JP2011110800A - オーバーコート印刷制御装置 - Google Patents

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Yusuke Chokai
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Abstract

【課題】 従来の昇華型プリンタでは、オーバーコート印画時にSDRAMが必ず使用され、新たな印画データの入力が行えない状態になる。すなわち、連続印刷の際に、印刷速度を律速する要因になる。
また、他方、オーバーコートは、溶融インクを用いている為、転写特性がYMCなどのインクと異なる。よって、通常の画像データとして扱った場合、高温時の張り付き、低温時のカスレが起こりやすいという問題もある。
【解決手段】 オーバーコートの階調数を中央演算装置または演算装置のレジスタに記憶、印画要求のあった画像データに続いて、印刷制御手段が前記階調値を印刷することで、オーバーコート印画時の省メモリ化、印刷シーケンスの時間短縮が可能となる。
【選択図】 図2

Description

本発明は撮像装置および画像形成システムに関し、特に、コンピュータ等を介することなく画像形成装置との直接接続を可能とする画像形成システムに関する。
近年、デジタルカメラやデジタルビデオカメラ、またはスキャナ等の画像入力機器の進歩に伴い、該入力された画像を印刷出力するための画像入力手段として、熱転写方式のプリンタが注目されている。
昇華型のプリンタとしては、感熱型の用紙を印画用紙として用い、主走査方向に配列された複数個の発熱体(サーマルヘッド)を選択的に駆動しながら該用紙を副走査方向に搬送することで該用紙上にドットライン状の印画を行う、ライン熱転写方式等がある。
現在普及している一般的なインクジェット方式のプリンタにおいては、液滴を飛ばすか否かの2値選択のみによって、小さな液滴を用紙へ着弾させて誤差拡散等の手法によりみかけの解像度と階調性を得る。
これに対し、昇華型のプリンタの場合には、一つの画素において制御可能な熱の値を容易に変更できるため、一つの画素に対する階調性を多く取る事が可能となり、インクジェット方式に比べて滑らかな高画質画像を得ることができる。
また、サーマルヘッドの性能や用紙材料の品質の向上も目覚ましく、印刷画像の仕上がり品位においても、銀塩写真に見劣りしない程度の画質を得る事が可能となりつつある。
加えて、昇華型プリンタでは、水や汚れなどから印画面を保護する為に、YMC印画後、オーバーコート層の塗布を行っている。[非特許文献1]オーバーコート層とは、特殊なフィルム処理で、本処理を施すことで、きれいなまま写真を保存する「100年プリント」を実現することができる。[非特許文献2]
このように、近年、昇華型のプリンタが特に自然画像用のプリンタとして注目されている。特に家庭向けに使用されるプリンタでは、家族写真などを複数枚、連続して印画するニーズがあり、これらをストレスなく高速に行うことが要求されている。
特開2004−188685号公報、カシオ計算機株式会社
[2009年6月24日検索]、インターネット 「SELPHY ES30/ES3|特長 "水や汚れに強い「オーバーコート」"」<URL:http://cweb.canon.jp/cpp/lineup/es3/features−kirei.html>、キヤノン株式会社 [2009年6月24日検索]、インターネット 「SELPHY ES30/ES3|仕様 "アルバム保存100年について"」<URL:http://cweb.canon.jp/cpp/lineup/es3/spec.html#album100>、キヤノン株式会社
従来の昇華型プリンタでは、オーバーコートを画像データとして扱い、階調データを一旦SDRAM上に展開し、ヘッド制御ASICを用いてサーマルヘッドに送っていた。この為、オーバーコート印画時にSDRAMが必ず使用され、新たな印画データの入力が行えない状態になる。すなわち、連続印刷の際に、印刷速度を律速する要因になる。
オーバーコート層は、印画面に一様にムラなく塗布するのが理想的であり、一面分の固定階調のラスタデータを用意する。また、本画像データは、YMCのものと比べて1画面内に保有する階調も圧倒的に少なく、印画のたびにSDRAMに展開するのは非常に効率が低い。
更に、特許文献1にあるようなSDRAMにオーバーコートのラスターデータを保持し、CPUにより印刷を開始する構成は、オーバーコート印画前に必ずCPU制御が発生する。画像の連続再生などCPU負荷が増大している際は、他処理の完了を待ってサーマルヘッド制御部へのCPU制御が発生するため、1枚の印画時間そのものが伸びてしまうという問題がある。
また、他方、オーバーコートは、溶融インクを用いている為、転写特性がYMCなどのインクと異なる。よって、通常の画像データとして扱った場合、高温時の張り付き、低温時のカスレが起こりやすいという問題もある。
そこで、本発明は、オーバーコートの階調数をCPUやICのレジスタに複数値で記憶し、印画を行うことで省メモリ化、印画時間の保証、オーバーコート張り付きの防ぐ印刷制御装置を提供する。
本発明のプリンタ制御手法は以下の構成を備える。
オーバーコート層(以下OC)を印画する印刷制御装置において、OCの階調数を演算装置内に記憶する第一の記憶手段、印画画像の枚数を数える計測手段、印画画像の枚数を記憶する第二の記憶手段、印画画像の枚数があらかじめ設定された枚数に到達したか判別する判別手段を備え、
印画画像データ入力後、該データの数が第二の記憶手段に達したと判別されると、第一の記憶手段から前記階調数を読出し、オーバーコート層の印刷を行うことを特徴とする印刷制御装置。
オーバーコート印画時にメモリ上にデータを展開しない為、省メモリ化が可能となる。これにより、空いたメモリを先読みバッファとして使用することができ、総印画時間の短縮が可能となる。また、CPUアクセスが発生しない為、CPU負荷が増大しても印画時間が遅延することはない。さらに、階調値を複数値で持つことで、転写上限値、下限値などの設定が出来、オーバーコートの張り付き防止が可能となる。
本実施形態における昇華型プリンタの構成を示すブロック図。 本実施形態におけるサーマルヘッド制御部の構成を示すブロック図。 本実施形態におけるプリンタ制御手法の実施例。 本実施形態におけるYMCインクの昇華特性とOCの昇華特性を比較した図。 本発明により得られる効果を示す概念図1。 本発明により得られる効果を示す概念図2。
以下、添付の図面を参照して、本発明を好適な実施形態に基づいて詳細に説明する。
図1は、プリンタにおいてプリント用データを印画するための構成を示すブロック図である。図中、14はプリンタのシステム制御や演算処理を司るCPU、15はカメラから送られてきた画像データ、CFから取得した画像データを処理する画像処理エンジン等からなる画像処理部である。画像処理部15において、カメラ側から送信された画像データ、またはCFから取得した画像データに対する解凍等の各種画像処理が行われ印画用の画像データが作られる。19はプリンタのシステム制御用プログラムを格納するFlash ROM、20は画像データを一時的に保存したりデータ処理の作業用に用いるSDRAM、21はデータファイルを保存しておくための記録媒体であるCF (コンパクトフラッシュ(登録商標)メモリ)。
22はCF21をプリンタに装着するためのCFコネクタ、23はプリンタでの撮影画像や操作メニューを表示するLCD、24はLCDを駆動するLCDドライバである。また、16は通信制御部であり、接続されるカメラとの通信を制御する。17は操作部であり、ユーザによる指示入力が行われる。13はサーマルヘッド制御部、12はサーマルヘッドであり、画像処理部で変換された画像データをサーマルヘッド制御部で電気信号に変換しサーマルヘッドに出力、サーマルヘッドは電気信号を熱エネルギーに変換し、印画紙に記録を行う。18と11は、それぞれサーマルヘッドの温度を計測するヘッド温度センサと周囲の環境温度を測定する環境温度センサである。また、25はインクリボン残量系であり、リボンの残量検知に用いられる。
図2は、図1の13内の処理を記述した本実施形態におけるサーマルヘッド制御部の構成を示すブロック図である。CPUから送られたY,M,Cの階調データは、30のセレクタ回路を通り、正規化回路31で8bitの圧縮データから、10bitの階調データに変換される。階調データに対して、補正回路32は熱補正処理をかけ、補正後のデータがドット生成回路33へ出力する。ドット生成回路は、10bitの階調データをシリアル化してヘッドへ出力する。また、Y,M,Cの階調データを出力が完了するとセレクタ回路30が切り替わり、26のオーバーコートの階調数を保存した記憶手段の階調値が正規化回路31に出力される。Y,M,C全てを印画したか否かの判定は、内部カウンタ27を用いて行う。1面の印画が、終わるとカウンタ27がインクリメントされる。比較回路29が記憶回路28にあらかじめ設定された設定値と比較を行い、設定値以上と判定した場合にセレクタを切り替える。
詳細な処理を図3の本実施形態におけるプリンタ制御手法の実施例 にて説明する。先ず、印画装置すなわちプリンタを起動する(A1)と、用紙ごとのオーバーコートの階調値をFlashROM29から読みだし(A2)、読み出された階調値はレジスタ26に記憶される(A3)。その後ユーザが不図示の操作部材を用いて画像を選択(A4)、印刷要求を行う(A5)。
はじめにY面のデータが作成され(A6)、印画が行われる(A7)。印画が完了すると内部カウンタ27が1インクリメントされ、比較回路29が設定値との比較を行う(A9)。(本シーケンス図では、3と設定されたとしている) カウント値に達しない場合は、次色の印画に遷移する。(A10)A10〜13、A14〜17は、前述のA6〜A9と同様の為省略する
カウント値に達した場合は、A18へ遷移する。A18でセレクタを切替、レジスタからOCの階調値を読出し、印画データ生成回路に入力、印画を行う(A19)。OCの印画が完了する(A20)とユーザに対して通知を行う。
図4は、本実施形態におけるYMCインクの昇華特性(a)とオーバーコートの昇華特性(b)を比較した図である。本図が示すとおり、オーバーコートの昇華特性はYMCのそれとは大きく異なる。中間階調をほとんど持たない為、複数のレジスタで、転写開始の階調値を下限値、転写の限界値を上限値として持ち、印画を行うことで省メモリ化が行える。また、上限値、下限値を設定することで転写不足による剥れ、転写過剰によるハリツキを防止することも可能となる。
図5は、本発明により得られる効果を示す概念図1である。図2の処理A19〜A20間は、従来と異なりSDRAM20上にデータを展開しない。このため、連続印画を行う場合、次画像のYデータを空いたメモリに展開することができ、総印画時間の短縮が可能となる。
図6は、本発明により得られる効果を示す概念図2である。
オーバーコートの階調値は制御回路13で内部的に開始される為、シーケンス中にCPU制御が発生しない。この為、CPU負荷が増大しても印画時間の保証が可能である。従来例のようなSDRAMにオーバーコートのラスターデータを保持する構成、または図2中セレクタ回路30をCPUが制御する構成では、オーバーコート印画前に必ずCPU制御が発生する。画像の連続再生などCPU負荷が増大している際は、他処理の完了を待ってサーマルヘッド制御部へのCPU制御が発生するため、1枚の印画時間そのものが伸びてしまう。
11 環境温度センサ
12 サーマルヘッド
13 サーマルヘッド制御部
14 CPU
15 画像処理部
16 通信制御部
17 操作部
18 ヘッド温度センサ
19 FlashROM
20 SDRAM
21 CF
22 CF Connector
23 LCD
24 LCD Driver
25 リボン残量計
26 記憶手段(レジスタ)
27 カウンタ
28 記憶回路
29 比較回路
30 セレクタ回路
31 正規化回路
32 補正回路
33 ドット生成回路

Claims (2)

  1. オーバーコート層(以下OC)を印画する印刷制御装置において、
    OCの階調数を演算装置内に記憶する第一の記憶手段、
    印画画像データの枚数を数える計測手段、
    該データの枚数を記憶する第二の記憶手段、
    該データの枚数があらかじめ設定された枚数に到達したか判別する判別手段を備え、
    該データ入力後、入力数が第二の記憶手段に設定された値に達したと判別されると、
    第一の記憶手段から前記階調数を読出し、オーバーコート層の印刷を開始することを特徴とする印刷制御装置。
  2. 請求項1記載の第二の記憶手段は複数の値を記憶し、保持することを特徴とする請求項1に記載する印刷制御装置。
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