JP2011113867A - 照明装置 - Google Patents

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Hisaaki Takahashi
寿明 高橋
Takafumi Oishi
崇文 大石
Hirokazu Otake
寛和 大武
Mitsuhiro Matsuda
光弘 松田
Akiyoshi Goto
晃喜 後藤
Kenji Takahashi
健治 高橋
Yuji Takahashi
雄治 高橋
Noriyuki Kitamura
紀之 北村
Isao Yamazaki
勇生 山崎
Katsutomo Uchino
勝友 内野
Shinichi Kamishiro
真一 神代
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Abstract

【課題】直流電源で点灯する光源を用い、電源と光源との配電を改良して施工性を向上させると共に、器具の交換や設置場所の変更等を容易に行うことができる照明装置を提供する。
【解決手段】構造材30に配設され、直流電源で点灯する光源14を有し、直流電源を入力するための端子部12fを有する光源パネル12と;構造材に配設され、前記光源パネルの端子部と接続される端子部13fを有する配電パネル13と;を具備する照明装置10を構成する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、天井や壁面等の構造材に配設される照明装置に関する。
従来、この種、天井等に配設される照明装置としては、例えば、特許文献1(特に、段落番号[0016])には、ダクトおよび照明器具を構造材であるTバーに載置して設置する天井ダクト設備複合システムの施工方法が示されている。また、近年、寿命が長くまた消費電力が少ない半導体発光素子である発光ダイオードを光源とした照明器具が、オフィス等の天井等に設置されるようになってきている。例えば、特許文献2には、天井や壁面などに施工される発光ダイオードを用いた照明装置が示され、段落番号[0020]には、格子状に軸組みされた鉄骨部材によって囲われた所定の枠内に、市松模様となるようにLED照明パネルと、周知の板材からなる天井パネルとを嵌め込む構造をなし、LED照明パネルと天井パネルが鉄骨部材に対して着脱可能とされ、LED照明パネルと天井パネルとの配置を変えることができるようになっている。
特開平8−145445号公報 特開2008−257903号公報
一方、この種、天井等の構造材に設置される照明器具の施工においては、器具の設置工事と共に、電源と照明器具との配電が行われる。特許文献1および2には配電方法については開示されていないが、一般的には、例えば、特許文献1に示される照明器具における配電は、光源として用いられている蛍光灯[段落番号[0021]と商用交流電源とを天井裏にFケーブルを張りめぐらせて行っている。このため、オフィス等のレイアウト変更が行われ、照明器具の設置位置を変更しようとする場合には、蛍光灯を光源とした器具が比較的大型でもあり、また、配電も再度変更しなければならず、容易に器具の設置位置を変更することができない。
また、特許文献2においては、光源として発光ダイオードを用い、小型で軽量な照明器具を構成することが可能になるため、器具のレイアウトを変更することが可能である。しかし、この種、発光ダイオードを光源とする照明器具における配電は、商用交流電源を直流に変換する直流電源を照明器具に配設し、この直流電源と商用交流電源および照明器具同士が特許文献1と同様にFケーブルを用いて配電が行われる。このため、天井裏に張りめぐらせたFケーブルを再度変更しなければならず、特許文献2においても、簡単には器具の設置位置を変更することができない。これらのことから、天井等の構造材に配設される発光ダイオード等を光源とした照明器具においては、配電を簡素化し器具の交換や設置場所の変更等を容易に行うことができる照明装置を如何にして構成するかが重要な課題となっている。
本発明は、上記の課題に鑑みなされたもので、直流電源で点灯する光源を用い、電源と光源との配電を改良して施工性を向上させると共に、器具の交換や設置場所の変更等を容易に行うことができる照明装置を提供しようとするものである。
請求項1に記載の照明装置の発明は、構造材に配設され、直流電源で点灯する光源を有し、直流電源を入力するための端子部を有する光源パネルと;構造材に配設され、前記光源パネルの端子部と接続される端子部を有する配電パネルと;を具備したことを特徴とする。本発明によれば、構造材に配設され、直流電源で点灯する光源を有し、直流電源を入力するための端子部を有する光源パネルと、構造材に配設され、前記光源パネルの端子部と接続される端子部を有する配電パネルにより、直流電源と光源との配電を改良して施工性を向上させると共に、器具の交換や設置場所の変更等を容易に行うことが可能となる。
本発明において、照明装置は、天井等から全般照明を行うオフィス等、施設・業務用などの照明装置に適用されることが好適であるが、住宅用など一般照明用の小型の照明装置に適用されるものであってもよい。
構造材とは、例えば、システム天井に用いられるTバーやCチャンネル等の建物の構造物をいい、構造材には天井パネル、照明器具、空調設備等が取り付けられる。
天井パネルは、例えば、一辺の長さが約600mm、または、640mm、厚さ約15mmの定尺寸法を有する正方形をなし、表面に装飾用の仕上材が施された平板状の石膏ボードで構成されることが好適であるが、これらの材質、寸法には限定されない。また、天井パネルは壁面に使用され、照明装置が壁面に設置されるものであってもよい。
本発明において、光源パネルおよび配電パネルは、例えば、天井パネルの寸法と同形状をなし、これらを構造材に取り付けることで天井面を構成してもよい。
直流電源は、商用交流電源を整流回路や整流素子等の手段によって直流に変換して直流電源を得るものが好適であるが、太陽電池等のバッテリーや充電可能なバッテリーで構成された直流電源であってもよい。直流電源は、天井パネルの定尺寸法と同形状をなす電源パネルで構成されることが好適であるが、ここでは、光源を有する光源パネルに組み込まれても、さらには、天井裏等に別置きに設置されるものであってもよい。
光源は、発光ダイオードで構成されることが好適であるが、半導体レーザ、有機ELなどを発光源とした固体発光素子が許容される。光源は、白色で発光するように構成することが好ましいが、照明装置の用途に応じ、赤色、青色、緑色等でも、さらには各種の色を組み合わせて構成してもよい。
光源パネルは、例えば、合成樹脂やアルミニウム等の金属で構成された本体と平板状をなす基板からなり、基板に、発光ダイオード等からなる多数の光源をマトリックス状に実装して配置して構成しても、基板の中央部分に点または面光源をなすように、円形、四角形、六角形などの多角形状、さらには楕円形状等をなすように配置し、パネルの表裏両面が天井パネルと同形状の平板状をなすように構成してもよい。
しかし、例えば、パネルの裏面側には直流電源部を収納したケース部材を設けたり、ダウンライトのように反射板と組み合わせて構成し、パネルの裏面側には、これら部品が突出されて設けられたものであってもよい。また、表面側においても、天井パネルと同様に平板状をなしていることが好ましいが、反射板の一部や飾り枠、さらには、リモコンの受光部等が突出されたものであってもよい。また、パネルの外周形状が天井パネルの定尺寸法と同形状に構成され、天井パネルと入れ替えて構造材に配設されるように構成されることが好ましいが、ここでは、天井パネルと同形状にして入れ替えられることは必須の要件ではない。
配電パネルは、天井パネルと同様に平板状の石膏ボードや合成樹脂等の電気絶縁性を有するパネルで構成されることが許容される。
構造材は、天井パネルが設置される鉄やアルミニウムで形成されたTバーで構成され、このTバーの水平張出部に光源パネルや配電パネルを載置して配設されることが好適であるが、他の例えば、CチャンネルやI字形の梁やL字形のアングル等に配設されるものであってもよい。また、上述した電源パネル、光源パネルおよび配電パネルに加えて、温度検知、照度検知、各種のリモコン信号検知、さらには、火災検知機能を有するパネルを組み合わせて照明装置を構成してもよい。
請求項2に記載の発明は、請求項1記載の照明装置において、前記光源を点灯する直流電源は、構造材に配設され、直流電源を出力する端子部を有する電源パネルで構成したことを特徴とする。本発明によれば、光源を点灯する直流電源は、構造材に配設され、直流電源を出力する端子部を有する電源パネルで構成したので、直流電源の設置および交換や設置場所の変更も光源パネルや配電パネルと同様に容易に行うことが可能となる。
電源パネルは、天井パネルと同様に平板状の石膏ボードや合成樹脂等の電気絶縁性を有するパネルで構成され、パネル内部に直流電源部が収納されていることが好適であるが、光源、例えば、発光ダイオードの点灯装置は、直流電源部に設けてもよいし、光源パネル側に設けられるようにしてもよい。また、直流電源部には、点灯、消灯、切替、調光、調色等の機能をもたせる制御部を有するように構成してもよい。
請求項3に記載の発明は、請求項2記載の照明装置において、前記電源パネルと光源パネルは、隣接して配設されることを特徴とする。本発明によれば、電源パネルと光源パネルは、隣接して配設されるので、電源と光源の距離が短縮されることによって、ノイズの発生を防止することができると共に、直流低電圧配電における電圧降下を防止することが可能となる。
請求項4に記載の発明は、請求項2または3記載の照明装置において、前記電源パネル、光源パネルおよび配電パネルは、パネル本体の対角線上に対向する一対の角部に+極の端子部を、残りの一対の角部に−極の端子部を有していることを特徴とする。本発明によれば、電源パネル、光源パネルおよび配電パネルは、パネル本体の対角線上に対向する一対の角部に+極の端子部を、残りの一対の角部に−極の端子部を有しているので、各パネルにおける端子部間の沿面距離を長くすることができ、電気絶縁性の劣化によるトラッキングを防止することが可能となる。
請求項5に記載の発明は、請求項2ないし4いずれか一記載の照明装置において、前記電源パネルは光源を制御する制御部を有し、前記光源パネルは前記制御部を中心としたスター型接続で接続され、前記制御部によって制御されるようにしたことを特徴とする。本発明によれば、光源パネルは制御部を中心としたスター型接続で接続され、制御部によって制御されるようにしたので、光源パネルを容易に個別制御することができる。
上述した請求項1ないし5において、電源パネル、光源パネルおよび配電パネルは、本発明における必須の要件ではないが天井パネルの定尺寸歩と一致していることが望ましい。ここで、天井パネルの定尺寸法と一致しているとは、製造誤差等、設計上許容される範囲で略同形状をなしていればよい。また、電源パネル、光源パネルおよび配電パネルの表面側は、天井パネルの装飾用の仕上材で同様に仕上げられていることが外観意匠的にも好ましいが、必ずしも必要な要件ではない。
電源パネル、光源パネルおよび配電パネルの各端子部は、各パネルが構造材に配設されることによって、各パネル間の電気接続を行うもので、各パネルの対向する角部の両側面上部に、+極と−極をなす端子部を形成して、パネルの4辺いずれの辺からも電気接続が可能になるように構成することが好ましいが、角部ではなく、例えば、パネルの4辺をなす外周部の長手方向に、+極と−極をなす電路を形成して、パネルの4辺いずれの辺からも電気接続が可能になるように構成してもよい。さらに、隣接する2辺、または、対向する2辺に端子部を形成したものであってもよい。また、電源パネルは、光源パネルに直接接続されていても、または、配電パネルを介して接続されるようにしてもよい。光源パネルには、他の光源パネルへの送り端子を形成するようにしてもよい。また、光源パネルは、スター型接続によって制御されることが好ましいが、バス型接続によって制御されるものであってもよい。
なお、本発明において、天井パネル、電源パネル、光源パネルおよび配電パネルにおける「表面」とは、各パネルを天井に設置した際に、下方、すなわち、床面側に面する面を意味し、「裏面」は天井裏に面する面を意味している。
請求項1記載の発明によれば、構造材に配設され、直流電源で点灯する光源を有し、直流電源を入力するための端子部を有する光源パネルと、構造材に配設され、前記光源パネルの端子部と接続される端子部を有する配電パネルにより、直流電源と光源との配電を改良して施工性を向上させると共に、器具の交換や設置場所の変更等を容易に行うことが可能な照明装置を提供することができる。
請求項2記載の発明によれば、光源を点灯する直流電源は、構造材に配設され、直流電源を出力する端子部を有する電源パネルで構成したので、直流電源の設置および交換や設置場所の変更も光源パネルや配電パネルと同様に容易に行うことが可能な照明装置を提供することができる。
請求項3記載の発明によれば、電源パネルと光源パネルは、隣接して配設されるので、電源と光源の距離が短縮されることによって、ノイズの発生を防止することができると共に、直流低電圧配電における電圧降下を防止することが可能な照明装置を提供することができる。
請求項4記載の発明によれば、電源パネル、光源パネルおよび配電パネルは、パネル本体の対角線上に対向する一対の角部に+極の端子部を、残りの一対の角部に−極の端子部を有しているので、各パネルにおける端子部間の沿面距離を長くすることができ、電気絶縁性の劣化によるトラッキングを防止することが可能な照明装置を提供することができる。
請求項5記載の発明によれば、光源パネルは制御部を中心としたスター型接続で接続され、制御部によって制御されるようにしたので、光源パネルを容易に個別制御することが可能な照明装置を提供することができる。
本発明の実施形態である照明装置を天井面に設置した状態を示す正面図。 同じく照明装置の電源パネルを示し、(a)は裏面側から見た斜視図、(b)は配線状態を示す図。 同じく照明装置の端子部を示し、(a)は、隣接する電源パネルと配電パネルの接続状態を示す断面図、(b)は電源パネルと配電パネルを、Tバーを介して接続した状態を示す断面図。 同じく照明装置の光源パネルを表面側から見た斜視図。 同じく照明装置の光源パネルを示し、(a)は裏面側から見た斜視図、(b)は配線状態を示す図。 同じく照明装置の配電パネルを示し、(a)は裏面側から見た斜視図、(b)は配線状態を示す図。 同じく照明装置を天井面に設置した状態を示す断面図。 同じく照明装置のレイアウトを変更して天井面に設置した状態を示す正面図。 同じく照明装置の第1の変形例において、照明装置を天井面に設置した状態を示す正面図。 同じく照明装置の第2の変形例において、照明装置を天井面に設置した状態を示す正面図。 同じく照明装置の変形例を示し、(a)は第3の変形例における電源パネルを示す斜視図、(b)は第4の変形例における電源パネルを示す斜視図、(c)は第4の変形例における電源パネルと配電パネルを接続した状態を、一部を切り欠いて示す側面図、(d)は第5の変形例における電源パネル、光源パネルおよび配電パネルを接続した状態を、一部を切り欠いて示す裏面図。 同じく照明装置の第6の変形例における電源パネルを裏面から見た斜視図。 同じく照明装置の第7の変形例における光源パネルを示し、(a)は裏面から見た斜視図、(b)は配線状態を示す図。 同じく照明装置の第8の変形例における配電パネルを裏面から見た斜視図。 同じく照明装置の第9の変形例における照明装置を示し、(a)は電源パネル、配電パネルおよび光源パネルの配電状態を説明するための図、(b)は電源パネルにおける端子部を模式的に示す図、(c)は配電パネルにおける配線状態および光源パネルが接続される状態を示す図。
以下、本発明の照明装置の実施形態について説明する。
本実施例は、オフィスの天井に設置される照明装置を構成したもので、照明装置10は、天井パネル20の定尺寸法と同形状をなす電源パネル11、天井パネルの定尺寸法と同形状をなし、直流電源で点灯する光源14を有する光源パネル12、光源パネルと同形状をなす配電パネル13からなり、これら電源パネル11、光源パネル12および配電パネル13は、天井パネル20が設置されるTバーからなる構造材30に配設される。光源14は固体発光素子、本実施では複数個の発光ダイオード(以下「LED」と称する)で構成する。各LED14は白色で発光する。また、天井パネル20は、一辺の長さが約600mm、厚さ約15mmの定尺寸法を有する正方形をなし、表面に装飾用の仕上材が施された平板状の石膏ボードで構成される。
電源パネル11は、図2に示すように、天井パネル20の定尺寸法と略同形状で厚さ約40mmの合成樹脂製のパネル本体11aで構成され、システム天井構造材に配設されるように構成される。パネル本体11aは箱体11a1と蓋体11a2からなり、箱体11a1の内部に直流電源部11bが収納されている。直流電源部11bは、100Vの商用交流電源を整流して24Vの低電圧の直流電圧を生成する整流部と、LED14に定電流を供給する点灯装置と、調光制御等の制御信号を生成するマイクロコンピュータ等で構成された制御部からなる。これらを構成するための回路部品が回路基板に実装されることにより直流電源部11bが構成され、箱体11a1内に収納され蓋体11a2で塞がれることにより電源パネル11が構成される。なお、パネル本体11aの厚さ寸法は、後述する構造材であるTバー30の垂直方向高さ寸法より高い寸法に形成して、パネル本体11a1の側面上部がTバー30の垂直部分の上方から突出するように構成する。また、電源パネル11の表面側は、天井パネル20の装飾用の仕上材で同様に仕上げられている。
また、制御部は、点灯、消灯、切替、調光、調色等の制御信号を出力して直流電源部11bの出力を制御する。これら制御は、赤外線リモコンRからの信号によって行われる。リモコンRの受光部11hは電源パネル11の表面に設ける。また、調色は、例えば、昼光色→昼白色→電球色へ、または、その逆に、電球色→昼白色→昼光色へLED14の発光色を切り替えるように制御する。昼白色と電球色、昼光色と昼白色、昼光色と電球色を切り替えるものであってもよい。
電源パネル11は、パネル本体11aにおける対向する角部の両側面上部に、+極と−極からなる一対の端子部11fを、水平方向に離間して形成する。端子部11fは、直流電源を出力するための出力端子部を構成するもので、図3に示すように、導電性の良好な黄銅からなる鍔付きの端子ピン11f1と、端子ピンを外方に突出させる方向に付勢するスプリング11f2と、スプリングを支持する支持部11f3からなる。
そして、パネル本体11a1の対向する角部の両側面上部に形成された支持孔11f4に端子ピン11f1の先端部を挿通させ、端子ピンの後端部(鍔の内面)と支持部11f3との間にスプリング11f2を挿通させることによって、端子ピン11f1がパネル本体11aの側面から常時外方に突出するように付勢されて構成される。なお、スプリング11f2および支持部11f3は導電性を有するステンレス等の金属で構成する。図3中、wは支持部11f3に接続されたリード線で、他端が直流電源部11bの出力端子11b1に接続される。
上記に構成された端子部11fは、図2(b)に示すように、パネル本体11aにおける対向する角部の両側面上部に、+極と−極でそれぞれ一対をなすようにして設けられ、各角部の+極と−極は、リード線wによって直流電源部11bの出力端子11b1にそれぞれ接続される。これによって端子部11fが電源パネル11における出力端子部を構成する。これにより、電源パネル11の4辺いずれの辺からも、直流電源部11bの出力が得られるように電気接続が可能になる。図2中、11gはパネル本体11aの蓋体11a2の上面に設けられた電源の入力端子台であり、入力端がFケーブル等によって100Vの商用交流電源Eに接続され、出力端が直流電源部11bの入力端子11b2に接続される。
光源パネル12は、図4、図5に示すように、正方形をなすパネル形の照明器具を構成したもので、天井パネル20の定尺寸法と略同形状で、電源パネル11と略同様の厚さ寸法を有し、システム天井構造材に配設されるように構成され、器具本体12a、LED14を配設した基板12b(図5(a))、LEDの光を反射させる反射体12cで構成する。
器具本体12aは、白色のPBT(ポリブチレンテレフタレート)からなる合成樹脂で正方形の枠体を一体に構成し、この枠内にLED14を配設した基板12bが嵌めこまれる大きさに構成する。基板12bには、図4に示すように、多数のLED14がマトリックス状に実装されて配設され、各LED14の周囲にピラミッド形の反射体12cが位置するように配置する。そして、これら基板12bおよび反射体12cを器具本体12aの枠内に収容して正方形をなすパネル形の照明器具を構成する。
器具本体12aの対向する角部の両側面上部には、電源パネル11と同様構成(図3と同様構成)の+極と−極をなす一対の端子部12fを形成して、電源パネル11の直流電源を入力するための入力端子部を形成する。対向する角部の両側面上部にそれぞれ形成された+極と−極は、図5(b)に示すように、リード線wによってLED14の入力端子台14aにそれぞれ接続される。これによって、端子部12fが光源パネル12における入力端子部を構成する。これにより、光源パネル12の4辺いずれの辺からも、電源パネル11の直流電源部11bからの入力が得られるように電気接続が可能になる。
配電パネル13は、図6に示すように、光源パネル12と同形状、換言すれば、光源パネルと同形状をなす天井パネル20の定尺寸法と略同形状で、電源パネル11や光源パネル12と略同様の厚さ寸法を有する合成樹脂製のパネル本体13aで構成され、システム天井構造材に配設されるように構成される。パネル本体13aは箱体13a1と蓋体13a2からなる。なお、配電パネルの表面側は、天井パネル20の装飾用の仕上材で同様に仕上げられている
パネル本体13aの対向する角部の両側面上部には、電源パネル11および光源パネル12と同様構成(図3と同様構成)の+極と−極をなす一対の端子部13fを形成し、電源パネル11や光源パネル12の端子部11f、12fと接続するための電気接続部を構成する。
対向する角部の両側面上部にそれぞれ形成された+極と−極は、図6(b)に示すように+極と−極の各端子部が同電位となるようにリード線w1、w2によって、パネル本体13a内でそれぞれが接続される。これによって、端子部13fが電源パネル11や光源パネル12の端子部11f、12fと接続するための電気接続部を構成する。これにより、パネル本体13aの4辺いずれの辺からも電源パネル11および光源パネル12の各端子部11f、12fと電気接続が可能になる。
上記のように、システム天井構造材に配設されるように構成された電源パネル11、光源パネル12および配電パネル13は、天井パネル20が設置される構造材に配設されて照明装置10が構成される。先ず、天井部分の構成について説明する。図7に示すように、コンクリートスラブ31の下方にロッド状の吊りボルト32が設けられ、この吊りボルト32に対してCチャンネル33が、天井裏空間の幅方向に沿って多数が水平に配設される。さらに、Cチャンネル33の下方に直交して多数のTバー30が一定の間隔を有して平行に配設され、固定ハンガー(図示せず)によってCチャンネル33の下方に固定される。上記に構成されたTバーは、本発明における構造材30を構成するもので、垂直断面形状が逆T字形をなし、その下部の水平張出部30a、30bは全て同一平面をなし天井面X内に配置される。
上記に構成された天井構造材をなす2本のTバー30の間において、対向する水平張出部30a、30bの上に、上述した天井パネル20、電源パネル11、光源パネル12および配電パネル13が適宜選択されて載置され配設される。各パネルは、通常の施工で行われる天井パネル20の設置方法と同様にして、2本のTバー30間の間隔に対して、パネルを傾かせながら挿入し、パネルの両側端部を、対向する水平張出部30a、30bの上に載置して配設する。
図1に示すものは、略正方形をなす天井面Xに対して、照明器具が等間隔に配置されるように、すなわち、各光源パネル12は電源パネル11を中心として対称に配設したものである。次に、その施工手順について図1、図7に従って説明する。
先ず、部屋の中心部となるTバー30に電源パネル11を、受光部11hが設けられた表面が下方になるようにして設置する。次に、電源パネル11の4辺に、それぞれ配電パネル13を1枚ずつ隣接させて設置する。この際、配電パネル13は、その各端子部13fと電源パネル11の各端子部11fが接触する向きで、かつ、仕上材が施された表面が下方になるようにして設置する。
次に、光源パネル12を、各4枚の配電パネル13の外周側に位置する辺に隣接させて設置する。この際、光源パネル12は、その各端子部12fが配電パネル13の各端子部13fが接触する向きで、かつ、LED14の発光部が下方になるように配置して設置する。
これらの各パネルの設置作業は、通常の施工で行われる天井パネル20の設置作業と同様に、各パネルを順番に2本のTバー30間の間隔に対して、傾かせながら挿入し、パネルの両側端部を対向する水平張出部30a、30bの上に載置する簡単な作業で行うことができる。しかも、各パネルのTバー30への設置作業と同時に、各パネルを電気的に接続する配電作業、すなわち、照明器具の施工も行うことができる。
これにより、電源パネル11の端子部11fが配電パネル13の端子部13fを介して光源パネル12の端子部12fに接続され、図1中、点線で示すように、電源パネル11の端子部11f(出力端子)から光源パネル12の端子部12f(入力端子)に直流電源が伝送される電路が形成される。
最後に、残りのスペースに天井パネル20を、従来と同様の作業によって設置する。これにより、天井Xが構成されると共に、電源パネル11、光源パネル12および配電パネル13からなる本発明の照明装置10が構成される。なお、天井パネル20を設置する前に、電源パネル11の入力端子台11gに商用交流電源Eに接続されたFケーブルを接続する。
なお、図1中、各パネルの図1における縦方向の接続は、図3(b)に示すように、Tバー30の垂直部分を介して、それぞれの端子ピン11f1が接触して電路が形成され、また、横方向の接続は、図3(a)に示すように、Tバー30の垂直部分を介さずに、直接それぞれの端子ピン11f1が接触して電路が形成される。この際、端子ピン11f1はスプリング11f2によって常時外方に突出するように付勢されているので、各パネル間の縦・横に形成される異なる隙間寸法に対しても十分に追随して、確実に接触させることができる。
上記に設置された電源パネルの受光部11hに対して、リモコンRを向けて点灯信号を発信すると、直流電源部11bの制御部で100%調光の制御信号が生成され、直流電源部11bから全電力が出力される。この全電力の直流が配電パネル13を介する電路を経由して光源パネル12の各LED14に供給されて100%調光による全照明を行う。
また、直流電源部11bの制御部は、上記と同様にして、消灯、切替、調光、調色の制御を行うので、リモコンRより消灯信号を発信することによって全消灯を行う。また、昼間等で部屋の照度を落とす場合には、リモコンRより、例えば、50%調光の信号を発信して調光を行う。さらに、季節によって、例えば、冬季において暖かみのある照明をする場合には、リモコンRから電球色の調色信号を発信して電球色により照明を行う。また、4枚の光源パネル12の内、必要のない1枚から3枚の光源パネルを消灯したい場合には、リモコンRから切替信号を発信して行う。
上記に設置された照明装置10において、レイアウトを変更する場合には、次のように簡単な作業で行うことができる。図8に示すものは、部屋の中心部を、特に明るくするようにレイアウトを変更したものであり、先ず、図1における4枚の配電パネル13をTバー30から取り外し、光源パネル12を電源パネル11の4辺に隣接させて設置し、電源パネル11の端子部11fと光源パネル12の端子部12fを直接接続する。最後に、空いたスペースに天井パネル20を設置すれば、新たなレイアウトである部屋の中心部を明るくする照明装置10が簡単に構成される。
本例によれば、電源パネル11と光源パネル12が直接接続され、電源と光源の距離が短縮されるので、直流低電圧配電における電圧降下を防止するこができる。しかも、これらの各パネルの変更作業は、通常の施工で行われる天井パネル20の設置方法と同様に行うことができ、しかも、各パネルの変更作業と同時に、各パネルを電気的に接続する配電の変更作業も行うことができる。
また、照明器具の交換も上記と同様にして行うことができる。例えば、スポット的な照明に変更する場合には、設置されていた光源パネル12をTバー30から取り外し、新たなダウンライト形の光源パネルを設置するだけで、器具の交換作業と新規な器具に対する配電作業、すなわち、新たな照明器具の施工が同時にできる。
また、照明器具の設置数を減少する場合には、設置されていた光源パネル12を取り外し、空いたスペースに天井パネル20を設置すればよい。器具を増設する場合も、上記とは逆に、設置されていた天井パネル20を取り外し、代わりに光源パネル12を設置すればよい。
以上、本実施例の照明装置10によれば、直流電源部を有し、天井パネル20の定尺寸法と同形状をなし端子部11fを有する電源パネル11と、天井パネル20の定尺寸法と同形状をなし、直流電源で点灯するLED14を有し直流電源を入力するための端子部12fを有する光源パネル12と、光源パネル12と同形状をなし光源パネル12の端子部12f、または、電源パネル11の端子部11fと接続される端子部13fを有する配電パネル13を設け、天井パネル20が設置されるTバー30に配設して照明装置10を構成した。
これにより、各パネルは、システム天井構造材に配設されるように構成されるので、その設置作業は、通常の施工で行われる天井パネル20の設置方法と同様に、各パネルを順番に2本のTバー30間の間隔に対して挿入し、載置する簡単な作業で行うことができる。しかも、各パネルのTバー30への設置作業と同時に、各パネルを電気的に接続する配電作業、すなわち、照明器具の施工も行うことができ、天井等における施工性が改善され、簡単かつ効率的な作業で行うことができ、省力化を実現することができる。これによって、従来のように、Fケーブルを天井裏に張りめぐらせる複雑で手間のかかる作業が不要となり、施工性に優れた照明装置を提供することができる。
また、器具の交換や設置場所の変更等も、通常行われる天井パネルの設置作業と同様に簡単に行うことができ、かつ、配電作業も同時に行うことができ、簡単かつ効率的な作業で行うことができ、省力化を実現することができる。
また、本実施例では、直流電源も天井パネル20の定尺寸法と同形状をなし出力用の端子部11fを有する電源パネル11で構成したので、電源部の交換や設置場所の変更も光源パネル12や配電パネル13と同様に容易に行うことができ、施工箇所の状態に合わせた電源部の設置も行うことができ、一層施工性に優れた照明装置を提供することができる。
また、各パネルの電気的な接続は、端子ピン11f1がスプリング11f2によって常時外方に突出するように付勢されているので、各パネル間の縦・横に形成される異なる隙間寸法に対しても十分に追随することができ、通常の施工で行われる天井パネル20の設置方法と同様に、順番に各パネルを2本のTバー30に載置する簡単な作業で、確実な電気接続を行うことができ、一層施工性に優れた照明装置を提供することができる。
また、電源パネル11および配電パネル13の表面側には、天井パネル20と同様に仕上材が施されているので、天井Xの外観も損なうことがなく、外観意匠的にも優れた天井および照明器具を提供することができる。
また、各光源パネル12は、制御部を有する電源パネル11を中心として配設し、制御部によって制御されるようにしたので、照明器具の設置個数を変更する場合には、光源パネルの増減によって配電等を変更することなく、単に、光源パネル12と天井パネル20を入れ替える簡単な作業で行うことができ、光源パネルの増減を容易に行うことができる。
以上、本実施例において、直流電源を、光源パネル12や配電パネル13と同様に、システム天井構造材に配設されるように電源パネル11として構成し、Tバー30に配設されるように構成したが、直流電源部を別部材で構成し(例えば、図10に点線で示す直流電源部11bのように構成し)、天井裏等に別置きで設置するようにしてもよい。この場合、図1において、中央部に配電パネル13を設置し、別置きの直流電源部の出力端子と配電パネル13の端子部をリード線によって接続する配線を行い、別置きの直流電源から中央部の配電パネル、および配電パネルの4辺に接続された4枚の各配電パネルを介して4枚の光源パネル12に電力を供給するように構成する。
また、図9に示すように、天井面Xに対し縦方向に各パネルを配置するようにしてもよい。この場合、電源パネル11として左右および、図において上方の側辺に直流電源部の出力端子部を有するように構成し、また配電パネルとして上下の側辺に対して電路L1を有する配電パネル13と、さらに左右の側辺に対して分岐電路L2を有する配電パネル13´の2種類を構成する。さらに、光源パネル12として、一側辺に入力端子部を有するように構成する。
そして、天井Xの一辺に電源パネル11を配置し、この電源パネルの左右両側に対して、直接、光源パネル12を設置し、さらに、電源パネル11の上方の側辺から縦方向に配電パネル13、13´を交互に設置し、分岐電路L2を有する配電パネル13´の左右両側に対して光源パネル12を設置するようにしてもよい。また、図10に示すように、電源パネル11に替えて配電パネル13´を設置し、直流電源部11bを別置きに設置するようにしてもよい。
また、電源パネル11、光源パネル12および配電パネルの端子部11f、12f、13fは、次にように構成してもよい。図11(a)に示すように、パネル本体11aの対角線上に対向する一対の角部の両側辺にそれぞれ+極の端子部11fを、残りの一対の角部の両側辺にそれぞれ−極の端子部11fを設ける。これにより、各パネルにおいて、+極と−極の端子部間の沿面距離を長くすることができ、電気絶縁性の劣化によるトラッキングを防止することができ、安全な照明装置を提供することができる。なお、上記した+極と−極をなす各端子部11fは、図3と同様構成の端子部で構成される。
また、図11(b)に示すように、本体パネル11aに対向する一方の側面を上方に面する段部11a3に、他方の側面を下方に面する段部11a4に形成する。これら段部の角部となる面に、+極と−極からなる端子部11fをそれぞれ形成する。これによって、図11(c)に示すように、互いの段部11a3および11a4を嵌合させて、各端子部11f、13fを接触させるようにする。これによれば、接触する端子部11f、13fにパネルの重みが付加され、より確実に電気的な接続を行うことができる。
また、図12に示すように、パネル本体11aの角部ではなく、パネルの4辺をなす外周部となる各側面に長手方向に、+極と−極をなす端子部11fを形成して、パネルの4辺いずれの辺からも電気接続が可能になるように構成してもよい。
なお、上記の図11(a)(b)(c)、図12に示す構成は、電源パネル11を例に説明したが、他の光源パネル12および配電パネル13も同様に構成することができる。
また、図11(d)に示すように、Tバー30に設置した状態で、4枚の各パネルの4隅を機械的に固定する固定板40を設け、ねじ41で締め付けて固定するようにしてもよい。これによれば、各端子部の接触による電気的接続部分が機械的に強固に支持されて、振動等によって電気的接続が不安定になることがなく、より一層確実に電気的な接続を行うことができる。
また、図13に示すように、光源パネル12は、端子部12fが設けられていない角部に、隣接して設置される他の光源パネルに対する送り配線用の送り端子12f1を設けるようにして、光源パネル12に配電機能をもたせるように構成してもよい。各送り端子12f1は、図3と同様の構成を有し、図13(b)に点線で示すように、リード線w1、w2によってパネル内で接続される。なお、送り端子12f1は、端子部12fと混同しないように、端子の形状を異ならせたり、または表示部を設けるようにする。
さらに、図14に示すように、配電パネル13は、導電性を有する平板状の2枚の導電板13b、13cを電気絶縁層(図示せず)で、それぞれを離間させ合成樹脂からなる電気絶縁層13d、13eで上下を挟むようにして複数の層からなるパネル状に樹脂成形し、正方形の各辺から端子部が突出するように形成してもよい。これによれば、平板状の2枚の導電板13b、13cによる平行平板による電路によって電力を送電することができ、電路の抵抗が少なくなって直流低電圧配電における電圧降下をより防止することができる。
また、電源パネル11は光源を制御する制御部を有し、また光源パネル12は、電源パネル11の制御部を中心としたスター型接続で接続され、電源パネル11の制御部によって制御されるように構成してもよい。
すなわち、図15(a)(b)に示すように、一つの電源パネル11に対して、電力経路が多系統形成されるように、端子部11fには一つの−極と、同電位でない、異なる電位を出力可能な+極、例えば、No.1〜No.4の+極を設け、これら4つの出力端子部(−極は共通とする)に対して、負荷である光源パネル12をそれぞれ接続する。
また、図15(c)に示すように、これらの電源パネル11と光源パネル12の間に接続される配電パネル14は、4つの出力系統の個々の系統に対して、さらに、多数の光源パネルを配置できるように、パネル本体13aの各4辺に、電源パネル11の4つの出力端子部に対応するNo.1〜No.4の+極を設け(−極は共通とする)、これら電路は、同No.の+極同士が同電位になり、異なるNo.の+極同士が絶縁されるようにパネル本体13a内で配線される。
そして、電源パネル11を中心にして、多数の配電パネル13を介して、多数の光源パネルが配置される。このとき、光源パネル12は、例えば、ディップスイッチ等の設定手段により、No.1に対応する端子部12fのみ導通するようにしておけば、No.1の出力系統によって制御されるように設定することができる。これにより、各パネルを構造材に設置していくことで、No.1〜No.4の各出力系統が、それぞれ独立した一系統の状態で形成され、例えば、電源パネル11のNo.1の出力系統にぶら下がるように接続された全ての光源パネルは、No.1の出力信号、例えば、14Vの電力信号で応答することになる。
これによって、一つの電源パネル11によって複数の光源パネル12を個別に、例えば、異なる電力で制御できるように、電源パネル11は複数の系統出力をもたせ、配電パネル13は接続するパスを多系統有すると共に、自在に切り替えられるように構成され、各光源パネルを個別に制御可能な、広範なスター型接続によって制御される。
さらに、一つの電源パネル11によって複数の光源パネル12を個別に制御できるように、光源パネルごとにIDコード(アドレス)をもたせ、直流の光源給電ライン上にアドレスコードを含む制御信号を重畳させることで、光源パネル12を個別に制御可能にするバス型接続によって制御するようにしてもよい。この場合、光源パネル12は、自己の個別アドレスを、点灯する光(可視光)にのせて信号として送信するようにしてもよい。
なお、変形例を示す図9〜図15には、図1〜図8と同一部分に同一符号を付し、詳細な説明は省略した。以上、本発明の好適な実施形態を説明したが、本発明は上述の実施例に限定されることなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において、種々の設計変更を行うことができる。
10 照明装置
11 電源パネル
11f 端子部
12 光源パネル
12f 端子部
13 配電パネル
13f 端子部
14 光源
20 天井パネル
30 構造材

Claims (5)

  1. 構造材に配設され、直流電源で点灯する光源を有し、直流電源を入力するための端子部を有する光源パネルと;
    構造材に配設され、前記光源パネルの端子部と接続される端子部を有する配電パネルと;
    を具備したことを特徴とする照明装置。
  2. 前記光源を点灯する直流電源は、構造材に配設され、直流電源を出力する端子部を有する電源パネルで構成したことを特徴とする請求項1記載の照明装置。
  3. 前記電源パネルと光源パネルは、隣接して配設されることを特徴とする請求項2記載の照明装置。
  4. 前記電源パネル、光源パネルおよび配電パネルは、パネル本体の対角線上に対向する一対の角部に+極の端子部を、残りの一対の角部に−極の端子部を有していることを特徴とする請求項2または3記載の照明装置。
  5. 前記電源パネルは光源を制御する制御部を有し、前記光源パネルは前記制御部を中心としたスター型接続で接続され、前記制御部によって制御されるようにしたことを特徴とする請求項2ないし4いずれか一記載の照明装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2013178948A (ja) * 2012-02-28 2013-09-09 Panasonic Corp 照明器具
JP2014165077A (ja) * 2013-02-26 2014-09-08 Kaneka Corp 有機elモジュール、有機elモジュールの取り付け構造、及び有機elモジュールの取り換え方法

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