JP2011119106A - コネクタ - Google Patents

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Abstract

【課題】タブの傾きを確実に規制する。
【解決手段】コネクタFは、内部にキャビティ11が形成され、前端面に開口する挿入孔14を通して雄端子金具50(相手側端子)のタブ51をキャビティ11内に挿入させるようになっている合成樹脂製のハウジング10と、キャビティ11内に収容され、タブ51に対して弾性的に接触可能な弾性接触片39を有する端子金具30とを備える。ハウジング10には、キャビティ11の内部において、タブ51を弾性接触片39の弾性撓み方向に挟むよう配された規制部15が設けられている。
【選択図】図1

Description

本発明は、コネクタに関するものである。
特許文献1には、キャビティを有するハウジングと、キャビティ内に収容される雌形の端子金具とを備え、ハウジングの前端面に開口する挿入口からキャビティ内に挿入させた相手側端子のタブを、端子金具の弾性接触片に接触させるようにしたコネクタが開示されている。タブと弾性接触片が接触する状態では、弾性接触片が、タブに挿入方向と交差する方向に弾性撓みし、弾性撓みしたときの弾性復元力によってタブとの間で接触圧を確保するようになっている。
このコネクタでは、振動を受けたときにタブの姿勢が弾性接触片の弾性撓み方向に傾くことに起因して、弾性接触片とタブとの間で微摺動摩耗が生じるのを防止する手段として、弾性接触片を、タブの挿入方向に間隔を空けた2ヵ所においてタブに当接させる構成がとられている。
特開2005−285371号公報
上記コネクタでは、弾性接触片の弾力を利用してタブの傾きを規制しているので、振動の強さが弾性接触片の弾力を上回る場合には、タブの傾きを確実に規制することは困難であった。
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、タブの傾きを確実に規制することを目的とする。
上記の目的を達成するための手段として、請求項1の発明は、内部にキャビティが形成され、前端面に開口する挿入孔を通して相手側端子のタブを前記キャビティ内に挿入させるようになっている合成樹脂製のハウジングと、前記キャビティ内に収容され、前記タブに対して弾性的に接触可能な弾性接触片を有する端子金具とを備えたコネクタにおいて、前記ハウジングには、前記キャビティの内部において、前記タブを前記弾性接触片の弾性撓み方向に挟むよう配された規制部が設けられているところに特徴を有する。
請求項2の発明は、請求項1に記載のものにおいて、前記挿入孔は、前記ハウジングの前面壁に形成されており、前記規制部は、前記前面壁から後方へ延出した形態とされ、前記規制部における前記タブとの対向面が、前記挿入孔の内面に対し面一状に又は鈍角状に連なっているところに特徴を有する。
請求項3の発明は、請求項1または請求項2に記載のものにおいて、前記端子金具の前端部には、前方に開口された形態であって内部に前記弾性接触片が収容された角筒部が設けられており、前記規制部の少なくとも一部が、前記角筒部の内面に対して当接可能に配置されているところに特徴を有する。
請求項4の発明は、請求項1ないし請求項3のいずれかに記載のものにおいて、前記規制部における前記タブとの対向面は、前記端子接続部の弾性撓み方向における間隔が前記タブの挿入方向前方に向かって次第に狭まるように傾斜しているところに特徴を有する。
請求項5の発明は、請求項1ないし請求項4のいずれかに記載のものにおいて、前記規制部と、前記弾性接触片の弾性撓み方向において前記規制部と対向する前記キャビティの内壁面とが、支持部を介して連なっているところに特徴を有する。
請求項6の発明は、請求項5に記載のものにおいて、前記規制部は、前記タブとの対向面同士が前記弾性接触片の弾性撓み方向に拡開するのを規制可能な連結部を有しているところに特徴を有する。
請求項7の発明は、請求項5又は請求項6に記載のものにおいて、前記キャビティの内壁面には、前記端子金具に形成したスリットを嵌合させるリブが形成され、前記リブの前端部が、前記支持部とされているところに特徴を有する。
<請求項1の発明>
タブは、規制部で挟まれることにより、弾性接触片の弾性撓み方向における姿勢の傾きが防止される。タブの姿勢の傾きを規制する規制部は、弾性撓みし難い合成樹脂製のハウジングに形成されたものであるから、タブの傾きを確実に防止することができる。
<請求項2の発明>
ハウジングの前方からキャビティに挿入されるタブの挿入経路は、挿入孔の内面と規制部におけるタブとの対向面とによって構成されるのであるが、本発明では、規制部におけるタブとの対向面が、挿入孔の内面に対し面一状に又は鈍角状に連なるようにしているので、タブの先端が挿入経路に引っ掛かることがなく、タブの挿入動作が円滑に行われる。
<請求項3の発明>
キャビティ内で端子金具が傾こうとしても、角筒部の内面が規制部に当接することにより、端子金具の傾きが防止される。
<請求項4の発明>
規制部の前端では、タブと規制部との間のクリアランスが最大となるので、タブは、引っ掛かりや突き当たりを生じることなく規制部内に進入することができる。また、タブの先端部が規制部を通過し終わった状態では、タブと規制部との間のクリアランスが最小となるので、タブの姿勢の傾きを確実に防止することができる。
<請求項5の発明>
規制部は、支持部を介してキャビティの内壁面と連なるようにしたので、弾性接触片の弾性撓み方向に変形する虞はない。これにより、タブの傾きを確実に防止することができる。
<請求項6の発明>
規制部が、弾性接触片の弾性撓み方向に分離した形態で一対形成されている場合には、双方の規制部に夫々支持部を設ける必要があるが、本発明では、規制部におけるタブとの対向面同士が、連結部により拡開を規制されているので、支持部は1つだけで済む。
<請求項7の発明>
既存のリブの一部を、支持部として機能させることにしたので、支持部を設けるに際して、キャビティの内壁面の形状を変更せずに済む。
実施形態1において相手側コネクタと嵌合した状態をあらわす断面図 相手側コネクタの断面図 ハウジングに端子金具を収容した状態をあらわす断面図 ハウジングの断面図 ハウジングの正面図 ハウジングの背面図 図4のX−X線断面図 端子金具の正面図 端子金具の平面図 端子金具の一部切欠側面図
<実施形態1>
以下、本発明を具体化した実施形態1を図1乃至図10を参照して説明する。まず、本実施形態のコネクタFの嵌合対象である相手側コネクタMについて説明する。相手側コネクタMは、雄側ハウジング10に雄端子金具50(本発明の構成要件である相手側端子)を取り付け、雄端子金具50の先端のタブ51を雄側ハウジング10の前方(図1及び図2における右方)へ突出させた形態である。タブ51は、水平な板状をなし、タブ51の左右方向の寸法は、タブ51の高さ寸法に比べて十分に大きい。
次に、本実施形態のコネクタFを説明する。本実施形態のコネクタFは、合成樹脂製のハウジング10と、端子金具30とを備えて構成されている。このハウジング10は、雄側ハウジング10に対し、双方の前端面同士を突き当てるようにして嵌合される。ハウジング10の内部には、前後方向に貫通した形態のキャビティ11が形成されている。キャビティ11には、その下壁面に沿って前方(図1,3,4における左方)へ片持ち状に延出した周知の形態のランス12が形成されている。
キャビティ11の前端部には、ハウジング10の前端面に臨む前面壁13が形成されている。前面壁13には、前後方向(雄側コネクタMとの嵌合方向と平行な方向)に貫通する挿入孔14が形成されている。挿入孔14には、タブ51が僅かなクリアランスを空けて貫通されるようになっている。したがって、ハウジング10の前端面における挿入孔14の開口形状は、横長の方形をなす。この挿入孔14は、後述する規制部15を介してキャビティ11内に連通されている。挿入孔14の高さ寸法は、挿入孔14の全長亘って一定寸法であり、挿入孔14の幅寸法も、挿入孔14の全長に亘って一定寸法である。この挿入孔14は、左右方向(=端子金具30の挿抜方向と弾性接触片39の弾性撓み方向の両方向に対して交差する幅方向)においてキャビティ11の中央に配置されている。
ハウジング10には、前面壁13から後方(キャビティ11の内部)に向かって角筒状に突出した形態の規制部15が、一体に形成されている。したがって、規制部15の内部空間は、挿入孔14の内部空間に対して直接的に連なっている。また、規制部15は、前面壁13よりも後方の位置、即ちキャビティ11の内部に配置され、左右方向においてはキャビティ11の中央に配置されている。
規制部15は、第1対向壁部16と、第2対向壁部17と、左右一対の連結部18とから構成されている。第1対向壁部16は、水平な板状をなし、挿入孔14の上縁に沿った領域から後方へ延出している。第2対向壁部17は、第1対向壁部16と同じく水平な板状をなし、挿入孔14の上縁に沿った領域(つまり、第1対向壁部16よりも下方の位置)から後方へ延出している。左右一対の連結部18は、第1対向壁部16と第2対向壁部17の右端縁部同士と左端縁部同士を連ねた形態となっている。
第1対向壁部16と第2対向壁部17とは、後述する弾性接触片39の弾性撓み方向(即ち、上下方向)に対向するような位置関係となっている。また、第1対向壁部16の下面(規制部15の内面)は、規制部15に挿通されるタブ51の上面と対向する第1対向面19となっている。第2対向壁部17の上面(規制部15の内面)は、タブ51の下面と対向する第2対向面20となっている。この第1対向面19と第2対向面20は、タブ51を上下に挟むように対向して配置されている。
第1対向面19は、キャビティ11に対するタブ51の挿入方向と平行であって、挿入孔14の上側の内面に対して面一状に且つ直接的に連なっている。一方、第2対向面20は、キャビティ11に対するタブ51の挿入方向に対し、後方に向かって上り勾配となるように少し傾斜している。そして、この第2対向面20の前端と挿入孔14の下側の内面とは、180°に近い鈍角状に連なっている。
この第2対向面20の傾斜により、第1対向面19と第2対向面20の上下方向(弾性接触片39の弾性撓み方向)の間隔は、後方(キャビティ11に対するタブ51の挿入方向においては前方)に向かって次第に狭まっている。したがって、両対向面19,20の対向間隔は、規制部15の前端において最大となり、この最大対向間隔は、タブ51の厚さ寸法よりも大きく、挿入孔14の高さ寸法と同じ寸法である。また、両対向面19,20の対向間隔は、規制部15の後端において最小となり、この最小対向間隔は、タブ51の厚さ寸法と同じか、それよりも僅かに大きい寸法である。
キャビティ11の上壁面には、前後方向(キャビティ11に対する端子金具30の挿抜方向)に沿って直線状に突出した形態のリブ21が一体に形成されている。このリブ21は、左右方向においてキャビティ11の中央に配置されている。このリブ21は、前後方向においてランス12の後端と対応する位置から、前面壁13に到達する位置まで連続して延びている。このリブ21は、後述する端子金具30のスリット34に嵌合されるようになっている。
リブ21の前端部は、規制部15の上下方向への変位や変形を規制するための支持部22となっている。この支持部22は、第1対向壁部16の上面と、この第1対向壁部16に対して上下方向(弾性接触片39の弾性撓み方向と平行な方向)に対向するキャビティ11の上壁面との間を連ねる(繋ぐ)形態となっている。この支持部22により、第1対向壁部16は、キャビティ11の上壁面に対して上下方向への相対変位や変形を規制されている。また、第2対向壁部17は、連結部18を介し相対変位を規制された状態で第1対向壁部16に連なっているので、規制部15は、全体としてキャビティ11に対して上下方向への相対変位や変形を規制されている。
端子金具30は、角筒部33を有する第1部品31と、弾性接触片39を有する第2部品32とを組み付けた構成されている。角筒部33は、第1部品31の前端部に配され、下面壁と、下面壁の左右両側縁から立ち上がる一対の側面壁と、両側面壁の立ち上がり端縁(上端縁)から水平に延出した形態の一対の上面壁とから構成されている。角筒部33は、その前面が開口された形態である。
角筒部33における一対の上面壁の間の空間は、角筒部33の全長に亘るスリット34となっている。このスリット34は、キャビティ11のリブ21に嵌合されるようになっている。また、一対の上面壁には、前後方向に延び長く延びた形態の受け部35が、弾性接触片39に向かって下方へ叩き出すことによって形成されている。この受け部35の前端は、規制部15との干渉を回避するために、角筒部33の前端よりも後方に位置している。角筒部33の下面壁には、ランス12に係止される係止孔36が形成されている。また、第1部品31の後端部には、電線接続部37が連なって形成されている。
第2部品32は、第1部品31よりも板厚の薄い金属板材からなる。第2部品32の前端部には、下面壁と、下面壁の左右両側縁から立ち上がる一対の側面壁からなる取付部38が形成されている。この取付部38は、角筒部33の前端部に組み付けられている。また、取付部38の下面壁の後端縁からは、側方から視て山形に湾曲した形態の弾性接触片39が、後方へ片持ち状に延出している。この弾性接触片39の頂上部は、タブ51に接触する接点部40となっている。弾性接触片39が弾性撓みしていない状態では、接点部40と受け部35のとの間の上下方向(弾性接触片39の弾性撓み方向と平行な方向)の間隔は、タブ51の厚さ寸法よりも小さい寸法とされている。
かかる端子金具30は、後方からキャビティ11内に挿入されている。端子金具30がキャビティ11内に正しく収容された状態では、角筒部33の前端が前面壁13に対して後方から僅かな間隔を空けて対向しているとともに、係止孔36にランス12が係止することにより、端子金具30の後方への抜け動作が規制されている。端子金具30が正しく収容されている状態では、規制部15の第1対向壁部16が、角筒部33の一対の上面壁の内面(下面)に対して当接、又は僅かな間隔を空けて対向した状態となっている。尚、受け部35は、規制部15よりも後方に位置する。また、第1対向面19の高さは、受け部35の下端とほぼ同じ高さとなっている。
かかるコネクタFに対し雄側コネクタMを嵌合させると、タブ51が、ハウジング10の前方から挿入孔14内に進入し、更に規制部15の内部空間を貫通しながら、キャビティ11の内部に進入する。タブ51が、規制部15を貫通する過程では、タブ51の先端が第1対向面19と第2対向面20のいずれか一方に摺接する。そして、タブ51の先端部は、規制部15を貫通した後、受け部35の下面に摺接するとともに、弾性接触片39の上面に対し弾性接触片39を下方へ弾性撓みさせながら摺接する。そして、雄側コネクタMとの嵌合が完了した状態では、タブ51の下面と接点部40とが左右方向の線接触状態で当接するとともに、タブ51の上面と左右一対の受け部35とが、前後方向の線接触状態で当接する。
さて、規制部15においては、その両対向面19,20の前端がタブ51の上下両面に対して挟むように当接又は僅かにクリアランスを空けて対向するので、タブ51に振動等の外力が作用しても、タブ51は上下方向(弾性接触片39の弾性撓み方向)へ大きく変位することがなく、これにより、タブ51の上下方向への傾きが確実に規制される。本実施形態においては、タブ51の姿勢の傾きを規制する規制部15は、弾性撓みし難い合成樹脂製のハウジング10に形成されたものであるから、弾性撓みし易い弾性接触片の弾力を利用する場合と比較する、タブ51の傾きを確実に防止することができる。
また、ハウジング10の前方からキャビティ11に挿入されるタブ51の挿入経路は、挿入孔14の内面と規制部15におけるタブ51との対向面19,20とによって構成されるのであるが、本実施形態では、規制部15におけるタブ51との対向面19,20が、挿入孔14の内面に対し面一状に又は鈍角状に連なるようにしているので、タブ51の先端が挿入経路(挿入孔14の内面や、規制部15におけるタブ51との対向面19,20)に引っ掛かることがなく、タブ51の挿入動作が円滑に行われる。
また、端子金具30の前端部には、前方に開口された形態であって内部に弾性接触片39が収容された角筒部33が設けられており、規制部15の少なくとも一部(第1対向壁部16)が、角筒部33の内面に対して当接可能に配置されている。これにより、キャビティ11内で端子金具30が傾こうとしても、角筒部33の内面が規制部15に当接するので、端子金具30の傾きが防止される。
また、規制部15の前端では、タブ51と規制部15との間のクリアランスが最大となるので、タブ51は、引っ掛かりや突き当たりを生じることなく規制部15内に進入することができる。そして、タブ51の先端部が規制部15を通過し終わった状態では、タブ51と規制部15との間のクリアランスが最小となるので、タブ51の姿勢の傾きを確実に防止することができる。
また、規制部15と、弾性接触片39の弾性撓み方向において規制部15と対向するキャビティ11の上壁面とが、支持部22を介して連なっている。つまり、規制部15は、支持部22を介してキャビティ11の上壁面と連なるようにしたので、弾性接触片39の弾性撓み方向に変形する虞はない。これにより、タブ51の傾きを確実に防止することができる。
また、規制部が、弾性接触片の弾性撓み方向に分離した形態で一対形成されている場合には、双方の規制部に夫々支持部を設ける必要があるが、本実施形態では、規制部15におけるタブ51との対向面19,20同士が、連結部18により拡開を規制されているので、支持部22は1つだけで済む。
また、端子金具30の不正な姿勢での挿入を規制する手段である既存のリブ21の一部(前端部)を、支持部22として機能させることにしたので、支持部22を設けるに際して、キャビティ11の内壁面の形状を変更せずに済む。
<他の実施形態>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
(1)上記実施形態では、ハウジングを単一部品としたが、ハウジングを、キャビティの前端部を除いた大部分の領域を構成する本体と、キャビティの前端部を構成するフロントホルダとの2部品を組み付けて構成されていてもよい。この場合、規制部は、本体とフロントホルダのいずれか一方のみに形成してもよく、本体とフロントホルダのいずれか一方のみに形成してもよい。
(2)上記実施形態では、規制部におけるタブとの対向面が、挿入孔の内面に対し面一状に又は鈍角状に連なるようにしたが、規制部におけるタブとの対向面は、挿入孔の内面に対して段差状に連なる形態であってもよく、若しくは、規制部におけるタブとの対向面と、挿入孔の内面との間に隙間が存在する形態であってもよい。
(3)上記実施形態では、規制部の少なくとも一部が、端子金具の角筒部の内面に対して当接可能に配置されるようにしたが、規制部と角筒部の内面とは当接不能な位置関係であってもよい。
(4)上記実施形態では、規制部におけるタブとの対向面は、端子接続部の弾性撓み方向における間隔がタブの挿入方向前方に向かって次第に狭まるように傾斜しているが、規制部におけるタブとの対向面は、その全長に亘り、端子接続部の弾性撓み方向における間隔が一定であってもよい。
(5)上記実施形態では、規制部は、タブを全周に亘って包囲するような角筒状としたが、規制部は、弾性接触片の弾性撓み方向に間隔を空けて配置された一対の板片状であってもよい。
(6)上記実施形態では、支持部を介して規制部とキャビティの内壁面を連結するようにしたが、このような支持部を設けない形態(つまり、規制部が、前面壁のみに連なり、キャビティの内壁面には連ならない形態)としてもよい。
(7)上記実施形態では、規制部が、キャビティの内壁面のうち弾性接触片の弾性撓み方向において対向する内壁面に連なる形態としたが、規制部は、弾性接触片の弾性撓み方向に対向しない別の内壁面に連なる形態としてもよい。
(8)上記実施形態では、端子金具の不正な姿勢での挿入を規制する手段である既存のリブの一部を、支持部として機能させるようにしたが、リブとは別に独立した形態で支持部を形成してもよい。
(9)上記実施形態では、角筒部と弾性接触片とを別体の部品としたが、端子金具は、角筒部と弾性接触片を一体化させた単一部品であってもよい。
F…コネクタ
10…ハウジング
11…キャビティ
13…前面壁
14…挿入孔
15…規制部
18…連結部
19…第1対向面(規制部におけるタブとの対向面)
20…第2対向面(規制部におけるタブとの対向面)
21…リブ
22…支持部
30…端子金具
33…角筒部
34…スリット
39…弾性接触片
50…雄端子金具(相手側端子)
51…タブ

Claims (7)

  1. 内部にキャビティが形成され、前端面に開口する挿入孔を通して相手側端子のタブを前記キャビティ内に挿入させるようになっている合成樹脂製のハウジングと、
    前記キャビティ内に収容され、前記タブに対して弾性的に接触可能な弾性接触片を有する端子金具とを備えたコネクタにおいて、
    前記ハウジングには、前記キャビティの内部において、前記タブを前記弾性接触片の弾性撓み方向に挟むように配された規制部が設けられていることを特徴とするコネクタ。
  2. 前記挿入孔は、前記ハウジングの前面壁に形成されており、
    前記規制部は、前記前面壁から後方へ延出した形態とされ、
    前記規制部における前記タブとの対向面が、前記挿入孔の内面に対し面一状に又は鈍角状に連なっていることを特徴とする請求項1記載のコネクタ。
  3. 前記端子金具の前端部には、前方に開口された形態であって内部に前記弾性接触片が収容された角筒部が設けられており、
    前記規制部の少なくとも一部が、前記角筒部の内面に対して当接可能に配置されていることを特徴とする請求項1又は請求項2記載のコネクタ。
  4. 前記規制部における前記タブとの対向面は、前記端子接続部の弾性撓み方向における間隔が前記タブの挿入方向前方に向かって次第に狭まるように傾斜していることを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載のコネクタ。
  5. 前記規制部と、前記弾性接触片の弾性撓み方向において前記規制部と対向する前記キャビティの内壁面とが、支持部を介して連なっていることを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれか1項に記載のコネクタ。
  6. 前記規制部は、前記タブとの対向面同士が前記弾性接触片の弾性撓み方向に拡開するのを規制可能な連結部を有していることを特徴とする請求項5記載のコネクタ。
  7. 前記キャビティの内壁面には、前記端子金具に形成したスリットを嵌合させるリブが形成され、
    前記リブの前端部が、前記支持部とされていることを特徴とする請求項5又は請求項6に記載のコネクタ。
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