JP2011107488A - クリーニング装置及び画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 像保持部材の表面からクリーニング部材によって除去されたトナーをトナー回収部に回収し、このトナーを回転する搬送部材によって搬送させるクリーニング装置において、トナー回収部に回収されたトナーが長期にわたって安定して搬送部材に導かれて搬送されるようにする。
【解決手段】 像保持部材10の表面からクリーニング部材21によって除去されたトナーtをトナー回収部22に回収し、このトナーを回転する搬送部材23によって搬送させるクリーニング装置20において、回転軸23aの外周に搬送羽根23bが設けられた搬送部材を用い、搬送部材の回転により回動されてトナー回収部内のトナーを搬送部材に導く線材で構成されたトナー案内部材24を搬送部材に沿って設けると共に、トナー案内部材を回動可能に保持する部分に弾性手段40を設けた。
【選択図】 図4

Description

本発明は、複写機,プリンタ,ファクシミリ及びこれらの複合機などの画像形成装置及びこのような画像形成装置においてトナー像が転写された後の像保持部材の表面に残留するトナーを除去するのに使用するクリーニング装置に関するものである。特に、トナー像が転写された後の像保持部材の表面に残留するトナーをクリーニング部材によって像保持部材の表面から除去し、除去されたトナーをトナー回収部に回収し、このトナー回収部に回収されたトナーを回転する搬送部材によって搬送させるようにしたクリーニング装置を用いた場合において、トナー回収部に回収されたトナーが長期にわたって安定して搬送部材に導かれて搬送されるようにした点に特徴を有するものである。
複写機,プリンタ,ファクシミリ及びこれらの複合機などの画像形成装置においては、一般に、感光体に形成されたトナー像を中間転写ベルトや記録媒体に転写させた後、また中間転写ベルトに転写されたトナー像を記録媒体に転写させた後において、上記の感光体や中間転写ベルトなどの像保持部材の表面に残留するトナーをクリーニング装置によって除去させるようにしている。
ここで、従来においては、例えば、図1に示すように、感光体や中間転写ベルトなどの像保持部材1の表面に残留するトナーtをクリーニング装置2によって除去させるにあたり、トナー像を転写させた後の像保持部材1の表面に、板状のクリーニングブレードからなるクリーニング部材2aの端部を圧接させ、像保持部材1の表面に残留するトナーtをこのクリーニング部材2aによって除去し、このように除去させたトナーtをクリーニング装置2の内部のトナー回収部2bに回収するようにしている。
そして、このクリーニング装置2の内部に設けられた搬送部材2cを回転させて、この搬送部材2cによって上記のようにトナー回収部2bに回収したトナーtを搬送させて、廃トナー容器(図示せず)などに導くようにしている。
しかし、上記のようにクリーニング部材2aにより除去されてトナー回収部2bに回収されたトナーtが、速やかに搬送部材2cによって搬送されず、トナー回収部2bの隙間部分などに堆積し、このトナーtが次第に凝集されて固化された。そして、このように凝集して固化されたトナーtにより、新たに除去されたトナーtが堰き止められ、クリーニング装置2の内部にトナーtが蓄積して、トナーtがクリーニング装置2からこぼれ出したり、また凝集して固化されたトナーtが搬送部材2cに導かれて搬送される際に、搬送部材2cに負荷が加わって、搬送部材2cが破損したりするという問題があった。
ここで、従来においては、特許文献1に示されるように、シート状部材を用いたほぐし手段を、現像剤を搬送する現像剤搬送手段と連動させて移動させ、現像剤受け部に堆積した現像剤をほぐすようにしたクリーニング装置が提案されている。
しかし、このクリーニング装置の場合、シート状部材を用いたほぐし手段を、像保持部材の表面に残留するトナーを除去するクリーニング部材と現像剤搬送手段との間に設けるため、クリーニング部材によって除去された現像剤が、このシート状部材によって堰き止められて現像剤搬送手段に適切に導かれなくなり、この現像剤がシート状部材に付着して凝集したりするという問題があった。また、上記のようにシート状部材を、現像剤を搬送する現像剤搬送手段と連動させて移動させるようにした場合、このシート状部材が摩耗したり、破損したりし、現像剤受け部に堆積した現像剤を、ほぐし手段によって長期にわたってほぐすことができないという問題があった。
また、従来においては、特許文献2に示されるように、像保持部材の表面から除去されたトナーを搬送させる搬送部材の周縁に当接するようにして、シート状の弾性部材をクリーニングブレード等の除去部材に沿って設け、搬送部材の回転に伴って上記の弾性部材を振動させ、この振動によって除去部材に付着したトナーを破壊させて落とすようにしたクリーニング装置が提案されている。
しかし、このクリーニング装置においても、像保持部材の表面に残留するトナーを除去する除去部材と搬送部材との間にシート状の弾性部材を設けるため、除去部材によって除去されたトナーが、このシート状の弾性部材によって堰き止められて搬送部材に適切に導かれなくなり、このトナーがシート状の弾性部材に付着して凝集したりするという問題があった。また、上記のようにシート状の弾性部材を、回転する搬送部材に接触させて振動させるようにした場合、このシート状の弾性部材が摩耗したり、破損したりし、除去部材に付着したトナーを上記のシート状の弾性部材により長期にわたって安定して破壊させて落とすことができない等の問題があった。
特開2000−181315号公報 特開2009−80191号公報
本発明は、トナー像が転写された後の像保持部材の表面に残留するトナーをクリーニング部材により除去してトナー回収部に回収し、このトナー回収部に回収されたトナーを回転する搬送部材によって搬送させるようにしたクリーニング装置における上記のような問題を解決することを課題とするものである。
すなわち、本発明においては、上記のようなクリーニング装置において、トナー回収部に回収されたトナーが長期にわたって安定して搬送部材に導かれて搬送され、長期にわたって安定したクリーニングが行えるようにすることを課題とするものである。
本発明におけるクリーニング装置においては、上記のような課題を解決するため、トナー像が転写された後の像保持部材の表面に残留するトナーをクリーニング部材によって像保持部材の表面から除去し、除去されたトナーをトナー回収部に回収し、このトナー回収部に回収されたトナーを回転する搬送部材によって搬送させるクリーニング装置において、回転軸の外周に搬送羽根が設けられた搬送部材を用い、この搬送部材の回転により回動されてトナー回収部内におけるトナーを搬送部材に導く線材で構成されたトナー案内部材を搬送部材に沿って設けると共に、このトナー案内部材を回動可能に保持する部分に弾性手段を設けるようにした。
ここで、本発明のクリーニング装置において使用する上記のクリーニング部材は特に限定されないが、例えば、板状のクリーニングブレードを用い、その端部を像保持部材の表面に沿って圧接させるようにすることができる。
また、上記のように搬送部材の回転により線材で構成されたトナー案内部材を回動させるにあたっては、このトナー案内部材を回転する搬送部材に設けられた搬送羽根との接触によって回動させるようにすることができる。
また、上記のトナー案内部材としては、例えば、搬送部材の回転により回動される回動アーム部と、この回動アーム部により回動されてトナー回収部内におけるトナーを搬送部材に導く案内アーム部とを備えたものを用いることができる。
そして、本発明の画像形成装置においては、トナー像が転写された後の像保持部材の表面に残留するトナーを除去するのに上記のようなクリーニング装置を用いるようにした。
本発明のクリーニング装置においては、上記のように像保持部材の表面に残留するトナーをクリーニング部材により除去させてトナー回収部に回収し、このようにトナー回収部に回収されたトナーを、回転軸の外周に搬送羽根が設けられた搬送部材を回転させて搬送させるにあたり、搬送部材に沿って設けられた線材からなるトナー案内部材を、搬送部材の回転により回動されてトナー回収部内におけるトナーを搬送部材に導くようにしたため、クリーニング部材と搬送部材との間にシート状の部材を設けた従来のクリーニング装置のように、トナー回収部に回収されたトナーがこのシート状の部材によって堰き止めるということがなく、トナー回収部に回収されたトナーが適切に搬送部材に導かれて搬送されるようになる。
また、上記のようにトナー案内部材を搬送部材に沿った線材で構成し、このトナー案内部材を搬送部材の回転により回動させるようにしているため、回転する搬送部材にシート状の部材を接触させて振動させる場合のように、上記のトナー案内部材が摩耗したり、破損したりするのが防止され、トナー回収部内におけるトナーが長期にわたって安定して搬送部材に導かれて搬送されるようになる。
さらに、上記のように搬送部材の回転により回動されるトナー案内部材を回動可能に保持する部分に弾性手段を設けたため、この弾性手段によりトナー案内部材の回動時における振動が抑制され、トナー案内部材の回動時に騒音が発生するのが防止されると共に、クリーニング部材や像保持部材が振動されて、画質に悪影響を及ぼすということもない。
感光体ドラムの表面に残留するトナー等をクリーニング装置によって除去する従来例を示した概略説明図である。 本発明の一実施形態に係る画像形成装置を用いて画像形成を行う状態を示した概略説明図である。 上記の実施形態に係る画像形成装置において、感光体ドラムの表面に残留するトナー等を本発明の実施形態に係る第1のクリーニング装置により除去するにあたり、感光体ドラムの表面から除去されてトナー回収部に回収されたトナーを搬送部材に導くトナー案内部材が上方に回動されて持ち上げられた状態を示した概略説明図である。 上記の実施形態に係る第1のクリーニング装置において、感光体ドラムの表面から除去されてトナー回収部に回収されたトナーを搬送部材に導くトナー案内部材が下方に回動された状態を示した概略説明図である。 上記の実施形態に係る第1のクリーニング装置において、搬送部材の回転により回動される線材で構成されたトナー案内部材を搬送部材に沿って設けた状態を示した概略斜視図である。 上記の実施形態に係る第1のクリーニング装置において、トナー案内部材が搬送部材の回転により回動される状態を示した部分斜視図である。 上記の実施形態に係る第1のクリーニング装置において、トナー案内部材を回動可能に支持する部分に弾性手段を設けるにあたり、トナー案内部材における回動軸の外周にリング状になった弾性部材を取り付けた例を示した部分斜視図である。 上記の実施形態に係る第1のクリーニング装置において、トナー案内部材を回動可能に支持する部分に設ける弾性手段の第1の変更例を示した部分斜視図である。 上記の実施形態に係る第1のクリーニング装置において、トナー案内部材を回動可能に支持する部分に設ける弾性手段の第2の変更例を示した部分断面図及び部分平面図である。 上記の実施形態に係る第1のクリーニング装置において、トナー案内部材を回動可能に支持する部分に設ける弾性手段の第3の変更例を示した部分斜視図である。 上記の実施形態に係る第1のクリーニング装置において、トナー案内部材における案内アーム部に線材をコイル状に巻いたものを用いた変更例を示した部分斜視図である。
次に、本発明の実施形態に係る画像形成装置及びクリーニング装置を添付図面に基づいて具体的に説明する。なお、本発明に係る画像形成装置及びクリーニング装置は、下記の実施形態に示したものに限定されず、その要旨を変更しない範囲において適宜変更して実施できるものである。
この実施形態に係る画像形成装置においては、図2に示すように、像保持部材となる4つの感光体ドラム10に対応させて、現像剤を収容させた4つの現像装置13を設け、各現像装置13においては、それぞれの現像剤におけるトナーの色彩を異ならせて、黒色,黄色,マゼンダ色,シアン色のトナーを用いている。
ここで、この画像形成装置においては、上記の各感光体ドラム10を回転させて、各感光体ドラム10の表面をそれぞれ帯電装置11によって帯電させ、このように帯電された各感光体ドラム10に対して、それぞれ潜像形成装置12により画像形成情報に従った露光を行い、各感光体ドラム10の表面にそれぞれ静電潜像を形成するようにしている。
そして、このように静電潜像が形成された各感光体ドラム10に対して、それぞれ対応する現像装置13から所定の色彩のトナーを各感光体ドラム10の静電潜像に供給して現像を行い、各感光体ドラム10の表面にそれぞれの色彩のトナー像を形成するようにしている。
次いで、上記のように各感光体ドラム10に形成された各色彩のトナー像を、複数の回転ローラ14aに架け渡されて回転駆動される像保持部材となる無端状の中間転写ベルト14の表面に、上記の各感光体ドラム10と対向して設けられた各一次転写ローラ15により順々に一次転写させて、この中間転写ベルト14の表面にフルカラーのトナー像を形成するようにしている。一方、上記の中間転写ベルト14に転写されずに各感光体ドラム10の表面に残留しているトナー等を、それぞれ第1のクリーニング装置20により、各感光体ドラム10の表面から除去するようにしている。
また、上記のように中間転写ベルト14の上に形成されたフルカラーのトナー像を、この中間転写ベルト14により二次転写ローラ16と対向する位置に導くと共に、この画像形成装置の下部に収容された記録シートSを上記の中間転写ベルト14と二次転写ローラ16との間に導き、中間転写ベルト14の上に形成されたフルカラーのトナー像を、二次転写ローラ16により記録シートSに転写させるようにしている。
その後、フルカラーのトナー像が転写された記録シートSを定着装置17に導いて、転写されたフルカラーのトナー像を記録シートSに定着させた後、このようにフルカラーのトナー像が定着された記録シートSを排紙させるようにしている。一方、記録シートSに転写されずに上記の中間転写ベルト14に残ったトナー等を、第2のクリーニング装置30によって中間転写ベルト14から除去させるようにしている。
ここで、上記の各感光体ドラム10の表面に残留しているトナーt等を、上記の第1のクリーニング装置20によって除去するにあたり、この実施形態においては、図3及び図4に示すように、板状のクリーニングブレードからなるクリーニング部材21の端部を、感光体ドラム10の軸方向に沿ってトナーt等が残留している感光体ドラム10の表面に圧接させ、このクリーニング部材21により、感光体ドラム10の表面からトナーt等を離脱させて、クリーニング装置20の内部におけるトナー回収部22に回収するようにしている。
また、このクリーニング装置20内においては、回転軸23aの外周に搬送羽根23bが設けられた搬送部材23を、上記のクリーニング部材21に沿って設け、この搬送部材23を回転させて、上記のトナー回収部22に回収されたトナーt等を搬送させ、廃トナー容器(図示せず)などに導くようにしている。
また、この実施形態においては、線材で構成されたトナー案内部材24をクリーニング装置20の壁26の内面に設けられた軸受部25に回動可能に保持させ、このトナー案内部材24を上記の搬送部材23の回転により回動させて、トナー回収部22に回収されたトナーt等を搬送部材23に導くようにしている。このようにすると、トナー回収部22に回収されたトナーt等がクリーニング部材21を取り付けた部分等の隙間部分に堆積して凝集されるのが抑制される。
ここで、この実施形態における上記のトナー案内部材24においては、図5及び図6に示すように、搬送部材23の回転により回動軸24aを支点として回動される一対の回動アーム部24bを、搬送部材23の搬送方向に所要間隔を介して設けると共に、搬送部材23に沿った直線状の線材からなる案内アーム部24cをこの一対の回動アーム部24b間に設けている。そして、上記のように回転する搬送部材23の搬送羽根23bに上記の回動アーム部24bを接触させ、この回動アーム部24bを回転する搬送羽根23bに沿って移動させることにより、トナー案内部材24を上下方向に回動させ、上記の案内アーム部24cによりトナー回収部22に回収されたトナーt等を搬送部材23に導くようにしている。
また、この実施形態においては、上記のトナー案内部材24を回動可能に支持する部分に弾性手段40を設けるにあたり、図3,図4及び図7に示すように、トナー案内部材24における回動軸24aの外周にリング状になった弾性部材41を取り付け、このように弾性部材41が取り付けられた回動軸24aを、クリーニング装置20の壁26の内面に所要間隔を介して設けられた一対の軸受部25に回動可能に保持させるようにしている。
そして、このように弾性部材41が取り付けられたトナー案内部材24の回動軸24aを上記の軸受部25に回動可能に保持させると、この弾性部材41によりトナー案内部材24の回動時における振動が抑制され、トナー案内部材24の回動時に騒音が発生するのが防止されると共に、上記のクリーニング部材21や感光体ドラム10が振動するのも抑制され、感光体ドラム10の表面に残留しているトナーt等がクリーニング部材21により適切に除去され、画質に悪影響を及ぼすということもない。
ここで、上記のように回動軸24aの外周にリング状になった弾性部材41を取り付けるにあたっては、この弾性部材41の内径を回動軸24aの外径よりも小さくして、上記のトナーt等が弾性部材41と回動軸24aとの間に侵入するのを防止させるようにし、またこの弾性部材41の外径を上記の軸受部25の内径よりも大きくして、トナー案内部材24の回動軸24aが軸受部25にがたつかないようにして保持されるようにし、トナー案内部材24の回動時における振動が十分に抑制されるようにすることが好ましい。また、この弾性部材41の材料は特に限定されないが、弾性変形する一方、クリープ変形しにくい材料を用いることが好ましい。
なお、この実施形態においては、上記の弾性手段40として、トナー案内部材24における回動軸24aの外周にリング状になった弾性部材41を取り付けるようにしたが、弾性手段40はこのようなものに限定されず、トナー案内部材24の回動時における振動が抑制されるようになっていれば、どのようなものであってもよい。
例えば、図8に示すように、上記のトナー案内部材24における回動軸24aを保持させる壁26の部分を二層構造にし、外側の壁26aの内面に設けられた凹部に、所要厚みになったシート状の弾性部材42を取り付ける一方、内側の壁26bに回動軸24aを回転可能に保持する軸受部25を設け、上記の弾性部材42によってトナー案内部材24の回動軸24aを、上記の軸受部25に弾性付勢させた状態で回転可能に保持させるようにすることができる。
また、図9(A),(B)に示すように、トナー案内部材24の回動軸24aを回転可能に保持させるにあたり、回動軸24aを位置決めさせる三角形状の凹部27aが設けられた軸受部材27を、クリーニング装置20の壁26の内面に所要間隔を介して一対設けると共に、この一対の軸受部材27の間に上方に向けてL型状に折り曲げられた弾性保持部材43を設け、軸受部材27の凹部27aに位置決めされたトナー案内部材24の回動軸24aを、上記の弾性保持部材43により軸受部材27の凹部27aに弾性付勢させた状態で回転可能に保持させるようにすることができる。
また、図10に示すように、クリーニング装置20の壁26の内面に所要間隔を介して一対の軸受部25を設けると共に、この一対の軸受部25の間におけるクリーニング装置20の壁26の内面に、適当な厚みの弾性部材44を内方に突出するように設け、この弾性部材44によりトナー案内部材24の回動軸24aを、上記の軸受部25に弾性付勢させた状態で回転可能に保持させるようにすることができる。
また、上記の例では、弾性手段40として、弾性部材41,42,44や弾性保持部材43を用いるようにしたが、この弾性手段40としてバネ(図示せず)などを用いるようにすることも可能である。
また、上記の実施形態においては、トナー案内部材24として、回動軸24aを支点として回動される一対の回動アーム部24b間に直線状の線材からなる案内アーム部24cを設けたものを用いるようにしたが、トナー回収部22に回収されたトナーt等がクリーニング部材21を取り付けた部分等の隙間部分に堆積して凝集するのをより一層抑制して、搬送部材23に適切に導かれるようにするため、図11に示すように、上記の案内アーム部24cとして、線材をコイル状に巻いたものを用いるようにすることも可能である。
また、上記の実施形態においては、感光体ドラム10の表面に残留しているトナーt等を除去する第1のクリーニング装置20について説明したが、中間転写ベルト14に残ったトナーt等を除去する第2のクリーニング装置30についても同様に構成することができる。
10 感光体ドラム(像保持部材)
11 帯電装置
12 潜像形成装置
13 現像装置
14 中間転写ベルト(像保持部材)
14a 回転ローラ
15 一次転写ローラ
16 二次転写ローラ
17 定着装置
20 第1のクリーニング装置
21 クリーニング部材
22 トナー回収部
23 搬送部材
23a 回転軸
23b 搬送羽根
24 トナー案内部材
24a 回動軸
24b 回動アーム部
24c 案内アーム部
25 軸受部
26 壁
27 軸受部材
27a 凹部
30 第2のクリーニング装置
40 弾性手段
41,42,44 弾性部材
43 弾性保持部材
S 記録シート
t トナー

Claims (5)

  1. トナー像が転写された後の像保持部材の表面に残留するトナーをクリーニング部材によって像保持部材の表面から除去し、除去されたトナーをトナー回収部に回収し、このトナー回収部に回収されたトナーを回転する搬送部材によって搬送させるクリーニング装置において、回転軸の外周に搬送羽根が設けられた搬送部材を用い、この搬送部材の回転により回動されてトナー回収部内におけるトナーを搬送部材に導く線材で構成されたトナー案内部材を搬送部材に沿って設けると共に、このトナー案内部材を回動可能に保持する部分に弾性手段を設けたことを特徴とするクリーニング装置。
  2. 請求項1に記載したクリーニング装置において、上記のクリーニング部材に板状のクリーニングブレードを用い、その端部を像保持部材の表面に沿って圧接させることを特徴とするクリーニング装置。
  3. 請求項1又は請求項2に記載したクリーニング装置において、上記のトナー案内部材が、回転する搬送部材に設けられた搬送羽根との接触によって回動されることを特徴とするクリーニング装置。
  4. 請求項1〜請求項3の何れか1項に記載のクリーニング装置において、上記のトナー案内部材が、搬送部材の回転により回動される回動アーム部と、この回動アーム部により回動されてトナー回収部内におけるトナーを搬送部材に導く案内アーム部とを備えたことを特徴とする画像形成装置。
  5. 請求項1〜請求項4の何れか1項に記載のクリーニング装置を備えたことを特徴とする画像形成装置。
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