JP2001154967A - ネットワークデバイス装置及びネットワーク制御方法及び制御プログラムが格納されたコンピュータにより読取可能な記録媒体及びネットワークデバイス制御プログラム - Google Patents

ネットワークデバイス装置及びネットワーク制御方法及び制御プログラムが格納されたコンピュータにより読取可能な記録媒体及びネットワークデバイス制御プログラム

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JP2001154967A
JP2001154967A JP33611399A JP33611399A JP2001154967A JP 2001154967 A JP2001154967 A JP 2001154967A JP 33611399 A JP33611399 A JP 33611399A JP 33611399 A JP33611399 A JP 33611399A JP 2001154967 A JP2001154967 A JP 2001154967A
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network device
network
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response
waiting time
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Masahito Ochiai
将人 落合
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ネットワーク管理ソフトウェアがネットワー
クデバイス装置からの応答を取りこぼすことなく処理で
きるようにする。 【解決手段】 情報処理装置から送信されたきた要求を
受信し、前記要求がネットワークデバイス装置を探索す
るための探索要求であるか否かを判定し、探索要求であ
ると判定された場合には応答を送信するまでの応答待機
時間を計算し、計算された前記応答待機時間経過後に応
答を送信する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はネットワークに接続
されているネットワークデバイス装置、またそのネット
ワークデバイス装置におけるネットワークデバイス制御
方法及びネットワークデバイス制御プログラムに関する
ものである。
【0002】特に、ネットワークデバイス装置を探索す
る場合に関するものである。
【0003】
【従来の技術】近年、コンピュータを相互に接続したロ
ーカルネットワーク(Local Area Network(LAN))が普
及しており、このようなLANを、ビルのフロア、ビル全
体、地域、或いは更に大きいエリアにわたって構築する
ことができる。更に、このようなLANが相互に接続され
ることで、世界規模のネットワークを構築することがで
きる。
【0004】こうした相互接続された各LANでは、多様
なハードウェア相互接続技術や、いくつものネットワー
クプロトコルが使用されている。そして、LANにおいて
は、個々のネットワークデバイス装置は、各ネットワー
クプロトコル特有のネットワークアドレスによって識別
されて、運営・管理される。
【0005】ここで、ネットワークに接続されたネット
ワークデバイス装置を管理する方法として、いくつかの
方法が挙げられる。例えば、独自の通信手順やプロトコ
ルを定義して、その通信手順やプロトコルに即したネッ
トワークデバイス装置を管理する方法や、SNMPのような
標準化されたプロトコルを用いてネットワークデバイス
装置を管理する方法である。
【0006】SNMPに関しては、インターネットの標準化
団体であるIETF(Internet EnginerringTask Force)
のRFC1157などで定義されている。また、その実装に関
しては、「TCP/IPネットワーク管理入門 実用的な管理
を目指して」M.T.ローズ=著/西田竹志=訳(株)ト
ッパン発行 1992年8月20日初版)などに記述されてい
る。
【0007】こうしたネットワーク管理技術において、
ネットワーク管理ソフトウェアやアプリケーションが、
その管理対象となるネットワークデバイス装置の一覧を
モニタに表示する場合に、ブロードキャストパケットや
マルチキャストパケットを用いてネットワークデバイス
装置を探索することが多い。
【0008】ブロードキャストパケットとは、ネットワ
ーク上の全てのネットワークデバイス装置にパケットを
送信することである。また、マルチキャストパケットと
は、ネットワーク上の特定のネットワークデバイス装置
の集合にパケットを送信することである。
【0009】ブロードキャストパケットやマルチキャス
トパケットを受信したネットワークデバイス装置は、そ
れを送信したネットワーク管理ソフトウェアにその応答
を返す。つまり、ネットワーク管理ソフトウェアは、ブ
ロードキャストパケットを送信することにより、ネット
ワークに接続されている全てのネットワークデバイス装
置からその応答を受信することが可能である。その結
果、ネットワーク管理ソフトウェアは管理対象となるネ
ットワークデバイス装置の一覧を得ることが可能であ
る。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
従来技術では、応答を返すネットワークデバイス装置が
ネットワーク上に多く存在すると、その応答が短時間に
集中してネットワーク管理ソフトウェアに返される。そ
のため、ネットワーク管理ソフトウェアが、デバイスか
らの応答を処理しきれず、その応答を取りこぼしてしま
う可能性があるという問題点があった。
【0011】本発明は、上記の問題点を解決するために
なされてものであり、ネットワーク管理ソフトウェアが
ネットワークデバイス装置からの応答を取りこぼすこと
なく処理できるようなネットワークデバイス装置を提供
することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、情報処理装置から送信されたきた要求を
受信し、前記要求がネットワークデバイス装置を探索す
るための探索要求であるか否かを判定し、探索要求であ
ると判定された場合には応答を送信するまでの応答待機
時間を計算し、計算された前記応答待機時間経過後に応
答を送信する。
【0013】更に、前記応答待機時間を、ネットワーク
デバイス装置に特有の属性値に基づいて計算する。
【0014】更に、前記要求はネットワークデバイス装
置に関する情報を取得するための要求であり、前記要求
がネットワークデバイス装置に関する所定の情報を取得
するためのものである場合には、前記要求が探索要求で
あると判定する。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、添付の図面を参照して本発
明の実施例を説明する。
【0016】図1は、本実施の形態におけるネットワー
クボードをプリンタに接続した場合のネットワークの構
成を示す概略図である。ネットワークボード101は、LAN
100に接続されるネットワークデバイス装置の一例であ
る。ネットワークボード101は、RF-45を持つ10Base-Tな
どのインターフェースを介してLAN100に接続されてい
る。
【0017】パーソナルコンピュータ(PC)103もま
た、LAN100に接続されており、PC103はLAN100を介して
ネットワークボード101と通信をすることが可能であ
る。
【0018】通常、LAN100は、幾分ローカルなユーザグ
ループ、例えば、1つの建物内の1つの階、或いは1つ
の建物の連続した階のユーザグループに対してサービス
を提供する。ユーザ同士が異なる建物にいる場合には、
ユーザ間の距離に応じてワイドエリアネットワーク(WA
N)を構築してもよい。WANは、基本的には、いくつかの
LANが高速度サービス総合デジタルネットワーク(ISD
N)などの高速度デジタルラインで接続されて形成され
た、LANの集合体である。
【0019】また、図2は、複数のプリンタがネットワ
ークに接続された場合のネットワークの構成を示す概略
図である。プリンタ201〜206には、ネットワークボード
が接続されており、ネットワークボードを介してネット
ワーク接続している。本実施の形態では、PC103が探索
ブロードキャストパケットをLAN100上に送信すると、LA
N100に接続されているプリンタ201〜206のネットワーク
ボードがそれぞれ、探索応答パケットを返す。
【0020】図3は、図1におけるネットワークボード10
1とプリンタ102の内部構成の概略を示すブロック図であ
る。プリンタ102は、CPU301、ROM302、RAM303、バス30
4、エンジン制御部305、I/O制御部306、データI/O制御
部307、拡張I/F制御部308、パラレルI/F制御部309、拡
張ボードバス310、プリンタエンジン311、LCD312、キー
パッド313を備えている。
【0021】CPU301はプリンタの全体を制御する。ROM3
02にはプリンタを制御するプログラム等が格納されてお
り、RAM303はCPU301のワークエリアなどに使われる。バ
ス304には各制御部が接続されている。エンジン制御部3
05はLBPエンジンを制御し、I/O制御部306はLCD312やキ
ー入力を受け付けるキーパッド313などを制御する。ま
た、データI/O制御部307は外部とのデータの入出力制御
を行い、拡張I/F制御部318やパラレルI/F制御部309を制
御する。拡張I/F制御部308は拡張ボードバス310を介し
てネットワークボード101と接続している。
【0022】ネットワークボード101は、CPU314、ROM31
5、RAM316、バス317、拡張I/F制御部318、タイマ320、
ネットワークI/F制御部319を備えている。
【0023】CPU314はネットワークボードの全体を制御
する。ROM315にはネットワークボードを制御するプログ
ラム等が格納されており、RAM316はCPU314のワークエリ
アなどとして使われる。ネットワークI/F制御部319はネ
ットワークとの通信を制御する。
【0024】ネットワークボード101は、拡張I/F制御部
318が制御可能な拡張ボードバス310を備えていれば、プ
リンタのみならず、ファクシミリ、コピア、複合機など
にも接続が可能である。そして、ネットワークボードを
用いることにより、様々な装置がネットワーク接続する
ことが可能になる。
【0025】次に、ネットワークボード101の制御プロ
グラムの構成を説明する。図4は、ネットワークボード1
01の制御プログラムの構成を示す概略図である。まず、
プリンタI/Fドライバモジュール401は、拡張I/F制御部3
10を制御して、プリンタとのデータ送受信を行う。印刷
プロトコルモジュール402はネットワーク上の汎用印刷
プロトコルをサポートする。ネットワークプロトコル通
信モジュール403はネットワークにおける通信制御を行
う。ネットワークドライバモジュール404はネットワー
クI/F制御部319を制御し、実際にネットワークとの間で
パケットの送受信を行う。デバイス管理モジュール405
は、ネットワーク上のPC103と通信を行い、ネットワー
クボード101に関する情報の設定や参照、プリンタ情報
の設定や参照などを行う。
【0026】印刷プロトコルモジュール402は、プロト
コルの印刷通信手順に従って、ネットワークプロトコル
通信モジュール403を用いてネットワークから印刷デー
タを受信する。受信された印刷データは、プリンタI/F
ドライバモジュール4-01を介してプリンタに送出され
る。ネットワークドライバモジュール404とネットワー
クプロトコル通信モジュール403によって、ブロードキ
ャストパケットやマルチキャストパケットの受信処理が
行われる。受信されたデータは、プロトコルの種類に応
じてデバイス管理モジュール405へ送られる。
【0027】本実施の形態では、ネットワークプロトコ
ル通信モジュール403ではTCP/IPが実装されている。TCP
/IPパケットヘッダの個々の項目についての詳細及びIP
アドレスの体系については、「詳解 TCP/IP」(W.Rich
ardStevens=著/井上尚司=監修・橘康雄=訳 ソフト
バンク(株)発行 1997年3月31日初版発行)を参照し
てほしい。
【0028】図4における各モジュールは図3のROM315
に制御プログラムとして格納されており、図3のCPU314
がこれらのモジュールを実行することにより、本実施の
形態に記載されているネットワークボードの様々な機能
が実現される。
【0029】次に、本実施の形態における独自設定参照
プロトコルをTCP/IPプロトコルにより実装した場合につ
いて説明する。なお、本実施の形態における独自設定参
照プロトコルをコンフィグレータプロトコルという。本
実施例では、このコンフィグレータプロトコルをUDP(Us
er Datagram Protocol)上に実装する。
【0030】図5は、コンフィグレータプロトコルのパ
ケットヘッダの一例を示す説明図である。コンフィグレ
ータプロトコルはUDPのポート番号0x83b6を使用してお
り、要求パケットにおける送信先のIPアドレス(Dest I
P)を“255.255.255.255"、MACアドレス(Dest MAC)を
0xffffffffffffとする。
【0031】ここでいうMACアドレスとは、機器固有の
物理アドレスである。Ethernetであれば、MACアドレス
は6バイト長で、先頭の3バイトはベンダーコードとし
て、IEEE(Institute of Electrical and Electronic En
ginerrs、米国電気電子学会)が管理・割り当てを行って
いる。残りの3バイトは、各ベンダが独自に(重複しな
いように)管理しているコードである。その結果、世界
中で同じ物理アドレスを持つネットワーク機器は存在せ
ず、ネットワーク機器間で全て異なるアドレスが割り当
てられる。
【0032】MACアドレスが0xffffffffffffの場合は、
そのパケットはブロードキャストパケットとして扱わ
れ、ネットワーク上に接続されている全てのネットワー
クデバイス装置がこのパケットを受信することになる。
【0033】このコンフィグレータプロトコルによっ
て、図1のPC103からネットワークボード101に関する情
報の設定・参照、リセットを行うことが可能であり、更
にネットワークボードなどのネットワークデバイス装置
の探索が可能である。
【0034】次に、コンフィグレータプロトコルにおけ
るパケットのデータ部ついて説明する。図6は、コンフ
ィグレータプロトコルにおけるパケットのデータ部の構
造の概略図である。各パラメータの詳細は以下の通りで
ある。 <Version(2 byte)> バージョンを示す。本バージョ
ンは0x0300とする。 <Request Code(2 byte)> 本パケットで要求する機能
を示すコードである。0の場合は設定(Set)、1の場合は
参照(Get)、2の場合はNVRAM値でリセット(NVRAM-Rese
t)、3の場合は工場初期値でリセット(Factory-Reset)、
4の場合は探索(Discovery)を示す。 <Result Code(2 byte)> 要求された結果を示すコー
ドである。0x0000の場合は成功、0x0001の場合はメディ
アタイプの異常、0x0002の場合は指定プロトコルスタッ
クなし、0x0003の場合はバージョン異常、0x0100の場合
はプロトコル設定異常(詳細不明)、0x0101の場合はプ
ロトコル設定異常(NetWare IPX)、0x0102の場合はプロ
トコル設定異常(TCP IP)、0x0104の場合はプロトコル設
定異常(Apple Talk)、0x0108の場合はプロトコル設定異
常(Token Ring)を示す。 <Media type(2 byte)> 通信メディアを示す。0の場
合はEthernet、1の場合はTokenRingを示す。 <Protocol Info> それぞれのプロトコル情報に対応
するフラグである。Request Codeが0の場合、対応する
バイトが1のプロトコルに関する情報のみが設定され
る。例えば、NetWare Validの欄が1になっている時は、
NetWareに関する情報の設定がおこなされる。 <NetWare Info> NetWareに関連する情報の設定及び
参照を行なうためのフィールドである。 <FrameType(2 byte)> NetWareで使用するフレームタ
イプを示す。EtherNet0の場合はNetWare使用不可(Dis
able)、1の場合は802.3、2の場合は802.2、4の場合はEt
herNetII、8の場合は802.2 SNAP、16の場合AutoSense
を示す。TokenRing1の場合はTOKENRING、2の場合はTO
KEN_SNAPを示す。 <TcpIp Info> TCP IPに関連する情報の設定及び参照
を行なうためのフィールドである。 <FrameType(2 byte)> TCP IPで使用するフレームタ
イプを示す。0の場合はTcpIp使用不可、4の場合はEther
NetIIを示す。 <IP Mode(2 byte)> IPアドレスの決定方法を示す。
参照時には、以下の値がORされる。0の場合、IPが固定
であることを示す。1の場合、BOOTPがvalidであること
を示す。2の場合、RARPがvalidであることを示す。4の
場合、DHCPがvalidであることを示す。 <IP Address(4 byte)> ネットワークボードのIPアド
レスを示す。 <Gateway Address(4 byte)> ネットワークボードのG
atewayアドレスを示す。 <Subnetmask(4 byte)> ネットワークボードのサブネ
ットマスクを示す。 <AppleTalk Info> AppleTalkに関連する情報の設定
及び参照を行なうためのフィールドである。 <FrameType(2 byte)> AppleTalkで使用するフレーム
タイプを示す。0の場合、Disable(AppleTalkの使用不
可)を示す。1の場合、Phase1を示す。2の場合、Phase2
を示す。3の場合、Phase1 and Phase2を示す。 <MAC address(6 byte)> ボードのMAC(Media Access
Control)アドレスを示す。ReauestCodeが4(Discovery)
以外の場合で、ここに格納されているMACアドレスの値
とネットワークボードのMACアドレスが一致しない場
合、このパケットは無視される。
【0035】以降、ネットワークデバイス装置の探索に
ついて説明する。
【0036】図7は、コンフィグレータプロトコルによ
る探索要求処理の流れを示す概略図である。なお、時間
軸は縦方向上から下にとっている。
【0037】探索要求パケット701が、ネットワーク管
理ソフトウェアからネットワーク上にブロードキャスト
されると、ネットワークボード101がその探索要求パケ
ットを受信する。そして、ネットワークボード101が上
記探索要求パケットを受信してから応答パケット待機時
間経過後に、探索応答パケット702がネットワークボー
ドからネットワーク上に送出されて、ネットワーク管理
ソフトウェアがその探索応答パケットを受信する。
【0038】図8乃至12は、ネットワークボード101
に実装されているデバイス管理モジュール406の処理の
流れを示すフローチャートである。
【0039】PC100からのブロードキャストパケットや
マルチキャストパケットは、ネットワークドライバモジ
ュール404及びネットワークプロトコル通信モジュール4
03によって受信される。その受信されたパケットがコン
フィグレータプロトコルに基づいたものであれば、デバ
イス管理モジュール405へ渡される。
【0040】本実施の形態では、TCP/IPでコンフィグレ
ータプロトコルが実装されていることから、コンフィグ
レータプロトコルによるブロードキャストパケットは図
5に示したようなパケット形式である。ネットワーク通
信モジュール403は、パケットのプロトコルタイプがUDP
(図5のprotocolが0x11の場合)で、ポート番号が(図5
のDest Port)が0x83b6である場合には、そのパケットが
コンフィグレータプロトコルによるものだと判断して、
デバイス管理モジュール405へ渡す。
【0041】デバイス管理モジュール405は、ネットワ
ーク通信モジュール403からパケットを受け取ると、そ
のパケットのデータ部のRequest Code(図6参照)の値
が4(探索要求)であるかを判定する(ステップS80
1)。その値が4(探索要求)の場合、探索処理(図9
のフローチャート)を実行する。
【0042】値が4でなければ、次に、1(参照要求)で
あるかを判定する(ステップS802)。値が1であれ
ば、参照処理(図10のフローチャート)を実行する。
【0043】値が1でもなければ、次に、0(設定要求)
であるかを判定する(ステップS803)。値が0であ
れば、設定処理(図11のフローチャート)を実行す
る。
【0044】値が0でもなければ、次に、2或いは3であ
るかを判定する(ステップS804)。値が2或いは3で
あれば、リセット処理(図12のフローチャート)を実
行する。
【0045】値が2或いは3でもなければ、判断できない
要求であったとしてそのパケットを破棄する(ステップ
S805)。
【0046】次に、図9を用いて、デバイス管理モジュ
ールによる探索処理を説明する。探索処理が実行された
場合には、まず、応答パケットを返す時間を調整するべ
く、応答待機時間を計算する(ステップS901)。応
答待機時間は、ボードに一意に割り当てられたMACアド
レスの下一桁(1バイト)に基づいて計算される。例え
ば、ボードのMACアドレスが00:00:85:04:12:34(16進
数)であった場合には、その下一桁"34"(16進数)を
10進数に変換した値に10msecをかけた時間を応答待機
時間とする。この場合、応答待機時間は520msecとな
る。この方法であれば、0msecから2550msecまで10msec
単位で、ボードに応答待機時間を割り当てることがで
き、各ボードからネットワーク管理ソフトウェアへの応
答パケットの転送を分散させることが可能である。
【0047】よって、ステップS901では、デバイス管
理モジュールは、ネットワークI/F制御部319を介して自
デバイスのMACアドレス(6バイト)を獲得し、その下一
桁(1バイト)を抽出する。そして、抽出された値か
ら、上記の例のようにして応答待機時間を計算する。
【0048】次に、計算して求めた応答待機時間をタイ
マ320に設定し(ステップS902)、タイムアップに
なるまで待つ(ステップS903)。タイムアップにな
った後、デバイス管理モジュールは、応答パケット(図
5参照)を生成し、ネットワークプロトコル通信モジュ
ール403及びネットワークデバイスモジュールを介し
て、PC100へ送信する(ステップS904)。
【0049】また、上記の応答待機時間は、ネットワー
クボードが電源投入されてからの経過時間に基づいて計
算されることもできる。例えば、ネットワークボードが
電源投入されてから1234567890msec経過している場合
に、その時間を0xFFFFとの積(アンド)でマスクする。
その結果、は722msecとなる。これによっても、ネット
ワークボードからネットワーク管理ソフトウェアへの応
答パケットの転送を分散させることが可能である。
【0050】次に、図10を用いて、デバイス管理モジ
ュールによる参照処理を説明する。ステップS802で
参照要求があったと判定された場合には、参照情報を作
成し(ステップS1001)、その参照情報を応答パケ
ットに格納して送信する(ステップS1002)。
【0051】次に、図11を用いて、デバイス管理モジ
ュールによる設定処理を説明する。ステップS803で
設定要求があったと判定された場合には、ネットワーク
管理ソフトウェアから送られてきた設定情報に基づいて
ボードの各種情報を変更・設定し(ステップS110
1)、それに対する応答パケットを送信する(ステップ
S1102)。
【0052】次に、図12を用いて、デバイス管理モジ
ュールによるリセット処理を説明する。ステップS80
4でリセット要求があったと判定された場合には、ま
ず、それに対する応答パケットを送信し(ステップS1
201)、次に、リセットを行なう。このときに、図6
のRequest Codeの値が2であるか、3であるかで、初期値
をNVRAM値にしてリセットを行なう場合と初期値を工場
初期値にしてリセットを行なう。
【0053】上記の実施の形態では、ネットワークデバ
イスの設定参照処理に独自プロトコル(コンフィグレー
タプロトコル)を用いているが、一般には、ネットワー
クデバイスの管理ではSNMP(Simple Network Management
Protocol)が用いられている。従って、SNMPが用いられ
たネットワークデバイスの管理においても、同様に、ネ
ットワークデバイスからネットワーク管理ソフトウェア
への応答を分散させることができる。
【0054】大規模ネットワークシステムを構成するネ
ットワーク上のデバイスを管理するための方法として、
これまでにいくつかの試みが数多くの標準機関でなされ
ている。国際標準化機構(ISO)は開放型システム間相互
接続(Open System Interconnection, OSI) モデルと呼
ばれる汎用基準フレームワークを提供した。ネットワー
クデバイス管理プロトコルのOSIモデルは、共通管理情
報プロトコル(Common Management Information Protoco
l, CMIP) と呼ばれる。CMIPはヨーロッパの共通ネット
ワークデバイス管理プロトコルである。
【0055】また、より共通性の高いネットワークデバ
イス管理プロトコルとして、簡易ネットワークデバイス
管理プロトコル(Simple Network Management Protocol,
SNMP) と呼ばれるCMIPに関連する一変種のプロトコル
がある。
【0056】このSNMPネットワークデバイス管理技術に
よれば、ネットワークデバイス管理システムには、少な
くとも一つのネットワークデバイス管理ステーション(N
MS)、各々がエージェントを含むいくつかのネットワー
クデバイス(管理対象ノード)、およびネットワークデ
バイス管理ステーションやエージェントが管理情報を交
換するために使用するネットワークデバイス管理プロト
コルが含まれる。ユーザはNMS上でネットワークデバイ
ス管理ソフトウェアを用いて、ネットワークデバイスの
エージェントソフトウェアと通信することにより、ネッ
トワークデバイスに関するデータを得、またデータを変
更することができる。
【0057】ここでエージェントソフトウェア(エージ
ェントと省略することがある)とは、各々のネットワー
クデバイスでバックグラウンドプロセスとして走るソフ
トウェアである。ユーザがネットワーク上のネットワー
クデバイスに対して管理データを要求すると、ネットワ
ークデバイス管理プログラムはオブジェクト識別情報を
管理パケットまたはフレームに入れてエージェントへ送
り出す。エージェントは、そのオブジェクト識別情報を
解釈して、そのオブジェクト識別情報に対応する管理デ
ータを取り出し、そのデータをパケットに入れてユーザ
に送り返す。時には、データを取り出すために対応する
プロセスが呼び出される場合もある。
【0058】またエージェントは、ネットワークデバイ
スの状態に関する管理データをデータベースの形式で保
持している。このデータベースのことを、MIB(Manageme
nt Information Base) と呼ぶ。MIBは木構造のデータ構
造をしており、全てのノードが一意に番号付けされてい
る。このノードの識別子のことを、オブジェクト識別子
(Object Identifier) と呼ぶ。
【0059】このMIBの構造は、管理情報構造(St
ructure of Management Inf
ormation、SMI)と呼ばれ、RFC1155
Structure and Identifica
tion of Management Inform
ation for TCP/IP−based In
ternetsで規定されている。
【0060】なお、本実施の形態において、ネットワー
クデバイスの管理データとMIBのオブジェクト識別子
に割り当てられた情報、MIB情報、は同等のものを指
す。
【0061】次に、SNMPプロトコルについて簡単に
説明する。ネットワークデバイス管理プログラムが動作
しているPC(以下、マネージャと言う)とSNMPエ
ージェントが動作している管理対象ネットワークデバイ
ス(以下、エージェントと言う)とは、SNMPプロト
コルを用いて通信を行う。SNMPプロトコルには5種
類のコマンドがあり、それぞれGet-Request、Get-Next-
request、Get-Response、Set-Request、Trapと呼ばれ
る。
【0062】Get-RequestおよびGet-Next-Requestは、
マネージャがエージェントのMIBオブジェクトの値(MIB
情報)を取得するために、マネージャがエージェントに
対して送出するコマンドである。このコマンドを受け取
ったエージェントは、MIBオブジェクトの値をマネージ
ャに通知するために、マネージャに対してGet-Response
コマンドを送出する。
【0063】Set-Requestは、マネージャがエージェン
トのMIBオブジェクトの値を設定するために、マネージ
ャがエージェントに対して送出するコマンドである。こ
のコマンドを受け取ったエージェントは、設定結果をマ
ネージャに通知するために、マネージャに対してGet-Re
sponseコマンドを送出する。
【0064】Trapは、エージェントが自分自身の状態の
変化をマネージャに対して通知するために、エージェン
トがマネージャに対して送出するコマンドである。
【0065】SNMPエージェントはプリンタ102などに
接続されているネットワークボード101上で動作し、
SNMPマネージャとなるネットワークデバイス管理ソフト
ウェアはPC103で動作する。
【0066】そして、本発明を用いることにより、この
SNMPを用いたネットワークデバイスの管理において、ネ
ットワーク管理ソフトウェアがGetコマンドをネットワ
ーク上にブロードキャストして、ネットワークに接続さ
れている各ネットワークデバイスからGet-Responseコマ
ンドを分散して受信することが可能である。
【0067】図13を用いて、コマンドを受信した場合
のSNMPエージェントの動作を説明する。まず、受信した
コマンドがGet-Requestコマンドであるかを判定する
(ステップS1401)。Get-Requestコマンド以外で
あれば、それぞれのコマンドに対応する処理を行なう
(ステップS1408)。
【0068】受信されたコマンドがGet-Requestコマン
ドである場合には、そのコマンドに含まれているオブジ
ェクト識別子が対応するMIBオブジェクトの値を取得す
る(ステップS1402)。次に、受信されたGet-Requ
estコマンドが探索のためのものであったかを判定する
(ステップS1403)。例えば、ある特定のMIBオブ
ジェクトの値を尋ねるGet-Requestコマンドは探索のた
めのGet-Requestコマンドであると前もって決めてお
き、そのMIBオブジェクトに対応するオブジェクト識別
子を含むGet-Requestコマンドは探索のためのものであ
ると判定する。探索のためのGet-Requestコマンドでな
かった場合には、ステップS1402で取得されたMIB
オブジェクトの値を格納したGet-Responseコマンドを送
信する(ステップS1407)。
【0069】探索のためのGet-Requestコマンドであっ
た場合には、図9のステップS901と同様に応答待機
時間を計算する(ステップS1404)。次に、計算し
て求めた応答待機時間をタイマ320に設定し(ステップ
S1405)、タイムアップになるまで待つ(ステップ
S1406)。タイムアップになった後、ステップS1
402で取得されたMIBオブジェクトの値を格納したGet
-Responseコマンドを送信する(ステップS140
7)。
【0070】図3のCPU314が、本実施の形態のデバイス
管理モジュールやSNMPエージェントとして動作する
ための制御プログラムはROM316に格納されている。CPU3
14は、図8、図9、図10、図11、図12、図13の
フローチャートで示されるような制御プログラムを実行
することにより、本発明は実現される。
【0071】また、前述した実施形態の機能を実現する
制御プログラムのプログラムコードを記憶した記憶媒体
を、システム或いは装置に供給し、そのシステム或いは
装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)が記憶媒体に格
納されたプログラムコードを読み出して実行することに
よっても、本発明の目的が達成すされることは言うまで
もない。
【0072】この場合、記憶媒体から読み出されたプロ
グラムコード自体が本発明の新規な機能を実現すること
になり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体及び
そのプログラムコードは本発明を構成することになる。
【0073】プログラムコードを供給するための記憶媒
体としては、例えば、フロッピー(登録商標)ディス
ク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、C
D−ROM、CD−R、磁気テープ、不揮発性のメモリ
カード、ROMなどを用いることができる。
【0074】また、コンピュータが読み出したプログラ
ムコードを実行することによって、前述した実施の形態
の機能が実現される他、そのプログラムコードの指示に
基づき、コンピュータ上で稼動しているOSなどが実際
の処理の一部又は全部を行い、その処理によっても前述
した実施形態の機能が実現され得る。
【0075】さらに、記憶媒体から読み出されたプログ
ラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボー
ドやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わ
るメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指
示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに
備わるCPUなどが実際の処理の一部又は全部を行い、
その処理によっても前述した実施の形態の機能が実現さ
れ得る。
【0076】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
あるホストコンピュータで実行されるネットワーク管理
ソフトウェアで行われるネットワークデバイス管理にお
いて、ネットワークデバイスの探索に対するネットワー
クデバイスからの応答を分散させることができ、それに
より、ネットワーク管理ソフトウェアが複数のネットワ
ークデバイスからの応答を取りこぼすのを防ぐことがで
きる。
【0077】また、ネットワークデバイスの探索要求で
あることを示す識別子をネットワークデバイス管理ソフ
トウェアから送信される要求に含めたり、ネットワーク
デバイス管理ソフトウェアから送信される要求がネット
ワークデバイスの所定の情報を取得するための要求であ
る場合にその要求を探索要求と判断することにより、ネ
ットワークデバイス管理ソフトウェアからの探索要求を
ネットワークデバイスが認識し、探索要求に対してだけ
待機時間が経過するのを待って応答を返すことができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】ネットワークボードをプリンタに接続した場合
のネットワークの構成を示す概略図である。
【図2】複数のプリンタがネットワークに接続された場
合のネットワークの構成を示す概略図である。
【図3】ネットワークボードとプリンタの内部構成の概
略を示すブロック図である。
【図4】ネットワークボードの制御プログラムの構成を
示す概略図である。
【図5】コンフィグレータプロトコルのパケットヘッダ
の一例を示す説明図である。
【図6】コンフィグレータプロトコルにおけるパケット
のデータ部の構造の概略図である。
【図7】コンフィグレータプロトコルによる探索要求処
理の流れを示す概略図である。
【図8】ネットワークボードに実装されているデバイス
管理モジュールの処理の流れを示すフローチャートであ
る。
【図9】デバイス管理モジュールによる探索処理のフロ
ーチャートである。
【図10】デバイス管理モジュールによる参照処理のフ
ローチャートである。
【図11】デバイス管理モジュールによる設定処理のフ
ローチャートである。
【図12】デバイス管理モジュールによるリセット処理
のフローチャートである。
【図13】SNMPエージェントの動作を示すフローチャー
トである。
【符号の説明】
100 LAN 101 ネットワークボード 102 プリンタ 103 パーソナルコンピュータ 301 CPU 302 ROM 303 RAM 304 バス 305 エンジン制御部 306 I/O制御部 307 データI/O制御部 308 拡張I/F制御部 309 パラレルI/F制御部 310 拡張ボードバス 311 プリンタエンジン 312 LCD 313 キーパッド 314 CPU 315 ROM 316 RAM 317 バス 318 拡張I/F制御部 319 タイマ 320 ネットワークI/F制御部

Claims (50)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 情報処理装置とネットワークを介して接
    続されているネットワークデバイス装置であって、 前記情報処理装置から送信されてきた要求を受信する受
    信手段と、 前記要求が前記ネットワークデバイス装置を探索するた
    めの探索要求であるか否かを判定する判定手段と、 前記探索要求に対する応答を送信する送信手段と、 前記判定手段により探索要求であると判定された場合、
    前記応答を送信するまでの応答待機時間を計算する計算
    手段とを有し、 前記送信手段は、前記計算手段により計算された前記応
    答待機時間経過後、前記応答を送信することを特徴とす
    るネットワークデバイス装置。
  2. 【請求項2】 前記計算手段は、前記ネットワークデバ
    イス装置に特有の属性値に基づいて、前記応答待機時間
    を計算することを特徴とする請求項1に記載のネットワ
    ークデバイス装置。
  3. 【請求項3】 前記ネットワークデバイス装置に特有の
    属性値とは、当該ネットワークデバイス装置に割り当て
    られたアドレスであることを特徴とする請求項2に記載
    のネットワークデバイス装置。
  4. 【請求項4】 前記ネットワークデバイス装置に特有の
    属性値とは、当該ネットワークデバイス装置の電源が投
    入されてからの経過時間であることを特徴とする請求項
    2に記載のネットワークデバイス装置。
  5. 【請求項5】 前記判定手段は、前記要求に含まれてい
    る識別子が探索を示すものであるか否かを判定すること
    を特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載のネット
    ワークデバイス装置。
  6. 【請求項6】 前記受信手段は、前記ネットワークデバ
    イス装置に関する情報を取得するための要求を受信し、 前記判定手段は、前記要求が前記ネットワークデバイス
    装置に関する所定の情報を取得するためのものであるか
    を判定し、所定の情報を取得するものであれば前記要求
    が探索要求であると判定することを特徴とする請求項1
    乃至4のいずれかに記載のネットワークデバイス装置。
  7. 【請求項7】 前記ネットワークデバイス装置に関する
    情報を取得するための要求とは、ネットワーク管理プロ
    トコルの参照コマンドであることを特徴とする請求項7
    に記載のネットワークデバイス装置。
  8. 【請求項8】 前記応答待機時間が経過したかを計測す
    る計測手段を有することを特徴とする請求項1乃至7の
    いずれかに記載のネットワークデバイス装置。
  9. 【請求項9】 前記ネットワークデバイス装置とは、ネ
    ットワークボードであることを特徴とする請求項1乃至
    8のいずれかに記載のネットワークデバイス装置。
  10. 【請求項10】 前記ネットワークデバイス装置とは、
    印刷装置であることを特徴とする請求項1乃至9のいず
    れかに記載のネットワークデバイス装置。
  11. 【請求項11】 情報処理装置と複数のネットワークデ
    バイス装置とがネットワークを介して接続されているネ
    ットワークシステムであって、 前記情報処理装置は、 前記ネットワークデバイス装置を探索するための探索要
    求をネットワークにブロードキャスト送信する送信手段
    を有し、 前記ネットワークデバイス装置は、 前記情報処理装置から送信されてきた要求を受信する受
    信手段と、 前記要求が前記ネットワークデバイス装置を探索するた
    めの探索要求であるか否かを判定する判定手段と、 前記探索要求に対する応答を送信する送信手段と、 前記判定手段により探索要求であると判定された場合、
    前記応答を送信するまでの応答待機時間を計算する計算
    手段とを有し、 前記送信手段は、前記計算手段により計算された前記応
    答待機時間経過後、前記応答を送信することを特徴とす
    るネットワークシステム。
  12. 【請求項12】 前記計算手段は、前記ネットワークデ
    バイス装置に特有の属性値に基づいて、前記応答待機時
    間を計算することを特徴とする請求項11に記載のネッ
    トワークシステム。
  13. 【請求項13】 前記ネットワークデバイス装置に特有
    の属性値とは、当該ネットワークデバイス装置に割り当
    てられたアドレスであることを特徴とする請求項12に
    記載のネットワークシステム。
  14. 【請求項14】 前記ネットワークデバイス装置に特有
    の属性値とは、当該ネットワークデバイス装置の電源が
    投入されてからの経過時間であることを特徴とする請求
    項12に記載のネットワークシステム。
  15. 【請求項15】 前記判定手段は、前記要求に含まれて
    いる識別子が探索を示すものであるか否かを判定するこ
    とを特徴とする請求項11乃至14のいずれかに記載のネ
    ットワークシステム。
  16. 【請求項16】 前記受信手段は、前記ネットワークデ
    バイス装置に関する情報を取得するための要求を受信
    し、 前記判定手段は、前記要求が前記ネットワークデバイス
    装置に関する所定の情報を取得するためのものであるか
    を判定し、所定の情報を取得するものであれば前記要求
    が探索要求であると判定することを特徴とする請求項1
    1乃至14のいずれかに記載のネットワークシステム。
  17. 【請求項17】 前記ネットワークデバイス装置に関す
    る情報を取得するための要求とは、ネットワーク管理プ
    ロトコルの参照コマンドであることを特徴とする請求項
    17に記載のネットワークシステム。
  18. 【請求項18】 前記ネットワークデバイス装置は、 前記応答待機時間が経過したかを計測する計測手段を有
    することを特徴とする請求項11乃至17のいずれかに
    記載のネットワークシステム。
  19. 【請求項19】 前記ネットワークデバイス装置とは、
    ネットワークボードであることを特徴とする請求項11
    乃至18のいずれかに記載のネットワークシステム。
  20. 【請求項20】 前記ネットワークデバイス装置とは、
    印刷装置であることを特徴とする請求項11乃至19のい
    ずれかに記載のネットワークシステム。
  21. 【請求項21】 情報処理装置とネットワークを介して
    接続されているネットワークデバイス装置におけるネッ
    トワークデバイス制御方法であって、 前記情報処理装置から送信されてきた要求を受信する受
    信ステップと、 前記要求が前記ネットワークデバイス装置を探索するた
    めの探索要求であるか否かを判定する判定ステップと、 前記探索要求に対する応答を送信する送信ステップと、 前記判定ステップにより探索要求であると判定された場
    合、前記応答を送信するまでの応答待機時間を計算する
    計算ステップとを有し、 前記送信ステップは、前記計算ステップにより計算され
    た前記応答待機時間経過後、前記応答を送信することを
    特徴とするネットワークデバイス制御方法。
  22. 【請求項22】 前記計算ステップは、前記ネットワー
    クデバイス装置に特有の属性値に基づいて、前記応答待
    機時間を計算することを特徴とする請求項21に記載の
    ネットワークデバイス制御方法。
  23. 【請求項23】 前記ネットワークデバイス装置に特有
    の属性値とは、当該ネットワークデバイス装置に割り当
    てられたアドレスであることを特徴とする請求項22に
    記載のネットワークデバイス制御方法。
  24. 【請求項24】 前記ネットワークデバイス装置に特有
    の属性値とは、当該ネットワークデバイス装置の電源が
    投入されてからの経過時間であることを特徴とする請求
    項22に記載のネットワークデバイス制御方法。
  25. 【請求項25】 前記判定ステップは、前記要求に含ま
    れている識別子が探索を示すものであるか否かを判定す
    ることを特徴とする請求項21乃至24のいずれかに記
    載のネットワークデバイス制御方法。
  26. 【請求項26】 前記受信ステップは、前記ネットワー
    クデバイス装置に関する情報を取得するための要求を受
    信し、 前記判定ステップは、前記要求が前記ネットワークデバ
    イス装置に関する所定の情報を取得するためのものであ
    るかを判定し、所定の情報を取得するものであれば前記
    要求が探索要求であると判定することを特徴とする請求
    項21乃至24のいずれかに記載のネットワークデバイ
    ス制御方法。
  27. 【請求項27】 前記ネットワークデバイス装置に関す
    る情報を取得するための要求とは、ネットワーク管理プ
    ロトコルの参照コマンドであることを特徴とする請求項
    27に記載のネットワークデバイス制御方法。
  28. 【請求項28】 前記応答待機時間が経過したかを計測
    する計測ステップを有することを特徴とする請求項21
    乃至27のいずれかに記載のネットワークデバイス制御
    方法。
  29. 【請求項29】 前記ネットワークデバイス装置とは、
    ネットワークボードであることを特徴とする請求項21
    乃至28のいずれかに記載のネットワークデバイス制御
    方法。
  30. 【請求項30】 前記ネットワークデバイス装置とは、
    印刷装置であることを特徴とする請求項21乃至29の
    いずれかに記載のネットワークデバイス制御方法。
  31. 【請求項31】 情報処理装置とネットワークを介して
    接続されているネットワークデバイス装置における制御
    プログラムが格納されたコンピュータにより読取可能な
    記録媒体であって、前記制御プログラムは、 前記情報処理装置から送信されてきた要求を受信する受
    信ステップと、 前記要求が前記ネットワークデバイス装置を探索するた
    めの探索要求であるか否かを判定する判定ステップと、 前記探索要求に対する応答を送信する送信ステップと、 前記判定ステップにより探索要求であると判定された場
    合、前記応答を送信するまでの応答待機時間を計算する
    計算ステップとを有し、 前記送信ステップは、前記計算ステップにより計算され
    た前記応答待機時間経過後、前記応答を送信することを
    特徴とする記録媒体。
  32. 【請求項32】 前記計算ステップは、前記ネットワー
    クデバイス装置に特有の属性値に基づいて、前記応答待
    機時間を計算することを特徴とする請求項31に記載の
    記録媒体。
  33. 【請求項33】 前記ネットワークデバイス装置に特有
    の属性値とは、当該ネットワークデバイス装置に割り当
    てられたアドレスであることを特徴とする請求項32に
    記載の記録媒体。
  34. 【請求項34】 前記ネットワークデバイス装置に特有
    の属性値とは、当該ネットワークデバイス装置の電源が
    投入されてからの経過時間であることを特徴とする請求
    項32に記載の記録媒体。
  35. 【請求項35】 前記判定ステップは、前記要求に含ま
    れている識別子が探索を示すものであるか否かを判定す
    ることを特徴とする請求項31乃至34のいずれかに記
    載の記録媒体。
  36. 【請求項36】 前記受信ステップは、前記ネットワー
    クデバイス装置に関する情報を取得するための要求を受
    信し、 前記判定ステップは、前記要求が前記ネットワークデバ
    イス装置に関する所定の情報を取得するためのものであ
    るかを判定し、所定の情報を取得するものであれば前記
    要求が探索要求であると判定することを特徴とする請求
    項31乃至34のいずれかに記載の記録媒体。
  37. 【請求項37】 前記ネットワークデバイス装置に関す
    る情報を取得するための要求とは、ネットワーク管理プ
    ロトコルの参照コマンドであることを特徴とする請求項
    37に記載の記録媒体。
  38. 【請求項38】 前記制御プログラムは、 前記応答待機時間が経過したかを計測する計測ステップ
    を有することを特徴とする請求項31乃至37のいずれ
    かに記載の記録媒体。
  39. 【請求項39】 前記ネットワークデバイス装置とは、
    ネットワークボードであることを特徴とする請求項31
    乃至38のいずれかに記載の記録媒体。
  40. 【請求項40】 前記ネットワークデバイス装置とは、
    印刷装置であることを特徴とする請求項31乃至39の
    いずれかに記載の記録媒体。
  41. 【請求項41】 情報処理装置とネットワークを介して
    接続されているネットワークデバイス装置におけるネッ
    トワークデバイス制御プログラムであって、 前記情報処理装置から送信されてきた要求を受信する受
    信ステップと、 前記要求が前記ネットワークデバイス装置を探索するた
    めの探索要求であるか否かを判定する判定ステップと、 前記探索要求に対する応答を送信する送信ステップと、 前記判定ステップにより探索要求であると判定された場
    合、前記応答を送信するまでの応答待機時間を計算する
    計算ステップとを有し、 前記送信ステップは、前記計算ステップにより計算され
    た前記応答待機時間経過後、前記応答を送信することを
    特徴とするネットワークデバイス制御プログラム。
  42. 【請求項42】 前記計算ステップは、前記ネットワー
    クデバイス装置に特有の属性値に基づいて、前記応答待
    機時間を計算することを特徴とする請求項41に記載の
    ネットワークデバイス制御プログラム。
  43. 【請求項43】 前記ネットワークデバイス装置に特有
    の属性値とは、当該ネットワークデバイス装置に割り当
    てられたアドレスであることを特徴とする請求項42に
    記載のネットワークデバイス制御プログラム。
  44. 【請求項44】 前記ネットワークデバイス装置に特有
    の属性値とは、当該ネットワークデバイス装置の電源が
    投入されてからの経過時間であることを特徴とする請求
    項42に記載のネットワークデバイス制御プログラム。
  45. 【請求項45】 前記判定ステップは、前記要求に含ま
    れている識別子が探索を示すものであるか否かを判定す
    ることを特徴とする請求項41乃至44のいずれかに記
    載のネットワークデバイス制御プログラム。
  46. 【請求項46】 前記受信ステップは、前記ネットワー
    クデバイス装置に関する情報を取得するための要求を受
    信し、 前記判定ステップは、前記要求が前記ネットワークデバ
    イス装置に関する所定の情報を取得するためのものであ
    るかを判定し、所定の情報を取得するものであれば前記
    要求が探索要求であると判定することを特徴とする請求
    項41乃至44のいずれかに記載のネットワークデバイ
    ス制御プログラム。
  47. 【請求項47】 前記ネットワークデバイス装置に関す
    る情報を取得するための要求とは、ネットワーク管理プ
    ロトコルの参照コマンドであることを特徴とする請求項
    47に記載のネットワークデバイス制御プログラム。
  48. 【請求項48】 前記応答待機時間が経過したかを計測
    する計測ステップを有することを特徴とする請求項41
    乃至47のいずれかに記載のネットワークデバイス制御
    プログラム。
  49. 【請求項49】 前記ネットワークデバイス装置とは、
    ネットワークボードであることを特徴とする請求項41
    乃至48のいずれかに記載のネットワークデバイス制御
    プログラム。
  50. 【請求項50】 前記ネットワークデバイス装置とは、
    印刷装置であることを特徴とする請求項41乃至49の
    いずれかに記載のネットワークデバイス制御プログラ
    ム。
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