JP2011118736A - 気分転換支援装置、気分転換支援方法およびプログラム - Google Patents

気分転換支援装置、気分転換支援方法およびプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】ユーザにとって気分転換になる可能性の高く、生産に直接寄与する気分転換作業をユーザに提示する気分転換支援装置、気分転換支援方法およびプログラムを提供する。
【解決手段】情報取得部11は、端末6からユーザの状態を示す状態情報と、ユーザが入力したユーザに関する情報であるユーザ情報と、ユーザが実行中の作業内容を示す作業内容情報とを受け取る。判定部13がユーザの状態情報に基づいて、ユーザに気分転換が必要であると判定すると、条件文生成部14は、ユーザ情報および作業内容情報に基づいて、当該ユーザにとって気分転換になる可能性の高い候補作業情報を検索するための条件文を生成し、検索部15は、条件文生成部14が生成した条件文に合致する候補作業情報を作業記憶部16から検索する。表示生成部17は、検索部15が検索した候補作業情報を表示する画像を生成し、端末6に表示させてユーザに提示する。
【選択図】図1

Description

本発明は、作業者に気分転換を促す情報を提示する気分転換支援装置、気分転換支援方法およびプログラムに関する。
仕事の生産性を上げるため、業務の効率化を図る技術が提案されている。作業の作業順序や作業実行タイミングのスケジュール管理の最適化技術では、作業者に対し、そのとき遂行すべき作業を推薦・指示・依頼することで業務の効率化を図る。また、作業者が気分転換や息抜きを取ることは、仕事の能率をあげるために効果的である。そこで、作業者が休憩や息抜きが必要な状況であることを検出し、休憩を取るよう指示する技術があるシステムが提案されている。
特許文献1には、スケジュール情報をもとに作業を推薦し、推薦された作業を予定として管理するスケジュール管理システムが開示されている。特許文献1に記載のスケジュール管理装置は、予め定められたタスク推薦ルールをユーザの空き時間に適用し、該空き時間のユーザのコンテキスト(状況)に基づいて該空き時間に遂行すべきタスクを推薦する。
また、特許文献2には、作業者の疲労度を脈拍等から測定し、疲労度が一定以上である場合、作業者に対して休憩するよう指示する作業疲労度観測システムが開示されている。また、その他に集中度を測定する技術も記載されており、このような技術によって、作業者にとって気分転換が必要なタイミングを検出し、休憩を取るよう促すことができる。
さらに、特許文献3には、作業者の疲労度および覚醒度を検知し、作業者の疲労度及び覚醒度の少なくとも一方に基づいて、作業者状態に適した休憩の方法をガイダンスすることで、作業者の生産性を向上させる休憩ガイダンスシステムが開示されている。
特開2006−155368号公報 特開平09−276254号公報 特開2005−131024号公報
スケジュール管理による業務の効率化において、作業者に対して作業を指示したり休憩を指示したりすることがある。また、気分転換のための行動を指示することもある。気分転換すると、集中力を回復したり、心身の緊張をほぐすことができ、作業者の単位時間あたりの生産性を向上させることができるため、適度な気分転換は、仕事を能率的に進める上で欠かせない。しかしながら、作業者が気分転換を図るにあたって、次のような課題がある。第一に、作業者自身にとってどのような作業が効果的に気分転換を図れるのか分からないという点である。第二に、気分転換として行われる活動は、仮眠やゲームや体操、会話などといった、作業場を離れた生産に直接寄与しない内容であることが多いという点である。作業者が気分転換ができる条件は、それまで連続して行っている作業内容と相違度合いが高いということであることが経験的に知られている。そのため、仮眠やゲームや体操、会話などといった、作業端末を離れた生産に直接寄与しない活動が気分転換として行われることが多かった。
なお、特許文献1は、ユーザのコンテキスト(状況)に応じて、予定上の空き時間に遂行すべきタスクを推薦することにより、タスクの予定管理を有効に行うことを目的とするものであって、ユーザの気分転換を図ることを目的とするものではない。特許文献2は、作業者にとって気分転換が必要なタイミングを検出し、休憩を取るよう促すものであって、生産に直接寄与し、ユーザにとって気分転換になりうる作業をユーザに提示するものではない。特許文献3は、作業者状態に適した休憩の方法をガイダンスすることで、作業者の生産性を向上させるものであって、生産に直接寄与し、ユーザにとって気分転換になりうる作業をユーザに提示するものではない。
本発明は、このような問題に鑑みてなされたものであり、生産に直接寄与し、ユーザにとって気分転換になる可能性の高い作業をユーザに提示する気分転換支援装置、気分転換支援方法およびプログラムを提供することを目的とする。
本発明の第1の観点に係る気分転換支援装置は、
ユーザの状態を示す状態情報を取得する状態情報取得手段と、
前記状態情報に基づいて、前記ユーザに気分転換が必要か否かを判定する判定手段と、
前記ユーザの特性を表すユーザ情報を記憶するユーザ情報記憶手段と、
前記ユーザの現在の作業内容を示す作業内容情報を取得する作業内容取得手段と、
気分転換になりうる作業を表す候補作業情報を記憶する作業記憶手段と、
前記判定手段が、前記ユーザに気分転換が必要であると判定した場合、前記ユーザ情報および前記作業内容情報に基づいて、前記ユーザに適した前記候補作業情報を検索するための条件文を作成する条件文作成手段と、
前記作業記憶手段が記憶する前記候補作業情報の中から、前記条件文作成手段が作成した条件文に合致する前記候補作業情報を検索する検索手段と、
前記検索手段が検索した前記候補作業情報をユーザに提示する提示手段と、
を備えることを特徴とする。
本発明の第2の観点に係る気分転換支援方法は、
ユーザの状態を示す状態情報を取得する状態情報取得ステップと、
前記状態情報に基づいて、前記ユーザに気分転換が必要か否かを判定する判定ステップと、
前記ユーザの特性を表すユーザ情報を記憶するユーザ情報記憶ステップと、
前記ユーザの現在の作業内容を示す作業内容情報を取得する作業内容取得ステップと、
気分転換になりうる作業を表す候補作業情報を記憶する作業記憶ステップと、
前記判定ステップで、前記ユーザに気分転換が必要であると判定した場合、前記ユーザ情報および前記作業内容情報に基づいて、前記ユーザに適した前記候補作業情報を検索するための条件文を作成する条件文作成ステップと、
前記作業記憶ステップで記憶する前記候補作業情報の中から、前記条件文作成ステップで作成した条件文に合致する前記候補作業情報を検索する検索ステップと、
前記検索ステップで検索した前記候補作業情報をユーザに提示する提示ステップと、
を備えることを特徴とする。
本発明の第3の観点に係るプログラムは、コンピュータに
ユーザの状態を示す状態情報を取得する状態情報取得ステップと、
前記状態情報に基づいて、前記ユーザに気分転換が必要か否かを判定する判定ステップと、
前記ユーザの特性を表すユーザ情報を記憶するユーザ情報記憶ステップと、
前記ユーザの現在の作業内容を示す作業内容情報を取得する作業内容取得ステップと、
気分転換になりうる作業を表す候補作業情報を記憶する作業記憶ステップと、
前記判定ステップで、前記ユーザに気分転換が必要であると判定した場合、前記ユーザ情報および前記作業内容情報に基づいて、前記ユーザに適した前記候補作業情報を検索するための条件文を作成する条件文作成ステップと、
前記作業記憶ステップで記憶する前記候補作業情報の中から、前記条件文作成ステップで作成した条件文に合致する前記候補作業情報を検索する検索ステップと、
前記検索ステップで検索した前記候補作業情報をユーザに提示する提示ステップと、
を実行させることを特徴とする。
本発明によれば、生産に直接寄与し、ユーザにとって気分転換になる可能性の高い作業をユーザに提示することができる。
本発明の実施の形態1に係る気分転換支援システムの構成例を示すブロック図である。 実施の形態1に係る気分転換支援システムにおける端末の構成の詳細を示すブロック図である。 作業検出部の作業内容情報の検出方法の一例を説明する図である。 実施の形態1に係る候補作業情報を表示した画像の一例を示す図である。 実施の形態1に係る気分転換支援の動作の一例を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態2に係る気分転換支援システムの構成例を示すブロック図である。 実施の形態2に係る気分転換支援の動作の一例を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態3に係る気分転換支援システムの構成例を示すブロック図である。 実施の形態3に係る気分転換支援の動作の一例を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態に係る気分転換支援装置のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。
本発明において、状態情報とは、ユーザの状態を示す情報であって、ユーザの心拍数や筋電位などの生体情報やユーザが操作した端末ログやミスタイプなどの端末操作情報などである。ユーザ情報とは、ユーザの興味、知識や能力などを示すユーザに関する情報である。候補作業情報とは、ユーザにとって気分転換になりうる作業(以下、気分転換作業と呼ぶ)を示す情報である。効果情報とは、ユーザが実行した気分転換作業の効果を示している。たとえば、作業Aの途中で気分転換作業Bを行った場合、気分転換作業Bにかかった時間と、作業Aを再開後、作業効率がどれだけ向上したかを示す値を効果情報として算出する。なお、本発明における気分転換作業とは、ユーザが属する企業には役に立たないが、社会にとって役に立つ可能性がある作業を含み、生産に直接寄与する作業のことを示す。この点で、先行技術文献の特許文献2および3に記載のシステムにおける「休憩」とは相違する。
以下に、発明を実施するための形態について図面を参照して詳細に説明する。なお、図中同一または相当する部分には同じ符号を付す。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1に係る気分転換支援システムの構成例を示すブロック図である。気分転換支援システム101は、気分転換支援装置1および端末6から構成される。気分転換支援装置1と端末6は、ネットワーク(図示せず)を介して相互に通信可能である。端末6は代表して1台で図示するが、複数の端末6がネットワークに接続される場合がある。また端末6は、気分転換支援装置1の一部であるか、または、附属の装置の場合がある。
気分転換支援装置1は、情報取得部11、情報記憶部12、判定部13、条件文生成部14、検索部15、作業記憶部16および表示生成部17を備える。情報記憶部12および作業記憶部16は、ネットワークを介して気分転換支援装置1に接続される別の装置の場合がある。
情報取得部11は、端末6からユーザの状態を示す状態情報と、ユーザが入力したユーザに関する情報であるユーザ情報と、ユーザが実行中の作業内容を示す作業内容情報とを受け取る。
情報記憶部12は、情報取得部11が受け取った状態情報、ユーザ情報および作業内容情報を記憶する。なお、ユーザ情報は予め情報記憶部12が記憶していることとしてもよい。
判定部13は、情報取得部11が取得したユーザの状態情報に基づいて、ユーザに気分転換が必要か否かを判定する。
条件文生成部14は、判定部13がユーザに気分転換が必要であると判定すると、ユーザ情報および作業内容情報に基づいて、当該ユーザにとって気分転換になる可能性の高い候補作業情報を検索するための条件文を生成する。
検索部15は、後述する作業記憶部16が記憶する候補作業情報の中から、条件文生成部14が生成した条件文に合致する候補作業情報を検索する。
作業記憶部16は、気分転換作業を表す候補作業情報を複数記憶している。
表示生成部17は、検索部15が検索した候補作業情報を表示する画像を生成し、端末6に送信する。なお、表示生成部17は、検索部15が検索した候補作業情報を出力する音声を生成し、端末6に送信することとしてもよい。
端末6は、状態情報取得部61と入力部62と作業検出部63と表示部64とを備える。状態情報取得部61は、ユーザが装着している筋電位センサーや心拍計など(図示せず)から、ユーザの生体情報を取得する。また、状態情報取得部61は、ユーザの端末操作を入力部62から取得する。入力部62は、ユーザによる作業やユーザ情報の入力を受け付ける。作業検出部63は、ユーザが現在どのような作業を行っているかを示す作業内容情報を検出する。表示部64は、気分転換支援装置1の表示生成部17から送られた画像を表示する。また、表示部64は、表示生成部17から送られた情報が音声であった場合は、音声を出力することとしてもよい。なお、端末6は、たとえばPC、携帯電話、PDA(Personal Digital Assistant)などのように、情報を入力可能であって提示可能な端末であれば何でもよい。
図2は、実施の形態1に係る気分転換支援システムにおける端末の構成の詳細を示すブロック図である。気分転換支援システム101における端末6の状態情報取得部61は、生体センサおよび端末操作記録部から構成される。生体センサはユーザの心拍数を検出する心拍センサ、ユーザの筋電位を検出する筋電位センサなどで構成される。端末操作記録部はユーザAが入力部62に入力した際の端末ログやミスタイプの情報を入力部62から取得し、記録する。状態情報取得部61は、これらの心拍数、筋電位、端末ログ、ミスタイプの発生率などの情報を状態情報として気分転換支援装置1に送信する。情報取得部11は、これらの状態情報を取得し、情報記憶部12に記憶させる。また、情報取得部11は、状態情報を判定部13に送る。判定部13は、情報取得部11が取得した状態情報に基づいて、ユーザAに気分転換が必要か否かを判定する。例えば、心拍数、筋電位などの生体情報の値に所定の係数をかけることで、等価の値として扱うことができる疲労度に変換し、合算した疲労度が所定の閾値以上であればユーザAに気分転換が必要であると判定する。あるいは、端末ログから作業効率が低下していると判断できる場合やミスタイプの発生率から疲労していると判断できる場合に、ユーザAに気分転換が必要であると判定する。具体的には、端末ログに基づいて、単位時間あたりの入力したデータ量が所定の閾値よりも減少した場合に作業効率が低下していると判断し、単位時間あたりのミスタイプの数が所定の閾値よりも増加した場合に疲労していると判断する。
ユーザAは、予め入力部62に自分の興味、知識、能力などのユーザ情報を入力し、入力部62は、ユーザAのユーザ情報を送信する。情報取得部11は、ユーザAのユーザ情報を取得し、情報記憶部12に記憶させる。なお、端末6は、状態情報取得部61の端末操作記録部が記録した端末ログなどに基づいて、ユーザの興味、知識、能力などを示すユーザ情報を生成し、気分転換支援装置1に送信することとしてもよい。
作業検出部63は、ユーザAが端末6で行っている作業の内容について、ファイル名やその拡張子などから、拡張子と作業種別対応表やファイル名とプロジェクト対応表などを参照して、どのような作業を行っているかを示す作業内容情報(例:プロジェクト名および作業種別)を検出し、定期的に気分転換支援装置1に送信する。情報取得部11は、ユーザAの作業内容情報を取得し、情報記憶部12に記憶させる。
判定部13がユーザAに気分転換が必要であると判定すると、条件文生成部14は、情報記憶部12に記憶されているユーザAのユーザ情報および作業内容情報に基づいて、ユーザAにとって気分転換になる可能性の高い候補作業情報を検索するための条件文を生成する。例えば、ユーザ情報および作業内容情報に基づいて、ユーザがボランティアに興味があると判明し、かつ、現在の作業内容が画像編集であったとすると、条件文の内容は、「ボランティアに関することであって、かつ、画像編集でない気分転換作業」とする。検索部15は、作業記憶部16が記憶する候補作業情報の中から、条件文生成部14が生成した条件文に合致する候補作業情報を検索する。表示生成部17は、検索部15が検索した候補作業情報を表示する画像を生成し、端末6に送信する。端末6は、候補作業情報を表示部64に表示する。
図3は、作業検出部の作業内容情報の検出方法の一例を説明する図である。端末6の作業検出部63は、ユーザが実行している作業内容を示す作業内容情報を継続的に検出している。作業内容情報とは、作業のプロジェクト名や作業種別などである。例えば、プロジェクト名は、作業者が作成しているファイルのファイル名から検出する。あるいは、プロジェクト名は、ユーザの作業スケジュールを示すスケジューラの情報やユーザが作成しているファイルのメタ情報から検出することとしてもよい。さらに、そのファイルを作成するために参照しているファイルからも、プロジェクト名を同定することができる。図3(a)は、ファイル名「共同文書執筆システム.java」のファイル40を示す図である。ファイル名が「共同文書執筆システム.java」であることから、共同文書執筆システムを作成していることが推定できる。ここで、ファイル名に予めプロジェクト名を付けている場合は、プロジェクト名は、「共同文書執筆システム」である。また、ユーザが行う作業スケジュールを管理するスケジューラの情報から現在時刻に実行している作業を特定し、そのプロジェクト名を検出することとしてもよい。さらに、作成しているファイル以外に、共同文書執筆に関する特許明細書を開いていたり、以前作成した共同文書執筆に関するファイルを参照している場合も、プロジェクト名を「共同文書執筆システム」と推定できる。
図3(b)は、ファイル名「system1.java」のファイルのメタ情報41を示す図である。ファイル名「system1.java」のように、ユーザが作成しているファイルのファイル名が明示的にプロジェクト名と関係性を示さない場合、当該ファイルのメタ情報を参照して、「プロジェクト名:共同文書執筆システム」からプロジェクト名を「共同文書執筆システム」と特定してもよい。あるいは、そのファイルが収容されているフォルダ名「場所:\project\共同文書執筆システム\YamadaTaro」からプロジェクト名を「共同文書執筆システム」と特定することとしてもよい。
図3(c)は、拡張子と作業種別対応表の一例を示す図である。作業検出部63は、拡張子と作業種別対応表を参照して、ユーザが作成しているファイルの拡張子から、文書作成、発表資料作成、プログラミングなどの作業種別を検出する。例えば、作業検出部63は、ファイル40やメタ情報41のファイル名の拡張子「java」から、java言語を使ったプログラミング作業を行っていることを特定する。同様に、ファイル名の拡張子が「ppt」であれば発表資料作成、拡張子が「txt」や「doc」であれば文書作成、拡張子が「html」であればウェブページ編集、拡張子が「psd」であれば画像編集というように作業種別を特定できる。なお、複数のファイルを同時に作成している場合は、一定時間内にもっとも長く費やした作業を、中心作業であるとする。
このようにして検出したプロジェクト名および作業種別を示す作業内容情報は、気分転換支援装置1の情報取得部11に定期的に送信される。あるいは、作業検出部63内に作業内容情報を時系列的に記録し、判定部13がユーザに気分転換が必要であると判定すると、条件文生成部14が作業検出部63に問い合わせて、現在の作業内容情報を取得することとしてもよい。
図4は、実施の形態1に係る候補作業情報を表示した画像の一例を示す図である。図4の例では、端末6の表示部64に表示された画像42は、「東南アジアでのボランティアの方法を教えてほしいという質問に回答する」という候補作業情報421を表示しており、その所要時間422を表示している。そして、候補作業情報421が表す気分転換作業を実行するためのリンク423を表示しており、ユーザがリンク423をクリックすると、候補作業情報421が表す気分転換作業を実行できる画面に遷移する。例えば、ユーザがリンク423をクリックすると、東南アジアでのボランティアの方法を教えてほしいという質問が表示されている回答欄を備えたウェブサイトに遷移し、その質問に回答することができる。リンク423はウェブサイトへのリンクに限らず、候補作業情報421が表す気分転換作業を実行するための端末6内のファイルへのリンクであってもよい。
図5は、実施の形態1に係る気分転換支援の動作の一例を示すフローチャートである。まず、情報取得部11は、端末6からユーザの状態情報を取得する(ステップS11)。判定部13は、情報取得部11が取得したユーザの状態情報に基づいてユーザに気分転換が必要か否かを判定する(ステップS12)。ユーザに気分転換が必要ないと判定した場合(ステップS12;NO)、作業を終了したか否かを判定する(ステップS19)。作業を終了しなかった場合(ステップS19;NO)、処理はステップS11に戻り、ステップS11〜ステップS19を繰り返す。作業を終了した場合(ステップS19;YES)、処理を終了する。
一方、ユーザに気分転換が必要であると判定した場合(ステップS12;YES)、条件文生成部14は、情報記憶部12からユーザ情報を呼び出す(ステップS13)。また、条件文生成部14は、情報記憶部12から現在ユーザが実行している作業内容情報を呼び出す(ステップS14)。次に、条件文生成部14は、情報記憶部12から呼び出したユーザ情報および作業内容情報に基づいて、ユーザが気分転換できる可能性の高い候補作業情報を検索するための条件文を生成する(ステップS15)。検索部15は、条件文生成部14が生成した条件文に合致する候補作業情報を作業記憶部16から検索する(ステップS16)。表示生成部17は、検索部15が検索した候補作業情報を表示した画像を生成し(ステップS17)、端末6に送信してユーザに提示する(ステップS18)。ここで、作業を終了しなかった場合(ステップS19;NO)、処理はステップS11に戻り、ステップS11〜ステップS19を繰り返す。作業を終了した場合(ステップS19;YES)、処理を終了する。
以上説明したように実施の形態1の気分転換支援システム101によれば、ユーザにとって気分転換になる可能性の高い候補作業情報をユーザに提示することができる。これによりユーザの作業能率向上が期待できる。また、気分転換として行う作業は、作業者自身がやるべき作業であったり、作業者の能力を必要とする生産に直接寄与する作業であるため、自分自身の仕事を全体として効率的に進めたり、他者に貢献することができる。
(実施の形態2)
図6は、本発明の実施の形態2に係る気分転換支援システムの構成例を示すブロック図である。気分転換支援システム102は、実施の形態1に係る気分転換支援システム101に時間設定部18が追加されている。実施の形態2では、時間設定部18は、ユーザが気分転換作業に費やす時間の時間的条件を設定する。時間設定部18は、条件文生成部14からの問い合わせに対し、設定された時間的条件を返し、条件文生成部14は、時間設定部18から受け取った時間的条件を条件文に追加して生成する。
気分転換作業をしていると、つい熱中してしまい、中心的業務の作業の再開を先延ばしにしてしまうことが往々にしてある。時間設定部18は、この問題を回避するため、中心的業務の作業の時間と比較して、気分転換作業に費やす時間が冗長にならないような条件を生成する。条件の作り方は、次の(1)、(2)の2通りある。
(1)直接、気分転換作業を実施する時間的条件を設定する。例えば、気分転換作業を5分未満で終わらせたい場合は、「5分」を上限時間として設定する。
(2)気分転換が必要と判定される直前までに、ユーザが中心的業務の作業Aを実行していた時間と、それに対して気分転換作業Bに費やす時間の比率で時間的制限を設定する。例えば、「B=(1/10)A」を上限と設定すると、これまで作業にかけてきた時間の1/10の時間を上限時間とするという意味である。
(1)および(2)の値は、ユーザ自身、あるいはユーザの監督者が任意の値を設定することができる。
図7は、実施の形態2に係る気分転換支援の動作の一例を示すフローチャートである。まず、情報取得部11は、端末6からユーザの状態情報を取得する(ステップS21)。判定部13は、情報取得部11が取得したユーザの状態情報に基づいてユーザに気分転換が必要か否かを判定する(ステップS22)。ユーザに気分転換が必要ないと判定した場合(ステップS22;NO)、作業を終了したか否かを判定する(ステップS30)。作業を終了しなかった場合(ステップS30;NO)、処理はステップS21に戻り、ステップS21〜ステップS30を繰り返す。作業を終了した場合(ステップS30;YES)、処理を終了する。
一方、ユーザに気分転換が必要であると判定した場合(ステップS22;YES)、条件文生成部14は、情報記憶部12からユーザ情報を呼び出す(ステップS23)。また、条件文生成部14は、情報記憶部12から現在ユーザが実行している作業内容情報を呼び出す(ステップS24)。条件文生成部14は、時間設定部18に問い合わせて気分転換作業を実施する時間的制限を受け取る(ステップS25)。次に、条件文生成部14は、情報記憶部12から呼び出したユーザ情報および作業内容情報と時間設定部18から受け取った時間的制限とに基づいて、ユーザが気分転換できる可能性の高い候補作業情報を検索するための条件文を生成する(ステップS26)。検索部15は、条件文生成部14が生成した条件文に合致する候補作業情報を作業記憶部16から検索する(ステップS27)。表示生成部17は、検索部15が検索した候補作業情報を表示した画像を生成し(ステップS28)、端末6に送信してユーザに提示する(ステップS29)。ここで、作業を終了しなかった場合(ステップS30;NO)、処理はステップS21に戻り、ステップS21〜ステップS30を繰り返す。作業を終了した場合(ステップS30;YES)、処理を終了する。
以上説明したように実施の形態2の気分転換支援システム102によれば、気分転換の作業に必要以上に時間を使ってしまうことを防ぐことができる。気分転換を行っていると、つい気分転換のための作業に夢中になってしまい時間を忘れてしまうという問題を回避することができる。
(実施の形態3)
図8は、本発明の実施の形態3に係る気分転換支援システムの構成例を示すブロック図である。気分転換支援システム103は、実施の形態2に係る気分転換支援システム102に効果算出部19が追加されている。実施の形態3では、効果算出部19は、過去の状態情報に基づいて気分転換作業の所要時間と効果を示す効果情報を算出し、情報記憶部12に記憶させる。具体的に、効果算出部19は、気分転換作業を行うことで心身的な気分転換が図れるまでに要した時間(所要時間)と、作業再開後、中心的業務の作業の作業効率がどれだけ向上したか(効果)を示す情報を状態情報に基づいて算出し、効果情報として情報記憶部12に記憶させる。例えば、生体情報に基づいて心身的な気分転換が図れたか否かを判定することで、所要時間を算出し、端末ログから単位時間あたりに入力したデータ量を算出することで、効果を示す情報を算出する。
なお、効果算出部19は、端末ログから、気分転換作業で入力したデータ量を示す情報を算出することとし、当該情報を効果情報に含むこととしてもよい。この場合、ユーザごとの気分転換作業の作業効率を算出し、これに基づいて、ユーザにとって気分転換作業そのものが適切かどうか、および/または、中心的業務と気分転換作業の相乗効果で合計の仕事量と効率が向上したかどうかを判断することができる。これにより気分転換支援システムの学習になる。
また、効果算出部19は、ユーザが過去に行った中心的業務の作業とその時に行った気分転換作業の効果情報を対応付けて情報記憶部12に記憶させる。条件文生成部14は、現在ユーザが行っている中心的業務作業に対応する効果情報を情報記憶部12から呼び出し、当該効果情報を加味して条件文を生成する。例えば、現在ユーザが行っている中心的業務作業に対応する効果情報から、最も作業効率が向上した気分転換作業の内容が、ボランティアに関するものであって、質問に回答するものであったすると、「ボランティアに関するもの」および/または「質問に回答するもの」を条件文に加える。あるいは、作業効率が向上した気分転換作業の上位の気分転換作業の内容から、傾向を分析して条件文に加えてもよい。
また、効果算出部19は、ユーザが中心的業務の作業を行っているときに要する気分転換の時間と効果を分析し、ユーザに適した気分転換の時間を学習することとしてもよい。これにより、効果算出部19は、ユーザに適した気分転換作業の所要時間を時間設定部18に送り、時間設定部18は受け取った所要時間を時間的制限として条件文生成部14に送ることができる。あるいは、効果算出部19が時間設定部18の機能を併せ持ち、ユーザに適した気分転換作業の所要時間を時間的制限として条件文生成部14に送ることとしてもよい。
なお、本実施の形態では、効果算出部19は、過去の状態情報に基づいて気分転換作業の所要時間と効果を示す効果情報を算出して情報記憶部12に記憶させ、条件文生成部14は、現在ユーザが行っている中心的業務作業に対応する効果情報を情報記憶部12から呼び出し、当該効果情報を加味して条件文を生成することとしているが、本発明はこれに限定されない。効果算出部19は、条件文生成部14からの問い合わせに対し、現在ユーザが実行中の中心的業務の作業に対応する効果情報に基づいて効果的な気分転換作業の条件を返すことしてもよい。あるいは、効果算出部19は、検索部15が検索した複数の候補作業情報の中から最も効果が高い気分転換作業を表す候補作業情報を抽出して表示生成部17に送ることとしてもよい。
図9は、実施の形態3に係る気分転換支援の動作の一例を示すフローチャートである。まず、情報取得部11は、端末6からユーザの状態情報を取得する(ステップS31)。判定部13は、情報取得部11が取得したユーザの状態情報に基づいてユーザに気分転換が必要か否かを判定する(ステップS32)。ユーザに気分転換が必要ないと判定した場合(ステップS32;NO)、作業を終了したか否かを判定する(ステップS41)。作業を終了しなかった場合(ステップS41;NO)、処理はステップS31に戻り、ステップS31〜ステップS41を繰り返す。作業を終了した場合(ステップS41;YES)、処理を終了する。
一方、ユーザに気分転換が必要であると判定した場合(ステップS32;YES)、条件文生成部14は、情報記憶部12からユーザ情報を呼び出す(ステップS33)。また、条件文生成部14は、情報記憶部12から現在ユーザが実行している作業内容情報を呼び出す(ステップS34)。条件文生成部14は、時間設定部18に問い合わせて気分転換作業を実施する時間的制限を受け取る(ステップS35)。さらに、条件文生成部14は、情報記憶部12から現在ユーザが行っている中心的業務作業に対応する効果情報を呼び出す(ステップS36)。次に、条件文生成部14は、情報記憶部12から呼び出したユーザ情報、作業内容情報および効果情報と時間設定部18から受け取った時間的制限とに基づいて、ユーザが気分転換できる可能性の高い候補作業情報を検索するための条件文を生成する(ステップS37)。検索部15は、条件文生成部14が生成した条件文に合致する候補作業情報を作業記憶部16から検索する(ステップS38)。表示生成部17は、検索部15が検索した候補作業情報を表示した画像を生成し(ステップS39)、端末6に送信してユーザに提示する(ステップS40)。ここで、作業を終了しなかった場合(ステップS41;NO)、処理はステップS31に戻り、ステップS31〜ステップS41を繰り返す。作業を終了した場合(ステップS41;YES)、処理を終了する。
以上説明したように実施の形態3の気分転換支援システム103によれば、気分転換後に作業者が中心的業務を再開すると、その中心的業務の作業効率が向上する確率の増大が期待できる。また、効果算出部19が気分転換作業の所要時間を分析し、学習することで、ユーザ自身やユーザの監督者が時間的条件を設定しなくても、自動で効果的な時間的条件を設定することができる。
図10は、図1、2、6または8に示す気分転換支援装置のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。気分転換支援装置1は、図10に示すように、制御部21、主記憶部22、外部記憶部23、操作部24、表示部25、入出力部26および送受信部27を備える。主記憶部22、外部記憶部23、操作部24、表示部25、入出力部26および送受信部27はいずれも内部バス20を介して制御部21に接続されている。
制御部21はCPU(Central Processing Unit)等から構成され、外部記憶部23に記憶されている制御プログラム30に従って、気分転換支援装置1の情報取得部11、判定部13、条件文生成部14、検索部15および表示生成部17の各処理を実行する。
主記憶部22はRAM(Random-Access Memory)等から構成され、外部記憶部23に記憶されている制御プログラム30をロードし、制御部21の作業領域として用いられる。
外部記憶部23は、フラッシュメモリ、ハードディスク、DVD−RAM(Digital Versatile Disc Random-Access Memory)、DVD−RW(Digital Versatile Disc ReWritable)等の不揮発性メモリから構成され、気分転換支援装置1の処理を制御部21に行わせるためのプログラムをあらかじめ記憶し、また、制御部21の指示に従って、このプログラムが記憶するデータを制御部21に供給し、制御部21から供給されたデータを記憶する。気分転換支援装置1の情報記憶部12および作業記憶部16は、外部記憶部23に構成される。
操作部24はキーボードおよびマウスなどのポインティングデバイス等と、キーボードおよびポインティングデバイス等を内部バス20に接続するインターフェース装置から構成されている。ユーザがユーザ情報を入力する場合や、気分転換作業を実施する時間的条件を設定する場合などは、操作部24を介して、指示が制御部21に供給される。図1、2、6または8の端末6が気分転換支援装置1に含まれる構成では、操作部24が入力部62の場合がある。
表示部25は、CRT(Cathode Ray Tube)またはLCD(Liquid Crystal Display)などから構成され、ユーザおよび相手ユーザが自分の性格や互いの関係性などを入力する場合などは、操作画面を表示する。図1、2、6または8の端末6が気分転換支援装置1に含まれる構成では、表示部25が表示部64の場合がある。
入出力部26は、シリアルインタフェースまたはパラレルインタフェースから構成されている。入出力部26は、端末6が附属する装置の場合は、それと接続する。
送受信部27は、ネットワークに接続する網終端装置または無線通信装置、およびそれらと接続するシリアルインタフェースまたはLAN(Local Area Network)インタフェースから構成されている。送受信部27は、ネットワークを介して、端末6に接続する。
図1、2、6または8に示す気分転換支援装置1の情報取得部11、判定部13、条件文生成部14、検索部15および表示生成部17の各処理は、制御プログラム30が、制御部21、主記憶部22、外部記憶部23、操作部24、表示部25、入出力部26および送受信部27などを資源として用いて処理することによって実行する。
その他、本発明の好適な変形として、以下の構成が含まれる。
本発明の第1の観点に係る気分転換支援装置について、
好ましくは、気分転換になりうる作業を実施する時間的制限を設定する時間設定手段をさらに備え、
前記条件文作成手段は、前記時間的制限を加味して前記ユーザに適した気分転換になりうる作業を検索するための条件文を作成することを特徴とする。
好ましくは、過去の前記状態情報に基づいて、前記候補作業情報が示す気分転換になりうる作業の所要時間および効果を示す効果情報を算出する効果算出手段をさらに備え、
前記条件文作成手段は、前記効果情報を加味して前記ユーザに適した前記候補作業情報を検索するための条件文を作成することを特徴とする。
本発明の第2の観点に係る気分転換支援方法について、
好ましくは、気分転換になりうる作業を実施する時間的制限を設定する時間設定ステップをさらに備え、
前記条件文作成ステップは、前記時間的制限を加味して前記ユーザに適した気分転換になりうる作業を検索するための条件文を作成することを特徴とする。
好ましくは、過去の前記状態情報に基づいて、前記候補作業情報が示す気分転換になりうる作業の所要時間および効果を示す効果情報を算出する効果算出ステップをさらに備え、
前記条件文作成ステップは、前記効果情報を加味して前記ユーザに適した前記候補作業情報を検索するための条件文を作成することを特徴とする。
その他、前記のハードウエア構成やフローチャートは一例であり、任意に変更および修正が可能である。
情報取得部11、判定部13、条件文生成部14、検索部15、表示生成部17などから構成される気分転換支援処理を行う中心となる部分は、専用のシステムによらず、通常のコンピュータシステムを用いて実現可能である。例えば、前記の動作を実行するためのコンピュータプログラムを、コンピュータが読み取り可能な記憶媒体(フレキシブルディスク、CD−ROM、DVD−ROM等)に格納して配布し、当該コンピュータプログラムをコンピュータにインストールすることにより、前記の処理を実行する気分転換支援システム101、102および103を構成してもよい。また、インターネット等の通信ネットワーク上のサーバ装置が有する記憶装置に当該コンピュータプログラムを格納しておき、通常のコンピュータシステムがダウンロード等することで気分転換支援システム101、102および103を構成してもよい。
また、気分転換支援システム101、102および103の機能を、OS(オペレーティングシステム)とアプリケーションプログラムの分担、またはOSとアプリケーションプログラムとの協働により実現する場合などには、アプリケーションプログラム部分のみを記憶媒体や記憶装置に格納してもよい。
また、搬送波にコンピュータプログラムを重畳し、通信ネットワークを介して配信することも可能である。例えば、通信ネットワーク上の掲示板(BBS, Bulletin Board System)に前記コンピュータプログラムを掲示し、ネットワークを介して前記コンピュータプログラムを配信してもよい。そして、このコンピュータプログラムを起動し、OSの制御下で、他のアプリケーションプログラムと同様に実行することにより、前記の処理を実行できるように構成してもよい。
1 気分転換支援装置
6 端末
11 情報取得部
12 情報記憶部
13 判定部
14 条件文生成部
15 検索部
16 作業記憶部
17 表示生成部
18 時間設定部
19 効果算出部
21 制御部
22 主記憶部
23 外部記憶部
24 操作部
25 表示部
26 入出力部
27 送受信部
30 制御プログラム
61 状態情報取得部
62 入力部
63 作業検出部
64 表示部
101、102、103 気分転換支援システム

Claims (7)

  1. ユーザの状態を示す状態情報を取得する状態情報取得手段と、
    前記状態情報に基づいて、前記ユーザに気分転換が必要か否かを判定する判定手段と、
    前記ユーザの特性を表すユーザ情報を記憶するユーザ情報記憶手段と、
    前記ユーザの現在の作業内容を示す作業内容情報を取得する作業内容取得手段と、
    気分転換になりうる作業を表す候補作業情報を記憶する作業記憶手段と、
    前記判定手段が、前記ユーザに気分転換が必要であると判定した場合、前記ユーザ情報および前記作業内容情報に基づいて、前記ユーザに適した前記候補作業情報を検索するための条件文を作成する条件文作成手段と、
    前記作業記憶手段が記憶する前記候補作業情報の中から、前記条件文作成手段が作成した条件文に合致する前記候補作業情報を検索する検索手段と、
    前記検索手段が検索した前記候補作業情報をユーザに提示する提示手段と、
    を備えることを特徴とする気分転換支援装置。
  2. 気分転換になりうる作業を実施する時間的制限を設定する時間設定手段をさらに備え、
    前記条件文作成手段は、前記時間的制限を加味して前記ユーザに適した気分転換になりうる作業を検索するための条件文を作成することを特徴とする請求項1に記載の気分転換支援装置。
  3. 過去の前記状態情報に基づいて、前記候補作業情報が示す気分転換になりうる作業の所要時間および効果を示す効果情報を算出する効果算出手段をさらに備え、
    前記条件文作成手段は、前記効果情報を加味して前記ユーザに適した前記候補作業情報を検索するための条件文を作成することを特徴とする請求項1または2に記載の気分転換支援装置。
  4. ユーザの状態を示す状態情報を取得する状態情報取得ステップと、
    前記状態情報に基づいて、前記ユーザに気分転換が必要か否かを判定する判定ステップと、
    前記ユーザの特性を表すユーザ情報を記憶するユーザ情報記憶ステップと、
    前記ユーザの現在の作業内容を示す作業内容情報を取得する作業内容取得ステップと、
    気分転換になりうる作業を表す候補作業情報を記憶する作業記憶ステップと、
    前記判定ステップで、前記ユーザに気分転換が必要であると判定した場合、前記ユーザ情報および前記作業内容情報に基づいて、前記ユーザに適した前記候補作業情報を検索するための条件文を作成する条件文作成ステップと、
    前記作業記憶ステップで記憶する前記候補作業情報の中から、前記条件文作成ステップで作成した条件文に合致する前記候補作業情報を検索する検索ステップと、
    前記検索ステップで検索した前記候補作業情報をユーザに提示する提示ステップと、
    を備えることを特徴とする気分転換支援方法。
  5. 気分転換になりうる作業を実施する時間的制限を設定する時間設定ステップをさらに備え、
    前記条件文作成ステップは、前記時間的制限を加味して前記ユーザに適した気分転換になりうる作業を検索するための条件文を作成することを特徴とする請求項4に記載の気分転換支援方法。
  6. 過去の前記状態情報に基づいて、前記候補作業情報が示す気分転換になりうる作業の所要時間および効果を示す効果情報を算出する効果算出ステップをさらに備え、
    前記条件文作成ステップは、前記効果情報を加味して前記ユーザに適した前記候補作業情報を検索するための条件文を作成することを特徴とする請求項4または5に記載の気分転換支援方法。
  7. コンピュータに、
    ユーザの状態を示す状態情報を取得する状態情報取得ステップと、
    前記状態情報に基づいて、前記ユーザに気分転換が必要か否かを判定する判定ステップと、
    前記ユーザの特性を表すユーザ情報を記憶するユーザ情報記憶ステップと、
    前記ユーザの現在の作業内容を示す作業内容情報を取得する作業内容取得ステップと、
    気分転換になりうる作業を表す候補作業情報を記憶する作業記憶ステップと、
    前記判定ステップで、前記ユーザに気分転換が必要であると判定した場合、前記ユーザ情報および前記作業内容情報に基づいて、前記ユーザに適した前記候補作業情報を検索するための条件文を作成する条件文作成ステップと、
    前記作業記憶ステップで記憶する前記候補作業情報の中から、前記条件文作成ステップで作成した条件文に合致する前記候補作業情報を検索する検索ステップと、
    前記検索ステップで検索した前記候補作業情報をユーザに提示する提示ステップと、
    を実行させることを特徴とするプログラム。
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