JP2011110988A - シートベルトの取付方法 - Google Patents

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Kosuke Takemura
幸輔 竹村
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Abstract

【課題】 本発明は、サスペンションシートのシートクッション下のシートフレームに三点式シートベルトのシートベルトアンカーを取り付けるに当たり、取付作業性の改善を図ったシートベルトの取付方法を提供することを目的とする。
【解決手段】 サスペンションシートのシートフレームに、アンカー取付面が形成されたブラケットを該アンカー取付面を上方に向けて取り付け、フロアパネルに固定したサスペンションシートのシートクッションを押圧・変形させて、サスペンションシートのサイドカバーとシートクッションとの間に隙間を空けて前記アンカー取付面を上方に露出させ乍ら、その隙間に三点式シートベルトのシートベルトアンカーと工具を上方から入れてアンカー取付面にシートベルトアンカーをボルト締めした後、シートクッションの押圧・変形を解除し、シートクッションでシートベルトアンカーとブラケットの取付点を隠すことを特徴とする。
【選択図】 図1

Description

本発明はシートベルトの取付方法に係り、詳しくはシートクッション下のシートフレームに三点式シートベルトのシートベルトアンカーを取り付けるシートベルトの取付方法に関する。
従来周知のようにシートベルトは、乗員の身体をシートに拘束することにより、衝突時等の衝撃力から発生する二次的な障害を軽減させるもので、今日、車両には特許文献1に開示されるような三点式シートベルトが装着されている。
図9に示すように三点式シートベルト1は、シート3の室内側に配置されたインナベルト5と室外側に配置されたアウタベルト7とで構成され、インナベルト5はシートクッション9の室内側側面に取り付き、その先端にバックル11が取付けられている。尚、インナベルト5がフロアパネルに取り付けられる場合もある。
また、センタピラー13の下部にリトラクタ15が、センタピラー13の上部にショルダアンカー17が、更に、リトラクタ15近傍のセンタピラー13の下部にシートベルトアンカー(下部アンカー)19が夫々取り付き、リトラクタ15から引き出されたアウタベルト7がショルダアンカー17を経てシートベルトアンカー19に接続された構造となっている。そして、ショルダアンカ17とシートベルトアンカ19との間に、前記バックル11に着脱自在なタングプレート21が装着されている。
そして、通常、アウタベルト7は、ショルダアンカ17からタングプレート21に亘る領域が肩ベルト7a、タングプレート21からシートベルトアンカー19に亘る領域が腰ベルト7bと称されている。
ところで、サスペンションシートを装着したキャブオーバー型トラックに於て、サスペンション上部のシートアッセンブリに三点式シートベルトのシートベルトアンカーを固定する仕様があり、多くの場合、シートクッション下のシートフレームにシートベルトアンカーを取り付けている。
実開平5−84545号公報
しかし乍ら、斯様にシートベルトアンカーをシートフレームに取り付けた場合、従来、シートベルトアンカーの取付点が外部に露出して見栄えが悪かった。
また、シートベルトアンカーの取付点をサイドカバーで隠す構造も採用されているが、従来では、サイドカバーに取り付くリクライニングレバーを上方へ操作すると、シートベルトアンカー取付用のボルト挿通孔がサイドカバーの側面に開口する構造となっていた。
そして、シートベルトアンカーをシートフレームに取り付ける場合、リクライニングレバーを上方へ操作した状態で、シートの横方向からボルト挿通孔を介してシートベルトアンカーをシートフレームにボルト締めしているが、レバー操作をし乍らのシートの横方向からの取付作業であるため、作業性が悪いのが実情であった。
本発明は斯かる実情に鑑み案出されたもので、サスペンションシートを装着した車両に於て、サスペンションシートのシートクッション下のシートフレームに三点式シートベルトのシートベルトアンカーを取り付けるに当たり、取付作業性の改善を図ったシートベルトの取付方法を提供することを目的とする。
斯かる目的を達成するため、請求項1に係るシートベルトの取付方法は、サスペンションシートのシートフレームに、アンカー取付面が形成されたブラケットを該アンカー取付面を上方に向けて取り付け、フロアパネルに固定したサスペンションシートのシートクッションを押圧・変形させて、サスペンションシートのサイドカバーとシートクッションとの間に隙間を空けて前記アンカー取付面を上方に露出させ乍ら、その隙間に三点式シートベルトのシートベルトアンカーと工具を上方から入れてアンカー取付面にシートベルトアンカーをボルト締めした後、シートクッションの押圧・変形を解除し、該シートクッションでシートベルトアンカーとブラケットの取付点を隠すことを特徴とする。
そして、請求項2に係る発明は、請求項1に記載のシートベルトの取付方法に於て、前記シートベルトアンカーを、前記アンカー取付面に対応して取付フランジが形成された断面L字状に形成し、前記ブラケットへのシートベルトアンカーの取付け時に、前記取付フランジを前記アンカー取付面に接合させることを特徴とする。
更に、請求項3に係る発明は、請求項2に記載のシートベルトの取付方法に於て、前記アンカー取付面の周縁部に位置決めフランジを設け、前記ブラケットへのシートベルトアンカーの取付け時に、前記位置決めフランジで前記取付フランジの位置決めを図ることを特徴とする。
請求項1に係るシートベルトの取付方法を用いることで、シートベルトアンカーとシートフレームとの取付けが可能であると共に、その取付点がシートクッションで隠されて外部から見えなくなるため、従来に比し見栄えが良好となって美観が向上する利点を有する。
また、本発明によれば、シートクッションを押圧・変形させてサイドカバーとの間に隙間を空け、この隙間を利用して上方からシートベルトアンカーをボルト締めできるため、従来に比し、取付作業性が著しく向上する。
そして、請求項2及び請求項3によれば、ブラケットのアンカー取付面に接合可能な取付フランジをシートベルトアンカーに設けたり、該取付フランジを位置決め保持する位置決めフランジをアンカー取付面側に設けることで、取付作業性が更に良好となる利点を有する。
サスペンションシートの要部拡大斜視図である。 シートフレームに取り付くブラケットと、これに固定されたシートベルトアンカーの側面図である。 シートフレームに取り付くブラケットと、これに固定されたシートベルトアンカーの正面図である。 シートフレームに取り付くブラケットと、これに固定されたシートベルトアンカーの斜視図である。 シートフレームに取り付くブラケットと、これに固定されたシートベルトアンカーの平面図である。 シートフレームに取り付くブラケットと、固定する前のシートベルトアンカーの斜視図である。 シートフレームに取り付くブラケットと、固定する前のシートベルトアンカーの斜視図である。 サスペンションシートの要部平面図である。 従来の三点式シートベルトの説明図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。
図1は、図2乃至図4に示すシートフレーム31にブラケット33を介して三点式シートベルトのシートベルトアンカー35を取り付けたサスペンションシート37の要部拡大斜視図を示し、従来と同様、サスペンションシート37はシートフレーム31下に装着されたサスペンションを介してキャブオーバー型トラックのフロアパネルに取り付けられており、シートベルトアンカー35に三点式シートベルトのアウタベルト(腰ベルト)が接続されている。
そして、図1に示すようにサスペンションシート37のシートバック39と、シートフレーム31に支持されたサスペンションシート37のシートクッション41との間の室外側側部にサイドカバー43が取り付けられており、サイドカバー43の前側に、シートバック39の角度調整を行うリクライニングレバー(図2乃至図5中、符号45)の先端に取り付くカバー部材47が前方へ突出している。
而して、前記シートベルトアンカー35は、請求項1乃至請求項3の一実施形態によって、以下の如くシートフレーム31に取り付けられる。
先ず、図6及び図7に示すようにシートフレーム31等にシートバック39やシートクッション41、サイドカバー43を組み付ける前に、サイドカバー43が取り付く部位に対応するシートフレーム31の一側部にブラケット33をボルト締めする。
図2乃至図7に示すようにブラケット33は、取付部位のシートフレーム31の外形形状に沿って形成されたフレーム取付部49と、該フレーム取付部49の上部に形成された平坦なアンカー取付面51と、該アンカー取付面51の前後に上方へ折曲して形成され対向する位置決めフランジ53とで構成されており、フレーム取付部49を介してブラケット33をシートフレーム31の側部にボルト55で固定すると、アンカー取付面51が上方、即ち、シートクッション41の上方に向かって取り付くようになっている。
斯様にシートフレーム31にブラケット33をボルト締めした後、シートフレーム31等にシートバック39やシートクッション41、サイドカバー43を組み付けてサスペンションシート37を完成させ、これをキャブのフロアパネルに固定する。
一方、キャブには、図9の従来例と同様、サスペンションシート37の室内側のフロアパネルに三点式シートベルトのインナベルトが取り付き、センタピラーの上部と下部に、夫々、ショルダアンカーとリトラクタが取り付けられており、リトラクタから引き出された三点式シートベルトのショルダアンカーを経たアウタベルトの端部に、前記シートベルトアンカー35が接続されている。
従って、フロアパネルに固定されたサスペンションシート37のシートフレーム31に取り付くブラケット33のアンカー取付面51にシートベルトアンカー35を固定すればよいが、図8に示すようにブラケット33はシートクッション41で覆われてサスペンションシート37の上方から視認できず、また、サイドカバー43によってサスペンションシート37の側方からブラケット33を視認することもできない。
そして、図7に示すようにシートベルトアンカー35は、前記アンカー取付面51に接合可能な平坦な取付フランジ57を有する断面L字状に形成されているため、シートクッション41とサイドカバー43との間(図8中、符号A)に、このままでは取付フランジ57を差し込む隙間もない。
そこで、本実施形態は、図8に示すようにフロアパネルに固定したサスペンションシート37のシートクッション41を矢印B方向に押圧・変形させて、サイドカバー43とシートクッション41との間に隙間を空けて前記アンカー取付面51を上方に露出させる。
この後、サイドカバー43とシートクッション41との間に形成された隙間に、取付フランジ57を下にしてシートベルトアンカー35を工具と共に上方から入れて、取付フランジ57をアンカー取付面51に接合させてこれらをボルト59で固定する。
また、図7に示すように位置決めフランジ53間は取付フランジ57の幅寸法Lと一致しており、アンカー取付面51に取付フランジ57を接合してボルト締めする際に、位置決めフランジ53によって取付フランジ57がアンカー取付面51に位置決め保持され、取付けがスムーズに行える。
而して、斯様にシートベルトアンカー35をブラケット33にボルト59で固定した後、矢印B方向へのシートクッション41の押圧・変形を解除すると、シートクッション41は自らの復元力で元の形状に復帰してシートベルトアンカー35とブラケット33の取付点を隠し、図1に示すようにアウタベルトが取り付く薄肉なシートベルトアンカー35の上部のみが外部に露出することとなる。
このように、本実施形態に係るシートベルトの取付方法を用いることで、シートベルトアンカー35とシートフレーム31(ブラケット33)との取付けが可能であると共に、その取付点がシートクッション41で隠されて外部から見えなくなるため、従来に比し見栄えが良好となって美観が向上する利点を有する。
また、既述したように従来、サイドカバーが装着されたサスペンションシートのシートフレームにシートベルトアンカーを取り付ける場合、リクライニングレバーを操作し乍ら、シートの横方向からボルト挿通孔を介してシートベルトアンカーをシートフレームにボルト締めしていたため作業性が悪かったが、本実施形態は、シートクッション41を矢印B方向に押圧・変形させてサイドカバー43との間に隙間を空けて、この隙間を利用して上方からシートベルトアンカー35をボルト締めできるため、従来に比し、取付作業性が著しく向上する。
而も、本実施形態は、ブラケット33のアンカー取付面51に接合可能な取付フランジ57をシートベルトアンカー35に設けると共に、該取付フランジ57を位置決め保持する位置決めフランジ53をアンカー取付面51側に設けているため、取付作業性が更に良好となっている。
尚、本実施形態では、サスペンションシートが取り付く車両をキャブオーバー型トラックとしたが、キャブオーバー型に限定する必要はなく、また、トラック以外の自動車にも適用可能である。
31 シートフレーム
33 ブラケット
35 シートベルトアンカー
37 サスペンションシート
39 シートバック
41 シートクッション
43 サイドカバー
49 フレーム取付部
51 アンカー取付面
53 位置決めフランジ
55、59 ボルト
57 取付フランジ

Claims (3)

  1. サスペンションシートのシートフレームに、アンカー取付面が形成されたブラケットを該アンカー取付面を上方に向けて取り付け、フロアパネルに固定したサスペンションシートのシートクッションを押圧・変形させて、サスペンションシートのサイドカバーとシートクッションとの間に隙間を空けて前記アンカー取付面を上方に露出させ乍ら、その隙間に三点式シートベルトのシートベルトアンカーと工具を上方から入れてアンカー取付面にシートベルトアンカーをボルト締めした後、シートクッションの押圧・変形を解除し、該シートクッションでシートベルトアンカーとブラケットの取付点を隠すことを特徴とするシートベルトの取付方法。
  2. 前記シートベルトアンカーを、前記アンカー取付面に対応して取付フランジが形成された断面L字状に形成し、前記ブラケットへのシートベルトアンカーの取付け時に、前記取付フランジを前記アンカー取付面に接合させることを特徴とする請求項1に記載のシートベルトの取付方法。
  3. 前記アンカー取付面の周縁部に位置決めフランジを設け、前記アンカー取付面ブラケットへのシートベルトアンカーの取付け時に、前記位置決めフランジで前記取付フランジの位置決めを図ることを特徴とする請求項2に記載のシートベルトの取付方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102826024A (zh) * 2011-06-13 2012-12-19 丰田纺织株式会社 用于车辆座椅的侧面防护结构

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