JP2011117651A - 玩具ガス銃用ガスタンク - Google Patents

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Abstract

【課題】気化したガスを放出する際に液化ガスが混ざり難く、気化したガスの安定放出や、噴出初速を高められ、液化ガスの効率(燃費)が向上し、弾の発射に関する諸性能が向上し、構成簡素で、量産し易く、経済的な玩具ガス銃用ガスタンクを提供する。
【解決手段】ガスタンクA内を隔壁4で第一ガス気蓄室5aと第二ガス気蓄室5bに区画し、第一ガス気蓄室5aの下部に、液化ガスが注入可能な注入バルブ35を設け、第二ガス気蓄室5bの上部に、気化したガスが主バルブ20の動作によって放出可能となるガス放出バルブを設け、隔壁4の上部に設けた第一ガス気蓄室5aと第二ガス気蓄室5bとを連通する連通路内に、ボール弁15を内装し、ボール弁15は、第一ガス気蓄室5a内と第二ガス気蓄室5b内とに所定の圧力差が生じたときに、気化状態或いは液化状態のガスが第一ガス気蓄室5a内から第二ガス気蓄室5b内に移動できるよう構成する。
【選択図】図1

Description

本発明は、引金の操作に連繋せしめて、気化したガスを瞬時に放出することにより、球形の弾(所謂BB弾)を発射できるように構成された玩具ガス銃に於いて、この玩具ガス銃に内装されており、ガスボンベから注入された液化ガスを所定量貯蔵しておけると共に、気化したガスを気蓄しておけるように構成された玩具ガス銃用ガスタンクに係り、特に、弾を発射すべく気化したガスを放出する際に、これに液化ガスが混ざることなく放出できて、気化したガスの安定供給を可能とすると共に、弾を発射する際の気化したガスの噴出初速を高められるようにし、しかも、注入された液化ガスの効率(燃費)を向上させ、弾の発射に関する諸性能を向上できるように工夫した玩具ガス銃用ガスタンクに関するものである。
従来、この種の玩具ガス銃用ガスタンクにあっては、例えば、ライフル型の玩具ガス銃に設けられたガスタンクとして特許文献1に示すようなものがあり、これは、レシーバの下部筺体内に、カセット方式で給弾部とガス蓄圧室(ガスタンク)を着脱自在に内蔵させたもので、ガス蓄圧室(ガスタンク)は、水平方向に長く形成され、ガス蓄圧室がわから筒内へ通じる孔に相当する位置に切欠き部を形成し、孔を通じて切欠き部に達している回動カムのアーム部によってバルブが押し下げられると、バルブが開放状態となって気蓄室のガスが孔及び切欠き部を介して上方に噴出するように構成されたものである。
特開2003−75096号公報
ところが、前述のようなガス蓄圧室(ガスタンク)は、玩具ガス銃の姿勢(傾き)によっては、貯蔵されている液化ガスが、気化したガスを通過させる孔に被ることがあり、このとき、気化したガスを放出すると、液化ガスが混じったものが放出される虞があった(例えば、本願の図6に示すような状態で引金を操作した場合、気化されたガスに液化ガスが混じって放出される。)。
すなわち、気化されたガスに液化ガスが混じったものが放出されてしまうと、混じった液化ガスが気化するときの気化熱により、銃身等の冷えを生じさせ、弾を噴出する速度を低下させてしまう問題点があった。また、気化されたガスに液化ガスが混じっていることにより、発射毎に一定でなければならない弾の発射速度が不安定となり、命中精度が悪くなる難点や、弾の発射性能自体を低下させてしまう難点があった。しかも、貯蔵してある液化ガスの消費も早くなり、一回の液化ガスの補充に対する弾の発射回数を著しく低下させてしまう問題点等もあった。
そこで、本発明は、前述の如き問題点等を解消すべく創出されたもので、請求項1記載の玩具ガス銃用ガスタンクAにあっては、気化したガスを放出して弾50を発射できるように構成された玩具ガス銃に内装されており、ガスボンベ70から注入された液化ガスを所定量貯蔵しておけると共に、気化したガスを気蓄しておけるよう構成されたガスタンクAに於いて、ガスタンクA内を水平方向に於いて二つに区画する隔壁4を設けて、ガスタンクA内のガス気蓄室を第一ガス気蓄室5aと第二ガス気蓄室5bとに区画し、第一ガス気蓄室5aの下部に、ガスボンベ70から液化ガスが注入可能となるよう形成された注入バルブ35を設け、第二ガス気蓄室5bの上部に、気化したガスが主バルブ20の動作によって放出可能となるガス放出バルブを設け、隔壁4の上部に、第一ガス気蓄室5aと第二ガス気蓄室5bとを連通する連通路11を設けると共に、この連通路11内に逆止弁機構を内装し、この逆止弁機構は、第一ガス気蓄室5a内と第二ガス気蓄室5b内とに所定の圧力差が生じたときに、気化状態或いは液化状態のガスが第一ガス気蓄室5a内から第二ガス気蓄室5b内に移動できるように構成する手段を採用した。
また、請求項2記載の玩具ガス銃用ガスタンクAにあっては、前記逆止弁機構は、連通路11に内装されるボール弁15とスプリング16とからなり、ボール弁15は、連通路11に設けた弁座11aに圧接されることで連通路11を閉鎖できるように形成され、スプリング16は、その弾発力がボール弁15を弁座11aに常時圧接せしめるように付勢され、第一ガス気蓄室5a内の圧力と第二ガス気蓄室5b内の圧力とに所定の圧力差が生じたときに、ボール弁15がスプリング16の弾発力に抗して弁座11aから離れる向きに移動することにより、連通路11が開かれて、第一ガス気蓄室5a内の気化状態或いは液化状態のガスが第二ガス気蓄室5b内に移動できるよう構成する手段を採用した。
従って、請求項1の玩具ガス銃用ガスタンクAによれば、弾50を発射すべく気化したガスを放出する際に、これに液化ガスが混ざり難いものとなり、弾50を発射する際の気化したガスの噴出初速を高められるようになると共に、気化したガスの安定放出が可能となる。すなわち、弾50の発射速度が安定的となり、命中精度が良くなり、弾50の発射に関する諸性能を向上できるようになる。
更に、貯蔵されている液化ガスの無駄な消費を抑えられるようになり、注入された液化ガスの効率(燃費)を向上させることができるようになる。
しかも、構成が簡素で、小型、コンパクトに構成でき、組立て易く、量産に適し、玩具銃に組込み易いため、どのようなタイプの玩具ガス銃にも利用でき、経済的な玩具ガス銃用ガスタンクとなる。
加えて、ガスタンクA内を水平方向に於いて二つに区画する隔壁4を設けて、ガスタンクA内のガス気蓄室を第一ガス気蓄室5aと第二ガス気蓄室5bとに区画し、第一ガス気蓄室5aの下部に、ガスボンベ70から液化ガスが注入可能となるよう形成された注入バルブ35を設け、第二ガス気蓄室5bの上部に、気化したガスが主バルブ20の動作によって放出可能となるガス放出バルブを設け、隔壁4の上部に、第一ガス気蓄室5aと第二ガス気蓄室5bとを連通する連通路11を設けると共に、この連通路11内に逆止弁機構を内装したので、例えば、注入バルブ35を上に向けるように玩具ガス銃を持って、ガスボンベ70によって注入バルブ35から液化ガスを注入した場合は、液化ガスは、先ず、第一ガス気蓄室5a内に注入され、すると、第一ガス気蓄室5a内の圧力が高くなり、逆止弁機構が作動して連通路11が開き、この連通路11を介して液化ガスの一部或いは気化されたガスが第二ガス気蓄室5b内にスムーズに注入されるようになる(図3参照)。このとき、第二ガス気蓄室5b内の液化ガスは僅かで、多くの液化ガスは第一ガス気蓄室5a内に留められるようになる(図4参照)。
すなわち、弾50を発射する際には、玩具ガス銃をかなり大きく傾けない限りは、第二ガス気蓄室5b内の液化ガスが、ガス放出バルブの開口部に被るようなことにならず、気化されたガスに混じって液化ガスがガス放出バルブから放出されるような事態をより少なくできるようになる。特に、ライフル型の玩具ガス銃に内装されるガスタンクAのように水平方向に長い構成のものにより有効となる。
更に、弾50の発射によって第二ガス気蓄室5b内の気化ガスの圧力が低下すると、逆止弁機構が作動して連通路11が開き、第一ガス気蓄室5a内に気蓄されている気化されたガスが第二ガス気蓄室5b内に順次補充されるようになる。
また、請求項2の玩具ガス銃用ガスタンクAによれば、第一ガス気蓄室5a内の圧力と第二ガス気蓄室5b内の圧力とに所定の圧力差が生じたときには、ボール弁15がスプリング16の弾発力に抗して弁座11aから離れる向きにスムーズに移動できるようになり、連通路11を開いて、第一ガス気蓄室5a内の気化状態或いは液化状態のガスを第二ガス気蓄室5b内に速やかに移動できるようになる。
しかも、逆止弁機構自体の構成が簡素となり、確実な動作が期待でき、小型、コンパクトに形成することができて、ガスタンクAに組込み易いものとなる。
本発明の玩具ガス銃用ガスタンクを例示する正断面図である。 本発明の玩具ガス銃用ガスタンクを例示する分解斜視図である。 本発明の玩具ガス銃用ガスタンクにガスボンベから液化ガスを注入する状態を例示する正断面図である。 本発明の玩具ガス銃用ガスタンクに液化ガスが注入された状態を例示する正断面図である。 本発明の玩具ガス銃用ガスタンクに液化ガスが注入された後に、玩具ガス銃を上下方向に傾けた時の液化ガスの状態を例示する正断面図である。 隔壁を設けてない玩具ガス銃用ガスタンクに液化ガスが注入された後に、玩具ガス銃を上下方向に傾けた時の液化ガスの状態を例示する正断面図である。
以下、本発明を説明すると、次の通りである。
本発明は、引金60の操作に連繋せしめて、気化したガスを瞬時に放出することにより、樹脂製で球形の弾50(所謂BB弾)を発射できるように構成された玩具ガス銃に於いて、この玩具ガス銃に内装されており、ガスボンベ70から注入された液化ガスを所定量貯蔵しておけると共に、気化したガスを気蓄しておけるように構成された玩具ガス銃用ガスタンクAに係るものである。
具体的には、ガスタンクA内を水平方向に於いて二つに区画する隔壁4を設けて、ガスタンクA内のガス気蓄室を第一ガス気蓄室5aと第二ガス気蓄室5bとに区画する。
そして、第一ガス気蓄室5aの下部に、ガスボンベ70から液化ガスが注入可能となるよう形成された注入バルブ35を設け、第二ガス気蓄室5bの上部に、気化したガスが主バルブ20の動作によって放出可能となるガス放出バルブを設け、隔壁4の上部に、第一ガス気蓄室5aと第二ガス気蓄室5bとを連通する連通路11を設けると共に、この連通路11内に逆止弁機構を内装する。
更に、この逆止弁機構は、第一ガス気蓄室5a内と第二ガス気蓄室5b内とに所定の圧力差が生じたときに、気化状態或いは液化状態のガスが第一ガス気蓄室5a内から第二ガス気蓄室5b内に移動できるように構成することにより、前記課題を達成する。
図示例の玩具ガス銃用ガスタンクAは、ガスタンク本体1と、キャップ2と、主バルブハウジング3と、隔壁4と、逆止弁機構と、ガス放出バルブとを備えたものである。
前記ガスタンク本体1は、例えば、金属材によって構成されており、水平方向に長く形成され、薬室の下方に位置するように配設されている。
前記キャップ2は、例えば、金属材によって構成されており、ガスタンク本体1の前端部分に固定ピン7を介して固定されており、キャップ2とガスタンク本体1とで気蓄室を構成している。
前記主バルブハウジング3は、例えば、金属材によって構成されており、ガスタンク本体1の後端上部に固定ピン8、9を介して固定されている。しかも、ガスタンク本体1の後端部及び主バルブハウジング3内には、ガス放出バルブが内装され、主バルブハウジング3内にはガス流路6が形成されている。
前記隔壁4は、金属材によって構成されており、ガスタンク本体1内の中央部分にOリング12を介して気密状態に装着できるよう形成されていると共に、ガスタンク本体1内を前方がわの第一ガス気蓄室5aと、後方がわの第二ガス気蓄室5bとに区画できるよう形成されている。尚、隔壁4は、ガスタンク本体1に一体的に形成されたものであっても良い。
また、前記隔壁4の上部には、第一ガス気蓄室5aがわに突出するような筒状部10が一体的に設けられ、この筒状部10の先端部分には、Oリング18を介して弁座体17が気密状態に装着できるよう形成されている。しかも、この筒状部10及び弁座体17には、これらを貫通するような連通路11が設けられており、この連通路11内には、逆止弁機構が内装されている。
前記逆止弁機構は、連通路11に内装される球状のボール弁15とコイルスプリング状のスプリング16とからなり、ボール弁15は、弁座体17の連通路11に設けた弁座11aに圧接されることで連通路11を閉鎖できるように形成されている。また、スプリング16は、その基端部分が筒状部10の連通路11に設けたスプリング受座11bに当接し、その先端部分がボール弁15に当接して、その弾発力がボール弁15を弁座11aに常時圧接せしめられるように付勢されている。すなわち、第一ガス気蓄室5a内の圧力と第二ガス気蓄室5b内の圧力とに所定の(例えば、スプリング16の弾発力と、連通路11の弁座11aに於ける内径とによって設定される)圧力差が生じたときに、ボール弁15がスプリング16の弾発力に抗して弁座11aから離れる向きに移動することにより、連通路11が開かれて、第一ガス気蓄室5a内の気化状態或いは液化状態のガスが第二ガス気蓄室5b内に移動できるよう構成されている。
尚、連通路11は、スプリング16が収容される部分の内径が太くなるように構成されており、この部分の一端に弁座11aが形成されると共に、他端にスプリング受座11bが形成されている。
ところで、弁座体17に於ける連通路11の先端開口部分は、隔壁4から離れて第一ガス気蓄室5a内の中央上部に配されており、通常の使用時に於いて玩具ガス銃をかなり傾けて使用(弾50を発射)しても、第一ガス気蓄室5a内の液化ガスが、弁座体17に於ける連通路11の先端開口部分に被ることがないように形成されている。すなわち、第一ガス気蓄室5a内の液化ガスが、連通路11及び逆止弁機構を介して第二ガス気蓄室5b内に移動することを低減できるようになっている。
前記ガス放出バルブは、例えば、主バルブ20と、主バルブスリーブ21と、スプリング22と、複数のOリング23、24、25、26とを備えたものである。
前記主バルブ20は、例えば、金属材(或いは樹脂材や複合材でも良い)によって形成されており、全体が軸棒状を呈し、その長手方向下部に傘状に膨出する弁部が周設されている。しかも、主バルブ20は、上下方向に摺動自在となるように配されており、その上端部分は、主バルブハウジング3に設けた貫通孔を介して主バルブハウジング3外表面に露出するように形成されている。
前記主バルブスリーブ21は、例えば、金属材(或いは樹脂材や複合材でも良い)によって形成されており、その下端面には、主バルブ20の弁部によって開閉可能となるようなガスの流入口が設けられ、その前側面には、エルボ上のガス流路6を介して流入口に連通するようなガスの流出口が設けられている。
前記スプリング22は、例えば、コイルスプリング状を呈し、主バルブ20の下端部に装着されて、主バルブ20が常時上方に移動するような弾発力を付勢できるよう設けられたものである。すなわち、主バルブ20の弁部によって主バルブスリーブ21のガスの流入口を閉鎖できるように形成されている。
前記Oリング23、24、25、26は、例えば、ゴム材(或いは樹脂材や複合材でも良い)によって形成されており、主バルブ20とガスの流入口と間の気密状態の維持や、主バルブ20と主バルブハウジング3の貫通孔との間の気密状態の維持や、主バルブスリーブ21と主バルブハウジング3との間の隙間の気密状態の維持や、ガスタンク本体1と主バルブハウジング3との接続部分の間の気密状態の維持等を図るために設けられたものである。
図中27は、例えば、金属材(或いは樹脂材や複合材でも良い)によって棒状に形成される固定ピンで、この固定ピン27は、主バルブハウジング3に水平に貫通されると共に、主バルブスリーブ21の後側面に設けた凹部に係止されて、主バルブスリーブ21を主バルブハウジング3に安定的に固定できるようにしたものである。
図中30は、例えば、ゴム材(或いは樹脂材や複合材でも良い)によって形成されるパッキンで、このパッキン30は、主バルブハウジング3の前がわ上部にハウジングカバー31を介して固定されると共に、その中央空間部がガス流路6に連通されるように形成されている。すなわち、このパッキン30は、レシーバー内を前後に摺動するボルト本体40に密着すると共に、ボルト本体40の先端部分に設けたエルボ状のガス流路42と、主バルブハウジング3内のガス流路6との気密状態を維持できるように設けられたものである。
尚、前記ハウジングカバー31は、パッキン30を保護すると共に、パッキン30を所定位置に保持できるように設けられており、固定ネジ32を介して主バルブハウジング3に固定されている。
図中33は、例えば、ゴム材(或いは樹脂材や複合材でも良い)によって形成されるOリングで、このOリング33は、ガスタンク本体1とキャップ2との間の気密状態を維持できるように設けられたものである。
図中35は、例えば、ガスタンク本体1の前端下部に設けられた注入バルブで、この注入バルブ35からガスボンベ70内の液化ガスをガスタンクA内に注入できるようにしたものである。
図中41は、ボルト本体40の前部に内装されると共に、引金60に連繋して揺動し、主バルブ20の上端部分を下方に瞬時押し込めるよう形成されているバルブ用カムである。すなわち、このバルブ用カム41の揺動によって、ガス放出バルブが開くように形成されている。
前記ガス流路42は、ボルト本体40の前端部分に形成されると共に、ボルト本体40が最前方位置に停止しているときに、ガス流路6と、カートリッジ45の後端開口とを連通できるように形成されている。
前記カートリッジ45は、例えば、樹脂材(或いは金属材や複合材でも良い)によって構成されており、その前端開口部分には、樹脂材等によって所定寸法の球形状に形成された弾50(所謂BB弾)を装填できるよう形成されている。
本発明は、以上に述べた実施形態に限られるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲内で各種の変更が可能なものである。
しかして、本発明の玩具ガス銃用ガスタンクによれば、気化したガスを放出する際に液化ガスが混ざり難くなり、気化したガスの安定放出が可能で、気化したガスの噴出初速を高められ、液化ガスの効率(燃費)を向上でき、弾の発射に関する諸性能を向上できるようになる。
A ガスタンク
1 ガスタンク本体
2 キャップ
3 主バルブハウジング
4 隔壁
5a 第一ガス気蓄室
5b 第二ガス気蓄室
6 ガス流路
7 固定ピン
8 固定ピン
9 固定ピン
10 筒状部
11 連通路
11a 弁座
11b スプリング受座
12 Oリング
15 ボール弁
16 スプリング
17 弁座体
18 Oリング
20 主バルブ
21 主バルブスリーブ
22 スプリング
23 Oリング
24 Oリング
25 Oリング
26 Oリング
27 固定ピン
30 パッキン
31 ハウジングカバー
32 固定ネジ
33 Oリング
35 注入バルブ
40 ボルト本体
41 バルブ用カム
42 ガス流路
45 カートリッジ
50 弾
60 引金
70 ガスボンベ

Claims (2)

  1. 気化したガスを放出して弾を発射できるように構成された玩具ガス銃に内装されており、ガスボンベから注入された液化ガスを所定量貯蔵しておけると共に、気化したガスを気蓄しておけるよう構成されたガスタンクに於いて、ガスタンク内を水平方向に於いて二つに区画する隔壁を設けて、ガスタンク内のガス気蓄室を第一ガス気蓄室と第二ガス気蓄室とに区画し、第一ガス気蓄室の下部に、ガスボンベから液化ガスが注入可能となるよう形成された注入バルブを設け、第二ガス気蓄室の上部に、気化したガスが主バルブの動作によって放出可能となるガス放出バルブを設け、隔壁の上部に、第一ガス気蓄室と第二ガス気蓄室とを連通する連通路を設けると共に、この連通路内に逆止弁機構を内装し、この逆止弁機構は、第一ガス気蓄室内と第二ガス気蓄室内とに所定の圧力差が生じたときに、気化状態或いは液化状態のガスが第一ガス気蓄室内から第二ガス気蓄室内に移動できるように構成したことを特徴とする玩具ガス銃用ガスタンク。
  2. 前記逆止弁機構は、連通路に内装されるボール弁とスプリングとからなり、ボール弁は、連通路に設けた弁座に圧接されることで連通路を閉鎖できるように形成され、スプリングは、その弾発力がボール弁を弁座に常時圧接せしめるように付勢され、第一ガス気蓄室内の圧力と第二ガス気蓄室内の圧力とに所定の圧力差が生じたときに、ボール弁がスプリングの弾発力に抗して弁座から離れる向きに移動することにより、連通路が開かれて、第一ガス気蓄室内の気化状態或いは液化状態のガスが第二ガス気蓄室内に移動できるよう構成したことを特徴とする請求項1記載の玩具ガス銃用ガスタンク。
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