理部において撮影画像のエンコード処理やメディアに対する記録フォーマットの生成処理などが行われ、その後、メディアに対して記録処理が行われる。このようにデジタルカメラでは画像撮影から記録処理までの処理時間が必要となる。
従来の多くのカメラは、撮影画像をメディアに記録するタイミングにおいて、カメラに備えられた方位センサーから最新の方位情報を取得して、画像の撮影方向情報として記録する処理が行われる。従って、画像撮影タイミングとメディアに対する画像記録タイミングの間にカメラの方向が移動してしまうと、実際の画像撮影方向とは異なる方位情報が記録されてしまうことになる。
具体的な例について図1、図2を参照して説明する。
図1は、一般的なシングル画像や連写撮影処理における画像の撮影、記録シーケンスを説明する図である。
図2は、カメラを移動させながら複数の画像を撮影してカメラ内の処理によって横長のパノラマ画像を生成して記録する処理シーケンスを説明する図である。
まず、図1を参照して一般的なシングル画像や連写撮影処理における画像の撮影、記録シーケンスについて説明する。図1には、
(a)撮影処理
(b)記録処理
(c)方位情報取得処理
これらのシーケンスを示している。時間(t)は左から右に進行している。
まず、ユーザは、時間t1において画像1を撮影する。その後、時間t2で画像2、以下、続けて画像を撮影し、時間t3に画像Nを撮影し、計N枚の画像を撮影したものとする。なお、ユーザはカメラの方向を移動させながら画像の撮影を行っている。
撮影画像は一枚ごとにカメラ内の信号処理部で例えばjpeg画像等の圧縮画像にエンコードされる。さらに例えばEXIFフォーマット等、規定の画像記録フォーマットに従った記録データへの変換処理がなされる。これらの処理の後、例えばフラッシュメモリ等の記録メディアに記録される。
前述のようにエンコード処理等の信号処理には所定の時間を要する。従って図1に示すように、画像1については時間t4、画像2については時間t5、画像3については時間t6、これらの各時間にメディアへの記録処理が実行される。
方位情報を取得するセンサーは、予め規定されたサンプリングタイム間隔でセンサー取得情報を制御部(CPU)に提供する。制御部は撮影画像のメディアへの記録処理時点で得られた最新の方位情報を取得してメディアに記録する。
結果として、画像1に対応する属性情報(メタ情報)中に記録される方位情報は、画像1の記録時間である時間t4直前に方位センサーから入力した方位情報となる。結果として図1に示すように[135°]の方位情報が画像1の撮影方向を示す情報として記録されてしまう。これは、画像1の撮影時(t1)の実際の方位情報[0°]とは明らかに異なる方位情報である。
同様に、撮影時間t2の画像2については、記録時間t4直前の方位情報[180°]が記録されるが、これは実際の撮影時(t2)の方位情報[45°]と箱となる情報である。
このように、撮影時間と記録時間とのタイムラグによって、実際の撮影時における方位情報と異なる方位情報が画像の属性情報(メタ情報)として記録されてしまうことになる。
図2は、カメラを移動させながら複数の画像を撮影してカメラ内の処理によって横長のパノラマ画像を生成して記録する処理シーケンスを説明する図である。図2にも図1と同様、
(a)撮影処理
(b)記録処理
(c)方位情報取得処理
これらのシーケンスを示している。時間(t)は左から右に進行している。
ユーザは、カメラをパノラマ撮影モードに設定し、移動させながら複数の画像を撮影する。撮影完了後に、カメラ内部のデータ処理部が、複数の画像を連結してパノラマ画像を生成して記録メディアに記録する。
パノラマ画像を構成する複数画像の撮影期間の中心時間を時間taとして示している。カメラは、ユーザによる撮影処理後に複数画像を合成してパノラマ画像を生成し、さらに、jpeg画像等の圧縮画像へのエンコード処理、規定の画像記録フォーマットに従った記録データへの変換処理を行う。これらの処理の後、例えばフラッシュメモリ等の記録メディアに記録される。
これらのデータ処理に所定の時間を要し、パノラマ画像のメディアへの記録タイミングは、図2に示すように時間tbとなる。この場合もカメラの制御部は撮影画像のメディアへの記録処理時点で得られた最新の方位情報を取得してメディアに記録する。
結果として、パノラマ画像1に対応するメタ情報中に記録される方位情報は、パノラマ画像1の記録時間である時間tb直前に方位センサーから入力した方位情報となる。結果として図2に示すように[180°]の方位情報がパノラマ画像1の撮影方向を示す情報として記録されてしまう。これは、パノラマ画像1の撮影時(ta)の実際の方位情報[45°]とは明らかに異なる方位情報である。
このように、撮影時間と記録時間とのタイムラグによって、実際の撮影時における方位情報と異なる方位情報が画像の属性情報(メタ情報)として記録されてしまうことになる。
また、カメラに備えられた方位センサーは、地球の磁気を検出する地磁気センサーと加速度センサーの組み合わせを利用して方位情報を取得する構成としたものが多いが、地磁気センサーは、カメラ内部の駆動機構や電子部材などの発生する磁気の影響、すなわち外乱によって誤った検出値を出力してしまう場合がある。
具体的には、撮影時に行われるフォーカス調整などに際して行われるレンズ駆動などに際して発生する磁気の影響を受けると誤った検出値を出力してしまう場合がある。
このように現状の撮像装置、すなわち方位情報を取得し画像に対応付けて記録する撮像装置の問題点として、以下の問題点がある。
(a)メディアに記録する画像の撮影時間と方位情報の取得時間のずれによる方位情報の精度低下、
(b)外乱の影響による方位情報の精度低下、
これらの問題がある。
特開2005−110031号公報 特開2005−26859号公報
本発明は、例えば、上述の問題点に鑑みてなされたものであり、撮像装置において撮影された画像に対応する精度の高い方位情報を記録することを可能とする撮像装置、およびデータ処理方法、並びにプログラムを提供することを目的とする。
本発明の第1の側面は、
撮像装置の向きを示す方位を検出する方位センサーと、
撮影画像と該撮影画像に対応する属性情報からなる記録データを生成して記録部に記録する制御部と、
撮影画像と属性情報を記録する記録部を有し、
前記制御部は、
前記方位センサーの検出値を順次入力して算出した方位情報と、前記方位センサーの検出値入力時間を示すタイムスタンプを対応付けたエントリを順次メモリに記録し、
前記メモリから画像撮影時間に近いタイムスタンプを有する複数のエントリを抽出し、抽出したエントリの複数の方位情報を適用して前記撮影画像の撮影方向を示す方位情報を算出する撮像装置にある。
さらに、本発明の撮像装置の一実施態様において、前記制御部は、前記メモリから前記画像撮影時間に近いタイムスタンプを有する複数のエントリを抽出し、抽出したエントリの方位情報から中間の方位情報値を持つ少数の複数エントリを再選択し、再選択した複数エントリの方位情報の平均値を前記撮影画像の撮影方向を示す方位情報とする。
さらに、本発明の撮像装置の一実施態様において、前記制御部は、前記メモリから撮影画像撮影時間に最も近いタイムスタンプを有する1つの代表エントリを選択し、さらに、前記代表エントリのタイムスタンプの近傍のタイムスタンプを持つ規定数の近傍エントリを選択し、前記代表エントリと近傍エントリからなる複数エントリを方位情報の値に従って並べ替えるソート処理を実行し、ソート結果の少なくとも上位または下位にある1以上の端部エントリを除外した残りの中間エントリの方位情報の平均値を算出して、該平均値を前記撮影画像の撮影方向を示す方位情報とする。
さらに、本発明の撮像装置の一実施態様において、前記制御部は、連写撮影画像の各々について撮影時間を取得し、連写撮影画像の各々について、撮影時間に近いタイムスタンプを有する複数エントリを前記メモリから抽出し、抽出したエントリの複数の方位情報を適用して前記連射撮影画像各々の撮影方向を示す方位情報を算出する。
さらに、本発明の撮像装置の一実施態様において、前記制御部は、複数の撮影画像を連結して生成されるパノラマ画像の中央位置の画像の撮影時間に近いタイムスタンプを有する複数のエントリを前記メモリから抽出し、抽出したエントリの複数の方位情報を適用して前記パノラマ画像の撮影方向を示す方位情報を算出する。
さらに、本発明の撮像装置の一実施態様において、前記制御部は、前記パノラマ画像の中央位置の画像の撮影時間を、パノラマ画像の撮影開始フレームの撮影時間から算出する。
さらに、本発明の第2の側面は、
撮像装置において実行するデータ処理方法であり、
制御部が、撮像装置の向きを示す方位を検出する方位センサーの検出値を順次入力して算出した方位情報と、前記方位センサーの検出値入力時間を示すタイムスタンプを対応付けたエントリを順次メモリに記録する方位情報記録ステップと、
前記制御部が、撮影画像の撮影時間を取得する撮影時間取得ステップと、
前記制御部が、前記メモリから前記撮影時間に近いタイムスタンプを有する複数のエントリを抽出し、抽出したエントリの複数の方位情報を適用して前記撮影画像の撮影方向を示す方位情報を算出する方位情報算出ステップと、
を実行するデータ処理方法にある。
さらに、本発明の第3の側面は、
撮像装置においてデータ処理を実行させるプログラムであり、
制御部に、撮像装置の向きを示す方位を検出する方位センサーの検出値を順次入力して算出した方位情報と、前記方位センサーの検出値入力時間を示すタイムスタンプを対応付けたエントリを順次メモリに記録させる方位情報記録ステップと、
前記制御部に、撮影画像の撮影時間を取得させる撮影時間取得ステップと、
前記制御部に、前記メモリから前記撮影時間に近いタイムスタンプを有する複数のエントリを抽出させ、抽出したエントリの複数の方位情報を適用して前記撮影画像の撮影方向を示す方位情報を算出させる方位情報算出ステップと、
を実行させるプログラムにある。
なお、本発明のプログラムは、例えば、様々なプログラム・コードを実行可能な情報処理装置やコンピュータ・システムに対して、コンピュータ可読な形式で提供する記憶媒体、通信媒体によって提供可能なプログラムである。このようなプログラムをコンピュータ可読な形式で提供することにより、情報処理装置やコンピュータ・システム上でプログラムに応じた処理が実現される。
本発明のさらに他の目的、特徴や利点は、後述する本発明の実施例や添付する図面に基づくより詳細な説明によって明らかになるであろう。なお、本明細書においてシステムとは、複数の装置の論理的集合構成であり、各構成の装置が同一筐体内にあるものには限らない。
本発明の一実施例の構成によれば、撮像装置の向きを示す方位を検出する方位センサーの検出値を順次入力して算出した方位情報と、方位センサーの検出値入力時間を示すタイムスタンプを対応付けたエントリを順次メモリに記録する。また画像撮影時にメモリから画像撮影時間に近いタイムスタンプを有する複数のエントリを抽出し、抽出したエントリの複数の方位情報を適用して撮影画像の撮影方向を示す方位情報を算出して画像の属性情報として記録する。この構成により、画像の属性情報として記録する方位情報は、画像の撮影時刻前後に方位センサーが取得した複数の方位情報に基づく算出データとすることができる。また、複数の方位情報のソート処理結果の端部のデータを除外して再選択した方位情報のデータを平均化する処理を実行する構成として外乱等による異常値を除外した精度の高い方位情報を画像対応のメタデータとして記録できる。
一般的なシングル画像や連写撮影処理における画像の撮影、記録シーケンスについて説明する図である。 カメラを移動させながら複数の画像を撮影してカメラ内の処理によって横長のパノラマ画像を生成して記録する処理シーケンスを説明する図である。 本発明の一実施例に係る撮像装置の構成例について説明する図である。 本発明の一実施例に係る撮像装置の実行するシングル画像や連写撮影処理における画像の撮影、記録シーケンスを説明する図である。 本発明の一実施例に係る撮像装置がメモリに格納する記録データの例について説明する図である。 本発明の一実施例に係る撮像装置の実行するパノラマ画像の撮影、記録処理シーケンスを説明する図である。 本発明の一実施例に係る撮像装置の制御部が実行する処理を説明するスタック図である。 撮影画像に対応する方位情報の算出および記録処理の詳細について説明する図である。 撮影画像に対応する方位情報の算出および記録処理の詳細について説明する図である。 撮影画像に対応する方位情報の算出および記録処理の詳細について説明する図である。 本発明の一実施例に係る撮像装置において実行するシングル画像の撮影処理における画像撮影および記録シーケンスについて説明する図である。 本発明の一実施例に係る撮像装置において実行する連写撮影画像の撮影処理における画像撮影および記録シーケンスについて説明する図である。 本発明の一実施例に係る撮像装置において実行するパノラマ画像の撮影処理における画像撮影および記録シーケンスについて説明する図である。 本発明の一実施例に係る撮像装置において実行するパノラマ画像の撮影時刻の算出処理例について説明する図である。
以下、図面を参照しながら、本発明の撮像装置、およびデータ処理方法、並びにプログラムについて説明する。説明は以下の項目順に行う。
1.撮像装置の構成例について
2.本発明の撮像装置の実行する処理について
3.撮影画像に対応する方位情報の算出および記録処理の詳細について
4.本発明の撮像装置の実行する処理シーケンスについて
[1.撮像装置の構成例について]
まず、本発明の撮像装置の構成例について図3を参照して説明する。
図3は本発明の撮像装置100の一構成例を示す図である。本発明の撮像装置100は、図3に示すように被写体像を入力するレンズ部111、レンズ部111を介して入力する光信号を電気信号に変換する撮像素子を有する撮像素子112、撮像素子112の生成する電気信号を入力して信号処理を実行する信号処理部113を有する。
信号処理部113では、例えばホワイトバランス調整処理、γ補正処理、補間処理等の様々な信号処理、さらに、例えばjpeg画像等の圧縮画像の生成処理としてのエンコード処理等を実行する。信号処理部113の処理結果に基づいて制御部120は、記録画像フォーマットであるEXIFフォーマット等の記録画像の生成を行い、記録部(記録メディア)117に対する記録処理を行う。
操作部114は、シャッター115、フォーカス調整やモード設定等のその他操作部116によって構成される。
記録部(記録メディア)117は、例えばフラッシュメモリ、磁気ディスク、光ディスク等の各種のメディアによって構成される。
外部メモリ118は、任意に装着可能な例えばディスク等のメディアである。
ユーザは、画像の記録先として記録部(記録メディア)117や外部メモリ118を選択的に利用できる。
タイマー119は計時処理を実行する時計である。なお、タイマー119は実時間を計測する時計であってもよいし、所定の期間単位でカウント数をインクリメントするカウンタであってもよい。
制御部120は、撮像装置100において実行する画像撮影、記録処理、方位センサー124による方位情報の取得処理等、撮像装置100において実行する処理の制御を行う。この処理は、例えばROM121に格納されたプログラムに従って行われる。
制御部120において実行する処理の制御に必要なプログラムは、例えばROM121に格納されており、制御部(CPU)120はプログラムに従って各種の処理を実行する。
メモリ(RAM)122は、制御部(CPU)120においてプログラムに従って実行される各種処理のワークエリアとして利用される。さらに、画像や様々な設定情報の記憶領域としても利用される。また、方位センサー124が取得する方位情報を記録する領域としても利用される。なお、方位情報は順次新しいデータによって古いデータが書き換えられる。例えばリングバッファの構成を持つ。
表示部(モニタ)124は、例えばLCDディスプレイ等によって構成され、撮影画像の表示処理、あるいはユーザに対する操作情報、設定情報の表示部として利用される。
方位センサー124は撮像装置の向き(撮像装置のレンズの向いた東西南北の方向)を示す方位を検出するセンサーであり、加速度センサー131と地磁気センサー132によって構成される。
方位センサー124は、予め設定されたサンプリングタイム間隔(例えば100msec)毎に撮像装置の向きを算出可能なセンサー検出情報を制御部120に提供する。制御部120は、加速度センサー131と地磁気センサー132の検出情報に基づいて予め設定されたアルゴリズムに従って撮像装置の向きを示す方位情報を算出し、算出した方位情報をメモリ122に記録する。
制御部120は、方位情報をメモリ122に記録する際、タイマー119から入力した方位情報検出時間を示すタイムスタンプを併せて記録する。この処理とメモリ122に対する方位情報の記録構成については、後段で詳細に説明する。
このように制御部120は、方位センサー124の検出値を順次入力して算出した方位情報と、方位センサー124の検出値入力時間を示すタイムスタンプを対応付けたエントリをメモリ122に記録する。さらに、制御部120は、画像の撮影時に、メモリ122から画像撮影時間に近いタイムスタンプを有する複数のエントリを抽出して、抽出したエントリの複数の方位情報を適用して撮影画像の撮影方向を示す方位情報を算出する。この算出処理については後段で詳細に説明する。制御部120は、このようにして算出した方位情報を画像の属性情報として画像とともに記録部(記録メディア)117に記録する。
[2.本発明の撮像装置の実行する処理について]
次に、本発明の撮像装置100の実行する処理について説明する。
まず、図4〜図6を参照して、本発明の撮像装置100の実行する画像の撮影と画像の記録に際して、画像撮影時の精度の高い方位情報を記録する処理シーケンスについて説明する。
図4、図6は、先に説明した図1、図2に対応する本発明の撮像装置の処理例を示す図である。すなわち、
図4は、一般的なシングル画像や連写撮影処理における画像の撮影、記録シーケンスを説明する図である。
図6は、カメラを移動させながら複数の画像を撮影してカメラ内の処理によって横長のパノラマ画像を生成して記録する処理シーケンスを説明する図である。
図5は、本発明の撮像装置のメモリ(例えばリングバッファ)の記録データの例であり、方位情報の取得処理を行うセンサーの取得した方位情報と、その方位情報の取得時間を示すタイムスタンプとの対応データからなるメモリ記録データの例を示す図である。
まず、図4を参照して一般的なシングル画像や連写撮影処理における画像の撮影、記録シーケンスについて説明する。図4には、
(a)撮影処理
(b)記録処理
(c)方位情報取得処理
(d)タイマー経時処理
(e)メモリ(バッファ)記録処理
これらのシーケンスを示している。時間(t)は左から右に進行している。
まず、ユーザは、時間t1において画像1を撮影する。その後、時間t2で画像2、以下、続けて画像を撮影する。なお、ユーザはカメラの方向を移動させながら画像の撮影を行っている。撮影画像は一枚ごとにカメラ内の信号処理部で例えばjpeg画像等の圧縮画像にエンコードされる。さらに例えばEXIFフォーマット等、規定の画像記録フォーマットに従った記録データへの変換処理がなされる。これらの処理の後、例えばフラッシュメモリ等の記録メディアに記録される。
エンコード処理等の信号処理には所定の時間を要する。従って画像のメディアへの記録タイミングは、図4に示すように、画像1については時間t4、画像2については時間t5、これらの各時間にメディアへの記録処理が実行される。
方位情報を取得する方位センサー124は、予め規定されたサンプリングタイム間隔(例えば100msec間隔)でセンサー取得情報を制御部(CPU)120に提供する。制御部120はセンサー取得情報をタイマー119の計測する時間情報とともにメモリ(バッファ)122に記録する処理を行う。メモリ122にはセンサーによって取得された各サンプリングタイムの方位情報と、その方位情報の取得時間であるタイムスタンプとが対応付けられて記録される。
図5にメモリ記録データ例を示す。図5に示すように、メモリ122には方位センサー124によって取得され制御部120において算出された方位情報と、その方位情報の取得時間であるタイムスタンプとが対応付けられて記録される。
メモリ122には、予め規定された方位情報記録領域が設定され、そのメモリ領域に方位センサー124の取得情報に基づく方位情報とタイムスタンプが連続的に記録される。メモリ122には、例えば200サンプリングデータの記録領域が設定され、200を超える古いデータは順次、新しいデータによって置き換えられて記録される。従って、メモリ122には最新の200個の方位情報がタイムスタンプとともに記録された状態に設定される。なお、サンプリングタイム間隔を100msecとした場合、メモリ122には、最新の20秒分の200個の方位情報がタイムスタンプに対応付けて格納した状態に維持されることになる。
図5に示す例は、時間12時00分00秒0(12:00:00:0)から12時00分19秒9(12:00:19:9)の100msec間隔の方位情報200個が記録された例である。なお、方位情報は、北(N)=0、東(E)=90、南(S)=180、西(W)=270とした360度の情報である。
なお、タイムスタンプは、図5に示す例では、タイマー119によって取得される実時間情報を利用した例を示しているが、前述したように例えばタイマー119はカウンタとしてもよく、この場合は、カウント値を記録する構成としてもよい。
なお、カウンタとしては、例えばカメラのディスプレイのビデオフィールドカウンタ(VFC)の利用が可能である。VFCカウンタはシステム起動時からカウントされるカウンタでありビデオの1フィールドごとにカウントアップされるカウンタである。このVFCカウンタのカウント値を実時間データの代用として利用する構成としてもよい。この場合、新たなタイマー等を追加構成することなくコストダウンが可能となるというメリットがある。
なお、制御部120は、画像の撮影時にも撮影時間を示す情報をタイマー119(またはカウンタ)から取得する。制御部120は、撮影画像を記録部(記録メディア)117に記録する際、その画像の撮影時間に近いタイムスタンプの設定された複数の方位情報をメモリ122から取得して、取得した複数の方位情報に基づいて算出した方位情報を撮影画像の方位情報として記録部(記録メディア)117に記録する処理を行う。
例えば、図4に示す例では、画像1は時間(t1)に撮影され、その後エンコード処理などによって時間が経過し、メディアに対する記録時間は(t4)となっている。本発明の構成においては画像をメディアに記録する時間(t4)の方位情報ではなく、撮影時間(t1)に近いタイムスタンプを持つ複数の方位情報をメモリから取得して、取得した複数の方位情報から後述する算出処理を実行して1つの方位情報を算出し画像1の属性情報(メタ情報)としてメディアに記録する。
画像2についても同様であり、画像2をメディアに記録する時間(t5)の方位情報ではなく、画像2の撮影時間(t2)に近いタイムスタンプを持つ複数の方位情報をメモリから取得して、所定の算出処理に従って算出した方位情報を画像2のメタ情報としてメディアに記録する。
画像のメタ情報として記録する方位情報の算出処理の詳細については後述する。
図6は、撮像装置(カメラ)を移動させながら複数の画像を撮影してカメラ内の処理によって横長のパノラマ画像を生成して記録する処理シーケンスを説明する図である。図6にも図4と同様、
(a)撮影処理
(b)記録処理
(c)方位情報取得処理
(d)タイマー経時処理
(e)メモリ(バッファ)記録処理
これらのシーケンスを示している。時間(t)は左から右に進行している。
ユーザは、時間t1〜t3にかけて、カメラをパノラマ撮影モードに設定し、カメラを移動させながら複数枚の画像の連写処理を行う。カメラは、内部のデータ処理部において、複数枚の画像を連結して1枚のパノラマ画像を生成しさらにエンコード処理等を行った後、メディアに記録する。
パノラマ画像の生成やエンコード処理等の信号処理には所定の時間を要する。従って画像のメディアへの記録タイミングは、図6に示すように、パノラマ画像1について時間t4にメディアへの記録処理が実行される。
この場合も先に説明した図4の処理と同様、制御部120は方位センサー124の取得情報をタイマー119の計測する時間情報とともにメモリ122に記録する処理を行う。メモリ122には、先に図5を参照して説明したように、方位センサー123の検出情報に基づく各サンプリングタイムの方位情報と、その方位情報の取得時間であるタイムスタンプとが対応付けられて記録される。サンプリングタイム間隔を100msecとした場合、メモリ122には、最新の20秒分の200個の方位情報がタイムスタンプに対応付けて格納した状態に維持される。
制御部120は、撮影画像を記録部(記録メディア)117に記録する際、撮影画像の撮影時間情報を取得し、その撮影時間情報に近いタイムスタンプを持つ複数の方位情報をメモリ122から取得して、画像に対応する方位情報を算出してメディアに記録する。図6に示す例では、パノラマ画像1の撮影時間t1〜t3の中心時間である時間(t2)に近いタイムスタンプを持つ複数の方位情報をメモリ122から取得して、この複数の方位情報に基づいて算出した1つの方位情報をパノラマ画像1のメタ情報として記録部(記録メディア)117に記録する。
図7は、本発明の撮像装置100の制御部120が実行する処理を説明するスタック図である。
制御部120は、図7に示すように、
(A)方位情報処理プログラム201、
(B)画像情報処理プログラム202、
これらのプログラムを実行する。なお、これらのプログラムはROM121に予め記録されたプログラムであり、制御部120はROM121からこれらのプログラムを読み出して実行する。
(A)方位情報処理プログラム201は、主に方位センサー124による方位情報の取得と、メモリ122に対する方位情報の記録処理を実行させるプログラムである。
(B)画像情報処理プログラム202は、主に画像の撮影および記録処理を実行させるプログラムである。
制御部120は、(A)方位情報処理プログラム201に従って、図7(1)に示す(A−1)〜(A−3)の処理を実行する。その詳細は図7(2)に示すとおりであり、以下の処理である。
A−1.タイマーから時刻情報を取得、
A−2.方位センサーから方位を取得、
A−3.メモリ(リングバッファ)122に時刻(タイムスタンプ)と方位情報を記録、
これらの処理を周期的(例えば100msec間隔)で実行する。
また、制御部120は、(B)画像情報処理プログラム202に従って、図7(1)に示す(B−1)〜(B−4)の処理を実行する。その詳細は図7(3)に示すとおりであり、以下の処理である。
B−1.タイマーから画像撮影時刻を取得、
B−2.方位情報処理プログラムに対して、撮影時刻に対応する撮影方向の取得要求を実行、
B−3.方位情報処理プログラムにより撮影時刻に対応する撮影方向を算出して画像情報処理プログラムに提供、
B−4.画像と方位情報処理プログラムが算出した方位情報を含むメタ情報(属性情報)を記録部(記録メディア)に記録、
これらの処理を画像撮影〜記録処理時に実行する。
なお、B−3の処理は、方位情報処理プログラム201と画像情報処理プログラム202の共同処理として行われる。
[3.撮影画像に対応する方位情報の算出および記録処理の詳細について]
次に、図8〜図10を参照して撮影画像に対応する方位情報の算出および記録処理の詳細について説明する。
図8〜図10を参照して説明する処理は、図7に示すB-3の処理の詳細である。すなわち、
B−3.方位情報処理プログラムにより撮影時刻に対応する撮影方向を算出して画像情報処理プログラムに提供する
この処理の詳細である。
まず、図8を参照して(1)基本処理例について説明する。
画像情報処理プログラム202は、ある撮影画像に対応する方位情報を取得するため、撮影画像の撮影時刻情報301を方位情報プログラム201に提供する。
この撮影時刻情報301が、図8に示すように、
[12,00,00,4](=12時00分00秒4)であったとする。
制御部120は、方位情報プログラム201に従って、この撮影時刻情報[12,00,00,4]に基づいて、画像に対応して記録部(記録メディア)117に記録する方位情報を算出する。
制御部120は、図8に示すように、まず、
ステップS11において、画像情報処理プログラム202の指定時刻301の中心近傍の複数の方位情報をメモリ122からソート対象データとして抽出する。
この場合、指定時刻301は、[12,00,00,4]であり、
メモリ122に格納されたタイムスタンプと方位情報との対応データから、指定時刻301=[12,00,00,4]の近傍のタイムスタンプの設定されたn個(本例ではn=8)のエントリをソート対象データとして抽出する。この場合、指定時刻301=[12,00,00,4]に最も近いタイムスタンプを持つエントリ(エントリ5)を中心として前後ほぼ同数のエントリを取得する。この場合、図に示すようにエントリNo.1〜8のデータを抽出する。
この例では、エントリ5のタイムスタンプが、指定時刻301=[12,00,00,4]と完全一致している。この場合、エントリ5を中心とした8つのエントリとして、エントリ1〜8、またはエントリ2〜9を取得する。いずれの組み合わせとするかは任意であり、予め設定したアルゴリズムに従って抽出処理を行う。いずれにおいても画像の撮影時刻に最も近いタイムスタンプを持つエントリがほぼ中心位置になるように複数のエントリをソート対象データとして抽出する。
次に、ステップS12において、メモリ122から抽出した8点の方位情報を方位情報値の順番に従って並び替える(ソート)処理を実行する。
図に示すように、エントリ1〜8には、方位情報最小値147から、方位情報最大値170の方位情報が設定されている。この方位情報を最小〜最大の順番に並べ替えるソート処理を実行する。
次に、ステップS13において、ソートした方位情報の中心4点の平均値を算出する。
すなわち、ソートした結果に含まれる上位2エントリと下位2エントリは削除し、中間の4エントリのみの方位情報のデータを算出対象として、平均値を算出する。これは、前述したように外乱等の影響で大きく外れた値を平均値算出対象から除外するための処理である。
この結果として、図8に示すように、
エントリ7:方位情報[148]
エントリ5:方位情報[153]
エントリ1:方位情報[154]
エントリ3:方位情報[158]
これらの中間の方位情報値を持つ4つのエントリが平均値算出対象として設定される。
これらの4エントリの平均値を、以下の式に従って算出して撮影時刻[12,00,00,4]の撮影画像に対応する方位情報とする。
撮影方向=(148+153+154+158)/4=153.25度
制御部120は、このようにした算出した方位情報[153.25度]を撮影時刻[12,00,00,4]の撮影画像に対応する方位情報として記録部(記録メディア)117に記録する。
次に、図9を参照して(2)メモリに格納された方位情報が、基本処理において規定されたソート対象数である8個未満である場合の処理例について説明する。
画像情報処理プログラム202は、ある撮影画像に対応する方位情報を取得するため、撮影画像の撮影時刻情報311を方位情報プログラム201に提供する。
この撮影時刻情報311が、図9に示すように、
[12,00,00,4]であったとする。
ここまでは、図8を参照して説明した(1)基本処理例と同様である。
制御部120は、方位情報プログラム201に従って、この撮影時刻情報[12,00,00,4]に基づいて、画像に対応して記録部(記録メディア)117に記録する方位情報を算出する。
制御部120は、図9に示すように、まず、
ステップS21において、画像情報処理プログラム202の指定時刻311の中心近傍の複数の方位情報をメモリ122からソート対象データとして抽出する。
基本処理例では、ソート対象として抽出するエントリ数n=8である。
しかし、図9に示すように、メモリ122には、エントリ1〜6の6個の方位情報のみ格納された状態であり、8個のデータを選択することができない。
このようにメモリ122に格納された方位情報が、規定のソートデータ数(n=8)未満である場合、制御部120は、指定時刻311[12,00,00,4]の近傍のタイムスタンプを持つ最大数(8未満)のエントリをソート対象データとして抽出する。この場合、図に示すようにエントリNo.1〜6の6個のデータを抽出する。
次に、ステップS22において、メモリ122から抽出した6点の位情報を方位情報の値の順番に従って並び替える(ソート)処理を実行する。
図に示すように、エントリ1〜6には、方位情報最小値148から、方位情報最大値170の方位情報が設定されている。この方位情報を最小〜最大の順番に並べ替えるソート処理を実行する。
次に、ステップS23において、ソートした方位情報の中心4点の平均値を算出する。
すなわち、ソートした結果に含まれる上位1エントリと下位1エントリは削除し、中間の4エントリのみの方位情報のデータを算出対象として、平均値を算出する。これは、前述したように外乱等の影響で大きく外れた値を平均値算出対象から除外するための処理である。
この結果として、図9に示すように、
エントリ5:方位情報[153]
エントリ1:方位情報[154]
エントリ3:方位情報[158]
エントリ4:方位情報[169]
これらの中間の方位情報値を持つ4つのエントリが平均値算出対象として設定される。
これらの4エントリの平均値を、以下の式に従って算出して撮影時刻[12,00,00,4]の撮影画像に対応する方位情報とする。
撮影方向=(153+154+158+169)/4=158.5度
制御部120は、このようにした算出した方位情報[158.5度]を撮影時刻[12,00,00,4]の撮影画像に対応する方位情報として記録部(記録メディア)117に記録する。
次に、図10を参照して(3)撮影時刻に対応するタイムスタンプより後のタイムスタンプを持つエントリがメモリに格納されていない場合の処理例について説明する。
画像情報処理プログラム202は、ある撮影画像に対応する方位情報を取得するため、撮影画像の撮影時刻情報321を方位情報プログラム201に提供する。
この撮影時刻情報321が、図10に示すように、
[12,00,00,8]であったとする。
ここまでは、図8を参照して説明した(1)基本処理例と同様である。
制御部120は、方位情報プログラム201に従って、この撮影時刻情報[12,00,00,8]に基づいて、画像に対応して記録部(記録メディア)117に記録する方位情報を算出する。
制御部120は、図10に示すように、まず、
ステップS31において、画像情報処理プログラム202の指定時刻321の中心近傍の複数の方位情報をメモリ122からソート対象データとして抽出する。
基本処理例では、ソート対象として抽出するエントリ数n=8であり、(1)基本処理例において説明したように、指定時刻321にもっとも近いタイムスタンプを持つエントリを中心として前後にバランスさせてソート対象データを抽出するのが基本である。
しかし、図10に示すように、メモリ122には、影時刻情報[12,00,00,8]に最も近いタイムスタンプを持つエントリはエントリ9であり、その後の時間に相当するタイムスタンプの設定されたエントリが存在しない。
このような格納データ構成の場合、エントリ9を中心として前後にバランスさせた8つのエントリを抽出することができない。
このような場合、制御部は、前後のバランスを無視し、影時刻情報[12,00,00,8]に最も近いタイムスタンプを持つエントリ9を含む複数(本例では8個)のエントリを抽出する。
図10に示す例では、エントリ9を含めて前の時間のタイムスタンプを持つ8つのエントリをソート対象データとして抽出する。この場合、図に示すようにエントリNo.2〜9の8個のデータを抽出する。
次に、ステップS32において、メモリ122から抽出した8点の位情報を方位情報の値の順番に従って並び替える(ソート)処理を実行する。
図に示すように、エントリ2〜9には、方位情報最小値147から、方位情報最大値170の方位情報が設定されている。この方位情報を最小〜最大の順番に並べ替えるソート処理を実行する。
次に、ステップS33において、ソートした方位情報の中心4点の平均値を算出する。
すなわち、ソートした結果に含まれる上位2エントリと下位2エントリは削除し、中間の4エントリのみの方位情報のデータを算出対象として、平均値を算出する。これは、前述したように外乱等の影響で大きく外れた値を平均値算出対象から除外するための処理である。
この結果として、図10に示すように、
エントリ7:方位情報[148]
エントリ5:方位情報[153]
エントリ3:方位情報[158]
エントリ9:方位情報[158]
これらの中間の方位情報値を持つ4つのエントリが平均値算出対象として設定される。
これらの4エントリの平均値を、以下の式に従って算出して撮影時刻[12,00,00,4]の撮影画像に対応する方位情報とする。
撮影方向=(148+153+158+158)/4=154.25度
制御部120は、このようにした算出した方位情報[154.25度]を撮影時刻[12,00,00,8]の撮影画像に対応する方位情報として記録部(記録メディア)117に記録する。
[4.本発明の撮像装置の実行する処理シーケンスについて]
次に図11〜図13を参照して本発明の撮像装置の実行する処理シーケンスについて説明する。図11〜図13に示すシーケンス図は、以下の各処理を説明するシーケンス図である。
(a)図11:シングル画像の撮影処理における画像撮影および記録シーケンス
(b)図12:連写撮影画像の撮影処理における画像撮影および記録シーケンス
(c)図13:パノラマ画像の撮影処理における画像撮影および記録シーケンス
以下、順に各図を参照して、各撮影記録処理シーケンスについて説明する。
(a)シングル画像の撮影処理における画像撮影および記録シーケンス
まず、図11を参照して、シングル画像の撮影処理における画像撮影および記録シーケンスについて説明する。
図11には、
制御部(画像情報処理プログラム)
制御部(方位情報処理プログラム)
タイマー
これらの各部を示し、これらの各処理部におけるデータ処理シーケンスを示している。
前述したように、制御部120は、
主に画像の撮影記録処理を実行させるプログラムである画像情報処理プログラムと、
主に方位センサー124の取得する情報に基づいて算出される方位情報をメモリ122に記録する処理を実行させる方位情報処理プログラムを実行する。
図11に示すシーケンス図は、これらの2つのプログラムの実行部を区別して示している。
ステップS100の処理は、制御部120が方位情報処理プログラムに従って実行するループ処理である。方位センサー124の検出タイミング(サンプリングタイム)毎に繰り返し実行される。具体的には以下の処理が繰り返し実行される。
ステップS101:時刻情報をタイマー119から取得する。
ステップS102;方位センサー124から検出情報(方位情報)を取得する。
ステップS103:メモリ122にタイムスタンプと方位情報を対応付けたデータを記録する。(図5参照)
このステップS101〜S103の処理を方位センサー124の検出タイミング(サンプリングタイム)毎に繰り返し実行する。例えば100msecごとのサンプリング処理ごとに繰り替えし実行し、メモリ122の所定領域に最新の方位情報(例えば200エントリ)を保持する処理を行う。
このステップS100のループ処理と独立に、制御部120は画像情報処理プログラムに従った処理を行う。
この処理がステップS152以下の処理である。ステップS152以下の処理は、ステップS151のユーザによるシャッター深押し、すなわち画像の撮影指示入力をトリガとして実行される。
ステップS151において、ユーザによるシャッター深押しがなされると、ステップS152において画像の撮影、すなわち画像の撮り込み処理が行われる。
次に、ステップS153において、タイマーからの撮影時刻取得処理を実行する。
次に、ステップS154において撮影画像に対する様々な処理、例えばjpegエンコード処理等が行われる。
次に、ステップS155において、ステップS153において取得した撮影時刻情報を制御部の方位情報処理プログラム実行部に提供して、撮影時刻に対応する方位情報の取得要求を行う。
ステップS155〜S158の処理は、図8〜図11を参照して説明した処理に対応する。
ステップS155において、制御部の方位情報処理プログラム実行部に提供する撮影時刻情報が、例えば図8の撮影時刻情報301に対応する。
制御部の方位情報処理プログラム実行部は、ステップS156において、メモリ122から撮影時刻に近いタイムスタンプを持つエントリを選択する。
さらに、ステップS157において、選択エントリの近傍の複数(n)のエントリ(例えばn=8個)をソートして、その中間に位置する再選択エントリ(例えば(n/2)=4個)の持つ方位情報の平均値を算出する。
次に、ステップS158において、制御部の方位情報処理プログラム実行部は、算出した方位情報を制御部120の画像情報処理プログラム実行部に提供する。
次に、ステップS159において、制御部120の画像情報処理プログラム実行部は、撮影画像と方位情報を含むメタデータを記録部(記録メディア)117に記録する処理を実行する。
この処理によって、撮影画像に対応付けて記録される方位情報は、画像の撮影時刻前後に方位センサーが取得した複数の方位情報に基づいて算出されたデータとなる。また、選択した複数の方位情報のソート処理を実行し、かつソートデータの端部のデータを除外して再選択した方位情報のデータを平均化する処理を実行しているので、外乱等によって発生した異常値を除外した精度の高い方位情報を画像対応のメタデータとして記録することが可能となる。
(b)連写撮影画像の撮影処理における画像撮影および記録シーケンス
次に、図12を参照して、連写撮影画像の撮影処理における画像撮影および記録シーケンスについて説明する。
図12には、図11と同様、
制御部(画像情報処理プログラム)
制御部(方位情報処理プログラム)
タイマー
これらの各部を示し、これらの各処理部におけるデータ処理シーケンスを示している。
ステップS200の処理は、制御部120が方位情報処理プログラムに従って実行するループ処理である。方位センサー124の検出タイミング(サンプリングタイム)毎に繰り返し実行される。具体的には以下の処理が繰り返し実行される。
ステップS201:時刻情報をタイマー119から取得する。
ステップS202;方位センサー124から検出情報(方位情報)を取得する。
ステップS203:メモリ122にタイムスタンプと方位情報を対応付けたデータを記録する。(図5参照)
このステップS201〜S203の処理を方位センサー124の検出タイミング(サンプリングタイム)毎に繰り返し実行する。例えば100msecごとのサンプリング処理ごとに繰り替えし実行し、メモリ122の所定領域に最新の方位情報(例えば200エントリ)を保持する処理を行う。
このステップS200のループ処理と独立に、制御部120は画像情報処理プログラムに従った処理を行う。
この処理がステップS260以下の処理である。ステップS260以下の処理は、ステップS251のユーザによるシャッター深押し、すなわち画像の撮影指示入力をトリガとして実行される。
なお、図12に示す例は、ユーザがシャッターを押し続けて複数毎の画像を連続的に撮影する連写撮影処理のシーケンスである。
従って、図12に示すステップS260〜S290の矩形点線枠で示した各処理が、連写枚数分繰り返し実行される。すなわちこれらの各処理はループ処理として実行される。
ステップS260のループ処理は、ステップS261の画像撮影と、ステップS262の撮影画像に対応する撮影時刻の取得処理である。この処理が、連写撮影において撮影される各画像単位で繰り返し実行される。
ステップS270のループ処理は、撮影画像に対する様々な画像処理、例えばjpegエンコード処理等の処理である。この処理が、連写撮影において撮影される各画像単位で繰り返し実行される。
ステップS280のループ処理は、各撮影画像に対応付けて記録するための方位情報取得処理である。
ステップS281において、ステップS262において取得した撮影時刻情報を制御部の方位情報処理プログラム実行部に提供して、撮影時刻に対応する方位情報の取得要求を行う。
制御部の方位情報処理プログラム実行部は、ステップS282において、メモリ122から撮影時刻に近いタイムスタンプを持つエントリを選択する。
さらに、ステップS283において、選択エントリの近傍の複数(n)のエントリ(例えばn=8個)をソートして、その中間に位置する再選択エントリ(例えば(n/2)=4個)の持つ方位情報の平均値を算出する。
次に、ステップS284において、制御部の方位情報処理プログラム実行部は、算出した方位情報を制御部120の画像情報処理プログラム実行部に提供する。
これらの処理が、連写撮影において撮影される各画像単位で繰り返し実行される。
ステップS280のループ処理は、各撮影画像の記録部(記録メディア)117に対する記録処理である。
ステップS281において、制御部120の画像情報処理プログラム実行部は、撮影画像と方位情報を含むメタデータを記録部(記録メディア)117に記録する処理を実行する。
この処理が、連写撮影において撮影される各画像単位で繰り返し実行される。
これらの処理によって、連射撮影に際して撮影された複数の画像各々に対応付けて記録部(記録メディア)117に記録される方位情報は、ほぼ画像の撮影時刻に方位センサーが取得した複数の方位情報に基づいて算出されたデータとなる。
(c)パノラマ画像の撮影処理における画像撮影および記録シーケンス
次に、図13を参照して、パノラマ画像の撮影処理における画像撮影および記録シーケンスについて説明する。
図13には、図11、図12と同様、
制御部(画像情報処理プログラム)
制御部(方位情報処理プログラム)
タイマー
これらの各部を示し、これらの各処理部におけるデータ処理シーケンスを示している。
ステップS300の処理は、制御部120が方位情報処理プログラムに従って実行するループ処理である。方位センサー124の検出タイミング(サンプリングタイム)毎に繰り返し実行される。具体的には以下の処理が繰り返し実行される。
ステップS301:時刻情報をタイマー119から取得する。
ステップS302;方位センサー124から検出情報(方位情報)を取得する。
ステップS303:メモリ122にタイムスタンプと方位情報を対応付けたデータを記録する。(図5参照)
このステップS301〜S303の処理を方位センサー124の検出タイミング(サンプリングタイム)毎に繰り返し実行する。例えば100msecごとのサンプリング処理ごとに繰り替えし実行し、メモリ122の所定領域に最新の方位情報(例えば200エントリ)を保持する処理を行う。
このステップS300のループ処理と独立に、制御部120は画像情報処理プログラムに従った処理を行う。
この処理がステップS352以下の処理である。ステップS352以下の処理は、ステップS351のユーザによるパノラマ画像の撮影開始指示入力をトリガとして実行される。
なお、図13に示す例は、ユーザがカメラを移動させながら複数毎の画像を撮影し、撮像装置内野データ処理部が、複数の撮影画像を連結して1枚のパノラマ画像を生成して記録する処理についてのシーケンスである。
この処理は先に図6を参照して説明した処理に津対応する。
ステップS351において、ユーザによるパノラマ画像撮影が開始されると、ステップS352において画像の撮影、すなわち画像の撮り込み処理が行われる。
次に、ステップS353において、タイマーからの撮影時刻取得処理を実行する。
ステップS354においてパノラマ画像撮影が完了すると、ステップS355において撮影画像に対する様々な処理、例えば複数の画像を連結してパノラマ画像を生成する処理やjpegエンコード処理等が行われる。
次に、ステップS356において、生成されたパノラマ画像の中心位置の画像の撮影時刻を算出する。
この算出処理例について図14を参照して説明する。図14には複数の画像を連結して生成したパノラマ画像500を示している。
パノラマ画像500は、パノラマモード撮影処理において、予め規定された撮影時間間隔で連続撮影された複数の画像f01〜f07を合成して作成された画像である。
最初の画像フレームf01については、図13に示すシーケンス図のステップS353において撮影時刻情報が取得されている。
このフレームf01の撮影時刻を図14に示すように、
[15,23,31,2](=15時23分31秒2)
とする。
パノラマ撮影を実行する場合、ユーザは、カメラをパノラマ撮影モードに設定してシャッターを押してカメラを移動させる。この処理で、図14に示すような複数の画像f01〜f07が撮影される。カメラ内部のデータ処理部は、複数画像を連結してパノラマ画像500を生成する。
このパノラマ画像500のメタデータとして記録する方位情報は、例えばパノラマ画像500の中央位置の画像の撮影方向となる。この場合、図に示す点Pの位置がパノラマ画像500の中央位置である。
この点Pの位置を含む画像はフレームf04である。
フレームf04の撮影時間は、最初のフレームの撮影時間から算出することができる。パノラマモードにおいて撮影される画像の時間間隔は、予め規定されている。従って、図14に示すように、フレームf04の撮影時間は、下式に従って算出することができる。
フレームf04撮影時刻=[15,23,31,2]+(撮影間隔×3)
例えば100msec間隔で連続撮影が実行される場合、
フレームf04撮影時刻=[15,23,31,2]+(100msec×3)
=[15,23,31,5](=15時23分31秒5)
となる。
図13に示すシーケンス図のステップS356では、例えばこの様な手法でパノラマ画像の中央の画像の撮影時刻を算出する。
次に、ステップS357において、ステップS356で算出した撮影時刻情報を制御部の方位情報処理プログラム実行部に提供して、撮影時刻(本例ではパノラマ画像の中央位置の画像の撮影時刻)に対応する方位情報の取得要求を行う。
ステップS357〜S360の処理は、図8〜図11を参照して説明した処理に対応する。
制御部の方位情報処理プログラム実行部は、ステップS358において、メモリ122から撮影時刻本例ではパノラマ画像の中央位置の画像の撮影時刻)に近いタイムスタンプを持つエントリを選択する。
さらに、ステップS359において、選択エントリの近傍の複数(n)のエントリ(例えばn=8個)をソートして、その中間に位置する再選択エントリ(例えば(n/2)=4個)の持つ方位情報の平均値を算出する。
次に、ステップS360において、制御部の方位情報処理プログラム実行部は、算出した方位情報を制御部120の画像情報処理プログラム実行部に提供する。
次に、ステップS361において、制御部120の画像情報処理プログラム実行部は、パノラマ画像と方位情報(本例ではパノラマ画像の中央位置の画像の撮影時刻対応の方位情報)を含むメタデータを記録部(記録メディア)117に記録する処理を実行する。
この処理によって、パノラマ撮影画像に対応付けて記録される方位情報は、パノラマ画像を構成する複数画像中の、パノラマ画像中心に位置する画像の撮影時刻前後に方位センサーが取得した複数の方位情報に基づいて算出されたデータとなる。また、選択した複数の方位情報のソート処理を実行し、かつソートデータの端部のデータを除外して再選択した方位情報のデータを平均化する処理を実行しているので、外乱等によって発生した異常値を除外した精度の高い方位情報を画像対応のメタデータとして記録することが可能となる。
なお、図13を参照して説明した処理例は、パノラマ画像に対応する1つの方位情報のみをメタデータとして記録する構成としたが、パノラマ画像を構成する各画像各々について、撮影方向情報をメタデータとして記録部(記録メディア)117記録する構成としてもよい。例えば図14に示す例ではパノラマ画像500を構成する画像f01〜f07各々について、方位情報をメタデータとして記録する。
この処理を行う場合は、まず、パノラマ画像500を構成する画像f01〜f07各々について、図14を参照して説明した手法により撮影時刻を算出して、各画像の撮影時刻情報を制御部の方位情報処理プログラム実行部に提供する。
その後、方位情報処理プログラム実行部は、図8〜図10を参照して説明した処理により各画像の撮影時刻に対応する方位情報を取得して制御部の画像情報処理プログラム実行部に提供する。
画像情報処理プログラム実行部は、これらの各方位情報を、パノラマ画像500を構成する画像f01〜f07各々にに対応する方位情報として記録部(記録メディア)117に記録する。
以上、特定の実施例を参照しながら、本発明について詳解してきた。しかしながら、本発明の要旨を逸脱しない範囲で当業者が実施例の修正や代用を成し得ることは自明である。すなわち、例示という形態で本発明を開示してきたのであり、限定的に解釈されるべきではない。本発明の要旨を判断するためには、特許請求の範囲の欄を参酌すべきである。
また、明細書中において説明した一連の処理はハードウェア、またはソフトウェア、あるいは両者の複合構成によって実行することが可能である。ソフトウェアによる処理を実行する場合は、処理シーケンスを記録したプログラムを、専用のハードウェアに組み込まれたコンピュータ内のメモリにインストールして実行させるか、あるいは、各種処理が実行可能な汎用コンピュータにプログラムをインストールして実行させることが可能である。例えば、プログラムは記録媒体に予め記録しておくことができる。記録媒体からコンピュータにインストールする他、LAN(Local Area Network)、インターネットといったネットワークを介してプログラムを受信し、内蔵するハードディスク等の記録媒体にインストールすることができる。
なお、明細書に記載された各種の処理は、記載に従って時系列に実行されるのみならず、処理を実行する装置の処理能力あるいは必要に応じて並列的にあるいは個別に実行されてもよい。また、本明細書においてシステムとは、複数の装置の論理的集合構成であり、各構成の装置が同一筐体内にあるものには限らない。
以上、説明したように、本発明の一実施例の構成によれば、撮像装置の向きを示す方位を検出する方位センサーの検出値を順次入力して算出した方位情報と、方位センサーの検出値入力時間を示すタイムスタンプを対応付けたエントリを順次メモリに記録する。また画像撮影時にメモリから画像撮影時間に近いタイムスタンプを有する複数のエントリを抽出し、抽出したエントリの複数の方位情報を適用して撮影画像の撮影方向を示す方位情報を算出して画像の属性情報として記録する。この構成により、画像の属性情報として記録する方位情報は、画像の撮影時刻前後に方位センサーが取得した複数の方位情報に基づく算出データとすることができる。また、複数の方位情報のソート処理結果の端部のデータを除外して再選択した方位情報のデータを平均化する処理を実行する構成として外乱等による異常値を除外した精度の高い方位情報を画像対応のメタデータとして記録できる。
100 撮像装置
111 レンズ部
112 撮像素子
113 信号処理部
114 操作部
115 シャッター
116 その他操作部
117 記録部(記録メディア)
118 外部メモリ
119 タイマー
120 制御部(CPU)
121 ROM
122 メモリ(RAM)
123 表示部
124 方位センサー
131 加速度センサー
132 地磁気センサー
201 方位情報処理プログラム
202 画像情報処理プログラム

Claims (8)

  1. 撮像装置の向きを示す方位を検出する方位センサーと、
    撮影画像と該撮影画像に対応する属性情報からなる記録データを生成して記録部に記録する制御部と、
    撮影画像と属性情報を記録する記録部を有し、
    前記制御部は、
    前記方位センサーの検出値を順次入力して算出した方位情報と、前記方位センサーの検出値入力時間を示すタイムスタンプを対応付けたエントリを順次メモリに記録し、
    前記メモリから画像撮影時間に近いタイムスタンプを有する複数のエントリを抽出し、抽出したエントリの複数の方位情報を適用して前記撮影画像の撮影方向を示す方位情報を算出する撮像装置。
  2. 前記制御部は、
    前記メモリから前記画像撮影時間に近いタイムスタンプを有する複数のエントリを抽出し、抽出したエントリの方位情報から中間の方位情報値を持つ少数の複数エントリを再選択し、再選択した複数エントリの方位情報の平均値を前記撮影画像の撮影方向を示す方位情報とする請求項1に記載の撮像装置。
  3. 前記制御部は、
    前記メモリから撮影画像撮影時間に最も近いタイムスタンプを有する1つの代表エントリを選択し、
    さらに、前記代表エントリのタイムスタンプの近傍のタイムスタンプを持つ規定数の近傍エントリを選択し、
    前記代表エントリと近傍エントリからなる複数エントリを方位情報の値に従って並べ替えるソート処理を実行し、
    ソート結果の少なくとも上位または下位にある1以上の端部エントリを除外した残りの中間エントリの方位情報の平均値を算出して、該平均値を前記撮影画像の撮影方向を示す方位情報とする請求項1または2に記載の撮像装置。
  4. 前記制御部は、
    連写撮影画像の各々について撮影時間を取得し、
    連写撮影画像の各々について、撮影時間に近いタイムスタンプを有する複数エントリを前記メモリから抽出し、抽出したエントリの複数の方位情報を適用して前記連射撮影画像各々の撮影方向を示す方位情報を算出する請求項1〜3いずれかに記載の撮像装置。
  5. 前記制御部は、
    複数の撮影画像を連結して生成されるパノラマ画像の中央位置の画像の撮影時間に近いタイムスタンプを有する複数のエントリを前記メモリから抽出し、抽出したエントリの複数の方位情報を適用して前記パノラマ画像の撮影方向を示す方位情報を算出する請求項1〜3いずれかに記載の撮像装置。
  6. 前記制御部は、
    前記パノラマ画像の中央位置の画像の撮影時間を、パノラマ画像の撮影開始フレームの撮影時間から算出する請求項5に記載の撮像装置。
  7. 撮像装置において実行するデータ処理方法であり、
    制御部が、撮像装置の向きを示す方位を検出する方位センサーの検出値を順次入力して算出した方位情報と、前記方位センサーの検出値入力時間を示すタイムスタンプを対応付けたエントリを順次メモリに記録する方位情報記録ステップと、
    前記制御部が、撮影画像の撮影時間を取得する撮影時間取得ステップと、
    前記制御部が、前記メモリから前記撮影時間に近いタイムスタンプを有する複数のエントリを抽出し、抽出したエントリの複数の方位情報を適用して前記撮影画像の撮影方向を示す方位情報を算出する方位情報算出ステップと、
    を実行するデータ処理方法。
  8. 撮像装置においてデータ処理を実行させるプログラムであり、
    制御部に、撮像装置の向きを示す方位を検出する方位センサーの検出値を順次入力して算出した方位情報と、前記方位センサーの検出値入力時間を示すタイムスタンプを対応付けたエントリを順次メモリに記録させる方位情報記録ステップと、
    前記制御部に、撮影画像の撮影時間を取得させる撮影時間取得ステップと、
    前記制御部に、前記メモリから前記撮影時間に近いタイムスタンプを有する複数のエントリを抽出させ、抽出したエントリの複数の方位情報を適用して前記撮影画像の撮影方向を示す方位情報を算出させる方位情報算出ステップと、
    を実行させるプログラム。
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