JP2011113306A - ストレージ装置に対する操作を管理するシステム - Google Patents

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Abstract

【課題】ストレージ装置に対する操作に応じて決定される課金額がユーザにとってなるべくリーズナブルな額になるようにする。
【解決手段】論理ボリュームを提供する装置であるストレージ装置と、課金額を決定する計算機である課金計算機とに、管理システムが接続される。管理システムは、ユーザからストレージ装置に要求され正常に完了した操作に関する情報である操作関連ログを取得し、取得した操作関連ログを格納する。管理システムは、複数の操作関連ログに対応した複数の操作から、無効な操作に該当する条件である所定の無効操作条件に該当する操作である無効な操作を特定し、複数の操作関連ログのうちの、特定された無効な操作の操作関連ログ以外の操作関連ログを用いて、課金額の決定に必要な集計結果を含んだ情報である課金用情報を生成するための集計を行い、課金計算機に送信する。
【選択図】図1

Description

本発明は、ストレージ装置の管理に関する。
ストレージ装置として、例えば、複数の物理記憶デバイスを基にRAID(Redundant Array of Independent (or Inexpensive) Disks)に従う論理ボリューム(論理記憶デバイス)を提供する装置が知られている。この種のストレージ装置の管理に関する技術として、例えば、特許文献1に開示の技術が知られている。特許文献1によれば、計算機システムは、ファイル属性を管理するデータベース(ファイル属性DB)と、課金情報を管理するデータベース(課金情報DB)とファイルデータを格納するローカルファイルシステムを持つ。課金情報DBは、ユーザ(あるいはグループ)とサーバの組み合わせ毎にレコードを持つ。新しいユーザやサーバが追加される毎にレコードが追加される。
特開2004−295464号公報
一般に、論理ボリュームを利用するユーザに対する課金額は、そのユーザに割り当てられた論理ボリュームの容量に応じた額とされる。しかし、この課金方法では、割り当てられた論理ボリュームをあまり使用しないケースではユーザにとって必ずしもリーズナブルな課金額にならないと考えられる。
そこで、新たな課金方法として、ストレージ装置に対する操作に応じて課金額を決定する方法が考えられる。ストレージ装置に対する操作は、例えば、ストレージ装置に対する要求の種類(例えば、データのコピー、移行など)と、その要求に応答して入出力されるデータの量との少なくとも一方で定義されて良い。
しかし、ストレージ装置に対する操作の都度に一律に課金したのでは、ユーザにとってリーズナブルでは無い課金額となることがあり得る。それは、以下に例示するような無駄な操作が行われた場合にあり得る。
*誤った操作が行われた。
*論理ボリューム内のデータがほとんど更新されていないにもかかわらず、論理ボリューム内の全てのデータがバックアップされた。
*第1の論理ボリュームから第2の論理ボリュームへデータが移行されたものの、I/O(Input/Output)性能がほとんど上がらず、それ故、第2の論理ボリュームから第1の論理ボリュームへデータが戻された。
そこで、本発明の目的は、ストレージ装置に対する操作に応じて決定される課金額がユーザにとってなるべくリーズナブルな額になるようにすることにある。
論理ボリュームを提供する装置であるストレージ装置と、課金額を決定する計算機である課金計算機とに、管理システムが接続される。管理システムは、例えば、プロセッサ及び記憶資源(例えばメモリ)を有する。管理システムのプロセッサは、ユーザからストレージ装置に要求され正常に完了した操作に関する情報である操作関連ログを取得し、取得した操作関連ログを記憶資源に格納する。プロセッサは、複数の操作関連ログに対応した複数の操作から、無効な操作に該当する条件である所定の無効操作条件に該当する操作である無効な操作を特定し、複数の操作関連ログのうちの、特定された無効な操作の操作関連ログ以外の操作関連ログを用いて、課金額の決定に必要な集計結果を含んだ情報である課金用情報を生成するための集計を行い、課金計算機に送信する。
本発明の一実施形態に係る計算機システムを示す。 ストレージ装置の構成の一例を示す。 ホスト計算機の構成の一例を示す。 ストレージ構成情報の一例を示す。 操作履歴情報の一例の一部を示す。 第1の操作集計情報の一例を示す。 第2の操作集計情報の一例を示す。 ストレージ操作PGが行う処理のフローチャートである。 ストレージ制御機構が行う処理のフローチャートである。 操作収集PGが行う処理のフローチャートである。 操作集計PGが行う処理のフローチャートである。 操作チェックPGのフローチャートである。 ポリシー情報の一例を示す。 課金集計PGが行う処理のフローチャートである。 ユーザID及び操作種別のセット毎の操作容量合計を表す情報を表示した画面の一例を示す。 指定されたセットに対応した操作容量合計の内訳を表示した画面の一例を示す。 複数のVOL移行がカスケード状に行われた場合の無効な操作と有効な操作を表す図である。
以下、図面を参照して、本発明の幾つかの実施形態を説明する。
各種情報に含まれている情報要素を説明する際に、「名」、「ID」という表現で識別情報を表すことがあるが、識別情報の種類は、どのような種類でも良いし、各種識別情報は別種の識別情報に互いに置換が可能であって良い。
また、以後の説明では、「プログラム」を主語として処理を説明する場合があるが、プログラムは、プロセッサによって実行されることで、定められた処理を、適宜に記憶資源(例えばメモリ)及び/又は通信制御装置(例えば通信ポート)を用いながら行うため、処理の主語がプロセッサとされてもよい。また、プログラムを主語として説明された処理は、管理システムが行う処理としても良い。また、プログラムの一部または全ては専用ハードウェアによって実現されてもよい。このため、プログラムを主語として説明された処理は、コントローラが行う処理としても良い。コントローラは、プロセッサと、プロセッサに実行されるコンピュータプログラムを記憶する記憶資源とを含んでも良いし、上記の専用ハードウェアを含んでも良い。また、コンピュータプログラムは、プログラムソースから各計算機にインストールされても良い。プログラムソースは、例えば、プログラム配布サーバ又は記憶メディアであっても良い。
なお、管理システムは、一以上の計算機、例えば、管理計算機、又は、管理計算機と表示用計算機との組み合わせで良い。具体的には、例えば、管理計算機が表示用情報を表示する場合は、管理計算機が管理システムで良い。また、処理の高速化や高信頼化のために、複数の計算機で管理計算機と同等の機能が実現されてもよく、この場合は、当該複数の計算機(表示を表示用計算機が行う場合は表示用計算機を含んで良い)が、管理システムで良い。
また、以下の説明では、インターフェース装置を「IF」と略記したり、コンピュータプログラムを「PG」と略記したりすることがある。
図1は、本発明の一実施形態に係る計算機システムの一例を示す。
第1ネットワーク41に、複数(又は1つ)のホスト計算機2と、複数(又は1つ)のストレージ装置3と、管理計算機1と、課金計算機5とが接続されている。第1ネットワーク41は、通信ネットワーク(例えばLAN(Local Area Network))であり、このネットワークを介して、所定のプロトコル、例えばIP(Internet Protocol)で通信が行われる。
第2ネットワーク42に、複数(又は1つ)のホスト計算機2と、複数(又は1つ)のストレージ装置3とが接続されている。第2ネットワーク42も、通信ネットワーク(例えばSAN(Storage Area Network))であり、このネットワークを介して、所定のプロトコル、例えばFC(Fibre Channel)又はiSCSI(「SCSI」はSmall Computer System Interfaceの略)で通信が行われる。なお、第2ネットワーク42は第1ネットワーク41と一体であっても良い。
ストレージ装置3は、ストレージ制御機構31を有し、複数のVOL(論理ボリューム)32を提供する。具体的には、例えば、図2に示すように、ストレージ装置3は、複数の物理記憶デバイス(例えばHDD(Hard Disk Drive)又はSSD(Solid State Drive))33を有し、それら複数の物理記憶デバイス33を基に複数のVOL32を提供する。VOL32に格納されるデータは、RAID(Redundant Array of Independent (or Inexpensive) Disks)に従って、二以上の物理記憶デバイス33に格納される。VOL32は、二以上の物理記憶デバイス33を基に形成された実体的なボリュームであるが、それに限らず、仮想的なボリューム(例えば、Thin Provisioning技術に従う容量拡張ボリューム、或いは、外部ストレージに基づく外部の論理ボリュームが関連付けられた仮想ボリューム)でも良い。
ストレージ制御機構31は、ホスト計算機2及び管理計算機1からコマンドを受信し処理するコントローラである。その機構31は、例えば、図2に示すように、FE−IF(第2ネットワーク42を介した通信を行うための、フロントエンドのインターフェース装置)314と、管理IF(第1ネットワーク41を介した通信を行うためのインターフェース装置)316と、BE−IF(物理記憶デバイス33に対する、バックエンドのインターフェース装置)315と、IF314又は316で受信したコマンドを処理するCPU311と、前述した要素311、313、314、315及び316間を接続するスイッチ装置(SW)312とを有する。SW312に代えてバスなどの接続装置が採用されても良い。
CPU311は、IF314又は316が計算機1又は2から受信したコマンドに従う処理を行う。例えば、コマンドが、ホスト計算機2から受信したI/Oコマンド(ライトコマンド又はリードコマンド)の場合、CPU311は、I/Oコマンドで指定されているVOL32に対してデータのI/Oを通じて行う。また、コマンドが、計算機1又は2から受信した移行コマンドの場合、CPU311は、そのコマンドで指定されている移行元のVOLからそのコマンドで指定されている移行先のVOLにデータを移行する。以下、一方のVOLから他方のVOLにデータが移行されることを「VOL移行」と言う。なお、移行元のVOL及び移行先のVOLが、一つのストレージ装置3に存在しても良いし、別々のストレージ装置3に存在しても良い。また、VOLに対するデータのI/Oは、IF315を通じて行われる。
ホスト計算機2は、VOL32を指定したI/Oコマンドを発行する。それにより、そのVOL32に対してデータのI/Oが行われる。ホスト計算機2は、例えば、図3に示すように、CPU(Central Processing Unit)22と、メモリ23と、第1IF(第1ネットワーク41を介して通信を行うためのインターフェース装置)24と、第2IF(第2ネットワーク42を介して通信を行うためのインターフェース装置)25とを有する。メモリ23は、CPU22で実行されるコンピュータプログラムを記憶する。そのプログラムとして、例えば、ストレージ操作PG21がある。PG21は、ストレージ装置3に対する操作を行うプログラムであり、例えば、VOL32を指定したI/Oコマンドを発行するプログラムである。
ストレージ操作PG21は、I/O先を表す情報を含んだI/Oコマンドをストレージ装置3へ送信する。その情報は、例えば、VOL32のID(例えばLUN(Logical Unit Number))及び記憶領域アドレス(例えばLBA(Logical Block Address))を含む。その情報が表す記憶領域に対してアクセスが行われる。
管理計算機1は、管理システムの一例であり、各ホスト計算機2及び各ストレージ装置3に関する情報を管理する計算機である。管理計算機1は、例えば、CPU11と、メモリ17と、IF(第1ネットワーク41を介して通信を行うためのインターフェース装置)19と、表示デバイス18とを有する。
メモリ17は、ストレージ構成情報6と、操作履歴情報7と、操作集計情報8とを記憶する。詳細は後述するが、本実施形態では、操作集計情報8には、第1の操作集計情報と第2の操作集計情報との二種類の情報があるが、それらのうちの一方が無くても良い。情報6、7及び8は、テーブル構造であるが、テーブル構造以外の構造とされても良い。
また、メモリ17は、CPU11で実行されるコンピュータプログラムを記憶する。そのプログラムとしては、例えば、ストレージ操作PG12、操作収集PG13、操作集計PG14、操作チェックPG15及び課金集計PG16がある。ストレージ操作PG12は、ストレージ装置3に対して種々の操作(例えば、データのコピーやデータの圧縮やVOL移行等の操作)を行う。ストレージ操作PG12は、ストレージ装置3に対する操作を行う。操作収集PG13は、ストレージ装置3に対して行われた操作に関する情報を収集することにより操作履歴情報7を構築する。操作集計PG14は、履歴情報7を基に集計を行う。操作チェックPG15は、集計結果を表す情報(集計情報)8を基に、無駄な操作、すなわち、課金の対象外とする無効な操作を検出する。課金集計PG16は、無駄な操作を課金対象としない課金用の集計情報を、履歴情報7を基に作成し、その集計情報を課金計算機5に送信する。PG12〜16が行う処理の詳細については、後述する。なお、本実施形態では、ストレージ操作PG12が管理計算機1で実行されるが、ストレージ装置3に対してVOL移行やコピー等の操作を行うPG12は、管理計算機1とは別の計算機で実行され、管理計算機1は、操作に関する情報の収集や集計のみを行っても良い。
課金計算機5は、ストレージ装置3のユーザに対する課金額を決定する計算機(例えばサーバマシン)である。課金計算機5も、図示しないが、CPU、メモリ及びIF((第1ネットワーク41を介して通信を行うためのインターフェース装置))を有する。CPUは、管理計算機1から課金用の集計情報を受信し、その課金用の集計情報を基に、各ユーザへの課金額を決定する。
以下、管理計算機1が有する各種情報6、7及び8を説明する。
図4は、ストレージ構成情報6の一例を示す。
ストレージ構成情報6は、ストレージ装置3に関する構成を表す情報である。ストレージ構成情報6は、例えば、VOL32毎に、ストレージ装置IDと、VOL−IDと、VOL性能を表す情報とを有する。ストレージ装置IDは、VOL32を有するストレージ装置のIDである。VOL−IDは、VOL32のIDである。VOL性能は、VOL32のI/Oの性能であり、例えば、そのVOL32を提供する物理記憶デバイス33のI/O性能に依存する。例えば、VOL性能が所定値以上であれば“High”、VOL性能が所定値未満であれば“Low”が、VOL性能を表す情報として設定される。
図5は、操作履歴情報7の一例の一部を示す。
操作履歴情報7は、管理計算機1の管理対象のストレージ装置3に対する操作の履歴を示す情報である。履歴情報7には、ストレージ装置3に対する操作ごとに、その操作に関するログ(以下、「操作関連ログ」)を有する。操作関連ログは、例えば、操作日付(操作が行われた日付)を示す情報と、制御情報と、操作実績情報とを有する。履歴情報7では、操作関連ログが時系列に(例えば、操作日付の昇順又は降順に)並んでいる。
制御情報は、操作要求元情報と操作情報とを有する情報である。
操作要求元情報は、操作を行った装置に関する情報であり、例えば、装置ID(ストレージ装置3に対して操作を行った装置のID)と、ユーザID(ストレージ装置3に対して操作を行った装置を使用したユーザのID)とを有する。
操作情報は、操作の詳細に関する情報であり、例えば、操作種別(操作の種別)を表す情報と、操作容量を表す情報とを有する。
操作種別としては、例えば、下記がある。
*ライト操作。ライトとは、後述の操作対象VOLにデータを書き込むことである。
*リード操作。リードとは、操作対象VOLからデータを読み出すことである。
*コピー操作。コピーとは、操作対象VOLが記憶しているデータを後述の操作先VOLにコピーすることである。コピーには、例えば、初期コピーと差分コピーとがある。初期コピーとは、操作対象VOLが記憶しているデータの全てを操作先VOLにコピーすることである。差分コピーとは、操作対象VOLが記憶しているデータのうちの更新されたデータ(直前回のコピー以降に更新されたデータ)のみを操作先VOLにコピーすることである。
*圧縮保存操作。圧縮保存とは、操作対象VOL内のデータを圧縮し圧縮後のデータを操作先VOL(又は操作対象VOL)へ保存することである。
*VOL移行操作。VOL移行とは、操作対象VOL内のデータの全てを操作先VOLへ移行する操作である。VOL移行では、操作先のVOL(移行先のVOL)のIDが、操作対象VOL(移行元のVOL)のIDに変更される。このため、図5では、操作種別“VOL移行”については、操作対象VOLのVOL−IDと操作先VOLのVOL−IDと同じIDとなっている。しかし、VOLそれ自体は別である。それは、操作種別“VOL移行”についてVOL性能が操作対象VOLと操作先VOLとで違っていることから分かる。
操作容量とは、指定された操作種別に従う操作に応じて入出力されたデータの量である。例えば、操作種別がライト操作又はリード操作の場合、操作容量は、操作対象VOLへ書き込まれたデータ又は操作対象VOLから読み出されたデータの量である。操作種別が初期コピー操作、差分コピー操作又はVOL移行操作の場合、操作対象VOLから操作先VOLに書き込まれたデータの量である。操作種別が圧縮保存の場合、操作容量は、操作対象VOLから圧縮保存のために読み出されたデータ(圧縮の対象のデータ)の量である。
操作実績情報は、操作対象VOL情報と操作先VOL情報とを有する情報である。
操作対象VOL情報は、操作対象VOLに関する情報であり、例えば、装置IDと、VOL−IDと、VOL性能を表す情報とを有する。「操作対象VOL」とは、データが入出力されるVOLとして指定された操作対象である。装置IDは、操作対象VOLを有するストレージ装置であり、操作対象VOLを指定した操作が行われる装置である。VOL−IDは、操作対象VOLのIDである。VOL性能は、操作対象VOLの性能である。
操作先VOL情報は、操作先VOLに関する情報であり、例えば、装置IDと、VOL−IDと、VOL性能を表す情報とを有する。「操作先VOL」とは、操作対象VOLから読み出されたデータの書込み先となるVOLであり、例えば、操作種別がコピー、圧縮保存及びVOL移行のときに指定されるVOLである。装置IDは、操作先VOLを有するストレージ装置である。VOL−IDは、操作先VOLのIDである。VOL性能は、操作先VOLの性能である。
管理計算機1は、この操作履歴情報7を、表示デバイス18に表示することができる。管理計算機1は、図5に示したとおりに情報7を表示することもできるし、情報7を加工して(例えば、情報7の一部を削除したり、順番を入れ替えたりして)加工後の情報7を表示することもできる。図5のように表示した場合は、より過去に実施された操作に関する情報が先頭(図面上では上)になるように表示されることになるが、これとは逆に、より現在に近い日時に実施された操作に関する情報が先頭になるように表示されてもよい。
図6は、第1の操作集計情報8Aの一例を示す。
第1の操作集計情報8Aは、履歴情報7が有する種々の情報要素(値)を集計することにより得られる情報である。具体的には、情報8Aによれば、各情報セット(操作日付と、操作種別と、操作要求元情報内の装置ID及びユーザIDとのセット)81について、操作対象VOLごとに、操作容量が集計されている。例えば、操作日付“2009/07/31”、操作種別“Read”、装置ID“Host_2”、且つ、ユーザID“User_B”である操作は、ストレージ装置“ST02”のVOL“V01”及びストレージ装置“ST02”のVOL“V02”に対して行われ、それぞれの操作容量は“20GB”であることがわかる。
管理計算機1(或いはユーザ)は、情報8Aを参照することで、無駄な操作が行われているか否かを判定することができる。
例えば、点線枠82で囲まれた情報は、VOL“V01”に対する書き込みが“1GB”しかなされていないのに、VOL“V01”から初期コピーが行われたことを示している。VOL“V01”の容量は“200GB”であるため、“1GB”の更新のためだけにVOL“V01”全体のコピーを行ったこの操作は無駄であるといえる(この場合は、更新部分のコピーを行う差分コピーを実施するのが適切と考えられる)。
また、例えば、点線枠83で囲まれた情報は、VOL性能“High”のVOL“V02”からVOL性能“Low”のVOL“V02”へVOL移行が行われてから一定時間内(例えば同じ日)に、VOL性能“Low”のVOL“V02”からVOL性能“High”のVOL“V02”へVOL移行が行われたことを示している。これは、例えば、VOL性能を低くしても問題がないと考えて、VOL性能が“Low”のVOLへVOL移行を行ってみたものの、何らかの問題(例えば、作業が効率的に実施できない等)が発生したことが原因として考えられる。このような場合、VOL性能が“Low”のVOLとVOL性能が“High”のVOLとの間で行われた2回のVOL移行は、いずれも無駄であるといえる。
点線枠84で囲まれた情報は、VOLごとの操作容量の合計を示している。課金計算機5は、例えば、各VOLの操作容量合計に基づいて、課金額を決定することができる。
図7は、第2の操作集計情報8Bの一例を示す図である。
第2の操作集計情報8Bも、第1の操作集計情報8Aと同様に、履歴情報7が有する種々の情報要素(値)を集計することにより得られる情報である。具体的には、情報8Aによれば、各情報セット(操作日付と、操作種別と、操作対象VOLの装置ID及びVOL−IDとのセット)85について、操作先VOLごとに、操作回数(操作対象VOLからデータが書き込まれた回数)が集計されている。例えば、操作日付“2009/07/31”では、ストレージ装置“ST01”にある操作対象VOL“V01”からストレージ装置“ST02”にある操作先VOL“V02”に行われた初期コピーは1回だけであることがわかる。
管理計算機1(或いはユーザ)は、情報8Bを参照することで、無駄な操作が行われているか否かを判定することができる。
例えば、点線枠86で囲まれた情報は、同一の操作対象VOLから同一の操作先VOLに同日に初期コピーが2回行われていることを示す。この2回の操作のうちの後の操作は無駄であると考えられる。なぜなら、通常、一つのVOLペア(操作対象VOLと操作先VOLのペア)について、初期コピーは1日に1回で十分と考えられるからである。
また、例えば、点線枠87で囲まれた情報は、同一の操作対象VOLから同一の操作先VOLに同日にVOL移行が2回行われていることを示す。この2回の操作のうちの後の操作は無駄であると考えられる。なぜなら、通常、一つのVOLペア(操作対象VOLと操作先VOLのペア)について、VOL移行は1日に1回で十分と考えられるからである。
以上のように、本実施形態では、操作履歴情報7を基に、二種類の集計、すなわち、各操作要求元及び操作種別について操作対象VOL毎に操作容量を集計することと、各操作対象VOL及び操作種別について操作先VOL毎に操作回数を集計することとが行われる。その二つの集計結果の片方或いは両方から、操作の無駄が生じていた場合にはそれを検出することができる。
以下、本実施形態で行われる種々の処理を説明する。
図8は、ストレージ操作PG12が行う処理のフローチャートである。
まず、ストレージ操作PG12は、ストレージ装置3に対する操作の要求を受け付ける(S101)。操作要求としては、例えば、データのリード、ライト、コピー、圧縮保存、或いはVOL移行の要求がある。操作要求には、例えば、操作対象ストレージ装置3のIDと、操作対象VOLのVOL−IDとが含まれる。
次に、ストレージ操作PG12は、操作対象VOLのVOL−IDがストレージ構成情報6に含まれているか否かを判定する(S102)。
S102の判定の結果が否定的の場合(S102:NO)、ストレージ操作PG12は、操作要求の送信元(例えば、ユーザ)にエラーを返す(S106)。
一方、S102の判定の結果が肯定的の場合(S102:YES)、ストレージ操作PG12は、操作対象ストレージ装置3のストレージ制御機構31に、ステップS101で受け付けた操作要求に従うコマンド(例えば、VOL移行を受け付けた場合はVOL移行コマンド)を送信する(S103)。VOL移行コマンドには、例えば、操作対象VOLのID、その操作対象VOLを有するストレージ装置3のID、操作先VOLのID、及び、その操作先VOLを有するストレージ装置3のIDが含まれる。
S103の後、ストレージ操作PG12は、ステップS103で送信したコマンドに対する応答を、操作対象ストレージ装置3から受信する(S104)。
ストレージ操作PG12は、ステップS104で受信した応答を解析することで、操作が成功したか否かを判定する(S105)。
S105の判定の結果が否定的の場合(S105:NO)、ストレージ操作PG12は、操作要求の送信元に対してエラーを返す(S106)。
一方、S105の判定の結果が肯定的の場合(S105:YES)、ストレージ制御PG12は、処理を終了する。
なお、図8は、管理計算機1で実行されるストレージ操作PG12が行う処理の流れを示すが、ホスト計算機2のストレージ操作PG21も、図8と同様の処理を行うことができる。ホスト計算機2のストレージ操作PG21は、VOLを指定したI/Oコマンドを送信するPGであって、管理計算機1のストレージ操作PG12は、VOL移行やコピー等の制御コマンドを送信するPGであっても良い。
図9は、ストレージ制御機構31が行う処理のフローチャートである。
制御機構31は、ストレージ操作PG12又は21から、操作対象VOLを指定したコマンドを受信する(S201)。
次に、制御機構31は、受信したコマンドが示す操作を操作対象VOLについて実施する(S202)。
ステップS202での実施に失敗した場合(S203:NO)、制御機構31は、コマンドの送信元の計算機1又は2に対してエラーを返す(S205)。
ステップS202での実施に成功した場合(S203:YES)、制御機構31は、成功を意味する応答を、コマンドの送信元に返すと共に、管理計算機1に、実施した操作に関するログ(つまり操作関連ログ)を送信する(S204)。
図9で説明した処理によれば、操作関連ログは、エラー(S205)の場合には行われず、操作が正常に実施された場合に、管理計算機1に送信される。従って、管理計算機1が受信した操作関連ログから特定される操作は、ストレージ装置3に対して単に要求されただけでなくストレージ操作3で実施された操作である。
なお、操作関連ログがストレージ制御機構31から管理計算機1に送信されることに代えて又は加えて、ストレージ装置3に対してコマンドを送信した(操作を要求した)計算機1又は2が、そのコマンドに対して成功を表す応答をストレージ制御機構31から受信した場合に、要求した操作に関する操作関連ログを送信してもよい。
図10は、操作収集PG13が行う処理のフローチャートである。
図9のステップS204で説明したように、ストレージ制御機構31は、コマンドに従う操作を実施する都度に、実施した操作に関する情報(操作関連ログ)を、管理計算機1に送信する。
作情報収集PG13は、ストレージ制御機構31から操作関連ログを受信する(S301)。
操作収集PG13は、その受信した操作関連ログを有するログを操作履歴情報7に追加する(S302)。
このようにして、ストレージ装置3が実施した操作に関す情報が、履歴として、操作履歴情報7に追加される。
図11は、操作集計PG14が行う処理のフローチャートである。
操作集計PG14は、ユーザから操作集計要求を受け付ける(S401)。なお、S401に代えて、集計PG14は、定期的に、下記のS402を開始しても良い。
集計PG14は、操作履歴情報7が有する種々の情報要素(値)を集計することにより、前述した第1及び第2の操作集計情報8A及び8Bを生成する(S402)。
そして、集計PG14は、操作チェックPG15を呼び出す。それにより、ストレージ操作チェック処理が行われる(S403)。
図12は、ストレージ操作チェック処理のフローチャートである。
操作チェックPG15が、操作集計PG14から、操作チェック要求を受け付ける(S501)
チェックPG15が、第1の集計情報8Aから或る操作日付に関する情報を読み込む(S502)。
チェックPG15が、読み込んだ情報に含まれている一以上のログから、下記の二つの条件(X1)及び(X2):
(X1)ライト容量<初期コピー容量の10%;
(X2)VOL移行容量>VOL容量の2倍、
のいずれかに該当する関係を有する操作があるか否かを判定する(S503)。
ここで、条件(X1)において、「ライト容量」とは、操作種別“ライト”に対応した操作容量(書き込まれたデータの総量)であり、「初期コピー容量」とは、操作種別“初期コピー”に対応した操作容量(初期コピーの対象となったデータの量)である。条件(X1)は、初期コピー容量の10%にも満たない量のデータしか書込まれていない日に初期コピーを行うのは無駄であるとのポリシーに従う条件である。10%に代えて、別の割合が設定されても良い。
条件(X2)において、「VOL移行容量」とは、操作種別“VOL移行”に対応した操作容量(VOL移行の対象となったデータの量)である。条件(X2)は、VOL移行の対象となったデータの量が一日にVOLの容量の2倍を超えていると、ユーザが意図した運用とすることができなかった故にユーザが再びVOL移行させているとのポリシーに従う条件である。
チェックPG15は、条件(X1)及び(X2)のいずれかに該当する関係の操作を検出した場合(S503:YES)、その検出された操作に関する情報を有するログについて、無効を設定する(S504)。例えば、チェックPG15は、そのログに他のログ(有効な操作に関するログ)と異なる色又は模様を施す。
チェックPG15は、第1の集計情報8A内の、全ての操作日付に関する情報について、S502乃至S504を行う(S505)。
次に、チェックPG15が、第2の集計情報8Bから或る操作日付に関する情報を読み込む(S506)。
チェックPG15が、読み込んだ情報に含まれている一以上のログから、下記の二つの条件(Y1)及び(Y2):
(Y1)初期コピー回数≧2回;
(X2)VOL移行回数≧2回、
のいずれかに該当する関係を有する操作があるか否かを判定する(S507)。
ここで、条件(Y1)において、「初期コピー回数」とは、操作種別“初期コピー”に対応した操作回数(初期コピーの回数)である。条件(Y1)は、同一のVOLペアについて一日に初期コピーを2回以上行うのは無駄であるとのポリシーに従う条件である。
条件(Y2)において、「VOL移行回数」とは、操作種別“VOL移行”に対応した操作回数(VOL移行の回数)である。条件(Y2)は、同一のVOLペアについて一日にVOL移行を2回以上行われた場合それらは無駄な操作であるとのポリシーに従う条件である。
チェックPG15は、条件(Y1)及び(Y2)のいずれかに該当する関係の操作を検出した場合(S507:YES)、その検出された操作に関する情報を有するログについて、無効を設定する(S508)。
チェックPG15は、第2の集計情報8B内の、全ての操作日付に関する情報について、S506乃至S507を行う(S509)。
このストレージ操作チェック処理により、無駄と考えられる操作(課金の対象外にすべきであると考えられる操作(無効な操作))が推定される。言い換えれば、このストレージ操作チェック処理により、課金の対象にすべきであると考えられる操作(有効な操作)が推定される。
前述した条件(X1)、(X2)、(Y1)及び(Y2)は、例えば、管理計算機1のメモリ17に予め設定されているポリシー情報に従って設定された条件である。
図13は、ポリシー情報1401の一例を示す。
ポリシー情報1401は、無駄な操作(課金の対象外となる無効な操作)の特定するためのポリシーに関する情報である。具体的には、例えば、ポリシー情報1401は、ポリシー毎に、操作種別を表す情報と、操作対象VOLを表す情報と、ポリシーの詳細を表す情報とを有する
操作対象VOLを表す情報は、例えば、装置IDとVOL−IDで構成される。なお、IDとして“ALL”は、全てのストレージ装置或いはVOLを指すことを意味する。
ポリシーの詳細を表す情報は、例えば、集計種別を表す情報と、無効操作条件を表す情報とを有する。集計種別としては、「操作容量」と「操作回数」とがある。
集計種別「操作容量」は、無効操作条件が第1の集計情報8Aから読み込まれた情報に適用されることを意味する。
集計種別「操作回数」は、無効操作条件が第2の集計情報8Bから読み込まれた情報に適用されることを意味する。
「無効操作条件」とは、無効な操作(無駄な操作)の条件である。図示の無効操作条件は、前述した条件(X1)、(Y1)及び(Y2)である。無効操作条件は、例えば、管理者(課金の対象となるユーザとは別の人間)によって決定されて良い。また、無効操作条件には、上述した要素の他に、例えば、以下のユーザ条件(p)及び/又は時期条件(q)の条件:
(p)同一のユーザによって行われた二以上の操作が無効となるのか、或いは、異なるユーザによって行われた二以上の操作であっても無効となるのか;
(q)二以上の操作が行われた時間(例えば、3時間、1日などの時間の条件)、
が関連付けられても良い。例えば、第1のVOLから第2のVOLへのVOL移行がユーザAによって行われ、そのVOL移行が行われてから或る時間内に、第2のVOLから第1のVOLへのVOL移行がユーザBによって行われた場合、(p)及び/又は(q)の内容次第で、それらの操作が無効ともなるし有効ともなる。上述した(p)及び(q)のうちの少なくとも一方の条件が、全ての無効操作条件に共通であっても良い。また、無効操作条件には、操作対象VOL及び/又は操作先VOLのVOL性能に関する条件が含まれていても良い。
ストレージ操作チェック処理では、ポリシー情報1401を基に、無効操作条件が、その無効操作条件に対応付けられた操作対象VOLについて、その無効操作条件に対応した種類の集計情報8A又は8Bに適用される。
図14は、課金集計PG16が行う処理のフローチャートである。
課金集計PG16は、例えば課金計算機5から、課金集計要求を受け付ける(S601)。その要求は、課金計算機5から発行されても良いし、或いは、S601が行われることに代えて定期的に下記のS602が開始されても良い。
PG16は、履歴情報7から、第1の日時が記録された操作関連ログから第2の日時が記録されている操作関連ログまでの複数の操作関連ログを特定する(S602)。第1及び第2の日時の少なくとも一方は管理者から指定されても良いし、所定の規則に従って定められても良い。例えば、第1の日時から第2の日時までの時間は、直近の過去1日である。
PG16は、S602で特定した複数の操作関連ログから、無効が設定されている操作関連ログ(以下、無効ログ)を特定する(S603)。
PG16は、S602で特定した複数の操作関連ログのうちのS603で特定された無効ログ以外の操作関連ログにおける操作容量を、所定の単位で集計し、集計結果を表す情報(課金用の集計情報)を、第1ネットワーク41を介して課金計算機5に送信する(S604)課金用の集計情報は、例えば、ユーザ毎に操作容量の合計を表す情報を有している。
課金計算機5は、課金用の集計情報を受信する。課金計算機5のメモリは、例えば、所定の操作容量当たりの課金額を表す情報(以下、課金額単位情報)を記憶する。課金計算機5のCPUは、課金額単位情報と、課金用の集計情報が表す、操作容量の合計とを基に、ユーザに対する課金額を決定する。
ところで、課金集計PG16は、履歴情報7を基に、図15に示す画面を表示デバイス18に表示することができる。
すなわち、課金集計PG16は、履歴情報7から、第1の日時が記録された操作関連ログから第2の日時が記録されている操作関連ログまでの複数の操作関連ログを特定し、特定されたログにおける操作容量をユーザID及び操作種別のセット毎に集計する。PG16は、ユーザID及び操作種別のセット毎の操作容量合計を表す情報(例えばテーブル)を表示した画面1601を、表示デバイス16に表示する。
PG16は、管理者所望のセットが指定された場合、そのセットに対応した操作容量合計の内訳を表示した画面(以下、内訳画面)を表示する。内訳画面の一例を図16に示す。
図16の内訳画面1701は、図15の画面1601に対して、ユーザID“Adimin_A”と操作種別“VOL移行”とのセットに対応した操作容量合計の内訳を表示する。その内訳は、その操作容量合計の要素となった全ての操作容量と、各操作容量での操作日付及び操作内容情報(例えば、VOL移行であれば、どの操作対象VOLからどの操作先VOLへデータが移行されたかを表す情報)と、ログ(操作)の有効/無効を表す情報とを有する。図16の画面1701において、例えば「01:00」という表記の左半分がストレージ装置のIDを表し、その右半分がVOLのIDを表す。
図15の画面1601と図16の画面1701とを比べれば分かるように、図15の画面1601に表示されている操作容量合計には、図16の画面1701において「無効」と表示されている操作についての操作容量は含まれていない。つまり、画面1601に表示されている操作容量合計は、有効な操作の操作容量のみの合計である。画面1601に表示される情報は、第1の集計情報8Aに基づいて生成された情報であっても良い。なぜなら、第1の集計情報8Aは、操作種別とユーザIDとのセット毎の集計結果(操作容量合計)を表す情報を有しているからである。
管理者は、この内訳画面1701を見て、チェックPG15による判定結果の正否を判定することができる。例えば、画面1701が表示する内訳における5番目と6番目の情報によれば、ストレージ装置“01”のVOL“07”からストレージ装置“02”のVOL“08”にデータを移行した後、同じに日に、ストレージ装置“02”のVOL“08”からストレージ装置“01”のVOL“07”にデータが移行されている。これは、例えば、VOL移行を行ったもののユーザが意図するI/O性能が得られなかったが故に同日に元のVOLにデータが戻されたと考えられる。このため、ストレージ装置“01”のVOL“07”からストレージ装置“02”のVOL“08”へのVOL移行の操作と、ストレージ装置“02”のVOL“08”からストレージ装置“01”のVOL“07”へのVOL移行の操作の両方について無効と設定されているのは正しいと判定することができる。
管理者が、有効/無効の設定が正しくないと判定される操作(ログ)を見つけた場合、正しくないと判定された、有効/無効の設定を、訂正することができる。有効/無効の訂正は、履歴情報7に反映される。すなわち、課金集計PG16は、有効/無効が訂正された場合、有効/無効が訂正された操作のログ(履歴情報7内のログ)に対し、現在の設定(例えば「無効」)を訂正後の設定(例えば「有効」)に更新する。これにより、図14に示した処理では、有効/無効が訂正されたログを有する履歴情報7を基に、課金用の集計情報が生成されることになる。従って、内訳画面1701を見て有効/無効を訂正する作業は、図14に示した処理が開始される前に行われることが望ましい。
上述した実施形態によれば、ストレージ装置3に対する操作の都度にその操作に関する情報(操作関連ログ)が履歴情報7に追加されていく。そして、その履歴情報7に含まれている種々の情報要素が所定の単位で集計され、その集計結果(第1及び第2の集計情報8A及び8B)を基に、無駄な操作(無効な操作)があった場合にはそれが検出される。課金対象とする操作容量の集計は、履歴情報7のうちの、無効と判定された操作に関する情報を除いた情報を用いて行われる。これにより、ストレージ装置3に対する操作に応じて決定される課金額がユーザにとってなるべくリーズナブルな額になることが期待できる。
なお、無駄な操作の判断基準はこれまで述べたとおり、何らかの値を基準とする一方で、当該基準はユーザ毎に異なる場合がある。例えば、指定期間中のコピー回数を判断基準とした場合、格納データに対するアクセス傾向が頻繁に変化する場合は指定期間を短くするか、コピー回数を大目にしないと、本来正当な操作が無駄な操作と認定されるからである。その対策として、管理計算機は無駄な操作の判断基準の値(閾値)をユーザによって設定してもらうインターフェースを設けても良い。
しかし、課金額に無駄な操作によって発生した課金を踏めないようにする場合、ユーザが課金額を不正に軽減するために、前述の判断基準の値を変更することが考えられる。こうした不正の防止のために、管理計算機は設定可能な判断基準の値以外の値を設定された場合は、当該設定を拒否してもよい。
以上、本発明の一つの実施形態を説明したが、本発明は、この実施形態に限定されるものでなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることはいうまでもない。
例えば、無効な操作(無駄な操作)の幾つかの例は、前述した通りであるが、それらの例のうちの少なくとも一つの例に代えて又は加えて、次の例が採用されても良い。すなわち、図17に示すように、第1のVOL(例えばVOL性能が低いVOL)から、第1のVOLよりVOL性能が高い第2のVOL(例えばVOL性能が中程度のVOL)へのVOL移行が完了してから所定期間内に(例えば同日に)、その第2のVOLから、第2のVOLよりVOL性能が高い第3のVOL(例えばVOL性能が高いVOL)へのVOL移行が行われた場合、それらのVOL移行操作のうちの一つの操作が有効と判定され残りの操作が無効と判定されて良い。要するに、『所定期間内に複数のVOL移行がカスケード状に行われた場合、それら複数のVOL移行操作のうち最後に行われた操作だけが有効な操作とされ残りが無効な操作である』といった無効操作条件が設定されて良い。なぜなら、このケースでは、ユーザの意図は、データをよりVOL性能の高いVOLに移行することにあると思われ、最後の移行先のVOL以外のVOLでは、ユーザの意図するVOL性能が得られなかったと判断できるためである。
このように、ストレージ装置3に対して行われる操作は様々であり、それ故、無効と考えられる操作も、操作種別、操作対象VOL及び操作先VOLのうちの少なくとも一つに応じて様々である。管理者は、操作種別、操作対象VOL及び操作先VOLのうちの少なくとも一つに応じて考えられる無効操作条件をなるべく多く管理計算機1に設定しておくことで、チェックPG15が、多くの種類の無効な操作を検出することができる。
また、上述した実施形態によれば、操作の有効/無効のチェック結果は、課金額の決定に利用されるが、それに代えて又は加えて、他のサービスに利用されて良い。他のサービスとしては、例えば、運用改善の案をユーザに提供するサービスが考えられる。具体的には、例えば、チェックPG15が、履歴情報7に基づいて集計された結果を表す情報を基に、無効な操作(無駄な操作)を検出した場合、無効な操作を表す情報を、その操作を行ったユーザ(その操作を要求したユーザ)に通知して良い。より具体的には、例えば以下の通りである。
或るVOL(以下、便宜上「VOL−T」と記載)内のデータを定期的にバックアップ(コピー)することをユーザがストレージ装置3に設定していた場合、定期的にそのVOL−T内のデータがバックアップされる。しかし、VOL−Tにデータがライトされていないにも関わらずにそのVOL内のデータがバックアップされているようであれば、バックアップは無駄である。そこで、チェックPG15は、履歴情報7に基づく第1の集計情報8Aから、一定期間内にVOL−Tに所定量K(Kは0以上の値)以上のデータがライトされたことを検出できない場合には、VOL−Tからのデータのバックアップに関する操作を行ったユーザに対し、運用改善のアドバイス(例えば、バックアップの頻度を減らす或いはバックアップを行わない)を表す情報を提供して良い。
課金額の決定とは別のサービスを行う管理システムは、例えば以下のように表現されて良い。
<表現>
論理ボリュームを提供する装置であるストレージ装置に接続されるインターフェースと、
記憶資源と、
前記インターフェース及び前記記憶資源に接続されたプロセッサと
を有し、
前記プロセッサが、
(s1)ユーザから前記ストレージ装置に要求され正常に完了した操作に関する情報である操作関連ログを取得し、
(s2)前記(s1)で取得した操作関連ログを前記記憶資源に格納し、
(s3)前記記憶資源に格納されている複数の操作関連ログに対応した複数の操作から、無効な操作に該当する条件である所定の無効操作条件に該当する操作である無効な操作を特定し、
(s4)前記特定された無効な操作の操作関連ログを用いた情報処理を行う(例えば、その無効な操作を行ったユーザが使用する計算機に通知する)、或いは、前記特定された無効な操作の操作関連ログ以外の操作関連ログを用いた情報処理を行う、
管理システム。
なお、以上の説明では、操作対象としてボリューム(論理ボリューム)を中心に説明を行ってきたが、本発明はこれに限られない。特にデータ移行またはコピーはボリューム単位以外にもボリューム内のデータ領域(例えば、10GB単位の場合や、可変長のデータ領域)を対象としてもよい。これまでの説明の「ボリューム」を対象とした説明を「データ領域」と置き換えれば詳細な動作については理解可能なことは言うまでも無い。
1:管理計算機

Claims (11)

  1. 論理ボリュームを提供する装置であるストレージ装置と、課金額を決定する計算機である課金計算機とに接続されるインターフェースと、
    記憶資源と、
    前記インターフェース及び前記記憶資源に接続されたプロセッサと
    を有し、
    前記プロセッサが、
    (A)ユーザから前記ストレージ装置に要求され正常に完了した操作に関する情報である操作関連ログを取得し、
    (B)前記(A)で取得した操作関連ログを前記記憶資源に格納し、
    (C)前記記憶資源に格納されている複数の操作関連ログに対応した複数の操作から、無効な操作に該当する条件である所定の無効操作条件に該当する操作である無効な操作を特定し、
    (D)前記記憶資源に格納されている複数の操作関連ログのうちの、前記特定された無効な操作の操作関連ログ以外の操作関連ログを用いて、課金額の決定に必要な集計結果を含んだ情報である課金用情報を生成するための集計を行い、
    (E)前記課金用情報を、前記課金用情報を用いて課金額を決定する課金計算機に送信する、
    管理システム。
  2. 請求項1の管理システムであって、
    前記操作関連ログは、
    前記ストレージ装置に対して操作が行われた日時である操作日時を表す情報と、
    その操作の種別を表す情報と、
    その操作の対象となった論理ボリュームである操作対象VOLを表す情報と、
    前記操作対象VOLに対して入出力されたデータの量である操作容量を表す情報と
    を有し、
    前記無効操作条件は、操作種別と操作容量とに関する条件を有し、
    前記(C)において、前記プロセッサは、
    (c1)前記複数の操作関連ログから特定される操作容量を、それぞれの操作関連ログから特定される操作日時を基に、それぞれの操作関連ログから特定される操作対象VOL毎に集計し、
    (c2)前記(c1)での集計結果を基に、一定時間内に行われた操作であって前記無効操作条件に該当する操作を特定する、
    管理システム。
  3. 請求項2記載の管理システムであって、
    前記操作関連ログは、前記ストレージ装置に対して操作を行ったユーザの識別情報を更に有し、
    前記(c1)において、前記プロセッサは、前記複数の操作関連ログから特定される操作容量を、それぞれの操作関連ログから特定される操作日時を基に、それぞれの操作関連ログから特定される操作対象VOLとユーザ識別情報とのセット毎に集計し、
    前記(c2)において、前記プロセッサは、前記(c1)での集計結果を基に、一定時間内に同一のユーザに行われた操作であって前記無効操作条件に該当する操作を特定する、
    管理システム。
  4. 請求項3の管理システムであって、
    前記操作種別として、前記操作対象VOLから読み出されたデータが別のVOLである操作先VOLに書き込まれる種別があり、
    前記操作関連ログは、前記操作先VOLを表す情報を更に有し、
    前記無効条件は、同一の操作対象VOLから読み出されて同一の操作先VOLにデータが書き込まれる操作が行われた回数に関する条件を含み、
    前記(c1)において、前記プロセッサは、更に、同一の操作対象VOLから読み出されて同一の操作先VOLにデータが書き込まれる操作が行われた回数を、前記複数の操作関連ログを基に集計し、
    前記(c2)において、前記プロセッサは、操作回数の集計結果を基に、一定時間内に前記無効操作条件に該当する回数行われた操作であって、同一の操作対象VOLから読み出されて同一の操作先VOLにデータが書き込まれる操作を特定する、
    管理システム。
  5. 請求項4記載の管理システムであって、
    前記操作対象VOLから読み出された前記操作先VOLに書き込まれる操作種別は、前記操作対象VOLから前記操作先VOLへのデータの移行又はコピーである、
    管理システム。
  6. 請求項1記載の管理システムであって、
    前記プロセッサは、
    (X)複数の操作関連ログが表す、複数の操作に関する情報を、無効な操作と無効な操作とを区別できるように表示する、
    管理システム。
  7. 請求項1の管理システムであって、
    前記操作関連ログは、
    前記ストレージ装置に対して操作が行われた日時である操作日時を表す情報と、
    その操作の種別を表す情報と、
    その操作の対象となった論理ボリュームである操作対象VOLを表す情報と、
    その操作によって前記操作対象VOLから読み出されたデータの書込み先となるVOLである操作先VOLを表す情報と
    を有し、
    前記無効操作条件は、操作種別と、同一の操作対象VOLから読み出されて同一の操作先VOLにデータが書き込まれる操作が行われた回数とに関する条件を有し、
    前記(C)において、前記プロセッサは、
    (c1)同一の操作対象VOLから読み出されて同一の操作先VOLにデータが書き込まれる操作が行われた回数を、前記複数の操作関連ログを基に集計し、
    (c2)操作回数の集計結果を基に、一定時間内に前記無効操作条件に該当する回数行われた操作であって、同一の操作対象VOLから読み出されて同一の操作先VOLにデータが書き込まれる操作を特定する、
    管理システム。
  8. 請求項7記載の管理システムであって、
    前記操作対象VOLから読み出された前記操作先VOLに書き込まれる操作種別は、前記操作対象VOLから前記操作先VOLへのデータの移行又はコピーである、
    管理システム。
  9. 請求項8記載の管理システムであって、
    前記操作対象VOLから読み出された前記操作先VOLに書き込まれる操作種別は、前記操作対象VOLから前記操作先VOLへのデータの移行であり、
    前記無効操作条件は、前記操作対象VOLから前記操作先VOLへデータを移行する操作である第1の移行操作が行われてから一定時間内に前記操作先VOLから元の前記操作対象VOLへデータを戻す操作である第2の移行操作が行われた場合には前記第1及び第2の移行操作は両方とも無効な操作であることを意味する条件である、
    管理システム。
  10. 請求項8記載の管理システムであって、
    前記操作対象VOLから読み出された前記操作先VOLに書き込まれる操作種別は、前記操作対象VOLから前記操作先VOLへのデータの移行であるVOL移行であり、
    前記無効操作条件は、複数のVOL間をカスケード状にデータが移動するような複数のVOL移行の操作が行われた場合には最後の操作が有効でありその最後の操作以外は無効な操作であることを意味する条件である、
    管理システム。
  11. 論理ボリュームを提供する装置であるストレージ装置と、課金額を決定する計算機である課金計算機と、前記ストレージ装置及び前記課金計算機に接続された管理システムとを有する計算機システムで実現される方法であって、
    (A)前記管理システムが、ユーザから前記ストレージ装置に要求され正常に完了した操作に関する情報である操作関連ログを取得し、
    (B)前記管理システムが、前記(A)で取得した操作関連ログを格納し、
    (C)前記管理システムが、複数の操作関連ログに対応した複数の操作から、無効な操作に該当する条件である所定の無効操作条件に該当する操作である無効な操作を特定し、
    (D)前記管理システムが、複数の操作関連ログのうちの、前記特定された無効な操作の操作関連ログ以外の操作関連ログを用いて、課金額の決定に必要な集計結果を含んだ情報である課金用情報を生成するための集計を行い、
    (E)前記管理システムが、前記課金用情報を、前記課金用情報を用いて課金額を決定する課金計算機に送信する、
    課金支援方法。
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