JP2011109677A - 無線通信システムにおけるデータ伝送の信頼性を改良するための方法及び装置 - Google Patents

無線通信システムにおけるデータ伝送の信頼性を改良するための方法及び装置 Download PDF

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Abstract

【課題】HARQ伝送に対する重複検出および再整列を実現するための方法と装置を提供する。
【解決手段】重複検出に関して、受信機は、ARQチャネルyに対する復号パケットxがパケットx及びARQチャネルyに対する先行復号パケットに基づいて、重複パケットであるかどうかを判断する。再整列に関して、受信機は、ある先行パケットがいずれかの他のARQチャネル上で現在もなお未決であるかどうかを該ARQチャネルに対する先行復号パケットに基づいて以下のように決定し、未決先行パケットが無い場合のみパケットxを転送する。(1)復号パケットがある指定された時間以降にARQチャネルz上で受信された場合、或いは(2)復号パケットが現在の時間からある時間ウィンドウ以内にARQチャネルz上で受信されなかった場合、別のARQチャネルz上に未決先行パケットはない。
【選択図】図4

Description

本発明は、一般に無線通信に係わり、特に、データ伝送の信頼性を改良するための技術に関する。
多くの無線通信システムは、データ伝送に対する信頼性を改良するためにハイブリッド自動再送要求(hybrid automatic repeat request)(HARQ)を採用する。HARQを用いることにより、それぞれのデータ・パケットは、該パケットが受信機によって正しく復号されるまで若しくは該パケットに対する最大回数の伝送が送られてしまうまで、1或いは多数回伝送されることが出来る。送信機におけるHARQ構成要素(これはしばしば送信機HARQ構成要素と呼ばれる)は、系列番号を割り当てられたパケットを受信し、それぞれのパケットを1または数個のサブパケットに符号化し、そしてこれ等のサブパケットを系列順に送信する。
受信機における対応するHARQ構成要素(これはしばしば受信機HARQ構成要素と呼ばれる)は、送信機からの伝送を受信し、そして同じパケットに属するサブパケットを結合する。次にそれぞれの送信されたパケットに対して結合されたサブパケットは、送信されたパケットを回復するための試みにおいて復号される。しかしながら、無線回線における有害な作用によって引き起こされた劣化のために、いくつかの受信されたパケットは、誤って復号される可能性がありそしてそれ等は、消失パケットと呼ばれる。受信機は、それぞれの正しく復号されたパケットに対して受領通知(acknowledgment)(ACK)を送信機に送ってこのパケットに対する更なるサブパケットの送信を終了させることが出来る、及び/又は、それぞれの消失パケットに対する否定的受領通知(negative acknowledgment)(NAK)を送って該パケット対する別のサブパケット伝送を開始させることが出来る。送信機は、受信機によって送られるACK及び/又はNAKを誤って受信することがあり得る。送信機によってNAKであると誤って検出されるそれぞれのACKにより結果として、受信機によって既に正しく復号されたパケットに対する別のサブパケット伝送が起こる。余分な伝送は、受信機によって正しく復号されることが出来て、そして結果として重複パケットが生じる。ACK伝送に対する誤り率が高いことがあると、その結果、受信機は、頻繁に重複パケットを取得することがあり得る。
受信機HARQ構成要素は、又正しく復号されたパケットを上位層に供給するという仕事を割り当てられる。多くのシステムにおいて、上位層は、データを、パケットの系列順によって決められるような、適切な順序で受信することを期待する。HARQを用いると、例え送信機HARQ構成要素が最初の複数のサブパケットを系列順に配送するとしても、受信機HARQ構成要素は、消失パケットに対する追加のサブパケット伝送のためにパケットを順不同で回復することがある。結果として、受信機HARQ構成要素は、一般的には正しく復号されたパケットをバッファに記憶し、必要に応じてこれ等を再整列し、そして該再整列されたパケットを上位層に供給する。もし複数のパッケトが順不同で回復されると、その場合受信機HARQ構成要素は、正しく復号されたパケットの上位層への転送を、先行パケットが抜落していると検出された場合は何時でも、(1)該抜落しているパケットが受信機HARQ構成要素によって正しく復号されるまで、或いは(2)受信機HARQ構成要素が該抜落しているパケットは、喪失され将来受信されることはないと確信するまでの、何れかの場合まで、“足留めさせる”或いは遅らせることが出来る。そのような事実が無い場合に、もし受信機HARQ構成要素がパケットは喪失されたと宣言すると、その時上位層は、(1)喪失パケットの再送を、長時間遅れを伴うにも拘わらず、開始することが出来る、或いは(2)該パケットを喪失されたとして処理することが出来るが、両者とも望ましくない。
単純な再整列方式では、受信機は、それぞれの正しく復号されたパケットを、全ての先行パケットを転送するために最長継続時間が期限切れになるまで、バッファ内に記憶する。受信機は、次にこの最長継続時間が期限切れになった後、未だ抜落している何れの先行パケットも将来受信されないと確信して、該正しく復号されたパケットを上位層に供給する。しかしながらパケットを上位層に転送するための遅れは、この単純な再整列方式にとっては余りにも長いといえる。
従って、当業界において、HARQ伝送に対する重複検出と再整列を効果的に実行する技術に対する必要性がある。
本明細書ではHARQ伝送に対する重複検出と再整列を実行するための技術が説明される。同期HARQシステムに関しては、複数のARQチャネルがHARQ伝送のために使用される、そして各ARQチャネルが送られる時期は、HARQ伝送に対する送信機と受信機の双方によって先験的に知られている。非同期HARQシステムに関しては、同一ARQチャネル上の連続するサブパケットの伝送間の時間は、可変であり、そしてチャネル及び/又は他の特性に基づきスケジューリング構成要素によって決定される。もし該スケジューリング構成要素が送信機に常駐するならば、一般的に順方向リンク(即ち下り回線)に関してはこれが実情である、その場合信頼性のある制御機構が各ARQチャネルが送られる時間を受信機に報知するために使用されることが出来る。完全にスケジュール化された逆方向リンク(即ち上り回線)を持つシステムに関しては、スケジューリング構成要素が受信機にあって、その受信機は、その時には各ARQチャネルが送られる時間を認識している。同期HARQ及び非同期HARQ双方に関して、送信機と受信機は、共に各ARQチャネルが送られる時間を知っていると仮定される。
HARQ伝送に対して、送信機は、系列中の順序を示す系列番号を割り当てられることが出来る一連のデータ・パケットを受信する。送信機は、それぞれのパケットを処理し、そして系列順に番号付けられたサブパケット識別子(subpacket identifier)(SPID)を割り当てられる複数のサブパケットを生成する。送信機は、該パケットを(その系列番号または上位層からの到着順序に基づいて)ARQチャネル上に、該チャネルが利用可能になり次第、系列順に送信する。それぞれのパケットは、1つのARQチャネル上に送られる。それぞれのパケットに対して、該パケットに対するサブパケットは、そのSPIDに基づく系列順に従い、該パケットに対するACKが受信されるまで或いは全てのサブパケットが送られてしまうまで、1回に1サブパケットずつ送られる。
重複検出に関しては、受信機は、所与のARQチャネルyに対する所与の正しく復号されたパケットxが、正しく復号されたパケットx及びARQチャネルyに対する過去の正しく復号されたパケットに基づいて、重複パケットであるかどうかを決定する。過去の正しく復号されたパケット取得すると同時に、受信機は、ARQチャネルyに対するunexpected SPIDを、過去の正しく復号されたパケットに対して受信された最後のサブパケットのSPID Lプラス1、即ち、unexpected SPID=L+1に設定する。unexpected SPIDは、ARQチャネルy上に受信されるとは期待されないサブパケットに対するSPIDである。例えば、受信機が過去の正しく復号されたパケットに対しACKを送るとして、それが送信機によってNAKと誤って検出されたとすると、送信機は、その場合次のサブパケットをL+1のSPIDを付して送る。受信機は、正しく復号されたパケットxに対して受信された最後のサブパケットのSPIDを取得し、このサブパケットのSPIDをunexpected SPIDと比較し、そしてもし該2つのSPIDが合致すればパケットxは、重複パケットであると宣言する。受信機は、サブパケットがARQチャネルy上に送られる毎にunexpected SPIDを増加し、その結果、unexpected SPIDは、ARQチャネルy上で受信されるとは期待されないサブパケットのSPIDを追跡する。この増加処理は、例え受信機が伝送を検出しなかったとしても行われる。例えば、受信機は、ARQチャネルy上のSPID=Lを持つパケットを復号できそしてACKを送り、そのACKが送信機によってNAKであると誤って検出される。該受信機は、ARQチャネルy上のSPID=L+1の後続パケット伝送を検出することが出来ない、しかしその後のSPID=L+2を有する伝送を検出する。unexpected SPIDを常に増加することによって、受信機は、例えあるサブパケットを検出しない場合でも常に重複パケットを検出することを確信する。
再整列に関しては、受信機は、ARQチャネルyに対して正しく復号されたパケットxを取得し、該ARQチャネルに対して過去に正しく復号されたパケット(もしあれば)に基づいてある先行パケットが何らかの他のARQチャネル上で現在もなお未決であるかどうかを決定し、そしてもし未決先行パケットが無い場合パケットxを上位層に転送する。それぞれの未決先行パケットは、パケットxより先に配送されそして現在もなお受信されることが出来るパケットである。以下の場合別のARQチャネルz上には未決先行パケットはない、即ち、(1)正しく復号されたパケットが指定された時間以降にARQチャネルz上で受信された場合、或いは(2)正しく復号されたパケットが現在のフレームからの時間ウィンドウ内にARQチャネルz上で受信されない場合、である。指定された時間は、パケットxに対する開始時間およびHARQ伝送に対して利用可能なARQチャネルの数によって決定される。同期HARQに関しては、時間ウィンドウは、それぞれのパケットに対するサブパケットの最大数およびARQチャネルの数によって決定される。スケジュール化されたシステムにおける非同期HARQに関しては、それぞれのARQチャネル上の伝送に対する時間ウィンドウは、スケジュール化構成要素に知られている。
本発明の種々の態様および実施形態が下記に更に詳細に説明される。
図1は、HARQシステムに対するパケット処理を示す。 図2は、1つのARQチャネル上の同期HARQ伝送を示す。 図3Aは、4つのARQチャネル上の同期HARQ伝送を示す。 図3Bは、図3Aに示されるHARQ伝送のためのデータ・バッファを示す。 図4は、重複検出を実行するためのプロセスを示す。 図5Aは、ある先行パケットが別のARQチャネル上で現在もなお未決であるかどうかを決定するための1つの条件を図説する。 図5Bは、ある先行パケットが別のARQチャネル上で現在もなお未決であるかどうかを決定するための他の条件を図説する。 図6は、パケットを再整列するためのプロセスを示す。 図7は、未決先行パケットがあるかどうかを決定するためのプロセスを示す。 図8は、HARQ伝送に対する受信パケットを処理するためのプロセスを示す。 図9は、パケットを再整列して上位層に転送するためのプロセスを示す。 図10は、図3Aに示されるHARQ伝送のための処理を図説する。 図11は、無線デバイスおよび基地局のブロック図を示す。
“具体例の(exemplary)”という用語は、本明細書中では“例、例証、又は実例として働く”ということを意味するために使用される。本明細書中で“具体例の”と記載される何れの実施形態も、他の実施形態に対して優位である又は有利であると解釈される必要はない。
本明細書で説明される重複検出および再整列技術は、種々の通信システムに対して使用されることが出来て、そのような通信システムは、例えば、符号分割多元接続(Code Division Multiple Access)(CDMA)システム、時分割多元接続(Time Division Multiple Access)(TDMA)システム、周波数分割多元接続(Frequency Division Multiple Access)(FDMA)システム、直交周波数分割多元接続(Orthogonal Frequency Division Multiple Access)(OFDMA)、超広帯域システム(Ultra-Wideband System)(UWB)等々である。CDMAシステムは、cdma2000及び広帯域CDMA(Wideband-CDMA)(W−CDMA)、或いは何か他のCDMA無線接続技術(radio access technology)(RAT)を実行することが出来る。TDMAシステムは、グローバル・システム・フォー・モバイル・コミュニケーションズ(Global system for Mobile communications)(GSM(登録商標))或いは何か他のRATを実行することが出来る。OFDMシステムは、IEEE802.11、IEEE802.16或いはIEEE802.20を実行することが出来る。UWBシステムは、802.15を実行することが出来る。cdma2000は、IS−95、IS−2000、及び、IS−856、を包含し、“第3世代パートナーシップ・プロジェクト2”(“3rd Generation Partnership Project 2”)(3GPP2)と呼ばれるコンソーシアムからの資料に説明されている。W−CDMAとGSMは、“第3世代パートナーシップ・プロジェクト”(“3rd Generation Partnership Project”)(3GPP)と呼ばれるコンソーシアムからの資料に説明されている。3GPPと3GPP2の資料は、公に入手可能である。重複検出および再整列技術は、順方向リンク(即ち下り回線)及び逆方向リンク(即ち上り回線)に対しても使用されることが出来る。簡明を期するために、これ等の技術は、cdma2000リビジョンDにおける逆方向リンクに対して
説明される。
図1は、HARQシステムに対するパケット処理を示す。無線デバイスは、各データ・パケットを処理して符号化されたパケット生成し、そして該符号化パケットを3つのサブパケットに分割する。図1において、データ/符号化パケットは、一連の系列番号を割り当てられ、そしてPac0、Pac1、Pac2、等々とラベルを付される。図1において、それぞれの符号化パケットに対する3つのサブパケットは、‘0’、‘1’及び‘2’のサブパケット識別子(subpacket identifier)(SPID)を割り当てられ、そしてSP0、SP1、及びSP2とラベルを付される。それぞれのサブパケットは、受信基地局が好ましいチャネル状態下で該サブパケットを復号しそして該パケットを回復することが出来るために十分な情報を含有する。各パケットに対する3つのサブパケットは、該パケットのために異なる冗長情報を含有する。パケットに対する3つのサブパケットは、該パケットの異なるバージョンとして或いは該パケットの異なる伝送として見なされることが出来る。
符号化パケットは、系列順に開始して送信される。従って、最初のパケット0(Pac0)は、パケット1(Pac1)より先に送信され、Pac1はパケット2(Pac2)より先に送信され、そしてPac2はパケット3(Pac3)より先に送信される、等々。それぞれのパケットに対して3つのサブパケットが同一ARQチャネル上を系列順に送信される。従って、サブパケット0(SP0)が最初に送信され、もし必要とされるならばサブパケット1(SP1)が続き、そしてもし必要とされるならばサブパケット2(SP2)が続く。それぞれのパケットに対し、1,2或いは3つのサブパケット全てが送信されることが出来る。上述で説明されたパケット処理及び送信は、例えば、cdma2000リビジョンDにおける逆方向パケット・データ・チャネル(Reverse Packet Data Channel)(R−PDCH)の様な種々のシステムにおけるデータ/情報チャネルに対して使用されることが出来る。簡明を期するため、若干の詳細が以下R−PDCHに関して説明される。
図2は、同期HARQシステムにおけるデータ・チャネルのための構成を示す。データ・チャネルのための送信時系列は、複数のフレームに分割され、それぞれのフレームは、決められた持続時間(例えば、cdma2000におけるR−PDCHに対しては10ミリ秒(ms))を有する。各フレームにおいて1つのサブパケットが配送されることが出来る。送信時系列は、更に4つのARQチャネルに分割され、それ等は‘0’、‘1’、 ‘2’及び‘3’のARQチャネル識別子(ACID)を割り当てられる。4つのARQチャネルは、インターレースされ、その結果、ACID=0を持つARQチャネル0は、予め決められたフレームで開始する4フレーム毎に1フレームを占有し、ACID=1を持つARQチャネル1は、ARQチャネル0に直ぐ続く4フレーム毎に1フレームを占有し、ACID=2を持つARQチャネル2は、ARQチャネル1に直ぐ続く4フレーム毎に1フレームを占有し、ACID=3を持つARQチャネル3は、ARQチャネル2に直ぐ続く4フレーム毎に1フレームを占有する。全ての4つのARQチャネルに対して使用されるフレームは、システム時間(SYS_TYME)に基づいて規定され、そして、無線デバイスおよび基地局によって知られる。4つのARQチャネルは、ARQインスタンスとも呼ばれ、同期HARQシステムにおけるデータ・チャネルの4つの論理チャネル或いは4つのサブチャネルと見なされることが出来る。
図2は、又1つのARQチャネル上の具体例の同期HARQ送信を示す。それぞれのパケットは、単一のARQチャネル上を送信されそして恐らくは再送される。所与のパケットに対して、無線デバイスは、あるARQチャネルに対しあるフレーム中のサブパケット0を最初に送信し、次に、(もし必要ならば)同一ARQチャネルに対する次に利用可能なフレームにおいてサブパケット1を送信し、そして最後に、(もし必要ならば)該ARQチャネルに対する次に利用可能なフレームにおいてサブパケット2を送信する。それぞれのサブパケットが受信されると、基地局は、該パケットに対して受信された全てのサブパケットに基づいて該パケットを復号することを試みる。もし復号が成功するなら、次に基地局は、順方向受領通知チャネル(Forward Acknowledgement Channel)(F−ACKCH)上にACKを送り、そして、無線デバイスは、このパケットに対するサブパケットの配送を停止する。逆に、もし復号が不成功ならば、その場合基地局は、F−ACKCH上にNAKを送り、そして無線デバイスは、該パケットに対する次のサブパケットを送る。NAK又はACKを送るための遅延は1フレームである。非同期HARQシステムでは、各サブパケットの伝送は、同様に同一チャネル上で順番に生じる、しかし、同一ARQチャネルの連続する伝送の間に決められた持続時間は無い。
図2に示される例に関しては、無線デバイスは、パケット0のサブパケット0を送信し、それは基地局で誤って復号される。該無線デバイスは、次にパケット0のサブパケット1を送信し、それは正しく復号され、従って、ACKが返送される。次に該無線デバイスは、次のパケット1のサブパケット0を送信し、それは基地局で誤って復号される。次に該無線デバイスは、次のパケット1のサブパケット1を送信する。データ伝送は、この様にして他のパケットに対して継続する。
簡明を期するため、図2は、NAK及びACK両方の伝送を示す。多くのシステムは、信号通信の量を低減するためACKのみ或いはNAKのみを送る。ACKを基にした方式に対しては、受信機は、パケットが正しく復号される場合にのみACKを送り、NAKを送ることはない。ACKは、このように明示的に送られ、そしてNAKは、暗黙裡に送られる(即ち、ACKの欠落によって推定される、若しくは、何か他の方法で示される)。NAKを基にした方式に対しては、受信機は、パケットが誤って復号される場合にのみNAKを送り、ACKを送ることはない。本明細書で説明される技術は、何れの種類のフィードバックに関しても利用されることが出来る。
受信機は、所与のパケットが該パケットに対して使用される誤り検出符号に基づいて正しく復号されたか或いは誤って復号されたかを決定することが出来る。例えば、パケットは、もし該パケットに対する巡回冗長検査(cyclic redundancy check)(CRC)が合格する場合正しく復号され、そして、CRCが不合格の場合誤って復号される。本明細書で使用されるように、復号パケットは、受信機によって正しく復号される(即ちCRCが合格する)パケットであって、消去パケットは、受信機によって誤って復号される(即ちCRCが不合格である)パケットである。
図2に示される様に、サブパケットを送信し、パケットを復号し、そしてACK若しくはNAKを返送することは、何らかの遅延を招く。各ARQチャネルに対するサブパケット送信は、処理と送信遅延を償うために4フレームに分離されている。無線デバイスは、4つのARQチャネル上に4パケットまで並列に送信することが出来る。与えられた任意の時点で、最大4つの未決パケットの伝送があり得る。それぞれの未決パケット伝送は、基地局によって復号されたとして受領されなかったパケットに対するものである。
図3Aは、全4つのARQチャネル上の具体例の同期HARQ伝送を示す。無線デバイスは、パケット0、1、2及び3のサブパケット0をそれぞれARQチャネル0、1、2及び3上、それぞれフレーム0、1、2及び3において配送する。基地局は、4つのサブパケットを受信し、パケット0、1及び3を誤って復号し、そしてパケット2を正しく復号する。無線デバイスは、次にパケット0、1及び3のサブパケット1をそれぞれARQチャネル0、1及び3上、それぞれフレーム4、5及び7において送信し、そして、次のパケット4のサブパケット0をARQチャネル2上フレーム6において送信する。基地局は、該サブパケットを受信し、パケット0及び3を正しく復号し、そしてパケット1及び4を誤って復号する。次に無線デバイスは、次のパケット5のサブパケット0をARQチャネル0上フレーム8において送信し、パケット1のサブパケット2をARQチャネル1上フレーム9において送信し、パケット4のサブパケット1をARQチャネル2上フレーム10において送信し、そして、次のパケット6のサブパケット0をARQチャネル3上フレーム11において送信する。基地局は、該サブパケットを受信し、パケット1、5及び6を誤って復号し、そしてパケット4を正しく復号する。次に無線デバイスは、パケット5のサブパケット1をARQチャネル0上フレーム12において送信し、次のパケット7のサブパケット0をARQチャネル1上フレーム13において送信し、次のパケット8のサブパケット0をARQチャネル2上フレーム14において送信し、そして、パケット6のサブパケット1をARQチャネル3上フレーム15において送信する。無線デバイスは、例えパケット1がまだ復号されていなくても、パケット1に対して全3パケットが既に配送されてしまったので、ARQチャネル1上に新しいパケットを送信する。無線デバイスは、あるARQチャネルが利用可能になれば何時でも新パケットを送信し続ける。
図3Bは、基地局で復号されたパケットを記憶するために使用されるデータ・バッファの内容を示す。データ・バッファは普通再整列バッファと呼ばれる。それぞれの復号パケットは、該パケットが上位層に配送される準備が整うまで、一時的にデータ・バッファに記憶されることが出来る。図3Bは、それぞれの復号パケットと該パケットが復号されたフレームを示す。パケット2はフレーム2で復号されており、パケット0はフレーム4で復号されており、パケット3はフレーム7で復号されており、パケット4はフレーム10で復号されており、パケット5はフレーム12で復号されており、そしてパケット8はフレーム14で復号されている。パケット1はフレーム9で抜落していることが検出される。図3A及び図3Bで示されるように、無線デバイスは、パケットを系列順に開始して送信するけれども、基地局は、消去されたパケットの追加伝送のために、系列を乱してパケットを回復する。
簡明を期するため、図3Aは、基地局によって無線デバイスに送られるACK及びNAKに対しては検出誤りがないと仮定する。NAKと検出されるそれぞれのACKに対しては、無線デバイスは、基地局によって既に復号されているパケットに対する次のサブパケットを送信する。ACKと検出されるそれぞれのNAKに対しては、無線デバイスは、例えその過去のパケットが基地局によって既に復号されていなくても、次のパケットを送信する。NAKをACKに取り違える誤り率は、信頼できるデータ伝送を達成するために一般的に小さい(例えば、0.1%)しかしながら、ACKをNAKに取り違える誤り率は、高く且つ変動的である可能性がある(例えば1から10%)。ACKをNAKに取り違える誤りのために、基地局は、重複パケットを受信する可能性がある。
基地局は、重複パケットを識別しそして破棄するために重複検出を実行することが出来る。該重複検出は、下記の仮定に基づいて実行されることが出来る、(1)基地局(又は受信機)はシステム・タイミングに基づいて各フレームで配送されるARQチャネルの知識を有する、(2)各パケットに対するサブパケットは系列順に配送される、(3)基地局は、もしパケットが復号されるならば、その場合のみサブパケットのSPIDを確認することができる。
図4は、HARQ伝送を介して受信されたパケットに対する重複検出を実行するためのプロセス400の流れ図を示す。基地局は、各ARQチャネルに対する変数Unexpected_SPIDを保持する。この変数は、該ARQチャネル上に受信されることが期待されないサブパケットのSPIDを示す。基地局は、各ARQチャネルに対するUnexpected_SPIDをHARQ伝送の開始時に非有効な値に初期化する(ブロック410)。例えば、Unexpected_SPIDは、それぞれのパケットに対するサブパケットの最大数である、MAX_Num_Txに設定されることが出来る、ここにcdma2000リビジョンDにおけるR−PDCHに対してはMAX_Num_Tx=3である。ブロック410での初期化は、HARQ伝送に対して1度だけ実行される。
基地局は、伝送に関わる各フレームに対して重複検出を実行する。基地局は、システム・タイムの知識に基づいて現在のフレームに対するARQチャネル(ARQチャネルyと呼ばれる)を決定する(ブロック420)。基地局は、次に現在のフレームに対するパケットを復号することを試みる(ブロック422)。該パケットが復号されたかどうかの決定が次に行われる(ブロック424)。もし該パケットが復号されたならば、次に基地局は、現在のフレームで受信された該サブパケットのSPID(SPID kと呼ばれる)を取得する(ブロック426)。cdma2000リビジョンDに関しては、各サブパケットは、該サブパケットに割り当てられたSPIDを運ぶ、しかし、基地局は、該パケットが復号される場合のみ該SPIDを信頼できるものとして確認できる。
基地局は、次にSPID kがARQチャネルyに対するUnexpected_SPIDに等しいかどうかを判断する(ブロック428)。もしSPID kがARQチャネルyに対するUnexpected_SPIDに等しくなければ、これは、Unexpected_SPIDが非有効な値に初期化されたが故にARQチャネルy上に送られた最初のパケットの場合である、次に該Unexpected_SPIDは、k+1に設定される(ブロック432)。基地局は、ARQチャネルyに対する次のフレームにおいてk+1のSPIDを持つサブパケットを受信することを期待しない、というのは、パケットxは既に復号されているからである。もしk+1のSPIDを持つサブパケットがARQチャネルyに対する次のフレームにおいて受信されるならば、その場合このサブパケットは、ACKをNAKに取り違える誤りのために配送されたに違いなく、重複パケットである。従って、ブロック428に戻り、もしSPID kがUnexpected_SPIDに等しければ、その時パケットxは、重複パケットであると宣言されそして廃棄される(ブロック430)。ブロック430の後、Unexpected_SPIDは、k+1に設定される(ブロック432)。
もし現在のフレームに対するパケットが、ブロック424で決定されたように、消去されたならば、次にARQチャネルyに対するUnexpected_SPIDが非有効(例えば、MAX_Num_Txに等しい)であるかどうかの判断が行われる(ブロック434)。もし返答が‘No’ならば、その場合基地局は、ARQチャネルyに対する該Unexpected_SPIDを1だけ増加する(ブロック436)。もし返答がブロック434に対して ‘Yes’ならばそして又ブロック436の後に、プロセスは、次のフレームを処理するためにブロック420に戻る。
図4における重複検出は、復号されたパケットに対して受信された最新のサブパケットのSPIDに基づいてUnexpected_SPIDを設定する。重複検出は、(1)サブパケットは系列順に配送されるので消去パケットが受信される時は何時でも及び(2)もしUnexpected_SPIDがMAX_Num_Txに達せず、且つ、ブロック410で割り当てられる非有効値ではない場合、該Unexpected_SPIDをブロック436において1だけ増加する。もしブロック436においてUnexpected_SPIDがMAX_Num_Txに達するならば、その時該Unexpected_SPIDは、MAX_Num_Txで保持されるか又は何か他の非有効値に設定されることが出来る。重複検出は、本明細書における説明に基づいて別な方法で実行されることも可能である。
図3A及び3Bに示される様に、基地局における受信機HARQ構成要素は、例えこれ等のパケットが系列順に送られたとしても、系列の乱れたパケットを回復することが出来る。遅延を低減するためには、それぞれの復号パケットを出来る限り速やかに上位層に転送することが望ましい。しかしながら、もし上位層がパケットを系列順に受信することを期待するならば、その場合受信機HARQ構成要素は、復号パケットを一般的にはバッファに保留し、系列の乱れたパケットを再整列し、そして次に該再整列されたパケットを上位層に供給する。
所与の復号パケットxに対して、もしどのパケットもパケットxより先に配送されず、且つ、現在もなお受信されることが出来ないならば、基地局は、パケットxを上位層に転送できる。もしパケットbの伝送がパケットxの伝送より先に開始した場合、別のパケットbがパケットxより先に配送される。もしパケットが系列順に配送される場合、その上もし別のパケットbがパケットxより先に配送されたならば、その時には、上位層が系列順にパケットを受信することを期待するのであれば、パケットbはパケットxより先に上位層に転送されるべきである。もしパケットbがARQ再送の最大可能回数の後に復号されてないならば、その場合パケットbは喪失でありそしてパケットxは上位層に転送されることが出来る。
基地局は、それぞれのARQチャネルに対してフラグを保持することが出来る、そして、パケットxに対するこのフラグを、もしARQチャネル上に未決先行パケットが無ければ、消去できる。未決先行パケットは、パケットxより先にARQチャネル上に配送されるパケットであり、そして、現在もなお基地局によって受信されることが可能なパケットである。基地局は、もし全てのARQチャネルに対するフラグが消去されるならば、パケットxを上位層に転送できる。表1は、下記の説明で使用される種々の変数および各変数に対する短い説明を列挙する。該変数のあるものに対するデフォルト値がcdma2000におけるR−PDCHに対して表1の第3列に与えられる。
Figure 2011109677
同期HARQに対しては、Max_Waitは、下記のように計算されることが出来る。
Max_Wait=Num_Channels×
(Max_Num_Tx−1) 式(1)cdma2000リビジョンDにおけるR−PDCHに対しては、Max_Wait=8フレームである。同期HARQに対しては、R−PDCH上で自律伝送を有することが出来る。
非同期HARQに対しては、R−PDCH上の各伝送は、スケジュール化されることが出来る。あるARQチャネルに対するMax_Waitは、そのARQチャネル上の最初のサブパケット伝送と最後のサブパケット伝送との間の時間であり、そして、可変の持続時間を有することが出来る。各ARQチャネルに対するMax_Waitは、もしスケジュール化構成要素が受信機に常駐するなら、受信機に知られる。これは、IEEE802.16のような完全にスケジュール化された逆方向リンクに対して真である。もしスケジュール化構成要素が送信機にあるなら、その場合あるARQチャネルに対するMax_Waitは、もし該送信機がサブパケット及びARQチャネル識別子を該受信機に送信するための信頼できる方法を有するならば、決定されることが出来る。
それぞれのARQチャネルzに対しては、ここに、z∈Cであって、Cは全てのARQチャネルの集合を表す、基地局は、もし下記の2つの条件の何れか1つが満たされる場合、ARQチャネルzに対するフラグを消去することが出来る。
1.パケットはパケットxに対するStart_Timeの後でARQチャネルzに配送された、或いは同じことであるが、ARQチャネルzに対するLast_Decode_Timeがパケットxに対するStart_TimeマイナスNum_Channelsより後である。
2.少なくとも(Max_Num_Tx−1)個のサブパケットが、パケットxに対するStart_Time以降ARQチャネルz上に既に配送されている。
スケジュール化されないがしかし同期HARQ伝送に対しては、ARQチャネル上で配送されてきたサブパケットの数は、最後の復号以降経過した時間から決定されることが出来る。スケジュール化されたHARQ伝送に対しては、同期であろうと非同期であろうと、受信機は、サブパケットがスケジュール化されていることを認識する。その場合、該受信機は、各ARQチャネル上に(Max_Num_Tx−1)が配送される時を知る。
条件1及び2は、あるARQチャネル上のそれぞれの連続サブパケットが一定の遅延の後に配送される、同期HARQに対して下記に詳細に説明される。これは下記に与えられるアルゴリズムのタイミング記述を単純化する。該アルゴリズムは、もし受信機がそれぞれのARQチャネルのStart_Timeを知るならば、非同期HARQに対しても使用されることが出来る。
図5Aは、第1の条件に基づくARQチャネルに対するフラグの消去を示す。図5Aに示される例に対しては、パケットxは、ARQチャネルy=1上を図5Aに示されるStart_Timeで開始して配信されそして現在のフレームで復号される。Start_Time−4(これは指定された時間であってStart_Time−Num_Channelsに等しい)の後に開始し現在のフレームまでの全てのフレームが斜線部で示される。もしARQチャネルzに対するパケットが斜線を施されたフレームの何れか1つで復号されたならば、その場合この復号パケットの後で同じARQチャネルz上に配送されることが出来る何れのパケットもパケットxに対するStart_Timeより遅い開始時間を有する。従って、このARQチャネルzは、パケットxより先行のパケットを運ぶことは出来ない、そして、このARQチャネルzに対するフラッグは消去されることが出来る。第1条件のフレームStart_Time−4の内容は任意である、というのはパケットxを時間で復号することは、ARQチャネルyに対するフラッグがパケットxに対して消去されることを可能にするからである。
図5Bは、第2の条件に基づくARQチャネルに対するフラッグの消去を示す。図5Bで示される例に対しては、Max_Num_Tx=3であってそれぞれのパケットに対し3個までのサブパケットが配送される。パケットxは、図5Bで示されるStart_Timeで開始してARQチャネルy=1上で配送され、そしてフレームTc−3で正しく復号される。該フレームは、パケットxに対するStart_Timeの4フレーム後である。パケットxに対するStart_Time以降Max_Num_Tx−1個のサブパケットを運んできたARQチャネルzは、パケットxに対するStart_Timeより先に配送されたパケットを運ぶことは出来ない。例えば、ARQチャネルz=2は、現在のフレームより2フレーム前の、フレームTc−2で1つのサブパケットを運び、そして、現在のフレームより6フレーム前の、フレームTc−6で別のサブパケットを運ぶ。両サブパケットは、パケットxに対するStart_Timeより後でARQチャネル2上に配送される。フレームTc−2でのARQチャネル2に対するサブパケットを処理した後では、ARQチャネル2は、パケットxに対するStart_Timeより先に配送されたパケットを現在もなお運ぶことは不可能である。これは、もしあるパケットがパケットxに対するStart_Timeより先にARQチャネル2上で配送されたならば、その場合このパケットは、フレームTc−10で開始して配送されねばならず、そして、該パケットに対する最大数のサブパケットが配送されてしまったが故に、該パケットが復号されようと消去されようとそれに無関係にフレームTc−2で終了される、からである。第2の条件に対しては、それぞれのARQチャネルzに対するフラッグは、もし現在のフレームから最終のNum_Waitフレーム以内にどのパケットもARQチャネルzに対して復号されなかったならば、消去されることが出来る。これはスライディング時間ウィンドウと見なせる。上述の例は、もしパケットxがフレームTc−3の代わりにフレームTc−7で復号されるとしても、等しく適用可能である。
図6は、HARQ伝送を介して受信されたパケットを再整列するためのプロセス600の流れ図である。基地局は、伝送に関わるそれぞれのパケットに対して再整列を実行する。基地局は、現在のフレームに対するARQチャネル(これはARQチャネルyと呼ばれる)を決定する(ブロック620)。基地局は、次に現在のフレームに対するパケットxを復号することを試みる(ブロック622)。パケットxが復号されたかどうかの判断が次に行われる(ブロック624)。もしパケットxが復号されたならば、次に基地局は、別のパケットがパケットxより先に別のARQチャネル上に配送されたかどうか、そして、現在もなお受信されることが可能かどうか、即ち、別のARQチャネル上で現在も未決のままである先行パケットがあるかどうか、を判断する(ブロック626)。もし、ブロック628で判断されるように、未決先行パケットがあり且つ基地局がこのパケットを待つ必要があれば、その場合基地局は、パケットxをデータ・バッファに記憶する(ブロック632)。その他の場合、もし未決先行パケットが無ければ、その場合基地局は、パケットx、及び/又は、既に復号されてパケットxを待っている全てのパケット、を転送する(ブロック630)。パケットxが転送されることが出来ない場合があり得る、しかしパケットxの復号は、データ・バッファの中で待っている他のパケットが転送されることを可能にする。次にプロセスはブロック620に戻って次のフレームを処理する。
図7は、図6におけるブロック626の実施形態の流れ図を示す。初めに、パケットxに対するStart_Timeが下記に説明されるように計算され(ブロック710)、そして、全てのARQチャネルに対するフラッグが論理ハイ(logic high)に設定される(ブロック712)。ARQチャネルに対する指標iは、評価されるべき最初のARQチャネルに対して0に設定される(ブロック714)。次にパケットx、該パケットは、現在のフレームで復号された、がARQチャネルi上で受信されたかどうかの判断が行われる(ブロック720)。もしブロック720に対する返答が‘Yes’ならば、その場合ARQチャネルiに対するフラッグは消去される(ブロック726)。その他の場合、復号パケットがStart_Time−Num_Channelsの後でARQチャネルiに対して取得されたかどうかの判断が行われる(ブロック722)、ここにStart_Timeは、パケットxに対する開始時間である。もしブロック722に対する返答が‘Yes’ならば、その場合ARQチャネルiに対するフラッグは消去される(ブロック726)。その他の場合、復号パケットが最新のMax_Wait−1個のフレームにおいてARQチャネルiに対して取得されなかったかどうかの判断が行われる(ブロック724)。もしブロック724に対する返答が‘Yes’ならば、その場合ARQチャネルiに対するフラッグは消去される(ブロック726)。
ブロック720と722は、上述図5Aにおいて説明された第1条件に対するものであり、図7では簡明を期するため、これは2つの分離されたブロックとして示される。ブロック724は、上述図5Bにおいて説明された第2条件に対するものである。もし全ての3ブロック720、722及び724に対して返答が‘No’ならば、その場合、パケットxより先に配送されそして現在もなお受信されることが可能な少なくとも1つの未決パケットがある。その場合、パケットxは、別のパケットを待つという指示が与えられる(ブロック734)、そして、ブロック626に対する処理は終了する。
もしARQチャネルiに対するフラッグがこのARQチャネル上に未決先行パケットが無いが故にブロック726において消去されるならば、その場合全てのARQチャネルが評価されてしまっているかどうかの判断が行われる(ブロック728)。もし返答が‘No’であるならば、その場合指標iは増加され(ブロック730)、そしてプロセスは、ブロック720に戻って次のARQチャネルを評価する。その他の場合、もしブロック728に対する返答が‘Yes’であるならば、これは全てのARQチャネルに対するフラッグが消去されてしまっていることを意味する、その場合パケットxは、上位層に転送されることが出来るという指示が与えられる(ブロック732)、そして、ブロック626に対する処理は終了する。
パケットを処理し且つ再整列を実行するための具体的な実施形態が下記に説明される。この実施形態に関しては、単一の変数Last_Decode_TimeがそれぞれのARQチャネルに対して保持され、そして該ARQチャネルに対して条件1及び2を両方とも評価するために使用される。それぞれのARQチャネルに対するLast_Decode_Timeは、復号パケットが該ARQチャネルに対して最後に取得されるフレームを示し、そして、復号パケットが該ARQチャネルに対して取得される時は何時でも、現在のフレーム(即ち、Current_Frame)に設定される。それぞれのARQチャネルに対するLast_Decode_Timeは、又ARQチャネルが何時処理されようとも、Current_Frame−Max_Waitより早くはないと設定される、その結果、条件2は、同一変数を用いて評価されることが出来る。HARQ伝送の開始時には、ARQチャネル0、1、2、及び3に対するLast_Decode_Timeは、それぞれFirst_Frame−4、First_Frame−3、First_Frame−2、及びFirst_Frame−1に初期化される、ここにFirst_Frameは、HARQ伝送に対する真に最初のサブパケットが配送されるフレームである。
図8は、HARQ伝送に対して受信されたパケットを処理するためのプロセス800の流れ図を示す。プロセス800は、伝送に関わるそれぞれのフレームに対して実行される。基地局は、現在のフレームに対する、ARQチャネルyと呼ばれる、ARQチャネルを決定し(ブロック820)、現在のフレームに対するパケットxを復号し(ブロック822)、そしてパケットxが復号されたかどうかを判断する(ブロック824)。もしパケットxが復号されたならば、その場合基地局は、ARQチャネルyに対するLast_Decode_TimeをCurrent_Frameに設定し(ブロック826)、パケットxに対して現在のフレームで受信されたサブパケットのSPIDを決定し(ブロック828)、そして、下記のようにパケットxに対するStart_Timeを計算する(ブロック830)。
Start_Time=Current_Frame−
Num_Channels×SPID 式(2)
それぞれのパケットに対する開始時間は、パケットが復号される場合のみ確認され、そして、該パケットに対して送信されてきたサブパケットの数に基づいて更に計算される。該サブパケットの数は、パケットxに対して現在のフレームで受信されたサブパケットのSPIDによって示される。パケットxは、次にそのStart_Timeと共にデータ・バッファの中に記憶される(ブロック832)。
もしパケットxが、ブロック824で判断されるように、消去されたならば、その場合基地局は、ARQチャネルyに対するLast_Decode_Timeが現在のフレームからMax_Waitを超えて早いかどうかを判断する(ブロック834)。もし返答が‘Yes’ならば、その場合基地局は、ARQチャネルyに対するLast_Decode_Timeを下記の様に設定する(ブロック836)。
Last_Decode_Time=Current_Frame−
Max_Wait 式(3)
もしブロック834に対する返答が‘No’ならば、そして又ブロック832及び836の後にも、プロセスは終了する。
図9は、パケットを再整列して上位層に転送するためのプロセス900の流れ図を示す。プロセス900は、プロセス800の後および復号パケットがARQチャネル上に取得されるときは何時でも実行されることが出来る。変数Earliest_Decode_Timeは、全てのARQチャネルの中で最も早いLast_Decode_Timeに設定される(ブロック910)。
データ・バッファが空であるかどうかの判断が次に行われる(ブロック920)。もし返答が‘Yes’ならば、その場合プロセスは終了する。その他の場合、データ・バッファに記憶されている最も古いパケット(これはパケットzと呼ばれる)が特定される(ブロック922)。パケットzは、データ・バッファ中に記憶されている全てのパケットの中で最も早い開始時間を有する。複数の復号パケットは、それ等の開始時間に基づいて選別されるデータ・バッファ中に記憶されることができる。例えば、最も古い開始時間を有するパケットは、バッファの先頭に記憶されることが出来、次に古い開始時間を有するパケットがそれに続く、等々。何れにせよ、パケットzのStart_Timeが取得される(ブロック924)。
次に、Earliest_Decode_Timeは、パケットzのStart_TimeマイナスNum_Channelsより後かどうかの判断が行われる(ブロック926)。図5Aに示される様に、もし別のARQチャネルに対する復号パケットがStart_Time−Num_Channels以降のフレームにおいて取得されたならば、その場合、ARQチャネルzは未決先行パケットを運んでいることはない。パケットxは、何れのARQチャネルにも未決先行パケットが無い場合にのみ転送されるので、Earliest_Decode_Timeの使用は、ブロック926における1度の比較だけで全てのARQチャネルに対する条件1を効果的に評価する。更に、それぞれのARQチャネルに対するLast_Decode_Timeを図8のブロック836におけるCurrent_Frame−Max_Wait以前に設定することによって、条件2もブロック926における比較によって評価される。
もしブロック926に対する返答が‘Yes’ならば、これは未決先行パケットがないことを示し、その場合パケットzは、データ・バッファから取り除かれて上位層に転送される(ブロック928)。プロセスは、次にブロック920に戻ってデータ・バッファ中の最も古いパケット(もしあれば)を評価する。その他の場合、もしブロック926に対する返答が‘No’ならば、これは少なくとも1つの未決先行パケットがあることを示し、その場合パケットzは、データ・バッファ中に保持されそしてプロセスは終了させられる。
図10は、図8と図9のそれぞれプロセス800及び900を使用して図3Aにおける具体例のHARQ伝送に対する処理を示す。最初のサブパケット伝送は、フレーム0で生じ、そしてARQチャネル0、1、2、及び3に対するLast_Decode_Timeは、HARQ伝送の開始時においてそれぞれ−4、−3、−2及び−1に初期化される。それぞれのARQチャネルに対するLast_Decode_Timeは、該ARQチャネルが処理される場合は何時でも更新される。この更新は、Last_Decode_Timeを、(1)もし該ARQチャネルに対する復号パケットが取得されるならば、これは、図10におけるフレーム2、4、7、10、12及び14に対する場合である、現在のフレームに設定する、(2)もしLast_Decode_Timeが現在のフレーム・マイナスMax_Waitより後であれば、これはフレーム9、13、及び15に対する場合である、現在のフレーム・マイナスMax_Waitに設定する、ことを伴う。基地局は、例えば図10におけるフレーム2、4、7、9、10、12、13及び14におけるように、復号パケットが取得される時は何時でも、パケットを再整列して転送する。復号パケットを持つそれぞれのフレームに対して、図10は、(1)該フレームに対して計算されたEarliest_Decode_Time、(2)データ・バッファ中に記憶されたパケット及びそれぞれの記憶されたパケットに対する開始時間、これは括弧の中で与えられる、(3)上位層に転送されるパケット(もしあれば)、を示す。図10で示される例に関しては、フレーム10のパケット4は棚上げされる、というのはあるパケットがARQチャネル1上で復号されていないからである。もしパケット・系列番号が再整列のために利用できるならば、その場合もしパケット3が既に転送されているならばパケット4は、転送されることが出来る。
図8と図9のプロセス800及び900に対する具体例の擬似コードがそれぞれ下記に示される。
Updating the variables:
100 If (CRC for Packetx on ACIDy passes) Then {
110 Last_Decode_Time [ACIDy] = Sys_Time;
120 Start_Time[Packetx] = Sys_Time - 4*SPID[Packetx];
130 Put Packetx in Buffer sorted based on
increasing values of packet Start_Time; }
140 Else {
150 Last_Decode_Time[ACIDy] = max(Last_Decode_Time[ACIDy],
Sys_Time - 4*(Max_Num_Tx-l)); }
Re-ordering and forwarding packets:
200 eval_next_packet = true;
210 Earliest_Decode_Time = min{Last_Decode_Time[ACID0],
Last_Decode_Time[ACIDl], Last_Decode_Time[ACID2],
Last_Decode_Time[ACID3]};
220 While ((eval_next_packet==true) && (Buffer not empty)) do
230 {
240 Next_Packet = Get oldest packet from Buffer
250 If (Earliest_Decode_Time > Start_Time[Next_Packet] - 4)
260 Then forward Next_Packet to upper layers
270 Else eval_next_packet = false;
280 }
図11は、無線通信システムにおける無線デバイス1110と基地局1150の実施形態のブロック図を示す。無線デバイスは、又移動局、利用者/アクセス端末、利用者装置、ハンドセット、加入者ユニット、或いは何か他の用語で呼ばれることが出来る。基地局は、固定局であって、又、トランシーバ基地局(BTS)、中継点、ノードB、或いは何か他の用語で呼ばれることが出来る。
逆方向リンクに関しては、符号器1112は、HARQ伝送に対する無線デバイス1110によって配送されるべきトラフィック・データ受信し、そして、それぞれのデータ・パケットを処理して対応する符号化パケットを生成する。符号器1112は、更にそれぞれの符号化パケットを複数のサブパケットに分割することが出来る。符号器1112による処理は、フォーマット化、符号化、インターリーブ、等々を含むことが出来て、システムに対する適用規格によって決定される。例えば、データは、R−PDCH上で配送されることが出来る、そして、処理はcdma2000リビジョンDに従って実行されることが出来る。変調器(Mod)1114は、サブパケットを受信してそれぞれのサブパケットを伝送のために処理する。変調器1114による処理は、シンボル・マッピング、チャネル化、スペクトル拡散、等々を含むことが出来て、そして又システムに対する適用規格によって決定される。送信機ユニット(TMTR)1116は、変調器1114からの出力を処理して逆方向リンク信号を生成する。該信号は、デュプレクサ(D)1118を介して伝達されそしてアンテナ1120を介して送信される。
基地局1150では、逆方向リンク信号は、アンテナ1152によって受信され、デュプレクサ1154を介して伝達され、そして受信機ユニット(RCVR)1156によって処理されて受信サンプルを生成する。次に復調器(Demod)1158は、受信サンプルを(例えば、逆拡散、逆チャネル化、及びデータ復調)処理して復調シンボルを与える。復号器1160は、無線デバイス1110によって配送されたそれぞれのパケットに対する復調シンボルを復号し、該パケットを検査し、該パケットの状態を制御器1170に供給し、そして、該パケットを(もし復号されれば)データ・バッファ1174に与える。基地局1150における復調器1158及び復号器1160による処理は、無線デバイス1110における変調器1114及び符号器1112による処理にそれぞれ相補的である。
符号器1112と復号器1160は、物理層のための処理を実行する。HARQは、一般的には物理層の最上位に常駐する媒体アクセス制御(Medium Access Control)(MAC)層に実装される。1つの実施形態では、符号器1112は、無線デバイス1110から基地局1150へのHARQ伝送のための送信機HARQ構成要素の全て或いは一部を実装する。復号器1160は、HARQ伝送のための受信機HARQ構成要素の全て或いは一部を実装する。別の実施形態では、制御器1130は、送信機HARQ構成要素の全て或いは一部を実装し、そして、制御器1170は、受信機HARQ構成要素の全て或いは一部を実装する。例えば、復号器1160は、それぞれの受信パケットの状態及びそれぞれの復号パケットに対する復号時間を与えることが出来る、そして、制御器1170は、重複検出、再整列、及び復号パケットの上位層への転送を実行できる。制御器1170は、更に無線デバイス1110から受信されたそれぞれのサブパケットに対する適切なACK/NAKフィードバックを与えることが出来る。
順方向リンクに関しては、基地局1150によって配送されるデータ及び無線デバイス1110に対するACK/NAKが符号器1180により処理され(例えば、フォーマット化される、符号化される、等々)、更に変調器1182により処理され(例えば、チャネル化される、拡散される、等々)、そして送信機ユニット1184により調整されて順方向リンク信号を生成する。該信号は、デュプレクサ1154を介して伝達されアンテナ1152を介して送信される。無線デバイス1110では、順方向リンク信号は、アンテナ1120によって受信され、デュプレクサ1118を介して伝達され、そして受信機ユニット1140によって処理されて受信サンプルを生成する。復調器1142は、該受信サンプルを処理して復調シンボルを与える、そして復号器1144は、復調シンボルを更に処理して復号データをデータ・バッファ1134に与える。
制御器1130は、基地局1150によって送られたACK/NAKフィードバックを復号器1144から受信し、そして、消失パケットと新パケットに対するサブパケットの伝送を指示する。制御器1130と1170は、更にそれぞれ無線デバイス1110と基地局1150における種々の処理ユニットの動作を管理する。制御器1130と1170は、順方向リンクと逆方向リンク上のHARQ伝送に対して本明細書で説明される重複検出および再整列技術の全て或いは一部を実行できる。例えば、それぞれの制御器は、図4、6、7、8及び9で示されるプロセスを実行できる。記憶ユニット1132と1172は、それぞれ制御器1130と1170によって使用されるプログラム・コード及びデータを記憶する。
明確を期するために、重複検出および再整列技術は、cdma2000リビジョンDにおけるR−PDCHに対して説明された。一般には、これ等の技術は、任意の数のARQチャネル、各パケットに対し任意の数のサブパケット/伝送、等々を持つHARQに対して使用されることが出来る。
本明細書で説明される重複検出および再整列技術は、種々の手段で実装されることが出来る。例えば、これ等の技術は、ハードウェア、ソフトウェア、又はそれ等の組合せにおいて実装されることが出来る。ハードウェア実装に関しては、重複検出及び/又は再整列を実行するために使用される処理ユニットは、1又は複数の特定用途向け集積回路(application specific integrated circuit)(ASICs)、ディジタル信号プロセッサ(digital signal processors)(DSPs)、ディジタル信号処理デバイス(digital signal processing devices)(DSPDs)、プログラマブル論理デバイス(programmable logic devices)(PLDs)、フィールド・プログラマブル・ゲート・アレイ(field programmable gate arrays)(FPGAs)、プロセッサ、制御器、マイクロ制御器、マイクロプロセッサ、本明細書中で説明された機能を実行するために設計された他の電子ユニット、又はそれ等の組合せ、の内部に実装されることが可能である。
ソフトウェアの実装に関しては、重複検出および再整列技術は、本明細書中で説明された諸機能を実行するモジュール(例えば、処理手順、関数、等々)を用いて実装されることが出来る。ソフトウェア・コードは、メモリ・ユニット(例えば、図11におけるメモリ・ユニット1132又は1172)の中に記憶されることが出来、そして、プロセッサ(例えば、制御器1130及び1170)により実行されることが出来る。メモリ・ユニットは、プロセッサの内部又はプロセッサの外部に実装されることが出来る。
開示された実施形態の前述の説明は、当業者の誰もが本発明を作る又は利用することを可能にするために提供される。これ等の実施形態への様々な変更は、当業者には容易に明らかであり、そして本明細書中で明確にされた包括的な原理は、本発明の精神と範囲を逸脱することなく他の実施形態に適用されることが可能である。かくして、本発明は、本明細書中で示される実施形態に限定されることを意図されるのではなく、本明細書中に開示された原理及び新規性と首尾一貫する最も広い範囲を認容されるべきである。

Claims (30)

  1. ハイブリッド自動再送要求(HARQ)伝送のために重複検出を実行する方法であって、
    ARQチャネルに対する復号パケット或いは消去パケットを取得するために、該ARQチャネル上で受信される現在のサブパケットを復号すること、及び
    復号パケットが該ARQチャネルに対して取得される場合、該現在のサブパケットの識別子および該ARQチャネルに対して取得された先行復号パケットに対して受信された最後のサブパケットの識別子に基づいて、該復号パケットが、重複パケットであるかどうかを決定すること、
    を含む方法。
  2. 該復号パケットが重複パケットであるかどうかを決定することは、
    該先行復号パケットに対して受信された該最後のサブパケットの該識別子に基づいて該ARQチャネルに対する予期せぬ(unexpected)識別子を決定すること、ここに、該予期せぬ識別子は該ARQチャネル上で受信されることを期待されないサブパケットに対する識別子である、
    該現在のサブパケットの該識別子を該予期せぬ識別子と比較すること、及び
    もし該現在のサブパケットの該識別子が該予期せぬ識別子と等しいならば、該復号パケットを重複パケットであると宣言すること、
    を含む請求項1の方法。
  3. 該予期せぬ識別子を決定することは、
    該最後のサブパケット以後該ARQチャネル上で受信されたそれぞれのサブパケットに対して、該予期せぬ識別子を、該先行復号パケットに対して受信された該最後のサブパケットの該識別子プラス1に設定すること、
    を含む請求項2の方法。
  4. 復号パケットが該ARQチャネルに対して取得される場合、該予期せぬ識別子を該現在のパケットの該識別子プラス1に設定すること、及び
    もし消去パケットが該ARQチャネルに対して取得される場合、該予期せぬ識別子を1だけ増加すること、
    を更に含む請求項2の方法。
  5. 無線通信システムにおいてハイブリッド自動再送要求(HARQ)伝送を受信するための装置であって、
    ARQチャネル上で受信される現在のサブパケットを復号するため、且つ、該ARQチャネルに対して復号パケット或いは消去パケットを供給するための復号器、及び
    復号パケットが該ARQチャネルに対して取得される場合、該現在のサブパケットの識別子および該ARQチャネルに対して取得された先行復号パケットに対して受信された最後のサブパケットの識別子に基づいて、該復号パケットが重複パケットであるかどうかを決定するための制御器
    を具備する装置。
  6. 該制御器は、該先行復号パケットに対して受信された該最後のサブパケットの該識別子に基づいて該ARQチャネルに対する予期せぬ識別子を決定し、該現在のサブパケットの該識別子を該予期せぬ識別子と比較し、そして、もし該現在のサブパケットの該識別子が該予期せぬ識別子と等しいならば、該復号パケットを重複パケットであると宣言する、請求項5の装置。
  7. 該制御器は、もし復号パケットが該ARQチャネルに対して取得される場合、該予期せぬ識別子を該現在のパケットの該識別子プラス1に設定し、そして、もし消去パケットが該ARQチャネルに対して取得される場合、該予期せぬ識別子を1だけ増加する、請求項6の装置。
  8. 該復号器は、cdma2000における逆方向パケット・データ・チャネル(R−PDCH)上で受信されるパケットを復号する、請求項5の装置。
  9. 無線通信システムにおいてハイブリッド自動再送要求(HARQ)伝送を受信するための装置であって、
    ARQチャネルに対する復号パケット或いは消去パケットを取得するために、該ARQチャネル上で受信される現在のサブパケットを復号するための手段、及び
    復号パケットが該ARQチャネルに対して取得される場合、該現在のサブパケットの識別子および該ARQチャネルに対して取得された先行復号パケットに対して受信された最後のサブパケットの識別子に基づいて、該復号パケットが重複パケットであるかどうかを決定するための手段
    を具備する装置。
  10. 該復号パケットが重複パケットであるかどうかを決定するための該手段は、
    該先行復号パケットに対して受信された該最後のサブパケットの該識別子に基づいて該ARQチャネルに対する予期せぬ識別子を決定するための手段、
    該現在のサブパケットの該識別子を該予期せぬ識別子と比較するための手段、及び
    該現在のサブパケットの該識別子が該予期せぬ識別子と等しいならば、該復号パケットを重複パケットであると宣言するための手段
    を具備する、請求項9の装置。
  11. 該ARQチャネルに対する予期せぬ識別子を決定するための手段は、
    復号パケットが該ARQチャネルに対して取得される場合、該予期せぬ識別子を該現在のパケットの該識別子プラス1に設定するための手段、及び
    消去パケットが該ARQチャネルに対して取得される場合、該予期せぬ識別子を1だけ増加するための手段
    を具備する、請求項10の装置。
  12. 命令を記憶するためのプロセッサ可読媒体であって、該命令は、
    ARQチャネルに対する復号パケット或いは消去パケットを取得するために、該ARQチャネル上で受信される現在のサブパケットを復号する、そして
    復号パケットが該ARQチャネルに対して取得される場合、該現在のサブパケットの識別子および該ARQチャネルに対して取得された先行復号パケットに対して受信された最後のサブパケットの識別子に基づいて、該復号パケットが重複パケットであるかどうかを決定する
    ように動作することを特徴とする、プロセッサ可読媒体。
  13. 該先行復号パケットに対して受信された該最後のサブパケットの該識別子に基づいて該ARQチャネルに対する予期せぬ識別子を決定する、
    該現在のサブパケットの該識別子を該予期せぬ識別子と比較する、そして
    該現在のサブパケットの該識別子が該予期せぬ識別子と等しいならば、該復号パケットを重複パケットであると宣言する
    ように動作する命令、を更に記憶するための、請求項12のプロセッサ可読媒体。
  14. ハイブリッド自動再送要求(HARQ)伝送のために再整列を実行する方法であって、
    ARQチャネルに対する復号パケットを取得すること、
    先行パケットが少なくとも1つの他のARQチャネルのいずれか1つの上で現在もなお未決であるかどうかを、該少なくとも1つの他のARQチャネルに対する復号パケットに基づいて決定すること、ここに、それぞれの未決先行パケットは該復号パケットより先に配送され且つ現在もなお受信され得るパケットである、及び
    未決先行パケットが無い場合、該復号パケットを転送すること、
    を含む方法。
  15. 少なくとも1つの未決先行パケットがあれば、該復号パケットを記憶することを更に含む請求項14の方法。
  16. 先行パケットが少なくとも1つの他のARQチャネルのいずれか1つの上で現在もなお未決であるかどうかを決定することは、
    該少なくとも1つの他のARQチャネルのそれぞれに対して、復号パケットが他のARQチャネル上で指定された時間以降に受信されたならば、未決先行パケットが無いことを指示すること、
    を含む請求項14の方法。
  17. 該復号パケットに対する開始時間およびHARQ伝送に対して利用可能なARQチャネル数に基づいて該指定された時間を決定することを更に含む請求項16の方法。
  18. 先行パケットが該少なくとも1つの他のARQチャネルのいずれか1つの上で現在もなお未決であるかどうかを決定することは、
    該少なくとも1つの他のARQチャネルのそれぞれに対して、復号パケットが該他のARQチャネル上で時間ウィンドウの範囲内に受信されなかったならば、未決先行パケットが無いことを指示すること、
    を含む請求項14の方法。
  19. それぞれのパケットに対するサブパケットの最大数およびHARQ伝送に対して利用可能なARQチャネル数に基づく該時間ウィンドウを決定することを更に含む請求項18の方法。
  20. 先行パケットが該少なくとも1つの他のARQチャネルのいずれか1つの上で現在もなお未決であるかどうかを決定することは、
    該少なくとも1つの他のARQチャネルのそれぞれに対する最後の復号時間を決定すること、
    該少なくとも1つの他のARQチャネルに対する最も早い最後の復号時間を決定すること、及び
    先行パケットが、該最も早い最後の復号時間に基づいて、該少なくとも1つの他のARQチャネルのいずれか1つの上で現在もなお未決であるかどうかを決定すること、
    を含む請求項14の方法。
  21. 該少なくとも1つの他のARQチャネルのそれぞれに対する該最後の復号時間を該決定することは、
    該少なくとも1つの他のARQチャネルのそれぞれに対する該最後の復号時間を、該他のARQチャネルがその時間に受信される時間からの時間ウィンドウの範囲内であると設定することを含む請求項20の方法。
  22. 該ARQチャネル及び該少なくとも1つの他のARQチャネルを含む複数のARQチャネルを介して該HARQ伝送を受信することを更に含み、該複数のARQチャネルは時系列上で予め決められた順に送られることを特徴とする、請求項16の方法。
  23. 無線通信システムにおけるハイブリッド自動再送要求(HARQ)伝送を受信するための装置であって、
    ARQチャネルに対する復号パケットを供給するための復号器と、
    先行パケットが少なくとも1つの他のARQチャネルのいずれか1つの上で現在もなお未決であるかどうかを、該少なくとも1つの他のARQチャネルに対する復号パケットに基づいて決定し、該復号パケットに対する未決先行パケットがなければ該復号パケットを転送する制御器と、
    を具備し、各未決先行パケットは該復号パケットより先に配送され且つ現在もなお受信され得るパケットである、装置。
  24. 該少なくとも1つの他のARQチャネルのそれぞれに対して、該制御器は、復号パケットが指定された時間以降に他のARQチャネル上で受信されたならば、未決先行パケットが無いことを指示する、ここに、該指定された時間は該復号パケットに対する開始時間およびHARQ伝送に対して利用可能なARQチャネル数に基づいて決定される、請求項23の装置。
  25. 該少なくとも1つの他のARQチャネルのそれぞれに対して、該制御器は、復号パケットが、各パケットに対するサブパケットの最大数およびHARQ伝送に対して利用可能なARQチャネル数に基づいて決定される時間ウィンドウの範囲内に、該他のARQチャネル上で受信されなかったならば、未決先行パケットが無いことを指示する、請求項23の装置。
  26. 少なくとも1つの未決先行パケットがあれば、該復号パケットを記憶するためのバッファを更に具備する、請求項23の装置。
  27. 該復号器は、cdma2000における逆方向パケット・データ・チャネル(R−PDCH)上で受信されるパケットを復号する請求項23の装置。
  28. 無線通信システムにおいてハイブリッド自動再送要求(HARQ)伝送を受信するための装置であって、
    ARQチャネルに対する復号パケットを取得するための手段、
    先行パケットが少なくとも1つの他のARQチャネルのいずれか1つの上で現在もなお未決であるかどうかを、該少なくとも1つの他のARQチャネルに対する復号パケットに基づいて決定するための手段、ここに、各未決先行パケットは該復号パケットより先に配送され且つ現在もなお受信され得るパケットである、及び
    未決先行パケットが無い場合、該復号パケットを転送するための手段、
    を具備する装置。
  29. 先行パケットが該少なくとも1つの他のARQチャネルのいずれか1つの上で現在もなお未決であるかどうかを決定するための該手段は、
    復号パケットが該他のARQチャネル上で指定された時間以降に受信されたならば、該少なくとも1つの他のARQチャネルのそれぞれに対して未決先行パケットが無いことを指示するための手段を具備し、
    該指定された時間は該復号パケットに対する開始時間および該HARQ伝送に対して利用可能なARQチャネル数に基づいて決定される、
    請求項28の装置。
  30. 先行パケットが該少なくとも1つの他のARQチャネルのいずれか1つの上で現在もなお未決であるかどうかを決定するための該手段は、
    復号パケットが、各パケットに対するサブパケットの最大数およびHARQ伝送に対して利用可能なARQチャネル数に基づいて決定される時間ウィンドウの範囲内に、該他のARQチャネル上で受信されなかったならば、該少なくとも1つの他のARQチャネルのそれぞれに対して未決先行パケットが無いことを指示するための手段
    を具備する、請求項28の装置。
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