JP2011100469A - 情報処理装置、情報処理装置の制御方法、プログラム - Google Patents

情報処理装置、情報処理装置の制御方法、プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】ネットワーク設定が必要である新規接続されるネットワークデバイスを設定対象としてユーザに提示して、意図するネットワーク情報を自在に設定することができる。
【解決手段】ネットワークを介してネットワークデバイスと通信可能な情報処理装置において、ネットワーク上のネットワークデバイスから、現在設定されているネットワーク設定情報を受信する(S1101)。受信したネットワークデバイスに現在設定されているネットワーク設定情報が、予め保持されたネットワークデバイスの工場出荷時のネットワーク設定情報と一致するか否かを判定する(S1102)。判定の結果、ネットワークデバイスに現在設定されているネットワーク設定情報が、予め保持されたネットワークデバイスの工場出荷時のネットワーク設定情報と一致すると判定された場合に、設定が必要なネットワークデバイスとしてネットワークデバイスをユーザに提示する(S1103)。
【選択図】図10

Description

本発明は、ネットワークを介して所定の処理を行うネットワークデバイスに対する設定を行う情報処理装置、情報処理装置の制御方法、プログラムに関するものである。
近年、コンピュータを相互に接続したローカルエリアネットワーク(LAN)が普及しており、このようなLANは、ビルのフロアやビル全体、地域、あるいはさらに大きいエリアにわたって構築することができる。このようなネットワークにはさらに相互に接続され、世界的規模のネットワークにも接続することができる。こうした相互接続された各LANには、多様なハードウエア相互接続技術と、いくつものネットワークプロトコルを持つ場合がある。
このようなLANにおいて、個々のネットワーク機器は、各ネットワークプロトコル特有のネットワークアドレスによって識別され、運営、管理される。
こうしたネットワークに接続されたネットワーク上のデバイスを管理するための方法として、これまでにいくつかの方法が挙げられている。
例えば、独自の通信手順やプロトコルを定義し、そのプロトコルに促したネットワーク機器デバイスを管理する技術や、SNAPのような、標準化されたプロトコルでネットワーク機器デバイスを管理する技術である(SNAPに関しては、インターネットの標準化団体であるIETF(Internet Enginerring Task Force)のRFC1157などで定義されている)。
また、その実装に関しては下記非特許文献1などに、記述されている。
こうしたネットワーク管理技術において、ネットワーク管理ソフトウェアやアプリケーションが、その管理の対象となるデバイスの一覧をモニタなどに表示する場合に、ブロードキャストパケットや、マルチキャストパケットを用いることが多い。ブロードキャストパケットとはネットワーク上のすべてのデバイスにパケットを送信することで、マルチキャストとは、ネットワーク上の特定のデバイスの集合にパケットを送信することである。このようなブロードキャストパケットやマルチキャストパケットを受信したネットワークデバイスは、それを送信したアプリケーションにそのレスポンスを返すことになる。
つまり、ネットワーク管理ソフトウェアはブロードキャストパケットをネットワーク上に送信することによって、ネットワーク上に接続されているすべてのデバイスからそのレスポンスを受信することが可能となる。その結果、ネットワーク管理ソフトウェアは管理の対象となるデバイスの一覧を得ることができるのである。
「TCP/IPネットワーク管理入門実用的な管理を目指して」M.T.ローズ=著/西田竹志=訳 (株) トッパン発行1992年8月20日初版
上記のようなネットワークシステムを構成するネットワークに、デバイスを新規に接続し利用できる状態にするためには、デバイスのネットワークボードに適当な設定を施す必要がある。
この設定を行う場合、例えばあるプロトコルのブロードキャストに対応するネットワークボードに対して行う場合、対応するネットワークボードがすでに設定されているか否かに関わらず一覧表示され、ユーザに設定が必要のないネットワークボードを含んだ状態で設定が必要なネットワークボードの選択を強いるためユーザによる設定に戸惑わせて、確認負担が重くなり操作性が悪い等の問題点が指摘されていた。
本発明は、上記の課題を解決するためになされたもので、本発明の目的は、ネットワーク上に接続されているネットワークデバイスで既に設定が必要のないネットワークデバイスを表示することなく、ネットワーク設定が必要である新規接続されるネットワークデバイスを設定対象としてユーザに提示して、意図するネットワーク情報を自在に設定することができる利便性に優れたネットワーク設定処理を効率よく行える仕組みを提供することである。
上記目的を達成する本発明の情報処理装置は以下に示す構成を備える。
ネットワークを介してネットワークデバイスと通信可能な情報処理装置であって、前記ネットワークデバイスの工場出荷時のネットワーク設定情報を予め保持する保持手段と、前記ネットワーク上のネットワークデバイスから、当該ネットワークデバイスに現在設定されているネットワーク設定情報を受信する受信手段と、前記受信手段が受信した前記ネットワークデバイスに現在設定されているネットワーク設定情報が、前記保持手段に予め保持されている前記ネットワークデバイスの工場出荷時のネットワーク設定情報と一致するか否かを判定する判定手段と、前記判定手段による判定の結果、前記受信手段が受信した前記ネットワークデバイスに現在設定されているネットワーク設定情報が、前記保持手段に予め保持されている前記ネットワークデバイスの工場出荷時のネットワーク設定情報と一致すると判定された場合に、設定が必要なネットワークデバイスとして前記ネットワークデバイスをユーザに提示する提示手段とを備えることを特徴とする。
本発明によれば、ネットワーク上に接続されているネットワークデバイスで既に設定が必要のないネットワークデバイスを表示することなく、ネットワーク設定が必要である新規接続されるネットワークデバイスを設定対象としてユーザに提示して、意図するネットワーク情報を自在に設定することができる利便性に優れたネットワーク設定処理を効率よく行える等の効果を奏する。
本発明の第1実施形態を示すネットワーク制御装置を適用可能な印刷システムの構成を説明する図である。 本発明の第1実施形態を示すネットワーク制御装置を適用可能なネットワークシステムの構成を説明する図である。 図1に示したPCの制御構成を説明するブロック図である。 図1に示したネットワークシステムにおけるパケットの構成を説明する図である。 図4に示したコンフィグレータプロトコルにおけるパケットのデータ部の構造の概略図である。 本発明に係るネットワークシステムにおけるパケットの流れを説明する概略図である。 図1に示したPCに表示されるネットワークインタフェースボード設定画面の一例を示す図である。 本発明に係る情報処理装置における第1のデータ処理手順の一例を示すフローチャートである。 図1に示したPCに表示されるネットワークインタフェースボード追加設定画面例を示す図である。 本発明に係る情報処理装置における第2のデータ処理手順の一例を示すフローチャートである。 本発明に係る情報処理装置を適用可能なネットワークシステムで読み出し可能な各種データ処理プログラムを格納する記憶媒体のメモリマップを説明する図である。
〔LANの構成〕ネットワーク設定ソフトウェアが管理するデバイスが接続されているネットワークシステムについて説明する。
〔第1実施形態〕
図1は、本発明の第1実施形態を示すネットワーク制御装置を適用可能な印刷システムの構成を説明する図であり、例えばネットワークボード101をプリンタ102に接続した印刷システム例に対応する。
図1において、101はネットワークボードで、ローカルエリアネットワーク(LAN)100に接続されるネットワークデバイスである。なお、LANへの接続はRF−45を持つ10Base−Tなどのインターフェースを介して接続されている。パーソナルコンピュータ(PC)103もまたLAN100に接続されており、PC103はLAN100を介してネットワークボード101と通信することが可能である。
通常、LAN100などのLANは、一つの建物内の一つの階、または、連続した複数の階でのユーザグループといった、幾分ローカルなグループに対してサービスを提供する。
例えば、ユーザが他の建物にいる場合などでは、ユーザ間の距離に応じて、ワイドエリアネットワーク(WAN)を用いてもよい。WANは基本的には、いくつかのLANを高速度サービス総合デジタルネットワーク(ISDN)電話などの高速度デジタルラインで接続して形成された集合体である。
図2は、本発明の第1実施形態を示すネットワーク制御装置を適用可能なネットワークシステムの構成を説明する図であり、例えばネットワークボードをプリンタに接続した複数のプリンタとホストコンピュータ等が接続されるネットワークシステム例に対応する。
図2において、201〜206はネットワークボードが接続されているプリンタで、LAN100にネットワーク接続している。本実施形態ではPC103が検索ブロードキャストパケットをLAN100に送信するとLAN100に接続されているプリンタ201〜206までのネットワークボードがその応答を返すものである。
なお、プリンタ201〜206中のいずれかは、プリンタメーカが推奨するネットワークボードまたはサードパーティが供給するネットワークボードを接続可能に構成されている場合があるとともに、プリンタメーカが推奨するネットワークボードも選択可能なプロトコル数等により複数のネットワークボードを選択できる場合がある。
〔PCの構成〕
図3は、図1に示したPC103の制御構成を説明するブロック図であり、PC103がネットワーク設定ソフトウェアが稼動可能な構成を備えている場合に対応する。
図3において、103はネットワーク設定ソフトウェアが稼動するPCであり、図1におけるPC103と同等である。PC103は、ROM302もしくはハードディスク(HD)311に記憶された、あるいはフロッピー(登録商標)ディスク(FD)312より供給されるネットワーク設定プログラムを実行するCPU301を備え、システムバス304に接続される各デバイスを総括的に制御する。
また、ハードディスク(HD)311には、ネットワーク設定プログラムが参照可能なネットワークボードの工場出荷時の設定情報が記憶されており、後述する図10に示すフローチャートの手順に従い参照比較される。
303はRAM容量を拡張可能なRAMで、CPU301の主メモリ、ワークエリアなどとして機能する。305はキーボードコントローラ(KBC)で、キーボード(KB)309や不図示のポインティングデバイスなどからの指示入力を制御する。
306はCRTコントローラ(CRTC)で、CRTディスプレイ(CRT)310の表示を制御する。307はディスクコントローラ(DKC)で、ブートプログラム、種々のアプリケーション、編集ファイル、ユーザファイル、およびネットワーク設定プログラムなどを記憶するハードディスク(HD)311およびフロッピーディスク(FD)312とのアクセスを制御する。308はネットワークボード(NIC)で、LAN100を介して、エージェントあるいはネットワーク機器と双方向にデータをやりとりする。
〔コンフィギュレータパケット〕
図4は、図1に示したネットワークシステムにおけるパケットの構成を説明する図であり、独自設定参照プロトコルをTCP/IPプロトコルに実装した場合の、パケットヘッダの一例である。
本実施形態における独自設定参照プロトコルをコンフィギュレータプロトコルと呼ぶ。本実施形態ではコンフィグレータプロトコルをUDP上に実装している。
特にコンフィグレータプロトコルがUDPのポート番号として0x83b6を使用しており、要求パケットの送信先のIPアドレス(Dest IP)を「255.255.255.255」、MACアドレス(Dest MAC)を0xffffffffffffとしている。
ここで言うMACアドレスとは、ネットワーク固有の物理アドレスである。Ethernetであれば、6バイト長で先頭の3バイトはベンダーコードとしてIEEE(Institute of Electrical and Electronic Engineers、米国電気電子学会)が管理/割り当てを行っている。残りの3バイトは各ベンダーで独自に(重複しないように)管理しているコードである。
その結果、世界中で同じ物理アドレスを持つネットワーク機器は存在せず、全て異なるアドレスが割り当てられることになる。このアドレスが0xffffffffffffの場合にはブロードキャストパケットとして取り扱われ、そのネットワーク上に接続しているデバイス全てがこのパケットを受信することになる。
このようなコンフィグレータプロトコルではPC103からネットワークボード101の設定、参照、リセット、および探索が可能である。
図5は、図4に示したコンフィグレータプロトコルにおけるパケットのデータ部の構造の概略図である。
図5において、パケットのデータ部各パラメータの詳細は以下の通りである。
Version(2byte)で、本バージョンは0x0300(バージョン3.00)である。Request Code(2byte)は、本パケットで要求する機能を示すコードで、「0」はSet(設定)を、「1」はGet(参照)を、「2:」はNVRAM−Reset(NVRAM値でリセット)を、「3」はFactory−Reset(工場初期値でリセット)を、「4」はDiscovery(探索)を示す。
また、Result Code(2byte)は要求された結果を示すコードで、例えば「0x0000」は成功を、「0x0001」はメディアタイプ異常を、「0x0002」は指定プロトコルスタックなしを、「0x0003」はバージョン異常を、「0x0100」はプロトコル設定異常詳細不明 )を、「0x0101」はプロトコル設定異常(NetWare IPX)を、「0x0102」はプロトコル設定異常(TcpIp)を、「0x0104」はプロトコル設定異常(AppleTalk)を、「0x0108」はプロトコル設定異常(TokenRing)を示す。
さらに、Media Type(2byte)は通信メディアで、「0」はEtherNetを、「1」はTokenRingを示す。
また、Protocol Infoはそれぞれのプロトコル情報に対応するフラグで、Request Codeが「0(設定)」の場合、対応するバイトが「1」のプロトコルに関する情報のみが設定される。
NetWare Infoは、NetWareに関連する情報の設定および参照を行うフィールドであり、FrameType(2byte)はNetWareで使用するフレームタイプを示し、<EtherNet>である場合、「0」はDisable(NetWare使用不可)を、「1」は802.3を、「2」は802.2を、「4」はEtherNetIIを、「8」は802.2SNAPを、「16」はAutoSenseを示す。
また、<TokenRing>である場合、「0」はDisable(NetWare使用不可)を、「1」はTOKENRINGを、「2」はTOKEN_SNAPを示す。
また、TcpIp Infoは、TcpIpに関連する情報の設定および参照を行うフィールドで、ErameType(2byte)とTcpipで使用するフレームタイプとからなり、Tcpipで使用するフレームタイプが「0」はDisable(TcpIp使用不可)を示し、「4」はEtherNetIIを示す。
IP mode(2byte)は、IPアドレス決定方法で、参照時には以下の値がORされており、「0」はIP固定(NVRAM値より立ち上がる)を、「1」はBOOTP validを、「2」はRARP validを、「4」はDHCP validを示す。
IP address(4byte)は、ネットワークボードのIPアドレスである。また、Gateway address (4byte)は、ネットワークボードのGatewayアドレスであり、Subnetmask(4byte)は、ネットワークボードのサブネットマスクでる。
さらに、AppleTalk Infoは、AppleTalk(登録商標)に関連する情報の設定および参照を行うフィールドであり、FrameType(2byte)とAppleTalkで使用するフレームタイプとからなり、「0」はDisable(AppleTalk使用不可)を、「1」はPhase1を示し、「2」はPhase2を示し、「3」はPhase1 and Phase2を示す。
MACaddress(6byte)はボードのMACアドレスであり、RequestCodeが「4(Discovery)」以外の場合で、本フィールドの値とネットワークボードのMACアドレスが一致しない場合、パケットは無視される。
〔設定シーケンス〕
図6は、本発明に係るネットワークシステムにおけるパケットの流れを説明する概略図であり、実施形態に係るコンフィギュレータプロトコルによるネットワーク設定の流れに対応する。
図7は、図1に示したPC103に表示されるネットワークインタフェースボード設定画面の一例を示す図であり、NetWare,TCP/IP,AppleTalkについての設定フィールドを備えている場合に対応する。
本実施形態では、図6に示すように時間軸を縦方向にとって、ネットワーク設定ソフトウェアから探索要求パケット701がLAN100上にブロードキャストされると、ネットワークボード101がその要求パケットを受信して応答パケットを返信する。
PC103が応答パケットを受け取り、ネットワーク設定ソフトウェアは、図7で示されるデバイスリストにユーザに設定を行わせるデバイスのリストを表示する。ユーザは、デバイスリストからデバイスを選択し、図7で示される画面で必要な設定項目を入力する。
そこで、ネットワーク管理ソフトウェアは設定要求パケット(Set要求)703を対象デバイスに送信する。ネットワークボード101は、設定を行い、結果をSet応答704でPC103に返信する。
図8は、本発明に係る情報処理装置における第1のデータ処理手順の一例を示すフローチャートであり、ブロードキャストに対してネットワークボードが返信した応答パケットを受け取り、デバイスリストを表示する処理手順に対応する。なお、S1001〜S1006は各ステップを示す。
なお、図9は、図1に示したPC103に表示されるネットワークインタフェースボード追加設定画面例を示す図である。
先ず、ステップS1001で、ネットワーク設定ソフトウェアはDiscoverパケットを送信し、本実施形態に係るコンフィギュレータパケットに対応しているネットワークボードからの応答パケットを受信する。
そして、ネットワーク設定ソフトウェアは、受信した全ての応答パケットに対してステップS1002で、コンフィギュレータパケット中の、TcpIp InfoにあるIP Address及びSubnetmaskを読み出し、それらからネットワークボード(NIC)のIPアドレスのネットワーク部を得る。
次に、ステップS1003では、PC103のIPアドレスのネットワーク部を取得する。そして、ステップS1004では、ステップS1002、ステップS1003で得られた各IPアドレスのネットワーク部が同一かどうかを判断して、同一であると判断した場合は、処理を終了し、異なっていると判断した場合は、ステップS1002を返信したネットワークボードは、PC103のネットワークで稼動し得ない状態にあることになるので、設定が必要なネットワークボードであると判断し、ステップS1005で、図9に示すようなデバイスリストに表示する。次に、ステップS1006で、ユーザは設定を行い、処理を終了する。
これにより、設定が必要なネットワークボードのみをPC103上の表示装置に対してリスト表示することができる。
〔第2実施形態〕
図10は、本発明に係る情報処理装置における第2のデータ処理手順の一例を示すフローチャートであり、ブロードキャストに対してネットワークボードが返信した応答パケットを受け取り、デバイスリストを表示する処理手順に対応する。なお、S1101〜S1104は各ステップを示す。
先ず、ステップS1101で、ネットワーク設定ソフトウェアはDlscoverパケットを送信し、本実施形態に係るコンフィギュレータパケットに対応しているネットワークボードからの応答パケットを受信する。
そして、ステップS1102で、ネットワーク設定ソフトウェアは、受信した全ての応答パケットに対してコンフィギュレータパケット中の設定情報を、ネットワーク設定ソフトウェアが予め持っているネットワークボードの工場出荷値と比較して、一致していないと判断した場合は、処理を終了し、一致していると判断した場合は、該一致していたネットワークボードを設定が必要なネットワークボードであると判断して、ステップS1103で、図9で例示したデバイスリストに表示する。そして、ステップS1104で、ユーザは設定を行い、処理を終了する。
これにより、設定が必要なネットワークボードのみをPC103上の表示装置に対してリスト表示することができる。
上記実施形態によれば、ネットワークボードとネットワーク設定ソフトウェアが稼動しているPCのIPアドレスのネットワーク部の情報を利用することにより、設定が必要なネットワークボードのみをリスト表示することができ、ユーザは設定が必要なネットワークボードがどれかを調べる必要がなくなるり、ユーザによるネットワークデバイスに対する設定時における操作確認処理負担を大幅に軽減することができる。
以下、図11に示すメモリマップを参照して本発明に係る情報処理装置を適用可能なネットワークシステムで読み出し可能なデータ処理プログラムの構成について説明する。
図11は、本発明に係る情報処理装置を適用可能なネットワークシステムで読み出し可能な各種データ処理プログラムを格納する記憶媒体のメモリマップを説明する図である。
なお、特に図示しないが、記憶媒体に記憶されるプログラム群を管理する情報、例えばバージョン情報,作成者等も記憶され、かつ、プログラム読み出し側のOS等に依存する情報、例えばプログラムを識別表示するアイコン等も記憶される場合もある。
さらに、各種プログラムに従属するデータも上記ディレクトリに管理されている。また、各種プログラムをコンピュータにインストールするためのプログラムや、インストールするプログラムが圧縮されている場合に、解凍するプログラム等も記憶される場合もある。
本実施形態における図8,図10に示す機能が外部からインストールされるプログラムによって、ホストコンピュータにより遂行されていてもよい。そして、その場合、CD−ROMやフラッシュメモリやFD等の記憶媒体により、あるいはネットワークを介して外部の記憶媒体から、プログラムを含む情報群を出力装置に供給される場合でも本発明は適用されるものである。
以上のように、前述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記憶媒体を、システムあるいは装置に供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読出し実行することによっても、本発明の目的が達成されることは言うまでもない。
この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が本発明の新規な機能を実現することになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
プログラムコードを供給するための記憶媒体としては、例えば、フロッピーディスク,ハードディスク,光ディスク,光磁気ディスク,CD−ROM,CD−R,磁気テープ,不揮発性のメモリカード,ROM,EEPROM等を用いることができる。
また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、前述した実施形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペレーティングシステム)等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
さらに、記憶媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPU等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
なお、上記第1実施形態と第2実施形態とに示したネットワークシステムを適宜有効に組み合わせてなる新たな実施形態も本発明の適用範囲であることは言うまでもない。
また、ネットワークデバイスとして、プリンタ装置を例とする場合について説明したが、複数の画像処理、例えばスキャナ機能処理,プリント機能処理,ファクシミリ通信機能処理等を行うマルチファンクション装置であってもネットワーク対応機器であれば、本発明を適用可能であることは言うまでもない。
100 ローカルエリアネットワーク(LAN)
101 ネットワークボード(NB)
102 プリンタ
103 パーソナルコンピュータ(PC)
201〜206 プリンタ
301 CPU
302 ROM
303 RAM

Claims (7)

  1. ネットワークを介してネットワークデバイスと通信可能な情報処理装置であって、
    前記ネットワークデバイスの工場出荷時のネットワーク設定情報を予め保持する保持手段と、
    前記ネットワーク上のネットワークデバイスから、当該ネットワークデバイスに現在設定されているネットワーク設定情報を受信する受信手段と、
    前記受信手段が受信した前記ネットワークデバイスに現在設定されているネットワーク設定情報が、前記保持手段に予め保持されている前記ネットワークデバイスの工場出荷時のネットワーク設定情報と一致するか否かを判定する判定手段と、
    前記判定手段による判定の結果、前記受信手段が受信した前記ネットワークデバイスに現在設定されているネットワーク設定情報が、前記保持手段に予め保持されている前記ネットワークデバイスの工場出荷時のネットワーク設定情報と一致すると判定された場合に、設定が必要なネットワークデバイスとして前記ネットワークデバイスをユーザに提示する提示手段と、
    を備えることを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記提示手段は、現在設定されているネットワーク設定情報が工場出荷時のネットワーク設定情報と一致すると判定されたネットワークデバイスを示す情報を、表示手段に表示させることを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記提示手段は、現在設定されているネットワーク設定情報が工場出荷時のネットワーク設定情報と一致しないと判定されたネットワークデバイスを示す情報を、前記表示手段に表示させないことを特徴とする請求項2に記載の情報処理装置。
  4. 前記提示手段は、現在設定されているネットワーク設定情報が工場出荷時のネットワーク設定情報と一致すると判定されたネットワークデバイスが複数存在する場合に、当該複数のネットワークデバイスを示す情報を、前記表示手段にリスト表示させることを特徴とする請求項2または3に記載の情報処理装置。
  5. 前記提示手段により提示されたネットワークデバイスからユーザにより選択されたネットワークデバイスに対して、前記ネットワークを介してネットワーク設定を行う設定手段を更に備えることを特徴とする請求項4に記載の情報処理装置。
  6. ネットワークを介してネットワークデバイスと通信可能な情報処理装置の制御方法であって、
    前記ネットワークデバイスの工場出荷時のネットワーク設定情報を予め保持する保持ステップと、
    前記ネットワーク上のネットワークデバイスから、当該ネットワークデバイスに現在設定されているネットワーク設定情報を受信する受信ステップと、
    前記受信ステップで受信した前記ネットワークデバイスに現在設定されているネットワーク設定情報が、前記保持ステップで予め保持された前記ネットワークデバイスの工場出荷時のネットワーク設定情報と一致するか否かを判定する判定ステップと、
    前記判定ステップにおける判定の結果、前記受信ステップで受信した前記ネットワークデバイスに現在設定されているネットワーク設定情報が、前記保持ステップで予め保持された前記ネットワークデバイスの工場出荷時のネットワーク設定情報と一致すると判定された場合に、設定が必要なネットワークデバイスとして前記ネットワークデバイスをユーザに提示する提示ステップと、
    を備えることを特徴とする情報処理装置の制御方法。
  7. 請求項6に記載の情報処理装置の制御方法をコンピュータに実行させるためのプログラム。



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