JPH07286799A - 加圧空気で発射する飛翔装置 - Google Patents

加圧空気で発射する飛翔装置

Info

Publication number
JPH07286799A
JPH07286799A JP6104817A JP10481794A JPH07286799A JP H07286799 A JPH07286799 A JP H07286799A JP 6104817 A JP6104817 A JP 6104817A JP 10481794 A JP10481794 A JP 10481794A JP H07286799 A JPH07286799 A JP H07286799A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
flying
container
valve body
packing
pressurized air
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP6104817A
Other languages
English (en)
Inventor
Terukazu Kawano
輝一 川野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Priority to JP6104817A priority Critical patent/JPH07286799A/ja
Publication of JPH07286799A publication Critical patent/JPH07286799A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Toys (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 簡単な発射部材で安全に飛翔容器を飛翔させ
る。 【構成】 飛翔装置は、空気を噴射して飛翔する飛翔容
器1と、発射部材3とを備える。発射部材3は、飛翔容
器1を脱着自在に装着する装着部3Aを有する。装着部
3Aにセットされた飛翔容器1の内面には、パッキン4
が押圧される。パッキン4は弁体5で押圧される。弁体
5は、パッキン4を押して拡開するテーパー部5Aを有
する。弁体5は、これを貫通して、飛翔容器1に加圧空
気を充填する空気孔6がある。空気孔6には逆止弁7を
連結している。弁体5はストッパ8で牽引状態に保持さ
れる。ストッパ8で弁体5を牽引して、飛翔容器1に加
圧空気を注入し、ストッパ8を解除して弁体5を移動さ
せて飛翔容器1を発射部材3から発射させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は加圧空気を噴射させて飛
翔容器を飛ばせる飛翔装置に関する。
【0002】
【従来の技術】加圧空気で飛翔容器を飛ばせる飛翔装置
は、たとえば火事等の非常時に使用されている。火事の
時に、梯子をかけて救助に行けないところに、飛翔容器
を飛ばす。飛翔装置には細いロープを連結している。飛
翔容器が所定の位置に飛ばされると、それを受け取った
避難者は、細いロープを引っ張って避難梯子等を引き上
げる。飛翔容器は、内部に充填された加圧空気を噴射し
て飛翔する。加圧空気と一緒に水を充填することもでき
る。飛翔容器には、2リットルの清涼飲料水を充填して
いるプラスチック製のボトル、通称プラボトルを使用で
きる。プラボトルに約1/3の水を充填し、約8kg気
圧の空気を充填した飛翔容器は、水平距離で約100も
飛ばせることができる。
【0003】従来の加圧空気で発射する飛翔装置の概略
断面図を図1に示す。この図に示す飛翔装置は、飛翔容
器1と発射筒2とを備える。この図に示す発射筒2は飛
翔容器1を収納する金属製の円筒である。円筒状の発射
筒2は、先端に蓋2Aを設けている。この飛翔装置は下
記のようにして、飛翔容器を飛ばせる。 (1) 発射筒2に飛翔容器1を入れる。飛翔容器1は開
口部を下にして発射筒2に入れる。 (2) 発射筒2の蓋2Aを閉じる。蓋2Aは、飛翔容器
1で押されても開かないようにロックする。 (3) 発射筒2の蓋2Aで飛翔容器1を飛び出さないよ
うにして、飛翔容器1に加圧空気を充填する。飛翔容器
1に加圧空気を充填するために、発射筒2の底には、飛
翔容器1に連結して空気を充填するノズル(図示せず)
を配設している。ノズルは飛翔容器の口に密着して空気
を充填でき、かつ発射筒2の蓋2Aを開けると飛翔容器
1がノズルから抜けて飛び出しできるように設計されて
いる。
【0004】(4) この状態で発射筒2の蓋2Aを開く
と、飛翔容器1は充填された加圧空気を噴射してその反
作用で飛翔する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】図1に示す飛翔装置
は、加圧空気を噴射して飛翔するので安全に使用でき
る。爆発の危険性がある火薬を使用しないで、飛翔容器
1を遠くに飛ばせることができるからである。しかしな
がら、図1に示す装置は、発射筒2の構造が複雑になる
欠点がある。それは、発射筒2の蓋2Aをロックして飛
翔容器1が飛び出すのを防止するからである。さらに、
飛翔容器1を遠くに飛ばせるために、充填する加圧空気
の圧力を高くすると、蓋2Aをロックするために極めて
強い力を必要とする。発射筒2から押し出されようとす
る飛翔容器1で、万一蓋2Aが開かれると、加圧空気を
充填するときに飛翔容器1が飛び出して危険な状態とな
る欠点もある。
【0006】さらに、この構造の飛翔装置は、飛翔容器
に加圧空気を充填した状態で簡単に運搬するのが難しい
欠点もある。飛翔容器を発射筒に挿入した状態で運搬す
るからである。
【0007】本発明は、この欠点を解決することを目的
に開発されたものである。本発明の重要な目的は、簡単
な機構で安全に飛翔容器を飛翔できる加圧空気で発射す
る飛翔装置を提供することにある。また、本発明の他の
重要な目的は、加圧空気を充填した飛翔容器を簡単かつ
容易に、しかも便利に運搬できる加圧空気で発射する飛
翔装置を提供するにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の加圧空気で発射
する飛翔装置は、前述の目的を達成するために下記の全
ての構成を備える。 (a) 飛翔装置は、口から加圧空気を噴射して飛翔す
る飛翔容器1と、この飛翔容器1を発射する発射部材3
とを備える。 (b) 飛翔容器1は、加圧空気を充填できるように、
口を閉塞した状態で気密に閉塞できる所定の容積に設計
されている。 (c) 発射部材3は、飛翔容器1の口を脱着自在に装
着する装着部3Aを有する。 (d) 発射部材3は、装着部3Aに装着された飛翔容
器1の口の内面にパッキン4を押圧する弁体5を備え
る。 (e) パッキン4はリング状で、弁体5の外側に位置
して飛翔容器1の口を気密に閉塞する。 (f) 弁体5は、パッキン4を拡開するテーパー部5
Aを有し、テーパー部5Aがパッキン4を拡開する状態
で、パッキン4が飛翔容器1の内面に気密に押圧され
る。 (g) 弁体5は、テーパー部5Aを貫通して、飛翔容
器1の内部に加圧空気を充填する空気孔6を有する。 (h) 飛翔容器1に充填した加圧空気が漏れるのを阻
止するために、空気孔6には逆止弁7を連結している。 (i) 弁体5は、加圧空気を充填するときに、飛翔容
器1が発射部材3から外れないように、牽引状態に保持
されてパッキン4を飛翔容器1の内面に押圧する状態に
保持するストッパ8を有する。 (j) 発射部材3の装着部3Aに飛翔容器1を装着
し、ストッパ8で弁体5を停止する状態で飛翔容器1に
加圧空気を注入し、ストッパ8を解除して弁体5を移動
して飛翔容器1を分離して発射部材3から飛翔させるよ
うに構成されている。
【0009】
【作用】本発明の加圧空気で発射する飛翔装置は下記の
ようにして使用する。 (1) ストッパ8を解除して、飛翔容器1を発射部材3
の装着部3Aにセットする。ストッパ8を解除すると弁
体5はパッキン4を拡開しない。この状態で、パッキン
4を飛翔容器1の口から挿入する。
【0010】(2) 弁体5を牽引して、テーパー部5A
でパッキン4を拡開させる。拡開するパッキン4は、飛
翔容器1の内面に押圧される。飛翔容器1の内面に押圧
されるパッキン4は、口を気密に閉塞する共に、飛翔容
器1が発射部材3から外れないようにする。パッキン4
は、好ましくは図1に示すように、飛翔容器1の口より
も内部の円錐部分1Aを押圧する。この部分を押圧する
パッキン4は、より確実に外れないように飛翔容器1を
発射部材3にセットする。
【0011】(3) ストッパ8で弁体5を牽引位置に停
止して、飛翔容器1を発射部材3に外れないように固定
する。この状態で弁体5の空気孔6から飛翔容器1に加
圧空気を充填する。飛翔容器1に充填された加圧空気
は、逆止弁7で漏れるのが阻止される。
【0012】(4) その後、ストッパ8を解除し、弁体
5を移動させる。弁体5が移動されると、弁体5のテー
パー部5Aがパッキン4を拡開しなくなり、パッキン4
が飛翔容器1の内面を押圧しなくなる。この状態になる
と、飛翔容器1が発射部材3から外れる。
【0013】(5) 飛翔容器1が発射部材3から外れる
と、飛翔容器1は加圧空気を噴射しながら飛翔する。
【0014】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。ただし、以下に示す実施例は、本発明の技術思想
を具体化するための加圧空気で発射する飛翔装置を例示
するものであって、本発明は飛翔装置を下記のものに特
定しない。
【0015】さらに、この明細書は、特許請求の範囲を
理解し易いように、実施例に示される部材に対応する番
号を、「特許請求の範囲の欄」、「作用の欄」、および
「課題を解決するための手段の欄」に示される部材に付
記している。ただ、特許請求の範囲に示される部材を、
実施例の部材に特定するものでは決してない。
【0016】図2に示す加圧空気で発射する飛翔装置
は、口から加圧空気を噴射して飛翔する飛翔容器1と、
この飛翔容器1を発射する発射部材3とを備える。
【0017】飛翔容器1は口を閉塞して気密に閉塞され
る所定の容積を有する。飛翔容器1には、清涼飲料水を
充填して市販しているプラボトルを使用できる。プラボ
トルは、1〜2リットルの内容積のものが最適である。
炭酸水を充填して市販しているプラボトル、たとえば、
コカコーラ(登録商標)のプラボトルが使用できる。炭
酸水を充填して市販しているプラボトルは耐圧容器であ
る。このため、内部に高圧の空気を充填して破損しない
強度を有する。プラボトルに代わってプラスチックを円
筒状に成形したプラスチック製の容器も使用できる。円
筒状の容器は、好ましくは細長い筒状に成形する。この
形状の飛翔容器は、目標に向かって直線状に飛翔する特
長がある。
【0018】プラスチックを成形した飛翔容器1は、一
定の圧力が作用すると破損する安全弁を設けるのがよ
い。安全弁は、プラスチックで成形する容器の一部を薄
くして設けることができる。薄く成形した安全弁は、一
定以上の圧力の加圧空気が充填されると破損して、飛翔
容器全体が破裂するのを防止する。安全弁には、従来か
ら使用されている全ての構造の弁を使用できる。飛翔容
器に安全弁を固定する開口を設け、この開口に安全弁を
固定することもできる。
【0019】発射部材3を図3に示す。この図の発射部
材3は、飛翔容器1の口を脱着自在に装着する装着部3
Aを有する。装着部3Aはリング状の溝で、飛翔容器1
の口を挿入できるようになっている。装着部3Aは、外
リング9と中心リング10との間に設けられている。外
リング9の内面に溝を設け、この溝で中心リング10と
の間に装着部3Aの溝を形成している。中心リング10
にパッキン4を固定して、装着部3Aの内面にもリング
状のパッキン4を配設している。パッキン4は装着部3
Aにセットされた飛翔容器1の内面に密着して、この部
分の空気漏れを阻止する。ただ、装着部3Aには必ずし
もパッキン4を必要としない。弁体5で押圧されるパッ
キン4が、飛翔容器1の内面に密着して空気漏れが阻止
されるからである。
【0020】さらに、発射部材3は、装着部3Aに装着
された飛翔容器1の口の内面にパッキン4を押し付け
て、飛翔容器1が発射部材3から外れるのを阻止する弁
体5を備える。弁体5で拡開されるパッキン4は円筒の
リング状である。円筒状のパッキン4は、固定バンド1
1を介して中心リング10に固定されている。パッキン
4は弁体5の外側に位置し、弁体5に拡開されて飛翔容
器1の内面に押圧される。
【0021】弁体5は、パッキン4の内面を押圧して拡
開するために、上端にテーパー部5Aがある。テーパー
部5Aは上方に向かって大きくなる円錐状をしている。
テーパー部5Aは、パッキン4を拡開して飛翔容器1の
内面に押圧できる外形をしている。
【0022】弁体5は、中心を貫通して飛翔容器1の内
部に加圧空気を充填する空気孔6を設けている。弁体5
は中心リング10に設けた貫通孔に軸方向に移動できる
ように挿入されている摺動軸5Bを有する。摺動軸5B
は、外形を中心リング10の中心に設けて貫通孔の内径
よりも多少細くして、軸方向に移動できるように中心リ
ング10の貫通孔に挿通されている。
【0023】弁体5の空気孔6には逆止弁7を設けてい
る。逆止弁7は、摺動軸5Bの下端から飛翔容器1に空
気を流入できるが、飛翔容器1から空気が逆流しないよ
うに連結している。逆止弁7の構造を図4に示す。この
逆止弁7は、空気の逆流を阻止するために弁座に押圧さ
れているボール7Aと、このボール7Aを弁座に押圧す
るスプリング7Bとを備える。スプリング7Bは空気孔
6の内側に突出する鍔とボール7Aとの間に配設され
て、ボール7Aを弾性的に弁座に押圧する。この構造の
逆止弁7は、空気を飛翔容器1に圧入するとき、ボール
7Aが弁座から離れて空気を通過させる。飛翔容器1か
ら空気が漏れようとすると、飛翔容器1内の空気圧でボ
ール7Aが弁座に押し付けられて閉弁される。
【0024】弁体5が牽引されると、図5に示すよう
に、テーパー部5Aでパッキン4を拡開させる。拡開す
るパッキン4は、飛翔容器1の内面に押圧されて、飛翔
容器1を装着部3Aに外れないようにセットする。図5
のパッキン4は飛翔容器1のテーパー部5Aに押圧され
ている。テーパー部5Aに押圧されるパッキン4は、確
実に飛翔容器1を固定できる。大きくなったパッキン4
が飛翔容器1の口を通過しなくなるからである。ただ、
本発明の飛翔装置は、パッキン4を飛翔容器1のテーパ
ー状でない円筒部分に押圧して固定することもできる。
円筒部に押圧されるパッキンは、強く押圧されて飛翔容
器を外れないように固定する。
【0025】弁体5がパッキン4を拡開状態に保持する
ために、弁体5を牽引状態に保持するストッパ8があ
る。ストッパ8は、弁体5の摺動軸5Bにねじ込んだナ
ットである。ナットをねじ込むために、摺動軸5Bの外
周には雄ネジを設けている。この構造のストッパ8は、
ナットを摺動軸5Bにねじ込んでいくと、弁体5が引っ
張られてテーパー部5Aでパッキン4を拡開する。した
がって、この構造のストッパ8は、弁体5でパッキン4
を強く拡開して飛翔容器1を装着部3Aにセットできる
特長がある。
【0026】図3と図4に示す発射部材3は、装着部3
Aに飛翔容器1を装着し、ストッパ8で弁体5を停止す
る状態で飛翔容器1に加圧空気を注入する。飛翔容器1
を飛ばせる前にストッパ8を解除する。ストッパ8を解
除しても、飛翔容器1は直ちに発射部材3の装着部3A
から外れることはない。飛翔容器1の空気圧が弁体5を
押圧してパッキン4を拡開して飛翔容器1の内面に押圧
しているからである。飛翔容器1を発射部材3から離し
て飛ばせるには、弁体5の下端を叩いて弁体5を軸方向
に移動させる必要がある。ストッパ8を解除して弁体5
を叩くと、飛翔容器1が発射部材3から外れて口から加
圧空気を噴射しながら飛翔する。
【0027】飛翔容器1を正確に飛ばせるためには、図
2の破線で示すように、蓋のない発射筒12を使用す
る。飛翔容器1に加圧空気を充填し、ストッパ8を解除
して発射筒12に飛翔容器1を落とし込むと、弁体5が
移動して飛翔容器1が発射部材3から外れて空気を噴射
しながら飛翔する。発射筒12の方向を飛翔する方向に
向けると、飛翔容器1は目標に向かって飛翔する。飛翔
容器1は加圧空気を入れる前に、約1/3の水を入れて
飛翔させることもできる。水を入れると飛翔距離が長く
なる。
【0028】飛翔容器でロープを所定の目標に移送する
ときは、飛翔容器にロープ(図示せず)を連結する。た
だ、本発明の飛翔装置は、用途をロープ運搬用に特定し
ない。飛翔容器を飛翔させる全ての用途、たとえば、飛
翔容器を空気で安全に飛ばせて楽しむ遊技具等にも使用
できる。
【0029】
【発明の効果】本発明の加圧空気で発射する飛翔装置
は、簡単な構造の発射部材で安全に飛翔容器を飛ばせる
ことができる特長がある。それは、本発明の飛翔装置
が、飛翔容器を発射部材の装着部にセットし、装着され
た飛翔容器の内面に、弁体でもってパッキンを押し付け
て飛翔容器を外れない状態に保持し、ストッパでこの状
態を保持して飛翔容器に加圧空気を充填し、ストッパを
解除して弁体を移動させて飛翔容器を飛ばせるからであ
る。このようにして飛翔容器を飛ばせる本発明の装置
は、飛翔容器の開口部から空気が漏れないように発射部
材に連結して加圧空気を充填する。このため、加圧空気
を充填するときに飛翔容器が間違って飛び出すことがな
い。加圧空気を充填してストッパを解除しないかぎり、
飛翔容器が発射部材から飛び出すことがない。このた
め、従来の装置のように、開閉できる蓋で飛翔容器が飛
び出すのを停止する必要がない。したがって、本発明の
装置は、飛翔容器が飛び出すのを阻止する蓋等が必要な
く、簡単な発射部材で安全に飛翔容器を飛ばせることが
できる。
【0030】さらにまた、本発明の飛翔装置は、飛翔容
器を発射部材に装着し、この状態で飛翔容器から空気が
漏れない状態にできるので、飛翔容器に加圧空気を充填
した状態で、簡単かつ容易に、しかも便利に運搬できる
特長がある。それは、本発明の飛翔装置が、従来の装置
のように、飛翔容器を発射筒に挿入して運搬する必要が
ないからである。飛翔容器の口を閉塞する発射部材は、
飛翔容器を挿入する発射筒に比較すると、極めて小型で
軽量に設計できる。このため、本発明の飛翔装置は、飛
翔容器に加圧空気を充填した状態で、安全にしかも便利
に運搬して、好きなところから発射できる特長がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の加圧空気で発射する飛翔装置の一例を示
す概略断面図
【図2】本発明の実施例にかかる加圧空気で発射する飛
翔装置の概略断面図
【図3】図2に示す飛翔装置の発射部材を示す断面図
【図4】図3に示す発射部材に内蔵される逆止弁の断面
【図5】図2に示す発射部材が飛翔容器を固定する状態
を示す断面図
【符号の説明】
1…飛翔容器 1A…円錐部分 2…発射筒 2A…蓋 3…発射部材 3A…装着部 4…パッキン 5…弁体 5A…テーパー部 5B
…摺動軸 6…空気孔 7…逆止弁 7A…ボール 7B
…スプリング 8…ストッパ 9…外リング 10…中心リング 11…固定バンド 12…発射筒

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下記の全ての構成を有する加圧空気で発
    射する飛翔装置。 (a) 飛翔装置は、口から加圧空気を噴射して飛翔す
    る飛翔容器(1)と、この飛翔容器(1)を発射する発射部材
    (3)とを備える。 (b) 前記の飛翔容器(1)は口を閉塞して気密に閉塞
    される所定の容積を有する。 (c) 前記の発射部材(3)は、前記の飛翔容器(1)の口
    を脱着自在に装着する装着部(3A)を有する。 (d) 前記の発射部材(3)は、装着部(3A)に装着され
    た飛翔容器(1)の口の内面にパッキン(4)を押圧する弁体
    (5)を備える。 (e) 前記のパッキン(4)はリング状で、弁体(5)の外
    側に位置している。 (f) 前記の弁体(5)は、パッキン(4)を拡開させるテ
    ーパー部(5A)を有する。 (g) 前記の弁体(5)は、テーパー部(5A)を貫通し
    て、飛翔容器(1)の内部に加圧空気を充填する空気孔(6)
    を有する。 (h) 前記の空気孔(6)には逆止弁(7)を連結してい
    る。 (i) 前記の弁体(5)は、牽引状態に保持されてパッ
    キン(4)を飛翔容器(1)の内面に押圧する状態に保持でき
    るストッパ(8)を有する。 (j) 前記の発射部材(3)の装着部(3A)に飛翔容器(1)
    を装着し、ストッパ(8)で弁体(5)を停止する状態で飛翔
    容器(1)に加圧空気を注入し、ストッパ(8)を解除して弁
    体(5)を移動して飛翔容器(1)を発射部材(3)から飛翔さ
    せるように構成されている。
JP6104817A 1994-04-18 1994-04-18 加圧空気で発射する飛翔装置 Pending JPH07286799A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6104817A JPH07286799A (ja) 1994-04-18 1994-04-18 加圧空気で発射する飛翔装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6104817A JPH07286799A (ja) 1994-04-18 1994-04-18 加圧空気で発射する飛翔装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07286799A true JPH07286799A (ja) 1995-10-31

Family

ID=14390962

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6104817A Pending JPH07286799A (ja) 1994-04-18 1994-04-18 加圧空気で発射する飛翔装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH07286799A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011117651A (ja) * 2009-12-02 2011-06-16 Tanaka:Kk 玩具ガス銃用ガスタンク

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011117651A (ja) * 2009-12-02 2011-06-16 Tanaka:Kk 玩具ガス銃用ガスタンク

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP7041218B2 (ja) 発射管内で無人航空機を脱着可能に連結するシステム
US4505336A (en) Fire extinguisher and liquid dispensing apparatus
US6871594B1 (en) Reusable paint grenade
US7412975B2 (en) Handheld gas propelled missile launcher
US6315629B1 (en) Bottle rocket launcher
WO2002083197A2 (en) Housing for compressed gas with valve
US9546855B2 (en) Line delivery apparatus
JP4001247B2 (ja) 気を散らす装置
US2780389A (en) Squib operated gas release device
US6047865A (en) Gas capsule and gas delivery system
FR2573385A1 (fr) Systeme de parachute et siege ejectable d'avion comprenant ledit systeme
CA2182551C (en) Gas delivery system
US5529525A (en) Water bomb - mounted water gun
KR200399386Y1 (ko) 물로켓 발사장치
JPH07286799A (ja) 加圧空気で発射する飛翔装置
US5160800A (en) Obturator retaining means
JPH07190691A (ja) 救命索発射器
US8991316B2 (en) Gas controlled delay timing device
US20110056471A1 (en) Projectiles
JP2002350095A (ja) 索展張装置.
NO163124B (no) Fremgangsmaate og apparatur for stoeping av barrer av ferrolegeringer ved braakjoelingsstoeping i en avkjoelt kobberform.
FR2808499A1 (fr) Dispositif destine a aveugler rapidement une ouverture, en particulier une voie d'eau ouverte dans la coque d'un navire
US7175499B2 (en) Method for creating controlled pressure release in a pneumatic device
KR100419551B1 (ko) 물 로켓 발사장치
JPH10300398A (ja) 物体の打ち上げ具