JP2011116236A - ステアリング装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】摩擦板を車体取付けブラケットに組み付ける作業を容易にし、ステアリングホイールの位置調整時の摺動動作を円滑に行うようにしたステアリング装置を提供する。
【解決手段】円形薄板68、チルト用摩擦板61、テレスコ用摩擦板64を全て仮組み付けすると、車幅方向の最も内側のチルト用摩擦板61に、係合突起715の係止面715Bが係合する。従って、仮組み付けが完了すると、円形薄板68、チルト用摩擦板61、テレスコ用摩擦板64はスリーブ70によって一体化され、搬送途中でスリーブ70から外れることを防止できる。締付けロッド5は、合成樹脂製スリーブ70の貫通孔711に挿通されている。従って、スリーブ70の平面713、713が、チルト用摩擦板61のチルト調整用長溝62に接触しながらチルト方向に変位して、ステアリングホイール103のチルト方向の調整を行うため、円滑にチルト方向に摺動し、音も発生しにくい。
【選択図】図8

Description

本発明はステアリング装置、特に、運転者の体格や運転姿勢に応じて、ステアリングホイールの上下方向位置または前後方向位置のうちの少なくとも一方の位置を調整することができる位置調整式のステアリング装置に関する。
運転者の体格や運転姿勢に応じてステアリングホイールの上下方向位置を調整する為の装置として、チルト式ステアリング装置と呼ばれるステアリング装置がある。また、ステアリングホイールの前後方向位置を調整する為の装置として、テレスコピック式ステアリング装置と呼ばれるステアリング装置がある。さらに、ステアリングホイールの上下方向位置と前後方向位置の両方の位置を調整する為の装置として、チルト・テレスコピック式ステアリング装置と呼ばれるステアリング装置がある。
このようなステアリング装置では、所望の調整位置に調整したコラムを、車体取付けブラケットの側板に、締付けロッドを締め付けてクランプするクランプ装置が備えられている。このクランプ装置には、クランプ時のステアリング装置の剛性が大きく、クランプ力が安定し、アンクランプ操作が容易なことが要求されるため、摩擦板を介して、車体取付けブラケットの側板にコラムを締め付けてクランプする構造が採用されている。(特許文献1)
このような摩擦板を使用したクランプ装置は、大きなクランプ力を得るために複数の摩擦板を重ね合わせて使用している。しかし、複数の摩擦板を所定の向きに重ね合わせて車体取付けブラケットに組み付ける作業は熟練を必要とする。特に、チルト用摩擦板とテレスコ用摩擦板の両方を有するクランプ装置では、形状の異なるチルト用摩擦板とテレスコ用摩擦板を、所定の向きに交互に重ね合わせる必要があるため、車体取付けブラケットに組み付ける作業が特に難しくなる。
また、チルト位置またはテレスコピック位置を調整する際に、チルト用摩擦板のチルト調整用長溝またはテレスコ用摩擦板のテレスコ調整用長溝に沿って、締付けロッドが直接接触して摺動するため、位置調整時の摺動動作が円滑に行われ難い。
特許文献2のステアリング装置は、樹脂製のブッシュによって、テレスコピック位置を調整する際の摩擦抵抗を低減して、テレスコピック位置調整時の摺動動作が円滑に行われるようにしている。しかし、特許文献2のステアリング装置は、摩擦板を車体取付けブラケットに組み付ける作業を容易にするための機能を有していない。
特開平10−35511号公報 特開2000−16303号公報
本発明は、摩擦板を車体取付けブラケットに組み付ける作業を容易にするとともに、ステアリングホイールの位置調整時の摺動動作を円滑に行うようにしたステアリング装置を提供することを課題とする。
上記課題は以下の手段によって解決される。すなわち、第1番目の発明は、車体に取付け可能な車体取付けブラケット、上記車体取付けブラケットに、チルト位置またはテレスコピック位置のうちの少なくも一方が調整可能に支持されると共に、ステアリングホイールを装着したステアリングシャフトを回動可能に軸支したコラム、所望のチルト位置またはテレスコピック位置のうちの少なくも一方の位置で、上記車体取付けブラケットに上記コラムをクランプするために、互いに重ね合わされた複数の摩擦板を介して、コラムを車体取付けブラケットに締付ける締付けロッド、上記摩擦板に形成され、チルト位置調整方向またはテレスコピック位置調整方向に長く形成されて上記締付けロッドが挿通される長溝、上記複数の摩擦板の長溝を貫通して挿通される筒状部を有し、上記締付けロッドが挿通される貫通孔を有するスリーブ、上記筒状部の外周面に形成され、上記長溝に摺接可能で、長溝の溝幅と略同一寸法の二面幅を有する平面、上記筒状部の挿通端に上記平面よりも外側に突出して形成され、上記摩擦板に係合して、上記スリーブに対して摩擦板を保持する係合突起を備えたことを特徴とするステアリング装置である。
第2番目の発明は、第1番目の発明のステアリング装置において、上記スリーブには、上記筒状部の外周面から貫通孔に通じるスリットが形成され、上記長溝に筒状部を挿通すると、上記係合突起に形成された傾斜面が長溝に当接して筒状部が縮径することを特徴とするステアリング装置である。
第3番目の発明は、第2番目の発明のステアリング装置において、上記スリーブは合成樹脂で形成されていることを特徴とするステアリング装置である。
第4番目の発明は、第3番目の発明のステアリング装置において、上記摩擦板が、チルト調整用長溝を有するチルト用摩擦板とテレスコ調整用長溝を有するテレスコ用摩擦板で構成され、上記筒状部の外周面には、チルト調整用長溝の溝幅と略同一寸法の二面幅を有する平面と、テレスコ調整用長溝の溝幅と略同一寸法の二面幅を有する平面が形成されていることを特徴とするステアリング装置である。
第5番目の発明は、第4番目の発明のステアリング装置において、上記車体取付けブラケットの側板には側板側チルト調整用長溝が形成され、上記筒状部の反挿通端側に上記平面よりも外側に突出して形成され、上記側板側チルト調整用長溝に摺接可能で、側板側チルト調整用長溝の溝幅と略同一寸法の二面幅を有する平面が形成されたフランジ部が形成されていることを特徴とするステアリング装置である。
第6番目の発明は、第5番目の発明のステアリング装置において、上記フランジ部のチルト調整方向の両端には、フランジ部を貫通する貫通孔が形成されていることを特徴とするステアリング装置である。
本発明のステアリング装置は、複数の摩擦板の長溝を貫通して挿通される筒状部を有し、締付けロッドが挿通される貫通孔を有するスリーブと、筒状部の外周面に形成され、長溝に摺接可能で、長溝の溝幅と略同一寸法の二面幅を有する平面と、筒状部の挿通端に筒状部の平面よりも外側に突出して形成され、摩擦板に係合してスリーブに対して摩擦板を保持する係合突起とから構成されている。
従って、スリーブの平面が摩擦板の長溝に内嵌して、摩擦板が筒状部の軸心の回りに回転することを阻止して、仮組み付けした摩擦板を所定の同じ向きに保持するとともに、摩擦板がスリーブによって一体化され、搬送途中にスリーブから外れることを防止できるため、摩擦板を車体取付けブラケットに組み付ける作業が容易となる。
また、本発明のステアリング装置は、スリーブが合成樹脂で形成され、スリーブの筒状部の反挿通端側に筒状部の平面よりも外側に突出して形成され、側板側チルト調整用長溝に摺接可能で、側板側チルト調整用長溝の溝幅と略同一寸法の二面幅を有する平面が形成されたフランジ部が形成されている。
従って、スリーブのフランジ部の平面が、側板側チルト調整用長溝に接触しながらチルト方向に変位するため、円滑にチルト方向に摺動し、音も発生しにくい。さらに、フランジ部のチルト調整方向の端部に、フランジ部を貫通する貫通孔を形成すれば、チルト調整端で、フランジ部が弾性変形して、チルト調整端の衝撃を更に緩和することが可能となる。
本発明のステアリング装置101を車両に取り付けた状態を示す全体斜視図である。 本発明の実施例のステアリング装置101を車体後方側から見た要部の斜視図である。 図2の車体取付けブラケット周辺を車体前方側から見た分解斜視図である。 図3の車体取付けブラケットを車体後方側から見た斜視図である。 図4の車体取付けブラケットの一方の側板側の摩擦板を車体下方側にずらした状態を示す斜視図である。 摩擦板を仮組み付けするスリーブ単体を示す斜視図である。 図6のスリーブ単体の部品図であり、(a)はスリーブの正面図、(b)は(a)の左側面図、(c)は(a)の右側面図、(d)は(b)の平面図、(e)は(a)のA−A断面図である。 (a)は摩擦板をスリーブで仮組み付けした状態を示す正面図、(b)は(a)の右側面図である。
以下の実施例では、ステアリングホイールの上下方向位置と前後方向位置の両方の位置を調整する、チルト・テレスコピック式のステアリング装置に本発明を適用した例について説明する。
図1は本発明のステアリング装置101を車両に取り付けた状態を示す全体斜視図である。ステアリング装置101は、ステアリングシャフト102を回動自在に軸支している。ステアリングシャフト102には、その上端(車体後方側)にステアリングホイール103が装着され、ステアリングシャフト102の下端(車体前方側)には、ユニバーサルジョイント104を介して中間シャフト105が連結されている。
中間シャフト105にはその下端にユニバーサルジョイント106が連結され、ユニバーサルジョイント106には、ラックアンドピニオン機構等からなるステアリングギヤ107が連結されている。
運転者がステアリングホイール103を回転操作すると、ステアリングシャフト102、ユニバーサルジョイント104、中間シャフト105、ユニバーサルジョイント106を介して、その回転力がステアリングギヤ107に伝達され、ラックアンドピニオン機構を介して、タイロッド108を移動し、車輪の操舵角を変えることができる。
図2は本発明の実施例のステアリング装置101を車体後方側から見た要部の斜視図である。図3は図2の車体取付けブラケット周辺を車体前方側から見た分解斜視図である。図4は図3の車体取付けブラケットを車体後方側から見た斜視図である。図5は図4の車体取付けブラケットの一方の側板側の摩擦板を車体下方側にずらした状態を示す斜視図である。
図2に示すように、本発明の実施例のステアリング装置101は、車体取付けブラケット2、ロアーコラム(インナーコラム)3、操舵補助部31(電動アシスト機構)、アッパーコラム(アウターコラム)4等から構成されている。
ロアーコラム3の車体前方側(図2の左側)には、操舵補助部(電動アシスト機構)31の右端が圧入によって固定される。操舵補助部31は、電動モータ311、減速ギヤボックス部312、出力軸313等から構成されている。操舵補助部31は、操舵補助部31の車体前方端に一体的に形成されたブラケット314が、図示しない車体に、図示しないチルト中心軸を介して、チルト位置調整可能に支持されている。
ロアーコラム3の外周には、アッパーコラム4がテレスコピック位置調整(ロアーコラム3の中心軸線に平行に摺動)可能に嵌合している。アッパーコラム4には、上部ステアリングシャフト102Aが回動可能に軸支され、上部ステアリングシャフト102Aの車体後方側(図2の右側)端部には、ステアリングホイール103(図1参照)が固定されている。
ロアーコラム3には、図示しない下部ステアリングシャフトが回動可能に軸支され、下部ステアリングシャフトは上部ステアリングシャフト102Aとスプライン嵌合している。従って、アッパーコラム4のテレスコピック位置に関わらず、上部ステアリングシャフト102Aの回転が下部ステアリングシャフトに伝達される。
操舵補助部31は、下部ステアリングシャフトに作用するトルクを検出し、電動モータ311を駆動して、出力軸313を所要の操舵補助力で回転させる。この出力軸313の回転が、車体前方側に接続される中間シャフト105を経由して、ステアリングギヤ107に伝達され、車輪の操舵角を変えることができる。
アッパーコラム4の車体前方側(図2の左側)には、アッパーコラム4を車幅方向の左右両側から挟持する車体取付けブラケット2が取付けられている。図3から図5に示すように、車体取付けブラケット2は、車体取付部21とコラム締め付け部22の二個の部品を、溶接によって接合して一体化して形成されている。
図3から図5に示すように、車体取付けブラケット2の車体取付部21には、アッパーコラム4の軸心を挟んで、車幅方向の左右両側に水平方向に延在して、フランジ部211、211が形成されている。このフランジ部211、211には切欠き溝(車体後方側が開放されて形成されている)212、212が形成され、この切欠き溝212、212に嵌め込まれたカプセル213を介して、車体取付部21が車体に取付けられている。
車体取付けブラケット2、アッパーコラム4は、二次衝突時にステアリングホイール103に運転者が衝突して大きな衝撃力が作用すると、カプセル213から車体取付けブラケット2が車体前方側に離脱し、ロアーコラム3に案内されて車体前方側にコラプス移動し、衝突時の衝撃エネルギーを吸収する。
車体取付けブラケット2のコラム締め付け部22は、車幅方向に略水平に形成された上板23と、この上板23から車体下方側に延び、アッパーコラム4を車幅方向の左右両側から挟持する左右一対の側板24、25を有している。また、コラム締め付け部22は、上板23から車体下方側に延び、側板24、25の車体前方端に接続された前板26を有している。
図4、図5に示すように、車体後方側から見て左側の側板25には、側板25の車体前方端から車幅方向の左側に折り曲げられた折り曲げ部251と、側板25の車体下方端から車幅方向の左側に折り曲げられた折り曲げ部252が形成されている。また、折り曲げ部251と側板25との間には、折り曲げ部251と側板25とを接続するリブ253が形成されている。従って、左側の側板25は、折り曲げ部251、リブ253、折り曲げ部252によって、剛性が大きくなるように形成されている。
また、車体後方側から見て右側の側板24には、側板24の車体上方端と上板23との接続部の車体前後方向の略全長に渡って、スリット27が形成され、スリット27の車体後方側は開放されている。コラム締め付け部22は、折り曲げ部251の車幅方向の左端面と、上板23の車体後方側端面が、溶接部254、255によって、車体取付部21に接合されている。
図3に示すように、アッパーコラム4の車体前方側の車幅方向の左右の側面41、42には、アッパーコラム4の軸心方向に長く延びるコラム側テレスコ調整用長溝43、44が形成されている。また、図3から図5に示すように、車体取付けブラケット2の側板24、25には、側板側チルト調整用長溝28、29が形成されている。側板側チルト調整用長溝28、29は、チルト中心軸を中心とする円弧状に形成されている。
図3に示すように、丸棒状の締付けロッド5が、上記側板側チルト調整用長溝28、29及びコラム側テレスコ調整用長溝43、44を通して挿入される。
車体取付けブラケット2の側板24、25の内側面246、256には、アッパーコラム4の左右の側面41、42との間に、複数(本実施例では5枚ずつ)のチルト用摩擦板(摩擦板)61が、チルト方向(車体上下方向)に延在して配置されている。このチルト用摩擦板61には、前記締付けロッド5が貫通するチルト調整用長溝62が形成されている。
各チルト用摩擦板61、61は、その上端が、連結部材としてのボルト63、63によって、それぞれ車体取付けブラケット2の車体取付部21に固定される。各チルト用摩擦板61、61は、その下方が自由端になっており、チルト締付時の締付ズレを許容するように構成されている。
また、同様に、アッパーコラム4の車幅方向の左右の側面41、42には、各々1枚のテレスコ用摩擦板(摩擦板)64、64が、前記チルト用摩擦板61、61に挟まれて、テレスコ方向(アッパーコラム4の軸心方向)に延在して配置されている。このテレスコ用摩擦板64、64には、前記締付けロッド5が貫通するテレスコ調整用長溝65が形成されている。
また、貫通孔を有する4枚の円形薄板68が、チルト用摩擦板61の間に挟まれて配置されている。従って、アッパーコラム4の車幅方向の外側から順に、円形薄板68、チルト用摩擦板61、円形薄板68、チルト用摩擦板61、円形薄板68、チルト用摩擦板61、円形薄板68、チルト用摩擦板61、テレスコ用摩擦板64、チルト用摩擦板61が配置されている。
各テレスコ用摩擦板64、64は、その車体前方端が、連結部材としてのボルト66、66によって、それぞれ各側面41、42に固定されている。各テレスコ用摩擦板64、64は、その車体後方端が自由端になっており、テレスコ締付時の締付ズレを許容するように構成されている。
次に、チルト用摩擦板61及びテレスコ用摩擦板64を仮組み付けして、チルト用摩擦板61及びテレスコ用摩擦板64を、車体取付けブラケット2に組み付ける作業を容易にするための仮組み付け・摩擦軽減スリーブ(以下スリーブと称する)について説明する。図6は摩擦板を仮組み付けするスリーブ単体を示す斜視図、図7は図6のスリーブ単体の部品図であり、(a)はスリーブの正面図、(b)は(a)の左側面図、(c)は(a)の右側面図、(d)は(b)の平面図、(e)は(a)のA−A断面図である。図8(a)は摩擦板をスリーブで仮組み付けした状態を示す正面図、図8(b)は図8(a)の右側面図である。
図6から図7に示すように、スリーブ70は合成樹脂製で、中空円筒状の筒状部71と、筒状部71の一端(図7(a)の左端)に一体的に形成された矩形薄板状のフランジ部72で構成されている。筒状部71、フランジ部72には、丸棒状の締付けロッド5が挿通される貫通孔711が形成され、筒状部71の外周面から貫通孔711に通じるスリット712、712が形成されている。
筒状部71の外周面には、チルト用摩擦板61のチルト調整用長溝62の溝幅と略同一寸法の二面幅W1を有する平面713、713が形成されている。また、筒状部71の外周面には、平面713、713と直交する平面714、714が形成されている。この平面714、714は、テレスコ用摩擦板64のテレスコ調整用長溝65の溝幅と略同一寸法の二面幅W2を有する。
また、筒状部71の他端(図7(a)の右端)には、上記平面713、713よりも外側に突出した係合突起715、715が形成されている。係合突起715、715には、
筒状部71の他端側に傾斜面715Aが形成され、筒状部71の一端側には、筒状部71の軸心に対して直交する係止面715Bが形成されている。傾斜面715Aは、筒状部71の他端側に行くに従って、筒状部71の軸心に近づく方向に傾斜している。
フランジ部72には、筒状部71の平面713、713に平行で、筒状部71の平面713、713よりも外側に突出し、側板側チルト調整用長溝28、29の溝幅と略同一寸法の二面幅W3に形成された平面721、721が形成されている。従って、フランジ部72の平面721、721は、側板側チルト調整用長溝28、29に内嵌して、チルト調整方向に摺動可能である。
また、フランジ部72のチルト調整方向(図7(e)の上下方向)の端面には、円弧面722、722が形成されている。この円弧面722、722は、チルト調整端で、側板側チルト調整用長溝28、29の端部に当接して、衝撃音を緩和する。さらに、フランジ部72のチルト調整方向(図7(e)の上下方向)の端部には、フランジ部72を貫通する略円弧状の貫通孔73、73が形成されている。従って、チルト調整端で、側板側チルト調整用長溝28、29の端部に円弧面722、722が当接すると、円弧面722、722が弾性変形して、チルト調整端の衝撃を更に緩和する。
図8は、側板25側の摩擦板をスリーブ70で仮組み付けした状態を示す。図8に示すように、スリーブ70の筒状部71を、円形薄板68の貫通孔、チルト用摩擦板61のチルト調整用長溝62、テレスコ用摩擦板64のテレスコ調整用長溝65に挿通する。すると、係合突起715の傾斜面715Aがチルト調整用長溝62に当接して、筒状部71が縮径するため、筒状部71をチルト調整用長溝62に円滑に挿通することができる。
スリーブ70の筒状部71をチルト用摩擦板61のチルト調整用長溝62に挿通し終わると、筒状部71が拡径し、スリーブ70の平面713、713がチルト用摩擦板61のチルト調整用長溝62に密に内嵌して、チルト用摩擦板61が筒状部71の軸心の回りに回転することを阻止する。従って、仮組み付けする全てのチルト用摩擦板61を所定の同じ向きに保持する。
また、スリーブ70の平面714、714がテレスコ用摩擦板64のテレスコ調整用長溝65に内嵌するため、仮組み付けするテレスコ用摩擦板64を所定の向きに保持する。平面713、713と平面714、714は直交しているため、チルト用摩擦板61に対してテレスコ用摩擦板64は、直交した向きに保持される。
円形薄板68、チルト用摩擦板61、テレスコ用摩擦板64を全て仮組み付けすると、アッパーコラム4の車幅方向の最も内側のチルト用摩擦板61に、係合突起715の係止面715Bが係合する。従って、仮組み付けが完了すると、円形薄板68、チルト用摩擦板61、テレスコ用摩擦板64は、スリーブ70によって一体化され、搬送途中でスリーブ70から外れることを防止できる。
このようにして仮組みが完了した円形薄板68、チルト用摩擦板61、テレスコ用摩擦板64の仮組み付け品を手で持ち、車体取付けブラケット2の側板24、25の内側面246、256とアッパーコラム4の左右の側面41、42との間に配置する。次に、スリーブ70のフランジ部72を、側板24、25の側板側チルト調整用長溝28、29にチルト方向に摺動可能に内嵌する。
次に、丸棒状の締付けロッド5を、側板24側のスリーブ70の貫通孔711に挿通し、コラム側テレスコ調整用長溝43、44を通して、側板25側のスリーブ70の貫通孔711に挿通する。次に、チルト用摩擦板61の上端を、ボルト63、63によって、車体取付けブラケット2の車体取付部21に固定する。また、テレスコ用摩擦板64の車体前方端をボルト66、66によって、側面41、42に固定する。次に、締付けロッド5に、操作レバー67及び図示しない固定カム、可動カムを取り付ければ、仮組み付け品の組み付けが完了する。
操作レバー67(図2参照)をクランプ方向に回動すると、図示しない固定カムと可動カムによって、固定カムの傾斜カム面の山に可動カムの傾斜カム面の山が乗り上げ、締付けロッド5を引っ張る。上記したチルト用摩擦板61、テレスコ用摩擦板64、締付けロッド5、操作レバー67、固定カム、可動カム等によって、本発明の実施例のクランプ装置が構成されている。
右側の側板24は、締付けロッド5によって左側に押され、右側の側板24が内側に弾性変形して、側板24の内側面246で、チルト用摩擦板61、テレスコ用摩擦板64を左側に押し、アッパーコラム4の右側の側面41に強く押しつける。右側の側板24の車体上方端と上板23との接続部には、車体前後方向の略全長に渡って、スリット27が形成されているため、右側の側板24は、右側の側板24と前板26との接続部を支点として容易に弾性変形する。
右側の側板24と前板26との接続部は、チルト調整用長溝28に対して略平行なため、チルト調整位置が変わっても、右側の側板24が弾性変形する時の、支点と力点との間の距離が略一定となる。その結果、操作レバー67を同じ締め付け力で締め付ければ、右側の側板24の弾性変形量が略一定となり、クランプ力が安定する。
同時に、剛性の大きな左側の側板25は、固定カムによって右側に若干押され、左側の側板25が内側に若干弾性変形して、チルト用摩擦板61、テレスコ用摩擦板64を右側に若干押し、アッパーコラム4の左側の側面42に強く押しつける。
このようにして、チルト用摩擦板61とテレスコ用摩擦板64の両側面の間に働く大きな摩擦力によって、アッパーコラム4の左右の側面41、42を、車体取付けブラケット2に、所定のチルト調整位置とテレスコピック調整位置で、大きな保持力で締め付けてクランプすることができる。
左側の側板25は、折り曲げ部251、リブ253、折り曲げ部252によって、剛性が大きく形成されているため、クランプ時のステアリング装置の剛性が大きくなり、操舵感が向上する。本発明の実施例では、チルト用摩擦板61、テレスコ用摩擦板64が、車体取付けブラケット2の側板24、25の内側面246、256側に配置されているため、側板24、25の外側面側に配置した場合と比較して、車室内への突出部が少なくなり、好ましい。
次に、運転者が操作レバー67を締付解除方向に回動すると、フリーな状態における間隔がアッパーコラム4の左右の側面41、42の外側の幅より広く設定された車体取付けブラケット2の側板24、25が、挟持方向と反対の方向へそれぞれ弾性復帰する。右側の側板24は、右側の側板24と前板26との接続部を支点として、弾性変形が円滑に元に戻るため、アンクランプ操作が容易である。これによって、テレスコ用摩擦板64及びチルト用摩擦板61との間の摩擦力も解除される。
そのため、アッパーコラム4は、車体取付けブラケット2の側板24、25に対してフリーな状態となる。この状態で、締付けロッド5をチルト用摩擦板61のチルト調整用長溝62に案内させつつチルト方向に変位させて、ステアリングホイール103のチルト方向の調整を任意に行うことができる。
締付けロッド5は、合成樹脂製のスリーブ70の貫通孔711に挿通されている。従って、締付けロッド5がチルト調整用長溝62に直接接触することは無い。すなわち、スリーブ70の平面713、713が、チルト用摩擦板61のチルト調整用長溝62に接触しながらチルト方向に変位して、ステアリングホイール103のチルト方向の調整を行うため、円滑にチルト方向に摺動し、音も発生しにくい。
また、スリーブ70のフランジ部72の平面721、721が、側板24、25の側板側チルト調整用長溝28、29に接触しながらチルト方向に変位するため、円滑にチルト方向に摺動し、音も発生しにくい。さらに、チルト調整端で、側板側チルト調整用長溝28、29の端部にフランジ部72の円弧面722、722が当接するため、衝撃音が緩和される。フランジ部72のチルト調整方向の端部には、フランジ部72を貫通する貫通孔73、73が形成されているため、チルト調整端で、円弧面722、722が弾性変形して、チルト調整端の衝撃を更に緩和することが可能となる。
また、締付けロッド5に沿って、テレスコ用摩擦板64のテレスコ調整用長溝65、及び、アッパーコラム4のコラム側テレスコ調整用長溝43、44を案内させつつ、アッパーコラム4をテレスコ方向に変位させることで、ステアリングホイール103のテレスコ方向の調整を任意に行うことができる。
締付けロッド5は、合成樹脂製のスリーブ70の貫通孔711に挿通されている。従って、締付けロッド5がテレスコ調整用長溝65に直接接触することは無い。すなわち、スリーブ70の平面714、714が、テレスコ用摩擦板64のテレスコ調整用長溝65に接触しながらテレスコ方向に変位して、ステアリングホイール103のテレスコ方向の調整を行うため、円滑にテレスコ方向に摺動し、音も発生しにくい。
上記実施例では、チルト位置調整とテレスコピック位置調整の両方が可能なチルト・テレスコピック式のステアリング装置に本発明を適用した場合について説明したが、チルト位置調整だけが可能なチルト式のステアリング装置、または、テレスコピック位置調整だけが可能なテレスコピック式のステアリング装置に本発明を適用してもよい。
また、本発明の実施例では、円形薄板68、チルト用摩擦板61、テレスコ用摩擦板64の3種類の薄板を重ね合わせた構成にしているが、チルト用摩擦板61とテレスコ用摩擦板64の2種類の薄板を重ね合わせた構成、円形薄板68とチルト用摩擦板61の2種類の薄板を重ね合わせた構成、円形薄板68とテレスコ用摩擦板64の2種類の薄板を重ね合わせた構成のステアリング装置に本発明を適用してもよい。
また、本発明の実施例では、スリーブ70のフランジ部72が側板側チルト調整用長溝28、29に接触しながらチルト方向に摺動する構成にしているが、スリーブ70のフランジ部72がコラム側テレスコ調整用長溝43、44に接触しながらテレスコ方向に摺動する構成にしてもよい。
さらに、本発明の実施例では、チルト用摩擦板61、テレスコ用摩擦板64が、車体取付けブラケット2の側板24、25の内側面246、256側に配置されているが、側板24、25の外側面側に配置してもよい。
101 ステアリング装置
102 ステアリングシャフト
102A 上部ステアリングシャフト
103 ステアリングホイール
104 ユニバーサルジョイント
105 中間シャフト
106 ユニバーサルジョイント
107 ステアリングギヤ
108 タイロッド
2 車体取付けブラケット
21 車体取付部
211 フランジ部
212 切欠き溝
213 カプセル
22 コラム締め付け部
23 上板
24 側板
246 内側面
25 側板
251、252 折り曲げ部
253 リブ
254、255 溶接部
256 内側面
26 前板
27 スリット
28、29 側板側チルト調整用長溝
3 ロアーコラム
31 操舵補助部
311 電動モータ
312 減速ギヤボックス部
313 出力軸
314 ブラケット
4 アッパーコラム
41、42 側面
43、44 コラム側テレスコ調整用長溝
5 締付けロッド
61 チルト用摩擦板
62 チルト調整用長溝
63 ボルト
64 テレスコ用摩擦板
65 テレスコ調整用長溝
66 ボルト
67 操作レバー
68 円形薄板
70 スリーブ
71 筒状部
711 貫通孔
712 スリット
713 平面
714 平面
715 係合突起
715A 傾斜面
715B 係止面
72 フランジ部
721 平面
722 円弧面
73 貫通孔

Claims (6)

  1. 車体に取付け可能な車体取付けブラケット、
    上記車体取付けブラケットに、チルト位置またはテレスコピック位置のうちの少なくも一方が調整可能に支持されると共に、ステアリングホイールを装着したステアリングシャフトを回動可能に軸支したコラム、
    所望のチルト位置またはテレスコピック位置のうちの少なくも一方の位置で、上記車体取付けブラケットに上記コラムをクランプするために、互いに重ね合わされた複数の摩擦板を介して、コラムを車体取付けブラケットに締付ける締付けロッド、
    上記摩擦板に形成され、チルト位置調整方向またはテレスコピック位置調整方向に長く形成されて上記締付けロッドが挿通される長溝、
    上記複数の摩擦板の長溝を貫通して挿通される筒状部を有し、上記締付けロッドが挿通される貫通孔を有するスリーブ、
    上記筒状部の外周面に形成され、上記長溝に摺接可能で、長溝の溝幅と略同一寸法の二面幅を有する平面、
    上記筒状部の挿通端に上記平面よりも外側に突出して形成され、上記摩擦板に係合して、上記スリーブに対して摩擦板を保持する係合突起を備えたこと
    を特徴とするステアリング装置。
  2. 請求項1に記載されたステアリング装置において、
    上記スリーブには、
    上記筒状部の外周面から貫通孔に通じるスリットが形成され、
    上記長溝に筒状部を挿通すると、上記係合突起に形成された傾斜面が長溝に当接して筒状部が縮径すること
    を特徴とするステアリング装置。
  3. 請求項2に記載されたステアリング装置において、
    上記スリーブは合成樹脂で形成されていること
    を特徴とするステアリング装置。
  4. 請求項3に記載されたステアリング装置において、
    上記摩擦板が、チルト調整用長溝を有するチルト用摩擦板とテレスコ調整用長溝を有するテレスコ用摩擦板で構成され、
    上記筒状部の外周面には、チルト調整用長溝の溝幅と略同一寸法の二面幅を有する平面と、テレスコ調整用長溝の溝幅と略同一寸法の二面幅を有する平面が形成されていること
    を特徴とするステアリング装置。
  5. 請求項4に記載されたステアリング装置において、
    上記車体取付けブラケットの側板には側板側チルト調整用長溝が形成され、
    上記筒状部の反挿通端側に上記平面よりも外側に突出して形成され、上記側板側チルト調整用長溝に摺接可能で、側板側チルト調整用長溝の溝幅と略同一寸法の二面幅を有する平面が形成されたフランジ部が形成されていること
    を特徴とするステアリング装置。
  6. 請求項5に記載されたステアリング装置において、
    上記フランジ部のチルト調整方向の両端には、フランジ部を貫通する貫通孔が形成されていること
    を特徴とするステアリング装置。
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