JP2011110067A - 棚 - Google Patents

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Abstract

【課題】箱枠内の棚板及び照明装置の位置に応じて照明装置の発光制御を行う。
【解決手段】箱枠内で棚板の数、位置、向きを変更可能な棚において、箱枠内の各位置における棚板の有無、照明装置の有無を検出しておく。棚の使用時には、検出対象位置の棚板に陳列されている商品の商品IDを検出し(ステップS71)、商品が存在する場合には(ステップS72;YES)、照明データベースから、検出した商品IDに対応する照明制御情報を読み出す(ステップS73)。そして、読み出した照明制御情報、商品との距離、時刻に応じて、商品が載置された棚板と上方の棚板の照明装置を制御する(ステップS74)。正常に設定が行われなかった場合には(ステップS75;NO)、エラーを表示する(ステップS76)。
【選択図】図17

Description

本発明は、棚に関する。
一般に、店舗等において商品を販売する場合、商品の陳列の仕方は売上に大きく影響する。そのため、商品が判りやすく、見やすく、手に取りやすく、選びやすいように、商品の置き方、並べ方、高さに工夫が必要である。また、商品コンセプトを訴えるための演出も必要である。このような点を考慮し、商品の演出を効果的に行うものとして、商品陳列棚の棚板に照明装置を設けたものが知られている(特許文献1、特許文献2参照)。
また、商品の持つ特性を効果的に演出し、商品の種類やコンセプト等に応じて商品の陳列の仕方を改善するため、棚板の取り付け位置、段数、大きさ、向き等を適宜変更することが行われる。
特開2003−275080号公報 特開2006−320603号公報
しかし、棚板毎に、大きさ、照明装置が設けられている面や位置が異なるため、箱枠内で棚板を入れ替えた場合に、どのような照明効果を得られるかを予測することは困難であった。
本発明は上記の従来技術における問題に鑑みてなされたものであって、箱枠内の棚板及び照明装置の位置に応じて照明装置の発光制御を行うことを課題とする。
上記課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、箱枠と、前記箱枠内に着脱可能であって、片面又は両面の一部又は全部に照明装置が設けられた棚板を含む複数の棚板と、前記箱枠内の各位置における棚板の有無を検出し、且つ前記箱枠内に装着された棚板の上面及び/又は下面の照明装置の有無を検出し、当該棚板の有無の検出結果及び照明装置の有無の検出結果に基づいて前記照明装置の発光制御を行う制御手段を有する制御装置と、を備える棚である。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の棚において、前記制御手段は、前記箱枠内の各位置について、当該位置を照らす照明装置を特定する。
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の棚において、前記制御手段は、前記箱枠内の各位置についてそれぞれ特定された照明装置を制御する。
請求項4に記載の発明は、請求項3に記載の棚において、前記制御手段は、前記照明装置の点灯、消灯、光束、色味又は配光を制御する。
請求項5に記載の発明は、請求項3に記載の棚において、前記照明装置は点光源及び面光源を含み、前記制御手段は、前記箱枠内の各位置を照らす点光源及び面光源のそれぞれの明るさを制御する。
請求項6に記載の発明は、請求項3に記載の棚において、前記複数の棚板は、当該棚板の上に陳列される品に固有の識別情報を検出するセンサを備え、前記制御装置は、前記識別情報と照明制御情報とが予め対応付けられて記憶されている記憶手段を備え、前記制御手段は、前記箱枠内の各位置における棚板から前記センサにより検出された識別情報を取得し、当該取得された識別情報に対応する照明制御情報を前記記憶手段から読み出し、当該読み出された照明制御情報に基づいて前記箱枠内の各位置を照らす照明装置を制御する。
請求項7に記載の発明は、請求項6に記載の棚において、前記識別情報はRFIDタグに記憶されている。
請求項8に記載の発明は、請求項6に記載の棚において、前記識別情報はバーコード化されている。
請求項9に記載の発明は、請求項6に記載の棚において、前記照明制御情報は、時系列的に変化するものである。
請求項10に記載の発明は、請求項6に記載の棚において、前記制御装置は、外部装置と通信を行う通信手段を備え、前記記憶手段に記憶されている識別情報及び照明制御情報は、前記通信手段を介して受信されたものである。
請求項11に記載の発明は、請求項1〜10のいずれか一項に記載の棚において、前記箱枠内の前記棚板の装着位置に対応する位置に第1のコネクタが設けられ、前記複数の棚板のそれぞれには前記第1のコネクタに接続可能な第2のコネクタが設けられ、前記第1のコネクタと前記第2のコネクタとの接続により、前記照明装置を制御するための制御信号線が前記箱枠と前記棚板との間で接続される。
請求項12に記載の発明は、請求項11に記載の棚において、前記第1のコネクタと前記第2のコネクタとの接続により、前記棚板に電源を供給するための電源線が前記箱枠と前記棚板との間で接続される。
請求項13に記載の発明は、請求項1〜12のいずれか一項に記載の棚において、記照明装置は有機EL照明装置を含む。
請求項14に記載の発明は、請求項13に記載の棚において、前記照明装置は、有機EL照明装置と、有機EL照明装置以外の照明装置とが組み合わされている。
請求項15に記載の発明は、請求項1〜14のいずれか一項に記載の棚において、前記制御手段は、エラーが発生した場合に、前記照明装置の制御によってエラーを表示する。
本発明によれば、箱枠内の各位置における棚板の有無、棚板の上面及び/又は下面の照明装置の有無を検出するので、箱枠内の棚板及び照明装置の位置に応じて照明装置の発光制御を行うことができる。
棚の外観を示す斜視図である。 箱枠の斜視図である。 棚板の斜視図である。 棚板の接続部分の拡大図である。 箱枠の背板の内側を示す斜視図である。 箱枠の接続部分の拡大図である。 制御装置の機能的構成を示すブロック図である。 棚板の機能的構成を示すブロック図である。 制御装置と棚板との間のデータ通信を示すタイミングチャートである。 棚板のパーティションを説明するための図である。 棚板における照明装置の配置例を示す模式図である。 初期化処理を示すフローチャートである。 パラメータ初期化処理を示すフローチャートである。 上面読み出し処理を示すフローチャートである。 下面読み出し処理を示すフローチャートである。 上方照明特定処理を示すフローチャートである。 棚制御処理を示すフローチャートである。 RGBそれぞれの明るさの時系列的変化を示す図である。 エラー発生時における照明制御方法を示す図である。 棚板に載置された商品から商品IDを検出する方法を説明するための図である。 点光源の配光及び色味の制御について説明するための図である。 点光源及び面光源の制御例である。 点光源及び面光源の制御例である。 バーコードリーダを用いて棚板に載置された商品から商品IDを検出する方法を説明するための図である。
以下、図面を参照して、本発明の実施の形態について説明する。
図1に、棚1の外観を示す。図1に示すように、棚1は、箱枠10と、その内部に着脱可能に取り付けられた複数の棚板31a,31bと、制御装置40(図1においては図示せず。図7参照)と、を備えて構成される。箱枠10内で、複数の棚板31a,31bを自由に組み合わせることが可能となっている。
図2に箱枠10の外観を示す。図2に示すように、箱枠10は、天板11、側板12,13、背板14及び底板15からなり、前面(展示側の面)が開放された箱体状に形成されている。ただし、天板11、側板12,13のいずれか、あるいは両方がなくてもかまわない。
図3(a)及び(b)に、棚板31a,31bの例を示す。
棚板31aは、箱枠10の側板12と側板13との対向面間の距離に相当する長さを有する。棚板31aは、その片面又は両面の一部又は全部に照明装置32aの取り付けが可能である。図3(a)に示す例では、棚板31aの上面に照明装置32aが設けられている。
棚板31bは、棚板31aの半分の長さに形成されている。棚板31bは、その片面又は両面の一部又は全部に照明装置32bの取り付けが可能である。図3(b)に示す例では、棚板31bの上面に照明装置32bが設けられている。
照明装置32a,32bとしては、有機EL(Electro Luminescence)照明装置を用いたシート状の面光源、LED(Light Emitting Diode)等の点光源、面光源と点光源を組み合わせたものを用いることができる。
なお、図1、図3(a)及び(b)は、棚板31a,31b(以下、棚板31a,31bを総称して棚板31という場合もある。)に設けられる照明装置32a,32b(以下、照明装置32a,32bを総称して照明装置32という場合もある。)の幅の最小単位(以下、パーティションという。)を、箱枠10の幅の1/2とした場合の例である。図1、図3(a)及び(b)においては説明を簡略化するため2種類の棚板で説明したが、これに限らず複数種類の棚板を適宜組み合わせるようにしてもよい。
次に、棚板31a,31bの接続部分について説明する。図4は、図3(a)の棚板31aの接続部分Aの拡大図である。棚板31aには、箱枠10に取り付ける際に背板14側(奥側)となる位置に、取り付け具33が2箇所設けられている。取り付け具33には、取り付け穴34が設けられている。また、棚板31aには、箱枠10の幅方向の端部2箇所に、箱枠10側のコネクタ22(図6参照)と電気的且つ物理的に接続するためのコネクタ35が設けられている。棚板31aを箱枠10に装着した状態で左奥側のコネクタ35は、棚板31aの上面に設けられた照明装置を制御するための制御信号線及び棚板31aの上面に設けられた照明装置に電源を供給するための電源線を接続するためのコネクタである。棚板31aを箱枠10に装着した状態で右奥側のコネクタ35は、棚板31aの下面に設けられた照明装置を制御するための制御信号線及び棚板31aの下面に設けられた照明装置に電源を供給するための電源線を接続するためのコネクタである。棚板31bについても同様であるため、説明を省略する。
次に、箱枠10の接続部分について説明する。図5に、箱枠10の背板14の内側を示す。背板14には、棚板31の装着位置に対応する位置にコネクタ列16,17,18,19が設けられている。図6は、図5に示す各コネクタ列16,17,18,19に含まれる接続部分Bの拡大図である。各コネクタ列16,17,18,19には、複数の取り付け具20が設けられている。取り付け具20には、取り付け穴21及びコネクタ22が設けられている。コネクタ22は、棚板31側のコネクタ35と電気的且つ物理的に接続するためのものである。
コネクタ列16,18に含まれるコネクタ22は、棚板31の上面に設けられた照明装置32に対する制御信号線及び電源線を接続するためのコネクタであり、コネクタ列17,19に含まれるコネクタ22は、棚板31の下面に設けられた照明装置に対する制御信号線及び電源線を接続するためのコネクタである。
箱枠10に棚板31aを装着する場合には、棚板31aの左奥側のコネクタ35がコネクタ列16のコネクタ22と接続され、棚板31aの右奥側のコネクタ35がコネクタ列19のコネクタ22と接続されることになる。また、箱枠10の幅のうち左側半分に棚板31bを装着する場合には、棚板31bの左奥側のコネクタ35がコネクタ列16のコネクタ22と接続され、棚板31bの右奥側のコネクタ35がコネクタ列17のコネクタ22と接続されることになる。また、箱枠10の幅のうち右側半分に棚板31bを装着する場合には、棚板31bの左奥側のコネクタ35がコネクタ列18のコネクタ22と接続され、棚板31bの右奥側のコネクタ35がコネクタ列19のコネクタ22と接続されることになる。
棚板31が箱枠10に装着される際に、箱枠10のコネクタ22と棚板31のコネクタ35とが接続され、箱枠10と棚板31との間で制御信号線及び電源線が接続される。
ユーザは、棚板31の取り付け穴34及び箱枠10の取り付け穴21にネジを挿入し、ネジを締めることにより、棚板31を箱枠10に固定する。
図7に、制御装置40の機能的構成を示す。制御装置40は、プロセッサ41、メモリ42、通信部43、I/O44、デコーダ45等を備える。
プロセッサ41は、制御装置40の各部の処理動作を統括的に制御する。具体的には、プロセッサ41は、メモリ42に格納されている各種処理プログラムを読み出してRAM(図示せず)に展開し、当該プログラムとの協働により各種処理を行う。
メモリ42は、不揮発性の半導体メモリ等により構成され、プロセッサ41により実行される各種処理プログラム、各種データ等を記憶する。例えば、メモリ42には、後述する内部データや、照明データベースが格納されている。照明データベースは、棚板31の上に陳列される商品毎に予め定められた商品ID(識別情報)と、各商品に対する照明方法を示す照明制御情報とを対応付けたものである。また、繰り返しパターンにより照明方法が変化する場合等、照明制御情報が時系列的に変化する場合には、時刻に沿って各パラメータが設定されている。また、照明制御情報による照明方法の設定は、棚板31が透明か不透明か、棚板31の表面の色や反射率に応じて調整可能であることが望ましい。
通信部43は、通信ネットワークを介して接続された外部装置との間でデータの送受信を行うための機能部である。通信部43は、外部装置から商品IDと照明制御情報との対応関係を示す情報を受信する。プロセッサ41は、この外部装置から受信した情報に基づいて、商品IDと照明制御情報とを対応付けてメモリ42の照明データベースに格納する。
I/O44は、データの入出力を行う。
表1に、制御装置40と棚板31との間で入出力される信号(データ)を示す。
Figure 2011110067
ここでは、コマンドC0〜C7、入力データDI0〜DI7、出力データDO0〜DO7がそれぞれ8ビットのデータである場合について説明するが、これに限るものではない。また、コマンド線、入力データ線、出力データ線を時分割で共用してもかまわない。
プロセッサ41は、I/O44及び信号線46を介して、デコーダ45に棚板31のアドレス(段、左右位置、上面/下面)を示す信号を出力する。「段」は、箱枠10の1番下を「0」として、垂直方向の棚板31の位置を示すものである。また、「左右位置」は、箱枠10の1番左を「0」として、パーティションを単位とした水平方向の位置を示すものである。すなわち、棚板31のアドレスは、棚板31のコネクタ35が、箱枠10のどのコネクタ22に接続しているかを示すものである。
プロセッサ41は、対象となる棚板31のレジスタ61(図8参照)に、所定のデータを書き込む。具体的には、プロセッサ41は、I/O44及びコマンドバス48を介して、棚板31にコマンドC0〜C7を出力するとともに、I/O44及び書き込みデータバス49を介して、棚板31に入力データDI0〜DI7を出力する。
コマンドC0〜C7と入力データDI0〜DI7を出力した後、デコーダ45は、信号線46を介して入力される棚板31のアドレス(段、左右位置、上面/下面)を示す信号をデコードし、対象となる棚板31のコネクタ35に接続されている箱枠10側のコネクタ22に接続される選択信号線47に選択信号Sを出力する。
プロセッサ41は、I/O44及び応答信号線51を介して、棚板31から応答信号Rを取得し、I/O44及び読み出しデータバス50を介して、棚板31から出力データDO0〜DO7を取得する。
プロセッサ41は、箱枠10内の各位置における棚板31の有無を検出し、且つ箱枠10内に装着された棚板31の上面及び/又は下面の照明装置32の有無を検出し、棚板31の有無の検出結果及び照明装置32の有無の検出結果に基づいて照明装置32の発光制御を行う。
プロセッサ41は、箱枠10内の各位置について、当該位置を照らす照明装置32を特定する。そして、プロセッサ41は、箱枠10内の各位置についてそれぞれ特定された照明装置32を制御する。
具体的には、プロセッサ41は、照明装置32の点灯、消灯、光束、色味又は配光を制御する。
照明装置32が点光源及び面光源を含む場合、プロセッサ41は、箱枠10内の各位置を照らす点光源及び面光源のそれぞれの明るさを制御する。
プロセッサ41は、箱枠10内の各位置における棚板31からRFID(Radio Frequency IDentification)センサ62(図8参照)により検出された商品IDを取得し、取得された商品IDに対応する照明制御情報をメモリ42の照明データベースから読み出し、当該読み出された照明制御情報に基づいて箱枠10内の各位置を照らす照明装置32を制御する。
プロセッサ41は、エラーが発生した場合に、照明装置32の制御によってエラーを表示する。
なお、コネクタ22には、箱枠10から棚板31に電源を供給するための電源線が接続されているが、図7では図示を省略する。
図8に、棚板31の機能的構成を示す。棚板31は、制御回路60、レジスタ61、RFIDセンサ62、照明装置32、コネクタ35等を備える。図8は、棚板31の一方の面に対応する構成を示したものであるが、他方の面についても同様である。
制御回路60は、プロセッサ63、メモリ64を備える。プロセッサ63は、レジスタ61に書き込まれたデータに従って、所定のデータの出力や、照明装置32の制御を行う。メモリ64には、棚板31のサイズ、パーティション毎の照明装置32の有無、色味の制御が可能であるか等の情報が記憶されている。
レジスタ61は、データが書き込まれる記憶装置である。ここでは、選択信号線65を介して選択信号Sがレジスタ61に入力された場合に、コマンドバス66を介してコマンドC0〜C7がレジスタ61に書き込まれるとともに、入力データバス67を介して入力データDI0〜DI7がレジスタ61に書き込まれる。
RFIDセンサ62は、棚板31の上に陳列された商品に設けられたRFIDタグから各商品に固有の商品IDを検出する。RFIDタグには予め各商品に対応する商品IDが記憶されている。
プロセッサ63は、レジスタ61に書き込まれたデータに従って、照明装置32の制御を行い、出力データバス68を介して出力データDO0〜DO7を出力するとともに、応答信号線69を介して応答信号Rを出力する。
なお、コネクタ35には、箱枠10から棚板31に電源を供給するための電源線が接続されているが、図8では図示を省略する。
また、箱枠10と棚板31とを制御信号線により接続してデータの入出力を行う代わりに、近距離無線通信を使って制御装置40が箱枠10に対する棚板31の位置を検出し、棚板31の制御、データの送受信を行うこととしてもよい。
図9は、制御装置40と棚板31との間のデータ通信を示すタイミングチャートである。
制御装置40は、棚板31のアドレス(段、左右位置、上面/下面)を指定して、指定した棚板31に対してコマンドC0〜C7と入力データDI0〜DI7を送信する。棚板31のアドレスは、デコーダ45によりデコードされ、選択信号Sがただ一つのコネクタ22に対してのみ送信される。選択信号Sが送信されたコネクタ22に接続された棚板31は、コマンドC0〜C7と入力データDI0〜DI7を読み込み、所定の処理を行うとともに、出力データDO0〜DO7を出力し、応答信号Rを制御装置40に出力する。
このように、制御装置40は、全ての棚板31に対して個別にコマンドC0〜C7及び入力データDI0〜DI7を送信することができ、また、棚板31から出力データDO0〜DO7を受信することができる。また、応答信号Rは、箱枠10の該当位置に棚板31が装着されている場合にのみ棚板31から送信されるので、これを利用して箱枠10の各位置に棚板31が装着されているか否かを制御装置40が認識することができる。
次に、制御装置40から棚板31に送信されるコマンドについて説明する。
制御装置40から棚板31へのコマンドは、一般に以下の形式とする。
val=command(i,j,d,param)
制御装置40は、i段目、j番目の位置の棚板31であってdの向き(上面/下面)の棚板31に対して、param(入力データ)をパラメータとしてコマンドを送り、棚板31からはval(出力データ)を受け取る。
具体的には、制御装置40は、コマンドバス48(コマンドバス66)にコマンドをコード化した数値を出力し、書き込みデータバス49(入力データバス67)にparamの数値を出力して、i,j,dで指定されたアドレスの棚板31のコネクタ35に接続される選択信号線47(選択信号線65)に選択信号Sを出力する。そして、制御装置40は、棚板31が出力データバス68(読み出しデータバス50)に出力したvalの数値、及び、応答信号線69(応答信号線51)に出力した応答信号Rを受信する。
表2に、制御装置40から棚板31に出力されるコマンドの例と、各コマンドに対応する入力データ及び出力データを示す。
Figure 2011110067
「valid」は、i段目、j番目、dの向きで指定されたアドレスの棚板31があるか否かを検出するためのコマンドである。i段目、j番目、dの向きで指定されたアドレスに棚板31がある場合には、棚板31から制御装置40に応答信号Rが返される。
「size」は、棚板31のサイズが最小単位(パーティション)の何枚分かを検出するためのコマンドである。出力データとして、棚板31から制御装置40に1〜8の数値が返される。
図10に棚板31の例を示す。図10に示す棚板31は、パーティション4個分のサイズであるので、
size(i,j,d)=4
が出力データとして得られる。
「partition」は、棚板31に設けられている照明装置32について、最小単位を1単位(パーティション)として、該当する面(上面/下面)を制御するためのコネクタ35に近い方から(上面については正面から見て左側から、下面については正面から見て右側から)p番目のパーティションを独立に操作できるかを検出するためのコマンドである。制御装置40から棚板31に入力データとして「p」が出力されると、棚板31から制御装置40に、照明装置32が独立して操作できる場合には「2」、パーティション番号の小さい方の隣のパーティションに従属する場合には「1」、照明装置32がない場合には「0」が出力データとして返される。
図10に示す棚板31のパーティション番号を、左から「0」、「1」、「2」、「3」とすると、
partition(i,j,d,0)=2
partition(i,j,d,1)=2
partition(i,j,d,2)=1
partition(i,j,d,3)=0
が出力データとして得られる。
「bright」は、指定の棚板31の指定のパーティションの照明装置32の明るさを16段階で指定するためのコマンドである。制御装置40から棚板31に、パーティション番号をp、指定する明るさをb(0〜15)として、16*p+bの値が入力データとして出力されると、棚板31から制御装置40に、棚板31側における制御が正常な場合には「0」、異常な場合には「0以外」が出力データとして返される。
「red」は、指定の棚板31の指定のパーティションの照明装置32の赤色の強さを16段階で指定するためのコマンドである。制御装置40から棚板31に、パーティション番号をp、指定する強さをa(0〜15)として、16*p+aの値が入力データとして出力されると、棚板31から制御装置40に、棚板31側における制御が正常な場合には「0」、異常な場合には「0以外」が出力データとして返される。
「green」は、指定の棚板31の指定のパーティションの照明装置32の緑色の強さを16段階で指定するためのコマンドである。制御装置40から棚板31に、パーティション番号をp、指定する強さをa(0〜15)として、16*p+aの値が入力データとして出力されると、棚板31から制御装置40に、棚板31側における制御が正常な場合には「0」、異常な場合には「0以外」が出力データとして返される。
「blue」は、指定の棚板31の指定のパーティションの照明装置32の青色の強さを16段階で指定するためのコマンドである。制御装置40から棚板31に、パーティション番号をp、指定する強さをa(0〜15)として、16*p+aの値が入力データとして出力されると、棚板31から制御装置40に、棚板31側における制御が正常な場合には「0」、異常な場合には「0以外」が出力データとして返される。
「brilliance」は、指定の棚板31の指定のパーティションの点光源の強さを16段階で指定するためのコマンドである。制御装置40から棚板31に、パーティション番号をp、指定する強さをa(0〜15)として、16*p+aの値が入力データとして出力されると、棚板31から制御装置40に、棚板31側における制御が正常な場合には「0」、異常な場合には「0以外」が出力データとして返される。
「sense」は、指定の棚板31の指定のパーティションのRFIDセンサ62によって商品IDが検出されたか否かを判断するためのコマンドである。制御装置40から棚板31に、入力データとしてパーティション番号「p」が出力されると、棚板31から制御装置40に、商品IDが検出されなかった場合には「0」、商品IDが検出された場合には商品IDのバイト数が出力データとして返される。
「productid」は、指定の棚板31の指定のパーティションの商品IDを検出するためのコマンドである。senseコマンドで得られたバイト数だけ繰り返して実行する。制御装置40から棚板31に、入力データとしてパーティション番号「p」が出力されると、n回目の実行のときに、棚板31から制御装置40に、商品IDのn番目のバイトデータが出力データとして返される。
次に、制御装置40のメモリ42に記憶されている内部データについて説明する。
P[i,j]は、i段目(段)、j番目(左右位置)の位置の棚板31の有無を示すデータである。i段目、j番目の位置に棚板31がある場合にはP[i,j]=1となり、i段目、j番目の位置に棚板31がない場合にはP[i,j]=0となる。
U[i,j]は、i段目、j番目の位置にある棚板31の上面の照明装置32の有無を示すデータである。i段目、j番目の位置の棚板31の上面に照明装置32がある場合にはU[i,j]=1となり、i段目、j番目の位置の棚板31の上面に照明装置32がない場合にはU[i,j]=0となる。
Ur[i,j]は、i段目、j番目の位置にある棚板31の上面の照明装置32が属する棚板31の箱枠10に対するアドレスを示すデータである。すなわち、この棚板31の上面の照明装置32を制御するためのコネクタ35の位置(棚板31の左端)に相当する。
Up[i,j]は、i段目、j番目の位置にある棚板31の上面の照明装置32の、棚板31内のパーティション番号を示すデータである。この棚板31の上面の照明装置32を制御するためのコネクタ35に近い方のパーティションからパーティション番号を「0」、「1」、「2」、・・・とする。すなわち、棚板31の上面に対しては、パーティション番号は左から右に大きくなる。
L[i,j]は、i段目、j番目の位置にある棚板31の下面の照明装置32の有無を示すデータである。i段目、j番目の位置の棚板31の下面に照明装置32がある場合にはL[i,j]=1となり、i段目、j番目の位置の棚板31の下面に照明装置32がない場合にはL[i,j]=0となる。
Lr[i,j]は、i段目、j番目の位置にある棚板31の下面の照明装置32が属する棚板31の箱枠10に対するアドレスを示すデータである。すなわち、この棚板31の下面の照明装置32を制御するためのコネクタ35の位置(棚板31の右端)に相当する。
Lp[i,j]は、i段目、j番目の位置にある棚板31の下面の照明装置32の、棚板31内のパーティション番号を示すデータである。この棚板31の下面の照明装置32を制御するためのコネクタ35に近い方のパーティションからパーティション番号を「0」、「1」、「2」、・・・とする。すなわち、棚板31の下面に対しては、パーティション番号は右から左に大きくなる。
以上のようなコマンド及び内部データの設定は、標準化されていることが望ましい。標準化されていれば、棚板31の交換や移動を行っても、パラメータを再調整する必要がない。また、多数のチェーン店で同じ商品を店頭の棚に並べて販売する際にも個別の調整の手間を省くことができる。
図11に、棚板31における照明装置32の配置例を示す。図11に示す棚板31は、パーティションが4個の場合の例である。図11において、1番左側の照明装置32には、赤色の面光源(有機EL照明装置)R1,R2、緑色の面光源(有機EL照明装置)G1,G2、青色の面光源(有機EL照明装置)B1,B2、点光源(LED)P1が含まれる。点光源P1は、同一パッケージ内に赤色の発光部PR1、緑色の発光部PG1、青色の発光部PB1を有する。なお、図11は模式図であり、面光源R1,R2、緑色の面光源G1,G2、青色の面光源B1,B2は、より細かく複数組設けられていることが望ましい。図11において、左から2番目〜4番目の照明装置32についても同様であるため、説明を省略する。
例えば、赤色の面光源R1,R2、緑色の面光源G1,G2、青色の面光源B1,B2の輝度0〜100%をレベル0〜15の強さに割り振って、個別にRGBの輝度を制御することで色味を変化させることができる。
また、点光源P1において、RGBの輝度0〜100%をレベル0〜15の強さに割り振って、個別にRGBの発光部PR1,PG1,PB1の輝度を制御することで点光源P1の色味を変化させることができる。
次に、動作について説明する。
図12は、初期化処理を示すフローチャートである。初期化処理は、棚1に電源が入れられた場合、あるいは、棚板31の数、位置、向きの少なくとも一つが変更された場合に制御装置40が棚板31の状況を認識する処理であって、プロセッサ41とメモリ42に記憶されているプログラムとの協働によるソフトウェア処理によって実現される。
まず、プロセッサ41により、パラメータ初期化処理が行われる(ステップS1)。
ここで、図13を参照して、パラメータ初期化処理について説明する。
図13に示すように、プロセッサ41により、段数i=0、左右位置j=0に初期化される(ステップS11)。
次に、プロセッサ41により、P[i,j]=0、U[i,j]=0、L[i,j]=0に設定される(ステップS12)。
次に、プロセッサ41により、jに1が加算され(ステップS13)、jが横方向幅未満であるか否かが判断される(ステップS14)。jが横方向幅未満である場合には(ステップS14;YES)、ステップS12に戻り、ステップS12〜ステップS14の処理が繰り返される。
ステップS14において、jが横方向幅以上である場合には(ステップS14;NO)、プロセッサ41により、iに1が加算され(ステップS15)、iが棚1の最大段未満であるか否かが判断される(ステップS16)。iが棚1の最大段未満である場合には(ステップS16;YES)、j=0にリセットされ(ステップS17)、ステップS12に戻り、ステップS12〜ステップS16の処理が繰り返される。
ステップS16において、iが棚1の最大段以上である場合には(ステップS16;NO)、パラメータ初期化処理が終了する。
次に、図12に戻り、プロセッサ41により、上面読み出し処理が行われる(ステップS2)。
ここで、図14を参照して、上面読み出し処理について説明する。
まず、プロセッサ41により、段数i=0、左右位置j=0に初期化される(ステップS21)。
次に、プロセッサ41により、i段目、j番目、上面のコネクタ22に対して棚板31の有無を検出するコマンド「valid」が送信され、棚板31から応答信号Rがあるか否かが判断される(ステップS22)。
i段目、j番目、上面の棚板31からコマンド「valid」に対する応答信号Rがあった場合には(ステップS22;YES)、プロセッサ41により、i段目、j番目、上面の棚板31に対して棚板31のサイズを検出するコマンド「size」が送信され、棚板31から棚板31のサイズsが取得される(ステップS23)。
s=size(i,j,上面)
次に、プロセッサ41により、k=0に設定される(ステップS24)。
次に、プロセッサ41により、P[i,j+k]=1に設定される(ステップS25)。これは、i段目、(j+k)番目の位置に棚板31が存在することを示している。
次に、プロセッサ41により、i段目、j番目、上面の棚板31に対して、パーティション番号kの位置の照明装置32が独立に操作できるかを検出するためのコマンド「partition」が送信され、棚板31からの出力データが0より大きいか否かが判断される(ステップS26)。棚板31からの出力データが「2」の場合には照明装置32が独立して操作できることを示し、棚板31からの出力データが「1」の場合にはパーティション番号の小さい方の隣のパーティションに従属することを示している。
コマンド「partition」に対する棚板31からの出力データが0より大きい場合(ステップS26;YES)、すなわち、i段目、j番目、上面の棚板31のパーティション番号kの位置に照明装置32が存在する場合には、プロセッサ41により、U[i,j+k]=1、Ur[i,j+k]=j、Up[i,j+k]=kに設定される(ステップS27)。U[i,j+k]=1は、i段目、(j+k)番目の位置にある棚板31の上面に照明装置32があることを示している。Ur[i,j+k]=jは、i段目、(j+k)番目の位置にある棚板31の上面の照明装置32が属する棚板31の箱枠10に対するアドレス(左右位置)がjであることを示している。Up[i,j+k]=kは、i段目、(j+k)番目の位置にある棚板31の上面の照明装置32の、棚板31内のパーティション番号がkであることを示している。
ステップS26において棚板31からの出力データが0以下の場合(ステップS26;NO)、すなわち、i段目、j番目、上面の棚板31のパーティション番号kの位置に照明装置32が存在しない場合、又は、ステップS27の後、プロセッサ41により、kに1が加算される(ステップS28)。
次に、プロセッサ41により、kが棚板31のサイズsより小さいか否かが判断される(ステップS29)。kがsより小さい場合には(ステップS29;YES)、ステップS25に戻り、ステップS25〜ステップS29の処理が繰り返される。
ステップS29において、プロセッサ41により、kがs以上の場合には(ステップS29;NO)、jにkの値が加算される(ステップS30)。
ステップS22において、i段目、j番目、上面の棚板31からコマンド「valid」に対する応答信号Rがない場合には(ステップS22;NO)、プロセッサ41により、jに1が加算される(ステップS31)。
ステップS30又はステップS31の後、プロセッサ41により、jが横方向幅未満であるか否かが判断される(ステップS32)。jが横方向幅未満である場合には(ステップS32;YES)、ステップS22に戻り、ステップS22〜ステップS32の処理が繰り返される。
ステップS32において、jが横方向幅以上である場合には(ステップS32;NO)、プロセッサ41により、iに1が加算され(ステップS33)、iが棚1の最大段未満であるか否かが判断される(ステップS34)。iが棚1の最大段未満である場合には(ステップS34;YES)、j=0にリセットされ(ステップS35)、ステップS22に戻り、ステップS22〜ステップS34の処理が繰り返される。
ステップS34において、iが棚1の最大段以上である場合には(ステップS34;NO)、上面読み出し処理が終了する。
次に、図12に戻り、プロセッサ41により、下面読み出し処理が行われる(ステップS3)。
ここで、図15を参照して、下面読み出し処理について説明する。
まず、プロセッサ41により、段数i=0、左右位置j=0に初期化される(ステップS41)。
次に、プロセッサ41により、i段目、j番目、下面のコネクタ22に対して棚板31の有無を検出するコマンド「valid」が送信され、棚板31から応答信号Rがあるか否かが判断される(ステップS42)。
i段目、j番目、下面の棚板31からコマンド「valid」に対する応答信号Rがあった場合には(ステップS42;YES)、プロセッサ41により、i段目、j番目、下面の棚板31に対して棚板31のサイズを検出するコマンド「size」が送信され、棚板31から棚板31のサイズsが取得される(ステップS43)。
s=size(i,j,下面)
次に、プロセッサ41により、k=0に設定される(ステップS44)。
次に、プロセッサ41により、P[i,j+s−1−k]=1に設定される(ステップS45)。これは、i段目、(j+s−1−k)番目の位置に棚板31が存在することを示している。
次に、プロセッサ41により、i段目、j番目、下面の棚板31に対して、パーティション番号kの位置の照明装置32が独立に操作できるかを検出するためのコマンド「partition」が送信され、棚板31からの出力データが0より大きいか否かが判断される(ステップS46)。棚板31からの出力データが「2」の場合には照明装置32が独立して操作できることを示し、棚板31からの出力データが「1」の場合にはパーティション番号の小さい方の隣のパーティションに従属することを示している。
コマンド「partition」に対する棚板31からの出力データが0より大きい場合(ステップS46;YES)、すなわち、i段目、j番目、下面の棚板31のパーティション番号kの位置に照明装置32が存在する場合には、プロセッサ41により、L[i,j+s−1−k]=1、Lr[i,j+s−1−k]=j、Lp[i,j+s−1−k]=kに設定される(ステップS47)。L[i,j+s−1−k]=1は、i段目、(j+s−1−k)番目の位置にある棚板31の下面に照明装置32があることを示している。Lr[i,j+s−1−k]=jは、i段目、(j+s−1−k)番目の位置にある棚板31の下面の照明装置32が属する棚板31の箱枠10に対するアドレス(左右位置)がjであることを示している。Lp[i,j+s−1−k]=kは、i段目、(j+s−1−k)番目の位置にある棚板31の下面の照明装置32の、棚板31内のパーティション番号がkであることを示している。
ステップS46において棚板31からの出力データが0以下の場合(ステップS46;NO)、すなわち、i段目、j番目、下面の棚板31のパーティション番号kの位置に照明装置32が存在しない場合、又は、ステップS47の後、プロセッサ41により、kに1が加算される(ステップS48)。
次に、プロセッサ41により、kが棚板31のサイズsより小さいか否かが判断される(ステップS49)。kがsより小さい場合には(ステップS49;YES)、ステップS45に戻り、ステップS45〜ステップS49の処理が繰り返される。
ステップS49において、プロセッサ41により、kがs以上の場合には(ステップS49;NO)、jにkの値が加算される(ステップS50)。
ステップS42において、i段目、j番目、下面の棚板31からコマンド「valid」に対する応答信号Rがない場合には(ステップS42;NO)、プロセッサ41により、jに1が加算される(ステップS51)。
ステップS50又はステップS51の後、プロセッサ41により、jが横方向幅未満であるか否かが判断される(ステップS52)。jが横方向幅未満である場合には(ステップS52;YES)、ステップS42に戻り、ステップS42〜ステップS52の処理が繰り返される。
ステップS52において、jが横方向幅以上である場合には(ステップS52;NO)、プロセッサ41により、iに1が加算され(ステップS53)、iが棚1の最大段未満であるか否かが判断される(ステップS54)。iが棚1の最大段未満である場合には(ステップS54;YES)、j=0にリセットされ(ステップS55)、ステップS42に戻り、ステップS42〜ステップS54の処理が繰り返される。
ステップS54において、iが棚の最大段以上である場合には(ステップS54;NO)、下面読み出し処理が終了する。
以上で、初期化処理が終了する。
次に、図16を参照して、上方照明特定処理を説明する。この処理は、所定の位置(i段目、j番目)の真上にある棚板31の下面に取り付けられた照明装置32のアドレス(ix段目、jx番目の位置にある棚板31のパーティション番号pxのパーティション)を求める処理であって、プロセッサ41とメモリ42に記憶されているプログラムとの協働によるソフトウェア処理によって実現される。
まず、プロセッサ41により、i0=i+1に設定される(ステップS61)。すなわち、所定の位置(i段目、j番目)のすぐ上の段から順に棚板31の下面に照明装置32があるか否かが判断される。
次に、プロセッサ41により、L[i0,j]=1であるか否か、すなわち、i0段目、j番目の位置にある棚板31の下面に照明装置32があるか否かが判断される(ステップS62)。
L[i0,j]=1である場合には(ステップS62;YES)、プロセッサ41により、ix=i0、jx=Lr[i0,j]、px=Lp[i0,j]に設定され(ステップS63)、上方照明特定処理が終了する。このようにして、所定の位置(i段目、j番目)を照らすべき照明装置32が特定される。
ステップS62において、L[i0,j]=1でない場合には(ステップS62;NO)、プロセッサ41により、i0に1が加算され(ステップS64)、i0が棚1の最大段未満であるか否かが判断される(ステップS65)。i0が棚1の最大段未満である場合には(ステップS65;YES)、ステップS62に戻る。
ステップS65において、i0が棚1の最大段以上である場合には(ステップS65;NO)、所定の位置(i段目、j番目)を照らすべき照明装置32は存在しない。
なお、上方照明特定処理では、所定の位置(i段目、j番目)の真上にある照明装置32を特定することとしたが、真上に限らず、所定の幅を持たせて所定の位置(i段目、j番目)を照らすべき照明装置32を特定し、右から又は左から照明を当てることとしてもよい。
次に、図17を参照して、棚制御処理を説明する。この処理は、箱枠10の各位置における照明方法を制御する処理であって、プロセッサ41とメモリ42に記憶されているプログラムとの協働によるソフトウェア処理によって実現される。
まず、プロセッサ41により、商品IDが検出される(ステップS71)。具体的には、プロセッサ41により、検出対象位置(段、左右位置、向き、パーティション)の棚板31に対して、商品IDが検出されたか否かを判断するためのコマンド「sense」が送信される。そして、棚板31から出力データとして商品IDのバイト数が返ってきた場合には、プロセッサ41により、検出対象位置(段、左右位置、向き、パーティション)の棚板31に対して、商品IDを検出するためのコマンド「productid」が送信され、棚板31から出力データとして順次商品IDのデータが取得される。
そして、商品が存在する場合には(ステップS72;YES)、プロセッサ41により、メモリ42の照明データベースから、検出した商品IDに対応する照明制御情報が読み出される(ステップS73)。
次に、プロセッサ41により、読み出した照明制御情報、商品との距離、時刻に応じて、商品が載置された棚板31と上方の棚板31の照明装置32が制御される(ステップS74)。具体的には、プロセッサ41により、制御対象位置(段、左右位置、向き、パーティション)の棚板31に対して、照明装置32を制御するためのコマンド「bright」、「red」、「green」、「blue」、「brilliance」が送信される。
例えば、プロセッサ41は、商品を上方から照らす場合には、商品と上方の棚板31との距離が大きいほど照明強度を強くするように制御する。このように、プロセッサ41は、照明装置32と商品との位置関係を認識し、距離に応じて照明の強さを変更することが望ましい。一方、商品を下方から照らす場合には、商品が載置された棚板31の照明装置32を制御する。以上のように、各商品には、予め設定された適切な照明が当てられる。
また、照明制御情報が時系列的に変化する場合には、時刻に沿って設定されている各パラメータに従って、照明装置32の制御を行う。図18に、RGBそれぞれの明るさが時系列的に変化する場合の制御例を示す。
ここで、プロセッサ41により、正常に設定が行われたか否かが判断される(ステップS75)。具体的には、棚板31から正常に設定が行われたことを示す出力データ「0」が返ってきたか否かが判断される。正常に設定が行われなかった場合には(ステップS75;NO)、エラーが表示される(ステップS76)。例えば、プロセッサ41により、照明装置32の制御によって、照明装置32を点滅させる等してエラーが表示される。この際、エラーが発生した棚板31に設けられた照明装置32において、エラーが表示されることが望ましい。
図19に、エラーが発生した場合の照明装置32の制御方法の例を示す。赤色の照明のみについて、点滅を繰り返す等、ユーザに注意を促すような照明方法であることが望ましい。なお、制御装置40等に設けられたLED等でエラーが表示されることとしてもよい。
ステップS75において、正常に設定が行われた場合(ステップS75;YES)、又は、ステップS76の後、プロセッサ41により、次の位置の商品IDが検出され(ステップS77)、ステップS72に戻る。
ステップS72において、商品IDを検出すべき商品がなくなった場合には(ステップS72;NO)、棚制御処理が終了する。
次に、棚板31に載置された商品から商品IDを検出する方法を説明する。図20は、棚1を構成する箱枠10と棚板31の一部を示す図である。図20において、2段ある棚板31のうち上段の棚板31を棚板31c、下段の棚板31を棚板31dとし、棚板31cの下面に設けられた照明装置32を照明装置32c、棚板31dの上面に設けられた照明装置32を照明装置32d、棚板31dの下面に設けられた照明装置32を照明装置32eとする。
まず、制御装置40から下段の棚板31dに対して、指定された位置の商品IDが検出されたか否かを判断するためのコマンド「sense」が出力されると、下段の棚板31dに内蔵されているRFIDセンサ62により、棚板31dに載置された商品71に設けられたRFIDタグ72から商品IDが検出される。そして、下段の棚板31dから制御装置40に商品IDのバイト数が出力データとして出力される。
次いで、制御装置40から下段の棚板31dに対して、指定された位置の商品IDを検出するためのコマンド「productid」が商品IDのバイト数の回数分出力されると、下段の棚板31dから制御装置40に商品IDのバイトデータが出力データとして順次出力される。
商品71に対する上方からの照明を制御する場合には、上方照明特定処理(図16参照)により特定された照明装置32(図20では棚板31cの下面に設けられた照明装置32c)が制御される。一方、商品71に対する下方からの照明を制御する場合には、商品71が載置されている棚板31dの上面の照明装置32dが制御される。
各商品に対して、適切な照明方法(点灯、消灯、照度、光束、色味、配光、点光源/面光源の明るさ等)を設定しておき、制御装置40内のメモリ42に照明制御情報を記憶させておくことにより、棚板31を組み替えても、同様の照明を再現することができる。
次に、図21を参照して、点光源の配光及び色味の制御について説明する。
棚板31に設けられている点光源のLED81を制御する場合には、アクチュエータ82によってレンズ83の移動又は切り替えを行うことにより、配光を制御することができる。また、アクチュエータ84によって光学フィルタ85の移動又は切り替えを行うことにより、色味を制御することができる。
面光源の有機EL照明装置の場合には、複数の有機EL照明装置に異なった特性の光学フィルタを貼り付け、有機EL照明装置それぞれを別個に制御する等の方法で、配光を制御することができる。また、表面に微細な凹凸構造を有する透明プリズムシートを、その法線に対して所定の指向性角度のある出射光を発するように加工したものや、微細な光反射性物質を一定方向に配列させた透明フィルムシート等を用いてもよい。
次に、点光源及び面光源の制御例について説明する。
例えば、宝石等の装飾用品で輝きを強調したいものに対しては、点光源を用いる比率を高くし、広い面積を持つ商品に対しては、面光源を用いる比率を高くするよう設定しておき、商品の魅力を引き出すことができるよう最適な照明方法を選択することができる。
具体的には、図22に示すように、宝石のように、小面積でも輝きを必要とするものに対しては、点光源のレベルを15(例えば、明るさ0〜100%をレベル0〜15に割り振った値)とし、面光源のレベルを1とする。
一方、図23に示すように、大面積の印刷物のような商品に対しては、点光源のレベルを3とし、面光源のレベルを15とすることにより、商品が見やすくなる。
以上説明したように、箱枠10内の各位置における棚板31の有無、棚板31の上面及び/又は下面の照明装置32の有無を検出するので、箱枠10内の棚板31及び照明装置32の位置に応じて照明装置32の発光制御を行うことができる。
また、箱枠10内の各位置について、複数の棚板31に設けられた照明装置32のうちいずれの照明装置32によって照らされるかを特定し、箱枠10内の各位置を照らす照明装置32を制御することができる。
例えば、照明装置32の点灯、消灯、光束、色味又は配光を制御することができる。
また、箱枠10内の各位置を照らす点光源及び面光源のそれぞれの明るさを制御することができる。
また、棚板31の上に陳列される商品に適した照明方法で照明装置32を制御することができる。照明制御情報が時系列的に変化する場合には、時系列的に照明効果を変化させることができる。
また、制御装置40が通信機能を有することにより、遠隔地から照明制御情報を制御装置40に設定することができる。
また、エラーが発生した場合には、照明装置32の制御によってエラーを表示することができる。
なお、上記実施の形態における記述は、本発明に係る棚の例であり、これに限定されるものではない。棚を構成する各部の細部構成及び細部動作に関しても本発明の趣旨を逸脱することのない範囲で適宜変更可能である。
例えば、上記実施の形態では、商品IDと照明制御情報との対応関係が予め設定されている場合について説明したが、予め箱枠10の各位置に対して照明制御情報(点灯、消灯、照度、光束、色味、配光、点光源/面光源の明るさ等)を設定しておき、制御装置40内のメモリ42に記憶させておくこととしてもよい。例えば、棚の上部ほど明るく、下部ほど暗くするような制御方法や、右側から左側へ青色から赤色へ徐々に変化するような制御方法等が挙げられる。これにより、棚板31を組み替えても、同様の照明を再現することができる。
また、棚板31の積載可能重量及び各商品の重量を予め制御装置40内のメモリ42に記憶させておき、検出された商品IDに基づいて陳列された商品の合計重量を算出し、棚板31の積載可能重量と商品の合計重量とを比較し、商品の合計重量が積載可能重量よりも大きい場合には、警告を行うことが望ましい。その方法として、陳列された商品を照らす照明装置32を点滅させる等の制御を行うこととしてもよい。
この機能により、棚板31の積載可能重量以上に商品を陳列することによる棚板31の損壊や、商品の落下、また、それらによる顧客の怪我等を防ぐことができる。その警告を積載可能重量以上の棚板31の照明制御で行う場合には、不具合の場所の特定が容易となり、迅速に改善を図ることができるという利点がある。
また、図24に示すように、棚板31に、商品IDを検出する手段として、RFIDセンサ62に代えて、バーコードリーダ36が設けられていることとしてもよい。バーコードリーダ36は、棚板31の上に陳列された商品71に印刷されたバーコードから各商品71に固有の商品IDを検出する。なお、商品71には予め商品IDがバーコード化されて印刷されている。
図24において、2段ある棚板31のうち上段の棚板31を棚板31f、下段の棚板31を棚板31gとし、棚板31fの下面に設けられた照明装置32を照明装置32f、棚板31gの上面に設けられた照明装置32を照明装置32g、棚板31gの下面に設けられた照明装置32を照明装置32hとする。
まず、下段の棚板31gに載置されている商品71の商品IDを検出する際には、上方照明特定処理(図16参照)と同様に求められた、棚板31gの真上に位置する棚板31fに設けられたバーコードリーダ36により商品IDが読み取られる。すなわち、制御装置40から上段の棚板31fに対して、商品IDが検出されたか否かを判断するためのコマンド「sense」が出力され、上段の棚板31fに設けられているバーコードリーダ36により、棚板31gに載置された商品71のバーコード73から商品IDが検出される。そして、上段の棚板31fから制御装置40に商品IDのバイト数が出力データとして出力される。
次いで、制御装置40から上段の棚板31fに対して、商品IDを検出するためのコマンド「productid」が商品IDのバイト数の回数分出力されると、上段の棚板31fから制御装置40に商品IDのバイトデータが出力データとして順次出力される。
商品71に対する上方からの照明を制御する場合には、商品IDを検出したバーコードリーダ36が設けられた上段の棚板31fの下面の照明装置32fが制御される。一方、商品71に対する下方からの照明を制御する場合には、商品71が載置されている棚板31gの上面の照明装置32gが制御される。
なお、RFIDタグやバーコードに商品IDではなく、照明方法を直接記録しておくこととしてもよい。これにより、制御装置40内のメモリ42を検索することなく、RFIDタグやバーコードに指定された照明方法に従って、商品に照明を当てることができる。また、RFIDタグやバーコードは、標準化されたものであっても、システムや店舗に固有のものであってもかまわない。
1 棚
10 箱枠
11 天板
12,13 側板
14 背板
15 底板
16,17,18,19 コネクタ列
20 取り付け具
21 取り付け穴
22 コネクタ
31,31a,31b,31c,31d,31f,31g 棚板
32,32a,32b,32c,32d,32e,32f,32g,32h 照明装置
33 取り付け具
34 取り付け穴
35 コネクタ
40 制御装置
41 プロセッサ
42 メモリ
43 通信部
44 I/O
45 デコーダ
46 信号線
47 選択信号線
48 コマンドバス
49 書き込みデータバス
50 読み出しデータバス
51 応答信号線
60 制御回路
61 レジスタ
62 RFIDセンサ
63 プロセッサ
64 メモリ
65 選択信号線
66 コマンドバス
67 入力データバス
68 出力データバス
69 応答信号線
71 商品
72 RFIDタグ
73 バーコード
R1〜R8 赤色の面光源
G1〜G8 緑色の面光源
B1〜B8 青色の面光源
P1〜P4 点光源
PR1〜PR4 赤色の発光部
PG1〜PG4 緑色の発光部
PB1〜PB4 青色の発光部

Claims (15)

  1. 箱枠と、
    前記箱枠内に着脱可能であって、片面又は両面の一部又は全部に照明装置が設けられた棚板を含む複数の棚板と、
    前記箱枠内の各位置における棚板の有無を検出し、且つ前記箱枠内に装着された棚板の上面及び/又は下面の照明装置の有無を検出し、当該棚板の有無の検出結果及び照明装置の有無の検出結果に基づいて前記照明装置の発光制御を行う制御手段を有する制御装置と、
    を備える棚。
  2. 前記制御手段は、前記箱枠内の各位置について、当該位置を照らす照明装置を特定する、
    請求項1に記載の棚。
  3. 前記制御手段は、前記箱枠内の各位置についてそれぞれ特定された照明装置を制御する、
    請求項2に記載の棚。
  4. 前記制御手段は、前記照明装置の点灯、消灯、光束、色味又は配光を制御する、
    請求項3に記載の棚。
  5. 前記照明装置は点光源及び面光源を含み、
    前記制御手段は、前記箱枠内の各位置を照らす点光源及び面光源のそれぞれの明るさを制御する、
    請求項3に記載の棚。
  6. 前記複数の棚板は、当該棚板の上に陳列される品に固有の識別情報を検出するセンサを備え、
    前記制御装置は、前記識別情報と照明制御情報とが予め対応付けられて記憶されている記憶手段を備え、
    前記制御手段は、前記箱枠内の各位置における棚板から前記センサにより検出された識別情報を取得し、当該取得された識別情報に対応する照明制御情報を前記記憶手段から読み出し、当該読み出された照明制御情報に基づいて前記箱枠内の各位置を照らす照明装置を制御する、
    請求項3に記載の棚。
  7. 前記識別情報はRFIDタグに記憶されている、
    請求項6に記載の棚。
  8. 前記識別情報はバーコード化されている、
    請求項6に記載の棚。
  9. 前記照明制御情報は、時系列的に変化するものである、
    請求項6に記載の棚。
  10. 前記制御装置は、外部装置と通信を行う通信手段を備え、
    前記記憶手段に記憶されている識別情報及び照明制御情報は、前記通信手段を介して受信されたものである、
    請求項6に記載の棚。
  11. 前記箱枠内の前記棚板の装着位置に対応する位置に第1のコネクタが設けられ、
    前記複数の棚板のそれぞれには前記第1のコネクタに接続可能な第2のコネクタが設けられ、
    前記第1のコネクタと前記第2のコネクタとの接続により、前記照明装置を制御するための制御信号線が前記箱枠と前記棚板との間で接続される、
    請求項1〜10のいずれか一項に記載の棚。
  12. 前記第1のコネクタと前記第2のコネクタとの接続により、前記棚板に電源を供給するための電源線が前記箱枠と前記棚板との間で接続される、
    請求項11に記載の棚。
  13. 前記照明装置は有機EL照明装置を含む、
    請求項1〜12のいずれか一項に記載の棚。
  14. 前記照明装置は、有機EL照明装置と、有機EL照明装置以外の照明装置とが組み合わされている、
    請求項13に記載の棚。
  15. 前記制御手段は、エラーが発生した場合に、前記照明装置の制御によってエラーを表示する、
    請求項1〜14のいずれか一項に記載の棚。
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