JP2011105404A - スタック装置及びこのスタック装置を搭載した画像形成装置 - Google Patents

スタック装置及びこのスタック装置を搭載した画像形成装置 Download PDF

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Abstract

【課題】小型で簡易な構成を成し、画像記録された記録媒体をスタックし、後段の後処理装置に受け渡しを行うスタック装置、及びこのスタック装置を備えた画像形成装置を提供する。
【解決手段】スタック装置は、収納スペースの両脇に立設された羽根車25,26を有し、搬入される記録媒体を羽根車25,26の羽根に設けられた搬入ガイド部23,24で案内しつつ、羽根間に所定枚数重ね揃えて収納し、重ね揃えた記録媒体を昇降台で押し上げて、後処理装置に受け渡す。
【選択図】図4B

Description

本発明は、画像形成された記録媒体を収納し、収納した記録媒体を重ね揃えて後処理装置に受け渡すスタック装置及びこのスタック装置を搭載した画像形成装置に関する。
画像形成された複数の記録媒体を収納し、これら記録媒体を重ね揃えた状態で後処理(例えば、シフト処理、穿孔処理、綴じ処理、折り込み処理及び糊付け処理等)を行う後処理装置に受け渡すスタック装置やこのようなスタック装置を備えた画像形成装置が知られている。
このスタック装置として、例えば、特表平9−507716号公報には、プリンタにより画像形成された記録媒体を一旦、収納するための複数の部分貯蔵器を有する中間貯蔵部が開示されている。この中間貯蔵部は、ジョブ仕上げ装置と連結され、複数の部分貯蔵器から記録媒体を取り出し、ジョブ仕上げ装置によって、ドキュメントに即するように編集している。
特表平9−507716号公報
前述した特許文献1に開示される部分貯蔵部は、画像記録された記録媒体をジョブに即して収容するため、ジョブの数だけ部分貯蔵部が必要となる。これは、最大ジョブ数に応じた数の部分貯蔵部、例えば収納トレイを備える必要があり、さらに、収納トレイに収容された記録媒体を後段のジョブ仕上げ装置に送るために、収納トレイからジョブ仕上げ装置までの媒体搬送機構がそれぞれに必須となる。そのため、装置全体が大型化してしまう。
そこで本発明は、小型で簡易な構成を成し、画像記録された記録媒体をスタックし、後段の後処理装置に受け渡しを行うスタック装置、及びこのスタック装置を備えた画像形成装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明に従うスタック装置は、搬入部から搬入されたシート状の記録媒体を鉛直方向に沿って形成された収納スペースに複数枚収納し、収納された複数枚の前記記録媒体を後段の装置に受け渡す搬出部を有するスタック装置であって、前記収納スペースに搬入された前記記録媒体の搬入方向先端部が突き当たり、前記記録媒体を収納位置で停止させる突き当て部と、複数の仕切り部材を有し、該仕切り部材間に複数の前記記録媒体を収納可能な複数の空間を形成する共に、前記複数の空間のうち任意の1つの空間に前記収納位置で停止する前記記録媒体を収納し、前記仕切り部材を移動させることで前記記録媒体の前記先端部の少なくとも一部を前記収納位置とは異なる押し上げ位置に移動させる媒体移動部と、前記媒体移動部によって前記押し上げ位置に移動した前記記録媒体を前記搬出部まで押し上げる昇降部と、を備え、前記媒体移動部は、前記収納スペースに搬入された前記記録媒体の両側端側にそれぞれに立設され、外周上に鉛直方向に延設する複数の前記仕切り部材が設けられて、中心軸を中心として回転する円柱体と、前記仕切り部材の同一方向の面にそれぞれに設けられて、前記仕切り部材間に前記中心軸の軸方向から順次搬入される前記記録媒体に対して、収納を案内する搬入ガイド部と、を備えることを特徴とする。
また、上記目的を達成するために、本発明に従う画像形成装置は、連続した記録媒体を供給する供給部と、供給部から供給された記録媒体に画像を形成する記録部と、記録部で画像が形成された記録媒体を所定の大きさに切断する切断部と、上記スタック装置と、を備えることを特徴とする。
本発明によれば、小型で簡易な構成を成し、画像記録された記録媒体をスタックし、後段の後処理装置に受け渡しを行うスタック装置、及びこのスタック装置を備えた画像形成装置を提供することができる。
図1Aは、本発明に係るスタック装置の正面から見た構成図である。 図1Bは、図1AにおけるB−Bの上面から見たスタック装置の構成図である。 図1Cは、斜め上から見た羽根車と搬入ガイド部の構成図である。 図1Dは、図1AにおけるC−Cの側面から見たスタック装置の構成図である。 図1Eは、図1AにおけるD−Dの側面から見たスタック装置の構成図である。 図1Fは、図1AにおけるE−Eの側面から見たスタック装置の構成図である。 図2は、重ね揃えられた記録媒体を受け渡す際に昇降台を押し上げた状態を示す図である。 図3Aは、不要な記録媒体の廃棄処理を開始する状態を示す図である。 図3Bは、不要な記録媒体が排出ローラ対に到達した状態を示す図である。 図3Cは、廃棄途中で不要な記録媒体にシート突き当て部が当接した状態を示す図である。 図3Dは、不要な記録媒体が廃棄され、後続する必要な記録媒体が収納された状態を示す図である。 図4Aは、スタック装置に1枚目の記録媒体が収容される状態を側面から見た図である。 図4Bは、スタック装置に1枚目の記録媒体が収容される状態を上から見た図である。 図5Aは、スタック装置に2枚の記録媒体が収容される状態を側面から見た図である。 図5Bは、スタック装置に2枚の記録媒体が収容される状態を上から見た図である。 図6は、スタック装置の羽根車が回転した時の状態を上から見た図である。 図7Aは、搬出ローラ対による重ね揃えられた記録媒体の受け渡しと、次の記録媒体を収納する状態を上から見た図である。 図7Bは、搬出ローラ対による重ね揃えられた記録媒体の受け渡しと、次の記録媒体を収納する状態を側面から見た図である。 図8は、スタック装置におけるスタック処理について説明するためのフローチャートである。 図9は、不要となる記録媒体の廃棄処理について説明するためのフローチャートである。 図10は、本発明の一実施形態に係るスタック装置を連続記録媒体に画像を形成する画像形成装置に搭載した構成例を示す図である。 図11は、スタック装置の搬入ガイド部の裏面側に弾性部材が設けられた構成を示す図である。
以下、図面を参照して本発明の実施形態について詳細に説明する。
図1A乃至図1Fは、本発明の一実施形態に係る複数の記録媒体を一時収納して、後処理装置に受け渡しを行うスタック装置の外観構成を示す図である。ここで、図1Aは、スタック装置の正面から見た構成図であり、図1Bは、図1AにおけるB−Bの上面から見たスタック装置の構成図であり、図1Cは、斜め上から見た羽根車と搬入ガイド部の構成図である。図1Dは、図1AにおけるC−Cの側面から見たスタック装置の構成図であり、図1Eは、図1AにおけるD−Dの側面から見たスタック装置の構成図であり、図1Fは、図1AにおけるE−Eの側面から見たスタック装置の構成図である。
本実施形態のスタック装置は、図示しない画像形成装置等の排出口から順次排出されるシート状の記録媒体を、張りを持つように搬送方向と直交する方向に湾曲させて立てた状態で一時的に収納して、予め設定された枚数が収納されると、新たな記録媒体を順次受け入れた状態で、後段の後処理装置の搬入側に重ね揃えた記録媒体を受け渡す装置である。この湾曲は、例えば、長辺と短辺による長方形の記録媒体であって、長辺側方向に沿った方向に搬送される場合には、搬送方向と直交する短辺側を丸くまたは、角が立たない程度に両端を湾曲することである。尚、画像形成装置としては、インクジェットプリンタを始めとするプリンタ装置、コピー機などである。
また、スタック処理を行うスタック装置への記録媒体の搬入は、画像形成装置から直接的に搬入されてもよいし、画像形成装置に取り付けられたソータ機構から搬入されてもよい。後処理装置は、例えば、シフト処理、穿孔処理、綴じ処理、折り込み処理及び、糊付け処理等を行なう装置である。
スタック装置1は、大別して、装置本体部2と、記録媒体搬入部3と、記録媒体搬出部4と、記録媒体廃棄部5とで構成される。尚、スタック装置1は、装置本体部2と、記録媒体搬入部3と、記録媒体搬出部4と、記録媒体廃棄部5とをそれぞれ制御する、不図示の制御部も有している。
記録媒体搬入部3は、図1Dに示されるように、入口ガイド11と、媒体検出部12と、入口ローラ対13とにより構成される。入口ガイド11は、シート状の記録媒体10の搬入をガイドする。媒体検出部12は、前記入口ガイド11を通過する記録媒体10を検出する。また、入口ローラ対13は、記録媒体10を、後述する装置本体部2に搬入するものである。
入口ローラ対13の回転速度は、順次搬入される記録媒体10において、それらの記録媒体10間の間隔が長くなるように設定されている。つまり、入口ローラ対13に搬入される記録媒体の速度より、入口ローラ対13によって搬出される記録媒体の速度の方が速くなるように設定されている。また、媒体検出部12は、入口ガイド11に設けられたスリットを挟んで対峙するように発光部と受光部が配置されている。そして、媒体検出部12は、記録媒体が通過する際、発光部からの光を記録媒体10が遮光することで、記録媒体10の先端部分から後端部分までを検出する。
記録媒体搬出部4は、図1Dに示されるように、ピックアップローラ対14と、搬出ガイド15と、搬出ローラ対16とにより構成される。ピックアップローラ対14は、後述する昇降部41に上昇された重ね揃えた状態の記録媒体10をニップして取り出す。搬出ガイド15と搬出ローラ対16は、図示しない後段の後処理装置に記録媒体を搬出するためのガイド及びローラ対である。ピックアップローラ対14と搬出ローラ対16は、ワンウェイクラッチを備えている。
記録媒体廃棄部5は、図1Dに示されるように、排出ローラ対17と、廃棄ガイド18と、廃棄ローラ対19とにより構成される。排出ローラ対17は、後述するシート突き当て部31が退避位置(又は非当接位置)に移動した状態で、不要となる記録媒体10を下方に引き出すものである。廃棄ガイド18と廃棄ローラ対19は、記録媒体10を廃棄トレイ20(図3D参照)に排出するためのガイド及びローラ対である。尚、不要となる記録媒体10は、搬送エラーによる折れ曲がりが生じた記録媒体、記録エラーにより正常に画像記録されなかった記録媒体又は、ロール紙であれば、先端から画像記録を開始するまでの未記録な部分でカットされた記録媒体である。
突き当て駆動部32は、媒体検出部12の検出信号に基づくタイミングでシート突き当て部31を、図1Dに示す矢印の方向に開閉する。ここで、シート突き当て部31が開いた状態を非当接位置とする。この非当接位置では、不要となる記録媒体が記録媒体廃棄部5へ搬送される。換言すれば、シート突き当て部31が非当接位置では、記録媒体10がシート突き当て部31と当接せずに、そのまま下方に流れる状態である。
一方、シート突き当て部31が閉じていた状態を収納位置(または、当接位置)とする。この当接位置では、収納すべき記録媒体10が、図1D中の符号Aで示される装置本体部2の収納スペース(以下、収納スペースAと記す)に収納されるよう、シート突き当て部31と当接し、収納位置に収納される。
また、一旦、収納スペースAに収納されている記録媒体であっても、シート突き当て部31を非当接位置に移動し、後述するパドルローラ28,29で押し下げて、排出ローラ対17により引き出して排出させることもできる。尚、前述した各ローラ対のうち、少なくとも一方が駆動ローラであり、他方が従動ローラである。駆動ローラの駆動源は、図示されていないが、公知なモータとギヤ又はベルト等の伝達機構を用いている。
装置本体部2は、規定されたサイズの記録媒体10のうち、不要となる記録媒体は、記録媒体廃棄部5に搬出し、後処理装置に受け渡す記録媒体は、複数枚まとめて収容し、重ね揃えた状態(スタック状態)で記録媒体搬出部4に搬出する。ここでの説明において、所望する画像情報が記録された記録媒体を必要記録媒体又は所望する記録媒体と称する。またロール紙等の記録媒体の先端部分又は後端部分で画像情報が未記録な記録媒体や記録エラーが発生した記録媒体を不要媒体又は所望しない記録媒体と称する。
装置本体部2は、大別して、基材部21と、記録媒体に張り(腰)を持たせるコシ付けガイド部24、羽根車25,26と、搬入ガイド部22,23と、ファン27と、パドルローラ28,29と、シート突き当て部31と、昇降部41とで構成されている。基材部21は、図1Bに示されるように、金属等の硬質材料からなる矩形形状を成し、上方(記録媒体の搬入方向)から見て、表面の両端側が一段薄くなった凸型形状を成し、それらの薄くなった面と対向する位置に羽根車25,26が配置される。尚、基材部21は、羽根車25,26が配置されていない面側(または非配置面)を裏面とする。
また、羽根車25,26を挟んで基材部21と対向する位置に、不図示の背板が設けられている。この背板は、ジャム時に記録媒体10を取り出せるように、開閉可能に設けられている。そして、これら羽根車25,26、基材部21、背板によって、記録媒体を収納する収納スペースAが形成される。この背板には、コシ付けガイド部24と、ファン27と、パドルローラ28,29が設けられる。
媒体移動部としての羽根車25,26には、円柱形状の中心軸の外周面に、例えば、6つの羽根(仕切り部材)25a〜25f、26a〜26fが中心軸の軸方向に沿って下端から上端に延在するように設けられている。これらの仕切り部材のそれぞれの間には、複数の記録媒体が収納できるスペースが形成される。
搬入ガイド部22,23は、図1Cに示すように、羽根車25,26に設けられている。なお、図1Cは、代表的に羽根車25を示している。羽根車25は、すべての羽根(仕切り部材)25a〜26fの同じ側の一方面、さらに詳細には、羽根車25の回転方向における羽根(仕切り部材)25a〜26fの上流側の面に、一端が片持ち支持された同形の搬入ガイド部22(22a〜22f)を備えている。なお、他方の羽根車26も同様な搬入ガイド部23(23a〜23f)を備える。搬入ガイド部22,23は、後述する姿勢で先に収納されている記録媒体10の上端(搬送方向における後端)より、やや下方となる位置に設けられている。
入り口ローラ対13からの用紙搬入経路と、羽根車25,26内での収納スペースを決める羽根(仕切り部材)とが記録媒体の厚み方向にオフセットされている。そのため羽根車内に収納される記録媒体10の上端よりやや下方において、搬入ガイド部22,23は、このオフセット分の進路変更を行っている。これにより、後続して搬入される記録媒体10の搬送方向における先端は、先に収納された記録媒体10の面にあたるため、ジャムが発生することはない。
さらに、記録媒体10の幅方向端部は、めくれ上がる等の変形を受け易く、ジャムの原因となり易いが、搬入ガイド部22,23は、羽根車内において記録媒体10の両端部を直接案内しているため、記録媒体10の端部の変形によるジャムのリスクを効果的に抑制することを可能としている。
この搬入ガイド部22,23は、記録媒体10が滑り易い曲面(衝突面)を持ち、且つ、記録媒体10の先端が搬入ガイド部22,23に衝突した際に、その先端の跳ね返りを緩衝するように、搬入ガイド部自体が弾性を有した材料、例えば金属または樹脂等により形成される。さらに、図11に示すように、搬入ガイド部22,23の裏面(非衝突面)側からバネ等の弾性部材34で遊動可能に支持してもよい。
コシ付けガイド部24は、図1Eに示されるように、上端(入口側)に対して下端(底辺側)が基材部21に向けて広がるような形状である。これによりコシ付けガイド部24は、記録媒体10の少なくとも先端側の両側端を背板側に湾曲させる。換言すれば、コシ付けガイド部24は、シート突き当て部3の記録媒体10が当接する側の面の法線を曲率中心とするように記録媒体10の先端部を湾曲させる。
このように記録媒体10を湾曲させて立ち上がった形態に変形させることで、収納時に記録媒体10に腰を持たせて、上下方向に対して折れ曲がりにくい姿勢にする。記録媒体10は、搬入時には、この姿勢となった状態で先端がシート突き当て部31に突き当たり収納される。尚、図4Bに、記録媒体10が収納された状態が示されている。
送風部であるファン27は、図1B,1Dに示されるように、搬入ガイド部22,23近傍に設けられている。これらのファン27は、収納された記録媒体に対して、空気を吹き付けて、基材部21側に記録媒体10を押し付ける。つまり、ファン27は、収納されている記録媒体10と搬入ガイド部22,23との間に隙間を形成し、搬入ガイド部22,23から搬入されてくる記録媒体10の先端が収納されている記録媒体10の後端と接触しないようにするための補助的な役割を果たしている。そのため、ファン27は必要に応じて設ければよい。
搬送補助機構としてのパドルローラ28,29は、コシ付けガイド部24の両サイドに設けられている。これらのパドルローラ28,29は、羽根部分が柔らかく、例えば、ゴムや樹脂等により形成されている。このパドルローラ28,29は、記録媒体10が収納される際に、入口ローラ対13の搬送力を受けなくなった時(即ち、記録媒体の後端が入口ローラ対13より下流に搬送された時)、さらに記録媒体10を下流へ搬送させる補助搬送機構である。そしてパドルローラ28,29は、ローラ駆動部33によって駆動が制御され、前述した入口ローラ対13と同じ回転速度で回転している。
媒体移動部としての羽根車25,26は、上下方向(搬送方向)に延設される円柱形状の軸に複数の羽根が均等に取り付けられて構成されている。これにより、羽根間に複数の空間を形成している。本実施形態では、6枚の羽根が設けられている。尚、複数の羽根は、例えば、金属、樹脂または硬質ゴムを用いて可撓性を有する形状(薄板形状等)に形成する。これにより羽根車25,26が回転した際、羽根の先端部分が基材部21の表面に接触しても、羽根が僅かに可撓した状態で通過させることができる。そして、羽根は、通過した後、元の形状に戻る。
搬入された記録媒体10は、搬入ガイド部22,23に案内されて、羽根車25,26のそれぞれの羽根の間に記録媒体10の両側が入るように収納される。本実施形態では、6枚の羽根を有する羽根車を例として図示しているが、羽根の枚数については6枚に限定されるものではない。
羽根車25,26は、後述するように後処理装置に受け渡す際に、回転して羽根間に形成された複数の空間のうち任意の1つの空間に収納された1枚または重ね揃えた状態の複数の記録媒体10の先端側の両側端を基材部21側に湾曲させる(押し付ける)。この押し付けにより、記録媒体10の先端側における両側端は、シート突き当て部31から昇降台45,46側に移動される。換言すれば、羽根車25,26を回転することにより、収納された記録媒体における突き当て部31と当接した部分の少なくとも一部を突き当て部31と当接しない位置(押し上げ位置)まで移動させる。
この押し付けにより、記録媒体10の両側は、コシ付けガイド部24による湾曲させた形態と逆方向に湾曲した形態となる。その押し付け直後に、次のスタック群における最初の記録媒体10が搬入される。その際、搬入された記録媒体は、羽根車25,26が回転したため、前述した羽根間とは異なる羽根間に収容される。
シート突き当て部31は、板形状を成し、パドルローラ28,29により送られた記録媒体10の先端を板面に当接させて揃える。この時には、前述した様に、コシ付けガイド部24によって記録媒体10には、曲げによる腰を持たせている。尚、記録媒体10におけるシート突き当て部31と突き当たり、当接した位置を収納位置とする。
シート突き当て部31は、突き当て駆動部32により移動(設置面に対して水平方向に往復移動)され、装置の停止時及び起動時には、後述する図3Aに示されるように、収納位置から離間して非当接位置に移動され、記録媒体の収納時には、後述する図3Cに示されるように、当接位置に移動される。
シート突き当て部31が非当接位置に在る状態で搬入された記録媒体10は、シート突き当て部31に当接せずに通り抜けて、そのまま排出ローラ対17側へ導かれる。不要な記録媒体の廃棄の手順については後述する。一方、図示しない制御部から後段の後処理装置へスタック状態で記録媒体を受け渡す指示があった場合には、シート突き当て部31は、当接位置に移動されて、搬入される記録媒体10と当接し、複数枚まとめて記録媒体10を収納位置に収納する。尚、シート突き当て部31は、弾性部材を設けて、当接位置に向かう方向に弾性力を有してもよい。この弾性力は、シート突き当て部31が当接位置まで移動して、廃棄のために排出されている記録媒体の面に当接した時に、記録媒体の排出動作を阻害しないように押し戻される程度に働く。また、シート突き当て部31の形状は、収容した記録媒体10が傾かなければ、形状は特に限定されるものではなく、後述する昇降台45,46が配置される部分を凹ませて、凸型形状にしてもよい。
次に、昇降部41の構成について説明する。
図1A,1B,1D,1Eに示されるように、昇降部41は、固定支持部材42(42a,42b),43(43a,43b)と、2本のガイド軸44(44a,44b)と、昇降台45,46と、支持部材47,48と、連結部材49と、で構成される。
固定支持部材42,43は、ガイド軸44を基材部21の裏面に固定する。ガイド軸44は、基材部21の裏面(羽根車25,26の非配置面)側で重力方向(上下方向)に延設される。昇降台45,46は、連結部材49及び支持部材47,48を介してガイド軸44に取り付けられている。昇降台45,46は、記録媒体を載置し、載置した記録媒体を記録媒体搬出部4に受け渡す。
支持部材47,48は、昇降台45,46をガイド軸44に沿って移動可能に支持する。また、基材部21には、昇降台45,46の昇降ができるように切欠部51が設けられている。
図2は、重ね揃えられた記録媒体を記録媒体搬出部4に受け渡すために、昇降台45,46を押し上げた状態を示す図である。尚、昇降台45,46が、図1Dに示される位置に所在する時を第1の位置(下降位置)とし、図2に示される位置に所在する時を第2の位置(上昇位置)とする。
図2に示されるように、昇降台45,46は、ガイド軸44a,44bに沿って昇降台駆動部50により同時に昇降し、第2の位置まで上昇する。その昇降により、押し上げられた記録媒体10が、回転するピックアップローラ対14に当接する。そして記録媒体10は、ピックアップローラ対14にニップされて、搬出ガイド15に取り出され、搬出ローラ対16に搬送される。このように、昇降台45,46により、重ね揃えられた状態で押し上げられた記録媒体10は、記録媒体搬出部4に受け渡される。
昇降台45,46の昇降は、ボールネジを利用した駆動機構、オイルまたはエアーを利用したシリンダ機構、プーリーとワイヤによる駆動機構、またはマグネット(リニアモータ等)を利用した駆動機構等々の公知な駆動機構を適宜、採用することができる。尚、昇降台45,46が下降位置に位置している時、昇降台45,46はシート突き当て部31よりも下方の位置に設定され、シート突き当て部31の下面と昇降台45,46の上面との間に記録媒体が通り抜けることが可能な隙間を形成する位置に設定されている。また、昇降台45,46は、該昇降台45,46を押し上げた際に、シート突き当て部31と干渉しない位置でもある。
次に、図8に示されるフローチャートを参照して、このように構成されたスタック装置1におけるスタック処理について説明する。以下の説明において、図2は、重ね揃えられた記録媒体を受け渡す際に押し上げた状態を示す図である。図3A乃至3Dは、不要な記録媒体の廃棄処理の状態を示す図である。図4A,4B及び図5A,5Bは、記録媒体を収容する状態を示す図である。図6は、羽根車が回転した時の状態を示す図である。図7A,7Bは、収納された記録媒体を昇降台に移動して重ね揃えられた記録媒体を受け渡すと同時に、次の記録媒体を収納する状態を示す図である。
まず、メイン電源の投入により、装置を起動・初期化を行う(ステップS1)。この時、他の画像形成装置や後処理装置においても起動する。尚、装置個々に起動させるのではなく、画像形成装置を起動させた際に、スタック装置及び後処理装置が起動するように構成してもよい。
初期化においては、シート突き当て部31が非当接位置に位置しているか否か、昇降台45,46が下降位置に位置しているか否かの確認を行なう。そして、それぞれが非当接位置及び下降位置に位置していない場合は、非当接位置及び下降位置まで移動させる。また、各構成部位の駆動を開始する。
次に、不要となる記録媒体の廃棄処理を行う(ステップS2)。この廃棄処理について図9に示されるフローチャート、及び図3A乃至3Dを参照して説明する。
図3Aは、装置の起動時または停止時の状態を示している。この時、シート突き当て部31は、非当接位置に配置されている。この状態で、不要となる記録媒体(以下、不要となる記録媒体を不要媒体10aとする)がスタック装置1に送られてくるか否かを確認する(ステップS11)。この確認は、スタック装置1と接続される装置、例えば、画像形成装置の制御部からスタック装置1の制御部への通知によりわかる。つまり、画像形成装置の制御部からは、不要記録媒体10aがあるか否か、ある場合は、スタック装置1に送られるか不要記録媒体10aが何枚か、等の情報が通知される。
このようにして、ステップS11にて不要記録媒体10aがあると判断された場合(YES)は、不要媒体10aのすべてが媒体検出部12を通過した否かを監視する(ステップS12)。一方、すべての不要媒体10aが通過してない場合(NO)は、通過し終わるまで監視を続ける。
一方、媒体検出部12が最後の不要媒体10aの搬送方向における後端を検知した場合(YES)、所定時間経過後、シート突き当て部31を当接位置へと移動させる(ステップS13)。具体的には、図3Bに示されるように、最後の不要媒体10aの搬送方向における先端が排出ローラ対17にニップされるタイミングでシート突き当て部31の当接位置への移動を開始する。そして、図3Cに示されるように、シート突き当て部31は当接位置に位置する。
ここで、シート突き当て部31を当接位置へ移動させている最中、シート突き当て部31が排出されている不要記録媒体10aに当接する。しかしながら、シート突き当て部31と昇降台45,46とは、前述したように隙間を形成して配置されているため、排出ローラ対17の搬送力によって、不要記録媒体10aは、隙間を通り抜けて搬送が継続される。そして、図3Dに示されるように、不要媒体10aは、廃棄ガイド18及び廃棄ローラ対19を介して廃棄トレイ20に排出される。
このように、最後の不要媒体10aが廃棄トレイ20に収容される前に、シート突き当て部31の当接位置への移動を開始する。これにより、例えば、図3Bに示されるように、最後の不要媒体10aの直後に収納すべき記録媒体(以下、収納すべき記録媒体を収納記録媒体10bとする)が搬送されてきたとしても、確実に収納記録媒体10bの先端をシート突き当て部31上に収納させることができる。
尚、ステップS11において、不要記録媒体10aが無いと判断された場合(NO)には、ステップS13に移行し、シート突き当て部31を当接位置に移動させる。ここで、廃棄処理を終了し、リターンする。
次に、スタック処理のために搬入される収納記録媒体10bを、順次、シート突き当て部31に突き当てて収納位置に収納する(ステップS3)。そして、媒体検出部12により設定された数の収納記録媒体を収納したか否かを判断する(ステップS4)。尚、スタック装置1に収納する収納記録媒体10bの枚数は、前述した廃棄処理の際に、画像形成装置の制御部からスタック装置1の制御部に通知された情報の中に含まれている。本実施形態では、2枚の収納記録媒体10b(10b1、10b2)を収納することとする。
入口ガイド11から搬入された1枚目の収納記録媒体10b1は、媒体検出部12を通過した後、入口ローラ対13に到達する。媒体検出部12は、収納記録媒体10b1の先端と後端を検出し、通過した収納記録媒体の数をカウントする。収納記録媒体10b1は、入口ローラ対13の回転により、搬入ガイド部22,23を介して羽根車25,26の羽根間に搬入される。この時、入口ローラ対13から収納記録媒体10b1の後端が外れるが、収納記録媒体10b1は、パドルローラ28,29により引き下ろされてシート突き当て部31に突き当たり収納される。その際、収納記録媒体10b1は、コシ付けガイド部24にガイドされながら搬送される。
この収納記録媒体10b1の収納状態を、図4A,4Bに示す。図4Bに示されるように、収納記録媒体10b1は、コシ付けガイド部24によって湾曲され、腰を持つ。詳細には、コシ付けガイド部24は、シート突き当て部31における収納媒体10b1が当接する側の面の法線を曲率中心とするように収納媒体10b1の先端部を湾曲される。
これにより、図4Aに示されるように、収納記録媒体10b1が真っ直ぐに立ち上がった形態となり、上下方向に対して折れ曲がりにくい姿勢となっている。さらに、収納記録媒体10b1は、ファン27による空気の吹き付けにより、押し付けられている。そのため、収納記録媒体10と搬入ガイド部22,23との間に隙間が生じる。なお、収納媒体10b1の両端における一端側は、羽根車25の羽根25aと羽根25fの間のスペースに収納され、他端側は、羽根車26の羽根26aと羽根26fの間のスペースに収納される。
そして、この隙間において、後続する2枚目の収納記録媒体10b2が搬入ガイド部22,23に案内されながら、羽根車25,26の羽根間に搬入されて、先に収納された記録媒体と重なるように収納される。この時、収納記録媒体10b2の先端は、搬入ガイド部22,23によって収納記録媒体10b1の面の部分に突き当たるため、ジャムが発生することはない。そして、図5Bに示されるように、設定枚数の収納記録媒体が収納されることになる。
前記ステップS4において、前述したように、収納数が設定した数に達したならば(YES)、収納記録媒体10b1及び10b2を重ね揃えた状態のまま、羽根車25,26を回転させる。そして、収納記録媒体10b1及び10b2の両側端を、シート突き当て部31から昇降台45,46に移動させる(ステップS5)。また、収納数が設定した数に達していなければ(NO)、収納記録媒体を収納し続ける。
前記ステップS5において、羽根車25,26を回転させるタイミングは、媒体検出部12が収納記録媒体10b2の後端を検出してから所定時間経過後である。つまり、収納記録媒体10b1及び10b2がシート突き当て部31上に載置されるタイミングで羽根車25,26が回転する。図6は、羽根車25,26が回転した状態を示す。
これらの羽根車25,26は、図5Bに示される状態から、それぞれにおいて、羽根のピッチと同じ角度の整数倍だけ回転させる。本実施形態では、羽根1つ分の角度を矢印方向に回転する。この回転により、羽根車25,26の回転方向における次の羽根(25a,26a)により、収納記録媒体10b1及び10b2の両側端が、基材部21側に押し付けられる。換言すれば、羽根車25,26を回転することにより、収納記録媒体10b1及び10b2の両側端をシート突き当て部31と当接した状態である収納位置から当接が解除された押し上げ位置に移動させる。
これにより、収納記録媒体10b1及び10b2の両側端は、昇降台45,46側に移動する。この時、昇降台45,46は、前述したようにシート突き当て部31より低い位置に配置されている。そのため、収納記録媒体10b1及び10b2の両側端は、昇降台45,46側にスムーズに移動させることができる。このように、羽根車25,26が回転することにより、収納記録媒体10b1及び10b2の両端は、コシ付けガイド部24によって湾曲した状態と反対向きに湾曲する。
そして、次に収納すべき収納記録媒体10c1及び10c2があるか否かを判断する(ステップS6)。尚、次に収納すべき収納記録媒体があるか否かの情報も、画像形成装置の制御部からスタック装置1の制御部に通知された情報の中に含まれている。ステップS6にて、次に収納すべき収納記録媒体がある場合(YES)は、図5Aに示されるように、収納記録媒体10b2の直後に、収納記録媒体10c1が搬送されており、ステップS7に移行する。この時、図6に示されるように、羽根車25,26が回転することにより、収納記録媒体10c1が収納される新たな空間が形成されている。
そして、収納記録媒体10c1は、図7Aに示されるように、収納記録媒体10b1及び10b2が収納されている羽根車25,26の羽根間とは異なる羽根間に収納される。すなわち、収納記録媒体10c1の両端における一端側は、羽根車25の羽根25aと羽根25bの間のスペースに収納され、他端側は、羽根車26の羽根26aと羽根26bの間のスペースに収納される。また、収納記録媒体10c1が収納されると同時に、昇降台45,46をガイド軸44に沿って上昇させて(ステップ7)、重ね揃えた状態の収納記録媒体10b1及び10b2を押し上げる。押し上げられた収納記録媒体10b1及び10b2は、回転するピックアップローラ対14にニップされる。
その後、収納記録媒体10b1及び10b2は、搬出ガイド15を経て、搬出ローラ対16により後段の後処理装置に搬送される。その際、新たに収納された収納記録媒体10c1は、昇降台45,46に接触していないため、図7Bに示されるように、収納記録媒体10b1及び10b2のみを押し上げることができる。そして、ステップS3に戻り、収納記録媒体を設定枚数収納させる。
このように、羽根車25,26を回転させることで、収納記録媒体10b1及び10b2の搬出動作と収納記録媒体10c1及び10c2の搬入動作を同時に行うことができ、高速処理が可能となる。尚、昇降台45,46は、昇降台駆動部50によって、収納記録媒体10b1及び10b2の搬出動作が終わり、次の収納記録媒体10c1及び10c2の搬出動作が開始される前に、下降位置へと戻っている。
また、ステップS6にて次に収納すべき収納記録媒体がない場合(NO)は、ステップS8に移行して、昇降台45,46を上昇位置まで上昇させ、図7Bに示されるように、重ね揃えた状態で収納記録媒体10b1及び10b2を後段の後処理装置に搬送させる。そして一連のシーケンスを終了する。
以上説明したように、スタック装置は、記録媒体を収納スペースAに収納する際に、ガイド部により湾曲させた先端をシート突き当て部に突き当てて、張りを持たせた立ち状態で収納することにより、腰の弱い記録媒体に対しても突き当たりによる記録媒体の腰砕け等の波打ち(撓みまたはよれ)の発生を防ぎ、ジャムエラーを防止する。
また、記録媒体を重力方向と平行となるように保持させることで、スタック装置の設置面積の小型化を実現でき、該スタック装置を画像形成装置やソータ装置などに搭載しても、装置面積の増大を少なく抑えることができる。
また、スタック装置は、記録媒体を後段の後処理装置へ受け渡しを行う搬出経路に加えて、廃棄経路を有している。このスタック装置をプリンタやコピー機に搭載した際に、試し刷りなどのスタックには不要な記録媒体をより分けて、廃棄トレイに出力することができる。従って、不要な記録媒体を収納せず、後段の後処理装置への受け渡しを防止し、且つ手作業による取り出し作業を無くすことができる。
また、2つの経路の切り換えは、収納スペースAの底部に設けているシート突き当て部31をシャッタのように設置面に対して平行移動させることで選択できる。また、一旦、収納スペースA内に収納された記録媒体は、シート突き当て部31を退避させた後、パドルローラ28,29を回転させて押し出して、排出ローラ対17にニップさせて取り出すことにより、確実に廃棄経路側に排出させることができる。
その際、記録媒体を収納するシート突き当て部31と、記録媒体を押し上げる昇降台45,46とは、段差及び隙間を有して配置される。シート突き当て部31の非当接位置から当接位置への移動のタイミングは、最終の不要な記録媒体が排出ローラ対17にニップされたタイミングで開始される。そのため、シート突き当て部31は、不要な記録媒体に当接するが、隙間が形成されているため、不要な記録媒体は、排出ローラ対17によって排出される。これと共に、不要な記録媒体を排出している最中にシート突き当て部31が当接位置に位置しているため不要な記録媒体とスタックする記録媒体とが近接して搬入されたとしても、確実にスタックする記録媒体を収納させることができる。
また、設定数に重ね揃えられた記録媒体の両側端を保持する羽根車25,26を回転させるだけで、該記録媒体の両側端をシート突き当て部31上の当接位置から昇降台45,46による押し上げ位置まで移動させることができ、且つ羽根によりガイドされたまま記録媒体の押し上げが行われて、揃えが乱れることなく搬出ローラに搬送することができる。
また、羽根車25,26の羽根に搬入ガイド部22,23が設けられているため、後続して搬入される記録媒体の搬送方向における先端が先に収納された記録媒体の面にあたるため、ジャムの発生を低減することができる。
以下に、本発明の一実施形態であるスタック装置を捲回された連続記録媒体(例えば、ロール紙)または葛折りされた連続記録媒体に画像を形成する画像形成装置、例えば、インクジェットプリンタに搭載した例について説明する。
図10は、本発明の一実施形態であるスタック装置を連続記録媒体に画像を形成する画像形成装置に搭載した構成例を示す図である。尚、図10におけるスタック装置1の構成及び参照符号については、図1Dを参照して、ここでの説明は省略する。
本実施形態において、スタック装置は、画像形成装置101におけるカッター部186の下方に配置される。このカッター部186により所定サイズに切断された記録媒体が、搬入され、後処理装置へ重ね揃えた記録媒体10を受け渡す。
以下に、画像形成装置101について説明する。
画像形成装置101は、アンワインダー部102とプリンタ部103を備えている。まず、アンワインダー部102について説明する。このアンワインダー部102は、スタンド106と、紙管固定シャフト107と、ブレーキ108とを有している。アンワインダー部102は、紙管固定シャフト7により連続媒体105を回転可能に保持して、その連続媒体105をプリンタ部103に供給する記録媒体供給部である。
本実施形態において、アンワインダー部102には、連続媒体として、ロール紙などを使用している。スタンド106は、紙管固定シャフト107を回転可能に支持する。紙管固定シャフト107は、不図示の空気注入口より空気を注入することにより、紙管の内径をチャックする複数の爪部が半径方向に突出する。これにより、紙管固定シャフト107の爪部が連続媒体105の紙管の内径に食い込み、連続媒体105を強固に保持する。
紙管固定シャフト107には、プーリーとベルトを介して、ブレーキ108が接続されている。このブレーキ108の制動力は、紙管固定シャフト107に伝達される。これにより、ブレーキ108は、連続媒体105の搬送方向と逆方向の張力を与える機能を果たしている。
続いて、プリンタ部103について説明する。
プリンタ部103は、図10に示されるように、複数のローラ114〜122、180〜184、第1ドラム130、第2ドラム140からなる連続媒体105の搬送部、カット部186、本体フレーム125、第1記録部150、第2記録部160、第1クリーニングユニット170、第2クリーニングユニット175、制御装置195、スタック装置1、廃棄トレイ20から構成されている。
このプリンタ部103は、アンワインダー部102から矢印109で示されるように送り出されてくる連続媒体105を導入する。
前記制御装置195は、少なくとも記録媒体供給部であるアンワインダー部102、連続媒体を搬送する搬送部、画像形成部である第1記録部150及び第2記録部160、クリーニング部である第1クリーニングユニット170及び第2クリーニングユニット175、カッター部186、及びスタック装置1の動作を制御する。
プリンタ部103に導入された連続媒体105は、フリーローラ114,115、揺動ローラ116、フリーローラ117及びフリーローラ118からなる搬送系を経由して第1ドラム130に搬送される。前記揺動ローラ116は、回動中心116aにより本体フレーム125に回動自在に保持されるアーム116bの先端に、順逆両方向に回転可能に取り付けられている。そして、揺動ローラ116は、揺動ローラ116の下周面に沿って搬送される連続媒体105に、揺動ローラ116とアーム116bの自重により張力を作用させる張力発生部を構成している。
また、張力発生部は、アンワインダー部102に保持された連続媒体105の偏芯などによって引き起こされる張力の変動により、連続媒体105が弛んだ場合、この弛みを解消する機能も有している。また、回動中心116aには、揺動ローラ116が上下方向に移動した際の回動位置を検出するポテンションメータ116cが設けられている。このポテンションメータ116cの出力信号によって、アンワインダー部102の紙管固定シャフト107に連結したブレーキ108が作動される。これにより、連続媒体105の張力が制御される。尚、フリーローラ114、115、117及び118はそれぞれ本体フレーム125に回転可能に支持されている。
このような搬送系を経由して第1ドラム130に搬送された連続媒体105は、フリーローラ118及び119により、第1ドラム130に約330度の巻き付け角で巻き付けられる。この第1ドラム130は、例えばアルミニウム製の中空の円筒であり、回転軸130aが本体フレーム125に回転可能に支持されている。そして、第1ドラム130に保持された連続媒体15は、第1ドラム130に対向して配置された第1記録部150の直下に搬送され、第1記録部150により連続媒体105の表面に記録が行われる。尚、第1ドラム130における連続媒体105の巻き付け角を、本実施形態のように330度程度に広く確保することで、第1ドラム130と連続媒体105との間で滑りがなく、連続媒体105を第1ドラム130に密着して保持させることができる。これにより、正確な記録媒体搬送とドラムの回転数制御が可能となる。
この第1ドラム130の巻き終わり以降では、すなわち第1記録部150により表面に画像を記録された連続媒体105は、フリーローラ119、120及び121の搬送系を経由して、第2ドラム140に搬送される。第2ドラム140に搬送された連続媒体105は、第1ドラム130と同様に、ここでもフリーローラ121及び122により第2ドラム140に330度の巻き付け角で巻き付けられる。
この第2ドラム140も、例えばアルミニウム製の中空の円筒であり、回転軸140aが本体フレーム125に回転可能に支持されている。尚、フリーローラ119、120、121、及び122も本体フレーム125に回転可能に支持されている。
前述した第2ドラム140に330度の巻き付け角で巻き付けられた連続媒体105は、第2ドラム140の巻き始めの張力と巻き終わりの張力によって、第2ドラム140の外周面に垂直抗力が与えられる。
これにより、第2ドラム140と連続媒体105との間の摩擦力が大きくなることから、第2ドラム140と連続媒体105との間で滑りがなくなり、連続媒体105は第2ドラム140に密着保持される。
第2ドラム140は、その回転軸140aにプーリーとベルトを介して連結された駆動モータ141の駆動力によって、図における反時計回り方向に回転する。このように、第2ドラム140は、駆動ドラムとして機能し、第1ドラム130は、連続媒体10を介して、第2ドラム140によって時計方向に回転する従動ドラムとなっている。
そして、第2ドラム140の回転によって、第2ドラム140に保持される連続媒体105は、第2ドラム140に対向して配置された第2記録部160の直下に搬送される。第2ドラム140に巻き付けられて保持された連続媒体105は、第1ドラム130において第1記録部150により記録された画像記録面が下向き(第2ドラム140の周面側)になっており、まだ記録されていない裏面が上向き(第2記録部160に対面する向き)になっている。
第2ドラム140に巻き付けられて保持され、第2記録部160の直下に搬送された連続媒体105は、第2記録部160により裏面に記録が行われる。これにより連続媒体105への両面記録が完了する。また、第2ドラム140の回転軸140aには、位置検出部におけるエンコーダが連結されている。エンコーダは、第2ドラム140の回転に伴って回転し、第2ドラム140の回転位置に相当する検出パルスを出力する。
そして、エンコーダから出力された検出パルスは、制御装置195を介して第1記録部150及び第2記録部160の記録ヘッドを駆動させる不図示の駆動基板に入力される。この検出パルスに同期して、駆動基板からの駆動制御により記録ヘッドはインクを吐出する。つまり、連続媒体105は第1ドラム130及び第2ドラム140上で滑ることなく同速度で搬送されるため、第2ドラム140の回転に伴って出力される検出パルスに基づいて、第1記録部150及び第2記録部160の吐出駆動を制御することができる。
続いて、第1記録部150と第2記録部160について説明する。
第1記録部150の構成は、第2記録部160においても同様であるので、代表的に第1記録部について説明する。
本実施形態のおける第1記録部150は、シアン(C)、ブラック(K)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)の合計4色の記録ヘッド部151a、151b、151c及び151dを有している。これらの記録ヘッド部151a、151b、151c及び151dは、複数の記録ヘッドにより構成されている。そして、複数の記録ヘッドをヘッド保持プレート152上に連続媒体105の記録領域と同等、またはその幅以上となるように配列して固定している。記録ヘッドに形成されたノズル面は、第1ドラム130の外周面に保持された連続媒体105の記録面に対して対向配置されている。尚、ヘッド保持プレート152と第1ドラム130との相対位置は、不図示の部材によって位置決めされている。
続いて、第1クリーニングユニット170と第2クリーニングユニット175について説明する。第1クリーニングユニット170の構成は、第2クリーニングユニット175においても同様であるので、代表的に第1クリーニングユニット170について説明する。 第1クリーニングユニット170は、第1記録部150の各記録ヘッド部151a、151b、151c及び151dのクリーニングを行うために設けられており、周知のワイプ、ノズル吸引などのクリーニング動作を行う機能を有する。
そして、第1クリーニングユニット170により第1記録部150のクリーニングを行う際は、まずヘッド保持プレート152を不図示の退避機構により、第1ドラム30の周面から離れる方向に退避させる。これにより、記録ヘッド部151a、151b、151c、及び151dも第1ドラム130の周面から離れる方向に移動し、記録ヘッド部151a、151b、151c、及び151dの下面と第1ドラム130の周面との間に所定の間隙が形成される。
その後、第1クリーニングユニット170を記録ヘッド部151a、151b、151c及び151dの直下に移動させ、記録ヘッド部151a、151b、151c及び151dのクリーニングを行なっている。クリーニング動作終了後は、第1クリーニングユニット170は、図10に示される待機位置に戻り、第1記録部150は、画像記録位置に戻る。
前述したように、第1記録部150により表面に記録され、第2記録部160により裏面に記録されて両面記録が完了した連続媒体105は、第2ドラム140の巻き終わり部分から、フリーローラ122以降の搬送系により搬送される。第2ドラム140の巻き終わり部分以降では、連続媒体105は、第1ニップローラ対180に搬送される。尚、第1ニップローラ対180は本体フレーム125に回転可能に支持されている。
第1ニップローラ対180は、一対のローラからなり、図示していないが、一方のローラにはトルクリミッタと減速ギヤと駆動モータが連結され、第1ドラム130及び第2ドラム140上での連続媒体105の搬送速度と同速度で連続媒体105を搬送する。
これにより、第1ニップローラ対180は連続媒体105に搬送方向と同一方向に張力を作用させるための張力発生部を構成している。
搬送系において、第1ニップローラ対180以降では、連続媒体105は、フリーローラ181、182、183を経由して、第2ニップローラ対184に搬送される。尚、前記のフリーローラ181、182、183、第2ニップローラ対184も本体フレーム125に回転可能に支持されている。
第2ニップローラ対184は、一対のローラからなり、図示していないが、一方のローラには、トルクリミッタと減速ギヤと駆動モータが連結され、第1ニップローラ対180による連続媒体105の搬送速度と同速度で連続媒体105を直後に配置する導入ガイド185に向けて搬送する。
導入ガイド185は、この搬送経路中での連続媒体105の厚み方向の変動を抑制し、連続媒体105をカッター部186に導入する機能を有している。この導入ガイド185は、連続媒体105の幅方向に延在し、連続媒体105の表裏を覆い、搬送経路を規制するような構成となっている。この導入ガイド185は、例えば板金や樹脂成型で作られる部品である。または、細長いローラ対で構成しても良い。
連続媒体105は、第2ニップローラ対184から導入ガイド185を介してカッター部186に導入される。尚、第2ニップローラ対184とカッター部186間の搬送経路はできる限り短くなるように構成される。カッター部186は、アンビルローラ187と、アンビルローラ187と対向配置されたカッターローラ188と、アンビルローラ187及びカッターローラ188より搬送方向下流側に設けられたブラシローラ189とで構成されている。
カッターローラ188には、カッター刃188aが設けられている。本実施形態では、カッターローラ188の外周面には等間隔でカッター刃188aが2個設けられている。そして、カッターローラ188とアンビルローラ187を、第1ドラム130及び第2ドラム140上での連続媒体105の搬送速度、及び第1ニップローラ対180、第2ニップローラ対184による連続媒体105の搬送速度と同速度で回転させる。これにより、連続媒体105を所定サイズのシート状の記録媒体10に連続して裁断することができる。
ブラシローラ189の外周面には、ゴムやスポンジその他の摩擦部材が形成されている。本実施形態では、この摩擦部材として、ローラの径方向に延びる多数の線状部材が植設されている。このブラシローラ189は、カッターローラ188によって切断された連続媒体105の先端が、カットローラ188またはアンビルローラ187に沿って巻き込まれるのを防止している。
そのため、ブラシローラ189のローラ最外周の線速度を、カッターローラ188におけるカッター刃188aの先端の線速度よりも速くしている。これにより、連続媒体105をたるませずに搬送することができる。尚、カッター部186は、交換可能に構成されている。ローラ径を変更して、所望するサイズに切断するカッター部に適宜、交換することで、複数のサイズの記録媒体を出力することができる。
カッター部186で切断されたシート状の記録媒体10は、スタック装置1に搬入される。このスタック装置1は、カッター部186の鉛直下方に配置され、前述した様に記録媒体10を重ね揃えて後処理装置に受け渡しを行う。ここでのスタック装置1の構成及び動作における詳細な説明は省略する。ここで、捲回されたロール紙のような連続記録媒体を用いて画像を形成する画像形成装置においては、前回の画像形成を終了した際に、記録ヘッドからカッター部までの搬送路上に何も画像形成されていない連続記録媒体が残存する。
そして、次に画像形成を行う際には、記録ヘッドからカッター部まで連続記録媒体を不要な記録媒体として廃棄しなければならない。しかしながら、スタック装置1を配置することで、不要な記録媒体は、廃棄トレイ20に廃棄され、収納すべき記録媒体のみ収納し、後処理装置へと搬出することが可能となる。つまり、スタック装置1は、前述したように不要な記録媒体の廃棄処理と収納すべき記録媒体の収納処理を、装置を停止させることなく連続的に行なうことが可能となる。尚、本実施形態のスタック装置1を用いて、スタックされた記録媒体で冊子に製本する場合には、画像形成装置において、1冊子分の画像を1頁から最終頁まで連続媒体に順次、画像形成して、切断してスタック装置に搬入することにより、実現できる。
以上説明したように、連続媒体105に画像を形成する画像形成装置は、画像形成開始時点に、少なくとも第1ドラム130の第1記録部150からカッター部186までの搬送路上に残存する連続記録媒体105を廃棄する。廃棄する連続記録媒体105は、カッター部186により切断して排出するが、カッター刃188aを切断位置から移動させて、その長尺のままローラをすり抜けて廃棄することも可能である。
本実施形態のスタック装置は、不要な記録媒体を退避したシート突き当て部31を通過させて、記録媒体廃棄部5に切断した記録媒体を搬出し、廃棄トレイ20に自動で廃棄させることができる。従って、作業者により不要な記録媒体の取り出し作業をする必要が無くなる。また、カッター部の下方にスタック装置を配置することで、スタック装置を含む画像形成装置の設置面積の増大を最小限に抑制することができ、小型化が実現できる。
1…スタック装置、2…装置本体部、3…記録媒体搬入部、4…記録媒体搬出部、5…記録媒体廃棄部、10…記録媒体、11…入口ガイド、12…媒体検出部、13…入口ローラ対、14…ピックアップローラ対、15…搬出ガイド、16…搬出ローラ対、17…排出ローラ対、18…廃棄ガイド、19…廃棄ローラ対、21…基材部、22…搬入ガイド部(22a〜22f)、23…搬入ガイド部(23a〜23f)、24…コシ付けガイド部、25,26…羽根車、25a,25b…羽根、28,29…パドルローラ、31…シート突き当て部、41…昇降部、42(42a,42b),43(43a,43b)…固定支持部材、44(44a,44b)…ガイド軸、45,46…昇降台、47,48…支持部材、49…連結部材。

Claims (6)

  1. 搬入部から搬入されたシート状の記録媒体を鉛直方向に沿って形成された収納スペースに複数枚収納し、収納された複数枚の前記記録媒体を後段の装置に受け渡す搬出部を有するスタック装置であって、
    前記収納スペースに搬入された前記記録媒体の搬入方向先端部が突き当たり、前記記録媒体を収納位置で停止させる突き当て部と、
    複数の仕切り部材を有し、該仕切り部材間に複数の前記記録媒体を収納可能な複数の空間を形成する共に、前記複数の空間のうち任意の1つの空間に前記収納位置で停止する前記記録媒体を収納し、前記仕切り部材を移動させることで前記記録媒体の前記先端部の少なくとも一部を前記収納位置とは異なる押し上げ位置に移動させる媒体移動部と、
    前記媒体移動部によって前記押し上げ位置に移動した前記記録媒体を前記搬出部まで押し上げる昇降部と、
    を備え、
    前記媒体移動部は、
    前記収納スペースに搬入された前記記録媒体の両側端側にそれぞれに立設され、外周上に鉛直方向に延設する複数の前記仕切り部材が設けられて、中心軸を中心として回転する円柱体と、
    前記仕切り部材の同一方向の面にそれぞれに設けられて、前記仕切り部材間に前記中心軸の軸方向から順次搬入される前記記録媒体に対して、収納を案内する搬入ガイド部と、を備えることを特徴とするスタック装置。
  2. 前記搬入ガイド部が、片持ち支持された翼形状を成し、前記記録媒体の幅方向端部に接して前記記録媒体を案内することを特徴とした請求項1に記載のスタック装置。
  3. 前記搬入ガイド部は、弾性を有する部材により形成され、搬入された前記記録媒体の衝突を緩和し、前記突き当て部に導くことを特徴とした請求項2に記載のスタック装置。
  4. 前記搬入ガイド部は、片持ち支持点で回動可能に設置され、且つ前記搬入ガイド部の背面にばねを備え、収納する前記記録媒体の衝突を緩和することを特徴とした請求項2に記載のスタック装置。
  5. 前記搬入ガイド部は、前記収納スペースに収納された前記記録媒体の後端部の高さよりも低い位置で前記仕切り部材に設けられていることを特徴とする請求項1に記載のスタック装置。
  6. 連続した記録媒体を供給する供給部と、
    前記供給部から供給された前記記録媒体に画像を形成する記録部と、
    前記記録部で画像が形成された記録媒体を所定の大きさに切断する切断部と、
    請求項1乃至5のいずれか1項に記載のスタック装置と、を備えたことを特徴とする画像形成装置。
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