JP2011105417A - ダビット装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】1台の装置で一般荷役とボートの双方を揚降でき、かつ安全にボートを揚降することができるダビット装置を提供する。
【解決手段】ブーム、荷役用ウィンチ7及び荷役用シーブ11a,11b,11c,を有するクレーン1と、ブームに直接的又は間接的に設けられ、ボート60を揚降する揚降装置30とを備える。揚降装置30は、固定側ダビットブーム31と、一方の端部が固定側ダビットブームの一方の端部と回動自在に設けられた可動側ダビットブーム32と、可動側ダビットブーム32を回動させるダビットブーム回動機構と、ボート吊り上げ用索の巻き取り及び繰り出しを行う揚降用ウィンチ34と、固定側ダビットブーム31の他方の端部及び可動側ダビットブーム32の他方の端部に設けられ、ボート吊り上げ用索を案内する揚降用シーブ35a,35bとを有する。
【選択図】図1

Description

本発明は、例えば船舶に装備され、ボートの揚降に使用するダビット装置に関する。
従来の船舶には、一般荷役用のクレーン装置とボート揚降用のダビット装置の双方を装備しているものがある。このような船舶に搭載されたダビット装置としては、例えば「支柱2に一端が旋回自在に支持された旋回アーム3と、この旋回アーム3の他端部に設けられた枢軸に支持された水平アーム4と、旋回アーム3と一体に支柱周りに旋回するとともに、水平アーム4から垂下された小型艇9の吊り下げロープ6を巻き取り巻き戻しするウィンチ5とを備え、水平アーム4の振れ止め用ステー7の一端を支柱2に沿って設けられた固定軸25に枢支し、他端を水平アーム4に設けられた可動軸41に枢支し、旋回アーム3に平行状態を保ちながら旋回アーム3の旋回に伴って支柱側の枢支軸を中心にして回動するようにした。」(例えば特許文献1参照)というものが提案されている。
一方、艦艇等のように甲板上に配置スペースの制約がある船舶は、一般荷役用のクレーン装置のみを設け、一般荷役用のクレーン装置を用いてボートを揚降させている。
特開平9−309487号公報(要約、図1)
一般荷役用のクレーン装置を使用してボートを揚降させる場合、1点吊りでボートを揚降することとなる。このため、ボートの振れ回りを防ぐために、補助索をボートに取り付け、この補助索を人力で操作する必要がある。
しかしながら、船舶は波等により動揺する。また、船舶の航走中においてもボートの揚降を行いたいというニーズもある。このため、一点吊りでボートを揚降し、補助索を人力で操作してボートの振れ回りを防止するという運用は、安全性に問題点があるという課題があった。
本発明は上述のような課題を解消するためになされたものであり、1台の装置で一般荷役とボートの双方を揚降でき、かつ安全にボートを揚降することができるダビット装置を提供することを目的とする。
本発明に係るダビット装置は、旋回可能に設けられたブーム、荷役吊り上げ用索の巻き取り及び繰り出しを行う荷役用ウィンチ、及びブームの先端部に直接的又は間接的に設けられ、荷役吊り上げ用索を案内する荷役用シーブを有するクレーンと、ブームに直接的又は間接的に設けられ、ボートを揚降する揚降装置と、を備え、
揚降装置は、互いの一方の端部が回動可能に接続された第1のダビットブーム及び第2のダビットブームと、第1のダビットブームに対して第2のダビットブームを相対的に回動させるダビットブーム回動機構と、ボート吊り上げ用索の巻き取り及び繰り出しを行う揚降用ウィンチと、第1のダビットブームの他方の端部及び第2のダビットブームの他方の端部に設けられ、ボート吊り上げ用索を案内する揚降用シーブと、を有するものである。
本発明においては、ボートの揚降の際、ボートを2点吊り(例えばボートの船主及び船尾)することができる。このため、ボートの振れ回りを防止し、安全にボートを揚降することができる。
また、揚降装置の第1のダビットブーム及び第2のダビットブームを収納する(第1のダビットブーム及び第2のダビットブームをブーム先端部から待避させる)ことにより、揚降装置の取り外し等の特別な作業を行うことなく、一般荷役の揚降も行うことができる。
したがって、甲板上に配置スペースの制約がある船舶に本発明に係るダビット装置を設けることにより、1台の装置で一般荷役とボートの双方を揚降でき、かつ安全にボートを揚降することができる。
本発明の実施の形態1に係るダビット装置を示す外観図(正面図)である。 本発明の実施の形態1に係る揚降装置回動機構及び揚降装置を示す正面図である。 本発明の実施の形態1に係る揚降装置回動機構及び揚降装置を示す平面図である。 図2のA−A断面図である。 本発明の実施の形態1に係るダビット装置の一般荷役揚降動作を示す動作図である。 本発明の実施の形態1に係るダビット装置のボート揚降動作を示す動作図(正面図)である。 本発明の実施の形態1に係るダビット装置のボート揚降動作を示す動作図(平面図)である。 本発明の実施の形態1に係るダビット装置の格納状態を示す正面図である。 本発明の実施の形態2に係る揚降装置を示す正面図である。 本発明の実施の形態2に係る揚降装置を示す平面図である。 図9のB−B断面図である。
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1に係るダビット装置を示す外観図である。なお、以下では、説明の便宜上、図1をダビット装置の正面図として説明する。
本実施の形態1に係るダビット装置100は、例えば艦艇の甲板に設けられ、特別機動船等のボートを揚降するものである。また、ダビット装置100は、一般荷役の揚降も可能となっているものである。このダビット装置100は、クレーン1と、クレーン1のブーム先端部に設けられた揚降装置回動機構20と、揚降装置回動機構20を介してクレーン1のブーム先端部に設けられた揚降装置30と、を備えている。
クレーン1は、固定ポスト2、旋回ポスト3、インナーブーム4、アウターブーム5、エクステンションブーム6、荷役用ウィンチ7、シーブブロック10、シーブ11a〜11c、インナーシリンダー12、及びアウターシリンダー13等から構成されている。
固定ポスト2は、例えば艦船の甲板Bに設けられている。この固定ポスト2の上端部は、は、旋回ポスト3の一方の端部と接続されている。旋回ポスト3は、駆動部(図示せず)により、固定ポスト2に対して旋回自在となっている。この旋回ポスト3の他方の端部には、インナーブーム4の一方の端部が回動自在に設けられている。また、旋回ポスト3及びインナーブーム4は、例えば油圧シリンダーであるインナーシリンダー12で接続されている。つまり、インナーシリンダー12が伸縮することにより、インナーブーム4の他方の端部は、上下方向に揺動する。
インナーブーム4の他方の端部には、アウターブーム5の一方の端部が回動自在に設けられている。また、インナーブーム4及びアウターブーム5は、例えば油圧シリンダーであるアウターシリンダー13で接続されている。つまり、アウターシリンダー13が伸縮することにより、アウターブーム5の他方の端部は、上下方向に揺動する。
アウターブーム5には、アウターブーム5の他方の端部側から、エクステンションブーム6が摺動可能に挿入されている。このエクステンションブーム6は、例えば油圧シリンダー(図示せず)等により、アウターブーム5に対して伸縮する。
また、アウターブーム5の側面部(図1における上面部)には、荷役用ウィンチ7が設けられている。荷役用ウィンチ7には、一般荷役を揚降する際に使用される索8が巻かれている。この索8は、先端にフック9が設けられており、エクステンションブーム6の先端部に設けられたシーブ11a〜11cによって案内される。シーブ11a〜11cは、エクステンションブーム6の先端部に回動自在に接続されたシーブブロック10に設けられている。
また、エクステンションブーム6の側面部(図1における下面部)には、揚降装置回動機構20を介して、特別機動船等のボート60を揚降する際に使用する揚降装置30が設けられている。
図2は、本発明の実施の形態1に係る揚降装置回動機構及び揚降装置を示す正面図である。図3は、これら揚降装置回動機構及び揚降装置を示す平面図である。また、図4は、図2のA−A断面図である。
図1及びこれら図2〜図4を用いて、揚降装置回動機構20及び揚降装置30の詳細について説明する。なお、図2〜図4は、可動側ダビットブーム32が収納された状態を示している。
揚降装置回動機構20は、クレーン1(より詳しくはエクステンションブーム6)に対する揚降装置30の相対角度を制御するものである。この揚降装置回動機構20は、インナーハウジング21、アウターハウジング22、軸受23、例えば油圧モーターや電動機等であるモーター24、及び歯車25等から構成されている。
インナーハウジング21は、エクステンションブーム6の側面部(図1〜図4における下面部)に設けられており、外周部に軸受23が設けられている。また、インナーハウジング21には、モーター24も設けられている。
軸受23の外輪23aには、アウターハウジング22が設けられている。また、外輪23aの外周部には、歯車の歯部が形成されている。この歯部は、モーター24の回動軸に取り付けられた歯車25の歯部と噛み合っている。つまり、モーター24が回動することにより、歯車25及び軸受23を介して、アウターハウジング22は軸受23の回動軸20aを中心として回動する。
揚降装置30は、固定側ダビットブーム31、可動側ダビットブーム32、揚降用ウィンチ34、揚降用シーブ35a,35b、及びダビットブーム回動機構40等から構成されている。
ここで、固定側ダビットブーム31が、本発明における第1のダビットブームに相当する。また、可動側ダビットブーム32が、本発明における第2のダビットブームに相当する。
固定側ダビットブーム31は、揚降装置回動機構20のアウターハウジング22に設けられている。この固定側ダビットブーム31の一方の端部(より詳しくは、揚降装置回動機構20側の端部)には、軸33が回動自在に設けられている。また、固定側ダビットブーム31の他方の端部には、後述する索36aを案内する揚降用シーブ35aが設けられている。
この軸33には、可動側ダビットブーム32の一方の端部が接続されている。つまり、固定側ダビットブーム31と可動側ダビットブーム32とは、軸33を介して、回動自在に接続されている。また、可動側ダビットブーム32の他方の端部には、後述する索36bを案内する揚降用シーブ35bが設けられている。
また、揚降装置30には、軸33を中心として可動側ダビットブーム32を回動させるため、ダビットブーム回動機構40が設けられている。本実施の形態1に係るダビットブーム回動機構40は、例えば油圧シリンダーであるシリンダー41、及び2つのバー部材(バー部材42、バー部材43)等から構成されている。
シリンダー41は、一方の端部(固定部)が固定側ダビットブーム31と回動自在に接続されている。バー部材42の一方の端部は固定側ダビットブーム31と回動自在に接続されており、バー部材43の一方の端部は可動側ダビットブーム32と回動自在に接続されている。また、シリンダー41の他方の端部(可動部)には、バー部材42の他方の端部及びバー部材43の他方の端部が回動自在に接続されている。
つまり、収納状態の可動側ダビットブーム32(図3の実線で示す位置)は、シリンダー41が伸びるにつれて、軸33を中心として回動する。そして、使用状態の位置(図3の2点鎖線で示す位置)まで移動する。
なお、シリンダー41の接続方法は上記に限らず、例えば、シリンダー41の一方の端部(固定部)を可動側ダビットブーム32と回動自在に接続してもよい。また、シリンダー41の一方の端部(固定部)とバー部材42の他方の端部及びバー部材43の他方の端部とを回動自在に接続し、シリンダー41の他方の端部(可動部)を固定側ダビットブーム31又は可動側ダビットブーム32のいずれかと回動自在に接続してもよい。
また、シリンダー41は、あくまでも直動アクチュエーターの一例であり、種々のアクチュエーターを用いることが可能である。例えば、ボールネジとこのボールネジに沿って直線運動するナットを備えた直動アクチュエーターを用いてもよい。つまり、直動アクチュエーターの可動部となるナットにバー部材42の他方の端部及びバー部材43の他方の端部を回動自在に接続し、直動アクチュエーターの固定部を固定側ダビットブーム31又は可動側ダビットブーム32のいずれかと接続してもよい。また、直動アクチュエーターの可動部となるナットを固定側ダビットブーム31又は可動側ダビットブーム32のいずれかと回動自在に接続し、直動アクチュエーターの固定部にバー部材42の他方の端部及びバー部材43の他方の端部を回動自在に接続してもよい。
また、揚降装置30には、ボートを揚降する際に用いる揚降用ウィンチ34が設けられている。本実施の形態1に係る揚降用ウィンチ34は、固定側ダビットブーム31に設けられる固定側ダビットブーム用ウィンチ34aと、可動側ダビットブーム32に設けられる可動側ダビットブーム用ウィンチ34bと、から構成されている。
つまり、固定側ダビットブーム用ウィンチ34aは、固定側ダビットブーム31の側面部(図1〜図4に示す下面部)に設けられ、ボート60を揚降する際に使用される索36aが巻かれている。この索36aは、先端にフック37aが設けられており、固定側ダビットブーム31の先端部に設けられた揚降用シーブ35aによって案内される。
可動側ダビットブーム用ウィンチ34bは、可動側ダビットブーム32の側面部(図1〜図4に示す下面部)に設けられ、ボート60を揚降する際に使用される索36bが巻かれている。この索36bは、先端にフック37bが設けられており、可動側ダビットブーム32の先端部に設けられた揚降用シーブ35bによって案内される。
ここで、固定側ダビットブーム用ウィンチ34aが、本発明における第1のダビットブーム用ウィンチに相当する。また、可動側ダビットブーム用ウィンチ34bが、本発明における第2のダビットブーム用ウィンチに相当する。
なお、揚降用ウィンチ34は一台のウィンチで構成されてもよい。本実施の形態1では、索36a及び索36bの吊り下げ量を独立して制御するため、2台のウィンチ(固定側ダビットブーム用ウィンチ34a、可動側ダビットブーム用ウィンチ34b)を設けている。このように構成することにより、ボート60の平面視における傾きを調整することが可能となり、より安全にボート60を揚降することができる。
<動作説明>
以下に、このように構成されたダビット装置100の動作について説明する。本実施の形態1に係るダビット装置100は、一台で、一般荷役の揚降とボート60の揚降の双方を行うことができるものである。そこで、まず、ダビット装置100における一般荷役の揚降動作を説明する。その後、ダビット装置100におけるボート60の揚降動作について説明する。また、最後に、ダビット装置100の格納動作についても説明する。
(一般荷役揚降動作)
図5は、本発明の実施の形態1に係るダビット装置の一般荷役揚降動作を示す動作図である。
一般荷役を揚降する際、可動側ダビットブーム32を固定側ダビットブーム31に沿うように移動させる。そして、シーブブロック10や索8等と揚降装置30が干渉しないよう、揚降装置回動機構20によって、揚降装置30をエクステンションブーム6の下方に移動させる。そして、荷役用ウィンチ7から索8を繰り出す。これにより、シーブブロック10がエクステンションブーム6との接続箇所を中心として下方に回動する。さらに荷役用ウィンチ7から索8を繰り出すと、索8はシーブ11a〜11cに案内され、フック9が下降する。その後、クレーン1を制御してフック9を一般荷役の上方へ移動させ、フック9をさらに下降させる。フック9を一般荷役に係止させて索8の巻き上げ及び繰り出しを行うことにより、従来の一般荷役用クレーンと同様に、一般荷役の揚降を行うことができる。
(ボート揚降動作)
図6及び図7は本発明の実施の形態1に係るダビット装置のボート揚降動作を示す動作図であり、図6は正面図、図7は平面図を示す。
以下では、ダビット装置100のボート揚降動作の一例として、海上のボート60を甲板B上へ収容する際の動作について説明する。
ボート60を揚降させる際、荷役用ウィンチ7で索8を巻き上げる。これにより、シーブブロック10及びフック9は、エクステンションブーム6との接続箇所を中心として上方に回動し、揚降装置30と干渉しない位置に待避する。
なお、シーブブロック10及びフック9を待避させなくとも揚降装置30と干渉しない場合(例えばエクステンションブーム6及びフック9と揚降装置30との距離が離れている場合等)、シーブブロック10及びフック9を待避させる必要はない。つまり、従来の一般荷役用クレーンと同様に、エクステンションブーム6の先端部にシーブが固定された構造としてもよい。本実施の形態1では、シーブブロック10及びフック9と揚降装置30との干渉をより確実に防止できるよう、シーブブロック10を設けている。
シーブブロック10及びフック9を待避させた後、ダビットブーム回動機構40のシリンダー41を伸ばし、可動側ダビットブーム32を収納位置から使用位置(固定側ダビットブーム31と可動側ダビットブーム32とが略一直線に伸びた位置)へ移動させる。そして、クレーン1を制御して、揚降装置30を海上のボート60の上方へ移動させる。また、固定側ダビットブーム31及び可動側ダビットブーム32の長手方向とボート60の長手方向が略一致するように、揚降装置回動機構20を動作させる。
その後、固定側ダビットブーム用ウィンチ34a及び可動側ダビットブーム用ウィンチ34bのそれぞれから、索36a及び索36bのそれぞれを繰り出す。索36a及び索36bのそれぞれを繰り出すことにより、フック37a及びフック37bが下降する。そして、下降したフック37a及びフック37bを、ボート60の船首側係止部60a及び船尾側係止部60bに係止させる。この状態で、固定側ダビットブーム用ウィンチ34a及び可動側ダビットブーム用ウィンチ34bにおいて、索36a及び索36bを巻き上げる。これにより、海上に浮遊していたボート60が上昇する。
索36a及び索36bの巻き上げによってボート60を所定高さまで上昇させた後、クレーン1の旋回ポスト3を旋回させ、ボート60を甲板B上に移動させる。ボート60を2点吊りすることにより、ボート60を安全に海上から甲板B上へ移動させることができる。
ここで、本実施の形態1に係る揚降装置30が2点吊りの構成を採用している理由について説明する。
上述のように、1点吊りである一般荷役用クレーンを用いてボート60を揚降すると、索のねじれによって、ボート60の振れ回りが発生してしまう。このため、ボート60に係止するフックを例えばクレーン先端部に機械的に拘束することにより、1点吊りであってもボート60の振れ回りを抑制することも可能と思われる。
しかしながら、1点吊りでボート60を揚降する場合、ボート60の吊り位置(揚降装置30のフックをボート60に係止する位置)は、ボート60の重心に限られてしまう。このため、ボート60の載置物や乗員の位置によってボート60の重心が変わった場合、揚降時においてボート60が傾いてしまう。一方、2点吊りによってボート60を揚降する場合、ボート60の吊り位置は、ボート60の重心より船首側と船尾側になる。このため、ボート60の載置物や乗員の位置によってボート60の重心が変わった場合でも、揚降時においてボート60が傾いてしまうことを抑制できる。したがって、本実施の形態1に係る揚降装置30は、2点吊りの構成を採用している。
ボート60を甲板Bの所定の位置に移動させた後、固定側ダビットブーム用ウィンチ34a及び可動側ダビットブーム用ウィンチ34bから索36a及び索36bを繰り出す。これにより、ボート60を甲板B上の所定箇所に設置する。
本実施の形態1では、甲板B上におけるボート60の設置姿勢が艦船の舷と略平行となっている。このため、ボート60の長手方向が艦船の舷と略平行になるように、揚降装置回動機構20を制御している。つまり、揚降装置回動機構20を制御することにより、甲板B上におけるボート60の設置姿勢を任意に制御できる。なお、甲板B上におけるボート60の設置姿勢を制御する必要がない場合、揚降装置回動機構20を設けなくともよい。例えば図7において、甲板B上におけるボート60の設置姿勢が艦船の舷と略垂直な場合、エクステンションブーム6に固定側ダビットブームを直接取り付けてもよい。
なお、本実施の形態1では海上のボート60を甲板B上へ収容する動作について説明したが、甲板B上のボート60を海上へ降下させる際も同様の効果を得ることができる。つまり、甲板B上のボート60を海上へ降下させる際も、ボート60の振れ回りを防止することができ、安全にボート60を海上へ降下させることができる。
(格納動作)
図8は、本発明の実施の形態1に係るダビット装置の格納状態を示す正面図である。
ダビット装置100による一般荷役やボート60の揚降が終了すると、可動側ダビットブーム32を固定側ダビットブーム31に沿うように移動させる。そして揚降装置回動機構20によって、揚降装置30をエクステンションブーム6の下方に移動させる。その後、クレーン1の各関節部を折り曲げることにより、ダビット装置100は、図8に示すような格納状態となる。このとき、アウターブーム5及びエクステンションブーム6に沿うように揚降装置30が配置される。このため、ダビット装置100の格納状態における設置スペースは、従来の一般荷役用クレーンの格納状態と同程度の設置スペースとなる。
以上、このように構成されたダビット装置100においては、ボート60の揚降の際、ボートを2点吊りすることができる。このため、ボート60の振れ回りを防止し、安全にボート60を揚降することができる。
また、揚降装置30の可動側ダビットブーム32を収納することにより、揚降装置30の取り外し等の特別な作業を行うことなく、一般荷役の揚降も行うことができる。
したがって、甲板B上に配置スペースの制約がある船舶にダビット装置100を設けることにより、1台の装置で一般荷役とボート60の双方を揚降でき、かつ安全にボート60を揚降することができる。
なお、ダビット装置100のクレーンの構成は、クレーン1に限るものではない。例えば、水平方向に旋回可能なブームのみを備えた一般荷役用クレーンでダビット装置100を構成してもよい。つまり、旋回可能なブームの先端部に揚降装置回動機構20を介して揚降装置30を設けることにより、本発明を実施することができる。
また、ダビット装置100が揚降するボート60は、海上に浮遊する特別機動船等に限らず、海中に潜水するROV(水中航走ロボット)等も含む。
また、本実施の形態1ではダビット装置100を艦船等の甲板B上に設置したが、ダビット装置100を車載式としてもよい。つまり、車載式の一般荷役用クレーンに揚降装置回動機構20及び揚降装置30を設けても、本発明を実施することが可能である。
実施の形態2.
実施の形態1で示した揚降装置30は、ダビットブームを開く際(使用状態にする際)、一方のダビットブーム(可動側ダビットブーム32)のみが移動(軸33を中心に回動)する構成となっていた。これに限らず、ダビットブームを開く際に、ダビットブームの双方が移動(回動)する構成としてもよい。なお、本実施の形態2において、特に記述しない項目については実施の形態1と同様とし、同一の機能や構成については同一の符号を用いて述べることとする。
図9は、本発明の実施の形態2に係る揚降装置を示す正面図である。図10は、この揚降装置を示す平面図である。また、図11は、図9のB−B断面図である。
これら図9〜図11を用いて、揚降装置130の詳細について説明する。なお、図9〜図11は、ダビットブーム131及びダビットブーム132が収納された状態を示している。
本実施の形態2に係る揚降装置130は、エクステンションブーム6の側面部(図1における下面部)に、直接取り付けられている。つまり、本実施の形態2では、揚降装置回動機構20が設けられていない構成となっている。この揚降装置130は、ダビットブーム131、ダビットブーム132、揚降用ウィンチ134、揚降用シーブ35a,35b、及びダビットブーム回動機構40等から構成されている。
ここで、ダビットブーム131が、本発明における第1のダビットブームに相当する。また、ダビットブーム132が、本発明における第2のダビットブームに相当する。
軸133は、エクステンションブーム6の側面部(図1における下面部)に、直接取り付けられている。この軸133には、ダビットブーム131の一方の端部が回動自在に接続されている。また、軸133には、ダビットブーム132の一方の端部も回動自在に接続されている。つまり、ダビットブーム131とダビットブーム132とは、軸133を介して、回動自在に接続されている。
また、ダビットブーム131の他方の端部には、索36aを案内する揚降用シーブ35aが設けられている。
また、ダビットブーム132の他方の端部には、索36bを案内する揚降用シーブ35bが設けられている。
これらダビットブーム131及びダビットブーム132には、ダビットブーム回動機構40が設けられている。
より詳しくは、シリンダー41は、一方の端部(固定部)がダビットブーム131と回動自在に接続されている。バー部材42の一方の端部はダビットブーム131と回動自在に接続されており、バー部材43の一方の端部はダビットブーム132と回動自在に接続されている。また、シリンダー41の他方の端部(可動部)には、バー部材42の他方の端部及びバー部材43の他方の端部が回動自在に接続されている。
つまり、シリンダー41の伸縮に応じて、ダビットブーム131及びダビットブーム132は軸133を中心として回動する。換言すると、シリンダー41の伸縮に応じて、ダビットブーム132は、軸133を中心として、ダビットブーム131に対して相対的に回動する。
例えば、シリンダー41が縮むにつれて、ダビットブーム131及びダビットブーム132は収納位置に近づく。より詳しくは、平面視において、ダビットブーム131とダビットブーム132とのなす角度が小さくなる。そして、ダビットブーム131及びダビットブーム132は、エクステンションブーム6に設けられたストッパー138aと接触したところで停止する(収納状態となる)。
例えば、シリンダー41が延びるにつれて、ダビットブーム131及びダビットブーム132は、使用状態の位置(図10の2点鎖線で示す位置)に近づく。より詳しくは、平面視において、ダビットブーム131とダビットブーム132とのなす角度が大きくなる。そして、ダビットブーム131及びダビットブーム132は、エクステンションブーム6に設けられたストッパー138aと接触したところで停止する(使用状態となる)。
なお、本実施の形態2で示したダビットブーム回動機構はあくまでも一例である。例えば、歯車の組合せを用いて、ダビットブーム131及びダビットブーム132を回動させてもよい。このとき、リミットスイッチ等によって、ダビットブーム131及びダビットブーム132の停止位置を検出し、この検出位置でダビットブーム131及びダビットブーム132を停止させてもよい。
また、揚降装置130には、ボートを揚降する際に用いる揚降用ウィンチ134が設けられている。本実施の形態2に係る揚降用ウィンチ134は、ダビットブーム131に設けられる揚降用ウィンチ134aと、ダビットブーム132に設けられる揚降用ウィンチ134bと、から構成されている。
つまり、揚降用ウィンチ134aは、ダビットブーム131の側面部(図9〜図11に示す下面部)に設けられ、ボート60を揚降する際に使用される索36aが巻かれている。この索36aは、先端にフック37aが設けられており、ダビットブーム131の先端部に設けられた揚降用シーブ35aによって案内される。
揚降用ウィンチ134bは、ダビットブーム132の側面部(図9〜図11に示す下面部)に設けられ、ボート60を揚降する際に使用される索36bが巻かれている。この索36bは、先端にフック37bが設けられており、ダビットブーム132の先端部に設けられた揚降用シーブ35bによって案内される。
ここで、揚降用ウィンチ134aが、本発明における第1のダビットブーム用ウィンチに相当する。また、揚降用ウィンチ134bが、本発明における第2のダビットブーム用ウィンチに相当する。
以上、このように構成された揚降装置130をダビット装置100に用いることにより、揚降装置回動機構20を設けなくとも、エクステンションブーム6の下方にダビットブーム131及びダビットブーム132を収納することができる。このため、揚降装置回動機構20を設けなくとも、ダビット装置100の格納状態における設置スペースを、従来の一般荷役用クレーンの格納状態と同程度の設置スペースにできる。
なお、エクステンションブーム6と揚降装置130との間に揚降装置回動機構20を設けても勿論よい。揚降装置回動機構20を制御することにより、甲板B上におけるボート60の設置姿勢を任意に制御できる。
また、使用状態におけるダビットブーム131及びダビットブーム132の位置(図10の2点鎖線で示す位置)は、あくまでも一例である。ダビットブーム131及びダビットブーム132とエクステンションブーム6とのなす角度を、平面視において90°以外としても勿論よい。平面視におけるストッパー138bの設置位置や設置角度を変更することにより、ダビットブーム131及びダビットブーム132とエクステンションブーム6とのなす角度(使用状態におけるダビットブーム131及びダビットブーム132の位置)を適宜選択することができる。
1 クレーン、2 固定ポスト、3 旋回ポスト、4 インナーブーム、5 アウターブーム、6 エクステンションブーム、7 荷役用ウィンチ、8 索(荷役吊り上げ用)、9 フック、10 シーブブロック、11a〜11c シーブ(荷役用)、12 インナーシリンダー、13 アウターシリンダー、20 揚降装置回動機構、20a 回動軸、21 インナーハウジング、22 アウターハウジング、23 軸受、23a 外輪、24 モーター、25 歯車、30 揚降装置、31 固定側ダビットブーム、32 可動側ダビットブーム、33 軸、34 揚降用ウィンチ、34a 固定側ダビットブーム用ウィンチ、34b 可動側ダビットブーム用ウィンチ、35a 揚降用シーブ、35b 揚降用シーブ、36a 索(ボート吊り上げ用)、36b 索(ボート吊り上げ用)、37a フック、37b フック、40 ダビットブーム回動機構、41 シリンダー、42 バー部材、43 バー部材、60 ボート、60a 船首側係止部、60b 船尾側係止部、100 ダビット装置、130 揚降装置、131 ダビットブーム、132 ダビットブーム、133 軸、134 揚降用ウィンチ、134a 揚降用ウィンチ、134b 揚降用ウィンチ、138a ストッパー、138b ストッパー。

Claims (5)

  1. 旋回可能に設けられたブーム、荷役吊り上げ用索の巻き取り及び繰り出しを行う荷役用ウィンチ、及び該ブームの先端部に直接的又は間接的に設けられ、荷役吊り上げ用索を案内する荷役用シーブを有するクレーンと、
    前記ブームに直接的又は間接的に設けられ、ボートを揚降する揚降装置と、
    を備え、
    前記揚降装置は、
    互いの一方の端部が回動可能に接続された第1のダビットブーム及び第2のダビットブームと、
    前記第1のダビットブームに対して前記第2のダビットブームを相対的に回動させるダビットブーム回動機構と、
    ボート吊り上げ用索の巻き取り及び繰り出しを行う揚降用ウィンチと、
    前記第1のダビットブームの他方の端部及び前記第2のダビットブームの他方の端部に設けられ、ボート吊り上げ用索を案内する揚降用シーブと、
    を有することを特徴とするダビット装置。
  2. 前記ブームと前記揚降装置との間に設けられ、前記ブームと前記揚降装置との相対角度を制御する揚降装置回動機構を備えたことを特徴とする請求項1に記載のダビット装置。
  3. 前記揚降用ウィンチは、
    前記第1のダビットブームの前記揚降用シーブに案内されるボート吊り上げ用索の巻き取り及び繰り出しを行う第1のダビットブーム用ウィンチと、
    前記第2のダビットブームの前記揚降用シーブに案内されるボート吊り上げ用索の巻き取り及び繰り出しを行う第2のダビットブーム用ウィンチと、
    を備えたことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のダビット装置。
  4. 前記ダビットブーム回動機構は、
    一方の端部が前記第1のダビットブームと回動自在に接続された第1のバー部材と、
    一方の端部が前記第2のダビットブームと回動自在に接続された第2のバー部材と、
    固定部又は可動部の一方が前記第1のダビットブーム又は前記第2のダビットブームと回動自在に接続され、固定部又は可動部の他方が前記第1のバー部材の他方の端部及び前記第2のバー部材の他方の端部と回動自在に接続された直動アクチュエーターと、
    を備えたことを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれか一項に記載のダビット装置。
  5. 前記荷役用シーブはシーブブロックに設けられ、
    該シーブブロックは前記ブームの先端部に回動自在に設けられ、
    前記荷役用ウィンチが前記荷役吊り上げ用索を巻き取ることにより、前記荷役用シーブは、前記揚降装置から遠ざかる方向へ待避することを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれか一項に記載のダビット装置。
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