JP2011103351A - 光電変換装置、並びに光電変換モジュール - Google Patents

光電変換装置、並びに光電変換モジュール Download PDF

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Abstract

【課題】光電変換効率の向上に寄与することが可能な光電変換装置、並びに光電変換モジュールを提供することを目的とする。
【解決手段】光電変換装置であって、基板と、基板上に設けられる多角形状の素子と、前記基板上に設けられ、平面視したときに前記素子と間を空けて前記素子を取り囲む枠体と、前記枠体に接合されるとともに、前記枠体で囲まれる空間を覆う集光部材と、を備え、前記集光部材は、下部の外縁形状が前記素子の外縁形状の相似形であるとともに、上部が下方から上方に向かって幅広の逆円錐台状であって、平面透視したときに前記集光部材と前記素子とが重なることを特徴とする。
【選択図】図2

Description

本発明は、光電変換装置、並びにその光電変換装置を用いる光電変換モジュールに関する。
近年、光電変換素子を有する光電変換装置の開発が進められている。例示的な光電変換装置としては、太陽エネルギーを電力に変換する太陽電池装置がある。特に、発電効率の向上を目的として、集光型の太陽電池装置の開発が進められている。光電変換装置は、光エネルギーを電力エネルギーに変換する光電変換素子を有している(例えば、特許文献1参照)。
特開2009−117795号公報
光電変換装置の開発において、光電変換装置の光電変換効率を向上させることが求められている。本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、光電変換効率の向上に寄与することが可能な光電変換装置、並びに光電変換モジュールを提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の実施の態様に係る光電変換装置は、基板と、基板上に設けられる多角形状の素子と、前記基板上に設けられ、平面視したときに前記素子と間を空けて前記素子を取り囲む枠体と、前記枠体に接合されるとともに、前記枠体で囲まれる空間を覆う集光部材と、を備え、前記集光部材は、下部の外縁形状が前記素子の外縁形状の相似形であるとともに、上部が下方から上方に向かって幅広の逆円錐台状であって、平面透視したときに前記集光部材と前記素子とが重なることを特徴とする。
また、本発明の実施の態様に係る光電変換モジュールは、前記光電変換装置と、前記光電変換装置上に設けられる受光部材と、を備えたことを特徴とする。
本発明によれば、光電変換効率の向上に寄与することが可能な光電変換装置、並びに光電変換モジュールを提供することができる。
本実施形態に係る光電変換モジュールの概観を示す分解斜視図である。 本実施形態に係る光電変換装置の概観斜視図である。 本実施形態に係る光電変換装置の一部の分解斜視図である。 本実施形態に係る光電変換装置の断面図である。 本実施形態に係る集光部材と素子との関係を示す概観斜視図である。 一変形例に係る集光部材と素子との関係を示す概観斜視図である。 一変形例に係る集光部材と素子との関係を示す概観斜視図である。 一変形例に係る光電変換装置の断面図である。 一変形例に係る光電変換装置の断面図である。
以下に添付図面を参照して、本発明にかかる光電変換装置、並びに光電変換モジュールの実施形態を説明する。なお、本発明は以下の実施形態に限定されないものとする。
<光電変換モジュールの概略構成>
図1は、本実施形態に係る光電変換モジュールの概観斜視図と、その一部を拡大した分解斜視図である。また、図2は、図1に示す光電変換装置の概観斜視図である。また、図3は、集光部材を取り除いた光電変換装置であって、光電変換装置の内部を示す概観斜視図である。また、図4は、光電変換装置の断面図である。
本実施形態に係る光電変換モジュール1は、太陽光を電力に変換する太陽光発電モジュールである。また、本実施形態に係る光電変換装置2は、素子として、光を集光する光電変換素子3を含んでいる。かかる光電変換素子3は、例えば太陽光を集光して発電する機能を備えている。
光電変換モジュール1は、光電変換装置2上に設けられ、光を受光する受光部材4を含んでいる。受光部材4は、外部からの光を受光するとともに、受光した光を光電変換装置2に集める機能を備えている。
受光部材4は、光を受光するレンズ部材4aと、レンズ部材4aを支持するフレーム部材4bとを含んで構成されている。フレーム部材4bは、レンズ部材4aを取り囲むようにして、レンズ部材4aを支持している。なお、受光部材4は、例えばガラス、プラスチック又は透光性樹脂等の透光性材料からなる。
光電変換装置2は、基板5と、基板5上に設けられる多角形状の光電変換素子3と、基板5上に設けられ、平面視したときに光電変換素子3と間を空けて光電変換素子3を取り囲む枠体6と、枠体6に接合されるとともに、枠体6で囲まれる空間SPを覆う集光部材7と、を含んでいる。
基板5には、段差が形成されている。その段差の高さ位置が高い方の面に、第1主面領域S1が形成されている。また、段差の高さ位置が低い方の面に、第2主面領域S2が形成されている。基板5は、導電性の基板であって、例えば、銅、銀、金、鉄、アルミニウム、ニッケル、コバルト又はクロム等の金属材料、或いはそれらの合金からなる。また、基板5は、熱電導性の優れた材料からなり、基板5の熱伝導率は、例えば30W/m・K以上500W/m・K以下に設定されている。なお、基板5の熱膨張率は、例えば5×10−6/℃以上25×10−6/℃以下に設定されている。
光電変換素子3は、第1主面領域S1上に設けられ、基板5と接続される。そして、光電変換素子3と基板5とが電気的に接続される。
光電変換素子3は、例えば、III−V族化合物半導体を含んでいる太陽電池素子である。光電変換素子3は、光起電力効果により、受けた光を即時に電力に変換して出力することができる。例示的な太陽電池素子は、InGaP/GaAs/Ge3接合型セルの構造を有している。インジウムガリウムリントップセルは、660nm以下の波長領域に含まれる光をエネルギー変換する。ガリウムヒ素ミドルセルは、660nmから890nmまでの波長領域に含まれる光をエネルギー変換する。ゲルマニウムボトムセルは、890nmから2000nmまでの波長領域に含まれる光をエネルギー変換する。3つのセルは、トンネル接合を介して直列に接続されている。開放電圧は、3つのセルの起電圧の和である。なお、光電変換素子3の一辺は、例えば3mm以上15mm以下の長さである。また、光電変換素子3は、例えば0.3mm以上5mm以下の厚みである。
基板5の第1主面S1と対向する光電変換素子3の下面には、光電変換素子3の下面電極パターンが形成されている。かかる下面電極パターンが、例えば半田を介して基板5と電気的に接続されている。
基板5の第2主面領域S2上には、枠体6が形成される。枠体6は、絶縁性の材料からなり、例えば、酸化アルミニウム質焼結体、ムライト質焼結体、炭化珪素質焼結体、窒化アルミニウム質焼結体、窒化珪素質焼結体又はガラスセラミック等のセラミックス、或いは、これらの材料のうち複数の材料を混合した複合系材料から成る。なお、枠体6の熱膨張率は、例えば4×10−6/℃以上10×10−6/℃以下に設定されている。なお、枠体6は、基板5上に形成され、土台として機能する第1枠体6aと、第1枠体6a上に形成され、集光部材7を支持する第2枠体6bと、を含んでいる。
第1枠体6aは、第1主面域S1を取り囲むように、基板5の第2主面領域S2上に形成される。そして、第1枠体6a上には、導電層8が形成されている。導電層8上には、断面視して導電層8を跨ぐようにして、第2枠体6bが形成されている。なお、導電層8は、例えば、銅、銀、金、鉄、アルミニウム、ニッケル、コバルト又はクロム等の金属材料、或いはそれらの合金からなる。
また、光電変換素子3の上面に形成される上面電極パターンが形成されている。かかる上面電極パターンは、例えばワイヤを介して、第2枠体6bで囲まれる導電層8と電気的に接続される。そして、平面視したとき、導電層8は、第2枠体6b内外に延在されているため、第2枠体6bで囲まれる領域から第2枠体6bで囲まれない領域に向けて電気を取り出すことができる。
ここで、基板5は、正極として機能する。また、導電層8は、負極として機能する。そして、光電変換素子3は、基板5及び導電層8と電気的に接続されており、基板5又は導電層8を介して外部に電気を取り出すことができる。
基板5は、第1主面領域S1の高さ位置が第2主面領域S2の高さ位置よりも高く設定されている。そのため、基板5と導電層8との間に流れる電流が、第2主面領域S2よりも高さ位置が高い第1主面領域S1を介して流れる。そして、光電変換素子3の下面と第1主面領域S1との間で電流が流れるため、電流の経路が基板5と導電層8との間で短く設定される。その結果、光電変換素子3で発電した電力のロスを低減した上で、電力を外部に取り出すことができる。
また、導電層8上であって、第2枠体6bで囲まれない領域には、外部と電気的に接続する導電板10が形成されている。導電板10は、光電変換素子3で発電した電力を外部に取り出すためのものである。なお、導電板10は、例えば、銅、銀、金、鉄、アルミニウム、ニッケル、コバルト又はクロム等の金属材料、或いはそれらの合金からなる。
第1主面領域S1と第2主面領域S2の間に位置する基板5の側面と、第1枠体6aとの間には、空隙A1が設けられている。枠体6の下面の一部と基板5の第2主面領域S2とが接続される。なお、空隙A1の長さは、例えば0.1mm以上3mm以下に設定されている。
基板5と枠体6とは、熱膨張率が異なり、基板5の熱膨張率が枠体6の熱膨張率よりも大きいため、例えば光電変換素子3の発する熱によって、基板5が熱膨張することがある。仮に、第1主面領域S1と第2主面領域S2の間に位置する基板5の側面と、枠体6の内壁面とが接しているとすると、基板5の熱膨張に起因して、基板5が枠体6の内壁面に応力を加え、枠体6にクラックが発生することがある。本実施形態によれば、第1主面領域S1と第2主面領域S2の間に位置する基板5の側面と、枠体6との間に空隙A1を設けることで、基板5が熱膨張を起こしても枠体6と当接しにくいため、枠体6にクラックが発生するのを抑制することができる。
また、第2枠体6bの上部には、集光部材7を支持する支持部6cが形成されている。支持部6cは、第2枠体6bの上面から第2枠体6bの内壁面にかけて傾斜している。
集光部材7は、空間SPを覆うように、第2枠体6bの支持部6cに接続される。そして、空間SP内に位置する光電変換素子3は、基板5、枠体6及び集光部材7にて囲まれることで気密封止される。また、集光部材7は、第2枠体6bの支持部6cに対して、例えば半田、樹脂又はガラス等の接着部材9を介して固着される。
図5は、集光部材7と光電変換素子3との位置関係を示す概観斜視図である。また、図5の屈折した矢印LCは、上方から下方に向かって反射しながら進行する光の行路を示している。
集光部材7は、図5に示すように、受光部材4を介して透過した光を集光し、集光した光を光電変換素子3に集中させる機能を備えている。なお、集光部材7は、例えばガラス、プラスチック又は透光性樹脂等からなる。
集光部材7は、下部7aの外縁形状が光電変換素子3の外縁形状の相似形であるとともに、上部7bが下方から上方に向かって幅広の逆円錐台状であって、平面透視したときに集光部材7と光電変換素子3とが重なるように設定されている。集光部材7の上部7bの横断面は、上方から下方に向かうにつれて、円状から多角柱状に変形している。
集光部材7の下部7aは、多角柱状であって、平面透視したときに光電変換素子3と合わせる形状に設定されている。また、集光部材7の上部7bは、逆円錐台状に形成されている。そのため、受光部材4を介して集光部材7に集まる光は、まず、集光部材7の上部7bに進入する。そして、図5に示すように、集光部材7の上部7bに進入した光は、横断面が円状の上部7b内おいて下部7aに向かって収束する。このとき、仮に、上部の横断面が矩形状等の角がある形状の場合、集光部材7内から外部に向かって漏れ出る光が発生しやすくなるが、上部の横断面を円状とすることで、集光部材7内から外部に向かって漏れ出る光を低減することができる。
集光部材7の下部7aに収束した光は、下部7aの下面全面から放射されるため、平面視したときに集光部材7の下部7aの外周内に光電変換素子3を配置することで、下部7aから放射される光によって、光電変換素子3の上面全面を照らすことができる。
また、光電変換素子3は、平面透視したときに集光部材7の下部7aの外周内に配置させるとともに、平面透視したときに光電変換素子3と集光部材7の下部7aとが合致することが好ましい。両者を合致するように配置することで、集光部材7の下部7aから放射される光を効率良く光電変換素子3に照射することができ、光電変換素子3の光電変換効率を良好にすることができる。つまり、光電変換素子3の受光面の形状に合わせて、集光部材7の下部7aの形状と配置場所を決定することで、光電変換素子3の光電変換効率を優れたものにすることができる。
さらに、集光部材7から光電変換素子3に進行する光は、光電変換素子3の受光面に多く照射されるため、光電変換素子3の周辺に余分な熱の発生を抑制することができ、基板5の放熱特性を良好に維持することができる。
また、集光部材7と支持部6cとの接合箇所は、集光部材7の上部7bの側面である。集光部材7の上部7bは、横断面が円状であるため、支持部6cから集光部材7に加わる応力集中を分散することができ、集光部材7の上部7bに対して支持部6cから局所的に応力が集中するのを緩和することができる。その結果、集光部材7が破損するのを効果的に抑制することができる。
本実施形態によれば、集光部材7について、平面透視したときに下部7aの外縁形状が光電変換素子3の外縁形状の相似形であるとともに、上部7bが下方から上方に向かって幅広の逆円錐台状であって、平面透視したときに集光部材7と光電変換素子3とが重なることによって、集光部材7内を進行する光を外部に漏れ出るのを抑制するとともに、集光部材7の下端から光電変換素子3に向かって進行する光を、効率良く光電変換素子3に照射することができ、光電変換効率を効果的に向上させることができる。
また、光電変換素子3の周囲を照らす光の量を少なくすることができ、基板5が必要以上に高温になるのを抑制することができ、光電変換素子3の電気特性が大きく変化するのを抑制することができ、光電変換素子3の光起電力効果を向上させることができる。
なお、本発明は上述の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々の変更、改良等が可能である。上述した実施形態によれば、光電変換素子3の外縁が矩形状の場合、集光部材7の下部7aを矩形柱状に形成したが、これに限られない。光電変換素子3の外縁形状と集光部材7の下部7aの外縁形状が相似の関係であれば、例えば、図6に示すように、光電変換素子3の外縁形状を六角形とし、集光部材7の下部7aの外縁形状を六角形に形成してもよい。また、集光部材7の下部7aの外縁形状と光電変換素子3の外縁形状は相似の関係にあれば、図7に示すように、平面透視したときに集光部材7の下部7aの外周内に位置するように、光電変換素子3を配置してもよい。
<光電変換モジュールの製造方法>
ここで、図1又は図2を用いて、図1に示す光電変換モジュール1及び図2に示す光電変換装置2の製造方法を説明する。
まず、基板5、第1枠体6a及び第2枠体6bを準備する。基板5は、鋳型に放熱性の優れた材料を流しこみ、流した材料を固めて鋳型から取り出すことで作製することができる。基板5は、光電変換素子3から伝わる熱を吸収して外部に放熱しやすくするために、例えばアルミニウム、銅又はモリブデン等の放熱機能を備えた金属材料からなる。
枠体6は、第1枠体6aと、第2枠体6bとを貼り合わせて作製することができる。第1枠体6aは、例えば酸化アルミニウム質焼結体から成る場合、酸化アルミニウム、酸化珪素、酸化マグネシウム及び酸化カルシウム等の原料粉末に、有機バインダー、可塑剤又は溶剤等を添加混合して混合物を得る。
そして、第1枠体6aの型枠内に、混合物を充填して乾燥させた後、焼結前の基板上部6を取り出す。
また、タングステン又はモリブデン等の高融点金属粉末を準備し、この粉末に有機バインダー、可塑剤又は溶剤等を添加混合して金属ペーストを得る。
そして、取り出した焼結前の第1枠体6aの上面に対して、例えばスクリーン印刷法を用いて、金属ペーストを塗って導電層8を形成する。さらに、焼結前の第1枠体6aを焼成して、第1枠体6aを作製することができる。
また、第2枠体6bは、第1枠体6aの作製方法と同様の方法を用いて、焼結前の支持部6cを有する第2枠体6bを作製することができる。そして、取り出した焼結前の第2枠体6bの支持部6cの表面であって、集光部材7と貼り合わせる箇所に対して、例えばスクリーン印刷法を用いて、金属ペーストを塗って集光部材7を接合するためのメタライズ層を形成する。さらに、第2枠体6bの下面に対しても、メタライズ層を形成する。そして、焼結前の第2枠体6bを焼成して、第2枠体6bを作製することができる。
次に、集光部材7を準備する。集光部材7は、例えば、モールド成形技術によって作製することができる。具体的には、集光部材7の金型内に、ホウ珪酸ガラスを投入し、加熱、プレスして成形する。さらに、当該成形品を冷却して金型から成形品を取り出すことで、集光部材7を作製することができる。なお、集光部材7の金型を任意の形状に設定することで、所望の集光部材7を作製することができる。
次に、第2枠体6bの下面に形成したメタライズ層にろう材を介して、第1枠体6aの上面と貼り合わせて、両台を固着させることによって、枠体6を準備することができる。
そして、準備した基板5の第2主面S2上に枠体6を半田を介して接合する。
さらに、基板5の第1主面S1上に対して、光電変換素子3を実装する。さらに、光電変換素子3の上面から第2枠体9で囲まれる導電層上8に対して、ボンディングワイヤを介して両者を電気的に接続する。
また、第2枠体9外に位置する導電層8上に対して、導電板10を例えば半田等を介して接合する。
次に、第2枠体6b上に例えば半田等の接着部材9を介して集光部材7を接合する。そして、光電変換素子3を第1枠体6a、第2枠体6b及び集光部材7によって封止することができる。このようにして、光電変換装置2を同時に作製することができる。
光電変換装置2上に受光部材4を設けることで、光電変換モジュール1を作製することができる。
<変形例1>
本発明は上述の実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々の変更、改良等が可能である。以下、本実施形態の変形例について説明する。なお、本実施形態の変形例に係る光電変換モジュール及び光電変換装置のうち、本実施形態に係る光電変換モジュール1及び光電変換装置2と同様な部分については、同一の符号を付して適宜説明を省略する。
上記実施形態では、集光部材7の下部7aは、平面透視して上部7bの下端の領域と合わさる大きさに設定されているが、これに限られない。例えば、図8に示すように、集光部材7の下部7ayを、断面視したときに枠体6の内壁面に向かって突出するように形成してもよい。
また、枠体6の内壁面は、枠体6に集光部材7を接合した状態で、集光部材7の下部7ayの側面と対向する対向面なるように形成されている。そのため、枠体6に集光部材7を接合する際に、両者の位置合わせをするのに、枠体6の内壁面と集光部材7の下部7ayの側面との間の距離を調整することで、容易にアライメントすることができる。その結果、枠体6に対する集光部材7の位置関係を所望の状態にすることができ、集光部材7の集光効率7を良好にすることができる。
<変形例2>
上記実施形態では、集光部材7の下部の光電変換素子3と対向する下面は、光電変換素子3の上面と対向する平面状に形成されていたが、これに限られない。例えば、図9に示すように、集光部材7の下部7azの光電変換素子3と対向する下面は、光電変換素子3に向かって突出する凸曲面に形成されていてもよい。
集光部材7の下部7azの下面を凸曲面とすることで、集光部材7の上部7bから下部7azに進行する光、集光部材7の下面の凸状の出射面に集光させることができ、その出射面から集光した光を、光電変換素子3に向かって進行させることができる。その結果、光電変換素子3の光電変換効率を効果的に向上させることができる。
1 光電変換モジュール
2 光電変換装置
3 光電変換素子
4 受光部材
4a レンズ部材
4b フレーム部材
5 基板
6 枠体
6a 第1枠体
6b 第2枠体
6c 支持部
7 集光部材
7a 下部
7b 上部
8 導電層
9 接着部材
10 導電板
SP 空間
S1 第1主面領域
S2 第2主面領域
A1 空隙

Claims (5)

  1. 基板と、
    基板上に設けられる多角形状の素子と、
    前記基板上に設けられ、平面視したときに前記素子と間を空けて前記素子を取り囲む枠体と、
    前記枠体に接合されるとともに、前記枠体で囲まれる空間を覆う集光部材と、を備え、
    前記集光部材は、下部の外縁形状が前記素子の外縁形状の相似形であるとともに、上部が下方から上方に向かって幅広の逆円錐台状であって、平面透視したときに前記集光部材と前記素子とが重なることを特徴とする光電変換装置。
  2. 請求項1に記載の発光装置であって、
    前記素子は、平面透視したときに前記集光部材の下部の外周内に位置することを特徴とする光電変換装置。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の発光装置であって、
    前記集光部材の下部の側面は、断面視したときに前記枠体の内壁面に向かって突出していることを特徴とする光電変換装置。
  4. 請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の発光装置であって、
    前記集光部材の下部の前記素子と対向する下面は、前記素子に向かって突出する凸曲面であることを特徴とする光電変換装置。
  5. 請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の光電変換装置と、
    前記光電変換装置上に設けられる受光部材と、を備えたことを特徴とする光電変換モジュール。



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