JP2011107245A - レンズ鏡筒 - Google Patents

レンズ鏡筒 Download PDF

Info

Publication number
JP2011107245A
JP2011107245A JP2009259795A JP2009259795A JP2011107245A JP 2011107245 A JP2011107245 A JP 2011107245A JP 2009259795 A JP2009259795 A JP 2009259795A JP 2009259795 A JP2009259795 A JP 2009259795A JP 2011107245 A JP2011107245 A JP 2011107245A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lens barrel
flare
lens
light
convex
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2009259795A
Other languages
English (en)
Inventor
Masaru Konagaya
賢 小長谷
Junichi Takahashi
淳一 高橋
Kunio Abe
邦雄 阿部
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Corp
Original Assignee
Panasonic Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Panasonic Corp filed Critical Panasonic Corp
Priority to JP2009259795A priority Critical patent/JP2011107245A/ja
Publication of JP2011107245A publication Critical patent/JP2011107245A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Lens Barrels (AREA)

Abstract

【課題】本発明は、フレア発生を低減したレンズ鏡筒を提供する。
【解決手段】レンズ鏡筒131は、光を通して撮像素子に導くレンズ鏡筒131であって、レンズ鏡筒131の内面141a、141b、141cに、円弧形状を有する凸部142a、142b、142cを接触させて形成した凸部群143a、143b、143cを設け、凸部142a、142b、142cによって特定方向からの光束が分散するように反射させ、まとまったフレア光として撮像素子に入射することを回避してフレア発生を低減する。
【選択図】図3

Description

本発明は、撮像装置のレンズ鏡筒に関するものであり、特には、フレア発生を低減するレンズ鏡筒に関する。
近年、CCD(Charge Coupled Device)やCMOS(Complementary metal−oxide Semiconductor)センサなどの撮像素子を用いたデジタルスチルカメラやビデオカメラの普及が著しい。一般に、これらのデジタルスチルカメラやビデオカメラには、被写体の光学像を撮像素子に結像させるためのレンズ鏡筒が取り付けられている。
一方、撮影光学系の視野外からこれらのレンズ鏡筒内部に入射する光が反射して、撮像素子の受光面に入射するとフレアを引き起こすことが知られ、このようなフレア発生を防止するための遮光構造が特許文献1に開示されている。
特許文献1に記載の遮光構造では、光学系の光軸に直交する面での断面形状が、所定の連続した波形状を呈しており、所定の波形状の稜線を光軸と略平行に延出させている。具体的には、所定の波形状として断面が三角波形状の遮光構造を、光の光路を確保するための枠状体の全内周面に設けている。すなわち、光が撮像素子方向に進行する際に、三角波形状表面での反射を繰り返させてその光量を減衰させ、撮像素子への入射光量を減少させている。
特開2009−25584号公報
しかしながら、上記特許文献1に開示の発明では、遮光構造の光が入射し反射する面が三角形状の頂点部及び谷部を除き平面となっている。したがって、特定方向からの光束に対しては、三角形の突起平面で反射が繰り返されるものの、多くの光束が一定方向に反射し、依然強いフレアを発生させる光として撮像素子に入射するといった課題があった。
そこで、本発明は、上記の課題を解決し、フレア発生を低減したレンズ鏡筒を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明のレンズ鏡筒は、光を通して撮像素子に導くレンズ鏡筒であって、レンズ鏡筒の内面に、円弧形状を有する凸部を接触させて形成した凸部群を設けている。
このような構成によれば、凸部の斜面が円弧であるので、特定方向からの光束が分散するように反射し、まとまった光として撮像素子に入射することを回避してフレア発生を低減できる。
上記の構成によれば、フレア発生を低減したレンズ鏡筒を提供できる。
ビデオカメラの概観を示す斜視図である。 本実施の形態におけるレンズ鏡筒を示す断面図である。 同レンズ鏡筒の図2におけるD−D線断面図である。 同レンズ鏡筒の凸部における光束の反射状況を示す詳細断面図である。 同レンズ鏡筒の谷部における光束の反射状況を示す断面図である。 従来のレンズ鏡筒を示す断面図である。 同レンズ鏡筒における光束の反射状況を示す詳細断面図である。 本実施の形態に対する比較例としてのレンズ鏡筒を示す断面図である。 同レンズ鏡筒における光束の反射状況を示す詳細断面図である。
(実施の形態)
[1.ビデオカメラとレンズ鏡筒の構成]
図1は撮像装置としてのビデオカメラ100の外観を示す斜視図である。ビデオカメラ100は片手で保持し易いように構成された筐体110の内部に、景色などの撮影対象を取り込む対物レンズ120を有するレンズ鏡筒130を備えている。
図2は本実施の形態におけるレンズ鏡筒130を示す断面図である。レンズ鏡筒130は、主鏡筒131と、この主鏡筒131の前端に設けられた前鏡筒132と、主鏡筒131の後端に設けられた後鏡筒133とから構成されている。前鏡筒132には対物レンズ120が装着されている。
また、主鏡筒131の内部には、ズームレンズ134がズームレンズ移動枠135に取り付けられて固定され、ズームレンズ移動枠135が主鏡筒131内で矢印Bのように光軸130a方向の前後に移動するように構成されている。主鏡筒131と後鏡筒133との間には、固定レンズ136を保持している固定レンズ枠137が装着されている。後鏡筒133の内部には、フォーカスレンズ138がフォーカスレンズ移動枠139に取り付けられて固定され、フォーカスレンズ移動枠139が後鏡筒133内で矢印Cのように光軸130a方向の前後に移動するように構成されている。さらに、後鏡筒133にはレンズ鏡筒130に取り込んだ撮影情報を電気信号に変換する撮像素子140が装着されている。
また、主鏡筒131の前鏡筒132側の内面であって、少なくとも図1に示すビデオカメラ100を人間が保持して撮影する場合のビデオカメラ100の底面側に当たる内面141aに、凸部142aを設け、同じく左右側に当たる内面141bに凸部142bを設けている。このとき、それぞれの凸部142aと凸部142bは、光軸130a方向に平行に所定長さLだけ延出するように構成されている。
なお、図2において、対物レンズ120、ズームレンズ134、固定レンズ136およびフォーカスレンズ138はそれぞれ1枚のレンズとして示しているが、それぞれ複数のレンズを組み合わせたレンズ群であっても構わない。
[2.レンズ鏡筒内部の構成]
図3は、本実施の形態におけるレンズ鏡筒130の図2における主鏡筒131のD−D線断面図である。図3に示すように、レンズ鏡筒130および主鏡筒131はその外形形状は略矩形形状を有している。主鏡筒131のビデオカメラ100の底面側に当たる内面141aと、同じく左右側に当たる内面141b、141cに、凸部142a、142b、142cがそれぞれ2個ずつ設けられている。また、それぞれの凸部142a、142b、142cは円弧形状を有し、それらの凸部142a、142b、142cを接触させて凸部群143a、143b、143cを形成している。
また、図3の破線で示す円は、図2における対物レンズ120からズームレンズ134までの光学有効円144であり、凸部142a、142b、142cの頂部がこの光学有効円144に近接するように構成されている。
すなわち、蒲鉾形状の凸部142a、142b、142cが連なった凸部群143a、143b、143cは、矩形形状の主鏡筒131の底面側に当たる内面141aと、同じく左右側に当たる内面141b、141cとに、光軸130a方向と平行に所定長さLだけ延出させて設けられている。
また、それぞれの2つの凸部142a、142b、142cを接触させる際の接触点145a、145b、145cは、光学有効円144の中心線上、すなわち、図3においてビデオカメラ100の水平方向に一致するライン150上と、同じく垂直方向に一致するライン151上に位置するように配置されている。したがって、それぞれの2つの凸部142a、142b、142cの接触によって形成される谷部146a、146b、146cは、それぞれライン150、151に対して対称のV字形状を形成している。
[3.凸部によるフレア低減]
[3.1.従来例における凸部によるフレア低減]
図6Aは、従来例としての特許文献1に開示されたレンズ鏡筒500を示す断面図であり、図2と同様に破線で示す円は光学有効円501を示す。また、図6Bは、レンズ鏡筒500における光束の反射状況を示す詳細断面図である。
図6Aに示すように、レンズ鏡筒500の内面には、フレア低減のための三角形状突起510がレンズ鏡筒500の光軸方向に平行に延出して形成されている。また、三角形状突起510の頂部520が、光学有効円501の中心線上であるビデオカメラ100の水平方向のライン502上に、同じく垂直方向のライン503上に位置するように配置している。
図6Bには、フレアの要因となる光学有効円501以外から入射した光束が、三角形状突起510で反射する状況を示している。三角形状突起510では、その斜面530は直線、すなわち光軸方向では平面を形成している。
光学有効円501以外の特定方向からレンズ鏡筒500に入射した光束は、図6Bの矢印で示すように三角形状突起510で反射し、斜面530で反射した光の一部は隣接する三角形状突起510で再反射される動作を繰り返して減衰させる。しかしながら、斜面530からの反射は多くの光束540が一定方向に反射する。そのため、光学有効円501以外の特定方向からレンズ鏡筒500に入射する光が、強いフレア光として、図2に示す撮像素子140に入射する場合がある。
また、図6Bに示すように、三角形状突起510の頂部520が光学有効円501の中心を通るライン502、503の位置にある場合には、頂部520で反射した光束541のうち光学有効円501内に入る光束の多くがフレア発生の光束となる可能性がある。
また、このような従来例においては、レンズ鏡筒500を小型化するために、三角形状突起510の頂部520を光学有効円501に近づけた場合、頂部520で反射した光束541のうち光学有効円501内に入る光束の割合が増える。その結果、撮像素子140に入射するフレア光の量が増えてフレアレベルが悪化するため、レンズ鏡筒500の小型化ができないといった課題が発生する。
また、これらのレンズ鏡筒500は樹脂成形で形成されるのが一般的であり、その場合には頂部520は半径がR0.1前後の曲率を有する形状となる。半径がR0.1を超えると急激に頂部520での反射光541が増加する。特に、三角形状突起510の頂部520が、光学有効円501の中心線上であるビデオカメラ100の水平方向のライン502上と、同じく垂直方向のライン503上に位置するように配置されている場合、光学有効円501に入射するし、フレア光となる光束が増加して、フレアレベルがさらに悪化する。したがって、樹脂成形において頂部520の管理を厳密にする金型管理が必要となる。
[3.2.本実施の形態における凸部によるフレア低減]
図4は、本実施の形態における主鏡筒131の凸部142a、142b、142cにおける光束160a、160b、160cの反射状況を示す詳細断面図であり、図3において光学有効円144以外の特定方向から主鏡筒131に入射した光が凸部142a、142b、142cで反射する光束160a、160b、160cを示している。なお、図4では、2つの凸部142aにより形成された凸部群143aを例として示している。
本実施の形態における凸部142aはそれぞれが円弧形状を有し、それらの凸部142aを少なくとも2つ接触させて凸部群143aを形成している。すなわち、凸部142aは曲面形状を有している。
したがって、図4に示すように、光学有効円144以外の特定方向から主鏡筒131に入射した光が凸部142aで反射する際には、光束160a、160b、160cなどのようにその方向が分散するように反射する。したがって、従来例の図6Bで述べた平面からの光束540のようにまとまった光として撮像素子140に入射することがない。そのため、フレア発生を低減して高画質の撮像を実現できる。
一方、本実施の形態では、凸部142a、142b、142cを接触させる際の接触点145a、145b、145cを光学有効円144の中心線上に位置するように配置している。すなわち、図3においてビデオカメラ100の水平方向に一致するライン150上と同じく垂直方向に一致するライン151上に位置するように配置している。したがって、接触によって形成される谷部146a、146b、146cはそれぞれライン150、151に対して対称のV字形状を形成している。
図5は本実施の形態において、これらの谷部146a、146b、146cのうちの谷部146aで反射する光束160dの状態を示している。図5に示すように、谷部146aでは光学有効円144以外の特定方向から入射した光が、谷部146aの曲面表面で分散して反射し光束160dとなり、さらに、隣り合う凸部142aとの間で反射を繰り返すことになる。その結果として、光強度が減衰して光学有効円144内に入射せずにフレアの発生を減少させることができる。
また、ビデオカメラ100を保持しながら撮影する場合に、太陽光などの外光は、主鏡筒131の左右側面とその底部に入り込み易くなる。しかしながら、本実施の形態では、図3に示すように谷部146b、146cをビデオカメラ100の水平方向に一致するライン150である左右側面に配置し、さらに、谷部146aを垂直方向に一致するライン151である底部に配置している。そのため、谷部146a、146b、146cでは、太陽光などの外光が主鏡筒131に入射しても、光学有効円144との距離を長くでき、さらに、それぞれの谷部146a、146b、146cで反射を繰り返すことでその強度を減衰できる。その結果、反射した光束が光学有効円144内に入射しにくく、フレア発生を減少させることができる。
特に、本実施の形態では、主鏡筒131の左右側面となる位置に谷部146b、146cを設けている。そのため、ビデオカメラ100の横幅を薄くしてもフレア発生を減少させ、主鏡筒131の薄型化とレンズ鏡筒130の薄型化を実現できる。
さらに、本実施の形態における凸部142a、142b、142cは、図2に示すように、光軸130a方向と平行に所定長さLだけ延出して設けている。したがって、レンズ鏡筒130を樹脂成形で形成する場合、型抜きが容易となり製造が容易となる。なお、図2では所定長さLを、対物レンズ120側からズームレンズ134までの所定距離としているが、主鏡筒131の全長あるいは後鏡筒133にわたって設けてもよい。
[3.3.本実施の形態に対する比較例]
なお、図7Aは本実施の形態におけるレンズ鏡筒130に対する比較例としてのレンズ鏡筒600を示す断面図である。レンズ鏡筒600の内面には正弦波形状凸部610を設けている。また、図7Bはその正弦波形状凸部610における光束の反射状況を示す詳細断面図である。
図7Aに示すように、比較例では本実施の形態と同様に、正弦波形状凸部610をレンズ鏡筒600のビデオカメラの底面側に当たる内面と、同じく左右側に当たる内面とに設けている。また、正弦波形状凸部610の谷部620が、光学有効円630の中心を通り、ビデオカメラの水平方向に一致するライン640a上と、同じく垂直方向に一致するライン640b上とに位置するように配置されている。
このような正弦波形状の特に谷部620は、本実施の形態における円弧形状の重なる谷部146a、146b、146cに比べてより平面に近くなる。そのため、図7Bに示すように、谷部620では光束620aが、それぞれ光学有効円630に向けてほぼ直進的に反射される。そのために、光学有効円630と谷部620との距離が離れていても、光束620aが光学有効円630内に入り込み易くなりフレア発生の原因となる。
このように、正弦波形状凸部610の谷部620が、ライン640a上とライン640b上とに位置するように配置されている場合でも、フレア抑制効果が本実施の形態に比べて劣る。
一方、正弦波形状凸部610の頂部650が、ライン640a上とライン640b上とに位置するように配置されている場合には、頂部650と光学有効円630との距離が近づくため、頂部650からの光束650aが光学有効円630内に入り込み易くなり、さらにフレアレベルが悪化することになる。
したがって、本実施の形態における円弧形状を有する凸部142a、142b、142cを接触させた構成の主鏡筒131に比べて、比較例の正弦波形状凸部610を有するレンズ鏡筒600はフレア発生を防ぐ効果に劣る。
[4.まとめ]
本実施の形態の主鏡筒131は、光を通して撮像素子140に導く主鏡筒131であって、主鏡筒131の内面141a、141b、141cに、円弧形状を有する凸部142a、142b、142cを接触させて形成した凸部群143a、143b、143cを設けている。
このような構成によれば、凸部142a、142b、142cの斜面が円弧であるので、特定方向からの光束が分散するように反射するため、まとまったフレア光として撮像素子140に入射することを回避してフレア発生を低減できる。
さらに、凸部群143b、143cを対物レンズ120通過後の主鏡筒131内の光学有効円144に近接させるとともに、光学有効円144の中心線となるライン150上に対向して一対設け、かつ、隣り合うそれぞれの凸部142b、142cが接触する接触点145b、145cをライン150上に位置させてもよい。
このような構成により、それぞれの接触点145b、145cの領域において谷部146b、146cを形成する。その結果、谷部146b、146cでは、太陽光などの外光が主鏡筒131に入射しても、光学有効円144との距離を長くでき、さらに、それぞれの谷部146b、146cで反射を繰り返すことでその強度を減衰できる。その結果、主鏡筒131の左右側面となる位置に谷部146b、146cを設けて、ビデオカメラ100の横幅を薄くしてもフレア発生を減少させ、レンズ鏡筒130の薄型化を実現できる。
さらに、一対の凸部群143b、143cを設けた中心線であるライン150上と垂直な中心線であるライン151上の少なくとも一方に、さらに凸部群143aを設けてもよい。
このような構成により、ビデオカメラ100を保持した場合に底部となる位置に凸部群143aを設けることで、ビデオカメラ100の上方向または横方向となる太陽光などの外光によるフレア発生をさらに減少させることができる。
さらに、凸部142a、142b、142cを光軸方向と平行に所定長さLだけ延出して設けることが望ましい。
このような構成により、レンズ鏡筒130を樹脂成形で形成する場合、型抜きが容易となり製造が容易となる。
(他の実施の形態)
以上のように、本発明の実施の形態を例示した。しかし、本発明はこれには限らない。そこで、本発明の他の実施の形態を以下にまとめて説明する。なお、本発明は、これらには限定されず、適宜修正された実施の形態に対しても適用可能である。
本発明の実施の形態において、主鏡筒131の内面141a、141b、141cに、円弧形状を有する凸部142a、142b、142cをそれぞれ2つ設けて接触させているが、これには限らない。例えば、それぞれの内面141a、141b、141cにそれぞれの凸部142a、142b、142cを複数個設けるようにしてもよい。そのとき、ライン150、151上にそれぞれの接触点145a、145b、145cが位置するように、すなわち凸部142a、142b、142cの頂部がこれらのライン150、151からずれているように配置すればよい。要するに、主鏡筒131の内面141a、141b、141cに円弧形状の凸部142a、142b、142cが接触して連なった構成とし、その接触点145a、145b、145cが光学有効円144の中心線を通るようにすればよい。
さらに、図3では、ライン151上の一方に凸部群143aを設けた構成としているが、対向する主鏡筒131の内面にも設けてもよい。この場合には、ビデオカメラの下方向に外光などの光源がある場合でもフレア発生を減少させることができる。
本発明は、撮像装置のレンズ鏡筒に関し、特に、レンズ鏡筒内面の構成に関するものであって、フレアが発生しにくい撮像装置を提供できる。そのため、本発明は、デジタルスチルカメラやデジタルビデオカメラ、フィルムカメラ、カメラ付き携帯電話端末、カメラ付き端末などに適用できる。
100 ビデオカメラ
110 筐体
120 対物レンズ
130 レンズ鏡筒
130a 光軸
131 主鏡筒
132 前鏡筒
133 後鏡筒
134 ズームレンズ
135 ズームレンズ移動枠
136 固定レンズ
137 固定レンズ枠
138 フォーカスレンズ
139 フォーカスレンズ移動枠
140 撮像素子
141a,141b,141c 内面
142a,142b,142c 凸部
143a,143b,143c 凸部群
144 光学有効円
145a,145b,145c 接触点
146a,146b,146c 谷部
150,151 ライン
160a,160b,160c,160d 光束

Claims (3)

  1. 光を通して撮像素子に導くレンズ鏡筒であって、
    前記レンズ鏡筒の内面に、円弧形状を有するとともに光軸方向に延出して設けた凸部を接触させて形成した凸部群を設けたことを特徴とするレンズ鏡筒。
  2. 前記凸部群を対物レンズ通過後の鏡筒内の光学有効円に近接させるとともに、前記光学有効円の中心線上に対向して一対設け、かつ、隣り合う前記凸部が接触する接触点を前記中心線上に位置させたことを特徴とするレンズ鏡筒。
  3. 一対の前記凸部群を設けた前記中心線と垂直な中心線上の少なくとも一方に、さらに前記凸部群を設けたことを特徴とする請求項2に記載のレンズ鏡筒。
JP2009259795A 2009-11-13 2009-11-13 レンズ鏡筒 Pending JP2011107245A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009259795A JP2011107245A (ja) 2009-11-13 2009-11-13 レンズ鏡筒

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009259795A JP2011107245A (ja) 2009-11-13 2009-11-13 レンズ鏡筒

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2011107245A true JP2011107245A (ja) 2011-06-02

Family

ID=44230816

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009259795A Pending JP2011107245A (ja) 2009-11-13 2009-11-13 レンズ鏡筒

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2011107245A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20180014638A (ko) * 2016-08-01 2018-02-09 삼성전기주식회사 렌즈 모듈 및 이를 포함하는 카메라 모듈
CN107678118A (zh) * 2016-08-01 2018-02-09 三星电机株式会社 透镜镜筒、镜头模块及相机模块
JP6779393B1 (ja) * 2019-05-09 2020-11-04 三菱電機株式会社 レーザ装置
KR20220055732A (ko) * 2020-10-27 2022-05-04 삼성전기주식회사 렌즈 모듈 및 이를 포함하는 카메라 모듈
CN114526457A (zh) * 2020-11-23 2022-05-24 常州星宇车灯股份有限公司 太阳光模拟装置

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20180014638A (ko) * 2016-08-01 2018-02-09 삼성전기주식회사 렌즈 모듈 및 이를 포함하는 카메라 모듈
CN107678118A (zh) * 2016-08-01 2018-02-09 三星电机株式会社 透镜镜筒、镜头模块及相机模块
KR101963279B1 (ko) * 2016-08-01 2019-03-29 삼성전기주식회사 렌즈 모듈 및 이를 포함하는 카메라 모듈
US10473879B2 (en) 2016-08-01 2019-11-12 Samsung Electro-Mechanics Co., Ltd. Lens module and camera module including same
CN112817109A (zh) * 2016-08-01 2021-05-18 三星电机株式会社 镜头模块
JP6779393B1 (ja) * 2019-05-09 2020-11-04 三菱電機株式会社 レーザ装置
US11264771B1 (en) * 2019-05-09 2022-03-01 Mitsubishi Electric Corporation Laser device
KR20220055732A (ko) * 2020-10-27 2022-05-04 삼성전기주식회사 렌즈 모듈 및 이를 포함하는 카메라 모듈
KR102450594B1 (ko) * 2020-10-27 2022-10-07 삼성전기주식회사 렌즈 모듈 및 이를 포함하는 카메라 모듈
CN114526457A (zh) * 2020-11-23 2022-05-24 常州星宇车灯股份有限公司 太阳光模拟装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5579555B2 (ja) 撮影光学系、及び撮影装置
US8570668B2 (en) Imaging optical system and imaging apparatus
US9195028B2 (en) Optical element, imaging lens unit, image pickup apparatus
TWI707188B (zh) 相機模組與電子裝置
US8764204B2 (en) Lens barrel, camera device and lens hood
JP2010164755A (ja) 光学素子、撮影光学系及びカメラモジュール
JP2011107245A (ja) レンズ鏡筒
CN106405798B (zh) 成像装置及电子装置
KR102381619B1 (ko) 카메라 모듈
CN112532814A (zh) 潜望式摄像模组及电子设备
US7630627B2 (en) Viewfinder optical system and image pickup apparatus including the same
JP3820976B2 (ja) ズームレンズ鏡筒
WO2011074185A1 (ja) ストロボ装置、及び撮像装置
JP2010276841A (ja) レンズ鏡筒
JP2010020181A (ja) レンズ鏡筒
US9316813B2 (en) Lens module
CN116266007A (zh) 折叠透镜系统及其潜望式摄像模组
JP2007148051A (ja) 撮影レンズユニット
JP4412992B2 (ja) レンズ鏡筒
JP2006129084A (ja) 撮像装置及び撮像方法
JP2012220734A (ja) レンズ鏡筒および撮影装置
KR101268983B1 (ko) 경통 모듈
JP2004138784A (ja) 照射角可変ストロボ装置
CN2672676Y (zh) 数码相机镜头模组
CN220383160U (zh) 摄像模组和终端设备