JP2011105406A - エスカレータ用清掃装置、及び、これを用いたエスカレータ - Google Patents

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Abstract

【課題】携帯性に優れ、上りエスカレータ、及び、下りエスカレータの何れにおいても使用可能なエスカレータ用清掃装置、及び、これを用いたエスカレータを提供する。
【解決手段】清掃装置1の一対の支持部16、16は、軸部14の軸方向Wの両端において、軸部14を回転可能に支持している。制御部10は、摩擦ローラ12と、減速部13とを有し、軸部14に取り付けられている。摩擦ローラ12は、踏み段5に接触し、両者間に生じる摩擦力により、踏み段5の直線運動を回転運動に変換して減速部13に出力する。減速部13は、摩擦ローラ12から入力された回転運動の速度を減じて軸部14に出力するとともに、軸部14を摩擦ローラ12の回転方向とは逆方向に回転させる。ローラブラシ15は、軸部14に同軸に取り付けられている。上述した清掃装置1は、エスカレータの一対の側壁4、4に取り付けられ、摩擦ローラ12とローラブラシ15とが踏み段5に接触している。
【選択図】図1

Description

本発明は、エスカレータの踏み段溝内に堆積した塵埃等を除去するために用いられる清掃装置、及び、これを用いたエスカレータに関する。
エスカレータは、建物の上階と下階とを移動するために用いられる輸送機器であって、無端状に連結された踏み段と、踏み段を牽引する駆動チェーンと、踏み段の上下反転動作が行われる上階側機械室及び下階側機械室を有している。上階側機械室には駆動装置が設置されており、駆動装置によって駆動チェーンを循環させることにより、駆動チェーンに連結された踏み段を循環させる構造を有している。
また、踏み段は、人が乗る踏み面上に櫛状の踏み段溝を有するとともに、踏み面の幅方向の両端に一対の車輪を有する。一対の車輪は、エスカレータの内部に予め設置されている一対のレール上を、踏み段に人が乗る往路の始点から終点まで走行する。往路の終点に達した踏み段は、上下反転した状態でエスカレータの内部を、再び往路の始点まで輸送される。
ところで、踏み段の踏み面には、乗客の履物に付着した土砂や、衣服に付着した繊維、その他空気中を漂う塵埃(塵埃等)が落下することが知られている。踏み面に落下した塵埃等は、踏み段溝内に一旦堆積した後、踏み段が往路の終点から始点に運ばれる途中で、踏み段溝内からエスカレータ内部に落下することとなる。ここで、塵埃等が一対のレール上に落下すると、走行中の車輪が塵埃等に乗り上げ、がたつきや異音などの不具合が生じるとともに、最悪の場合には緊急停止による死傷事故を招くこととなる。
特に、エスカレータの内部においてレールや駆動チェーンには、踏み段の良好な走行状態を維持するため、自動給油装置により潤滑油が噴霧されているから、レール上に落下した塵埃等が潤滑油によって塊状に凝り固まりやすいという事情がある。そこで、エレベータの保守管理において、踏み面を定期的に清掃し、踏み段溝内に堆積した塵埃等を除去することが重要となる。
上述したエスカレータの踏み段用清掃装置について、従来より様々なものが提供されている。例えば、特許文献1記載の清掃装置は、支持アームと、ローラブラシとを有し、支持アームは、一端に取り付けられた吸着器によってエスカレータの内側板に固定されている。ローラブラシは、支持アームの他端側に回動可能に取り付けられ、踏み段との間の摩擦により、踏み段の移動方向に回転する。
確かに、特許文献1記載の清掃装置によると、従来、清掃作業者が箒やブラシ等を用いて、1段ずつ手作業で踏み面の踏み段溝内に堆積した塵埃等を除去していたのと比較し、清掃作業を効率的に行うことができる。
しかし、特許文献1では、以下に説明するような新たな問題が生じる。まず、第一に、特許文献1記載の清掃装置を構成するローラブラシは、踏み段との間の摩擦により回転する。ここで踏み段の移動速度は、一般に毎秒50cmと高速であるから、ローラブラシも同程度の速度で高速回転することとなる。従って、高速回転するローラブラシによって踏み段溝内の塵埃等が勢い良く掻き出され、掻き出された塵埃等が空中に舞い上がることとなる。その結果、同清掃装置が例えばデパートなど商業施設のエスカレータの清掃に用いられた場合、舞い上がった塵埃等がエスカレータの周囲に陳列された商品に付着する問題が生じる。
また、特許文献1に記載されているように、ローラブラシが、踏み段との間の摩擦により踏み段の移動方向に回転する構造によると、ローラブラシの回転方向でみて最初に踏み面に接触するブラシの先端部が、踏み面に突き当たることとなる。その結果、ローラブラシのブラシ先端に磨耗が生じやすくなり、コスト高となる。
さらに、特許文献1記載の清掃装置は、支持アームの一端に取り付けた吸着器によってエスカレータの内側板の一方に固定されるから、清掃装置の取り付け作業が面倒であるとともに、ローラブラシを踏み段に対して平行となる関係で、安定して固定し続けることができない。
特開平9‐278339号公報
本発明の課題は、踏み段溝内の塵埃等を適切に除去することができるエスカレータ用清掃装置、及び、これを用いたエスカレータを提供することである。
本発明のもう1つの課題は、軽量化、小型化を実現し、携帯性に優れたエスカレータ用清掃装置、及び、これを用いたエスカレータを提供することである。
本発明の更にもう一つの課題は、上りエスカレータ、及び、下りエスカレータの何れにおいても使用可能なエスカレータ用清掃装置、及び、これを用いたエスカレータを提供することである。
本発明の更にもう一つの課題は、エスカレータに対して容易に、且、確実に設置することができるエスカレータ用清掃装置、及び、これを用いたエスカレータを提供することである。
本発明の更にもう一つの課題は、清掃作業の効率化を図り、コストを低減することができるエスカレータ用清掃装置、及び、これを用いたエスカレータを提供することである。
本発明に係る清掃装置は、エスカレータの踏み段の清掃に用いられる装置であって、上述した課題を解決するため、軸部と、一対の支持部と、制御部と、ローラブラシとを含む。一対の支持部は、軸部の軸方向の両端において、軸部を回転可能に支持している。制御部は、摩擦ローラと、減速部とを有し、軸部に取り付けられている。摩擦ローラは、踏み段に接触し、両者間に生じる摩擦力により、踏み段の直線運動を回転運動に変換して減速部に出力する。減速部は、摩擦ローラから入力された回転運動の速度を減じて軸部に出力するとともに、軸部を摩擦ローラの回転方向とは逆方向に回転させる。ローラブラシは、軸部に同軸に取り付けられている。
本発明に係る清掃装置は、エスカレータと組み合わせて用いられる。具体的に、本発明に係るエスカレータは、一対の側壁と、踏み段と、エスカレータ用清掃装置とを含む。一対の側壁は、間隔を隔てて向かい合っている。踏み段は、間隔内を、一対の側壁に沿って移動する。エスカレータ用清掃装置は、軸部が踏み段と平行になるように一対の側壁の間隔に取り付けられ、取り付けられた状態で、摩擦ローラとローラブラシとが踏み段に接触している。
上述したように、本発明に係る清掃装置を構成する一対の支持部は、軸部の軸方向の両端において、軸部を支持しているから、軸方向に向かい合う一対の支持部の間隔を予め調節することにより、エスカレータを構成する一対の側壁の間隔に、軸部を取り付けることが可能となる。従って、エスカレータに対し清掃装置を容易に、且、確実に設置することができる。
一対の支持部は、軸部を回転可能に支持しており、ローラブラシは、軸部に同軸に取り付けられている。この構成によると、軸部を踏み段と平行になるように一対の側壁の間隔に取り付け、ローラブラシを踏み段に接触させた場合に、踏み段溝内に堆積した塵埃等を、回転するローラブラシによって除去することができる。
清掃装置を構成する制御部は、踏み段の直線運動を回転運動に変換することにより、軸部を回転させるから、駆動中のエスカレータの踏み段から軸部を回転させる動力を得ることが可能となる。違う言葉で表現すれば、本発明に係る清掃装置は、電動機が不要となる分だけ軽量化及び小型化され、清掃現場までの持ち運びや、清掃現場における取り扱いが容易になる。
摩擦ローラは、踏み段に接触し、両者間に生じる摩擦力により、踏み段の直線運動を回転運動に変換して減速部に出力し、減速部は、摩擦ローラから入力された回転運動の速度を減じて軸部に出力する。この構成によると、軸部に取り付けられたローラブラシは、踏み段の移動速度よりも遅い速度で回転し、踏み段に接触する。従って、踏み段溝内の塵埃等を確実に掃き取ることができる。しかも、踏み段溝内から塵埃等を掻き出す速度が抑制されることにより、掻き出された塵埃等が空中に舞い上がる不都合を回避することができる。
減速部は、軸部を摩擦ローラの回転方向とは逆方向に回転させるから、ローラブラシは、踏み段の移動方向とは逆方向に回転する。この構造によると、ローラブラシは、踏み段に対し移動方向の移動端側から接触することとなり、踏み段溝内の塵埃等の巻上げを防止するとともに、塵埃等を確実に掃き取ることができる。
また、ローラブラシが、踏み段に対し移動端側から接触することにより、ブラシ先端と、踏み段との衝突が回避され、ブラシの磨耗を最小限にとどめることが可能となる。従って、コストを低減することができる。
さらに、本発明に係る清掃装置は、制御部を有することにより、踏み段の移動方向に応じてローラブラシの回転方向が決定されるから、上り用エスカレータ、又は、下り用エスカレータ何れにおいても使用することができる。
本発明に係るエスカレータにおいて、清掃装置は、軸部が踏み段と平行になるように一対の側壁の間隔に取り付けられ、取り付けられた状態で、摩擦ローラとローラブラシとが踏み段に接触している。この構造によると、自動運転のエスカレータで、無人の清掃が可能となる。従って、清掃作業の効率化を図り、コストを低減することができる。
以上述べたように、本発明によれば、次のような効果を得ることができる。
(1)踏み段溝内の塵埃等を適切に除去することができるエスカレータ用清掃装置、及び、これを用いたエスカレータを提供することができる。
(2)軽量化、小型化を実現し、携帯性に優れたエスカレータ用清掃装置、及び、これを用いたエスカレータを提供することができる。
(3)上りエスカレータ、及び、下りエスカレータの何れにおいても使用可能なエスカレータ用清掃装置、及び、これを用いたエスカレータを提供することができる。
(4)エスカレータに対して容易に、且、確実に設置することができるエスカレータ用清掃装置、及び、これを用いたエスカレータを提供することができる。
(5)清掃作業の効率化を図り、コストを低減することができるエスカレータ用清掃装置、及び、これを用いたエスカレータを提供することができる。
本発明の他の目的、構成及び利点については、添付図面を参照し、更に詳しく説明する。添付図面は、単に、例示に過ぎない。
本発明の一実施形態に係るエスカレータ用清掃装置について一部を省略して示す斜視図である。 図1の清掃装置について一部を省略して示す断面図である。 図1の清掃装置について一部を省略して示す断面図である。 図1の清掃装置を構成するローラブラシの側面図である。 図4のローラブラシについて一部を簡略化して示す正面図である。 本発明の一実施形態に係るエスカレータについて一部を省略して示す斜視図である。 図6のエスカレータの一部を拡大して示す正面断面図である。 図7の一部をさらに拡大して示す側面断面図である。 本発明のもう一つの実施形態に係る清掃装置を構成するローラブラシの正面図である。 本発明のもう一つの実施形態に係る清掃装置について一部を省略して示す断面図である。
図1乃至図10において同一符号は、同一又は対応部分を示すものとする。また、図1乃至図10の説明において、軸部の軸方向、及び、踏み面の幅方向は、それぞれ一致するから、全て符号Wに統一して示す。
図1乃至図3の清掃装置は、制御部10と、軸方向Wに沿って伸びる軸部14と、ローラブラシ15と、一対の支持部16、16とを含む。
軸部14は、固定軸141と、回転軸142との二重構造を有している。回転軸142は、円筒状のパイプ体であって、内部に軸方向Wに貫通する中空部140を有している。固定軸141は、中空部140に挿通されており、挿通された状態で、回転軸142を回転可能に保持している。回転軸142は、固定軸141の周りを、軸方向Wに交差する周方向Rでみて相対向する2方向、例えば、順方向(右回転)、及び、順方向に逆行する逆方向(左回転)に回転可能に保持されている。
制御部10は、収納部11と、摩擦ローラ12と、減速部13とを有し、ローラブラシ15と、一対の支持部16、16の一方との間において、固定軸141上に取り付けられている。
収納部11は、金属材料を主成分とする円柱状の箱体であって、収納空間110と、一対の側壁111、111と、周面112と、開口部113と、第1の軸挿通孔114と、第2の軸挿通孔115とを有している。
一対の側壁111、111は、収納部11において軸方向Wの両側面を構成し、周面112は、一対の側壁111、111の間を軸方向Wに伸びている。収納空間110は、一対の側壁111、111と、周面112とによって画定されている。開口部113は、エスカレータの踏み段に向かい合う周面112の下側に設けられ、収納空間110に開口している。
第1の軸挿通孔114は、一対の側壁111、111の一方において、側壁111の中心点に相当する部分に開設され、収納空間110に通じている。第2の軸挿通孔115は、一対の側壁111、111の他方において、第1の軸挿通孔114と軸方向Wに重なる位置に開設され、収納空間110に通じている。
摩擦ローラ12と、減速部13とは、収納空間110に収納されている。摩擦ローラ12は、少なくともローラの周面が、天然ゴム、合成ゴムなどの摩擦係数の高い材料で構成されている。摩擦ローラ12は、エスカレータを構成する踏み段の踏み面に接触し、両者間に生じる摩擦力により、踏み面の直線運動を回転運動に変換して減速部13に出力する。図2及び図3の摩擦ローラ12は、収納空間110に収納された状態で、踏み面に接触する位置に取り付けられ、ローラの周面の一部が開口部113から外部に突出している。
摩擦ローラ12は、周方向Rでみて相対向する2方向、例えば順方向R1、及び、順方向R1に逆行する逆方向R2に回転可能に保持されている。摩擦ローラ12の回転方向R1、R2は、踏み面の移動方向によって決定され、踏み面の移動方向と同一方向に回転する。
減速部13は、摩擦ローラ12から入力された回転運動の速度を減じ、軸部14を構成する回転軸142に出力する。図2及び図3からは必ずしも明らかではないが、減速部13は、複数の減速歯車の組み合わせで構成されており、各減速歯車の歯車数に応じて、摩擦ローラ12から入力された回転運動の速度を、5分の1から15分の1の範囲に減じ、より好ましくは10分の1程度に減じる。一般に、エスカレータの移動速度は毎秒50cmほどであるから、減速部13により回転軸142に出力される回転運動の速度は、減速歯車の設置数を適宜設定することにより、毎秒10cm〜3cmの範囲で決定することができる。
さらに、減速部13は、回転軸142を摩擦ローラ12の回転方向(例えばR1方向)とは逆方向(例えばR2方向)に回転させる。減速部13から回転軸142に出力される回転運動の方向は、減速歯車の設置数によって決定される。図2及び図3の減速部13は、減速歯車が最少の設置数で簡略化して図示され、具体的には、第1、第2の減速歯車131、132の組み合わせで構成されている。
第1の減速歯車131は、摩擦ローラ12の回転方向R1又はR2に応じて、順方向(R1)及び逆方向(R2)に回転可能に保持されている。図2及び図3の第1の減速歯車131は、摩擦ローラ12と同軸上に結合されており、摩擦ローラ12から出力される回転運動によって、摩擦ローラ12と同一の回転方向に回転する。
第2の減速歯車132は、摩擦ローラ12の回転方向R1又はR2に応じて、順方向(R1)及び逆方向(R2)に回転可能に保持されている。図2及び図3の第2の減速歯車132は、回転軸142の一端に結合されており、第2の減速歯車132と回転軸142とは同一の回転方向に回転する。
ここで、摩擦ローラ12から第1の減速歯車131に出力される回転方向(R1)は、踏み面の移動方向と同一方向である。従って、減速部13によって、回転軸142を、踏み面の移動方向とは逆方向(R2)に回転させるためには、第1の減速歯車131の後に少なくとももう一つの第2の減速歯車132が必要となる。即ち、減速部13を構成する減速歯車の設置数は、第1、第2の減速歯車131、132を含めて偶数となりうる。
回転軸142は、軸方向Wの一端が第1の軸挿通孔114に案内され、案内された状態で順方向(R1)及び逆方向(R2)に回転可能に保持されている。図2及び図3の回転軸142は、一端の内面に歯車用溝143を有し、この歯車用溝143の内部に第2の減速歯車132が凹凸嵌合されている。この構成により、回転軸142は、第2の減速歯車132の回転方向と同一方向であって、摩擦ローラ12の回転方向(例えばR1方向)とは逆方向(例えばR2方向)に回転する。
固定軸141は、軸方向Wの一端が第1の軸挿通孔114を通じて収納空間110に案内され、収納空間110を軸方向Wに貫通し、さらに第2の軸挿通孔115を通じて外部に導出されている。図2及び図3の固定軸141は、2つの軸部材によって構成される。2つの軸部材は、ジョイント部144を介して軸方向Wに連結され、単一の軸を構成している。
ローラブラシ15は、軸部14を構成する回転軸142に同軸に取り付けられている。より詳細に説明すると、ローラブラシ15は、2つのローラブラシ部材15a、15bによって構成されている。2つのローラブラシ部材15a、15bは、軸方向Wに連結され、単一のローラブラシ15を構成している。以下、説明の都合上、ローラブラシ部材15aについて説明するが、2つのローラブラシ部材15a、15bは、同一の構造を有している。
ローラブラシ部材15aは、複数の可撓性部材150と、ローラ基体151と、軸挿通孔156とを有しており、一対の支持部16、16が軸方向Wに向かい合う間隔において回転軸142上に固定されている。
複数の可撓性部材150のそれぞれは、ポリエチレン(PE)、ポリプロピレン(PP)等の合成樹脂材料を主成分とする。また、可撓性部材150として、例えば、ナイロン(NYLON)、ポリエステル(POLYESTER)、ポリウレタン(PU)等の合成繊維を用いることもできる。
複数の可撓性部材150のそれぞれは、合成樹脂材料を主成分とする繊維体の束であって、束の一端がローラ基体151の外面に埋設され、ローラ基体151の外面に突設されている。可撓性部材150を構成する繊維体の束の幅寸法は、後述する踏み面に設けられた踏み段溝を構成する側面の対面距離に追従して適宜設定することができる。複数の可撓性部材150のそれぞれは、ローラ基体151の周方向Rに沿って、千鳥状(図5参照)または直線状(図9参照)に配置されている。
図1乃至図3では簡略化して図示されているが、複数の可撓性部材150は、外面において、ローラ基体151の軸方向Wに間隔を隔てて配置されている。もっとも、軸方向Wでみた複数の可撓性部材150の配置間隔は、踏み段溝の間隔に追従して適宜設定することができる。
図2及び図3に示すように可撓性部材150の先端と、摩擦ローラ12の突出面との間には高低差Gがある。高低差Gは、踏み面に接触し回転力を得る摩擦ローラ12と、踏み面に設けられた踏み段溝の底部に接触し塵埃等を掻き出す可撓性部材150との用途の違いに基づくものである。即ち、高低差Gは、踏み段溝の深さに追従して適宜設定することができる。
ローラブラシ15の構成について、さらに図4及び図5を参照して説明する。ローラブラシ部材15aを構成するローラ基体151は、合成樹脂材料を主成分とする筒状体であって、軸方向Wの両側面を構成する一対の端面152、152を有している。軸方向Wで見たローラ基体151の幅寸法W151は、175〜200mm程度である。
ローラ基体151は、一対の端面152に相互に凹凸嵌合可能な凸部154と、凹部155とを有している。軸挿通孔156は、一対の端面152の中央に開口している。回転軸142は、軸挿通孔156の開口部分を通じ、連続する2つのローラブラシ部材15a、15bの軸挿通孔156、156に連通され、挿通された状態で着脱可能に固定されている。
図2のローラブラシ15は、2つのローラ基体151を軸方向Wに連結することにより、幅寸法W15が350〜400mm程度となっている。これは、一人乗り用エスカレータの場合、踏み面の幅寸法が600mm程度となるからである。このようにローラブラシ15の幅寸法W15は、ローラ基体151の連結数を調節することにより変更可能であり、取り付けられるエスカレータの幅寸法に追従して決定される。
図3のローラブラシ15は、複数のボルト17によって回転軸142上に固定されている。複数のボルト17のそれぞれは、ローラブラシ部材15a、15bのそれぞれにおいて、ボルト17の先端がローラ基体151を貫通し、回転軸142に結合されている。
再び図1乃至図3を参照して説明すると、一対の支持部16、16のそれぞれは、軸受け部161と、接触部162とを有し、固定軸141の軸方向Wの両端を保持している。軸受け部161は、一対の支持部16、16において軸方向Wに向かい合う内面に設けられ、固定軸141の端部を保持している。接触部162は、リング状の弾性部材であって、内面と反対側にある外面の面内に設けられている。
さらに、図1乃至図3の清掃装置は、拡張部18を有している。拡張部18は、制御部10と、一対の支持部16、16の一方との間に取り付けられ、軸方向Wでみた一対の支持部16、16の間隔W16を拡縮する。軸方向Wでみた一対の支持部16、16の間隔W16は、清掃装置が取り付けられるエスカレータの幅寸法に追従して決定される。
図1乃至図3に説明したように、清掃装置は、固定軸141の軸方向Wの両端が、一対の支持部16、16によって保持されているから、一対の支持部16、16の間隔W16を予め調節することにより、エスカレータを構成する一対の側壁の間隔に、固定軸141を介して、回転軸142、及び、固定軸141に同軸に取り付けられたローラブラシ15を設置することが可能となる。従って、エスカレータに対し清掃装置を容易に、且、確実に設置することができる。
清掃装置を構成する制御部10は、踏み面から受ける摩擦力を回転運動に変換することにより、回転軸142、及び、ローラブラシ15を回転させるから、駆動中のエスカレータの踏み面からローラブラシ15を回転させる動力を得ることが可能となる。違う言葉で表現すれば、清掃装置は、電動機が不要となる分だけ軽量化及び小型化され、清掃現場までの持ち運び、及び、清掃現場における取り扱いが容易になり、清掃作業の作業効率が向上する。
本発明に係る清掃装置は、摩擦ローラ12、減速部13を構成する第1、第2の減速歯車131、132、及び、回転軸142、ローラブラシ15が、周方向Rでみて相対向する2方向(R1及びR2)に回転可能に保持されている。ローラブラシ15の回転方向(R1)は、摩擦ローラ12の回転方向(R2)に応じて決定されるから、上り用エスカレータ、又は、下り用エスカレータ何れにおいても使用することができる。
また、ローラブラシ15の回転方向(R1)は、摩擦ローラ12の回転方向(R2)に応じて決定されるから、幅寸法が600mm程度の一人用エスカレータにおいて、幅寸法W15が400mm程度のローラブラシ15を有する清掃装置を左右反転して設置することにより、踏み面の左面と右面とを順次清掃し、清掃した面領域の踏み段溝内の塵埃等を除去することができる。
図1乃至図5を参照して説明した清掃装置は、エスカレータの踏み段溝内に落下した塵埃等6を除去するために用いられる。図6のエスカレータは、鉄道駅や各種商業施設において建物の上階と下階とを移動する目的で広く利用されている輸送機器であって、図1乃至図5を参照して説明した清掃装置1と、下階側の昇降口21と、上階側の昇降口22と、無端状に連結された踏み段5と、踏み段5の反転動作が行われる上階側機械室(図示しない)及び下階側機械室(図示しない)を有している。上階側機械室には駆動装置(図示しない)が設置されており、駆動装置によって駆動チェーン(図示しない)を循環させることにより、駆動チェーンに接続された階段状の踏み段5を循環させる構造を有している。なお、上階側機械室内における踏み段5の移動方向Fが下向きであれば上りエスカレータ、上向きであれば下りエスカレータとなる。
踏み段5は、踏み面50の幅方向Wの両端に一対の車輪(図示しない)を有する。一対の車輪は、エスカレータの内部に予め設置されている一対のレール(図示しない)上を、往路の始点から終点まで走行する。往路の終点に達した踏み段5は、上下反転した状態でエスカレータ内部を、再び移動方向Fに沿って往路の始点まで輸送される。ここで、エスカレータの往路とは、踏み段5に人が乗降する区間を言う。
昇降口21、22は、間隔W4を隔てて向かい合う一対の側壁4、4を有している(図7参照)。一対の側壁4、4の間隔W4は、一人乗り用エスカレータの場合は600mm程度であり、二人乗り用エスカレータの場合は1000mm程度である。踏み段5は、間隔W4内を、一対の側壁4、4に沿って移動する。
図7の踏み段5は、踏み面50を有している。踏み面50は、面内に複数の踏み段溝51が設けられている。複数の踏み段溝51は、移動方向Fに交差する踏み面50の幅方向Wに連続して形成されている。複数の踏み段溝51のそれぞれは、踏み面50に対する踏み段溝51の深さ寸法T51が11mm程度、幅方向Wで見た踏み段溝51内の差し渡し寸法W51が6mm程度、踏み面50を構成する先端面の幅寸法が2.4mm程度である。複数の踏み段溝51は、幅方向Wに沿って櫛状に等配され、幅寸法の中間で測ったピッチ間隔が8.4mm程度であり、踏み段5の移動方向Fに添って条状に延びている。
ところで、踏み面50には、乗客の履物に付着した土砂や、衣服に付着した繊維、その他空気中を漂う塵埃(塵埃等6)が落下することが知られている。踏み面50に落下した塵埃等6は、踏み段溝51内に一旦堆積した後、踏み段5がエスカレータ内部を往路の始点に運ばれる途中で、踏み段溝51内からエスカレータ内部に落下することとなる。ここで、塵埃等6がレール上に落下すると、走行中の車輪が塵埃等6に乗り上げ、がたつきや異音などの不具合が生じるとともに、最悪の場合には緊急停止による死傷事故を招くこととなる。
特に、エスカレータ内部においてレールや駆動チェーンには、その良好な走行状態を維持するため自動給油装置により潤滑油が噴霧されているから、レール上に落下した塵埃等6が潤滑油によって塊状に凝り固まりやすいという事情がある。そこで、エレベータの保守管理においては、踏み面50を定期的に清掃し、踏み段溝51内に堆積した塵埃等6を除去することが重要となる。
清掃装置1は、複数の踏み段5の踏み面50が無段差で移動するエスカレータ昇降口21、22に設けられる。図6において清掃装置1は、下階側の昇降口21に設けられているが、上階側の昇降口22に設けることもできる。
図7の清掃装置1は、軸部14が踏み面50と平行になるように一対の側壁4、4の間隔W4に取り付けられ、取り付けられた状態で、接触部162が一対の側壁4、4に対して圧接し、摩擦ローラ12が踏み面50に接触し、且、ローラブラシ15の可撓性部材150が踏み段溝51の内部に案内されている。
図6及び図7のエスカレータによると、図1乃至図5を参照して説明した清掃装置1の利点を全て有することができる。例えば、清掃装置1は、固定軸141の軸方向Wの両端が、一対の支持部16、16によって保持されているから、一対の支持部16、16の間隔W16を予め調節することにより、エスカレータを構成する一対の側壁4、4の間隔W4に、固定軸141を介して、回転軸142、及び、固定軸141に同軸に取り付けられたローラブラシ15を設置することが可能となる。従って、エスカレータに対し清掃装置1を容易に、且、確実に設置することができる。
回転軸142は、固定軸141によって回転可能に支持されており、ローラブラシ15は、回転軸142に同軸に取り付けられている。この構成によると、回転軸142を踏み面50と平行になるように一対の側壁4、4の間隔W4に取り付け、ローラブラシ15を踏み段溝51に接触させた場合に、踏み段溝51内の塵埃等6をローラブラシ15によって除去することができる。
清掃装置1を構成する制御部10は、踏み面50との間で生じる摩擦力を回転運動に変換することにより、ローラブラシ15を回転させるから、駆動中のエスカレータの踏み面50からローラブラシ15を回転させる動力を得ることが可能となる。違う言葉で表現すれば、本発明に係る清掃装置1は、電動機が不要となる分だけ軽量化及び小型化され、清掃現場までの持ち運び、及び、清掃現場における取り扱いが容易になり、清掃作業の作業効率が向上する。
摩擦ローラ12は、踏み段5を構成する踏み面50に接触し、両者間に生じる摩擦力により、踏み面50の直線運動Fを回転運動(R1)に変換して減速部13に出力し、減速部13は、摩擦ローラ12から入力された回転運動(R1)の速度を減じて回転軸142に出力する。この構成によると、回転軸142に取り付けられたローラブラシ15は、踏み面50の移動速度よりも遅い速度で踏み段溝51に接触する。その結果、一般に毎秒50cmと高速で移動する踏み面50に対して、ローラブラシ15を例えば毎秒5cm程度の低速で回転させることができる。従って、ローラブラシ15は、可撓性部材150が踏み段溝51内において摩擦により湾曲した状態でゆっくり塵埃等6をかき集め、さらに回転に応じてかき集めた塵埃等6を持ち上げ、踏み段溝51外に持ち上げることができる。従って、デパートなど商業施設のエスカレータを清掃する場合における塵埃等6の巻きあがりを防止し、エスカレータ周囲に陳列された商品に付着する不具合を回避することができる。
また、ローラブラシ15が踏み面50と同程度の速度で回転する構成とは異なり、踏み段溝51に対する可撓性部材150の接触時間が長くなるから、塵埃等6の除去を確実に行うことができる。従って、踏み段溝51内の塵埃等6の巻上げを防止するとともに、塵埃等6を確実に掃き取ることができる。
しかも、減速部13は、回転軸142、を摩擦ローラ12の回転方向(R1)とは逆方向(R2)に回転させるから、回転軸142に取り付けられたローラブラシ15は、踏み面50の移動方向Fとは逆方向(R2)に回転する。この構造によると、図8に示すように、ローラブラシ15は、踏み段溝51に対し、移動方向Fでみた踏み面50の移動端から接触することとなり、踏み段溝51内の塵埃等6の巻上げを防止するとともに、塵埃等6を確実に掃き取ることができる。
また、ローラブラシ15が、踏み段溝51に対し、踏み面50の移動端から接触することにより、可撓性部材150の先端と、踏み段溝51の底部との衝突が回避される。従って、可撓性部材150の磨耗を最小限にとどめ、製品寿命が長くなるとともに、コストを低減することができる。
本発明に係る清掃装置1は、制御部10によってローラブラシ15の回転方向(R1又はR2)が決定されるから、上り用エスカレータ、又は、下り用エスカレータ何れにおいても使用することができる。
しかも、摩擦ローラ12、減速部13を構成する第1、第2の減速歯車131、132、及び、回転軸142、ローラブラシ15が、周方向Rでみて相対向する2方向に回転可能に保持されている。この構成によると、例えば、間隔W4が600mm程度の一人用エスカレータにおいて、幅寸法W15が400mm程度のローラブラシ15を有する清掃装置1を左右反転して設置し、踏み面50の左面と右面とを順次清掃し、清掃した面領域の踏み段溝51内の塵埃等6を除去することができる。
一方、図6のエスカレータにおいて、下階側の昇降口21と、上階側の昇降口22とに左右反転した状態で2つの清掃装置1を同時に設置することが可能である。その様な使い方をした場合、踏み面50の左面と右面とを同時に清掃することができるから、清掃時間を短縮することができる。
上述したように、エスカレータにおいて、清掃装置1は、軸部14が踏み面50と平行になるように一対の側壁4、4の間隔W4に取り付けられ、取り付けられた状態で、摩擦ローラ12が踏み面50に接触し、ローラブラシ15が踏み段溝51に接触している。この構造によると、自動運転のエスカレータで、無人の清掃が可能となる。従って、清掃作業の効率化を図り、コストを低減することができる。
図10の清掃装置は、二人乗り用エスカレータに用いる場合の実施形態であって、ローラブラシ15が3つのローラブラシ部材15a〜cの連結構造となっている点に特徴がある。二人乗り用エスカレータにおける踏み面50の幅寸法は、1000mm程度であるから、3つのローラブラシ部材15a〜cを連結することにより、ローラブラシ15の幅寸法W15は525〜600mmの範囲で決定される。図10の実施形態によっても、図1乃至図9を参照して説明した利点を全て有することができる。
以上、好ましい実施例を参照して本発明の内容を具体的に説明したが、本発明の基本的技術思想及び教示に基づいて、当業者であれば、種種の変形態様を採り得ることは自明である。
1 清掃装置
10 制御部
12 摩擦ローラ
13 減速部
14 軸部
15 ローラブラシ
150 可撓性部材
151 ローラ基体
16 一対の支持部
18 拡張部
4 一対の側壁
5 踏み段

Claims (5)

  1. エスカレータの踏み段に用いられる清掃装置であって、軸部と、一対の支持部と、制御部と、ローラブラシとを含み、
    前記一対の支持部は、前記軸部の軸方向の両端において、前記軸部を回転可能に支持しており、
    前記制御部は、摩擦ローラと、減速部とを有し、前記軸部に取り付けられており、
    前記摩擦ローラは、前記踏み段に接触し、両者間に生じる摩擦力により、前記踏み段の直線運動を回転運動に変換して前記減速部に出力し、
    前記減速部は、前記摩擦ローラから入力された前記回転運動の速度を減じて前記軸部に出力するとともに、前記軸部を前記摩擦ローラの回転方向とは逆方向に回転させ、
    前記ローラブラシは、前記軸部に同軸に取り付けられている、
    清掃装置。
  2. 請求項1に記載された清掃装置であって、さらに前記ローラブラシは、複数の可撓性部材と、ローラ基体とを有しており、
    前記複数の可撓性部材のそれぞれは、合成樹脂材料を主成分とする繊維体の束であって、前記ローラ基体の外面に突設されており、
    前記複数の可撓性部材は、前記ローラ基体の回転方向に沿って千鳥状または直線状に配置され、且、前記ローラ基体の軸方向に間隔を隔てて配置されている、
    清掃装置。
  3. 請求項1又は2に記載された清掃装置であって、さらに、拡張部を有しており、
    前記拡張部は、前記軸部の前記軸方向でみた前記一対の支持部の間隔を拡縮する、
    清掃装置。
  4. 前記請求項1乃至3の何れかに記載された清掃装置であって、
    前記減速部は、前記摩擦ローラから入力された前記回転運動の速度を、5分の1から15分の1の範囲に減じる、
    清掃装置。
  5. 一対の側壁と、踏み段と、エスカレータ用清掃装置とを含むエスカレータであって、
    前記一対の側壁は、間隔を隔てて向かい合っており、
    前記踏み段は、前記間隔内を、前記一対の側壁に沿って移動し、
    前記エスカレータ用清掃装置は、請求項1乃至4の何れかに記載されたものでなり、前記軸部が前記踏み段と平行になるように前記一対の側壁の前記間隔に取り付けられ、取り付けられた状態で、前記摩擦ローラと前記ローラブラシとが前記踏み段に接触している、
    エスカレータ。
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