JP2011108804A - ケーブル接続構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】複数の接続部を持つ通信装置のケーブル工事の際の作業性を向上させ、該通信装置を小型化できるとともに、ケーブルに揺れが生じたときにも隙間ができにくく防水性の高いケーブル接続構造を提供することを目的とする。
【解決手段】本発明に係るケーブル接続構造50は、通信装置3に接続される外線ケーブル11を外部に引き出し、外線ケーブル11と通信装置3との接続部21を覆う野外筐体と、外線ケーブル11の、野外筐体から引き出される部分に巻きつける渦巻き型弾性体パッキン5と、野外筐体の、外線ケーブル11が引き出される部分で、渦巻き型弾性体パッキン5を外線ケーブル11に押し付ける押圧パッキンと、を備える。
【選択図】図2

Description

本発明は、通信機器とケーブルとを接続するケーブル接続構造に関する。
図1は、屋外装置である通信装置3のコネクタ26に外線ケーブル11の野外コネクタ25を接続する接続手順を説明する図である。また、図2は、コネクタ26と野外コネクタ25との接続部分の防水性を確保するため、防水テープ12を野外コネクタ25に巻きつける防水テープ巻きつけ手順を説明する図である。ケーブルの接続部分の防水性を確保する技術として特許文献1〜4が知られている。
特許文献1のワイヤハーネスの防水装置は、筐体の開口部において、容器部に取り付けられたゴム部材と、蓋部に取り付けられたスポンジ部材を備える。ゴム部材とスポンジ部材とにより、ワイヤハーネスを挟み込むことで、ワイヤハーネス取り出し口を防水する。
特許文献2のケーブル導入部封止部材は、周方向の一部に割りが入った硬質エラストマ
製の環状ブロックと、環状ブロックの内周面、外周面および割りの対向面に一体に形成された軟質エラストマ製のシール層とからなる。シール層は環状ブロックの割りの中を通って外周面から内周面に達するスリットを有する。このケーブル導入部封止部材は、ケーブル外周に簡単に装着することができる。
特許文献3の筐体の外線導入部構造は、筐体の開口部に突設されたケース内に重ね合わされた状態で配設された開口部を塞ぐ二枚一対の板状部材で、側縁がケースに形成した溝に係合して、交叉して対向方向に移動自在に支持された第一及び第二プレートと、第一、第二プレートの各対向側端部に、互いに対向する半円形状に形成され、第一、第二プレートの移動にともなって開口部を開閉する一対の切り欠き部と、この切り欠き部の各縁部に沿って配設され、重ね合わされた状態で互いに摺接する一対の中空パッキンと、第一及び第二プレートを、常に対向方向に付勢するスプリングばねとを備え、切り欠き部が構成する孔から、外線が筐体内に挿抜される構成である。この外線導入部構造は、屋外設置筐体等における外線導入部の防水を簡易かつ確実、安全に達成するとともに、あらゆる種類や大きさの外線にも適用できる。
特許文献4のケーブル接続用クロージャは、ケーブル接続部を覆って収容する複数のスリーブ片に分割可能なスリーブと、ケーブル貫通穴を有しかつ前記スリーブの軸方向両端の開口部に嵌合する一対の端面板と、前記スリーブ内においてケーブルを把持する一対の把持金物と、を具備する。前記端面板は、剛性の高い材料から形成される。前記把持金物は、複数の把持具片に分割可能な筒状の把持具と、この把持具の周方向に適宜間隔をおいて配置され、前記把持具の半径方向に移動可能で、かつその先端に設けた押え板が前記ケーブルに当接可能な複数の押圧ネジ部材と、から構成される。さらに前記スリーブ片の接合面間、前記ケーブル貫通穴とケーブルとの間および前記端面板と前記スリーブの開口部との間に、ゴム等の弾性材からなるシール材を介在させて構成している。このケーブル接続用クロージャは、前記ケーブル接続部を気密状態に保持し、かつ前記ケーブル接続部に外力が作用しないように保護している。
特開2009−032892号公報 特開平09−023560号公報 特開平10−270869号公報 特公平06−067098号公報
通常、通信装置3のコネクタ26は製造メーカ毎に異なり、通信装置3の製造メーカ毎に対応した屋外コネクタ25を現地で外線ケーブル11端に取り付けるというケーブル工事の必要がある。通信装置3は、鉄塔上など設置環境が特殊であるうえ、屋外コネクタ25自体が大きく、また防水性を満足させるため締付トルクなどの制約事項も多く、このようなケーブル工事は作業性が悪く、作業工数がかかり効率的ではなかった。
さらに、防水テープ巻き付け手順において防水テープ12を野外コネクタ25に巻きつけるため、コネクタ26の間隔を設ける必要があり、そのコネクタピッチが制約事項となり通信装置3を小型化することができなかった。
特許文献1から4の技術にも次のような問題点があった。
特許文献1のワイヤハーネスの防水装置は、自動車のエンジンルーム内にあるコントロールユニットに直接ワイヤハーネスを接続する場合の防水装置であり、前述のようなケーブル工事の作業性を改善することはできないという問題点があった。
特許文献2のケーブル導入部封止部材は、ケーブルに揺れが生じたときに隙間ができやすいという問題があった。
特許文献3の筐体の外線導入部構造も、ケーブルに揺れが生じたときに隙間ができやすいという問題があった。
特許文献4のケーブル接続用クロージャは、1対のケーブルの接続部に適用されるもので、複数の接続部を持つ通信装置には適用できないというという問題点があった。
そこで、本発明は、上述した課題である複数の接続部を持つ通信装置のケーブル工事の際の作業性を向上させ、該通信装置を小型化できるとともに、ケーブルに揺れが生じたときにも隙間ができにくく防水性の高いケーブル接続構造を提供することを目的とする。
本発明に係るケーブル接続構造は、通信装置に接続される外線ケーブルを外部に引き出し、前記外線ケーブルと前記通信装置との接続部を覆う野外筐体と、前記外線ケーブルの、前記野外筐体から引き出される部分に巻きつける渦巻き型弾性体パッキンと、前記野外筐体の、前記外線ケーブルが引き出される部分で、前記渦巻き型弾性体パッキンを前記外線ケーブルに押し付ける押圧パッキンと、を備える。
本発明に係る通信ユニットは、外線ケーブルが接続される接続部と、前記外線ケーブルを外部に引き出し、前記接続部を覆う野外筐体と、前記外線ケーブルの、前記野外筐体から引き出される部分に巻きつける渦巻き型弾性体パッキンと、前記野外筐体の、前記外線ケーブルが引き出される部分で、前記渦巻き型弾性体パッキンを前記外線ケーブルに押し付ける押圧パッキンと、を備える。
本発明に係るケーブル接続方法は、通信装置の接続部に外線ケーブルを接続し、前記通信装置の接続部を覆う野外筐体から前記外線ケーブルを引き出すときに、前記外線ケーブルの、前記野外筐体から引き出される部分に渦巻き型弾性体パッキンを巻きつけ、さらに、前記野外筐体の、前記外線ケーブルが引き出される部分で、前記渦巻き型弾性体パッキンを押圧パッキンで前記外線ケーブルに押し付けるパッキン取付手順を行うことを特徴とする。
本発明は、複数の接続部を持つ通信装置のケーブル工事の際の作業性を向上させ、該通信装置を小型化できるとともに、ケーブルに揺れが生じたときにも隙間ができにくく防水性の高いケーブル接続構造を提供することができる。
通信装置のコネクタに外線ケーブル11の野外コネクタを接続する接続手順を説明する図である。 防水テープを野外コネクタに巻きつける防水テープ巻きつけ手順を説明する図である。 本発明に係る通信ユニットの斜視図である。 本発明に係るケーブル接続構造内部を説明する組立図である。 渦巻き型弾性体パッキンを説明する斜視図である。 ケーブルボックスにボックスパッキン及び合わせ目パッキンを取り付ける手順を説明する図である。 ボックスパッキン及び合わせ目パッキンを取り付けたケーブルボックスを説明する図である。(a)は、ケーブルボックスの斜視図であり、(b)は、ボックスパッキンの部分を拡大した図である。 カバーボックスにカバーパッキンを取り付ける手順を説明する図である。(a)は、カバーパッキンを取り付ける前の斜視図であり、(b)は、カバーパッキンを取り付けた後の斜視図である。 本発明に係るケーブル接続方法を説明するフローチャートである。 本発明に係るケーブル接続方法の渦巻き型弾性体パッキン取付工程を説明する斜視図である。 本発明に係るケーブル接続方法の渦巻き型弾性体パッキン取付工程における渦巻き型弾性体パッキン付近を拡大した斜視図である。 本発明に係るケーブル接続方法の渦巻き型弾性体パッキン取付工程における渦巻き型弾性体パッキン付近を拡大した上面図である。 本発明に係るケーブル接続方法の渦巻き型弾性体パッキン取付工程終了後の渦巻き型弾性体パッキン付近を拡大した斜視図である。 本発明に係るケーブル接続方法のカバーボックス取付工程を説明する斜視図である。 本発明に係るケーブル接続方法のカバーボックス取付工程を説明する上面図である。 本発明に係るケーブル接続方法のカバーボックス取付工程における渦巻き型弾性体パッキン付近を上からみた上面図である。 本発明に係るケーブル接続方法のカバーボックス取付工程における渦巻き型弾性体パッキン付近を上からみた上面図である。 本発明に係るケーブル接続方法を説明するフローチャートである。
添付の図面を参照して本発明の実施形態を説明する。以下に説明する実施形態は本発明の実施例であり、本発明は、以下の実施形態に制限されるものではない。なお、本明細書及び図面において符号が同じ構成要素は、相互に同一のものを示すものとする。
本実施形態のケーブル接続構造は、渦巻き型弾性体パッキンを外線ケーブルに巻き付け、カバーとボックスに備えられた押圧パッキンで挟み込むという容易なケーブル工事で、野外筐体と外線ケーブルとを密着させ防水性を高めることができる。
図3は、本実施形態のケーブル接続構造を有する通信ユニットの斜視図である。図4は、本実施形態のケーブル接続構造内部を説明する組立図である。図3及び図4のケーブル接続構造50は、通信装置3に接続される外線ケーブル11を外部に引き出し、外線ケーブル11と通信装置3との接続部21を覆う野外筐体と、外線ケーブル11の、野外筐体から引き出される部分に巻きつける渦巻き型弾性体パッキン5と、野外筐体の、外線ケーブル11が引き出される部分で、渦巻き型弾性体パッキン5を外線ケーブル11に押し付ける押圧パッキンと、を備える。
また、図3及び図4の通信ユニット100は、外線ケーブル11が接続される接続部21と、外線ケーブル11を外部に引き出し、接続部21を覆う野外筐体と、外線ケーブル11の、野外筐体から引き出される部分に巻きつける渦巻き型弾性体パッキン5と、野外筐体の、外線ケーブル11が引き出される部分で、渦巻き型弾性体パッキン5を外線ケーブル11に押し付ける押圧パッキンと、を通信装置3に備えたものである。
野外筐体は、板金溶接、もしくはダイカスト成型で形成された箱型防水構造であるケーブルボックス1とカバーボックス2とで構成される。ケーブルボックス1とカバーボックス2とは固定ネジ4で固定される。
ケーブルボックス1には、外線ケーブル11の軸線回りに旋回する渦巻き形状の渦巻き型弾性体パッキン5を少なくとも外線ケーブル11の数分備えているものとする。図5は、渦巻き型弾性体パッキン5を説明する斜視図である。渦巻き型弾性体パッキン5は、例えば、表面に合成ゴムをコーティングしたステンレスバネ鋼材である。より具体的には、渦巻き型弾性体パッキン5は、厚さ0.2mmから0.35mm程度のステンレスバネ鋼材の板バネであり、その表面には気密性を向上させる目的でシリコーンゴムコーティング又はエチレンプロピレンゴムなどの合成ゴムがコーティングされている。
図6は、ケーブルボックス1にボックスパッキン8及び合わせ目パッキン12を取り付ける手順を説明する図である。図7は、ボックスパッキン8及び合わせ目パッキン12を取り付けたケーブルボックス1を説明する図である。図7(a)は、ケーブルボックス1の斜視図であり、図7(b)は、ボックスパッキン8の部分を拡大した図である。
合わせ目パッキン12は、ケーブルボックス1とカバーボックス2と合わせ目に配置され、野外筐体に防水性を生じさせる。合わせ目パッキン12は、図6及び図7のように、発泡シリコンもしくはエチレンプロピレンゴムで形成された同心半円状のC型のボックスパッキン8を接続している。合わせ目パッキン12は、ボックスパッキン8が渦巻き型弾性体パッキン5に対応した位置にあるようにケーブルボックス1に取り付けられる。
図8は、カバーボックス2にカバーパッキン10を取り付ける手順を説明する図である。(a)は、カバーパッキン10を取り付ける前の斜視図であり、(b)は、カバーパッキン10を取り付けた後の斜視図である。カバーパッキン10は、ボックスパッキン8と同様のC型形状のパッキンである。カバーパッキン10は、カバーボックス2の渦巻き型弾性体パッキン5に対応した位置に取り付けられる。
なお、図3及び図4では見えない位置にあるが、ケーブルボックス1とカバーボックス2は、箱型の通信装置3のケーブル接続部面6に取り付けられる大きさで取付面に防水性を確保できるような接続面パッキン(不図示)を有している。
ケーブル接続構造50は、接続面パッキン、渦巻き型弾性体パッキン5、合わせ目パッキン12、ボックスパッキン8及びカバーパッキン10で接続部21への水の浸入を防ぐ防水構造とすることができる。従って、通信装置3のコネクタ25を野外用コネクタでなく規格統一できる屋内用コネクタとすることができる。このため、外線ケーブル11の先端には野外コネクタ26ではなく、統一規格の屋内コネクタ28を取り付けることができる。
押圧パッキンはボックスパッキン8及びカバーパッキン10で構成される。渦巻き型弾性体パッキン5の外線ケーブル11の長手方向への幅は、ボックスパッキン8及びカバーパッキン10の外線ケーブル11の長手方向への厚みより大きい。このため、外線ケーブル11が揺れたとしても渦巻き型弾性体パッキン5と押圧パッキンとの間に隙間は生じ難い。従って、ケーブル接続構造50及び通信ユニット100は、外線ケーブルに揺れが生じたときにも隙間ができにくく防水性を高くすることができる。
続いて、本実施形態のケーブル接続方法を説明する。図9は、本ケーブル接続方法を説明するフローチャートである。本ケーブル接続方法は、通信装置3の接続部21に外線ケーブル11を接続し、通信装置3の接続部21を覆う野外筐体から外線ケーブル11を引き出すときに、外線ケーブル11の、野外筐体から引き出される部分に渦巻き型弾性体パッキン5を巻きつけ、さらに、野外筐体の、外線ケーブル11が引き出される部分で、渦巻き型弾性体パッキン5を押圧パッキンで外線ケーブル11に押し付けるパッキン取付手順S11を行うことを特徴とする。
図9のように、パッキン取付手順S11は、ケーブル接続工程K01、渦巻き型弾性体パッキン取付工程K02、及びカバーボックス取付工程K03からなる。それぞれの工程について図10から図17も用いて説明する。
(ケーブル接続工程K01)
通信ユニット100からカバーボックス2を取り外し、外線ケーブル11を通信装置3の接続部21に接続する。外線ケーブル11は屋内用の一般的なものでよい。また、接続部21の防水処置も必要ない。なお、本説明では、ケーブルボックス1には、ボックスパッキン8及び合わせ目パッキン12が既に取り付けられており、カバーボックス2には、カバーパッキン10が既に取り付けられているものとして説明する。
(渦巻き型弾性体パッキン取付工程K02)
図10は、渦巻き型弾性体パッキン取付工程K02を説明する斜視図である。外線ケーブル11に渦巻き型弾性体パッキン5を巻きつける。図11は、図10の渦巻き型弾性体パッキン5付近を拡大した斜視図である。また、図12は図10の渦巻き型弾性体パッキン5を付近を上からみた上面図である。渦巻き型弾性体パッキン5は自身がらせん形状をしているため、渦巻き型弾性体パッキン5を外線ケーブル11に巻きつけることは容易である。図13は、渦巻き型弾性体パッキン取付工程K02終了後の渦巻き型弾性体パッキン5付近を拡大した斜視図である。渦巻き型弾性体パッキン取付工程K02では、全ての外線ケーブル11に弾性体バネパッキン5を巻きつける。
(カバーボックス取付工程K03)
図14及び図15は、カバーボックス取付工程K03を説明する斜視図及び上面図である。カバーボックス取付工程K03では、カバーボックス2を固定ネジ4でケーブルボックス1に固定する。図16及び図17は、カバーボックス取付工程K03における渦巻き型弾性体パッキン5を付近を上からみた上面図である。図16はカバーボックス2を取り付ける直前の図であり、図17はカバーボックス2を取り付けた後の図である。このとき渦巻き型弾性体パッキン5は、カバーパッキン10とボックスパッキン8に挟みこまれ変形し、防水機能を発揮するようになる。
なお、ケーブル接続構造50の最小構成要素は、野外筐体(ケーブルボックス1とカバーボックス2)、渦巻き型弾性体パッキン5、及び押圧パッキン(ボックスパッキン8とカバーパッキン10)である。また、通信ユニット100の最小構成要素は、通信装置3、野外筐体、渦巻き型弾性体パッキン5、及び押圧パッキンである。
ケーブル接続構造50及び通信ユニット100は、上述の最小構成要素を備えることで、次の効果を得ることができる。
(1)ケーブル接続構造50を通信装置3に取り付けることで、通信装置3は、野外コネクタ25を屋外用の特別なコネクタとする必要がなく、安価な屋内用コネクタを採用することができる。このため、通信ユニット100を含む通信システムの低コスト化を図ることができる。
(2)通信装置3の野外コネクタ25を屋内用に変更することで規格統一化が可能であり、通信装置3の交換時に外線ケーブル11の先端のコネクタを取り替える必要がなくなる。これは、通信ユニット100を含む通信システムを運用する通信会社にとって、コストや品質に優れた任意の通信装置3を選択することができる。
(3)渦巻き型弾性体パッキン5の採用で、ケーブル工事の際に特殊技能が不要となり簡単に防水性を確保できるため、ケーブル工事の作業性が向上する。
(4)ケーブル接続構造50は、外線ケーブル11接続後の防水テープ12の巻きつけ作業を不要としたため、外線ケーブル11間隔を確保しなければならない制約がなくなる。このため、通信装置3を小型化することができる。
(他の実施形態)
通信ユニット100及びケーブル接続構造50は、図3及び図4のように外線ケーブル11を捕縛するケーブルホルダ7をさらに備えてもよい。ケーブルホルダ7は、野外筐体の内側及び野外筐体の外側に配置されていることが望ましい。ケーブルホルダ7は、ケーブル捕縛手順S12で外線ケーブル11を捕縛する。
(ケーブル捕縛手順)
図18は、他の実施形態におけるケーブル接続方法を説明するフローチャートである。本ケーブル接続方法は、パッキン取付手順S11の後、外線ケーブル11をケーブルホルダ7で捕縛するケーブル捕縛手順S12を行う。ケーブル捕縛手順S12では、野外筐体の内側及び野外筐体の外側で外線ケーブル11をケーブルホルダ7で捕縛することを特徴とする。
前述のように多少の外線ケーブル11の揺れならば、渦巻き型弾性体パッキン5及び押圧パッキンで防水性を満足させることができるが、外線ケーブル11の揺れが大きい場合、防水性に影響することもある。このため、渦巻き型弾性体パッキン5に外線ケーブル11の揺れが伝搬しないように、ケーブルホルダ7は外線ケーブル11を捕縛する。ケーブルホルダ7は渦巻き型弾性体パッキン5の上下に少なくとも1つずつ配置することが望ましい。ケーブルホルダ7は、外線ケーブル11が外乱により渦巻き型弾性体パッキン5付近で斜めになることを防ぎ、防水性を高めることができる。
1:ケーブルボックス
2:カバーボックス
3:通信装置
4:固定ネジ
5:渦巻き型弾性体パッキン
6:ケーブル接続部面
7:ケーブルホルダ
8:ボックスパッキン
10:カバーパッキン
11:外線ケーブル
12:防水テープ
15:合わせ目パッキン
21:接続部
25:野外コネクタ
26:コネクタ
28:コネクタ
50:ケーブル接続構造
100:通信ユニット

Claims (12)

  1. 通信装置に接続される外線ケーブルを外部に引き出し、前記外線ケーブルと前記通信装置との接続部を覆う野外筐体と、
    前記外線ケーブルの、前記野外筐体から引き出される部分に巻きつける渦巻き型弾性体パッキンと、
    前記野外筐体の、前記外線ケーブルが引き出される部分で、前記渦巻き型弾性体パッキンを前記外線ケーブルに押し付ける押圧パッキンと、
    を備えるケーブル接続構造。
  2. 前記外線ケーブルを捕縛するケーブルホルダをさらに備えることを特徴とする請求項1に記載のケーブル接続構造。
  3. 前記ケーブルホルダは、前記野外筐体の内側及び前記野外筐体の外側に配置されていることを特徴とする請求項2に記載のケーブル接続構造。
  4. 前記渦巻き型弾性体パッキンは、表面に合成ゴムをコーティングしたステンレスバネ鋼材であることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載のケーブル接続構造。
  5. 外線ケーブルが接続される接続部と、
    前記外線ケーブルを外部に引き出し、前記接続部を覆う野外筐体と、
    前記外線ケーブルの、前記野外筐体から引き出される部分に巻きつける渦巻き型弾性体パッキンと、
    前記野外筐体の、前記外線ケーブルが引き出される部分で、前記渦巻き型弾性体パッキンを前記外線ケーブルに押し付ける押圧パッキンと、
    を備える通信ユニット。
  6. 前記外線ケーブルを捕縛するケーブルホルダをさらに備えることを特徴とする請求項5に記載の通信ユニット。
  7. 前記ケーブルホルダは、前記野外筐体の内側及び前記野外筐体の外側に配置されていることを特徴とする請求項6に記載の通信ユニット。
  8. 前記渦巻き型弾性体パッキンは、表面に合成ゴムをコーティングしたステンレスバネ鋼材であることを特徴とする請求項5から7のいずれかに記載の通信ユニット。
  9. 通信装置の接続部に外線ケーブルを接続し、前記通信装置の接続部を覆う野外筐体から前記外線ケーブルを引き出すときに、
    前記外線ケーブルの、前記野外筐体から引き出される部分に渦巻き型弾性体パッキンを巻きつけ、さらに、前記野外筐体の、前記外線ケーブルが引き出される部分で、前記渦巻き型弾性体パッキンを押圧パッキンで前記外線ケーブルに押し付けるパッキン取付手順を行うことを特徴とするケーブル接続方法。
  10. 前記パッキン取付手順の後、前記外線ケーブルをケーブルホルダで捕縛するケーブル捕縛手順を行うことを特徴とする請求項9に記載のケーブル接続方法。
  11. 前記ケーブル捕縛手順で、前記野外筐体の内側及び前記野外筐体の外側で前記外線ケーブルをケーブルホルダで捕縛することを特徴とする請求項10に記載のケーブル接続方法。
  12. パッキン取付手順で、前記渦巻き型弾性体パッキンとして表面に合成ゴムをコーティングしたステンレスバネ鋼材を使用することを特徴とする請求項9から11のいずれかに記載のケーブル接続方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021153092A (ja) * 2020-03-24 2021-09-30 三菱電機株式会社 コード固定具、コード固定装置、および浴室乾燥機

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