JP2011117321A - 密閉型圧縮 - Google Patents
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Abstract
【課題】 従来の密閉型圧縮機では、密閉容器の溶接部分とコイルエンドの間の正確な位置に熱遮蔽板が取り付かず、密閉容器の組立精度によっては溶接による熱がコイルエンドに到達してしまうという課題があった。
【解決手段】 本発明は、主容器部2の開口端部2aに蓋容器部3を円周溶接して形成される密閉容器1と、密閉容器1内に設けられ回転子7と主容器部2の内壁2bに固定される固定子6を有する電動要素5と、密閉容器1内に設けられ電動要素5によって駆動される圧縮要素4と、密閉容器1の円周溶接部分1aの内壁1bと固定子6のコイルエンド6aとの間に設けられた熱遮蔽板15と、を備え、熱遮蔽板15を主容器部2に固定したものである。
【選択図】 図1
【解決手段】 本発明は、主容器部2の開口端部2aに蓋容器部3を円周溶接して形成される密閉容器1と、密閉容器1内に設けられ回転子7と主容器部2の内壁2bに固定される固定子6を有する電動要素5と、密閉容器1内に設けられ電動要素5によって駆動される圧縮要素4と、密閉容器1の円周溶接部分1aの内壁1bと固定子6のコイルエンド6aとの間に設けられた熱遮蔽板15と、を備え、熱遮蔽板15を主容器部2に固定したものである。
【選択図】 図1
Description
本発明は、例えば冷凍装置や空調装置や給湯装置等の冷凍サイクルに用いることができる密閉型圧縮機に係り、密閉容器の円周溶接部分の構成に関するものである。
一般に冷凍装置に使用される密閉型圧縮機を製造する場合、密閉容器は分割されており、下側の密閉容器内部に圧縮要素及び電動要素を組み込んだ後、その分割部は溶接により固定、密閉される。このとき、圧縮機の構造上この分割部は電動要素のコイルエンド(巻線部)に近い位置となり、溶接により発生する熱が巻線部に使用される有機材料を溶かさないようにすることが必要で、従来の密閉型圧縮機は、上側の密閉容器の内部に遮熱板(熱遮蔽板)を固定し、熱遮蔽板と密閉容器との間に隙間を設けて、溶接による熱からコイルエンドを保護しようとするものがあった。(例えば特許文献1参照)。
しかし、上記の従来の密閉型圧縮機では、熱遮蔽板を上側の密閉容器に固定しているため、下側の密閉容器に固定されている電動要素の固定子のコイルエンドに対しての位置決めが不正確となりやすく、溶接部分とコイルエンドの間の正確な位置に熱遮蔽板が取り付かず、上下密閉容器の組立精度によっては溶接による熱がコイルエンドに到達してしまうという課題があった。
また、溶接部分と熱遮蔽板の間の距離についての配慮がなされていない為に、溶接により発生する輻射熱が熱遮蔽板に伝わり熱遮蔽板の温度が上昇し、その熱遮蔽板から発生する輻射熱がコイルエンド(巻線部)に伝わり、コイルエンドを溶かしてしまうという課題があった。
また、溶接部分と熱遮蔽板の間の距離についての配慮がなされていない為に、溶接により発生する輻射熱が熱遮蔽板に伝わり熱遮蔽板の温度が上昇し、その熱遮蔽板から発生する輻射熱がコイルエンド(巻線部)に伝わり、コイルエンドを溶かしてしまうという課題があった。
本発明はかかる課題を解消するためになされたもので、密閉容器を溶接する際に発生する熱によって巻線部分が溶けることによる絶縁性能の低下などがない信頼性の高い密閉型圧縮機を得ることを目的としたものである。
この発明に係る密閉型圧縮機は、主容器部の開口端部に蓋容器部を円周溶接して形成される密閉容器と、前記密閉容器内に設けられコイルエンドを備えて前記主容器部に固定される固定子と回転子を有する電動要素と、前記密閉容器内に設けられ前記電動要素によって駆動される圧縮要素と、前記密閉容器の前記円周溶接部分の内壁に対向して前記密閉容器の半径方向の内側に配置された前記コイルエンドと前記密閉容器の前記円周溶接部分の内壁との間に設けられた熱遮蔽板と、を備え、前記熱遮蔽板を前記主容器部に固定したものである。
また、この発明に係わる密閉型圧縮機は、主容器部の開口端部に蓋容器部を円周溶接して形成される密閉容器と、前記密閉容器内に設けられコイルエンドを備えた固定子と回転子を有する電動要素と、前記密閉容器内に設けられ前記電動要素によって駆動される圧縮要素と、前記密閉容器の前記円周溶接部分の内壁に対向して前記密閉容器の半径方向の内側に配置された前記コイルエンドと前記密閉容器の前記円周溶接部分の内壁との間に設けられた熱遮蔽板と、を備え、前記密閉容器の前記円周溶接部分の内壁と、前記熱遮蔽板との前記密閉容器の半径方向の隙間を、前記密閉容器の板厚T寸法以上にしたものである。
また、この発明に係わる密閉型圧縮機は、主容器部の開口端部に蓋容器部を円周溶接して形成される密閉容器と、前記密閉容器内に設けられコイルエンドを備えた固定子と回転子を有する電動要素と、前記密閉容器内に設けられ前記電動要素によって駆動される圧縮要素と、前記密閉容器の前記円周溶接部分の内壁に対向して前記密閉容器の半径方向の内側に配置された前記コイルエンドと前記密閉容器の前記円周溶接部分の内壁との間に設けられた熱遮蔽板と、を備え、前記熱遮蔽板の表面に断熱塗装を施したものである。
この発明に係る密閉型圧縮機は、主容器部の開口端部に蓋容器部を円周溶接して形成される密閉容器と、前記密閉容器内に設けられコイルエンドを備えて前記主容器部に固定される固定子と回転子を有する電動要素と、前記密閉容器内に設けられ前記電動要素によって駆動される圧縮要素と、前記密閉容器の前記円周溶接部分の内壁に対向して前記密閉容器の半径方向の内側に配置された前記コイルエンドと前記密閉容器の前記円周溶接部分の内壁との間に設けられた熱遮蔽板と、を備え、前記熱遮蔽板を前記主容器部に固定したので、熱遮蔽板が密閉容器とコイルエンドの間の正確な位置に配置されるので、溶接部分からの強い輻射熱がコイルエンドに到達することがなく、コイルエンド部分の温度上昇も少なく、溶けることがないという効果がある。
また、この発明に係わる密閉型圧縮機は、主容器部の開口端部に蓋容器部を円周溶接して形成される密閉容器と、前記密閉容器内に設けられコイルエンドを備えた固定子と回転子を有する電動要素と、前記密閉容器内に設けられ前記電動要素によって駆動される圧縮要素と、前記密閉容器の前記円周溶接部分の内壁に対向して前記密閉容器の半径方向の内側に配置された前記コイルエンドと前記密閉容器の前記円周溶接部分の内壁との間に設けられた熱遮蔽板と、を備え、前記密閉容器の前記円周溶接部分の内壁と、前記熱遮蔽板との前記密閉容器の半径方向の隙間を、前記密閉容器の板厚T寸法以上にしたので、溶接部分からの輻射熱が熱遮蔽板に伝わりにくく熱遮蔽板の外側の温度上昇が少なく、その結果、コイルエンドに相対する熱遮蔽板の内側の温度上昇も少なくなり、コイルエンド部分の温度上昇も少なく、溶けることがないという効果がある。
また、この発明に係わる密閉型圧縮機は、主容器部の開口端部に蓋容器部を円周溶接して形成される密閉容器と、前記密閉容器内に設けられコイルエンドを備えた固定子と回転子を有する電動要素と、前記密閉容器内に設けられ前記電動要素によって駆動される圧縮要素と、前記密閉容器の前記円周溶接部分の内壁に対向して前記密閉容器の半径方向の内側に配置された前記コイルエンドと前記密閉容器の前記円周溶接部分の内壁との間に設けられた熱遮蔽板と、を備え、前記熱遮蔽板の表面に断熱塗装を施したので、溶接部からの熱が断熱塗装表面に伝わるものの、外側の断熱塗装から熱遮蔽板の外側への熱伝達は少なく、熱遮蔽板の内側から内側の断熱塗装への熱伝達も少ないため、断熱塗装の内側の温度上昇も少なくなり、コイルエンド部分の温度上昇も少なく、溶けることがないという効果がある。
実施の形態1.
以下、この発明の実施の形態1を図1〜図5により説明する。図1はこの発明の実施の形態1による密閉型圧縮機の主要部の縦断面図である。図2は図1の要部を拡大して示す縦断面図である。図3は熱遮蔽板を示す斜視図である。図4は熱遮蔽板の取り付けを示す説明断面図で、(a)は蓋容器部を取付け前の状態の説明図,(b)は蓋容器部を取付けた状態の説明図である。図5は熱遮蔽板の寸法を説明する図4(b)に相当する断面図である。
以下、この発明の実施の形態1を図1〜図5により説明する。図1はこの発明の実施の形態1による密閉型圧縮機の主要部の縦断面図である。図2は図1の要部を拡大して示す縦断面図である。図3は熱遮蔽板を示す斜視図である。図4は熱遮蔽板の取り付けを示す説明断面図で、(a)は蓋容器部を取付け前の状態の説明図,(b)は蓋容器部を取付けた状態の説明図である。図5は熱遮蔽板の寸法を説明する図4(b)に相当する断面図である。
この実施の形態1では密閉型圧縮機(以下圧縮機と称す)として縦置き形のロータリ方式の圧縮機を示したものである。図1に示すようにこの圧縮機の密閉容器1は冷媒を圧縮する圧縮要素4とこの圧縮要素4を駆動する電動要素5を収納するものである。
そして、この密閉容器1は円筒形状の軸方向である長手方向の上部を分割し、下側容器である主容器部2とこの主容器部2の端部に円周溶接する上側容器である蓋容器部3とにより分割して形成されている。
そして、この密閉容器1は円筒形状の軸方向である長手方向の上部を分割し、下側容器である主容器部2とこの主容器部2の端部に円周溶接する上側容器である蓋容器部3とにより分割して形成されている。
電動要素5はモーターであり、巻線が施され密閉容器1の軸方向である上下にそれぞれコイルエンド(巻線部)6a,6bを備えた固定子6と、この固定子6の内側に設けられて回転する回転子7とで構成されている。そして、固定子は上下のコイルエンド6aと6b間の外周部分6cが主容器部2の内壁2bに圧入や焼嵌めなどの固定方法により固定されている。また、圧縮要素4は、モーター5の回転子7により駆動される回転軸であるクランクシャフト8と、クランクシャフト8と同芯のシリンダー9と、クランクシャフト8の偏芯軸に嵌り、シリンダー9内を偏芯回転するローリングピストン10と、シリンダー9の下側端面を閉塞するシリンダーヘッド11と、シリンダー9の上側端面を閉塞するフレーム12とで構成されている。また、密閉容器1の底部にはクランクシャフト8の内部を経由してローリングピストン10の内部等に導かれる冷凍機油(図示せず)が貯留されている。
吸入管13は冷凍サイクルの蒸発器(図示せず)と接続され、冷媒を気液分離器(図示せず)を介してシリンダー9内に導き、吐出管14は冷凍サイクルの凝縮器(図示せず)と接続され、密閉容器1内の高圧冷媒を冷凍サイクルへ送り出している。
次に、実施の形態1の圧縮機の動作について説明する。冷凍サイクルの低圧側(蒸発器側)と接続された吸入管13から気液分離器(図示せず)を介してシリンダー9内に吸入される冷媒ガスが、クランクシャフト8の偏芯部の回転により偏芯運動するローリングピストン10により圧縮され、低圧、低温の吸入ガスから高圧、高温の吐出ガスに圧縮される。この高温となった吐出ガスは密閉容器1の内部に放出され、吐出管14から冷凍サイクルの凝縮器に送り出される。
次に密閉容器1の主容器部2と蓋容器部3の構成について詳細に説明する。主容器部2と蓋容器部3はそれぞれ鉄部材等で形成されその板材の厚さ寸法を板厚Tとすると、板厚Tは使用される冷媒の圧力や圧縮機の必要な能力により異なるが、2mm〜8mm程度のものが一般的に使用されている。主容器部2の外周寸法は蓋容器部3の外周より広く形成され、また、蓋容器部3の開口する端部3a(開口端部)の外周を半径方向で内側に切削した段付挿入部3bを形成し、蓋容器部3の端部3a外周を主容器部2の開口する端部2a(開口端部)内周に挿入することで組み立てて、その主容器部2と蓋容器部3の突合せ部分を密閉容器1の全周に渡り密閉容器の外側から溶接する円周溶接部1aにより溶着することで密閉容器1を気密に形成し、円筒形状に形成している。ここで、密閉容器1の円筒形状の筒の長さの方向を密閉容器1の軸方向と言い、密閉容器1の筒形状の円の外周から中心への方向を密閉容器1の半径方向と言うことにする。
この円周溶接される円周溶接部分1aと固定子6の蓋容器部3側のコイルエンド6aの密閉容器1の軸方向の位置が同じ位置になり、つまり、円周溶接部分1aの密閉容器1の半径方向の内側位置には固定子6の蓋容器部3側のコイルエンド6aが配置されているが、円周溶接する温度は1000℃以上になる場合があるのに対し、コイルエンド6aの締結紐(図示せず)などの耐熱温度は例えば200℃〜300℃程度と低いため、締結紐などが溶けないように円周溶接部分1aの溶接時の熱からコイルエンド6aを保護する必要がある。このため、この実施の形態1では密閉容器1の円周溶接部分1aの内壁1bとコイルエンド6aの間に環形状の熱遮蔽板15を設けて、円周溶接する際の熱からコイルエンド6aを保護するようにしている。このように、密閉容器1の円周溶接部分1aの内壁1bに対向して密閉容器1の半径方向の内側に配置されたコイルエンド6aと密閉容器1の円周溶接部分1aの内壁1bとの間に設けられた熱遮蔽板15を備え、溶接部分1aからの輻射熱がコイルエンド6aに到達することを防止し、コイルエンド部分1aの温度上昇も少なくなるようにしている。
次に熱遮蔽板15の詳細な構成を図3により説明する。
熱遮蔽板15は主容器部2側である熱遮蔽部15cの下端から密閉容器1の半径方向に突出したフランジ15aを備え、フランジ15aと熱遮蔽部15cとで縦断面形状が略直角形状に形成されている。そして、このフランジ15aの外周部15bの径寸法を主容器部2の内周より少し広い径寸法に形成して、フランジ15aの外周部15bを主容器部2の内壁2bに圧入することで、熱遮蔽板15を主容器部2に固定するようにしている。そして図2に示すように、このフランジ15aの半径方向の長さにより熱遮蔽板15の蓋部容器3側の熱遮蔽部15cの外側15dと密閉容器1の円周溶接部分1aの内壁1bとの半径方向の隙間16a(図2の寸法A)の距離が密閉容器1の板厚T以上の寸法になるようにしている。つまり板厚さTが3mmであれば隙間16aの距離(寸法A)を3mm以上空けるようにし、板厚T寸法が例えば6mmであれば隙間16aの距離(寸法A)を6mm以上にするようにしている。これは、耐圧強度が強く必要で密閉容器1の板厚Tを厚くすると、その分溶接する強度も上げる必要が有り、円周溶接部分1aで発生する熱も高くなるため、板厚Tが増えると同様に、隙間16aの距離(寸法A)も増やす必要があるためである。
熱遮蔽板15は主容器部2側である熱遮蔽部15cの下端から密閉容器1の半径方向に突出したフランジ15aを備え、フランジ15aと熱遮蔽部15cとで縦断面形状が略直角形状に形成されている。そして、このフランジ15aの外周部15bの径寸法を主容器部2の内周より少し広い径寸法に形成して、フランジ15aの外周部15bを主容器部2の内壁2bに圧入することで、熱遮蔽板15を主容器部2に固定するようにしている。そして図2に示すように、このフランジ15aの半径方向の長さにより熱遮蔽板15の蓋部容器3側の熱遮蔽部15cの外側15dと密閉容器1の円周溶接部分1aの内壁1bとの半径方向の隙間16a(図2の寸法A)の距離が密閉容器1の板厚T以上の寸法になるようにしている。つまり板厚さTが3mmであれば隙間16aの距離(寸法A)を3mm以上空けるようにし、板厚T寸法が例えば6mmであれば隙間16aの距離(寸法A)を6mm以上にするようにしている。これは、耐圧強度が強く必要で密閉容器1の板厚Tを厚くすると、その分溶接する強度も上げる必要が有り、円周溶接部分1aで発生する熱も高くなるため、板厚Tが増えると同様に、隙間16aの距離(寸法A)も増やす必要があるためである。
このように隙間16a(寸法A)を板厚T寸法以上することによって、実験の結果、コイルエンド6aの締結紐などが円周溶接により溶けるなどの影響が出ないことを確認した。そして、隙間16a(A寸法)が板厚Tより狭い場合は、コイルエンド6aの締結紐が溶けるなどの不具合が生じる場合があることを確認した。なお、隙間16aの空間距離(寸法A)は板厚T寸法以上で広ければ広いほど、コイルエンド6aへの溶接熱による影響は少なくなるが、密閉容器1の直径が大きくなるので、この隙間16a(寸法A)は板厚Tの3倍以下程度までにするとよい。
また、熱遮蔽板15の板厚さ(図2の寸法B)は、円周溶接部分1aからの輻射熱を遮るため1mm程度以上の厚さのものでよい。また、熱遮蔽板15とコイルエンド6aの密閉容器1の半径方向の隙間16b(図2の寸法C)は、コイルエンド6aと熱遮蔽部15cとの絶縁距離が十分に得られる寸法であればよい。
つまり、熱遮蔽板15と密閉容器1の間側が、円周溶接による輻射熱の影響が大きく、熱遮蔽板15と密閉容器1の内壁1bとの間(A寸法)が密閉容器1の板厚T寸法より狭いと、熱遮蔽板15が円周溶接の熱に暖められ過ぎて、熱遮蔽板15が非常に高温となり、熱遮蔽板15の熱遮蔽効果が少なくなって熱遮蔽板15からの輻射熱でコイルエンド6aの締結紐などを溶かしてしまうため、熱遮蔽板15とコイルエンド6aとの距離(寸法C)を非常に広くしなければならなくなり、その結果、密閉容器1の内壁1bからコイルエンド6aまでの密閉容器1の半径方向の距離(寸法A+寸法B+寸法C)を非常に広くしなければならなくなる。しかし、熱遮蔽板15と密閉容器1の間(寸法A)を板厚T寸法以上に広くする方が、熱遮蔽板15とコイルエンド6aの隙間(寸法C)を広くするより、コイルエンド6aの溶接熱からの保護のためには効果的である。つまり、熱遮蔽板15と密閉容器1の内壁1bとの間(寸法A)を板厚T寸法以上に広くすると、溶接の熱が熱遮蔽板15と密閉容器1との間により弱められて熱遮蔽板15で、確実に遮断することができ、このため、密閉容器1の内壁1bと熱遮蔽板15との間(寸法A)16aを板厚T寸法以上に広くした場合の方が、内壁1bと熱遮蔽板15との隙間(寸法A)16aがT寸法より狭い場合より、コイルエンド6aを円周溶接の熱から保護しながら、密閉容器1の内壁1bからコイルエンド6aまでの密閉容器1の半径方向の距離(寸法A+寸法B+寸法C)を狭くでき、密閉容器1の外形をコンパクトにできるという効果がある。このように密閉容器1の内壁1bと熱遮蔽板15の隙間(寸法A)16aを密閉容器1の板厚T寸法以上にして、熱遮蔽板15で、円周溶接の熱を確実に遮蔽するので、熱遮蔽板15とコイルエンド6aとの隙間(寸法C)は、熱遮蔽板15とコイルエンド16aの絶縁に必要な程度の距離があればよいわけである。
また、この実施の形態では、固定子6が内壁2bに固定される主容器部2に熱遮蔽板15を固定するようにしているので、固定子6のコイルエンド6aに対して熱遮蔽板15が正確な位置に配置されるので、熱遮蔽板15の位置が正確に配置されず、コイルエンド6aと熱遮蔽板15の絶縁距離が十分でなかったり、円周溶接の熱がコイルエンド6aに影響してコイルエンド6aが溶けるなどの不具合が生じる恐れがないものが得られる効果がある。
次に、熱遮蔽板15の主容器部2への取り付け手順について図4により説明する。図4(a)に示ように熱遮蔽板15のフランジ15aを主容器部2内に所定の設置位置(寸法D)より浅く圧入する。次いで、蓋容器部3の端部3a外周を円周溶接する位置まで主容器部2の端部2a内周に挿入することによって、蓋容器部3の端部3aで熱遮蔽板15のフランジ15aを主容器部2内に押し込み、密閉容器1の軸方向の所定の位置(寸法D)に熱遮蔽板15が設置されるようにしている。このようにして熱遮蔽板15の密閉容器1の軸方向の固定位置が正確かつ簡単に決められ、熱遮蔽板15がさらに正確に配置されるため。コイルエンド6aの円周溶接による熱の影響を防止できるものが得られる効果がある。
このように、熱遮蔽板15を上側の密閉容器である蓋容器部3ではなく下側の密閉容器である主容器部2に固定することで、その熱遮蔽板15の位置を主容器部2に固定された巻線部分であるコイルエンド6aに対して相対的に正確に配置されるので、溶接部分1aから直接コイルエンド6aが覗くことがなく、溶接部からの輻射熱がコイルエンド6aに到達し過ぎることがなく、コイルエンド6aの温度上昇も少なくなり、溶けることがないという効果がある。
また、熱遮蔽板15のフランジ15aにより円周溶接の熱がコイルエンド6aに伝わり難いことを説明する。この実施の形態によれば、円周溶接部1aからの輻射熱を熱遮蔽板15の熱遮蔽部15cで遮るだけでなく、熱遮蔽板15のフランジ15aで主容器部2の内壁に固定しているので、溶接の熱がフランジ15aで主容器部2の奥側(図2では下側)に伝わるのを防ぎ、熱遮蔽部15cの先端側である蓋容器部3の奥側(図2では上側)へ放熱するようにしているので、熱遮蔽板15からコイルエンド6aに溶接の熱が伝わり難く、また、円周溶接部分1aからの溶接時の熱が、蓋容器部3の端部3aと主容器部2の端部2aの継ぎ合せ部分から伝わっても、その熱もフランジ15aを伝わってから熱遮蔽部15cへと伝わり、熱遮蔽部15cの先端側から蓋容器部3奥側へと放熱されるので、さらに熱遮蔽板15からコイルエンド6aに溶接の熱が伝わり難くいという効果がある。
また、熱遮蔽板15の密閉容器1の軸方向の長さ(図2の上下方向の長さ)は、広ければ広い程よいが、材料費用が高価になるため、コイルエンド6aに対して熱遮蔽効果を得られる長さがあればよく、図5の一点鎖線で示すように円周溶接部1aの溶接点から、密閉容器1の軸方向であるコイルエンド6aの上端から下端まで(密閉容器1の軸方向のコイルエンド6aの長さ範囲)密閉容器1の半径方向に投影した範囲を、全て熱遮蔽板15が遮るような長さに熱遮蔽板15の長さを設ければよく、この実施の形態では主容器部2側の下方の範囲はさらにフランジ15aで遮り、蓋容器部3側の上方は熱遮蔽部15cの先端をコイルエンド6aの上端より少し蓋容器部3の奥側に位置する長さにまで設けて、確実に円周溶接の熱を遮るようにしている。
また、この実施の形態では密閉容器1の内壁1bとコイルエンド6aの間に設けた熱遮蔽板15を、コイルエンド6aの密閉容器1の軸方向に沿って対向する熱遮蔽部15cと、この熱遮蔽部15cの主容器部2側の端部を密閉容器1の内壁1b側に折り曲げ、その先端が密閉容器1の内壁1bに当接し、密閉容器1の内壁1bと熱遮蔽部15cとの密閉容器1の半径方向の隙間(寸法A)を形成するフランジ15aを備え、熱遮蔽部15cとフランジ15aとで密閉容器1の半径方向の断面形状を略L字状に形成したので、簡単な構成で熱遮蔽部15cを密閉容器1の半径方向の正確な位置に設けることができる熱遮蔽板15が得られる。
次に、この発明の実施の形態1による他の例を説明する。
図6〜7はこの発明の実施の形態1による他の密閉型圧縮機を示す図で、図6は要部を示す縦断面図、図7は図6の要部を示す拡大断面図である。上記の実施の形態1の例と同様の構成は、同一符号を付して重複した構成の説明を省略する。密閉容器1の内部には表面に断熱塗装17を施した熱遮蔽板15が設置されている。この断熱塗装17は断熱性能に特化した特殊セラミックビーズを中心にアクリルシリコン樹脂とのハイブリッドにより形成した塗料による塗装である。ここで、特殊セラミックビーズを中心にとは、特殊セラミックビーズをアクリルシリコン樹脂よりも多く含有させた塗料ということである。
図6〜7はこの発明の実施の形態1による他の密閉型圧縮機を示す図で、図6は要部を示す縦断面図、図7は図6の要部を示す拡大断面図である。上記の実施の形態1の例と同様の構成は、同一符号を付して重複した構成の説明を省略する。密閉容器1の内部には表面に断熱塗装17を施した熱遮蔽板15が設置されている。この断熱塗装17は断熱性能に特化した特殊セラミックビーズを中心にアクリルシリコン樹脂とのハイブリッドにより形成した塗料による塗装である。ここで、特殊セラミックビーズを中心にとは、特殊セラミックビーズをアクリルシリコン樹脂よりも多く含有させた塗料ということである。
この例では、熱遮蔽板15の表面に断熱塗装17を施したので、円周溶接部1aからの熱が断熱塗装表面に伝わるものの、外側の断熱塗装17aから熱遮蔽板15の外側15dへの熱伝達は少なく、熱遮蔽板15の内側15eから内側の断熱塗装17bへの熱伝達も少なく、内側の断熱塗装17bの温度上昇も少なく、コイルエンド(巻線部分)6aの温度上昇も少なくなり、溶けることがない。
また、上記の実施の形態では主密閉容器1を主容器部2と蓋容器部3に分割したものを示したが、主容器部2が、筒の上部分と底部分とに分割して溶接して構成されたものであってもよい。
上記の実施の形態による圧縮機は、主容器部2の開口端部2aに蓋容器部3を円周溶接して形成される密閉容器1と、密閉容器1内に設けられコイルエンド6aを備えて主容器部2の内壁2bに固定される固定子6と回転子7を有する電動要素5と、密閉容器1内に設けられ電動要素5によって駆動される圧縮要素4と、密閉容器1の円周溶接部分1aの内壁1bに相対して密閉容器1の半径方向で内側に配置されたコイルエンド6aと密閉容器1の円周溶接部分1aの内壁1bとの間に設けられた熱遮蔽板15と、を備え、熱遮蔽板15を主容器部2に固定したので、熱遮蔽板15が密閉容器1とコイルエンド6aの間の正確な位置に配置されるので、溶接部分1aからの輻射熱がコイルエンド6aに到達し過ぎることがなく、コイルエンド部分1aの温度上昇も少なく、溶けることがないという効果がある。
また、密閉容器1の円周溶接部分1aの内壁1bと熱遮蔽板15との密閉容器1の半径方向の隙間16aを、密閉容器1の板厚T寸法以上にしたので、溶接部分1aからの輻射熱が熱遮蔽板15に伝わりにくく熱遮蔽板15の外側15dの温度が上昇し過ぎることがなく、その結果、コイルエンド6aに対向する熱遮蔽板15の内側15eの温度上昇も少なくなり、コイルエンド6a部分の温度上昇も少なく、溶けることがないという効果がある。
また、熱遮蔽板15の主容器部2側に形成され密閉容器1の半径方向に突出したフランジ15aを備え、フランジ15aの外周部15bを主容器部2の内壁2bに圧入して熱遮蔽板15を主容器部2に固定したので、さらに、簡単に熱遮蔽板15を密閉容器1に固定できるという効果がある。
また、蓋容器部3の開口端部3aを円周溶接する位置まで主容器部2内に挿入することによって、蓋容器部3の開口端部3aで熱遮蔽板15のフランジ15aを主容器部2内に押し込み、密閉容器1の軸方向の所定の位置に熱遮蔽板15が設置されるようにしたので、さらに熱遮蔽板15を正確な位置に容易に設置できるという効果がある。
また、熱遮蔽板の表面に断熱塗装を施したので、溶接部1aからの熱が断熱塗装表面に伝わるものの、外側の断熱塗装17aから熱遮蔽板15の外側15dへの熱伝達は少なく、熱遮蔽板15の内側15eから内側の断熱塗装17bへの熱伝達も少ないため、断熱塗装17の内側の温度上昇も少なくなり、コイルエンド6a部分の温度上昇も少なく、溶けることがないという効果がある。
また、断熱塗装17は、断熱性能に特化した特殊セラミックビーズを中心にアクリルシリコン樹脂とのハイブリッドにより形成した断熱塗料による塗装にしたので、さらに、熱遮蔽板15の断熱性能を向上できるという効果がある。
1 密閉容器、1a 円周溶接部分、1b 内壁、2 主容器部(下側密閉容器)、2a 開口端部(端部)、2b 内壁、3 蓋容器部(上側密閉容器)、3a 開口端部(端部)、3b 段付挿入部、4 圧縮要素、5 電動要素(モーター)、6 固定子、6a コイルエンド(巻線部)、6b コイルエンド(巻線部)、6c 外周部分、7 回転子、8 クランクシャフト、9 シリンダー、10 ローリングピストン、11 シリンダーヘッド、12 フレーム、13 吸入管、14 吐出管、15 熱遮蔽板、15a フランジ、15b 外周部、15c 熱遮蔽部、15d熱遮蔽板の外側、15e 熱遮蔽板の内側、16a 隙間、16b 隙間、17断熱塗装、17a 外側断熱塗装、17b 内側断熱塗装。
Claims (9)
- 主容器部の開口端部に蓋容器部を円周溶接して形成される密閉容器と、前記密閉容器内に設けられコイルエンドを備えて前記主容器部に固定される固定子と回転子を有する電動要素と、前記密閉容器内に設けられ前記電動要素によって駆動される圧縮要素と、前記密閉容器の前記円周溶接部分の内壁に対向して前記密閉容器の半径方向の内側に配置された前記コイルエンドと前記密閉容器の前記円周溶接部分の内壁との間に設けられた熱遮蔽板と、を備え、前記熱遮蔽板を前記主容器部に固定したことを特徴とする密閉型圧縮機。
- 前記密閉容器の前記円周溶接部分の内壁と前記熱遮蔽板との前記密閉容器の半径方向の隙間を、前記密閉容器の板厚T寸法以上にしたことを特徴とする請求項1に記載の密閉型圧縮機。
- 前記熱遮蔽板は前記主容器部側に形成され前記密閉容器の半径方向に突出したフランジを備え、前記フランジの外周部を前記主容器部の内壁に圧入して前記熱遮蔽板を前記主容器部に固定したことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の密閉型圧縮機。
- 前記蓋容器部の開口端部を前記円周溶接する位置まで前記主容器部内に挿入することによって、前記蓋容器部の開口端部で前記熱遮蔽板の前記フランジを前記主容器部内に押し込み、前記密閉容器の軸方向の所定の位置に前記熱遮蔽板が設置されるようにしたことを特徴とする請求項3に記載の密閉型圧縮機。
- 前記熱遮蔽板の表面に断熱塗装を施したことを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれかに記載の密閉型圧縮機。
- 前記断熱塗装は、断熱性能に特化した特殊セラミックビーズを中心にアクリルシリコン樹脂とのハイブリッドにより形成した断熱塗料による塗装であることを特徴とする請求項5に記載の密閉型圧縮機。
- 主容器部の開口端部に蓋容器部を円周溶接して形成される密閉容器と、前記密閉容器内に設けられコイルエンドを備えた固定子と回転子を有する電動要素と、前記密閉容器内に設けられ前記電動要素によって駆動される圧縮要素と、前記密閉容器の前記円周溶接部分の内壁に対向して前記密閉容器の半径方向の内側に配置された前記コイルエンドと前記密閉容器の前記円周溶接部分の内壁との間に設けられた熱遮蔽板と、を備え、前記密閉容器の前記円周溶接部分の内壁と、前記熱遮蔽板との前記密閉容器の半径方向の隙間を、前記密閉容器の板厚T寸法以上にしたことを特徴とする密閉型圧縮機。
- 主容器部の開口端部に蓋容器部を円周溶接して形成される密閉容器と、前記密閉容器内に設けられコイルエンドを備えた固定子と回転子を有する電動要素と、前記密閉容器内に設けられ前記電動要素によって駆動される圧縮要素と、前記密閉容器の前記円周溶接部分の内壁に対向して前記密閉容器の半径方向の内側に配置された前記コイルエンドと前記密閉容器の前記円周溶接部分の内壁との間に設けられた熱遮蔽板と、を備え、前記熱遮蔽板の表面に断熱塗装を施したことを特徴とする密閉型圧縮機。
- 前記断熱塗装は、断熱性能に特化した特殊セラミックビーズとアクリルシリコン樹脂とのハイブリッドにより形成した断熱塗料による塗装であることを特徴とする請求項8に記載の密閉型圧縮機。
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---|---|---|---|
JP2009273479A JP2011117321A (ja) | 2009-12-01 | 2009-12-01 | 密閉型圧縮 |
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Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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WO2012161352A1 (ja) | 2011-05-25 | 2012-11-29 | 国立大学法人岡山大学 | Reic発現アデノウイルスベクター |
JP2014064443A (ja) * | 2012-09-19 | 2014-04-10 | Sunonwealth Electric Machine Industry Co Ltd | モーターステータ |
WO2022260008A1 (ja) * | 2021-06-07 | 2022-12-15 | 株式会社富士通ゼネラル | 密閉型圧縮機 |
-
2009
- 2009-12-01 JP JP2009273479A patent/JP2011117321A/ja active Pending
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