JP2011107313A5 - - Google Patents

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本発明の光学系は、物体側より像側へ順に、正レンズ、負レンズ、開口絞り、負レンズ、正レンズの順に配置されたレンズ部を有する前群、負レンズ、正レンズの順に配置されたレンズ部を有する後群を有し、前群と後群の間隔を変化させることでフォーカスを行い、前記開口絞りより像側に配置された正レンズのうち少なくとも1つの正レンズGpRの材料の屈折率、アッベ数、部分分散比を各々NdpR、νdpR、θgFpRとするとき、
1.53<NdpR<1.85
50<νdpR<80
0.005<θgFpR−0.6438+0.001682×νdpR<0.080
なる条件式を満たすことを特徴としている。
そこで本発明の光学系では、異常部分分散性はやや劣るが屈折率が1.6程度の材料(中屈折率低分散材料)を正レンズの材料として用いることで軸上色収差の変動の補正と像面湾曲の補正を良好に行っている。このとき全ての正レンズに、この中屈折率分散材料を使用すると、やはりペッツバール和が大きくなるため一部に高屈折率低分散の材料より成る正レンズを用いている。また異常部分分散性を有する材料は軟らかいため材料に傷がつきやすく、外部にさらされる最も物体側のレンズに用いるのは適さない。
1.55<NdpR<1.65 ・・・(1b)
55<νdpR<75 ・・・(2b)
0.010<θgFpR−0.6438+0.001682×νdpR<0.040
・・・(3b)
本発明の光学系は以上の諸条件を満足することによって達成される。更に色収差の補正を良好に行い、高い光学性能を得るには次の諸条件のうち1以上を満足するのが良い。前群LFの開口絞りSPより物体側に配置された正レンズのうち少なくとも1つの正レンズGpFの材料の屈折率、アッベ数、部分分散比を各々NdpF、νdpF、θgFpFとする。前群LFに配置された負レンズのうち、少なくとも1つの負レンズGnFの材料の屈折率、アッベ数、部分分散比を各々NdnF、νdnF、θgFnFとする。後群LRの焦点距離をfR、全系の焦点距離をfとする。
このとき、
1.65<NdpF<1.90 ・・・(4a)
30<νdpF<60 ・・・(5a)
−0.020<θgFpF−0.6438+0.001682×νdpF<0.005
・・・(6a)
1.90<NdnF+0.0125νdnF<2.24 ・・・(7a)
−0.020<θgFnF−0.6438+0.001682×νdnF<0.003
・・・(8a)
|fR/f|>5.0 ・・・(9a)
なる条件式のうち1以上を満たすのが良い。
|fR/f|≧5.79・・・(9b)
各実施例の光学系は無限遠物体から至近距離物体へのフォーカスに際し、前群LFが物体側に移動し、後群LRが固定または物体側に移動している。後群LRが像側に移動した場合、後群LRの各レンズ面での軸上光線の入射高が変化し過ぎるため、至近距離物体の撮影のときの球面収差とコマ収差を良好に補正するのが難しくなる。
(実施例3)
物体側から像側へ順に前群LFは物体側の面が凸でメニスカス形状の負レンズFFN、両凸形状の正レンズFFP1、物体側に凸面を向けた正レンズFFP2、像側に凹面を向けた負レンズFFN2、開口絞りSPを有している。更に負レンズFRNと正レンズFRP1を接合した接合レンズ、正レンズFRP2より構成されている。後群LRは像側に凹面を向けた負レンズRNと両レンズ面が凸形状の正レンズRPより構成される。実施例3における光学系は、レトロフォーカス型レンズ系である。正レンズFRP1、FRP2が、共に条件式(1a)から(3a)を満たしており、全系のペッツバール和を小さくし像面湾曲を良好に補正しつつ、軸上色収差の物体距離に対する変動を良好に抑えている。また正レンズFFP2が条件式(4a)から(6a)を満たしており、全系のペッツバール和を小さくし、像面湾曲を良好に補正しつつ、軸上色収差の物体距離に対する変動を良好に抑えている。また負レンズFFN2が条件式(7a)、(8a)を満たしており、軸上色収差を良好に補正している。また後群LRは条件式(9a)を満たしており、十分パワーが弱いため像面湾曲や倍率色収差等の軸外収差に影響を与えることなく、球面収差とコマ収差の物体距離に対する変動を良好に補正している。また後群LRはフォーカスに際し固定であり、前群LFでの球面収差やコマ収差の変動を、後群LRの各レンズ面での軸上光線の入射高を変化させることで補正すると共に、メカ保持構造の簡易化を図っている。
数値実施例1〜3に対応する数値実施例1〜3のレンズデータを示す。これらの数値実施例において、iは物体側からの面の順序を示す。riは物体側より第i番目のレンズ面の曲率半径である。diは物体側より第i番目の基準状態の軸上面間隔、ndi、νdi、θgFiは第i番目の光学部材のd線における屈折率、アッベ数、部分分散比を各々表わしている。また光線有効径も示す。また、焦点距離、Fナンバー等のスペックに加え、画角は全系の半画角(度)、像高は半画角を決定する最大像高、レンズ全長は第1レンズ面から最終レンズ面までの距離、BFは最終レンズ面から像面までの長さ(バックフォーカス)を示している。また、各光学面の間隔dが(可変)となっている部分は、フォーカシングに際して変化するものであり、別表に撮影倍率に応じた面間隔を記している。撮影倍率1/∞とは、物体距離無限での撮影を表している。尚、以下に記載する数値実施例1〜3のレンズデータに基づく、各条件式の計算結果を表1に示す。

Claims (8)

  1. 物体側より像側へ順に、正レンズ、負レンズ、開口絞り、負レンズ、正レンズの順に配置されたレンズ部を有する前群、負レンズ、正レンズの順に配置されたレンズ部を有する後群を有し、前群と後群の間隔を変化させることでフォーカスを行い、前記開口絞りより像側に配置された正レンズのうち少なくとも1つの正レンズGpRの材料の屈折率、アッベ数、部分分散比を各々NdpR、νdpR、θgFpRとするとき、
    1.53<NdpR<1.85
    50<νdpR<80
    0.005<θgFpR−0.6438+0.001682×νdpR<0.080
    なる条件式を満たすことを特徴とする光学系。
  2. 前記前群の開口絞りより物体側に配置された正レンズのうち少なくとも1つの正レンズGpFの材料の屈折率、アッベ数、部分分散比を各々NdpF、νdpF、θgFpFとするとき、
    1.65<NdpF<1.90
    30<νdpF<60
    −0.020<θgFpF−0.6438+0.001682×νdpF<0.005
    なる条件式を満たすことを特徴とする請求項1に記載の光学系。
  3. 前記前群に配置された負レンズのうち、少なくとも1つの負レンズGnFの材料の屈折率、アッベ数、部分分散比を各々NdnF、νdnF、θgFnFとするとき、
    1.90<NdnF+0.0125νdnF<2.24
    −0.020<θgFnF−0.6438+0.001682×νdnF<0.003
    なる条件式を満たすことを特徴とする請求項1又は2に記載の光学系。
  4. 前記後群の焦点距離をfR、全系の焦点距離をfとするとき、
    |fR/f|>5.0
    なる条件式を満たすことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の光学系。
  5. 無限遠物体から至近距離物体へのフォーカスに際し、前記前群が物体側に移動し、前記後群が不動、または物体側に移動することを特徴とする、請求項1乃至4のいずれか1項に記載の光学系。
  6. 物体側から像側へ順に、前記前群は物体側に凸面を向けた正レンズ、物体側に凸面を向けた正レンズ、像側に凹面を向けた負レンズ、開口絞り、物体側に凹面を向けた負レンズと像側に凸面を向けた正レンズを接合した接合レンズ、正レンズより構成され、前記後群は像側に凹面を向けた負レンズと両レンズ面が凸形状の正レンズより構成されることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項の光学系。
  7. 物体側から像側へ順に、前記前群は物体側の面が凸でメニスカス形状の負レンズ、両凸形状の正レンズ、物体側に凸面を向けた正レンズ、像側に凹面を向けた負レンズ、開口絞り、負レンズと正レンズを接合した接合レンズ、正レンズより構成され、前記後群は像側に凹面を向けた負レンズと両レンズ面が凸形状の正レンズより構成されることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項の光学系。
  8. 請求項1乃至いずれかに記載の光学系を有することを特徴とする光学機器。
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