JP2011119818A - 画像読取装置及び画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】原稿画像を正確に読み取ることのできる画像読取装置及び画像形成装置を提供する。
【解決手段】搬送画像読取位置25の下方に位置する密着型イメージセンサ16により、原稿の画像を読み取り、画像が読み取られた原稿を搬送画像読取位置25の原稿搬送方向下流側に設けられた下流側ガイド部材19により案内する。そして、原稿搬送方向上流側端が搬送画像読取位置25よりも原稿搬送方向上流側に位置し、原稿搬送方向下流側端が下流側ガイド部材上に位置するように設けられ、搬送画像読取位置25に搬送される原稿を下流側ガイド部材19に案内する透明なフィルム部材18に、黒色印刷領域28を設けることにより、LEDアレイ21から照射された光のうちの正反射光27となる光27aを吸収又はカットする。
【選択図】図4

Description

本発明は、画像読取装置及び画像形成装置に関し、特に原稿画像を読み取る際の、光源から照射された光の正反射光の画像読取素子への進入を抑制するための構成に関する。
従来、デジタル複写機、プリンタ、ファクシミリ等の画像形成装置においては、画像形成部と、画像読取装置とを備え、画像形成部により、画像読取装置によって読み取った画像情報に基づいて画像を形成するようにしたものがある。この画像読取装置の読み取り方法として、シートである原稿をプラテンガラス上に載置した後、圧板により原稿をプラテンガラスに密着させ、この状態で画像読取部を走査させることにより原稿画像を読み取る方法(以下、固定読みという)がある。
また、プラテンガラスの所定の画像読取位置の下方に画像読取部を固定し、この画像読取位置上を、原稿を一定の速度で搬送することにより、原稿画像を読み取る方法(以下、流し読みという)がある。なお、このような流し読みの際、画像読取位置を通過した原稿は、画像読取位置の下流側に設けられた下流側ガイド部材に受け渡された後、排紙ローラ対に案内され、この後、排紙ローラ対によって装置外へ排出される。
ところで、このような従来の画像読取装置において、画像読取位置を通過した原稿をひっかかることなく下流側ガイド部材に受け渡すことができるようにする必要がある。このため、従来は、画像読取位置と下流側ガイド部材との間に透明フィルム部材を設けると共に、下流側ガイド部材に透明フィルム部材の下流端部を載せるようにしたものがある(特許文献1参照)。
図7は、このような従来の画像読取装置の原稿読取部の拡大図であり、密着型イメージセンサ16の上方には、画像読取装置に開閉自在に設けられた圧板ユニット1に備えられ、原稿をプラテンガラス6へ押圧するための押圧手段20が位置している。また、押圧手段20とプラテンガラス6との間には、圧板ユニット1により搬送された後、密着型イメージセンサ16により画像が読み取られた原稿を、プラテンガラス6から下流側ガイド部材19へ受け渡すための透明なフィルム部材18が設けられている。
ここで、密着型イメージセンサ16の内部には光源21、レンズ22及び読取り素子23が配置されており、流し読みの際は、光源21からの光24を読取り位置において透明フィルム部材18を通過させて原稿を照射する。そして、照射された光は、原稿に当たって反射し、この反射光はレンズ22によって読取り素子23に集光され、画像情報となる。つまり、原稿画像は、プラテンガラス6と透明なフィルム部材18を介して読取られる。
なお、上記のようにフィルム部材18によって原稿が受け渡される下流側ガイド部材19を設けるのは、例えば以下の理由による。搬送される原稿のみならず、静止原稿(例えばBOOK原稿)の画像を読み取ることが可能な画像読取装置の場合に、下流側ガイド部材19が、載置された静止原稿の突き当て部材を兼ねるようにする。そうすることでプラテンガラスを2枚に分割せず小さく安く出来るというメリットを得ることができる。
特開2003−46722号公報
しかし、このような従来の画像読取装置において、透明フィルム部材18は下流端部が下流側ガイド部材上にあり、この状態で押圧手段20によってプラテンガラスに付勢されると、フィルム部材18は読取り位置付近で撓み、緩やかな曲率26を持つようになる。ここで、透明フィルム面が光沢を持つ場合、図7に示すように、光源21からの正反射光(迷光)27が実際の読取り画像に混ざって混入する場合がある。この場合、原稿からの反射光のみならず、透明フィルム面からの反射光が読取センサに混入することになるので、原稿画像を正確に読み取ることができない。例えば、黒原稿を読取ろうとした場合、透明フィルム面からの正反射光が混入することにより、本来、黒画像として読み取られるべきところが少し光が入った状態になって読取センサで読み取った画像として黒レベルが低下した状態の画像を得てしまう。この結果、原稿画像を正確に読み取ることができず、このような読取情報により画像を形成すると、形成画像に黒地に白く抜けた部分ができ、画質が著しく劣化するという問題点があった。
そこで本発明は、このような現状に鑑みてなされたものであり、原稿画像を正確に読み取ることのできる画像読取装置及び画像形成装置を提供することを目的とするものである。
本発明は、原稿台ガラスに沿って搬送される原稿の画像を、搬送される原稿に光を照射する光源及び原稿からの反射光により原稿画像を読み取る画像読取素子を有する画像読取部により読み取る画像読取装置において、前記原稿台ガラスの、前記画像読取部による画像読取位置よりも原稿搬送方向下流側に設けられ、前記画像が読み取られた原稿を原稿搬送方向下流側に案内するガイド部材と、原稿搬送方向下流側端がガイド部材上に位置すると共に、原稿搬送方向上流側端が前記画像読取位置よりも原稿搬送方向上流側に延在し、前記画像読取位置を通過する原稿を前記ガイド部材に案内する透明なフィルム部材と、前記光源から照射された光の正反射光の前記画像読取素子への進入を抑制する正反射光抑制部と、を備えたことを特徴とするものである。
本発明のように、正反射光抑制部により、光源から照射された光の正反射光の読取素子への進入を抑制することにより、原稿画像を正確に読み取ることができる。
本発明の実施の形態に係る画像読取装置の斜視図。 上記画像読取装置の断面図。 上記画像読取装置の圧板ユニット開いた状態を示す斜視図。 上記画像読取装置の要部拡大図。 上記画像読取装置の制御ブロック図。 本発明の実施の形態に係る画像読取装置の断面図。 従来の画像読取装置の原稿読取部の拡大図。
以下、本発明を実施するための形態について図面を用いて詳細に説明する。図1は、本発明の実施の形態に係る画像読取装置の斜視図、図2はその断面図である。図1及び図2において、50は画像読取装置であり、この画像読取装置50は、読取ユニット51、原稿搬送部である原稿読取搬送部5を備えた原稿押圧部である圧板ユニット1及び操作部12を備えている。読取ユニット51は、原稿を読み取るためのプラテンガラス(載置台ガラス)6と、プラテンガラス6の下方に配された画像読取部である密着型イメージセンサ16を備えている。
圧板ユニット1は、固定読みの際、原稿をプラテンガラス6に押し付けるためのものであり、図3に示すように読取ユニット51のユニット本体52に、ヒンジ3を介して開閉自在に保持されている。また、この圧板ユニット1の底面1Aには固定読みの際、プラテンガラス上に載置された原稿の動きを規制するよう原稿をプラテンガラス6に密着させる原稿押え部材である白地板2が取り付けられている。また、圧板ユニット1の上部には複数枚の原稿D1が載置可能な原稿載置台4が設けられており、この原稿載置台4には原稿D1の搬送方向と直交する幅方向にスライド可能なスライダ4aが設けられている。そして、このスライダ4aにより原稿載置台4上に載置された原稿D1の両端を揃えることができる。
密着型イメージセンサ16は、図4に示すように光源としてのLEDアレイ21から原稿D1の画像情報面に光を照射し、反射した反射光をセルフォックレンズ(商標)22で画像読取素子であるセンサ素子23に結像して画像情報を読取るものである。なお、この密着型イメージセンサ16は、図2の矢印で示す左右方向に移動可能となっており、静止した原稿の画像を読み取る固定読みの際は、図中の右側を走査することで原稿画像を読み取るようになっている。また、この密着型イメージセンサ16は、原稿読取搬送部5により搬送された原稿D1を流し読みにて読み取る場合は、図2に示す位置で固定され、搬送されてくる原稿D1を読み取る構成となっている。そして、このように図2に示す位置で固定された密着型イメージセンサ16と、押付け部材20とにより流し読みにより原稿画像を読み取る搬送原稿読取部40が構成される。
原稿読取搬送部5は、原稿載置台4に載置された原稿D1を送り出すピックアップローラ8、ピックアップローラ8により送り出された原稿D1を分離する分離パット9を備えている。また、分離パット9により1枚ずつ分離された原稿D1を搬送し、固定された密着型イメージセンサ16の上方を通過させる搬送ローラ13を備えている。なお、図2において、7は搬送ローラ13の円弧と同一形状の略U字状の原稿搬送路(以下、Uターンパスという)である。このUターンパス7には、ピックアップローラ8に当接している予備搬送部材10、原稿D1の有無を検出する原稿有無センサ11、排紙ローラ14及び原稿D1の先端部及び後端部を検出する原稿エッジセンサ15等が配置されている。
このような原稿読取搬送部5を備えた圧板ユニット1において、原稿画像を流し読みにて読み取る場合、操作者により原稿D1が原稿載置台4に読取画像面を上側にしてセットされると、原稿有無センサ11が原稿有りを検知する。次に、操作者が操作部12から読取開始を指示すると、ピックアップローラ8が回転し、これに伴い予備搬送部材10によりピックアップローラ8に当接している原稿D1がピックアップローラ8と分離パット9により1枚ずつに分離されて搬送される。この後、分離された原稿D1は搬送ローラ13によって、Uターンパス7に沿って搬送され、さらに停止している密着型イメージセンサ16により画像を読み取る原稿読取位置である搬送原稿読取部40の搬送画像読取位置25へと搬送される。
この後、原稿エッジセンサ15により原稿D1の先端部が検知されると、その位置から所定量搬送されたところで、搬送される原稿の画像を読み取る位置にある密着型イメージセンサ16による画像情報の読み取りが開始される。ここで、圧板ユニット1の密着型イメージセンサ16に対応する位置には、図4に示すように原稿を密着型イメージセンサ側へ押圧する白色押圧板20が設けられている。この白色押圧板20により、画像を読み取る際、原稿D1はプラテンガラス6から離れる方向への動きを規制されながら、搬送ローラ13により、密着型イメージセンサ16が下方で固定されているプラテンガラス6上の搬送画像読取位置25を通過する。
そして、このように画像が読み取られた原稿は、先端が下流側ガイド部材19によりすくい上げられ、排紙ローラ対14(図2参照)に向かって案内される。この後、原稿エッジセンサ15により原稿D1の後端部が検知されると、その位置から所定量搬送されたところで、密着型イメージセンサ16による画像情報の読み取り(流し読み)を終了する。次に、画像が読み取られた原稿D1は、排紙ローラ対14により圧板ユニット1の上面へと排出される。そして、圧板ユニット1では、原稿有無センサ11が原稿無しを検知するまで、上述した読取動作を繰り返す。
なお、この画像読取装置50は、固定読みを行う際は、圧板ユニット1により原稿をプラテンガラス6に密着させ、この状態で密着型イメージセンサ16を走査させることにより原稿画像を読み取る。ここで、このような固定読みを行う際は、突き当て板に原稿の一端を突き当てて原稿の位置決めを行うが、本実施の形態においては、下流側ガイド部材19は、この突き当て板と一体となっている。
ところで、画像が読み取られた原稿D1をひっかかることなく下流側ガイド部材19に受け渡すことができるように搬送画像読取位置25と下流側ガイド部材19との間には、下流端部を下流側ガイド部材19に載せた透明なフィルム部材18が設けられている。なお、この透明なフィルム部材18は、原稿搬送方向上流側端が搬送画像読取位置25よりも原稿搬送方向上流側に延在し、原稿搬送方向下流側端が下流側ガイド部材上に位置するように設けられている。そして、このようなフィルム部材18を設けることにより、原稿D1が搬送画像読取位置25を通過する際、原稿画像はプラテンガラス6と、フィルム部材18を介して読み取られる。
ここで、本実施の形態においては図3に示すように、フィルム部材18上に、LEDアレイ21から照射された光の正反射光27のセンサ素子23への進入を抑制する正反射光抑制部を構成する黒色を印刷した黒色印刷領域28を設けている。なお、この黒色印刷領域28は、原稿が流し読みされる際、原稿によって削り取られないようにフィルム部材18の裏側である非通紙面側に形成されている。そして、このようにフィルム部材上に黒色印刷領域28を設けることにより、光源21からの光のうち正反射光27となる光27aが黒色印刷領域28により吸収又はカットされるようになる。この結果、正反射光27がレンズ22を介して読取りセンサ23に混入することが無くなる。
ここで、この反射防止手段となる黒色印刷領域28を、出来るだけ搬送画像読取位置25の近くに位置させるようにすれば、その分、正反射光27となる光27aを削減でき、正反射光27の影響を低減する効果が高くなる。しかし、黒色印刷領域28を搬送画像読取位置25の近くまで形成するようにした場合、例えばフィルム部材18の位置や密着型イメージセンサ16の位置が製造上の公差でばらついた場合、搬送画像読取位置25に黒色印刷領域28がかかるようになる場合がある。この場合には、密着型イメージセンサ16は、原稿ではなく黒色印刷領域28を読んでしまう。
そこで、本実施の形態では、この黒色印刷領域28は搬送画像読取位置25の近傍1mmの位置に位置させるようにしている。さらに、本実施の形態では、フィルム部材18の透明部分と黒色印刷部分28の境界部分29を密着型イメージセンサ16で認識し、その位置を基準として密着型イメージセンサ16を停止させ、搬送画像読取位置25を決めるようにしている。
なお、図5は本実施の形態に係る画像読取装置50の制御ブロック図である。図5において、70は制御部であり、この制御部70には密着型イメージセンサ16、密着型イメージセンサ16を原稿台ガラスであるプラテンガラス6に沿って移動させる移動部を構成する駆動部71が接続されている。また、この制御部70には、密着型イメージセンサ16が、図4において破線で示すホームポジションに位置させるホームポジションセンサ72が接続されている。
そして、このように搬送画像読取位置25を決めるため、例えば、出荷時等の際、スタートキーが押されるまでは、密着型イメージセンサ16を、破線で示すホームポジションに位置させるようにしている。この後、スタートキーが押されると、密着型イメージセンサ16が、LEDアレイ21から光を照射しながら左側に走査を始め、下流側ガイド部材19、フィルム部材18の黒色印刷領域28及びフィルム部材18の透明領域を移動する。なお、密着型イメージセンサ16がフィルム部材18の透明領域に達すると、フィルム部材18の透明領域を経て白色押圧板20が読み取られる。このようにフィルム部材18の黒色印刷領域28を通過すると、密着型イメージセンサ16からの出力が黒から白に変化する。ここで、画像読取位置変更部である制御部70は、この出力が変化した位置である境界部29の位置を記憶し、この位置を基準に1.0mm左側に進んだ位置で駆動部71を停止させて密着型イメージセンサ16を停止させ、この位置を搬送画像読取位置25とする。
このようにして搬送画像読取位置25を設定することにより、例えフィルム部材18の取り付け位置がバラついても搬送画像読取位置25に黒色印刷領域28がかかることは無くなり、より確実に正反射光27が読取りセンサ23に混入するのを防ぐことができる。これにより、搬送画像読取位置25とフィルム部材18の黒色印刷領域28の距離を最小限にすることが可能となり、寸法のバラツキ等による影響をなくし、信頼性を向上させることが出来る。ここで、境界部29からの距離は、密着型イメージセンサ16の傾き(フィルム部材18と密着型イメージセンサ16との平行度)のバラツキを0.5mm程度考慮し、さらに余裕分を0.5mm見て1.0mm(=0.5+0.5)として決定している。
このように、本実施の形態においては、フィルム部材18に、LEDアレイ21から照射された光のうちの正反射光27となる光27aを吸収又はカットする黒色印刷領域28を設けるようにしている。そして、このように黒色印刷領域28によって正反射光27となる光27aを吸収又はカットすることにより、正反射光のセンサ素子23への進入を抑制することができ、原稿画像を正確に読み取ることができる。
なお、これまでの説明においては、黒印刷を行うことによりフィルム部材16に黒色印刷領域28を形成しているが、プラテンガラス6の搬送画像読取位置近傍に黒塗装を行うことにより、正反射光抑制部をプラテンガラス6に設けるようにしても良い。なお、この場合、塗り方は搬送画像読取位置の近傍から光源側に塗ることになる。また、本実施の形態ではフィルム部材18に黒色印刷を行うことにより黒色領域を形成しているが、黒色印刷の代わりにフィルム部材18に黒い別シートを貼り付けるようにしても良い。また、フィルム部材18を、2色成型により、黒色部分と透明部分とを有するように作成しても良く、光源が両方向にある場合は、搬送画像読取位置の左右両方を黒く印刷しても良い。
また、本実施の形態では、正反射光抑制部を黒色としているが、光源の光量が少なければ、単にフィルム部材18の表面に艶消し仕上げの処理(艶消し処理)を施すことで正反射光を拡散させても良い。さらに、光源の色によっては、正反射光抑制部の色は光源から照射された光の正反射光の色を吸収する色であれば黒色に限らない。
なお、これまでの説明においては、画像読取装置単体について説明したが、画像読取装置により読み取った画像情報に基づいて画像を形成する画像形成部を備えた画像形成装置に設けられる画像読取装置に適用することも当然可能である。図6は上記画像読取装置50を備えた画像形成装置の一例であり、該画像読取装置50により読み取った画像情報に基づいて画像を形成する画像形成部としてのプリンタ部201を有する。
図6において、プリンタ部201は、画像形成手段1BにシートPを1枚ずつ分離給送するシート給送部1Dを備えている。ここで、画像形成手段1Bはプロセスカートリッジ209、レーザスキャナユニット210、転写ローラ212等を備えている。なお、プロセスカートリッジ209は感光体ドラム211と、これに作用するプロセス手段(帯電手段、現像手段、クリーニング手段)とを一体に備えている。
シート給送部1DはシートPを積載するシート積載台203、シート積載台203に積載されたシートPを給送する給送ローラ205を備えている。なお、図6において、204は、シート積載台203の下方に設けられ、シートPを給紙ローラ205に圧接させるシート積載台バネ、213は定着ユニット、217はシート排出積載台である。
次に、このように構成されたプリンタ部201の画像形成動作を説明する。画像読取装置50が読み取った画像情報が送られ、この画像情報を画像形成処理した不図示の制御部がプリント命令を発すると、シート積載台203に積載されたシートPが給送ローラ205によって給送される。この後、シートPは給送ローラ205と分離パッド206によって構成される分離部により、1枚ずつ分離され、搬送ローラ207を経てレジストローラ208に搬送される。
一方、プリント命令と共に画像情報に基づきレーザスキャナユニット210からは画像情報をビットイメージにしたレーザ光Zが感光体ドラム211上に照射され、このビットイメージに従って感光体ドラム211の表面上に潜像が形成される。さらに、この潜像を現像することにより、感光体ドラム211上にトナー画像が形成される。
この後、レジストローラ208によって感光体ドラム211と転写ローラ212とにより構成される転写部301に給送され、転写部301を通過する際、感光体ドラム211上のトナー画像がシートPに転写される。トナー画像が転写されたシートPは、この後、定着ユニット213に送られ、定着ユニット213に設けられた定着ローラ対によって加熱加圧されることにより、トナー画像が半永久的に定着される。そして、定着ユニット213を通過したシートPは定着排出ローラ215とコロ215aとのニップに送られて搬送されてから、排出ローラ対216によってシート排出積載台17に排出される。
1…圧板ユニット、6…プラテンガラス、16…密着型イメージセンサ、18…フィルム部材、19…下流側ガイド部材、21…LEDアレイ、23…センサ素子、25…搬送画像読取位置、27…正反射光、28…黒色印刷領域、40…搬送原稿読取部、50…画像読取装置、51…読取ユニット、70…制御部、71…駆動部、201…プリンタ部、D1…原稿

Claims (8)

  1. 原稿台ガラスに沿って搬送される原稿の画像を、搬送される原稿に光を照射する光源及び原稿からの反射光により原稿画像を読み取る画像読取素子を有する画像読取部により読み取る画像読取装置において、
    前記原稿台ガラスの、前記画像読取部による画像読取位置よりも原稿搬送方向下流側に設けられ、前記画像が読み取られた原稿を原稿搬送方向下流側に案内するガイド部材と、
    原稿搬送方向下流側端がガイド部材上に位置すると共に、原稿搬送方向上流側端が前記画像読取位置よりも原稿搬送方向上流側に延在し、前記画像読取位置を通過する原稿を前記ガイド部材に案内する透明なフィルム部材と、
    前記光源から照射された光の正反射光の前記画像読取素子への進入を抑制する正反射光抑制部と、を備えたことを特徴とする画像読取装置。
  2. 前記画像読取部を前記原稿台ガラスに沿って移動させる移動部と、
    前記原稿台ガラスに沿って移動する前記画像読取部が読み取った情報に基づき、前記正反射光抑制部の位置を検知し、前記画像読取位置を、検知した前記正反射光抑制部の位置に応じて変更する画像読取位置変更部と、を備えたことを特徴とする請求項1記載の画像読取装置。
  3. 前記正反射光抑制部は、前記透明なフィルム部材に設けられ、前記光源から照射された光のうちの正反射光となる光を吸収又はカットする部分であることを特徴とする請求項1又は2記載の画像読取装置。
  4. 前記正反射光抑制部は、前記透明なフィルム部材に印刷された黒色領域であることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項に記載の画像読取装置。
  5. 前記正反射光抑制部は、前記透明なフィルム部材に艶消し処理を施した部分であることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項に記載の画像読取装置。
  6. 前記正反射光抑制部は、前記原稿台ガラスに設けられ、前記光源から照射された光のうちの正反射光となる光を吸収又はカットする部分であることを特徴とする請求項1又は2記載の画像読取装置。
  7. 前記原稿台ガラスに原稿を載置して原稿画像を読み取る際、原稿の位置決めを行う突き当て板を備え、
    前記突き当て板に前記ガイド部材を設けたことを特徴とする請求項1ないし6のいずれか1項に記載の画像読取装置。
  8. 請求項1ないし7のいずれか1項に記載の画像読取装置と、前記画像読取装置により読み取った画像情報に基づいて画像を形成する画像形成部と、を備えたことを特徴とする画像形成装置。
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US20170034376A1 (en) * 2015-07-29 2017-02-02 Kabushiki Kaisha Toshiba Image processing apparatus

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