JP2011104802A - プリンタ - Google Patents
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Abstract
【課題】各々の分岐路に設けられた補助送りローラを記録媒体を搬送する主送りローラに従動可能に接続するにあたり、各々の補助送りローラの搬送能力を一致させたプリンタを提供する。
【解決手段】プリンタは、給紙部から供給される記録媒体を搬送する基幹路Li0と、基幹路Li0に分岐部63を介して接続され記録媒体に印刷を行うヘッド部2、3をそれぞれ有する2つの分岐路Li1、Li2と、分岐部63近傍に設けられ記録媒体を搬送するための主送りローラ61と、各々の分岐路Li1、Li2に互いに対称な位置関係で設けられ記録媒体を搬送するための補助送りローラ64・64と、各分岐路Li1、Li2にある補助送りローラ64・64を主送りローラ61に従動可能に接続する従動接続機構Co1、Co2と、基幹路Li0にある記録媒体の搬送先を両分岐路Li1、Li2のいずれか一方に切り替える切り替え部63とを有する。
【選択図】図10
【解決手段】プリンタは、給紙部から供給される記録媒体を搬送する基幹路Li0と、基幹路Li0に分岐部63を介して接続され記録媒体に印刷を行うヘッド部2、3をそれぞれ有する2つの分岐路Li1、Li2と、分岐部63近傍に設けられ記録媒体を搬送するための主送りローラ61と、各々の分岐路Li1、Li2に互いに対称な位置関係で設けられ記録媒体を搬送するための補助送りローラ64・64と、各分岐路Li1、Li2にある補助送りローラ64・64を主送りローラ61に従動可能に接続する従動接続機構Co1、Co2と、基幹路Li0にある記録媒体の搬送先を両分岐路Li1、Li2のいずれか一方に切り替える切り替え部63とを有する。
【選択図】図10
Description
本発明は、記録媒体を搬送する主送りローラと、各々の分岐路に設けられ主送りローラに従動可能に接続される補助送りローラとを有するプリンタに係り、特に主送りローラ等の各部の構成を適正化したプリンタに関するものである。
上記のプリンタの一例としてサーマルプリンタは、印刷を行うヘッド部に対して供給可能な状態で記録媒体を保持する給紙部と、給紙部に保持される記録媒体をヘッド部に搬送する搬送手段とを有し、この搬送手段を通じて記録媒体をヘッド部に供給し、ヘッド部の加熱を通じて染料又は顔料を記録媒体に転写させることにより、若しくは、熱を感知すると色が変化する感熱紙等の記録媒体をヘッド部で加熱することにより、記録媒体に印刷する印刷装置である。
従来のサーマルプリンタとしては、例えば図13に示すように、記録媒体を搬送する基幹路Li0と、基幹路Li0に分岐部1063を介して接続され印刷を行うヘッド部1002、1003をそれぞれ有する2つの分岐路Li1、Li2と、基幹路Li0にある記録媒体をピンチローラ1062と共に挟持しつつ回転することにより記録媒体を搬送するフィードローラと称される主送りローラ1061と、各々の分岐路Li1、Li2に互いに対称な位置関係で設けられ記録媒体を補助的に搬送するためのプラテンローラと称される補助送りローラ1064・1064と、基幹路Li0にある記録媒体の搬送先を両分岐路Li1、Li2のいずれか一方に切り替える切り替え部1063とを有し、基幹路Li0と各分岐路Li1、Li2との間で記録媒体の搬送を選択的に行うものが挙げられる。また、これとほぼ同様の構成のプリンタが特許文献1に開示されている。
ところで、主送りローラ1061により搬送される記録媒体が補助送りローラ1064・1064で詰まることを防止するために、補助送りローラ1064・1064をそれぞれ主送りローラ1061に従動可能に接続する従動接続機構Co1、Co2を設け、双方の補助送りローラ1064・1064を従動回転させる構成が一つの有効な手段として考えられる。
しかしながら、この場合、図13に示すように、同一の方向に記録媒体を搬送するために必要な主送りローラ1061及び補助送りローラ1064・1064の回転方向が一方の分岐路Li1では互いに時計回りで一致するものの他方の分岐路Li2では互いに逆方向になるので、この他方の分岐路Li2にある補助送りローラ1064を主送りローラ1061に従動可能に接続する従動接続機構Co2に回転方向を変えるためのギアやクラッチ等を設けて、双方の従動接続機構Co1、Co2を異なる構成にしなければならず、製造コストが増大してしまう。
特に、双方の従動接続機構Co1、Co2を異なる構成にすると双方の補助送りローラ1064・1064の搬送能力が一致しなくなるので、双方の補助送りローラ1064・1064の搬送能力が同一しなければならないという厳しい要求がある場合に問題となる。
なお、各々の補助送りローラ1064・1064が両分岐路Li1、Li2の内側にある場合について説明したが、各々の補助送りローラが両分岐路の外側にある場合も同様のことがいえる。
本発明は、このような課題に着目してなされたものであって、その目的は、各々の分岐路に設けられた補助送りローラを記録媒体を搬送する主送りローラに従動可能に接続するにあたり、いずれの分岐路においても同一の方向に搬送する回転を成すように従動接続する機構を製造コストを低減しつつ実現するともに、各々の補助送りローラの搬送能力を一致させたプリンタを提供することである。
本発明は、かかる目的を達成するために、次のような手段を講じたものである。
すなわち、本発明のプリンタは、給紙部から供給される記録媒体を搬送する基幹路と、前記基幹路に分岐部を介して接続され記録媒体に印刷を行うヘッド部をそれぞれ有する2つの分岐路と、前記分岐部近傍に設けられ記録媒体を搬送するための主送りローラと、各々の分岐路に互いに対称な位置関係で設けられ記録媒体を搬送するための補助送りローラと、各分岐路にある補助送りローラを前記主送りローラに従動可能に接続する従動接続機構と、前記基幹路にある記録媒体の搬送先を両分岐路のいずれか一方に切り替える切り替え部とを有し、前記基幹路と各分岐路との間で記録媒体の搬送を選択的に行うにあたり、前記主送りローラは、両分岐路の内側に配置され前記切り替え部の切り替えに応じて回転方向を切り替えるように構成されており、前記従動接続機構は、各分岐路において主送りローラが記録媒体を搬送しようとする方向と一致する方向に補助送りローラが記録媒体を搬送するように各々の補助送りローラを主送りローラに従動させることを特徴とする。
このように、切り替え部の切り替えに応じて回転方向が切り替わる主送りローラを両分岐路の内側に配置しているので、記録媒体を搬送するために必要な主送りローラ及び補助送りローラの回転方向が一致し、各々の補助送りローラを主送りローラに従動可能に接続する2つの従動接続機構のうちの一方に回転方向を変えるためのギアやクラッチ等を設けて双方の従動接続機構を異なる構成にする必要がなくなり、製造コストを低減させることができる。しかも、双方の従動接続機構を同一の構成にできるので、双方の補助送りローラで同一の搬送能力を得ることが可能となる。
製造コストを低減するとともにプリンタ全体を小形化するためには、前記主送りローラは、両分岐路に同時に臨む位置に配置されて共用されていることが好ましい。
主送りローラが両分岐路に同時に臨む位置は、主送りローラが両分岐路に同時に対向する位置や対面する位置等が挙げられる。
記録媒体を適切に搬送するためには、前記主送りローラと接離可能に設けられ当該主送りローラとの間で両分岐路のうちの一方の分岐路及び他方の分岐路にある記録媒体をそれぞれ挟持するための2つの主送りピンチローラと、前記2つの主送りピンチローラのうち前記切り替え部の切り替えによって記録媒体の搬送先とされている分岐路側の主送りピンチローラを前記主送りローラに圧接させる圧接制御機構とを有することが望ましい。
主送りローラの搬送力が低減することを防止するためには、前記圧接制御機構は、前記2つの主送りピンチローラのうち前記切り替え部の切り替えによって記録媒体の搬送先とされていない分岐路側の主送りピンチローラを前記主送りローラから離間させることが有効である。
記録媒体の無駄を防止して印刷に要するコストを低減させるためには、前記主送りローラは、前記ヘッド部の上流に配置されていることが望ましい。
上流は、搬送路を構成する基幹路及び分岐路における給紙部側をいい、下流は、搬送路において給紙部から離れ排紙に向かう方向をいう。
本発明は、以上説明したように、主送りローラを両分岐路の内側に配置しているので、同一の方向へ記録媒体を搬送するために必要な主送りローラ及び補助送りローラの回転方向が共に一致し、各々の補助送りローラを主送りローラに従動可能に接続する双方の従動接続機構を同一の構成にでき、製造コストを低減させることが可能となる。しかも、双方の補助送りローラで同一の搬送能力を得ることが可能となる。
以下、本発明の一実施形態を、図面を参照して説明する。
本実施形態のサーマルプリンタは、図1に示すように、巻回されたロール用紙等の記録媒体Paを保持する給紙部1と、互いに異なる種類の消耗品Pb1、Pb2をそれぞれ用いて記録媒体Paに印刷を行う複数のヘッド部2、3と、給紙部1から供給される記録媒体Paを搬送する基幹路Li0と、基幹路Li0に対して給紙部1に保持される記録媒体Paを繰り出す送出ローラ部8と、基幹路Li0に分岐部63を介して接続されヘッド部2、3をそれぞれ有する分岐路Li1、Li2と、一対のローラ61、62で記録媒体Paを挟持しつつローラの少なくとも一方を回転させることにより分岐路Li1、Li2にある記録媒体Paを搬送する搬送ローラ部6と、記録媒体Paの搬送制御やヘッド部2、3の印刷制御を行う制御部5とを有し、送出ローラ部8及び搬送ローラ部6を通じて給紙部1に保持される記録媒体Paをヘッド部2、3へ搬送しつつヘッド部2、3で記録媒体Paへの印刷を行うものである。
給紙部1は、図1に示すように、ロール状に巻回された記録媒体Paを回転可能に保持し、図示しないモータ等の動力部により記録媒体Paをロールの軸心C1を中心に正逆回転させて記録媒体Paの繰り出し及び巻き戻しを行う。
送出ローラ部8は、一対のローラ81・81を有し、給紙部1に保持される記録媒体Paを一対のローラ81・81で挟持しつつヘッド部2、3に向けて供給する。
ヘッド部2は、給紙部1から基幹路Li0及び分岐路Li1を経由して供給される記録媒体Paに対して通常印刷を行うものであり、具体的には、顔料や染料等のインクを塗布したインクリボンたる消耗品Pb1を繰り出すインクリボンローラ22と、搬送ローラ部6の下流にあって発熱抵抗体が配置されたサーマルヘッド21とを備え、サーマルヘッド21の加熱により消耗品Pb1のインクを記録媒体Paに転写させて通常印刷を行う。
上流は、搬送路を構成する基幹路及び分岐路における給紙部側をいい、下流は、搬送路において給紙部から離れ排紙に向かう方向をいう。
ヘッド部3は、給紙部1から基幹路Li0及び分岐路Li2を経由して供給される記録媒体Paに対して特色印刷を行うものであり、具体的には、保護層や光沢層、白色、金色等の特色を印刷するための特色リボンたる消耗品Pb2を繰り出す特色リボンローラ32と、発熱抵抗体が配置されたサーマルヘッド31とを備え、サーマルヘッド31の加熱により消耗品Pb2を記録媒体Paに転写させて特色印刷を行う。消耗品Pb2は、ヘッド部2で用いられる消耗品Pb1とは異なる種類の消耗品である。
制御部5は、周知のサーマルプリンタと同様にCPU、メモリ及びインターフェイスを具備する通常のマイクロコンピュータユニットにより構成されて、メモリ内に搬送制御ルーチンや印刷制御ルーチン等の所要のプログラムが書き込まれており、CPUは適宜必要なプログラムを呼び出して実行することにより、周辺ハードリソースと協働して、所期の搬送動作や印刷動作が実現される。
本実施形態では、上記構成にさらに以下の構成を加えている。
すなわち、各ヘッド部2、3それぞれ単独での両面印刷を実現すべく、図1に示すように、給紙部1を回転軸Cnを中心に回転可能にし、給紙部1を第1の回転位置ro1に停止させた状態で記録媒体Paを供給可能にするとともに、給紙部1を第1の回転位置ro1から180度回転させた第2の回転位置ro2に停止させた状態(図9、図4及び図5(b)参照)で記録媒体Paを供給可能にすることによりヘッド部2、3に臨む記録媒体Paの表裏を反転させる反転手段4を設けている。この反転手段4による給紙部1の回転は制御部5により制御される。なお、反転手段4は、給紙部1に記録媒体Paを着脱するなどの給紙部1に対するメンテナンスに適した第3の回転位置ro3に給紙部1を停止可能に構成されている(図5(a)及び図7参照)。
具体的には、図2及び図3に示すように、反転手段4は、記録媒体Paを供給可能に保持する給紙部1と、給紙部1を回転軸Cnを中心に回転可能に支持する支持部41と、支持部41に対して給紙部1を回転させる電動部42と、給紙部1が所定の回転位置にあることを検出する検出部43と、給紙部1を所定の回転位置に位置決め状態で停止させる位置決め手段44とを有している。
給紙部1は、図2に示すように、ロール状に巻回された記録媒体Paがロールの軸心C1を中心に回転可能になるように記録媒体Paの幅方向両側を着脱可能に支持する保持部11と、この保持部11を上面13aに設けた板状のターンテーブル部13と、ターンテーブル部13の上面13aに設けられ保持部11の一部及び保持部11に保持される記録媒体Paの一部を包囲し他部を外部に開放する固定カバー部12とを備え、固定カバー部12の開口空間を含む出し入れ空間SP1を介して固定カバー部12により包囲される内部と固定カバー部12から離脱する外部との間で記録媒体Paを着脱可能に保持している。
給紙部1を支持する支持部41は、図3に示すように、給紙部1のターンテーブル部13をベアリング41aを介して回転軸Cnを中心に回転可能に支持するベース41bにより構成されている。
給紙部1を支持部41に対して回転させる電動部42は、ターンテーブル部13に設けられた停止精度に乏しいDCモータ等の回転力を出力する出力部42aと、出力部42aの出力を支持部41であるベース41bに形成される周回路41rに伝達する伝達部42rとを有し、出力部42aにより出力される回転力を伝達部42r及び周回路41rを介して支持部41に伝達することにより支持部41に対して給紙部1を回転させる。この伝達部42rは、ターンテーブル部13と支持部41を構成するベース41bとの間に配置されている。勿論、電動部42の出力部42aを支持部41に設け、伝達部42rはターンテーブル部13に回転軸Cn上で回転力を伝達するように構成してもよい。
給紙部1の回転位置を検出する検出部43は、図3に示すように、給紙部1を構成するターンテーブル部13に設けられた遮光部43aと、支持部41を構成するベース41bに設けられ遮光部43aによる遮光を検出する3つの遮光センサ43b〜43dとを有し、ターンテーブル部13の回転に伴って遮光部43aが各遮光センサ43b〜43dを遮光する位置に移動し、遮光を検出した遮光センサがいずれの遮光センサであるかによって給紙部1の回転位置が第1の回転位置ro1、第2の回転位置ro2又は第3の回転位置ro3のいずれであるかを検出するものである(図3〜図5参照)。
具体的には、給紙部1を構成するターンテーブル部13が第1の回転位置ro1にある状態を示す図3を用いて説明すると、3つの遮光センサ43b〜43dのうちの一つの遮光センサ43bは、給紙部1が第1の回転位置ro1にあるときに遮光部43aによる遮光を検出する位置に配置されている。3つの遮光センサ43b〜43dのうちの他の一つの遮光センサ43cは、図3に示す矢印Bのようにターンテーブル部13が90度回転して給紙部1が第1の回転位置ro1から第3の回転位置へ移動したときに遮光部43aによる遮光を検出する位置に配置されている。3つの遮光センサ43b〜43dのうちの残りの遮光センサ43dは、図3に示す矢印Cのようにターンテーブル部13が180度回転して給紙部1が第1の回転位置ro1から第2の回転位置へ移動したときに遮光部43aによる遮光を検出する位置に配置されている。本実施形態では、給紙部1の姿勢を検出する検出部43を複数の遮光センサ43b〜43dを用いて構成しているが、給紙部1の回転位置を検出することができれば、エンコーダやレゾルバ等の回転角度検出センサを用いてもよい。また、本実施形態では、3つの回転位置に対応して遮光センサを3つ設けているが、複数の遮光センサの組み合わせで複数の回転位置を特定するものであってもよい。
給紙部1を第1〜第3の回転位置に位置決め状態で停止させるための位置決め手段44は、図3〜図6に示すように、給紙部1を構成するターンテーブル部13の支持部側である下面13bに設けられた3つの被係合部45と、支持部41を構成するベース41bに設けられ制御部5からの指令信号に基づいて被係合部45に係合する係合位置又は係合位置から退避する退避位置のいずれかに移動可能な係合部46a(図3及び図6参照)とを有し、ターンテーブル部13の回転に伴って3つ被係合部45が係合部46aに対向する位置に移動し、係合部46aを被係合部45に係合させることで給紙部1の回動を禁止して給紙部1を所望の回転位置に停止させるものである。
具体的には、給紙部1であるターンテーブル部13が第1の回転位置ro1にある状態を示す図4を用いて説明すると、3つの被係合部45のうちの一つの被係合部45(sa)は、給紙部1が第1の回転位置ro1にあるときに係合部46aに係合可能な位置に配置され、他の一つの被係合部45(sm)は、図4に示す矢印のようにターンテーブル部13が90度回転して給紙部1が第1の回転位置ro1から図5(a)に示す第3の回転位置ro3へ移動したときに係合部46aに係合可能な位置に配置され、残りの被係合部45(sb)は、図4に示す矢印のようにターンテーブル部13が180度回転して給紙部1が第1の回転位置ro1から図5(b)に示す第2の回転位置へ移動したときに係合部46aに係合可能な位置に配置されている。このように、係合部46a及び各被係合部45(sa、sm、sb)の位置関係が規定されている。
より詳細には、係合部46aは、図6に示すように、回転する回転シャフト46bに設けられ給紙部1の回転方向の接線と直交する方向に延びる軸状の突起部であり、係合部46aと、回転シャフト46bと、この回転シャフト46bの一端に設けられ動力部たるモータからの動力を回転シャフト46bに伝達する伝達部材46cとにより係合機構46を構成している。係合機構46は、回転シャフト46bを給紙部1の回転方向の接線に平行な軸C4を中心に回転させることで、係合部46aを給紙部1の回転方向と直交する方向に沿って移動させて係合部46aを上記の係合位置又は退避位置のいずれかに移動させる。
被係合部45は、図6に示すように、回転方向と直交する方向に沿って形成され係合部46aと係合することにより給紙部1やターンテーブル部13の回動を禁止する禁止面45cと、係合部46aを禁止面45c同士の間に呼び込む呼び込み部45dとが形成されており、電動部42による給紙部1の回動停止位置が多少ずれたとしても係合部46aを呼び込み部45dで禁止面45c同士の間に案内して給紙部1の正確な姿勢決めを行う。係合部46aは円滑な係合動作を行うために回転自在に軸着されていることが望ましい。
なお、本実施形態では、被係合部45を給紙部1を構成するターンテーブル部13に設け、係合部46aを備える係合機構46を支持部41を構成するベース41bに設けているが、この位置関係を逆にしてもよい。また、呼び込み部45dは、被係合部45に設けているが、係合部46aにのみに設けてもよく、被係合部45及び係合部46aの双方に設けてもよい。
ところで、本実施形態では、上記の通りメンテナンス用の第3の回転位置に給紙部1を停止させて給紙部1に対して記録媒体Paを着脱する際には、図2及び図7(a)に示すように、送出ローラ部8を構成する一対のローラ81・81が図7(a)に示す繰り出し位置kuにあり、一対のローラのうちの一方のローラ81の一端に設けられた受動ギア81aと、送出ローラ部8に対して駆動力を付与する機構部品Asの一部であるギア81bとが噛み合って送出ローラ部8と機構部品Asとが関連づけられ、送出ローラ部8の周囲の空間が機構部品Asに占有されて記録媒体Paをローラ81・81に対して着脱する動作が行いにくい状態にある。さらに、この場合、送出ローラ部8が出し入れ空間SP1にあり、記録媒体Paを給紙部1に対して着脱する動作が送出ローラ部8により阻害される状態にある。
そこで、本実施形態では、かかる不具合を解決すべく送出ローラ部8を以下に述べるように構成している。
すなわち、送出ローラ部8は、図2に示すように、記録媒体を挟持しつつ記録媒体の繰り出しを行う一対のローラ81・81と、一対のローラ81・81の両端側に設けられ開閉軸C2を中心に回動による開閉動作を行う送出ローラ支持部83と、これら一対のローラ81・81を相対的に接離可能にする接離機構82とを有する。接離機構82は、ローラ81の軸と平行な軸心C3を中心に回動自在に送出ローラ支持部83に設けられる天秤部82aと、引っ張りバネを用いた付勢手段82bとを有している。上記の一対のローラ81・81のうちの一方のローラは、送出ローラ支持部83に回動自在に支持されており、他方のローラは、天秤部82aのうちの軸心C3から変位した部位に設けられている。付勢手段82bは、天秤部82aに設けられるローラ81を他方のローラ81へ向けて付勢する。勿論、付勢手段82bは一対のローラ81・81同士が近づく方向に付勢するものであれば、引っ張りバネに限るものではない。さらに、接離機構82は、天秤部82aに当接する偏心カム82cと、図示しないモータ等の動力部から動力を得る接離機構ギア82e(図2参照)と、偏心カム82cと接離機構ギア82eとを連結する連結シャフト82dとを有し、偏心カム82cを回転させることにより、一対のローラ81同士を圧接状態または離間状態に切り替え可能に構成されている。
上記の構成において、図7(b)に示すように、送出ローラ支持部83を開閉軸C2を中心に回転させて、送出ローラ部8を構成する一対のローラ81・81を所定のメンテ位置mtに移動させると、上記ローラ81に設けられた受動ギア81aと機構部品Asの一部であるギア81bとの噛み合いが無くなり送出ローラ部8と機構部品Asとの関連づけが絶たれ、送出ローラ部8の周囲の空間が開放された状態となり、この周囲の開放された空間を、記録媒体Paをローラ81・81に対して着脱する動作を行う際に利用可能となる。さらに、この場合では、送出ローラ部8が出し入れ空間SP1から退避して出し入れ空間SP1外にあり、記録媒体Paの給紙部1への着脱に必要な出し入れ空間SP1が占有されることなく確保される。
ところで、上記のように反転手段4により給紙部1が回転するように構成しているので、給紙部1から供給される記録媒体Paを搬送する基幹路Li0と給紙部1との接続部分は、給紙部1の回転に対応する必要がある。
そのために、図8及び図9に示すように、基幹路Li0の入口は、送出ローラ部8に挟持され先端が自由となっている記録媒体Paを受けて分岐部63へガイドするガイド機構7により構成されている。ガイド機構7は、給紙部1が第1の回転位置ro1にあるときに送出ローラ部8から繰り出される記録媒体Paを受けて分岐部63へガイドする第1のガイド部71と、給紙部1が第2の回転位置ro2にあるときに送出ローラ部8から繰り出される記録媒体Paを受けて分岐部63へガイドする第2のガイド部72とを有している。第1のガイド部71及び第2のガイド部72の給紙部側端部は、ガイド面同士の間隔がラッパ状に広げられて巻き癖がついている記録媒体Paを円滑に受けるように形成されている。勿論、記録媒体Paと両ガイド部71、72とが当たる位置が明確であれば、対向するガイド面の双方を傾斜させてラッパ状に形成する必要はなく、対向する両ガイド面のうちの一方のガイド面のみを傾斜させて受け面としてもよい。
基幹路Li0の下流側に接続される分岐部63は、図8及び図9に示すように、基幹路Li0にある記録媒体Paの搬送先を分岐路Li1又は分岐路Li2のいずれか一方に切り替える切り替え部の役割を担うものであり、記録媒体Paをガイドする切換ガイド部63bと、図示しないモータ等の動力部に接続され切換ガイド部63bを回動可能に支持する切換ガイド支持部63aとを有しており、制御部5からの切換指令に応じて切換ガイド部63bを回動させ、切換ガイド部63bを、記録媒体Paの進路を分岐路Li1とする位置po1又は記録媒体Paの進路を分岐路Li2とする位置po2のいずれかに変位させて基幹路Li0と各分岐路Li1、Li2との間で記録媒体Paの搬送を選択的に行う。図示の分岐部63は、二枚の板材を平行に対向させて切換ガイド部63bとしているが、これに限られることはなく切換ガイド部63b全体を一つの板材で構成してもよい。
各分岐路Li1、Li2にある記録媒体Paを搬送する搬送ローラ部6は、図10に示すように、一対のローラで記録媒体を挟持しつつローラの少なくとも一方を回転させることにより記録媒体を搬送するものであり、両分岐路Li1、Li2の内側であって分岐部63近傍に配置されるフィードローラと称される主送りローラ61と、主送りローラ61との間で分岐路Li1及び分岐路Li2にある記録媒体をそれぞれ挟持するピンチローラと称される2つの主送りピンチローラ62・62とを有している。主送りローラ61は、ヘッド部2、3の上流で両分岐路Li1、Li2に同時に臨む位置(対面する位置や対向する位置等が挙げられる)に配置されて共用されており、モータ等の動力部Drから記録媒体Paを搬送する駆動力を得て、両分岐路Li1、Li2にある記録媒体の搬送を行う。そのために、主送りローラ61は正逆回転可能であり、2つの主送りピンチローラ62・62は、それぞれ主送りローラ61と接離可能に支持されている。
さらに、両分岐路Li1、Li2に沿ってガイドされてきた記録媒体が主送りローラ61と主送りピンチローラ62との間にあるか否かを検出する挟持センサ67a・67aが配置されており、これら挟持センサ67a・67aの検出結果及び分岐部63の切り替え状態に基づいて主送りローラ61と主送りピンチローラ62・62とを圧接状態または離間状態にそれぞれ独立して切り替える圧接制御機構67が設けられている。
各々の分岐路Li1、Li2には、記録媒体を搬送するためのプラテンローラと称される補助送りローラ64・64が両分岐路Li1、Li2の内側に配置されている。各補助送りローラ64・64はそれぞれ従動接続機構Co1、Co2を介して主送りローラ61と同一の回転方向に回転するように従動可能に接続されている。補助送りローラ64・64が互いに対称な位置関係に配置されているので、従動接続機構Co1、Co2は双方とも対称な同一構成として、双方の補助送りローラ64・64の搬送能力を同一のものとしている。なお、本実施形態では、補助送りローラ64・64の双方を両分岐路Li1、Li2の内側に配置して互いに対称な位置関係に配置しているが、補助送りローラ64・64が互いに対称な位置関係であれば双方を両分岐路Li1、Li2の外側に配置してもよい。この場合も従動接続機構Co1、Co2は双方とも互いに対称な同一構成にすることができる。
両分岐路Li1、Li2は、ヘッド部2、3の下流において合流しており、この合流部近傍には、従動接続機構Co3を介して主送りローラ61と同一の回転方向に回転するように従動可能に接続される排出ローラ65と、排出ローラ65との間で記録媒体Paを挟持する排出ピンチローラ66・66とが設けられており、これらのローラ65・66により記録媒体が排出方向へ搬送される。
分岐路Li1に沿って記録媒体が搬送される場合は、図11に示すように、基幹路Li0にある記録媒体の搬送先が分岐路Li1となるように分岐部63が切り替わり、分岐路Li1に沿って記録媒体が主送りローラ61及び主送りピンチローラ62の間に進入する。すると、挟持センサ67aがこれを検出し、圧接制御機構67が、分岐部63の切り替えによって記録媒体の搬送先とされている分岐路Li1側の主送りピンチローラ62を主送りローラ61に圧接させる。併せて圧接制御機構67は、記録媒体Paの搬送先とされていない分岐路Li2側の主送りピンチローラ62を主送りローラ61から距離Ds離間させる。そして、動力部Drにより主送りローラ61の回転方向が時計回りに切り替わると、この主送りローラ61の回転に従動して補助送りローラ64・64及び排出ローラ65が時計回りに回転して、分岐路Li1において主送りローラ61が記録媒体を搬送する方向と一致する方向に補助送りローラ64が記録媒体を搬送するように補助送りローラ64が主送りローラ61に従動回転する。
一方、分岐路Li2に沿って記録媒体が搬送される場合は、図12に示すように、基幹路Li0にある記録媒体の搬送先が分岐路Li2になるように分岐部63が切り替わり、分岐路Li2に沿って記録媒体が主送りローラ61及び主送りピンチローラ62の間に進入する。すると、挟持センサ67aがこれを検出し、圧接制御機構67が、分岐部63の切り替えによって記録媒体の搬送先とされている分岐路Li2側の主送りピンチローラ62を主送りローラ61に圧接させる。併せて圧接制御機構67は、記録媒体の搬送先とされていない分岐路Li1側の主送りピンチローラ62を主送りローラ61から距離Ds離間させる。そして、動力部Drにより主送りローラ61の回転方向が反時計回りに切り替わると、この主送りローラ61の回転に従動して補助送りローラ64・64及び排出ローラ65が反時計回りに回転して、分岐路Li2において主送りローラ61が記録媒体を搬送する方向と一致する方向に補助送りローラ64が記録媒体を搬送するように補助送りローラ64が主送りローラ61に従動回転する。
以上のように本実施形態に係るプリンタは、給紙部1から供給される記録媒体Paを搬送する基幹路Li0と、基幹路Li0に分岐部63を介して接続され記録媒体Paに印刷を行うヘッド部2、3をそれぞれ有する2つの分岐路Li1、Li2と、分岐部63近傍に設けられ記録媒体Paを搬送するための主送りローラ61と、各々の分岐路Li1、Li2に互いに対称な位置関係で設けられ記録媒体Paを搬送するための補助送りローラ64・64と、各分岐路Li1、Li2にある補助送りローラ64・64を主送りローラ61に従動可能に接続する従動接続機構Co1、Co2と、基幹路Li0にある記録媒体Paの搬送先を両分岐路Li1、Li2のいずれか一方に切り替える切り替え部63とを有し、基幹路Li0と各分岐路Li1、Li2との間で記録媒体Paの搬送を選択的に行うにあたり、主送りローラ61は、両分岐路Li1、Li2の内側に配置され、切り替え部63の切り替えに応じて回転方向を切り替えるように構成されており、従動接続機構Co1、Co2は、各分岐路Li1、Li2において主送りローラ61が記録媒体Paを搬送しようとする方向と一致する方向に補助送りローラ64が記録媒体Paを搬送するように各々の補助送りローラ64・64を主送りローラ61に従動させる。
このように、切り替え部63の切り替えに応じて回転方向が切り替わる主送りローラ61を両分岐路Li1、Li2の内側に配置しているので、記録媒体Paを搬送するために必要な主送りローラ61及び補助送りローラ64・64の回転方向が一致し、各々の補助送りローラ64・64を主送りローラ61に従動可能に接続する2つの従動接続機構Co1、Co2のうちの一方に回転方向を変えるためのギアやクラッチ等を設けて双方の従動接続機構Co1、Co2を異なる構成にする必要がなくなり、製造コストを低減させることができる。しかも、双方の従動接続機構Co1、Co2を同一の構成にできるので、双方の補助送りローラ64・64で同一の搬送能力を得ることが可能となる。
また、本実施形態では、主送りローラ61は、両分岐路Li1、Li2に同時に臨む位置に配置されて共用されており、単一の主送りローラ61で両分岐路Li1、Li2にある記録媒体Paを搬送可能であるので、分岐路Li1、Li2毎に主送りローラ61及びこれを回転駆動させる動力部Drを設ける場合と比べて主送りローラ61及び動力部Drを省略でき、製造コストを低減させることが可能となるとともに、プリンタ全体を小形化することが可能となる。
さらに、本実施形態では、主送りローラ61と接離可能に設けられ主送りローラ61との間で両分岐路Li1、Li2のうちの一方の分岐路Li1及び他方の分岐路Li2にある記録媒体Paをそれぞれ挟持するための2つの主送りピンチローラ62・62と、2つの主送りピンチローラ62・62のうち切り替え部63の切り替えによって記録媒体Paの搬送先とされている分岐路側の主送りピンチローラ62を主送りローラ61に圧接させる圧接制御機構67とを有するので、記録媒体Paの搬送先となる分岐路側の主送りピンチローラ62に圧接させ、主送りピンチローラ62と主送りローラ61とで記録媒体Paを的確に挟持し、記録媒体Paを適切に搬送することが可能となる。
さらにまた、本実施形態では、圧接制御機構67は、2つの主送りピンチローラ62・62のうち切り替え部63の切り替えによって記録媒体Paの搬送先とされていない分岐路側の主送りピンチローラ62を主送りローラ61から距離Ds離間させるので、記録媒体Paの搬送に使用しない主送りピンチローラ62を主送りピンチローラ62から離間させて、使用しない主送りピンチローラ62により主送りローラ61の搬送力が削がれて低減することを防止することが可能となる。
その他、主送りローラで記録媒体Paを搬送しなければヘッド部での印刷ができないので、仮にヘッド部の下流に主送りローラを配置すると、ヘッド部からその下流にある主送りローラまでにある記録媒体に対する印刷が不可能となり、かかる部位の記録媒体が無駄になってしまうが、本実施形態では、主送りローラ61がヘッド部2、3の上流に配置されているので、主送りローラをヘッド部の下流に配置する場合と比べて記録媒体に対する印刷が不可能となる掴みしろ等の領域が無くなり、記録媒体の無駄を防止して、印刷に要するコストを低減させることが可能となる。
以上、本発明の実施形態について図面に基づいて説明したが、具体的な構成は、これらの実施形態に限定されるものでないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した実施形態の説明だけではなく特許請求の範囲によって示され、さらに特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれる。
例えば、本実施形態では、プラテンローラと称される補助送りローラ64・64は、両分岐路Li1、Li2の内側に配置されているが、各々の分岐路に互いに対称な位置関係で配置されていれば、例えば両分岐路Li1、Li2の外側に配置してもよい。同様に、ヘッド部2、3は、両分岐路Li1、Li2の外側に配置されているが、各々の分岐路に配置されていれば、例えば両分岐路Li1、Li2の内側に配置してもよい。
さらに、本実施形態では、フィードローラと称される主送りローラ61は、ヘッド部2、3の上流に配置されているが、印刷に要するコストを問わない場合は下流に配置してもよい。また、主送りローラ61は、両分岐路Li1、Li2で共用して1つ配置されているが、製造コストが増大しない場合には複数配置してもよい。
その他、本実施形態では、給紙部1を回転軸Cnを中心に回転させているが、直交座標系を定めるy軸やx軸、z軸周りに回転させてもよい。
最後に、各部の具体的な構成は、上述した実施形態のみに限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変形が可能である。
1…給紙部
2、3…ヘッド部
Pa…記録媒体
Li0…基幹路
Li1、Li2…分岐路
63…分岐部(切り替え部)
61…主送りローラ
62・62…主送りピンチローラ
64・64…補助送りローラ
67…圧接制御機構
2、3…ヘッド部
Pa…記録媒体
Li0…基幹路
Li1、Li2…分岐路
63…分岐部(切り替え部)
61…主送りローラ
62・62…主送りピンチローラ
64・64…補助送りローラ
67…圧接制御機構
Claims (5)
- 給紙部から供給される記録媒体を搬送する基幹路と、前記基幹路に分岐部を介して接続され記録媒体に印刷を行うヘッド部をそれぞれ有する2つの分岐路と、前記分岐部近傍に設けられ記録媒体を搬送するための主送りローラと、各々の分岐路に互いに対称な位置関係で設けられ記録媒体を搬送するための補助送りローラと、各分岐路にある補助送りローラを前記主送りローラに従動可能に接続する従動接続機構と、前記基幹路にある記録媒体の搬送先を両分岐路のいずれか一方に切り替える切り替え部とを有し、前記基幹路と各分岐路との間で記録媒体の搬送を選択的に行うプリンタであって、
前記主送りローラは、両分岐路の内側に配置され、前記切り替え部の切り替えに応じて回転方向を切り替えるように構成されており、
前記従動接続機構は、各分岐路において主送りローラが記録媒体を搬送しようとする方向と一致する方向に補助送りローラが記録媒体を搬送するように各々の補助送りローラを前記主送りローラに従動させることを特徴とするプリンタ。 - 前記主送りローラは、両分岐路に同時に臨む位置に配置されて共用されている請求項1に記載のプリンタ。
- 前記主送りローラと接離可能に設けられ当該主送りローラとの間で両分岐路のうちの一方の分岐路及び他方の分岐路にある記録媒体をそれぞれ挟持するための2つの主送りピンチローラと、
前記2つの主送りピンチローラのうち前記切り替え部の切り替えによって記録媒体の搬送先とされている分岐路側の主送りピンチローラを前記主送りローラに圧接させる圧接制御機構とを有する請求項1又は2に記載のプリンタ。 - 前記圧接制御機構は、前記2つの主送りピンチローラのうち前記切り替え部の切り替えによって記録媒体の搬送先とされていない分岐路側の主送りピンチローラを前記主送りローラから離間させる請求項3に記載のプリンタ。
- 前記主送りローラは、前記ヘッド部の上流に配置されている請求項1〜4のいずれかに記載のプリンタ。
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JP2007248758A (ja) * | 2006-03-15 | 2007-09-27 | Sharp Corp | 画像形成装置 |
-
2009
- 2009-11-13 JP JP2009259686A patent/JP2011104802A/ja active Pending
Patent Citations (2)
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