JP2011111143A - ガラス用給電装置 - Google Patents

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栄志 吉田
Shizuma Ushige
鎮馬 鵜重
Yasuhiro Shirai
靖泰 白井
Yasutaka Hasegawa
康隆 長谷川
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Abstract

【課題】給電に起因したノイズの低減を広い適用範囲で可能にすることができるガラス用給電装置を得る。
【解決手段】ガラス側コネクタ36は、ドアガラス26が閉位置26Xにある状態で車両側コネクタ34と電気的に接続状態とされ、ドアガラス26のスライド移動に連動して移動することにより、車両側コネクタ34に接離する。車両側コネクタ34は、ドアガラス26の変位に応じてガラス側コネクタ36に接離すると共に、車両側でインバータ32と一体に設けられているので、インバータ32からガラス側コネクタ36までの間にハーネスを設ける必要がない。
【選択図】図1

Description

本発明は、車両の窓部を閉じる閉位置と窓部を開ける開位置との間で移動可能なガラスへの給電用とされたガラス用給電装置に関する。
ガラス用給電装置においては、例えば、調光ガラスに太陽電池を一体に設けて車体側インバータからガラス側電極へのハーネスを廃止しているものがある(例えば、特許文献1参照)。このような装置では、調光ガラスがサンルーフに配置されることで太陽電池の受光部での受光量の確保がなされており、前記ハーネスが廃止されることで給電に起因したノイズが低減されている。
特開平3−77912号公報
しかしながら、この構造では、サンルーフのように受光量の多い部分に適用されることを前提としているため、適用範囲が限定される。
本発明は、上記事実を考慮して、給電に起因したノイズの低減を広い適用範囲で可能にすることができるガラス用給電装置を得ることが目的である。
請求項1に記載する本発明のガラス用給電装置は、車両の窓部を閉じる閉位置と前記窓部を開ける開位置との間で移動可能なガラスへの給電用とされ、車両側に取り付けられ、前記車両に搭載されたバッテリから出力された直流電圧を交流電圧に変換するインバータと、前記車両側で前記インバータと一体に設けられた車両側コネクタと、前記ガラス側に取り付けられて前記ガラスの移動に連動すると共に、少なくとも前記ガラスが前記閉位置にある状態で前記車両側コネクタと電気的に接続状態とされるガラス側コネクタと、を有する。
請求項1に記載する本発明のガラス用給電装置によれば、車両に搭載されたバッテリから出力された直流電圧が、車両側に取り付けられたインバータによって交流電圧に変換される。また、車両側でインバータと一体に設けられた車両側コネクタに、ガラス側に取り付けられたガラス側コネクタが接続されると、ガラス側に交流電圧が印加される。すなわち、ガラス用給電装置は、車両の窓部を閉じる閉位置と窓部を開ける開位置との間で移動可能なガラスへの給電用となっている。
ガラス側コネクタは、ガラスの移動に連動すると共に、少なくともガラスが閉位置にある状態で車両側コネクタと電気的に接続状態となる。ここで、車両側コネクタは、車両側でインバータと一体に設けられてガラス側コネクタと接続されるので、インバータからガラス側コネクタまでの間にはハーネスが存在せず、ハーネスからのノイズをなくすことができる。
請求項2に記載する本発明のガラス用給電装置は、請求項1記載の構成において、前記ガラス側コネクタ及び前記車両側コネクタは、互いに接続される接続部が前記ガラスの移動方向に対向して配置されると共に、前記ガラスが前記閉位置側へ移動することによって互いに嵌合する形状に形成されている。
請求項2に記載する本発明のガラス用給電装置によれば、ガラス側コネクタ及び車両側コネクタは、互いに接続される接続部がガラスの移動方向に対向して配置されると共に、ガラスが閉位置側へ移動することによって互いに嵌合する形状に形成されているので、ガラスが閉位置側へ移動することにより、ガラス側コネクタと車両側コネクタとが嵌合して接続部同士が接続される。このため、簡易な構造でありながら、ガラスの移動に応じてガラス側コネクタが車両側コネクタに電気的に接続される。
請求項3に記載する本発明のガラス用給電装置は、請求項1又は請求項2に記載の構成において、前記ガラス側コネクタは、前記ガラスの移動に追従して弾性変形可能な弾性部を備えている。
請求項3に記載する本発明のガラス用給電装置によれば、ガラスが移動すると、これに追従してガラス側コネクタの弾性部が弾性変形する。このため、ガラスが閉位置よりも開位置方向側に変位していても、ガラス側コネクタの弾性部の長さに応じて、ガラス側コネクタと車両側コネクタとを電気的に接続状態にすることができる。
請求項4に記載する本発明のガラス用給電装置は、請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載の構成において、前記ガラスは、前記インバータによって変換された交流電圧が前記車両側コネクタ側から前記ガラス側コネクタを介して印加されることにより光の透過率を変化させる調光膜を備えた調光ガラスとされている。
請求項4に記載する本発明のガラス用給電装置によれば、ガラスは調光ガラスとなっており、調光ガラスの調光膜は、インバータによって変換された交流電圧が車両側コネクタ側からガラス側コネクタを介して印加されることにより光の透過率を変化させる。車両側コネクタは、車両側でインバータと一体に設けられているので、インバータからガラス側コネクタまでのノイズを抑制した状態で、調光ガラスの調光膜における光の透過率を変化させることができる。
以上説明したように、本発明に係る請求項1に記載のガラス用給電装置によれば、給電に起因したノイズの低減を広い適用範囲で可能にすることができるという優れた効果を有する。
請求項2に記載のガラス用給電装置によれば、簡易な構造でありながら、給電に起因したノイズを低減しつつ、ガラスの移動に応じてガラス側コネクタを車両側コネクタに電気的に接続させることができるという優れた効果を有する。
請求項3に記載のガラス用給電装置によれば、ガラスが閉位置よりも開位置方向側に変位していても、給電に起因したノイズを低減しつつ、ガラス側コネクタの弾性部の長さに応じて、ガラス側コネクタと車両側コネクタとを電気的に接続状態にすることができるという優れた効果を有する。
請求項4に記載のガラス用給電装置によれば、インバータからガラス側コネクタまでのノイズを抑制した状態で、調光ガラスの調光膜における光の透過率を変化させることができるという優れた効果を有する。
本発明の第1の実施形態に係るガラス用給電装置を備えた車両用ドアをドアガラス全閉状態で示す模式的な全体構成図である。 図1の2−2線に沿った模式的な断面図である。 本発明の第1の実施形態に係るガラス用給電装置を備えた車両用ドアをドアガラス全開状態で示す模式的な全体構成図である。 図3の4−4線に沿った模式的な断面図である。 本発明の第1の実施形態に係るガラス用給電装置を備えた調光ガラス装置を模式的に示す調光ガラス装置の全体構成図である。 図1に示されるドアガラス及びガラス側コネクタの分解斜視図である。 本発明の第1の実施形態の変形例を示す模式的な全体構成図である。 本発明の第1の実施形態の他の変形例を示す模式的な全体構成図である。 本発明の第2の実施形態に係るガラス用給電装置を備えた車両用ドアをドアガラス全閉状態で示す模式的な全体構成図である。 図9の10−10線に沿った模式的な断面図である。 本発明の第2の実施形態に係るガラス用給電装置を備えた車両用ドアをドアガラス全開状態で示す模式的な全体構成図である。 図11の12−12線に沿った模式的な断面図である。 本発明の第3の実施形態に係るガラス用給電装置を備えた調光ガラス装置の要部を示す縦断面図である。図13(A)は、ドアガラスが閉位置にある状態を示し、図13(B)はドアガラスが少し開けられた位置にある状態を示す。 本発明の第4の実施形態に係るガラス用給電装置を備えた調光ガラス装置の要部を示す縦断面図である。図14(A)はドアガラスが閉位置にある状態を示し、図14(B)はドアガラスが少し開けられた位置にある状態を示す。
[第1実施形態]
本発明の第1の実施形態に係るガラス用給電装置について図1〜図6を用いて説明する。なお、これらの図において適宜示される矢印FRは車両前方側を示しており、矢印UPは車両上方側を示しており、矢印INは車両幅方向内側を示している。また、本実施形態では、ドア前後方向と車両前後方向とが同じ方向とされ、ドア上下方向と車両上下方向とが同じ方向とされ、ドア厚さ方向と車両幅方向とが同じ方向とされている。
図1には、本実施形態に係るガラス用給電装置30を備えた車両用ドア10の模式的な全体構成図が示されている。図1に示される車両用ドア10は、例えば、乗用自動車等の車両におけるフロントドアとされている。車両用ドア10は、ドア下部にドア本体12を備えると共に、ドア上部に車両の窓部16を形成するドアフレーム18を備えている。
図2には、図1の2−2線に沿った模式的な断面図が示されている。図2に示されるように、ドア本体12は、ドア厚さ方向外側にドア外板としてドアアウタパネル12Aを備えると共に、ドア厚さ方向内側にドア内板としてドアインナパネル12Bを備えている。ドアアウタパネル12Aの上部には、アウタリインフォースメント14Aが取り付けられている。このアウタリインフォースメント14Aによってドアアウタパネル12Aが補強されている。これに対して、ドアインナパネル12Bの上部には、ベルトラインリインフォースメント14Bが取り付けられている。ベルトラインリインフォースメント14Bは、ドア本体12のベルトライン部に車両前後方向に延在されており、その前後方向の両端部がドアインナパネル12Bにおける車両前後方向の両端側の部位にそれぞれ結合されている。このベルトラインリインフォースメント14Bによってドア本体12のベルトライン部が補強されている。
なお、図示を省略するが、ドア本体12内には、オーディオ機器の周辺機器等(アンプやスピーカ等)が搭載されている。
図1に示されるように、車両用ドア10は、ドア前部側及びドア後部側にガイドレール20を備えている。前後一対のガイドレール20は、ガラスとしてのかつ調光ガラスとしてのドアガラス26(詳細後述)を昇降させる方向(ドア上下方向)を長手方向として互いに平行に配置されており、ドアガラス26を昇降可能に支持している。
また、車両用ドア10のドア本体12内には、ドアガラス26の昇降位置調整用としてレギュレータ22が設けられている。レギュレータ22は、リフトアーム22Aを備えており、このリフトアーム22Aは、基端側がドア本体12側に回動可能に取り付けられると共に、先端側がドアガラス26の下端側にドア前後方向にスライド移動可能に取り付けられている。
ドアガラス26は、レギュレータ22のリフトアーム22Aが回動することによってガイドレール20に沿って昇降(スライド移動)する昇降ガラス(広義には「可動ガラス」として把握される要素である。)となっている。すなわち、ドアガラス26は、窓部16を閉じる閉位置26X(図1に示されるガラス全閉状態となる上昇位置)と、窓部16を開ける開位置26Y(図3に示されるガラス全開状態となる下降位置)との間でスライド移動可能とされている。図1及び図2に示されるように、閉位置26Xではドアガラス26はドア本体12に対して上方側に位置しており、図3及び図4に示されるように、開位置26Yではドアガラス26はドア本体12の内部に格納された位置に配置されるようになっている。
ドアガラス26を含んで構成される調光ガラス装置24は、ガラス用給電装置30を備えており、ガラス用給電装置30は、ドアガラス26への給電用とされている。図5には、ガラス用給電装置30を備えた調光ガラス装置24の全体構成が模式的に示されている。また、図6には、図5に示されるドアガラス26等が分解斜視図にて示されている。
図6に示されるように、ドアガラス26は、調光膜26Aを備えると共に、この調光膜26Aを板厚方向に挟む一対の透明ガラス板26B、26Cを備えている。調光膜26Aは、フィルム状とされ、例えば、調光層(図示省略)を備えると共に、この調光層を板厚方向に挟む一対の透明導電層(図示省略)を備えている。
調光膜26Aは、交流電圧が一対の透明導電層に印加されることにより、調光層における光の透過率を変化させるようになっている。より具体的には、この調光膜26Aは、一対の透明導電層に交流電圧が印加されているときには調光層における光の透過率が高まり(透明になり)、一対の透明導電層に交流電圧が印加されていないときには調光層における光の透過率が低くなる(不透明になる)構成とされている。
調光膜26Aに交流電圧を印加させるために、図5に示されるガラス用給電装置30は、インバータ32を備えている。図2に示されるように、インバータ32は、車両側のベルトラインリインフォースメント14B(ドアガラス昇降時に動かない周辺部品)の取付座に固定具(例えば、ボルト及びナット等)によって固定され(取り付けられ)、図1に示されるように、ドア本体12におけるドア後部に配置されている。
また、図5に示されるように、インバータ32は、導電線部42A、42Bを介して車両に搭載されたバッテリ40に接続されている。バッテリ40からは直流電圧が供給可能となっており、図示しないスイッチのON、OFFに応じて電圧供給がコントロールされるようになっている。なお、図6に示されるように、導電線部42Aの一部(中間部)は、透明ガラス板26Cの車両幅方向外側の面における周縁部にプリントされることにより一体に設けられたプリント配線部142Aとされている。図5に示されるインバータ32は、バッテリ40から出力された直流電圧(例えば、DC12V)を交流電圧(例えば、AC100V)に変換する構成とされている。
インバータ32には、車両側コネクタ34が一体に設けられている。なお、インバータ32と車両側コネクタ34とが一体に結合されたものは、インバータコネクタとして把握される。図2に示されるように、車両側コネクタ34は、給電用コネクタとして機能し、インバータ32と共に車両側のベルトラインリインフォースメント14Bの取付座に取り付けられ、図1に示されるように、ドア本体12におけるドア後部に配置されている。
これに対して、ドアガラス26の下端部でかつドア後部側には、車両側コネクタ34に対応してガラス側コネクタ36が固定状態で取り付けられている。すなわち、ガラス側コネクタ36は、受電用コネクタとして機能し、ドアガラス26の昇降(スライド移動)に連動して昇降するようになっている。
図6に示されるように、ガラス側コネクタ36には、電極38A、38Bが接続されている。ガラス側コネクタ36と電極38A、38Bとは、ガラス側コネクタ36の取付状態では一体を成して配設されている。電極38A、38Bは、いずれも例えば、銅箔により構成されている。一方の電極38Aは、一方の透明ガラス板26Bの下端部において車両幅方向内側の面に貼り付けられ、調光膜26Aにおける一方の透明導電層(図示省略)と接続されている。これに対して、他方の電極38Bは、他方の透明ガラス板26Cの下端部において車両幅方向外側の面に貼り付けられ、調光膜26Aにおける他方の透明導電層と接続されている。
電極38A、38Bと一体を成すガラス側コネクタ36は、図1に示されるように、ドアガラス26が閉位置26Xにある状態で(ドアガラス全閉時に)車両側コネクタ34と電気的に接続状態とされるように配置され、ドアガラス26のスライド移動に連動して移動することにより、車両側コネクタ34に接離するようになっている(図1〜図4参照)。
ここで、ガラス側コネクタ36は、ドア上方側に突出する凸部を備え、車両側コネクタ34との接続部36Aをドア上方側に向けた状態でドアガラス26側に取り付けられている。これに対して、車両側コネクタ34は、ドア下方側に開口する凹部を備え、ガラス側コネクタ36との接続部34Aをガラス側コネクタ36の接続部36Aに対向させてドア下方側に向けて状態で車両側のベルトラインリインフォースメント14Bに取り付けられている。すなわち、ガラス側コネクタ36及び車両側コネクタ34は、互いに接続される接続部36A、34Aがドアガラス26のスライド移動方向(矢印S方向)に対向して配置されると共に、ドアガラス26が閉位置26X側へスライド移動することによって互いに嵌合する形状に形成されている。
以上により、車両側コネクタ34とガラス側コネクタ36とが電気的に接続された状態では、ドアガラス26の調光膜26A(図6参照)には、図5に示されるインバータ32によって変換された交流電圧が車両側コネクタ34側からガラス側コネクタ36を介して印加されるようになっている。
(作用・効果)
次に、上記実施形態の作用及び効果について説明する。
本実施形態に係るガラス用給電装置30では、車両に搭載された図5に示されるバッテリ40から出力された直流電圧(例えば、DC12V)が、車両側に設けられたインバータ32によって交流電圧(例えば、AC100V)に変換される。また、車両側でインバータ32と一体に設けられた車両側コネクタ34に、ドアガラス26側に設けられたガラス側コネクタ36が接続されると、ドアガラス26側に交流電圧が印加可能になる。
図1に示されるように、ガラス側コネクタ36は、ドアガラス26が閉位置26Xにある状態で車両側コネクタ34と電気的に接続状態とされ、ドアガラス26のスライド移動に連動して移動することにより、車両側コネクタ34に接離する(図1〜図4参照)。ここで、車両側コネクタ34は、ドアガラス26の変位に応じてガラス側コネクタ36に接離すると共に、車両側でインバータ32と一体に設けられているので、インバータ32からガラス側コネクタ36までの間にハーネスを設ける必要がなく、このようなハーネスからのノイズをなくすことができる。
ここで、対比構造と比較しながら補足説明すると、例えば、インバータからガラス側コネクタまでの間にハーネスが設けられ、そのハーネスの長さをガラスの昇降ストロークに応じて設定するような対比構造では、インバータからガラス側コネクタまでの間で大きなノイズ(強いノイズ)が発生することになる。この部分から大きなノイズが発生するのは、この部分には交流電圧が供給されており、また電圧レベルも高くなっているからである。また、ノイズの大きさ(ノイズの強さ)は、ハーネスの長さに比例するので、ガラスの昇降ストロークに応じて前記ハーネスの長さを長く設定すると、その分だけノイズも大きくなってしまう。このため、このような対比構造では、このハーネスからのノイズによってオーディオ機器の周辺機器等(ドア本体に搭載されたアンプ等)が誤作動する恐れがある。
これに対して、本実施形態に係るガラス用給電装置30では、インバータ32からガラス側コネクタ36までの間にハーネスが存在しないハーネスレス構造となっているので、このような問題の発生を防止又は抑制することができる。
また、前記対比構造でノイズを低減させるために、前記ハーネスをアルミニウム合金で包んだり、前記ハーネスをツイスト構造にしたりする対策も考えられる。しかし、これらの対策では、ハーネスのガラスへの追従性が悪くなったり、コストアップを招いたりする等の問題がある。これに対して、本実施形態に係るガラス用給電装置30では、このような問題もない。
ちなみに、図5に示されるように、本実施形態に係るガラス用給電装置30では、インバータ32よりもバッテリ40側となる導電線部42A、42Bの長さが長く設定されているが、導電線部42A、42Bには、交流電圧でなく直流電圧が供給されており、また電圧レベルも低いので、この部分では大きなノイズは殆ど発生しない。
また、図1に示されるように、本実施形態に係るガラス用給電装置30では、ガラス側コネクタ36及び車両側コネクタ34は、互いに接続される接続部36A、34Aがドアガラス26のスライド移動方向(矢印S方向)に対向して配置されると共に、ドアガラス26が閉位置26X側へスライド移動することによって互いに嵌合する形状に形成されているので、ドアガラス26が閉位置26X側へスライド移動することにより、ガラス側コネクタ36と車両側コネクタ34とが嵌合して接続部36A、34A同士が接続される。このため、簡易な構造でありながら、ドアガラス26のスライド移動に応じてガラス側コネクタ36が車両側コネクタ34に電気的に接続される。
また、ガラス用給電装置30が給電するドアガラス26は、調光ガラスとなっており、その調光膜26A(図6参照)は、ドアガラス26の全閉時に図示しないスイッチがONにされかつインバータ32によって変換された交流電圧が車両側コネクタ34側からガラス側コネクタ36を介して印加されることにより光の透過率を変化させる(高める)。この状態では、ドアガラス26は透明となって視界性や開放感が向上する。これに対して、ドアガラス26の全閉時に図示しないスイッチがOFFにされると、調光膜26A(図6参照)には交流電圧が印加されず、光の透過率が低くなり、ドアガラス26はスモーク状態となってプライバシーや防犯の確保が図られる。すなわち、インバータ32からガラス側コネクタ36までのノイズを抑制した状態で、乗員は、ドアガラス26の調光膜26A(図6参照)における光の透過率を変化させること、つまり、ドアガラス26の状態を透明状態とスモーク状態とのいずれかに選択することができる。
なお、図3に示されるドアガラス26の全開時には、ガラス側コネクタ36と車両側コネクタ34は、結合されていないので、調光膜26A(図6参照)には交流電圧が印加されない。このため、図示しないスイッチのON、OFFに関わらず、ドアガラス26はスモーク状態になる。
以上説明したように、本実施形態に係るガラス用給電装置30によれば、サンルーフ用ガラスへの給電ではないドアガラス26への給電に適用しても、給電に起因したノイズの低減を図ることができる。換言すれば、給電に起因したノイズの低減を広い適用範囲で可能にすることができる。
[第1実施形態の変形例]
なお、第1の実施形態では、インバータ32、車両側コネクタ34、及びガラス側コネクタ36の配置位置がドア後部とされているが、第1の実施形態の変形例として、図7に示されるように、インバータ32、車両側コネクタ34、及びガラス側コネクタ36の配置位置は、ドア前部であってもよい。
すなわち、図7に示される第1の実施形態の変形例では、インバータ32及び車両側コネクタ34は、車両側のベルトラインリインフォースメント14Bに固定具によって固定されてドア本体12におけるドア前部に配置されている。これに対して、ガラス側コネクタ36は、車両側コネクタ34に対向して、ドアガラス26の下端部でかつドア前部側に取り付けられている。このような構成によっても、前述した第1の実施形態と同様の作用及び効果が得られる。
[第1実施形態の他の変形例]
また、第1の実施形態では、図1に示されるように、インバータ32及び車両側コネクタ34が車両側のベルトラインリインフォースメント14Bに固定されているが、第1の実施形態の他の変形例として、図8に示されるように、インバータ32及び車両側コネクタ34は車両側のドアフレーム18(ドアガラス昇降時に動かない周辺部品)に固定されてもよい。
すなわち、図8に示される第1の実施形態の他の変形例では、インバータ32及び車両側コネクタ34は、ドアフレーム18におけるドア後側上部に固定具によって固定されている。これに対して、ガラス側コネクタ36は、車両側コネクタ34に対向して、ドアガラス26の後端面上部側に固定されている。また、ガラス側コネクタ36及び車両側コネクタ34は、互いに接続される接続部36A、34Aがドアガラス26のスライド移動方向(矢印S方向)に対向して配置されている。このような構成によっても、前述した第1の実施形態と同様の作用及び効果が得られる。
[第2実施形態]
次に、本発明の第2の実施形態に係るガラス用給電装置50について、図9〜図12を用いて説明する。図9には、本発明の第2の実施形態に係るガラス用給電装置50を備えた車両用ドア46のドアガラス全閉状態が模式的な全体構成図(第1の実施形態における図1に相当する図)にて示され、図10には、図9の10−10線に沿った模式的な断面図が示されている。また、図11には、車両用ドア46のドアガラス全開状態が模式的な全体構成図(第1の実施形態における図3に相当する図)にて示され、図12には、図11の12−12線に沿った模式的な断面図が示されている。
これらの図に示されるように、ガラス用給電装置50は、ガラス側コネクタ52が弾性部52Cを備えている点で、第1の実施形態に係るガラス用給電装置30(図1〜図4等参照)とは異なる。他の構成は、第1の実施形態とほぼ同様の構成となっている。よって、第1の実施形態と実質的に同様の構成部については、同一符号を付して説明を省略する。
なお、ガラス側コネクタ52は、コネクタとしての基本的な機能及び取付位置等は、第1の実施形態におけるガラス側コネクタ36(図1〜図4等参照)と同様であり、外形部分が樹脂で成形されている。
図10に示されるように、ガラス側コネクタ52は、その取付部52Dがドアガラス26の下端部側に取り付けられている。ガラス側コネクタ52及び車両側コネクタ34は、互いに接続される接続部52B、34Aがドアガラス26のスライド移動方向(矢印S方向)に対向して配置されると共に、互いに嵌合する形状に形成されている。本実施形態では、ガラス側コネクタ52のコネクタ本体部52Aが車両側コネクタ34に嵌合するようになっている。
ガラス側コネクタ52は、取付部52Dとコネクタ本体部52Aとが弾性部52Cによって連結されている。弾性部52Cは、可撓性(バネ性)を備えた長尺プレート状とされている。つまり、ガラス側コネクタ52は、ドアガラス26のスライド移動に連動して取付部52D側が上下に移動すると共に弾性部52Cがドアガラス26のスライド移動に追従して弾性変形可能になっている(図12参照)。
また、本実施形態では、弾性部52Cの長さは長く設定されている。具体的には、図11及び図12に示されるように、ドアガラス26が開位置26Yにある状態でも、ガラス側コネクタ52のコネクタ本体部52Aが車両側コネクタ34から外れない(換言すれば、ガラス側コネクタ52と車両側コネクタ34との電気的な接続状態を維持できる)程度の長さに、弾性部52Cの長さは設定されている。これにより、ドアガラス26が閉位置26X(図9及び図10参照)と開位置26Yとの間のいずれの位置にある状態でも、ガラス側コネクタ52が車両側コネクタ34と電気的に接続状態とされる構成となっている。
本実施形態の構成によれば、図9〜図12に示されるように、ドアガラス26がスライド移動すると、これに追従してガラス側コネクタ52の弾性部52Cが弾性変形するので、図11及び図12に示されるように、ドアガラス26が閉位置26X(図9等参照)よりも開位置26Y方向側に変位していても、ガラス側コネクタ52と車両側コネクタ34との電気的な接続状態を維持することができる。
このため、ガラス用給電装置50を備えた調光ガラス装置48は、ドアガラス26が閉位置26X(図9等参照)よりも開位置26Y方向側に変位した状態でも、給電に起因したノイズを低減しつつ、ガラス側コネクタ52と車両側コネクタ34とを電気的に接続状態にすることができる。つまり、ドアガラス26の位置を問わずに、ドアガラス26の状態を透明状態とスモーク状態とのいずれかに選択することが可能になっており、かつ給電に起因したノイズも抑えられる。これによって、商品性が向上する。
なお、第2の実施形態では、弾性部52Cの長さは、ドアガラス26が開位置26Yにある状態でもガラス側コネクタ52のコネクタ本体部52Aが車両側コネクタ34から外れない程度の長さに設定されているが、第2の実施形態の変形例として、弾性部(52C)の長さをこれよりも短く設定してもよい。この場合、ガラス側コネクタ(52)及び車両側コネクタ(34)は、ドアガラス(26)が閉位置(26X)側へスライド移動することによって互いに嵌合し、ドアガラス(26)が閉位置(26X)から開位置(26Y)側へ所定量スライド移動することによって嵌合が解除されるような構成とする。
このような第2の実施形態の変形例では、ドアガラス(26)が閉位置(26X)よりも開位置(26Y)方向側に変位していても、ガラス側コネクタ(52)の弾性部(52C)の長さに応じて、ガラス側コネクタ(52)と車両側コネクタ(34)とを電気的に接続状態にすることができる。
[第3実施形態]
次に、本発明の第3の実施形態に係るガラス用給電装置60について、図13を用いて説明する。図13には、本発明の第3の実施形態に係るガラス用給電装置60を備えた調光ガラス装置58の要部が縦断面図にて示されている。図13(A)はドアガラス26が閉位置26Xにある状態を示し、図13(B)はドアガラス26が少し開けられた位置にある状態を示している。
これらの図に示されるように、ガラス用給電装置60は、インバータ32及び車両側コネクタ34がベルトラインリインフォースメント14Bに対してドア上下方向に相対移動可能に取り付けられている点で、第1の実施形態に係るガラス用給電装置30とは異なる。他の構成は、第1の実施形態とほぼ同様の構成となっている。よって、第1の実施形態と実質的に同様の構成部については、同一符号を付して説明を省略する。
図13に示されるように、ベルトラインリインフォースメント14Bの車両幅方向外側の面には、ラック62(ギア)が取り付けられている。ラック62は、車両幅方向外側に噛合面を向けてドア上下方向に沿って延在している。このラック62の噛合面には、ピニオン64(ギア)が噛み合っている。ピニオン64は、インバータ32及び車両側コネクタ34のドア前方側及びドア後方側に設けられており、ピニオン64の軸は、ドア前後方向を軸線方向としてインバータ32及び車両側コネクタ34の外側ケース(図示省略)に回転可能に支持されている。また、ピニオン64の軸の両端は、ベルトラインリインフォースメント14Bから車両幅方向外側に延設された一対の延設部66の長孔66A内に配設されており、長孔66Aの下縁部であるストッパ部66Bに当接すると、ピニオン64のドア下方側への移動が規制されるようになっている。これらにより、インバータ32及び車両側コネクタ34は、車両側のベルトラインリインフォースメント14Bに移動可能に取り付けられている。
このような構成によれば、ドアガラス26が閉位置26X(図13(A)参照)から下降(ドア下方側にスライド移動)した場合、ピニオン64がラック62の噛合面に噛み合いながら回転することによって、図13(B)に示されるように、車両側コネクタ34はガラス側コネクタ36との接続状態を維持しながらインバータ32と共にドアガラス26の下降分だけ下降する。また、図13(B)の状態からドアガラス26が上昇(ドア上方側にスライド移動)した場合にも、ピニオン64がラック62の噛合面に噛み合いながら回転することによって、車両側コネクタ34はガラス側コネクタ36との接続状態を維持しながらインバータ32と共にドアガラス26の上昇分だけ上昇する。換言すれば、ドアガラス26の所定範囲における昇降(スライド移動)に連動して車両側コネクタ34及びインバータ32も昇降(上下移動)する。
このため、ドアガラス26が閉位置26X(図13(A)参照)よりも少しドア下方側にある状態(図13(B)に示される状態)では、給電に起因したノイズが低減されつつ、ガラス側コネクタ36と車両側コネクタ34との電気的な接続状態が維持され、ドアガラス26の状態を透明状態とスモーク状態とのいずれかに選択することが可能になっている。
なお、ドアガラス26をさらに下降させた場合には、ピニオン64の軸がストッパ部66Bに当接してピニオン64のドア下方側への移動が規制されるので、インバータ32及び車両側コネクタ34もそれ以上のドア下方側への移動が規制される。これによって、車両側コネクタ34とガラス側コネクタ36との接続状態が解除される。
以上説明した本実施形態の構成によれば、前述した第1の実施形態と同様の作用及び効果が得られるうえ、ドアガラス26を少し開いた場合にも、ドアガラス26側への給電状態を維持しつつ、給電に起因したノイズを低減することができる。
[第4実施形態]
次に、本発明の第4の実施形態に係るガラス用給電装置70について、図14を用いて説明する。図14には、本発明の第4の実施形態に係るガラス用給電装置70を備えた調光ガラス装置68の要部が縦断面図にて示されている。図14(A)はドアガラス26が閉位置26Xにある状態を示し、図14(B)はドアガラス26が少し開けられた位置にある状態を示している。
これらの図に示されるように、ガラス用給電装置70は車両側コネクタ34(図2等参照)に代えて車両側コネクタ72を備える点で、第1の実施形態に係るガラス用給電装置30(図2等参照)とは異なる。他の構成は、第1の実施形態とほぼ同様の構成となっている。よって、第1の実施形態と実質的に同様の構成部については、同一符号を付して説明を省略する。
図14に示されるように、車両側コネクタ72は、コネクタ本体部74と、コネクタ本体部74とインバータ32との間に介在されるバネ機構部76と、を備えている。コネクタ本体部74は、ベルトラインリインフォースメント14Bに対してドア上下方向に相対移動可能とされている点を除いて、第1の実施形態における車両側コネクタ34と同様の構成であって同様の機能を備えるので、実質的に同様の構成部については、同一符号を付して説明を省略する。バネ機構部76は、ドア上下方向に弾性変形可能なコイルバネを含んで構成され、コネクタ本体部74とインバータ32とを電気的に接続している。
このような構成によれば、ドアガラス26が閉位置26X(図14(A)参照)から下降(ドア下方側にスライド移動)した場合には、バネ機構部76が伸び(図14(B)参照)、ドアガラス26が上昇(ドア上方側にスライド移動)した場合には、バネ機構部76が縮む(図14(A)参照)。換言すれば、ドアガラス26の昇降(スライド移動)に連動してコネクタ本体部74が昇降(上下移動)する。このため、図14(B)に示されるように、ドアガラス26が閉位置26X(図14(A)参照)よりもドア下方側の位置にあっても、車両側コネクタ72のコネクタ本体部74がガラス側コネクタ36との接続状態を維持する。
この図14(B)の状態では、給電に起因したノイズが低減されつつ、ガラス側コネクタ36と車両側コネクタ72(コネクタ本体部74)との電気的な接続状態が維持され、ドアガラス26の状態を透明状態とスモーク状態とのいずれかに選択することが可能になっている。
なお、ガラス用給電装置70では、バネ機構部76の設定を変えることによって、車両側コネクタ72(コネクタ本体部74)とガラス側コネクタ36との接続状態が維持される範囲を変えることができる。
以上説明した本実施形態の構成によれば、前述した第1の実施形態と同様の作用及び効果が得られるうえ、ドアガラス26を開いた場合にも、バネ機構部76の設定に応じて、ドアガラス26側への給電状態を維持しつつ、給電に起因したノイズを低減することができる。
[実施形態の補足説明]
なお、上記実施形態では、ガラス用給電装置30、50、60、70は、ドアガラス26への給電用とされているが、ガラス用給電装置は、例えば、車両ルーフ部の窓部を閉じる閉位置と前記窓部を開ける開位置との間でスライド移動可能なサンルーフ用のガラスへの給電用とされる等の他のガラス用給電装置であってもよい。
また、上記実施形態では、ガラス側コネクタ36、52及び車両側コネクタ34、72は、互いに接続される接続部(36A、52B、34A)がドアガラス26の移動方向(矢印S方向)に対向して配置されているが、例えば、ガラス側コネクタの車両側コネクタとの接続部がドア後方側へ向けられると共に、車両側コネクタのガラス側コネクタとの接続部がドア前方側へ向けられ、ガラスが閉位置側へ移動することによってこれらの接続部が互いに接続する構成等のように、接続部がガラスの移動方向に対向しない構成であってもよい。
16 窓部
26 ドアガラス(調光ガラス(ガラス))
26A 調光膜
26X 閉位置
26Y 開位置
30 ガラス用給電装置
32 インバータ
34 車両側コネクタ
34A 接続部
36 ガラス側コネクタ
36A 接続部
40 バッテリ
50 ガラス用給電装置
52 ガラス側コネクタ
52B 接続部
52C 弾性部
60 ガラス用給電装置
70 ガラス用給電装置
72 車両側コネクタ
S スライド移動方向(移動方向)

Claims (4)

  1. 車両の窓部を閉じる閉位置と前記窓部を開ける開位置との間で移動可能なガラスへの給電用とされ、
    車両側に取り付けられ、前記車両に搭載されたバッテリから出力された直流電圧を交流電圧に変換するインバータと、
    前記車両側で前記インバータと一体に設けられた車両側コネクタと、
    前記ガラス側に取り付けられて前記ガラスの移動に連動すると共に、少なくとも前記ガラスが前記閉位置にある状態で前記車両側コネクタと電気的に接続状態とされるガラス側コネクタと、
    を有するガラス用給電装置。
  2. 前記ガラス側コネクタ及び前記車両側コネクタは、互いに接続される接続部が前記ガラスの移動方向に対向して配置されると共に、前記ガラスが前記閉位置側へ移動することによって互いに嵌合する形状に形成されている請求項1記載のガラス用給電装置。
  3. 前記ガラス側コネクタは、前記ガラスの移動に追従して弾性変形可能な弾性部を備えている請求項1又は請求項2に記載のガラス用給電装置。
  4. 前記ガラスは、前記インバータによって変換された交流電圧が前記車両側コネクタ側から前記ガラス側コネクタを介して印加されることにより光の透過率を変化させる調光膜を備えた調光ガラスとされている請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載のガラス用給電装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US10654343B2 (en) 2018-09-12 2020-05-19 Hyundai Motor Company Wireless power transfer system for vehicle door glass
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