JP2011108907A - 実装構造体、光電変換装置、並びに光電変換モジュール - Google Patents

実装構造体、光電変換装置、並びに光電変換モジュール Download PDF

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Abstract

【課題】電気的特性の向上に寄与することが可能な実装構造体、光電変換装置、並びに光電変換モジュールを提供することを目的とする。
【解決手段】実装構造体であって、凸状又は凹状の反り形状の実装面を有する基体と、
前記実装面に設けられ、下面が前記実装面に沿った状態で実装される素子と、を備えたことを特徴とする。
【選択図】図2

Description

本発明は、実装構造体、光電変換装置、並びに光電変換モジュールに関する。
近年、素子を実装した実装構造体の電気的特性を向上させる開発が進められている。例示的な実装構造体としては、光電変換素子を実装したものがある(例えば、特許文献1,2参照)。
特開2001−274301号公報 特開2008−91440号公報
実装構造体の開発において、素子とパッケージとの組み合わせによって、実装構造体の電気的特性を向上させることが求められている。本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、電気的特性の向上に寄与することが可能な実装構造体、光電変換装置、並びに光電変換モジュールを提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の実施の態様に係る実装構造体は、凸状又は凹状の反り形状の実装面を有する基体と、前記実装面に設けられ、下面が前記実装面に沿った状態で実装される素子と、を備えたことを特徴とする。
また、本発明の実施の態様に係る光電変換装置は、前記実装構造体と、前記実装構造体の枠体上に設けられるとともに、前記枠体で囲まれる空間を覆う集光部材とを備えたことを特徴とする。
また、本発明の実施の態様に係る光電変換モジュールは、前記光電変換装置と、前記光電変換装置上に設けられる受光部材とを備えたことを特徴とする。
本発明によれば、電気的特性の向上に寄与することが可能な実装構造体、光電変換装置、並びに光電変換モジュールを提供することができる。
本実施形態に係る光電変換モジュールの概観を示す分解斜視図である。 本実施形態に係る光電変換装置、及び受光部材の断面図である。 本実施形態に係る実装構造体の一部の断面図である。 一変形例に係る実装構造体の一部の断面図である。 一変形例に係る光電変換装置、及び受光部材の断面図である。
以下に添付図面を参照して、本発明にかかる実装構造体、光電変換装置、及び光電変換モジュールの実施形態を説明する。なお、本発明は以下の実施形態に限定されないものとする。
<光電変換モジュールの概略構成>
図1は、本実施形態に係る光電変換モジュールの概観斜視図と、その一部を拡大した分解斜視図である。また、図2は、図1に示す光電変換装置、受光部材の断面図である。
本実施形態に係る光電変換モジュール1は、太陽光を電力に変換する太陽光発電モジュールである。また、本実施形態に係る光電変換装置2は、素子として光を集光する光電変換素子3を含んでいる。かかる光電変換素子3は、例えば太陽光を集光して発電する機能を備えている。
光電変換モジュール1は、複数の光電変換装置2と、光を受光する受光部材4とを含んでいる。受光部材4は、例えばドーム形状のフレネルレンズである。受光部材4は、外部からの光を受光するとともに、受光した光を光電変換装置2に集める機能を備えている。なお、受光部材4は、例えばガラス、プラスチック又は透光性樹脂等からなる。かかる受光部材4は、フレーム部材4aとレンズ部材4bとを含んでおり、レンズ部材4bを取り囲むようにフレーム部材4aにて固定されている。
光電変換装置2は、図2に示すように、実装面Rを有する基体としての基板5と、基板5上に設けられる光電変換素子3と、基板5上に設けられ、光電変換素子3を取り囲む枠体6と、枠体6上に設けられるとともに、枠体6で囲まれる空間SPを覆う集光部材7と、を備えている。
図3は、本実施形態に係る実装構造体の断面図である。実装構造体8は、基板5と、基板5上に設けられる光電変換素子3と、基板5上に設けられ、光電変換素子3を取り囲む枠体6と、を備えている。
基板5は、絶縁性の基板であって、アルミナ、ムライト又は窒化アルミ等のセラミック材料、或いはガラスセラミック材料等から成る。または、これらの材料のうち複数の材料を混合した複合系材料から成る。
基板5の上面が凸となる反り形状の基板である。基板5は、基板5の一端から他端にかけて反った形状となっている。なお、基板5の厚みは、例えば0.1mm以上5mm以下に設定されている。また、図3に示すように、基板5の上面の高さ位置のうち、上面の高さ位置が最も低い位置P1と上面の高さ位置が最も高い位置P2との間の高さの差tは、例えば0.01mm以上1.5mm以下に設定されている。位置P1は、基板5の上面の端部位置である。位置P2は、基板5の上面の最も上方に突出している位置である。
基板5上には、光電変換素子3の下面と接合する部分、枠体6aの下部と接合する部分、および枠体6内外へ導出する部分には、金属層9が形成される。金属層9は、隣接する光電変換装置2と電気的に接続するものである。なお、金属層9は、例えば、タングステン、モリブデン、ニッケル、銅、銀、金、アルミニウム等の金属材料、或いはそれらの合金、複数材料による複数層より構成される導電材料層等からなる。
金属層9上には、光電変換素子3を取り囲む枠体6が設けられている。枠体6は、金属層9上に設けられる第1枠体6aと、第1枠体6a上に設けられる第2枠体6bとを備えている。
第1枠体6aは、金属層9上に設けられる。第1枠体6aは、第2枠体6bの土台となるものである。第1枠体6aは、平面視して基板5上の光電変換素子3の外周を取り囲むように設けられている。なお、第1枠体6aは、アルミナ又はムライト等のセラミック材料、或いはガラスセラミック材料等から成る。または、これらの材料のうち複数の材料を混合した複合系材料から成る。
平面視して第1枠体6aで囲まれる領域であって、金属層9上の実装面Rに、光電変換素子3が実装される。
光電変換素子3は、金属層9上に設けられた、金属層9と電気的に接続される。光電変換素子3の金属層9と対向する下面には、光電変換素子3の下面電極パターンが形成されている。かかる下面電極パターンが、例えば半田を介して金属層9と電気的に接続されている。
また、光電変換素子3の上面には、上面電極パターンが形成されている。かかる上面電極パターンは、例えばワイヤを介して第1枠体6a上に形成される後述する導電路10と電気的に接続される。
光電変換素子3は、例えば、III−V族化合物半導体を含んでいる太陽電池素子である。光電変換素子3は、光起電力効果により、受けた光を即時に電力に変換して出力することができる。例示的な太陽電池素子は、InGaP/GaAs/Ge3接合型セルの構造を有している。インジウムガリウムリン(InGaP)トップセルは、660nm以下の波長領域に含まれる光をエネルギー変換する。ガリウムヒ素(GaAs)ミドルセルは、660nm以上890nm以下の波長領域に含まれる光をエネルギー変換する。ゲルマニウム(Ge)ボトムセルは、890nm以上2000nm以下の波長領域に含まれる光をエネルギー変換する。3つのセルは、トンネル接合を介して直列に接続されている。開放電圧は、3つのセルの起電圧の和である。なお、光電変換素子3の一辺は、例えば3mm以上15mm以下の長さである。また、光電変換素子3は、例えば0.3mm以上5mm以下の厚みである。
光電変換素子3は、基板5の上面に金属層9を介して設けられる。光電変換素子3の下面は、基板5の上面又は金属層9の上面に沿った形状である。つまり、本実施形態では、光電変換素子3は、上方に凸となるように反った形状である。
光電変換素子3は、光電変換素子3を上方に凸となるように反った形状とすることで、光を受ける受光層として機能する光電変換素子3のトップセルの格子定数を、大きくすることができる。そして、光電変換素子3のトップセルとミドルセルの間におけるバンドギャップエネルギーを小さくし、発電に寄与するエネルギー総量を増加させることができる。つまり、光電変換素子3が駆動するときに、光電変換素子3に引っ張り応力が加わるように、基板5を上方に突出するように反った形状とし、その基板5上に光電変換素子3を設け、光電変換素子3を基板5の上面に沿った形状とする。このようにして、光電変換素子3の中央領域から光電変換素子3の外縁領域に向かって、引っ張り応力を加えて、光電変換素子3の中央領域に位置する格子定数の大きさを、光電変換素子3の外縁領域に位置する格子定数の大きさよりも大きくすることができる。なお、光電変換素子3の中央領域は、平面視したときの光電変換素子3の中央部に位置する領域のことであって、光電変換素子3の外縁領域は、中央領域を取り囲む領域のことをいう。
導通路10は、図2に示すように、断面視して第1枠体6aと第2枠体6bとの間に形成されており、枠体6の内外を貫通している。なお、導通路10は、例えば、タングステン、モリブデン、ニッケル、銅、銀、金、アルミニウム等の金属材料、或いはそれらの合金、複数材料による複数層より構成される導電材料層等からなる。
ここで、金属層9は、正極として機能する。また、導電路10は、負極として機能する。そして、光電変換素子3は、金属層9又は導電路10を介して外部に電気を取り出すことができる。
導電路10は、光電変換素子3の上面に形成される上面電極パターンとワイヤを介して電気的に接続される。
また、導電路10は、基板5上から延在される金属層9と異なる方向に延在されている。このように、金属層9と導電路10とが異なる方向に基板5から延在されることで、隣接する光電変換装置2同士において、一方の光電変換装置2の金属層9と他方の光電変換装置2の導電路10とを簡易に接続することができる。
第2枠体6bは、第1枠体6a上に設けられる。第2枠体6bは、集光部材7を支持するものである。第2枠体6bは、平面視して基板5上の光電変換素子3の外周を取り囲むように設けられている。なお、第2枠体6bは、基板5と同様の材料である、アルミナ又はムライト等のセラミック材料、或いはガラスセラミック材料、プラスチック又は金属材料から成る。または、これらの材料のうち複数の材料を混合した複合系材料から成る。
第2枠体6b上には、接着部材11を介して集光部材7が接続される。接着部材11は、例えば、ポリイミド樹脂、アクリル樹脂、エポキシ樹脂、ウレタン樹脂、シアネート樹脂、シリコン樹脂又はビスマレイミドトリアジン樹脂等の熱硬化性樹脂を使用することができる。また、接着部材11は、例えば、ポリエーテルケトン樹脂、ポリエチレンテレフタレート樹脂又はポリフェニレンエーテル樹脂等の熱可塑性樹脂を使用することができる。さらに、接着部材11は、例えば、銀、銅、金、アルミ二ウム又はマグネシウム等からなり、ニッケル、カドミウム又は燐等の添加物を含有させたろう材や、各種半田材を使用することができる。
接着部材11の材料は、第2枠体6bの熱膨張率と集光部材7の熱膨張率との間の大きさの熱膨張率の材料を選択することが好ましい。接着部材11の材料として、このような材料を選択することで、第2枠体6bと集光部材7とが熱膨張するときに、両者の熱膨張率の差に起因して、両者が剥離しようとするのを抑制することができ、両者を良好に繋ぎ止めることができる。
集光部材7は、受光部材4を介して透過した光を集光し、集光した光を光電変換素子3に集中させる機能を備えている。
集光部材7は、光電変換素子3と間を空けて配置されている。集光部材7と光電変換素子3とが空間SPを介して設けられることで、集光部材7の一部が光電変換素子3と接触し、集光部材7又は光電変換素子3が損傷するのを抑制することができる。仮に、光電変換素子3が損傷すると、光電変換素子3の光電変換効率が低減することがあるが、本実施形態によれば、両者が接触しないため、光電変換素子3の光電変換効率が低減するのを抑制することができる。また、仮に、集光部材7が損傷すると、受光部材4から集光部材7を介して光電変換素子3に向かう光が損傷した箇所にて乱反射する虞があるが、本実施形態によれば、両者が接触しないため、光電変換素子3に集光する光の量が低減するのを抑制することができる。
そして、集光部材7は、空間SPを介して光電変換素子3と対向する。集光部材7は、例えば、ガラス、プラスチック又は透光性樹脂等の光透過性の材料からなる。光電変換素子3を枠体6及び集光部材7で取り囲み封止することで、光電変換素子3を取り囲む周囲の空間の気密性を良好に維持することができる。
集光部材7は、光電変換素子3を封止する機能を備えている。つまり、集光部材7で囲まれた空間SP内に位置する光電変換素子3は、基板5、枠体6及び集光部材7で囲まれることで気密封止される。なお、空間SPは、不活性ガスが充填されている。または、好ましくは、空間SPは、大気よりも圧力の低い低圧状態に維持されている。
集光部材7は、上部よりも下部が幅狭に形成されている。集光部材7が上部よりも下部が幅狭に形成されていることで、受光部材4から光電変換装置2に向けて進行する光の屈折角度を調整し、集光部材7の側面から外部に漏れ出る光を低減することができ、集光部材7の下面から光電変換素子3に向けて多くの光を放出することができる。その結果、光電変換素子3に多くの光を当てることができ、光電変換効率を向上させることができる。
また、平面視して光電変換素子3と集光部材7とは、重なるように配置されている。光電変換素子3と集光部材7とが重なる領域を大きくすることで、集光部材7を介して光電変換素子3に集光される光の量を多くすることができる。その結果、光電変換素子3の光電変換効率を向上させることができる。
光電変換装置2は、ベース基板12に接続されている。ベース基板12は、光電変換装置2により発生する熱を外部に放熱する機能を備えている。光電変換装置2は、光電変換素子3部分にて電気変換が行われなかった光が、熱に変換され、発熱し、太陽電池の温度上昇を招き、太陽電池の変換効率の低下を招くこととなる。そのため、ベース基板12は、光電変換装置2と熱抵抗少なく接続されており、光電変換装置2から伝わる熱を吸収して外部に放熱する。なお、ベース基板12は、例えばアルミ二ウム、銅又はモリブデン等の放熱機能を備えた金属材料からなる。
ベース基板12の上面は、基板5の下面に沿った面接触が可能な形状に形成されており、基板5からベース基板12に効率良く熱を伝えることができる。
上述したように、本実施形態によれば、素子としての光電変換素子3に対して引っ張り応力が加わる状態を維持するように、基板5及び光電変換素子3の形状を決定することで、光電変換素子3の電気的特性を向上させることが出来る。
なお、本発明は上述の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々の変更、改良等が可能である。
上述した実施形態では、図3に示すように、基板5は、上面が凸となるように反った形状であるが、これに限られない。例えば、図4に示すように、素子3の電気的特性を向上させることができるのであれば、基板5の上面が凹となるように基板5が反った形状であってもよい。
また、上述した実施形態では、素子を光電変換素子としたが、これに限られない。素子は、例えば、発光ダイオードであって、半導体を用いたpn接合中の電子と正孔が再結合することによって、外部に向かって光を放出するものであってもよい。素子の形状を強制的に変化した状態に維持することで、pn層間のバンドギャップを小さくし、発光に寄与するエネルギー総量を増加させることができる。
また、上述した実施形態では、第1枠体6aと第2枠体6bとの間にメタライズした導電路10を形成していたが、これに限られない。図5に示すように、第1枠体6aと第2枠体6bとの間に、金属板13を設けても良い。金属板13は、枠体6の内外を電気的に接続するものであって、例えば、タングステン、モリブデン、ニッケル、銅、銀、金、アルミニウム等の金属材料、或いはそれらの合金、複数材料による複数層より構成される導電材料層等からなる。
<実装構造体の製造方法>
ここで、図1に示す光電変換モジュール1、及び図2に示す光電変換装置、並びに光電変換モジュールの製造方法について説明する。
ここで、実装構造体の製造方法を説明する。
先ず、基板5を準備する。基板5が、例えば酸化アルミニウム質焼結体から成る場合、酸化アルミニウム、酸化珪素、酸化マグネシウム及び酸化カルシウム等の原料粉末に、有機バインダー、可塑剤、および溶剤等を添加混合して得た混合物よりグリーンシートを成型する。
また、タングステン又はモリブデン等の高融点金属粉末を準備し、この粉末に有機バインダー、可塑剤又は溶剤等を添加混合して金属ペーストを得る。
そして、グリーンシートの状態の基板5の上面に対して、例えばスクリーン印刷法を用いて、金属ペーストを塗って金属層9を形成する。
次に、第1枠体6aを準備する。基板5と同様に、第1枠体6a用のグリーンシートを成形する。なお、第1枠体用6a用のグリーンシートには、光電変換素子3を実装するための貫通孔が形成されている。
そして、第1枠体用6aの上面に対して、例えばスクリーン印刷法を用いて、金属ペーストを塗って導電路10を形成する。
次に、第2枠体6bを準備する。第2枠体6bは、集光部材7の熱膨張係数と第1枠体6aの熱膨張係数の間の熱膨張係数となる材料を用いる。そして、当該材料を第2枠体6bの金属性型枠内に充填して乾燥させた後、焼結前の第2枠体6bを取り出し、第2枠体6bの集光部材7との接合部に金属層を形成する。
次に、準備した焼結前の基板5、第1枠体6a及び第2枠体6bを接続させた状態で、約1600度の温度で焼成する。そして、基板5及び枠体6を一体焼結する。
次に、基板5及び枠体6で囲まれる領域であって、金属層9上に光電変換素子3を実装する。光電変換素子3は、基板5の上面に沿った形状となるように、接合材が溶融する温度にて素子マウント用熱板上にて、基板5上に素子を押圧しながら固定し、接合材が固化するまで押圧した状態にて冷却する。そして、金属層9と光電変換素子3の下面とを電気的に接続する。また、第1枠体6a上の導電路10から、光電変換素子3の上面に対して、ボンディングワイヤを介して電気的に接続する。
また、集光部材7を準備する。集光部材7は、集光部材7の型枠にガラス材料を充填し、冷却した後に第2枠体6bの接合部に金属層を形成することで作製することができる。
そして、第2枠体6bの接合部の金属層と集光部材7の接合部の金属層とを半田を介して固着する。このようにして、光電変換装置2を作製することができる。
次に、光電変換モジュール1の作製方法について説明する。ベース基板12を準備する。そして、光電変換装置2をベース基板12に固定する。そして、受光部材4を光電変換装置2上に設けることで、光電変換モジュール1を作製することができる。
1 光電変換モジュール
2 光電変換装置
3 光電変換素子
4 受光部材
4a フレーム部材
4b レンズ部材
5 基板
6 枠体
6a 第1枠体
6b 第2枠体
7 集光部材
8 実装構造体
9 金属層
10 導電路
11 接着部材
12 ベース基板
13 金属板
R 実装面
SP 空間

Claims (6)

  1. 凸状又は凹状の反り形状の実装面を有する基体と、
    前記実装面に設けられ、下面が前記実装面に沿った状態で実装される素子と、を備えたことを特徴とする実装構造体。
  2. 請求項1に記載の実装構造体であって、
    前記基体の上面に設けられ、前記素子を取り囲む枠体を更に備えたことを特徴とする実装構造体。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の実装構造体であって、
    前記基体に設けた前記素子には、引っ張り応力が加わっていることを特徴とする実装構造体。
  4. 請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の実装構造体であって、
    前記素子は、光電変換素子であることを特徴とする実装構造体。
  5. 請求項2乃至請求項4のいずれかに記載の実装構造体と、
    前記実装構造体の枠体上に設けられるとともに、前記枠体で囲まれる空間を覆う集光部材とを備えたことを特徴とする光電変換装置。
  6. 請求項5に記載の光電変換装置と、前記光電変換装置上に設けられる受光部材とを備えたことを特徴とする光電変換モジュール。
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