JP2011109578A - 撮像装置 - Google Patents

撮像装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2011109578A
JP2011109578A JP2009264943A JP2009264943A JP2011109578A JP 2011109578 A JP2011109578 A JP 2011109578A JP 2009264943 A JP2009264943 A JP 2009264943A JP 2009264943 A JP2009264943 A JP 2009264943A JP 2011109578 A JP2011109578 A JP 2011109578A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lens barrier
lens
imaging
state
blower
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2009264943A
Other languages
English (en)
Inventor
Yuko Sasaki
優子 佐々木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP2009264943A priority Critical patent/JP2011109578A/ja
Publication of JP2011109578A publication Critical patent/JP2011109578A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Studio Devices (AREA)
  • Blocking Light For Cameras (AREA)
  • Camera Bodies And Camera Details Or Accessories (AREA)

Abstract

【課題】 レンズ表面に塵などが付着して、撮影画像に映り込むことがある。また、撮像素子の冷却手段としてファンなどを用いる場合に、塵除去、素子の冷却それぞれの手段を設ける必要があり部品点数が増加する。
【解決手段】 レンズバリアにブロアを配設することにより、レンズ開状態においてブロアによる空気吹き付けにより素子の冷却が可能であり、一方レンズバリアが閉状態から開状態に移動する際にレンズ表面に付着した塵をブロアによる空気吹き付けにより除去する。
【選択図】 図2

Description

本発明は、静止画あるいは動画などを撮像する撮像光学系を備えるビデオカメラに関するものである。
従来、特開2005−167708に開示されているように、レンズの表面に付着した水滴や塵などを除去する為のエア吹き付け装置やワイパーを設けたクレードル装置が提案されている。
また、特開2007−312062に開示されているように、レンズバリアに回転自在に組み付けられたクリーニング部材を設け、レンズバリアがレンズを被覆している状態(レンズバリア閉状態)において、クリーニング部材が回転し、レンズ表面の汚れを除去するデジタルカメラが提案されている。
また、一般的に撮像装置内部に設けてある撮像素子や電子部品が高温になり、基本性能を発揮できなくなる問題を防ぐ為、撮像装置にファンや放熱部材を設けて撮像素子や電子部品を冷却する方法がとられている。
特開2005−167708号公報 特開2007−312062号公報
しかしながら、従来の撮像装置の場合は、レンズやレンズ保護ガラスに付着した塵などを除去する為にクリーニング手段手段、及び撮像素子やICなどを冷却する為のファンやブロアなどによる冷却手段をそれぞれ設ける必要があり、部品点数が増えるという問題があった。
本発明は、以上のような局面に鑑みてなされたもので、上記の問題点を解決するための手段の提供を目的としている。
撮像レンズと前記撮像レンズの前面を遮蔽する第1の状態と前記撮像レンズの前面を開放する第2の状態とを切換え可能なレンズバリアを備えた撮像装置において、前記レンズバリアに空気の流れを発生させる気流発生手段を設け、前記レンズバリアの第1の状態と第2の状態の少なくともいずれか一方の状態において、前記気流発生手段を駆動させる制御手段を設けたことを特徴としている。
レンズバリアの第1の状態において、空気の流れを発生させる気流発生手段の吸気口あるいは排気口が前記撮像レンズに対向する位置に配設され、前記気流発生手段により前記撮像レンズ表面に吸気または排気により空気を吹き付けることを特徴としている。
レンズバリアの第2の状態において、空気の流れを発生させる気流発生手段の吸気あるいは排気により前記撮像装置内部に設けられた撮像素子を冷却することを特徴としている。
レンズバリアの第2の状態において、空気の流れを発生させる気流発生手段の吸気あるいは排気により、前記撮像装置内部に設けられた基板に実装された素子を冷却することを特徴としている。
前記気流発生装置がファンあるいはブロアであることを特徴としている。
レンズバリアの第2の状態において、空気の流れを発生させる気流発生手段の吸気口あるいは排気口が前記撮像装置内部に配設された撮像素子に対向する位置に配設することを特徴としている。
以上説明したように、本出願に係る第1の発明によれば、撮像レンズと前記撮像レンズの前面を遮蔽する第1の状態と前記撮像レンズの前面を開放する第2の状態とを切換え可能なレンズバリアを備えた撮像装置において、前記レンズバリアに空気の流れを発生させる気流発生手段を設け、前記レンズバリアの第1の状態と第2の状態の少なくともいずれか一方の状態において、前記気流発生手段を駆動させることにより、1つの前記気流発生手段を用いて2つの被対象物へ空気の吹き付けあるいは、吸い込みが可能である。
本出願に係る第2の発明によれば、レンズバリアの第1の状態において、空気の流れを発生させる気流発生手段の吸気口あるいは排気口を撮像レンズに対向する位置に配設することにより、前記撮像レンズの表面に付着した塵を除去することができる。
本出願に係る第3の発明によれば、レンズバリアの第2の状態において、空気の流れを発生させる気流発生手段の吸気あるいは排気により撮像装置内部に設けた撮像素子を冷却することにより、撮像素子の性能を確保できる。
本出願に係る第4の発明によれば、レンズバリアの第2の状態において、空気の流れを発生させる前記気流発生手段の吸気あるいは排気により撮像装置内部に設けた素子を冷却することにより、前記撮像装置の性能を確保できる。
本出願に係る第5の発明によれば、空気の流れを発生させる気流発生手段にファンあるいはブロアを用いることにより、
本出願に係る第6の発明によれば、レンズバリアの第2の状態において、空気の流れを発生させる前記気流発生手段の吸気口あるいは排気口が前記撮像装置内部に配設された撮像素子に対向する位置に配設することにより、撮像素子を冷却することができる。
本発明の第1の実施形態を説明するブロック図。 本発明の第1の実施形態を説明する斜視図。 本発明の第1の実施形態におけるレンズバリアの構成を説明する斜視図。 本発明の第1の実施形態を説明する斜視図。 本発明の第1の実施形態を説明する断面図。 本発明の第1の実施形態を説明する断面図。 本発明の第1の実施形態を説明するフローチャート。 本発明の第2の実施形態を説明する正面図。 本発明の第2の実施形態を説明する正面図。 本発明の第2の実施形態における吸気口カバーの構成を説明する斜視図。 本発明の第3の実施形態を説明するブロック図。 本発明の第3の実施形態を説明する断面図。 本発明の第3の実施形態を説明する断面図。 本発明の第3の実施形態を説明するフローチャート。
(実施例1)
図1は本発明の第1の実施形態における撮像装置の構成を示すブロック図である。
101は撮像装置本体、112はフォーカス及びズーム等の光学制御系を含む光学レンズ群及び絞りからなる撮像光学系、104は被写体像を電気信号に変換する撮像素子、105はカメラ信号処理部、106は撮像素子104の出力信号を処理して画像信号を処理する画像処理部、107は各部の操作を制御するシステム制御部、110は撮影画像や再生画像を表示する為の画像表示部である。
108はズームや電源のオンオフを操作する為の操作部、信号多重109では画像処理部からの画像信号とバッテリ残量等の画像を生成する表示画像生成部111で生成された画像を合成し、画像表示部110に表示する。
102は、撮像光学系112をなす撮像レンズ103を覆う保護カバーとしてのレンズバリア102、115はレンズバリア102に設けられたブロアであり、114は前記レンズバリア102の位置を検出する為の位置検出スイッチである。
図2A、図2Bは本発明の撮像装置を正面側から見た斜視図、図3は本発明の撮像装置におけるレンズバリアの詳細図である。
本発明の撮像装置101は、直方体形状の筐体120の正面側に臨んで撮像レンズ103が配置されており、図2Aに示す前記撮像レンズ103を露出させる第1の位置(レンズバリア開状態)と、図2Bに示す前記撮像レンズ103を隠蔽する第2の位置(レンズバリア閉状態)の間で移動可能なレンズバリア(レンズカバー)102を備えている。
また、前記筐体120の上面側には、電源スイッチ兼モード切り替えスイッチ126、シャッターボタン127、ズームキー128が設けられている。
前記撮像レンズ103の下方にはベースプレート122が前記筐体120に取付けられており、前記ベースプレート122の一部を折り曲げることにより一対の第1、第2のレンズバリア係合部123,124が形成されており、前記ベースプレート122の開口部125内には前記レンズバリア102が前記第1の位置に在るか、或いは前記第2の位置に在るかを検出するためのレンズバリア位置検出スイッチ(不図示)が前記筐体120内に設けられている。
前記レンズバリア102は、略矩形状に形成されており、前記レンズバリア102のスライド方向の一端部には、前記レンズバリア102の移動をガイドする為にレール状をなす第1のレンズバリアスライドガイド133が配置され、他端部に第2のレンズバリアスライドガイド134が配置されている。
前記第1のレンズバリアスライドガイド133と第1のレンズバリア係合部123がスライド可能に係合されており、同様に前記第2のレンズバリアスライドガイド134と第2のレンズバリア係合部124がスライド可能に係合されており、前記レンズバリア102は前記レンズバリアスライドガイド133、134に沿って前記筐体120の第1の主面129上を前記第1の位置(レンズバリア開状態)と前記第2の位置(レンズバリア閉状態)の相互で移動するようになっている。
前記レンズバリア102と筐体120の間にはレンズバリア付勢バネ130が配設されており、前記レンズバリア付勢バネ130の一端部を第1のバネ係止部131により前記レンズバリア102に回動可能に係止されている。また、他端部は第2のバネ係止部132により前記筐体120に回動可能に係止されている。
図2Aに示すように、前記レンズバリア102は前記第1の位置(レンズバリア開状態)に在る時には、レンズバリア付勢バネ130のバネ力により前記レンズバリア102が図中矢印A方向に付勢され、前記撮像レンズ103を露出させた状態に維持される。また図3に示す前記レンズバリア102に設けた位置検出スイッチ操作部135によって、前記ベースプレート122開口部125内に設けたレンズバリア位置検出スイッチ(図示省略)が押圧操作されて、前記レンズバリア102が開放位置に在ることが検出され、写真撮影が可能な状態になる。
一方、図2Bに示すように、前記レンズバリア102は前記第2の位置(レンズバリア閉状態)に在るときには、前記レンズバリア付勢バネ130のバネ力により前記レンズバリア102が図中矢印B方向に付勢されており、前記撮像レンズ102を隠蔽した状態に維持される。
また、前記レンズバリア102内には気流発生手段であるブロア115が設けてあり、ワイヤ152により前記筐体120内部に設けてある基板151に実装されたコネクタ153と電気的接続を得ている。
また、前記筐体120には吸気口154が設けてあり、前記ブロア115が吹き付ける空気を前記筐体内部へ取り込めるようになっている。
図4は本発明の撮像装置を背面側から見た斜視図である。図4に示すように、筐体120の前記第1の主面129に対向する第2の主面109には、液晶等の画像表示部110が設けられている。
本発明の特徴とするブロア115について図5、6を用いて説明する。
前記レンズバリア102は第1の位置(レンズバリア開状態)と第2の位置(レンズバリア閉状態)を移動可能な構成となっている。
図5aは本発明の撮像装置のレンズバリア102が第2の位置(レンズバリア閉状態)にある場合の正面図であり、図5bは図5aにおけるB断面、図5cは図5aにおけるC断面である。
図5cに示すように前記ブロア115は前記レンズバリア102内部に配設されており、第2の位置(レンズバリア閉状態)において前記ブロア115の排気口149が撮像レンズ103と対向するように設けられている。 また、前記ブロア115と基板151を電気的に接続するワイヤ152は前記ブロア115の正面から引き出され、前記筐体120内部に設けられた基板151に実装されたコネクタ153と接続される。前記ブロア115への電源供給は、前記基板151から前記コネクタ153及びワイヤ152を介してなされる。
また、前記筐体120の内部には、前記筐体120内にメモリーカード等の記録媒体収納部136及びバッテリー収納部137が設けられている。
一方、図6aは本発明の撮像装置のレンズバリア102が第1の位置(レンズバリア開状態)にある場合の正面図であり、図6bは図5aにおけるB断面、図6cは図5aにおけるC断面である。
前記レンズバリア102が第1の位置(レンズバリア開状態)にある場合、前記レンズバリア102は前記ブロア115が前記筐体120に設けられた吸気口154に対向する位置となるように移動する。また、前記吸気口154から撮像素子104までの空気の通り道を確保する為、前記筐体120と前記撮像レンズ103の間にはダクト156が設けてある。これにより前記ブロア115から噴出した気流を効率良く撮像素子104に到達させることが可能となる。また前記撮像素子104には前記撮像素子104の温度を検知する為の温度センサ157が実装されている。
前記ブロア115の動作につき図7に示すフローチャートにより説明する。
S801で図2、3に示すように前記位置検出スイッチ操作部135によって、前記ベースプレート122開口部125内に設けたレンズバリア位置検出スイッチ(図示省略)が押圧操作されることでレンズバリア102の開動作を検知すると、S802へ移りブロア115から撮像レンズ103に空気を吹き付け撮像レンズ103の表面に付着した塵などを吹き飛ばす。次にS803でレンズバリア位置検出スイッチによりレンズバリア102が第2の位置(レンズバリア開状態)となったと検知するとS804へ移行して撮像装置101の電源がオンとなる。
次にS805で温度センサ157の温度情報を読み込み、S806において温度センサ157が示す温度がT>T0(規定値)か否かを判定する。T>T0の場合はS807へ移行し、ブロア115から筐体120の吸気口154に向けて空気を吹き付け、筐体120内部に配設されている撮像素子104の冷却を行う。
S806においてT>T0を満たさないと判定した場合には、S808へ進みブロア115からの空気の吹き付けを停止し、S805へ戻り再度温度検知を行う。再度S806においてT>T0となった場合に、前記ブロア115から空気を撮像素子104へ吹き付け撮像素子104の冷却を行う。、
T0には撮像素子の性能保証温度あるいは、性能保証温度にマージンを持たせた値を用いる。
以上の構成により、レンズ開状態においてブロアによる空気吹き付けにより素子の冷却が可能であり、一方レンズバリアが閉状態から開状態に移動する際にレンズ表面に付着した塵をブロアによる空気吹き付けにより除去することが可能となる。
(実施例2)
本発明第2の実施形態について図8、9、10を参照しながら説明する。
図8がレンズバリア202が第1の位置における、本発明の撮像装置を正面側から見た斜視図、図9はレンズバリア202が第2の位置における本発明の撮像装置を正面から見た斜視図である。
本発明第1の実施形態における撮像装置では、ブロア115から噴出する空気を撮像素子104に導く為のダクト156を設けた。しかし、ダクト156を設ける代わりに、図8A,B、9A,Bに示すように筐体220において撮像素子104と対向する位置に吸気口254を設ける。これにより、第2の位置(レンズバリア開状態)において、ダクト156が無い状態においても、撮像素子104にブロア115から空気を吹き付けることが可能であり、撮像素子104を冷却することができる。
しかし第2の位置(レンズバリア閉状態)において、吸気口254がレンズバリア202に隠れず露出する為、外部から塵などが筐体220内部に入り込む恐れがある。そこで、塵等の進入を防ぐ為に吸気口カバー240をレンズバリア202に設けてある。前記吸気口カバー240は第2の位置(レンズバリア閉状態)において、レンズバリア202から出現して吸気口254を塞ぎ、第1の位置(レンズバリア開状態)においては、レンズバリア202内部に収納される構成になっている。
図10に吸気口カバー240を説明する図を示す。
第1の位置(レンズバリア開状態)から第2の位置(レンズバリア閉状態)に移行する場合は、レンズバリア202に設けた第1の突起241が吸気口カバー240のガイドとなり、筐体220に設けてあるベースプレート222で前記吸気口カバー240が止められ、レンズバリア202外部に出現するように構成されている。
一方、第2の位置(レンズバリア閉状態)から第1の位置(レンズバリア開状態)に移行する場合においては、吸気口カバー240は筐体220に設けた第2の突起242が係ることにより、レンズバリア202内部に収納される構成になっている。
以上の構成により、レンズ開状態においてブロアによる空気吹き付けにより素子の冷却が可能であり、一方レンズバリアが閉状態から開状態に移動する際にレンズ表面に付着した塵をブロアによる空気吹き付けにより除去することが可能であり、吸気口から筐体内部へ塵が侵入することを防止できる。
(実施例3)
本発明第3の実施形態について図を参照しながら説明する。
図11が本発明の第3の実施形態を示すブロック図、図12、13が断面図である。
本発明第1の実施形態における撮像装置では、レンズバリア開動作の後電源が入る構成であり、ブロア315から噴出する空気により撮像素子104の冷却を行う。
第3の実施形態においては、電源オンに連動してレンズバリアが開閉する構成を有する撮像装置において、基板351に実装されたIC355を冷却することを目的としている。
図11では前記実施例1との際について述べるが、操作部308からの電源オン等の信号を検知するとシステム制御部307はレンズバリア302開閉動作を行う為、モータドライブ313の制御を行い、前記モータドライブ313は前記システム制御部307の制御に従いモータ312を駆動することで、レンズバリア302の開閉を行う。
図12は、前記撮像レンズ303を隠蔽する第2の位置(レンズバリア閉状態)を示す図であり、図12aは本実施例を側面から見た断面図、図12bは図12aのAA断面である。
図13は、前記撮像レンズ103を露出させる第1の位置(レンズバリア開状態)を示す図であり、図13aは本実施例にを側面から見た断面図、図13bは図13aのBB断面である。
本実施例の撮像装置301は、筐体320で外装を構成されており、撮像レンズ103及び撮像素子304及び電気部品が実装される基板351、及び第1の位置と第2の位置を移動可能に取り付けられたレンズバリア302を有する。前記レンズバリア302は前記筐体320に設けられたスライドガイド343に沿って第1の位置と第2の位置を移動可能であり、レンズバリアモータ312からの動力によりギア341が回転し、レンズバリアアーム342を上下に動かすことにより、レンズバリア302の開閉するようになっている。前記ブロア315は前記レンズバリア302の内部に配設されており、前記ブロア315と基板351を電気的に接続するワイヤ352は前記ブロア315の側面から引き出され、前記筐体320内部に配設された基板351に実装されたコネクタ353と接続される。
ブロア315はレンズバリア302が第2の位置にある場合には、前記撮像レンズ103と対向する位置に移動し、レンズバリア302が第1の位置にある場合には、前記基板351に実装されているIC355と対向する位置に移動するようにレンズバリア302に設けてある。
次に前記ブロア315の動作につき図14に示すフローチャートにより説明する。
S811で電源オン状態を検知すると、S812に移りブロア315から撮像レンズ103に向かって空気を吹き付け、撮像レンズ103に付着した塵を除去する。次にS813に移りレンズバリア308が第2の位置(レンズバリア閉状態)から第1の位置(レンズバリア開状態)へ移動し、S814でレンズバリア308が第1の状態にあることを検知すると、S815に移る。ここで基板351に実装された温度センサー(不図示)の温度情報を読み込み、温度センサ(不図示)が示す温度がT>T0(規定値)か否かをS816で判定し、T>T0の場合はS817へ移る。ブロア315から空気を噴出し、筐体320内部に配設されているIC355を冷却し、S815へ戻り再度温度検知を行う。S816でT>T0を満たさない場合には、S818に移り、ブロア315からの空気の吹き付けを停止し、S815へ戻り再度温度検知を行う。
T0にはIC355の性能保証温度あるいは、性能保証温度にマージンを持たせた値を用いる。
レンズ103に付着した塵を除去する動作は、レンズバリア302が開く前に行っても良く、レンズバリア302が開く動作と同時に行っても良い。
以上の構成により、レンズ開状態においてブロアによる空気吹き付けによりICの冷却が可能であり、一方レンズバリアが閉状態から開状態に移動する際にレンズ表面に付着した塵をブロアによる空気吹き付けにより除去することが可能となる。
101,201,301 撮像装置
102,202,302 レンズバリア
103,303 撮像レンズ
104,304 撮像素子
105,305 カメラ信号処理部
106,306 画像処理部
107,307 システム制御部
108,308 操作部
109,309 信号多重
110,310 画像表示部
111,311 表示映像生成部
112 撮像光学系
114,314 位置検出SW
115,315 ブロア
119 第2の主面
120,220 筐体
122,222 ベースプレート
123 第1のレンズバリア係合体
124 第2のレンズバリア係合体
125 ベースプレートの開口部
126 電源スイッチ兼モード切り替えスイッチ
127 シャッターボタン
128 ズームキー
129 筐体120の前記第1の主面
130 レンズバリア付勢バネ
131 第1のバネ係止部
132 第2のバネ係止部
133 第1のレンズバリアスライドガイド
134 第2のレンズバリアスライドガイド
135 位置検出スイッチ操作部
136 記録媒体収納部
137 バッテリー収納部
140,240 吸気口カバー
141,241 第1の突起
142,242 第2の突起
149,249 排気口
151,351 基板
152,352 ワイヤ
153,353 コネクタ
154,254 吸気口
156 ダクト
157 温度センサ
312 モータ
313 モータドライブ
341 ギア
342 レンズバリアアーム
343 スライドガイド
355 IC

Claims (6)

  1. 撮像レンズと前記撮像レンズの前面を遮蔽する第1の状態と前記撮像レンズの前面を開放する第2の状態とを切換え可能なレンズバリアを備えた撮像装置において、前記レンズバリアに空気の流れを発生させる気流発生手段を設け、前記レンズバリアの第1の状態と第2の状態の少なくともいずれか一方の状態において、前記気流発生手段を駆動させる制御手段を設けたことを特徴とする撮像装置。
  2. 前記レンズバリアの第1の状態ににおいて、空気の流れを発生させる前記気流発生手段の吸気口あるいは排気口が前記撮像レンズに対向する位置に配設され、前記気流発生手段により前記撮像レンズ表面に吸気または排気により空気を吹き付けることを特徴とする請求項1記載の撮像装置。
  3. 前記レンズバリアの第2の状態において、空気の流れを発生させる前記気流発生手段の吸気あるいは排気により前記撮像装置内部に設けられた撮像素子を冷却することを特徴とする請求項1または2に記載の撮像装置。
  4. 前記レンズバリアの第2の状態において、空気の流れを発生させる前記気流発生手段の吸気あるいは排気により、前記撮像装置内部に設けられた基板に実装された素子を冷却することを特徴とする請求項1または2に記載の撮像装置。
  5. 前記レンズバリアの第2の状態において、空気の流れを発生させる前記気流発生手段の吸気口あるいは排気口が前記撮像装置内部に配設された撮像素子に対向する位置に配設することを特徴とする請求項3記載の撮像装置。
  6. 前記気流発生装置がファンあるいはブロアであることを特徴とする請求項1から5のいずれかに記載の撮像装置。
JP2009264943A 2009-11-20 2009-11-20 撮像装置 Pending JP2011109578A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009264943A JP2011109578A (ja) 2009-11-20 2009-11-20 撮像装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009264943A JP2011109578A (ja) 2009-11-20 2009-11-20 撮像装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2011109578A true JP2011109578A (ja) 2011-06-02

Family

ID=44232548

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009264943A Pending JP2011109578A (ja) 2009-11-20 2009-11-20 撮像装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2011109578A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9796359B2 (en) 2012-02-23 2017-10-24 The Raymond Corporation Method and apparatus for removing and preventing lens surface contamination on a vehicle lens
CN115412665A (zh) * 2022-11-02 2022-11-29 山东工程职业技术大学 一种全方位的遥感生态摄像机

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9796359B2 (en) 2012-02-23 2017-10-24 The Raymond Corporation Method and apparatus for removing and preventing lens surface contamination on a vehicle lens
CN115412665A (zh) * 2022-11-02 2022-11-29 山东工程职业技术大学 一种全方位的遥感生态摄像机
CN115412665B (zh) * 2022-11-02 2023-01-31 山东工程职业技术大学 一种全方位的遥感生态摄像机

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7927029B2 (en) Imaging apparatus and open/close device
US8064204B2 (en) Electronic apparatus
JP2009033547A (ja) 電子機器
JP7292888B2 (ja) 撮像装置
JP2012049613A (ja) 撮像装置
JP2009164688A5 (ja)
JP2004208228A (ja) デジタルカメラおよびデジタルカメラ用レンズ鏡筒ユニット
JP2011109578A (ja) 撮像装置
JP2021009008A (ja) 冷蔵庫
US20240074030A1 (en) Electronic apparatus and image pickup apparatus
JP3951299B2 (ja) レンズアダプタ
TW200819814A (en) Lens barrel and image capturing apparatus
JP5262697B2 (ja) 撮像装置
JP4923575B2 (ja) カメラ
JP2007133014A (ja) 撮像装置
US20120154674A1 (en) Image-pickup apparatus
JP2007183418A (ja) 撮像装置
JP2017034314A (ja) カメラの冷却システム
JP2010147753A (ja) 撮像素子の取付構造及び撮像装置
JP2005080195A (ja) カメラ
JP2006106309A (ja) レンズ鏡筒および撮像装置
JP7250543B2 (ja) 撮像装置
JP3825880B2 (ja) ビデオカメラ
JP2011087021A (ja) 撮像装置
JP6789674B2 (ja) 電子機器