JP2011107903A - 測定値管理システムおよび測定値管理方法 - Google Patents

測定値管理システムおよび測定値管理方法 Download PDF

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Abstract

【課題】RFIDタグとセンサ類とを効率的に連携させて、対象物に関するセンサ測定値を確実かつ低コストに管理可能とする。
【解決手段】物品5の移動経路ないし所在地に設置されセンサ50と通信することでセンサ50での測定データを取得するセンサ管理装置200と、センサ管理装置200と通信しセンサ管理装置200が得たセンサ50での測定データを取得し所定の統計処理を管理単位毎に実行する測定データ取得部110と、管理単位の識別情報を書き込み先情報とした統計処理結果の書き込み指示をRFIDタグ30のリーダライタ300に通知するデータ格納処理部111とを備えたサーバ100と、サーバ100と通信して書き込み指示を受信しRFIDタグ30に対し統計処理結果の書き込み処理を実行するリーダライタ300とから測定値管理システム10を構成する。
【選択図】図1

Description

本発明は、測定値管理システムおよび測定値管理方法に関するものであり、具体的には、RFIDタグとセンサ類とを効率的に連携させて、対象物に関するセンサ測定値を確実かつ低コストに管理可能とする技術に関する。
近年、流通や販売におけるサプライチェーンマネジメントや物品管理の分野で、RFIDタグの普及が進んでいる。また、従来より流通分野等で、輸送中の物品の品質管理のために、温度センサや加速度センサ等を用いることがある。今後、こうしたRFIDタグと各種センサとを組み合わせた物品管理技術の普及が進むと予想される。該当技術として例えば、製品が流通過程で置かれた各拠点の正確な環境データを容易に取得して製品の寿命分析を詳細に行なえるようにする製品流通管理システムが提案されている(特許文献1参照)。また、必要とする情報を効率よく収集し且つ収集したデータを少ないメモリ容量で有効に保持する無線タグ装置、無線タグ処理システム等を提供する無線タグ装置が提案されている(特許文献2参照)。
特開2004−292147号公報 特開2008−217556号公報
ところで、センサ類はRFIDタグに比べ導入コストが高くなりやすく、RFIDタグと異なり物品個々に設置するのは難しい側面がある。このことは、例えば流通の現場において、様々な流通経路を経由して運搬される物品類に関して、個々の物品毎に全てセンサ類を設置して流通経路上の運搬状況のデータを取得し、それを利用することが困難であることを指す。
そこで本発明は上記課題を鑑みてなされたものであり、RFIDタグとセンサ類とを効率的に連携させて、対象物に関するセンサ測定値を確実かつ低コストに管理可能とする技術の提供を主たる目的とする。
上記課題を解決する本発明の測定値管理システムは、RFIDタグを付帯する物品の管理単位毎に設置されるセンサの測定値を管理するコンピュータシステムであり、センサと通信することでセンサでの測定データを取得するセンサ管理装置と、サーバと、リーダライタとからなるシステムである。この際、センサ管理装置は、物品の移動経路ないし所在地に設置することが好適である。
前記サーバは、センサ管理装置とネットワークを介して通信して、前記センサ管理装置が得たセンサでの測定データを取得し、当該測定データに関する所定の統計処理を、測定データが含んでいる管理単位の識別情報毎に実行する測定データ取得部と、前記測定データが含んでいる管理単位の識別情報を書き込み先情報とした前記統計処理結果の書き込み指示を、ネットワークを介してRFIDタグのリーダライタに通知するデータ格納処理部とを備えている。
また、前記リーダライタは、サーバとネットワークを介して通信して、管理単位の識別情報を書き込み先情報とした前記書き込み指示を受信し、当該書き込み指示が示す管理単位の識別情報を記憶するRFIDタグに対し、前記統計処理結果の書き込み処理を実行するものである。
なお、前記測定値管理システムにおいて、前記サーバの測定データ取得部は、物品の移動経路ないし所在地に設置された複数のセンサ管理装置とネットワークを介して通信して、各センサ管理装置が管理するセンサでの測定データを取得し、当該測定データに関する所定の統計処理を、測定データが含んでいる管理単位の識別情報毎に実行するとしてもよい。
この場合、前記サーバのデータ格納処理部は、前記測定データが含んでいる管理単位の識別情報と、前記測定データが含んでいる当該測定データの測定装置であるセンサの識別情報とを書き込み先情報とした前記統計処理結果の書き込み指示を、ネットワークを介してRFIDタグのリーダライタに通知するとすれば好適である。
またこの場合、前記リーダライタは、サーバとネットワークを介して通信して、管理単位の識別情報とセンサの識別情報とを書き込み先情報とした前記書き込み指示を受信し、当該書き込み指示が示す管理単位の識別情報を記憶するRFIDタグに対し、当該RFIDタグが備える複数の記憶領域のうち前記センサの識別情報に対応した記憶領域への前記統計処理結果の書き込み処理を実行するとすれば好適である。
また、前記測定値管理システムにおいて、前記サーバの測定データ取得部は、センサ管理装置とネットワークを介して通信して、前記センサ管理装置が得たセンサでの測定データを取得し、前記リーダライタとネットワークを介して通信して、RFIDタグの記憶領域での空き容量情報を取得し、前記測定データのデータサイズを前記空き容量のサイズまで低減する所定の統計処理を、測定データが含んでいる管理単位の識別情報毎に実行するとしてもよい。
また、前記測定値管理システムにおいて、前記サーバは、ネットワークを介してリーダライタと通信し、当該リーダライタが通信可能なRFIDタグの記憶領域に格納されている前記統計処理結果のデータを取得して出力部に出力する、タグデータ取得部を備えるとしてもよい。
また、前記測定値管理システムにおいて、前記サーバのタグデータ取得部は、ネットワークを介してリーダライタと通信し、当該リーダライタが通信可能なRFIDタグの記憶領域に格納されている前記統計処理結果のデータを取得し、この統計処理結果のデータを所定基準値と照合し、その照合結果を出力部に出力するとしてもよい。
また本発明の測定値管理方法は、RFIDタグを付帯する物品の管理単位毎に設置されるセンサの測定値を管理する方法であり、物品の移動経路ないし所在地に設置されたセンサ管理装置が、センサと通信することでセンサでの測定データを取得し、サーバが、センサ管理装置とネットワークを介して通信して、前記センサ管理装置が得たセンサでの測定データを取得し、当該測定データに関する所定の統計処理を、測定データが含んでいる管理単位の識別情報毎に実行し、前記測定データが含んでいる管理単位の識別情報を書き込み先情報とした前記統計処理結果の書き込み指示を、ネットワークを介してRFIDタグのリーダライタに通知し、リーダライタが、サーバとネットワークを介して通信して、管理単位の識別情報を書き込み先情報とした前記書き込み指示を受信し、当該書き込み指示が示す管理単位の識別情報を記憶するRFIDタグに対し、前記統計処理結果の書き込み処理を実行する、ことを特徴とする。
本発明によれば、RFIDタグとセンサ類とを効率的に連携させて、対象物に関するセンサ測定値を確実かつ低コストに管理可能とできる。
本実施形態の測定値管理システムの概略構成例1を示す図である。 本実施形態のRFIDタグとリーダライタの構造例を示す図である。 本実施形態のセンサとセンササーバの構造例を示す図である。 本実施形態の集中制御装置(サーバ)の構造例を示す図である。 本実施形態のRFIDタグにおける記憶領域の構造例を示す図である。 本実施形態の測定値管理方法の処理フロー例1を示す図である。 本実施形態の測定値管理システムの概略構成例2を示す図である。 本実施形態の測定値管理方法の処理フロー例2を示す図である。 本実施形態の集中制御装置におけるデータ管理例を示す図である。
−−−システム構成−−−
以下に本発明の実施形態について図面を用いて詳細に説明する。図1は、本実施形態の測定値管理システム10を含むネットワーク構成図である。図1に示す測定値管理システム10(以下、システム10)は、RFIDタグとセンサ類とを効率的に連携させて、対象物に関するセンサ測定値を確実かつ低コストに管理可能とするコンピュータシステムである。
本実施形態では、前記システム10をサーバたる集中制御装置100およびセンサ管理装置たるセンササーバ200、RFIDタグ30のリーダライタ300で構成している。前記集中制御装置100は、例えば運送事業者が管理するサーバ装置であり、WANなどの各種ネットワーク15を介して、運送物たる物品の移動経路=運搬経路上(物品納入先も含む)や製造過程などに設置されたセンササーバ200や、リーダライタ300と通信可能に結ばれた装置を想定できる。
図1に示す例では、管理対象となる物品5に、タグIDや物品5の識別コード等が格納されたRFIDタグ30と、センサ50(図中では、Aセンサ50A、Bセンサ50B)が貼付されている。Aセンサ50A及びBセンサ50Bは、物品5を監視する内容によって種類が異なるものであり、例えば、物品5ないしその周囲の温度を監視する場合は温度センサであり、物品5に加わる衝撃等を監視する場合は加速度センサとなる。勿論、センサの種類は限定されない。
前記RFIDタグ30は、リーダライタ300と無線通信し、センサ50はセンササーバ200と通信する(Aセンサ50AはAセンササーバ200Aと、Bセンサ50BはBセンササーバ200Bと)。図示していないが、リーダライタ300やセンササーバ200、RFIDタグ30やセンサ50が複数あっても勿論良い。更に、図1に示す構成が複数あり、各集中制御装置100が上位の管理装置等に接続されているとしても良い。その場合、上位の管理装置から各集中制御装置100にRFIDタグ30の読み書きやセンサ50のデータの取得の指示を出しても良いし、各集中制御装置100で制御内容を記憶しておき、RFIDタグ30の読み書き結果や、センサ50のデータを上位の管理装置に送信するとしても良い。
図2は、本実施形態のRFIDタグ30とリーダライタ300の構造例を示す図である。RFIDタグ30は、リーダライタ300から電波を受信し、このリーダライタ300と信号やデータの送受信を行うアンテナ31を備える。またRFIDタグ30は、アンテナ31から受信した電波を整流する整流部32と、当該整流部32で整流して得た電圧を検出し、各部に電源を供給する電源部33を備える。またRFIDタグ30は、受信信号やRFIDタグコマンドデータの復調を行い、また送信する信号やRFIDタグコマンドデータの変調を行う通信制御部34を備える。
またRFIDタグ30は、初期化処理やRFIDタグコマンドデータの処理、記憶部36の各データ項目に対するアクセス管理処理、リーダライタ300への応答データの生成処理など各種処理を実行する制御部35を備えている。またRFIDタグ30は、RFIDタグ30の識別番号たるタグID、RFIDタグ30が貼付された物品5ないし物品5の管理単位の識別情報、その他の情報を記憶する記憶部36を備えている。なお、記憶部36の構造例については図5に基づいて後述する。物品5の管理単位とは、例えば、物品5の出荷単位や保管単位を想定できる。そのため物品5の管理単位を示す識別情報としては、例えばロット番号やパレット番号などがあげられる。或いは物品単体が出荷単位や保管単位などの管理単位となる場合もあり得る。
一方、リーダライタ300は、RFIDタグ30とデータの送受信を行うための制御を行うリーダライタ本体312と、電波の出力やRFIDタグ30へRFIDタグコマンドデータを送信したり、RFIDタグ30からの応答を受信したりするRFIDリーダライタアンテナ311から構成される。
リーダライタ本体312は、リーダライタアンテナ311を用いてRFIDタグ30へRFIDタグコマンドデータを送信したり、その応答を受信したりする送受信部313と、RFIDタグコマンドデータの送信時の変調や受信時の信号の増幅や復調を行い、また通信方法を備えた通信制御部314を備えている。
またリーダライタ本体312は、RFIDリーダライタ全体の制御を行う制御部315と、外部から電源を供給し、各部に電源を供給するための電源部316と、集中制御装置100や適宜なパーソナルコンピュータなどの外部通信装置とデータやRFIDリーダライタコマンドデータ及び実行結果などの通信を行うホストインタフェース317、必要な機能を実現するプログラムを格納するメモリ318とを備えている。前記制御部315は、集中制御装置100とネットワーク15を介して通信して、タグIDを書き込み先情報とした書き込み指示を受信し、当該書き込み指示が示すタグIDを記憶するRFIDタグ30に対し、前記書き込み指示が含む統計処理結果の書き込み処理を実行する。
こうしたリーダライタ300は、RFIDタグ30に対し、電波出力してRFIDタグコマンドデータ1を送信する。その電波を受信したRFIDタグ30は、前記電波に起因する電源の受給により動作し、受信したRFIDタグコマンドデータ1に対応した処理を実施し、結果であるRFIDタグデータ2を返信する。RFIDタグコマンドデータ1は、RFIDタグ30に格納されている識別番号やデータを取得する読取りコマンドや、RFIDタグ30にデータを格納する書込みコマンドや、RFIDタグ30の各領域ごとに読取りまたは書込みを不可にするロックコマンドなどがある。
図3は、本実施形態のセンサ50とセンササーバ200の構造例を示す図である。センサ50は、センササーバ200から電波を受信し、センササーバ200と信号やデータの送受信を行うアンテナ51を備えている。またセンサ50は、アンテナ51から受信した電波を整流する整流部52と、整流して得た電圧を検出し、また電源を保持し、その電源を各部に電源を供給する電源部53を備えている。
また、センサ50は、受信信号やセンサコマンドデータの復調を行い、また送信する信号やセンサコマンドデータの変調を行う通信制御部54と、温度や加速度等外部の環境情報を取得する検出部55を備えている。またセンサ50は、初期化処理やセンサコマンドデータの処理、検出部55で検出したデータの加工や記憶部57への格納処理、または記憶部57のデータ参照処理、センササーバ200に応答するセンサデータの生成処理を実行する制御部56を備えている。また、センサ50は、当該センサ50の識別番号やその他の情報や、検出部55で取得したデータを記憶する記憶部57を備えている。
一方、センササーバ200は、物品5の移動経路ないし所在地に設置され、センサ50と通信することでセンサ50での測定データを取得するサーバであり、センサ50とデータの送受信を行うための制御を担うセンサ本体211と、電波の出力やセンサ50へのセンサコマンドデータの送信、センサ50からの応答受信を行うセンササーバアンテナ212から構成される。センサ本体211は、センササーバアンテナ212を用いて、センサ50へセンサコマンドデータを送信したり、その応答を受信したりする送受信部213と、センサコマンドデータの送信時の変調や受信時の信号の増幅や復調を行う通信制御部214を備えている。
またセンササーバ200は、センササーバ全体の制御を行う制御部215と、外部から電源を受給し、各部に電源を供給するための電源部216と、集中制御装置100やパーソナルコンピュータなどの外部通信装置とデータやセンサコマンドデータ及び実行結果などの通信を行うホストインタフェース217、必要な機能を実現するプログラムを格納したメモリ218を備えている。センササーバ200は、センサ50に対して電波出力し、センサコマンドデータ3を送信する。一方、センサ50はその電波を受信することでセンサコマンドデータ3を得て、このセンサコマンドデータ3に対応した処理を実行して、その結果であるセンサデータ4をセンササーバ200に返信する。センサコマンドデータ3は、センサ50の記憶部57に蓄積された温度や加速度などのデータを取得するコマンドや、センサ50を制御するためのコマンドなどがある。
続いて、上記ネットワーク15に含まれる集中制御装置100の構成について説明する。集中制御装置100は、前記システム10を構成するサーバ装置である。この集中制御装置100は、記憶部101、メモリ103、CPUなどの制御部104、通信部107らがBUSにより互いに接続されて構成されている。
前記集中制御装置100は、ハードディスクドライブなどの前記記憶部101に格納されたプログラム102を、メモリ103などの揮発性メモリに読み出すなどして制御部104により実行することになる。また、前記集中制御装置100は、コンピュータ装置が一般に備えている各種キーボードやボタン類などの入力部105、ディスプレイなどの出力部106を必要に応じて備えるとしてもよい。また前記集中制御装置100は、他装置との間のデータ授受を担うNIC(Network Interface Card)など通信部107を有し、前記センササーバ200やリーダライタ300などとネットワーク15を介して通信可能となっている。
続いて、前記集中制御装置100が、例えばプログラム102に基づき記憶部101にて構成・保持する機能部につき説明を行う。前記集中制御装置100は、センサ管理装置たるセンササーバ200とネットワーク15を介して通信して、前記センササーバ200が得たセンサ50での測定データを取得し、当該測定データに関する所定の統計処理を、測定データが含んでいる管理単位の識別情報毎に実行する測定データ取得部110を備えている。この測定データ取得部110が実行する統計処理は、例えば、測定データの平均値や最大値、最小値を求める処理などが一例として想定できる。勿論、測定データ取得部110は、こうした統計処理を実行するためのプログラムを当然に備えている。
また、前記集中制御装置100は、前記測定データが含んでいる管理単位の識別情報を書き込み先情報とした前記統計処理結果の書き込み指示を、ネットワーク15を介してRFIDタグ30のリーダライタ300に通知するデータ格納処理部111を備えている。
なお、前記集中制御装置100の測定データ取得部110は、物品5の移動経路ないし所在地に設置された複数のセンササーバ200とネットワーク15を介して通信して、各センササーバ200が管理するセンサ50での測定データを取得し、当該測定データに関する所定の統計処理を、測定データが含んでいる管理単位の識別情報毎に実行するとしてもよい。
この場合、前記集中制御装置100のデータ格納処理部111は、前記測定データが含んでいる管理単位の識別情報と、前記測定データが含んでいる当該測定データの測定装置であるセンサ50の識別情報とを書き込み先情報とした前記統計処理結果の書き込み指示を、ネットワーク15を介してRFIDタグ30のリーダライタ300に通知すると好適である。
またこの時、前記リーダライタ300は、集中制御装置100とネットワーク15を介して通信して、管理単位の識別情報とセンサ50の識別情報とを書き込み先情報とした前記書き込み指示を受信し、当該書き込み指示が示す管理単位の識別情報を記憶するRFIDタグ30に対し、当該RFIDタグ30が備える複数の記憶領域のうち前記センサ50の識別情報に対応した記憶領域への前記統計処理結果の書き込み処理を実行すると好適である。
また、前記集中制御装置100の測定データ取得部110は、センササーバ200とネットワーク15を介して通信して、前記センササーバ200が得たセンサ50での測定データを取得し、前記リーダライタ300とネットワーク15を介して通信して、RFIDタグ30の記憶領域での空き容量情報を取得し、前記測定データのデータサイズを前記空き容量のサイズまで低減する所定の統計処理を、測定データが含んでいる管理単位の識別情報毎に実行するとしてもよい。
また、前記集中制御装置100は、ネットワーク15を介してリーダライタ300と通信し、当該リーダライタ300が通信可能なRFIDタグ30の記憶領域に格納されている前記統計処理結果のデータを取得して出力部106に出力する、タグデータ取得部112を備えるとしてもよい。
なお、前記集中制御装置100のタグデータ取得部112は、ネットワーク15を介してリーダライタ300と通信し、当該リーダライタ300が通信可能なRFIDタグ30の記憶領域に格納されている前記統計処理結果のデータを取得し、この統計処理結果のデータを所定基準値と照合し、その照合結果を出力部106に出力するとしてもよい。
これまで示した前記システム10をなす集中制御装置100における各部110〜112はハードウェアとして実現してもよいし、集中制御装置100におけるメモリやHDD(Hard Disk Drive)などの適宜な記憶部に格納したプログラムとして実現するとしてもよい。この場合、集中制御装置100のCPUなど制御部がプログラム実行に合わせて記憶部より該当プログラムを読み出して、これを実行することとなる。
−−−データ構造例−−−
次に、本実施形態のRFIDタグ30の記憶部36におけるデータ構造例について説明する。図5は本実施形態のRFIDタグ30のデータ構成例を示す図である。本実施形態におけるRFIDタグ30は、その記憶部36において以下の領域を備えている。すなわち、アクセス認証用のパスワードを格納するReserved402、RFIDタグ30の識別番号411=タグIDを格納するUII403、RFIDタグ30が貼付された物品5の製品識別番号413(ロット番号や製造番号など)を格納するTID404、ユーザが自由にデータを読み書き可能なUSER406のデータ記憶領域である。図で例示したUSER405の領域は、Block_a406、Block_b407、Block_c408、Block_d409、Block_e410と5つの領域に分割されている。
上述のようにReserved402の領域に格納されているパスワード411は、前記各領域402〜410にアクセスするためのパスワードであり、各領域毎に設定されているとしてもよい(この場合、各領域毎にアクセス制限を設定していることになる)。
なお、前記Block_a406〜Block_e410は、センサ別のデータ記憶領域ある。例えば、Block_a406にはAセンサのデータ414、Block_b407にはBセンサのデータ415、Block_c408にはCセンサのデータ416、Block_d409にはDセンサのデータ417、Block_e410には、Eセンサのデータ418が格納される。これら領域406〜410に格納されるセンサのデータは、集中制御装置100が該当センサから得た測定データを統計処理した結果のデータとなる。
−−−処理手順例1−−−
以下、本実施形態における測定値管理方法の実際手順について図に基づき説明する。以下で説明する測定値管理方法に対応する各種動作は、前記システム10を構成する前記集中制御装置100やセンササーバ200、リーダライタ300等のメモリに読み出して実行するプログラムによって実現される。そして、このプログラムは、以下に説明される各種の動作を行うためのコードから構成されている。図6は、本実施形態の測定値管理方法の処理フロー例1を示す図である。ここでは、集中制御装置100における、センササーバ200からの測定データの取得、RFIDタグ30へのデータ書込み処理について主に説明する。
この場合、前記集中制御装置100の測定データ取得部110は、例えば入力部105を介して事前に設定または指定されたセンササーバ200とネットワーク15を介して通信して、測定データの取得要求を通知する(s100)。勿論、こうした通信を行う前提として、集中制御装置100は各センササーバ200のネットワーク15上でのアドレスを記憶部101に当然に備えていて、入力部105などでセンササーバ200の指定を受けると、該当センササーバ200(単数ないし複数)のアドレスを記憶部101で特定して通信を開始する(リーダライタ300も同様)。なお、前記ステップs100は、集中制御装置100に予め設定された開始時刻等の到来をコンピュータとして集中制御装置100が当然に備えるクロック機能等で検知して開始するとしても良い。或いは、センササーバ200からの物体5の検知通知を受けて開始したり、集中制御装置自体が物体5を検知するセンサを備えて該当センサからの物体5の検知信号に応じて開始するとしても良い。
一方、集中制御装置100から測定データの取得要求を受けたセンササーバ200では、当該取得要求に応じて、例えば、センサ50と無線通信して取得してメモリ218に蓄積していた測定データを返信する(s101)。
集中制御装置100の測定データ取得部110は、センササーバ200から返信されてきた測定データを受信して取得し(s102)、当該測定データに関する所定の統計処理を、測定データが含んでいる管理単位の識別情報毎、例えば、ロット番号毎に実行する(s103)。なお、前記測定データを返信してきたセンササーバ200が管理しているのが温度センサであった場合、集中制御装置100は前記センササーバ200から、該当センサ50が測定してきた温度データを測定データとして得る。センササーバ200が過去の温度データも含めて連続した大量のデータを蓄積している場合、当然ながら集中制御装置100もその大量の温度データを取得できることになる。一方、それら大量の温度データ全てをRFIDタグ30に記憶させる必要はないし、RFIDタグ30の記憶容量自体が大容量のデータを格納しておくには不向きなため、温度データ群の最大値や最小値、平均値等に変換することが望ましい。つまり、RFIDタグ30に格納可能なデータサイズに加工する統計処理が必要である(統計処理の手法について限定しない)。
また、前記測定データを返信してくるセンササーバ200が複数であったり、或いは1つのセンササーバ200のみが測定データを返信してくる状況であっても複数種のセンサ50の測定データを含んでいる場合、測定データ取得部110における上記統計処理は、センサ別に実行される。各測定データにはその測定データを計測したセンサ50の識別情報が含まれているから、その識別情報をキーに測定データを分類して統計処理を行えばよい。
前記集中制御装置100の測定データ取得部110は、例えば前記ステップs103に先だって、入力部105を介して事前に設定または指定されたリーダライタ300とネットワーク15を介して通信して、このリーダライタ300が通信可能なRFIDタグ30の記憶領域での空き容量情報を取得するとしてもよい。この場合、前記測定データ取得部110は、前記リーダライタ300に対してRFIDタグ30の空き容量確認要求を通知し、リーダライタ300からRFIDタグ30の空き容量情報を得ることになる。リーダライタ側では、前記空き容量確認要求に応じて、通信可能なRFIDタグ30(=リーダライタ300から所定距離内に存在するRFIDタグ30)に対し、空き容量の問い合わせを行っている。RFIDタグ30はこの問い合わせに対して、例えば、前記Block_a406〜Block_e410の各領域の空き容量の情報を返す。
リーダライタ300からRFIDタグ30の空き容量情報を得た前記測定データ取得部110は、前記ステップs103において、前記測定データのデータサイズを前記空き容量のサイズまで低減する所定の統計処理を、測定データが含んでいる管理単位の識別情報毎に実行する。例えば、センササーバ200から得ているAセンサ50Aに関する測定データ群のサイズが「100kバイト」であり、RFIDタグ30の記憶領域のうち、前記Block_a406の空き容量が「5kバイト」であるとする。前記測定データ取得部110は、前記測定データ群をなす20個の測定データ(1個あたり5kバイトのデータ)より、平均値を算定して1つの測定データ(=5kバイト)にまるめる。
続いて前記集中制御装置100のデータ格納処理部111は、前記測定データが含んでいる管理単位の識別情報、例えば、ロット番号を書き込み先情報とした前記統計処理結果の書き込み指示を、ネットワーク15を介してRFIDタグ30のリーダライタ300に通知する(s104)。この通知は、ネットワーク15に存在するリーダライタ300に対してマルチキャストするものであってもよいし、或いは、入力部105で予め指定されたリーダライタ300に対して行うものであってもよい。
取り扱う測定データが1種類のセンサ50によるものであれば、前記管理単位の識別情報のみを書き込み先情報としてよいが、複数種類のセンサ50に由来する測定データに関しては、前記データ格納処理部111は、前記測定データが含んでいる管理単位の識別情報と、前記測定データが含んでいる当該測定データの測定装置であるセンサ50の識別情報とを書き込み先情報とする。つまり、RFIDタグ30のどの記憶領域(領域406〜410)に統計処理結果を格納すべきか指定している。
他方、リーダライタ300は、前記集中制御装置100とネットワーク15を介して通信して、管理単位の識別情報とセンサ50の識別情報とを書き込み先情報とした前記書き込み指示を受信する(s105)。そして、このリーダライタ300は、通信可能範囲に存在するRFIDタグ30と通信を行って、RFIDタグ30の記憶領域のうち前記TID404に格納されている製品識別情報=ロット番号の情報を取得する(s106)。またリーダライタ300は、ここで取得した製品識別情報=ロット番号が、前記書き込み指示が示すロット番号と一致するか判定し、前記書き込み指示が指定するロット番号を記憶するRFIDタグ30を特定する(s107)。
リーダライタ300は、前記ステップs107で特定したRFIDタグ30に対し、該当RFIDタグ30が備える複数の記憶領域のうち前記センサ50の識別情報、例えば、「センサA」に対応した記憶領域「Block_a」への前記統計処理結果の書き込み処理を実行し(s108)、処理完了を集中制御装置100に返信する。
一方、集中制御装置100のデータ格納処理部111は、前記リーダライタ300からRFIDタグ30への統計処理結果の書込み処理完了の通知を受信し(s109)、処理を終了する。
なお、RFIDタグ30に書き込んだ統計処理結果のデータを読み込み不可または、更新不可にするために、前記ステップs108の後、リーダライタ300がRFIDタグ30に該当記憶領域に関する読取不可または書き込み不可とするロックコマンドを送信しても良い。また、RFIDタグ30の書込み対象となる記憶領域に関して「書き込み不可」の設定がなされていた場合、リーダライタ300は統計処理結果の書込み処理を実行する前に、書込み不可設定を解除してから書込み処理を実行するとしてもよい。
−−−処理手順例2−−−
図7は本実施形態の測定値管理システムの概略構成例2を示す図であり、図8は本実施形態の測定値管理方法の処理フロー例2を示す図である。次に、RFIDタグ30が記憶領域に格納している統計処理結果を読み出す際の処理について説明する。この場合のネットワーク構成としては、図7に例示するように、センサ50およびセンササーバ200を含むセンサシステムを必要としない。図1の構成と図7の構成を選択して設置することにより、より低コストでシステムを構築することができる。例えば、センサ50の測定データの取得及び更新が必要な箇所は、図1の構成のシステムを構築し、統計処理結果の情報を取得する箇所には図7の構成のシステムを構築すればよい。
この例ではA物品5AにはRFIDタグ30Aが、B物品5BにはRFIDタグ30Bがそれぞれ貼付されている。これらRFIDタグは、上記処理手順例1で説明した処理で、既に様々なセンサ50の測定データに関する統計処理結果が格納されていることを前提とする。図7では、集中制御装置100に対し、リーダライタ300を1台のみ接続した例を示したが、複数台接続していても良い。
こうした状況において、前記集中制御装置100のタグデータ取得部112は、ネットワーク15を介して所定のリーダライタ300(入力部105で予め指定されたリーダライタ300或いはマルチキャスト対象のリーダライタなど)と通信し、RFIDタグ30からの統計処理結果取得の要求を通知する(s200)。
一方、リーダライタ300は、電波の照射範囲にRFIDタグ30が存在するか検索する(s201)。この処理で通信可能なRFIDタグ30が検索できなかった場合(s201:No)、リーダライタ300は処理を終了する。他方、前記処理で通信可能なRFIDタグ30が検索できた場合(s201:Yes)、リーダライタ300は、検索できたRFIDタグ30に対し、各センサ用の記憶領域406〜410に格納されている統計処理結果のデータ取得要求を通知して、該当統計処理結果を得る(s202)。
なお、RFIDタグ30に「読取不可」のロックが設定されていた場合、当該ステップs202に当たって、リーダライタ300は「読取不可」の設定を解除するコマンドを実行することになる。当然ながら、RFIDタグ側では、各記憶領域に対するアクセス制御を前記Reserved402のパスワード411に基づいて実行しているものとする。なお、図5で例示したように記憶領域406〜410が複数設定されているのではなく、記憶領域が1つのみである場合、リーダライタ300は、RFIDタグ30に対して単に記憶領域の格納データ要求を通知することになる。
こうして前記リーダライタ300は、通信可能な前記RFIDタグ30の記憶領域に格納されている前記統計処理結果のデータを取得し、集中制御装置100に返す(s203)。集中制御装置100では前記リーダライタ300がRFIDタグ30から得た統計処理結果を記憶部101に格納し、ディスプレイ装置等の出力部106に出力して(s204)、処理を終了する。集中制御装置100がリーダライタ300から得た統計処理結果のデータ管理例は図9に示す。この図9の例では、RFIDタグA用の欄710に、Aセンサ由来の統計処理結果として「10」の値が、Bセンサ由来の統計処理結果として「600」の値が格納されている。同様に、RFIDタグB用の欄720に、Aセンサ由来の統計処理結果として「5」の値が、Bセンサ由来の統計処理結果として「500」の値が格納されている。
なお、前記集中制御装置100のタグデータ取得部112は、例えば前記ステップs204の後に(勿論、s204の前でもよいが)、前記統計処理結果のデータを所定基準値と照合し、その照合結果を出力部106に出力するとしてもよい(s205)。統計処理結果が例えば温度データを示すものであり、所定基準値が正常温度範囲を示すものである場合、前記照合結果は、物品5に貼付されたセンサ50=温度センサが感知してきた物品周囲の温度が正常温度に収まっているか否かの判定結果となるのである。また、統計処理結果が例えば加速度データを示すものであり、所定基準値が正常加速度範囲を示すものである場合、前記照合結果は、物品5に貼付されたセンサ50=加速度センサが感知してきた物品の動きが正常加速度の範囲に収まっているか否かの判定結果となる。その他、圧力値や風速、流体等の濃度、など様々な態様が同様に想定できる。
照合結果の出力例としては、例えば、集中制御装置100が接続されている上位の管理装置やユーザの端末等に所定メッセージを通知するとしても良い。なお、統計処理結果が正常範囲内であるか否かについて出力せず、照合結果をリスト化して集中制御装置100の記憶部101に格納しておくか、或いはネットワーク接続されている上位の管理装置やユーザ端末等に送信するとしても良い。
なお、上記処理のうち集中制御装置100の処理については、リーダライタ300が代わって行うとしてもよい。
以上説明したように本実施形態によれば、RFIDタグとセンサ類とを効率的に連携させて、対象物に関するセンサ測定値を確実かつ低コストに管理可能とできる。
以上、本発明の実施の形態について、その実施の形態に基づき具体的に説明したが、これに限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能である。
5 物品
10 測定値管理システム
15 ネットワーク
16 ネットワーク
30 RFIDタグ
50 センサ
100 集中制御装置(サーバ)
101 記憶部
102 プログラム
103 メモリ
104 制御部(CPU)
105 入力部(キーボード、マウス等)
106 出力部(ディスプレイ、スピーカー等)
107 通信部
110 測定データ取得部
111 データ格納処理部
112 タグデータ取得部
200 センササーバ(センサ管理装置)
300 リーダライタ

Claims (6)

  1. RFIDタグを付帯する物品の管理単位毎に設置されるセンサの測定値を管理するコンピュータシステムであり、
    物品の移動経路ないし所在地に設置され、センサと通信することでセンサでの測定データを取得するセンサ管理装置と、
    センサ管理装置とネットワークを介して通信して、前記センサ管理装置が得たセンサでの測定データを取得し、当該測定データに関する所定の統計処理を、測定データが含んでいる管理単位の識別情報毎に実行する測定データ取得部と、
    前記測定データが含んでいる管理単位の識別情報を書き込み先情報とした前記統計処理結果の書き込み指示を、ネットワークを介してRFIDタグのリーダライタに通知するデータ格納処理部とを備えたサーバと、
    サーバとネットワークを介して通信して、管理単位の識別情報を書き込み先情報とした前記書き込み指示を受信し、当該書き込み指示が示す管理単位の識別情報を記憶するRFIDタグに対し、前記統計処理結果の書き込み処理を実行するリーダライタと、
    を含むことを特徴とする測定値管理システム。
  2. 前記サーバの測定データ取得部は、
    物品の移動経路ないし所在地に設置された複数のセンサ管理装置とネットワークを介して通信して、各センサ管理装置が管理するセンサでの測定データを取得し、当該測定データに関する所定の統計処理を、測定データが含んでいる管理単位の識別情報毎に実行し、
    前記サーバのデータ格納処理部は、
    前記測定データが含んでいる管理単位の識別情報と、前記測定データが含んでいる当該測定データの測定装置であるセンサの識別情報とを書き込み先情報とした前記統計処理結果の書き込み指示を、ネットワークを介してRFIDタグのリーダライタに通知し、
    前記リーダライタは、
    サーバとネットワークを介して通信して、管理単位の識別情報とセンサの識別情報とを書き込み先情報とした前記書き込み指示を受信し、当該書き込み指示が示す管理単位の識別情報を記憶するRFIDタグに対し、当該RFIDタグが備える複数の記憶領域のうち前記センサの識別情報に対応した記憶領域への前記統計処理結果の書き込み処理を実行する
    ことを特徴とする請求項1に記載の測定値管理システム。
  3. 前記サーバの測定データ取得部は、
    センサ管理装置とネットワークを介して通信して、前記センサ管理装置が得たセンサでの測定データを取得し、前記リーダライタとネットワークを介して通信して、RFIDタグの記憶領域での空き容量情報を取得し、前記測定データのデータサイズを前記空き容量のサイズまで低減する所定の統計処理を、測定データが含んでいる管理単位の識別情報毎に実行することを特徴とする請求項1または2に記載の測定値管理システム。
  4. 前記サーバは、
    ネットワークを介してリーダライタと通信し、当該リーダライタが通信可能なRFIDタグの記憶領域に格納されている前記統計処理結果のデータを取得して出力部に出力する、タグデータ取得部を備えることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の測定値管理システム。
  5. 前記サーバのタグデータ取得部は、
    ネットワークを介してリーダライタと通信し、当該リーダライタが通信可能なRFIDタグの記憶領域に格納されている前記統計処理結果のデータを取得し、この統計処理結果のデータを所定基準値と照合し、その照合結果を出力部に出力することを特徴とする請求項4に記載の測定値管理システム。
  6. RFIDタグを付帯する物品の管理単位毎に設置されるセンサの測定値を管理する方法であり、
    物品の移動経路ないし所在地に設置されたセンサ管理装置が、センサと通信することでセンサでの測定データを取得し、
    サーバが、センサ管理装置とネットワークを介して通信して、前記センサ管理装置が得たセンサでの測定データを取得し、当該測定データに関する所定の統計処理を、測定データが含んでいる管理単位の識別情報毎に実行し、
    前記測定データが含んでいる管理単位の識別情報を書き込み先情報とした前記統計処理結果の書き込み指示を、ネットワークを介してRFIDタグのリーダライタに通知し、 リーダライタが、サーバとネットワークを介して通信して、管理単位の識別情報を書き込み先情報とした前記書き込み指示を受信し、当該書き込み指示が示す管理単位の識別情報を記憶するRFIDタグに対し、前記統計処理結果の書き込み処理を実行する、
    ことを特徴とする測定値管理方法。
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