JP2011112787A - 電子写真装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】円筒状の電子写真感光体の表面に形成された静電潜像を現像する現像手段を有する電子写真装置において、電子写真感光体に、軸方向の端部に向かって外径が大きくなる外径拡大部を設け、現像手段を、電子写真感光体に押し当てられた当接コロを介して前記電子写真感光体に対して近接配置する。この場合、当接コロが電子写真感光体に押し当てられる部分を、電子写真感光体の外径拡大部における拡大高さが8.0μm以上となる部分より端部側領域に設定する。
【選択図】図1
Description
電子写真プロセスにおいて電子写真感光体上に現像されたトナーは紙のような転写材に転写されるが、その際に転写されずに電子写真感光体上に残った残留トナーはクリーニング部材により除去される。そのような、クリーニング部材としては、クリーニングブレードが知られており、これが単独或いは他の部材と併用して用いられる。クリーニングブレード方式は、弾性をもつブレードを、電子写真感光体に接触させ物理的に電子写真感光体上の残留トナーを掻き取る方法である。通常クリーニングブレードと電子写真感光体の接する部分(以降、ニップ部と記す)の上流にはトナーが存在している。このニップ部の上流に存在するトナーが、クリーニングブレードと電子写真感光体との間の潤滑剤としての役割を果たし、これにより常に良好なクリーニングがおこなわれる。
本発明の電子写真装置に好適に用いることができる電子写真感光体の層構成について、アモルファスシリコン系電子写真感光体を例として、図6の模式的構成図を参照して説明する。
図6(a)に示す電子写真感光体600は、基体601と、基体601の上に順次設けられる光導電層602と表面層603とから構成される。
また、図6(b)に示すように、基体601上に、基体側からの電荷の注入を阻止するために、下部電荷注入阻止層604を設け、下部電荷注入阻止層604上に光導電層602と、表面層603とを順次設けた層構成であってもよい。必要に応じて、光導電層602は、基体601側から第一の層領域と第二の層領域とからなる2層構成にしてもよい。また、光導電層602と表面層603との界面は、界面反射を抑制するために、連続的に変化させてもよい。
まず、反応容器5111内に円筒状基体5112を設置し、例えば真空ポンプのような排気装置(図示せず)により反応容器5111内を排気する。続いて、基体加熱用ヒータ5113により円筒状基体5112の温度を200℃乃至350℃の所定の温度に制御する。
次に、堆積膜形成用の原料ガスを、原料ガス供給装置5200により流量制御し、反応容器5111内に導入する。そして、排気速度を調整することにより所定の圧力に設定する。
内圧が安定したところで、高周波電源5120を所望の電力に設定して、高周波マッチングボックス5115を通じてカソード電極に供給し高周波グロー放電を生起させる。放電に用いる周波数は1〜30MHzのRF帯が好適に使用できる。
この放電エネルギーによって反応容器5111内に導入された各原料ガスが分解され、円筒状基体5112上に所定のシリコン原子を主成分とする堆積膜が形成される。所望の膜厚の形成が行われた後、高周波電力の供給を止め、ガス供給装置の各バルブを閉じて反応容器5111への各原料ガスの流入を止め、堆積膜の形成を終える。
次に、本発明に好適に用いられる電子写真装置について、図7の概略構成図を参照して説明する。この電子写真装置は、表面に静電潜像が形成され、この静電潜像上にトナーが付着されてトナー像が形成されるドラム型の電子写真感光体701を有している。電子写真感光体701の周りには、電子写真感光体701の表面を所定の極性・電位に帯電させる帯電器702と、帯電された電子写真感光体701の表面に画像露光703を行って静電潜像を形成する画像露光手段とが配置されている。また、形成された静電潜像上にトナーを付着させて現像する現像器704が配置されている。本発明に好適に用いられる電子写真装置では、現像器704は、電子写真感光体701に押し当てられた当接コロ(不図示)によって電子写真感光体701に対して近接配置される。また、電子写真感光体上でトナー像を形成しているトナーに電荷を与え、安定した転写を行うようにするための転写前帯電器705が配置されている。さらに、記録材709にトナー像を転写するための転写帯電器706が配置されている。そして、転写後の電子写真感光体701上をクリーニングする電子写真感光体クリーナ707および電子写真感光体701の除電を行う除電光照射器708が配置されている。また、画像が形成される複数の記録材709を保持する給紙カセット710と、給紙カセット710から記録材709を搬送する搬送機構とが設けられている。記録材709の搬送経路上には、記録材709上に転写されたトナー像を記録材709上に定着させる定着器711が配置されている。
以下に示す条件にて、電子写真感光体を製作した。まず、基体として、長さ358mm、外径80mmのアルミニウムシリンダを準備した。そして、基体の表面処理として行われる切削加工工程で使用される旋盤のバイトの送りと切り込み量を制御して、図1に示したように外径を変化させた。図1に示したように基体の外径を予め変化させておき、その基体上に所望の層構成の堆積膜を形成することで、図1に示した外径変化を持つ電子写真感光体を製作した。
耐久試験の途中50万枚に画像形成を行った時点と、100万枚に画像形成を行った時点で評価用の画像を形成し、該画像を用いて、当接コロ部におけるトナー融着の評価を行った。より具体的には、
(1)画素密度が20%のハーフトーン画像
(2)画素密度が40%のハーフトーン画像
(3)画素密度が60%のハーフトーン画像
をA3用紙に出力し、それらの画像を用いて、画像濃度ムラのような画像不良の発生の有無について検査した。当接コロ部にトナー融着が発生すると、電子写真感光体表面に凹凸が生じ、現像手段の位置精度が低下するため、画像濃度ムラとして画像にも影響が出る。当接コロ部は、電子写真感光体の手前側と奥側に2箇所あるため、画像評価時においては、手前側と奥側の2箇所に着目して、それぞれ評価を行った。評価結果は、以下の基準により判定した。
A:まったく画像不良が確認できず、非常に優れている。
B:注視して見ると僅かに画像不良が確認できる程度であり、優れている。
C:ごく軽微な画像不良が確認できる。
D:画像不良が確認できる。
耐久試験の途中、50万枚に画像形成を行った時点と、100万枚に画像形成を行った時点で、電子写真感光体を一旦装置から取り外し、当接コロ部を光学顕微鏡にて50倍に拡大して観察を行った。観察結果は、以下の基準により判定した。
A:電子写真感光体1周にわたりまったくトナー融着が確認できず、非常に優れている。
B:電子写真感光体1周を注視して探すと数箇所にトナー融着が確認できる程度であり、優れている。
C:ごく軽微なトナー融着が何箇所かに確認できるが、表面に凹凸は確認できないレベルである。
D:トナー融着が確認でき、表面に凹凸が確認できる。
上記の画像評価、光学顕微鏡観察の結果で最も下位の判定を総合判定とした。
基体の表面処理として行われる切削加工工程で使用される旋盤のバイトの送りと切り込み量を制御して、図2に示したように外径を変化させた以外は、実施例1と同様にして、電子写真感光体を製作した。
基体の表面処理として行われる切削加工工程で使用される旋盤のバイトの送りと切り込み量を制御して、図3に示したように外径を変化させた以外は、実施例1と同様にして、電子写真感光体を製作した。
基体の表面処理として行われる切削加工工程で使用される旋盤のバイトの送りと切り込み量を制御して、図4に示したように外径を変化させた以外は、実施例1と同様にして、電子写真感光体を製作した。
Claims (2)
- 円筒状の電子写真感光体の表面に形成された静電潜像を現像する現像手段を有する電子写真装置において、
前記電子写真感光体は、軸方向の端部に向かって外径が大きくなる外径拡大部を有し、
前記現像手段は、前記電子写真感光体に押し当てられた当接コロを介して前記電子写真感光体に対して近接配置されており、
前記当接コロが前記電子写真感光体に押し当てられる部分は、前記電子写真感光体の前記外径拡大部における拡大高さが8.0μm以上となる部分より端部側領域である
ことを特徴とする電子写真装置。 - 前記電子写真感光体は、前記静電潜像が形成される第一領域と、前記第一領域の両端部に前記静電潜像が形成されない第二領域とを有し、
前記外径拡大部は、前記第二領域に配置されていること
を特徴とする請求項1に記載の電子写真装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009267750A JP2011112787A (ja) | 2009-11-25 | 2009-11-25 | 電子写真装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2009267750A JP2011112787A (ja) | 2009-11-25 | 2009-11-25 | 電子写真装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2011112787A true JP2011112787A (ja) | 2011-06-09 |
Family
ID=44235178
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2009267750A Withdrawn JP2011112787A (ja) | 2009-11-25 | 2009-11-25 | 電子写真装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2011112787A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016156966A (ja) * | 2015-02-25 | 2016-09-01 | コニカミノルタ株式会社 | 画像形成装置 |
-
2009
- 2009-11-25 JP JP2009267750A patent/JP2011112787A/ja not_active Withdrawn
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JP2016156966A (ja) * | 2015-02-25 | 2016-09-01 | コニカミノルタ株式会社 | 画像形成装置 |
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