JP2011098043A - 超音波診断装置および超音波プローブ - Google Patents

超音波診断装置および超音波プローブ Download PDF

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Abstract

【課題】高圧スイッチの限られた耐圧の中でより大きな送信振幅の送信信号を用いた超音波送信を行うことを可能とする。
【解決手段】送信信号生成回路42bは、超音波を送信させるために超音波振動子41aに供給するための送信信号を生成する。高圧スイッチ42aは、複数の超音波振動子41aのうちの一部を選択し、この選択した超音波振動子41aに送信信号を供給する。直列共振コイル41bは、高圧スイッチ42aから超音波振動子41aへと供給される送信信号が通過するように配置されている。そしてマッチング抵抗42eを、送信信号生成回路42bから超音波振動子41aまでの送信信号の伝達経路に一端を接続するとともに他端を接地した状態で設ける。
【選択図】 図2

Description

本発明は、超音波の被検体内での反射の様子に基づいて被検体内に関する画像を生成する超音波診断装置およびこの超音波診断装置の構成要素の1つである超音波プローブに関する。
超音波診断装置では、送受信の感度を向上させるために、超音波振動子に共振コイルを直列接続することが行われている。しかしながら、送信信号が共振コイルの共振周波数から大きく外れる高調波成分を持つ矩形波である場合、高調波成分に対してミスマッチングが大きいために大振幅のリンギング成分が発生する。
ところで超音波診断装置では、回路規模を制限するために送信回路を超音波振動子よりも少数とし、超音波振動子を高圧スイッチによって選択的に送信回路に接続することも行われている。
上記の両構成を兼ね備える超音波診断装置では、高圧スイッチは上記の大振幅のリンギング成分に耐える必要がある。しかしながら、高圧スイッチは、そのサイズや価格などの制約から、耐圧には限りがある。そして限られた耐圧の高圧スイッチの破損を防ぐために従来は、送信電圧を高圧スイッチの耐圧に対して十分に小さく設定していた。
特開2004−358105号公報
以上のように従来は、送信電圧が大幅に制限されていた。
例えば、共振コイルおよび高圧スイッチを備えた既存の超音波診断装置における送信回路の出力波形と高圧スイッチの出力波形とをシミュレーションにより調査したところ、送信回路の出力波形の振幅が約20Vppであるのに対して高圧スイッチの出力波形の振幅が約40Vppにも及ぶことがあった。この場合には、高圧スイッチの耐圧に対して1/2以下の送信振幅でしか送信できないことになる。
本発明はこのような事情を考慮してなされたものであり、その目的とするところは、高圧スイッチの限られた耐圧の中でより大きな送信振幅の送信信号を用いた超音波送信を行うことを可能とすることにある。
本発明の第1の態様による超音波診断装置は、複数の超音波振動子を備え、この複数の超音波振動子のうちの少なくとも一部から送信される超音波の被検体内での反射の様子に基づいて前記被検体内に関する画像を生成する超音波診断装置であって、前記超音波を送信させるために前記超音波振動子に供給するための送信信号を生成する生成手段と、前記複数の超音波振動子のうちの一部を選択し、この選択した超音波振動子に前記生成手段により生成された送信信号を供給する選択手段と、前記選択手段から前記超音波振動子へと供給される前記送信信号が通過するように配置された複数の共振コイルと、前記生成手段から前記超音波振動子までの前記送信信号の伝達経路に一端が接続されるとともに他端が接地された1つまたは複数のダンピング負荷とを備える。
本発明の第1の態様による超音波プローブは、超音波の被検体内での反射の様子に基づいて前記被検体内に関する画像を生成する超音波診断装置を、前記超音波を送信させるための送信信号を生成する生成手段と、複数の伝達経路の一部を選択し、この選択した伝達経路に前記生成手段により生成された送信信号を出力する選択手段とを具備したメインユニットとともに構成する超音波プローブであって、前記複数の伝達経路にそれぞれ介挿された複数の共振コイルと、前記複数の伝達経路のそれぞれに接続され、当該接続された伝達経路を介して供給される前記送信信号に応じて前記超音波を送信する複数の超音波振動子と、前記複数の伝達経路のそれぞれに一端が接続されるとともに他端が接地された複数のダンピング負荷とを備える。
本発明によれば、高圧スイッチの限られた耐圧の中でより大きな送信振幅の送信信号を用いた超音波送信を行うことが可能となる。
本発明の実施形態に係る超音波診断装置のブロック図。 超音波診断装置の第1の実施形態における特徴的な構成を示す図。 図3中の送信信号生成回路が出力する送信信号の波形の一例を示す図。 図3中のマッチング抵抗が存在しない場合における高圧スイッチからの出力信号の波形の一例を示す図。 第1の実施形態における図3中の高圧スイッチからの出力信号の波形の一例を示す図。 超音波診断装置の第2の実施形態における特徴的な構成を示す図。 超音波診断装置の第3の実施形態における特徴的な構成を示す図。 図7中のマッチング抵抗が存在しない場合における超音波振動子への入力信号の基本波成分の波形の一例を示す図。 第1の実施形態における超音波振動子への入力信号の基本波成分の波形の一例を示す図。 超音波診断装置の第4の実施形態における特徴的な構成を示す図。 図8に示した波形と第4の実施形態における図10中の超音波振動子への入力信号の基本波成分の波形とを重ねて表した図。 超音波診断装置の第5の実施形態における特徴的な構成を示す図。 超音波診断装置の第6の実施形態における特徴的な構成を示す図。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。
図1は本実施形態に係る超音波診断装置100のブロック図である。
超音波診断装置100は、メインユニット11に、超音波プローブ12、入力装置13およびモニタ14を接続して構成される。メインユニット11はさらに、送受信ユニット21、Bモード処理ユニット22、ドプラ処理ユニット23、画像生成回路24、画像メモリ25、制御プロセッサ(CPU)26、内部記憶装置27、ソフトウェア格納部28、画像解析部29およびインタフェース部30を含む。
超音波プローブ12は、圧電セラミック等の音響/電気可逆的変換素子としての超音波振動子を複数有する。複数の超音波振動子は並列され、超音波プローブ12の先端に装備される。超音波プローブ12は、送受信ユニット21からの供給される送信信号に基づき超音波を発生する。超音波プローブ12はまた、上記の発生した超音波が被検体200で反射して生じた反射波を電気信号(エコー信号)に変換する。超音波プローブ12は、メインユニット11および超音波プローブ12の双方に固定的に接続されたケーブルを介してメインユニット11に接続されていても良いし、メインユニット11および超音波プローブ12のいずれか一方に対して着脱可能なケーブルを介してメインユニット11に接続されても良い。あるいは超音波プローブ12は、無線通信チャネルを介してメインユニット11に接続されても良い。超音波プローブ12は、複数種類のものが任意にメインユニット11に接続され得る。
入力装置13は、オペレータからの各種条件や関心領域(ROI)などの指定を入力する。入力装置13は、例えば各種スイッチ、ボタン、トラックボール、マウス、キーボード、あるいはタッチコマンドスクリーン等の周知の入力デバイスを適宜に含み得る。
モニタ14は、画像生成回路24からの画像信号が表す画像を表示する。モニタ14としては、例えば液晶表示器やCRT(cathode-ray tube)などの周知の表示装置を利用できる。
送受信ユニット21は、制御プロセッサ26の制御の下に送信信号を生成し、超音波プローブ12へ供給する。送受信ユニット12は、超音波プローブ12から出力された複数チャネルの受信信号を合成する。送受信ユニットは、この合成により得られたエコー信号をBモード処理ユニット22およびドプラ処理ユニット23に送る。
Bモード処理ユニット22は、対数変換器、包絡線検波回路およびアナログディジタル(A/D)コンバータ等を内蔵している。対数変換器は、エコー信号を対数変換する。包絡線検波回路は、対数変換器からの出力信号の包絡線を検波する。アナログディジタルコンバータは、包絡線検波回路による検波信号をディジタル化し、検波データとして出力する。
ドプラ処理ユニット23は、エコー信号から速度情報を周波数解析し、ドプラ効果による血流や組織、造影剤エコー成分を抽出し、平均速度、分散、パワー等の血流情報を多点について求め、この血流情報を出力する。
画像生成回路24は、Bモード処理ユニット22から出力された検波データに基づいて、フレーム相関や座標変換などの空間的分布情報を演算し、この空間的分布情報を表す超音波診断画像を生成する。また画像生成回路24は、ドプラ処理ユニット23から出力された血流情報に基づいて、平均速度画像、分散画像、パワー画像、あるいはこれらの組み合わせ画像を超音波診断画像として生成する。画像生成回路24は、これらの超音波診断画像を画像メモリ25に表示画像として展開する。そして画像生成回路24は、画像メモリ25に展開された表示画像を表す画像信号をモニタ14へ出力する。
画像メモリ25は、モニタ14に表示するための表示画像のデータを展開した状態で記憶する。
制御プロセッサ26には、バスを介して送受信ユニット21、画像メモリ25、内部記憶装置27、ソフトウェア格納部28、画像解析部29およびインタフェース部30が接続されている。制御プロセッサ26は、内部記憶装置27に記憶された装置制御プログラムに従って動作することにより、既存の超音波診断装置が備える各種の機能を実現するように超音波診断装置100の各部を制御する。
内部記憶装置27は、装置制御プログラムおよびデータ群を記憶する。内部記憶装置27が記憶するデータ群には、診断プロトコルや送受信条件を表すデータが含まれる。またデータ群には、後述する標準補正値を表すデータが含まれる。
ソフトウェア格納部28は、制御プロセッサ26が上記の制御を実行するための手順を記述したソフトウェアを格納する。
画像解析部29は、画像メモリ25に記憶された表示画像データに基づいて検査対象物についての表面の輪郭を抽出する。画像解析部29は、抽出した輪郭に関する特徴値を測定する。そして画像解析部29は、測定した特徴値を制御プロセッサ26により設定された補正率に従って変化させるように輪郭を補正する。
インタフェース部30は、入力装置13、ネットワーク、あるいは外部記憶装置(図示せず)等と制御プロセッサ26との情報の授受を仲介する。
以上が超音波診断装置100の基本構成である。以下においては、基本構成は同様であるものの、一部の構成がそれぞれ異なるいくつかの実施形態について説明する。
(第1の実施形態)
図2は超音波診断装置100の第1の実施形態における特徴的な構成を示す図である。なお、図1と同一部分には同一符号を付し、その詳細な説明は省略する。
図2に示すように第1の実施形態において、超音波プローブ12は複数の振動子ユニット41を備え、送受信ユニット21は複数の送受信回路42、制御信号生成部43および合成部44を備える。
複数の振動子ユニット41はそれぞれ、超音波振動子41aおよび直列共振コイル41bを備える。超音波振動子41aは、一端が接地されるとともに、他端が回路基板に形成されたパターン41cを介して直列共振コイル41bの一端に接続されている。直列共振コイル41bの他端は送受信ユニットに接続される。なお、複数の振動子ユニット41はそれぞれ、複数のチャネルにそれぞれ対応した複数のグループのいずれかに属するようにグループ分けされている。
複数の送受信回路42はそれぞれ、高圧スイッチ(HVSW)42a、送信信号生成回路42b、受信アンプ42c、送受信スイッチ(TRSW)42dおよびマッチング抵抗42eを備える。
各送受信回路42は、上記の複数のチャネルにそれぞれ対応付けられる。そして各送受信回路42の高圧スイッチ42aには、同じチャネルに対応したグループに属する振動子ユニット41がそれぞれ接続される。高圧スイッチ42aは、接続されている複数の振動子ユニット41のうちの一部を選択する。なお、以下においては、高圧スイッチ42aは複数の振動子ユニット41のうちの1つのみを選択することとして説明する。
送信信号生成回路42bは、超音波振動子41aへと供給するべき送信信号を生成する。
受信アンプ42cは、超音波振動子41aから出力される受信信号を増幅する。
送受信スイッチ42dは、送信時には送信信号生成回路42bを、また受信時には受信アンプ42cをそれぞれ選択する。
高圧スイッチ42aが選択している振動子ユニット41と送受信スイッチ42dが選択している送信信号生成回路42bまたは受信アンプ42cとは、回路基板に形成されたパターン42fを含んだ伝達経路を介して互いに接続される。
マッチング抵抗42eは、高圧スイッチ42aと送受信スイッチ42dとの間の伝達経路に一端が接続され、他端は接地されている。ただし、マッチング抵抗42eの一端は、送信信号生成回路42bから出力された送信信号を超音波振動子41aまで伝達する経路の任意の箇所に接続されていれば良い。すなわちマッチング抵抗42eは例えば、送信信号生成回路42bと送受信スイッチ42dとを接続する信号線に接続されても良い。また、複数のマッチング抵抗42eを、高圧スイッチ42aと各振動子ユニット41とを接続する信号線のそれぞれに送受信ユニット21の内部にて接続しても良い。なおマッチング抵抗42eの抵抗値は、伝送線路であるケーブルやプリント板のパターンの特性インピーダンスんじ合わせることが望ましい。一般的には、ケーブルやパターンのインピーダンスは50Ω程度である。この場合には、マッチング抵抗42eの抵抗値を50Ω程度とすることが望ましい。しかしながら、マッチング抵抗42eをケーブルやパターンのインピーダンスの1/2〜2倍程度の抵抗値であっても良い。
制御信号生成部43は、制御プロセッサ26から与えられる制御コマンドに応じて、高圧スイッチ42a、送信信号生成回路42bおよび送受信スイッチ42dのそれぞれを制御する制御信号を生成する。
合成部44は、複数の送受信回路42のそれぞれに設けられた受信アンプ42cがそれぞれ出力する受信信号を合成する。
次に超音波診断装置100の第1の実施形態における動作について説明する。なおここでは、第1の実施形態における特徴的な動作のみについて説明し、周知の動作については説明を省略する。
送信信号生成回路42bは、制御プロセッサ26から指示された周波数、位相および振幅を持った矩形波を送信信号として生成し、出力する。この送信信号は、送信期間において送受信スイッチ42dによって選択されて、高圧スイッチ42aに入力される。高圧スイッチ42aは、接続されている複数の振動子ユニット41のいずれかを制御プロセッサ26からの制御の下に選択しており、この選択している振動子ユニット41へと上記の入力された送信信号を出力する。高圧スイッチ42aにより選択されている振動子ユニット41では、高圧スイッチ42aから出力された送信信号が直列共振コイル41bを通って超音波振動子41aへと供給される。これにより、超音波振動子41aが駆動され、送信信号に応じた超音波が発生される。
このように発生された超音波が被検体200で反射することにより生じた反射波が各超音波振動子41aに到達すると、各超音波振動子41aはこの反射波に応じた受信信号を出力する。高圧スイッチ42aにより選択されている振動子ユニット41の超音波振動子41aが出力した受信信号は、直列共振コイル41bおよび高圧スイッチ42aを介して送受信スイッチ42dに入力される。この受信信号は、受信期間において送受信スイッチ42dにより選択される受信アンプ42cに入力される。そして受信信号は、受信アンプ42cで増幅された後に、合成部44に入力される。合成部44には、複数の送受信回路42のそれぞれから受信信号が入力される。合成部44は、これらの複数の受信信号を合成する。この合成は具体的には例えば、各チャネルの受信信号に受信指向性を決定するのに必要な遅延を個別に与え、その後に加算することにより行われる。
さて、上記のような動作の中で、送信信号に含まれる高調波成分の周波数が直列共振コイル41bの共振周波数から大きく外れることがある。この場合、マッチング抵抗42eがダンピング負荷として機能し、直列共振コイル41bと高調波成分とのミスマッチングが緩和される。この結果、高圧スイッチ42aからの出力信号に生じるリンギング波形の振幅が良くされることになる。
図3は送信信号生成回路42bが出力する送信信号の波形の一例を示す図である。図4はマッチング抵抗42eが存在しない場合における高圧スイッチ42aからの出力信号の波形の一例を示す図である。図5は第1の実施形態における高圧スイッチ42aからの出力信号の波形の一例を示す図である。なお、マッチング抵抗42eの抵抗値は50Ωに設定している。
送信信号が図3に示すような20Vppの矩形波であるとき、マッチング抵抗42eが存在しない場合には、高圧スイッチ42aからの出力信号には図4に示すような大きなリンギングが発生する。そしてこの場合の高圧スイッチ42aからの出力信号の振幅は41Vppに増大している。しかしながら、第1の実施形態の超音波診断装置100では、マッチング抵抗42eの働きにより、高圧スイッチ42aからの出力信号に生じるリンギングは、図5に示すように図4よりも小さく抑えられる。そしてこの場合の高圧スイッチ42aからの出力信号の振幅は26Vppであった。つまり、リンギングによる送信振幅の増大率は、従来は205%であったのに対して、第1の実施形態の超音波診断装置100では130%に抑えられる。
さて、高圧スイッチ42aとして半導体スイッチを使用する場合、現状における耐圧は例えば200Vpp程度である。リンギングを生じた状態での送信信号の振幅を200Vpp以下に抑えるための送信信号生成回路42bからの出力段階での送信信号の振幅は、従来は約97Vpp以下に制限する必要があったが、第1の実施形態の超音波診断装置100では約153Vppまで許容される。つまり、第1の実施形態の超音波診断装置100では、送信信号生成回路42bが生成する送信信号の最大振幅(以下、最大送信振幅と称する)を従来に比べて約5割も向上できる。
(第2の実施形態)
ところで、前述の第1の実施形態における送受信ユニット21の構造であると、マッチング抵抗42eが受信時における負荷として機能し、受信信号の振幅が低下してしまう。第2の実施形態における超音波診断装置100は、上記の不具合への対策を講じたものである。
図6は超音波診断装置100の第2の実施形態における特徴的な構成を示す図である。なお、図1および図2と同一部分には同一符号を付し、その詳細な説明は省略する。
図6に示すように第2の実施形態において、送受信ユニット21は合成部44、複数の送受信回路45および制御信号生成部46を備える。すなわち第2の実施形態における送受信ユニット21は、第1の実施形態における送受信回路42および制御信号生成部43に代えて送受信回路45および制御信号生成部46を備える。
送受信回路45は、高圧スイッチ42a、送信信号生成回路42b、受信アンプ42c、送受信スイッチ(TRSW)42d、マッチング抵抗42eおよび送信スイッチ(TXSW)45aを備える。すなわち送受信回路45は、送受信回路42に送信スイッチ45aを付加して構成される。
送信スイッチ45aは、マッチング抵抗42eに直列接続されている。送信スイッチ45aは、制御信号生成部46から与えられる制御信号によってオン/オフされる。送信スイッチ45aとしては、例えば半導体の高圧スイッチを利用できる。
制御信号生成部46は、制御プロセッサ26から与えられる制御コマンドに応じて、高圧スイッチ42a、送信信号生成回路42b、送受信スイッチ42dおよび送信スイッチ45aのそれぞれを制御する制御信号を生成する。
さらに第2の実施形態における超音波診断装置100では、送信期間にはオンとなり、かつ受診期間にはオフとなるように送信スイッチ45aを制御する機能を制御プロセッサ26が備える。
以上のような第2の実施形態における超音波診断装置100では、基本的には第1の実施形態における超音波診断装置100と同様に動作する。
しかしながら制御プロセッサ26は、送信期間の開始タイミングにおいて送信スイッチ45aをオンとする制御コマンドを制御信号生成部46に与える。そうすると制御信号生成部46は、送信スイッチ45aに与える制御信号をオンを示す状態とする。これに応じて送信スイッチ45aはオンとなる。送信スイッチ45aがオンであれば、マッチング抵抗42eは送信スイッチ45aを介して接地され、電気的に有効となる。従って、第1の実施形態で説明したようにマッチング抵抗42eが機能する。
一方で制御プロセッサ26は、受信期間の開始タイミングにおいて送信スイッチ45aをオフとする制御コマンドを制御信号生成部46に与える。そうすると制御信号生成部46は、送信スイッチ45aに与える制御信号をオフを示す状態とする。これに応じて送信スイッチ45aはオフとなる。送信スイッチ45aがオフであると、マッチング抵抗42eは送信スイッチ45aを介して接地されず、電気的に無効となる。従って、マッチング抵抗42eの作用により受信信号の振幅が低下することはない。
(第3の実施形態)
図7は超音波診断装置100の第3の実施形態における特徴的な構成を示す図である。なお、図1および図2と同一部分には同一符号を付し、その詳細な説明は省略する。
図7に示すように第3の実施形態において、送受信ユニット21は制御信号生成部43、合成部44および複数の送受信回路47を備える。すなわち第3の実施形態における送受信ユニット21は、第1の実施形態における送受信回路42に代えて送受信回路47を備える。
送受信回路47は、高圧スイッチ42a、送信信号生成回路42b、受信アンプ42c、送受信スイッチ(TRSW)42d、マッチング抵抗42eおよびダイオードスイッチ47aを備える。すなわち送受信回路47は、送受信回路42にダイオードスイッチ47aを付加して構成される。
ダイオードスイッチ47aは、マッチング抵抗42eに直列接続されている。ダイオードスイッチ47aは、送受信スイッチ42dから高圧スイッチ42aへと送られる送信信号の信号振幅によりオンするが、高圧スイッチ42aから送受信スイッチ42dへと送られる受信信号の信号振幅ではオンしないようにその特性が設定される。なお、高圧スイッチ42aと送受信スイッチ42dとの間を伝達される際には、送信信号の信号振幅が受信信号の信号振幅に比べて大幅に大きい。
かくして、送信期間にはダイオードスイッチ47aがオンとなってマッチング抵抗42eが電気的に有効とされる。しかし受信期間にはダイオードスイッチ47aがオフとなってマッチング抵抗42eが電気的に無効とされる。従ってこの第3の実施形態においても、第2の実施形態と同様な効果が達成される。この上、マッチング抵抗42eの有効/無効を制御プロセッサ26によって制御する手間が省かれる。
(第4の実施形態)
ところで、前述の第1の実施形態における送受信ユニット21の構造であると、マッチング抵抗42eが送信信号中の基本波成分に対しても負荷として働き、基本波成分の振幅が低下してしまう。
図8はマッチング抵抗42eが存在しない場合における超音波振動子41aへの入力信号の基本波成分の波形の一例を示す図である。図9は第1の実施形態における超音波振動子41aへの入力信号の基本波成分の波形の一例を示す図である。なお、マッチング抵抗42eの抵抗値は50Ωに設定している。
8および図9から明らかなように、78.6Vppとなるはずである振幅がマッチング抵抗42eの存在により68.7Vppへと約13%低下している。なお、この基本波成分の振幅の低下率よりもリンギングの抑制による最大送信振幅の向上率のほうが大幅に上回っているから、第1の実施形態でも全体としては超音波送信強度を向上できる。しかしながら、上記のような基本波成分の振幅の低下を抑えることにより、超音波送信強度をさらに向上することが可能となる。
第4の実施形態における超音波診断装置100は、上記の事情を考慮するものである。
図10は超音波診断装置100の第4の実施形態における特徴的な構成を示す図である。なお、図1および図2と同一部分には同一符号を付し、その詳細な説明は省略する。
図10に示すように第4の実施形態において、送受信ユニット21は制御信号生成部43、合成部44および複数の送受信回路48を備える。すなわち第4の実施形態における送受信ユニット21は、第1の実施形態における送受信回路42に代えて送受信回路48を備える。
送受信回路48は、高圧スイッチ42a、送信信号生成回路42b、受信アンプ42c、送受信スイッチ(TRSW)42d、マッチング抵抗42eおよびコンデンサ48aを備える。すなわち送受信回路48は、送受信回路42にコンデンサ48aを付加して構成される。
コンデンサ48aは、マッチング抵抗42eに直列接続されている。これにより第4の実施形態においては、マッチング抵抗42eとコンデンサ48aとの直列回路によるダンピング負荷が送受信ユニット21に設けられている。コンデンサ48aの静電容量は、送信信号の基本波成分に対する影響が小さく、かつ高調波成分を抑制できるような周波数特性をダンピング負荷が持つように設定される。
図11は図8に示した波形と第4の実施形態における超音波振動子41aへの入力信号の基本波成分の波形とを重ねて表した図である。
図11からダンピング負荷が付加されていることによる基本波成分の振幅低下がほとんど生じていないことが明らかである。
かくして第4の実施形態における超音波診断装置100によれば、第1の実施形態と同様の効果が達成できる上に、送信信号の基本波成分の振幅低下も抑えることが可能である。この結果、第1の実施形態よりもさらに、超音波送信強度の向上を図ることが可能となる。
(第5の実施形態)
図12は超音波診断装置100の第5の実施形態における特徴的な構成を示す図である。なお、図1および図2と同一部分には同一符号を付し、その詳細な説明は省略する。
図12に示すように第5の実施形態において、送受信ユニット21は合成部44、複数の送受信回路49および制御信号生成部50を備える。すなわち第5の実施形態における送受信ユニット21は、第1の実施形態における送受信回路42および制御信号生成部43に代えて送受信回路49および制御信号生成部50を備える。
送受信回路49は、高圧スイッチ42a、送信信号生成回路42b、受信アンプ42c、送受信スイッチ(TRSW)42d、マッチング抵抗42e、コンデンサ49a,49b,49c,49dおよび選択スイッチ49eを備える。すなわち送受信回路49は、送受信回路42にコンデンサ49a,49b,49c,49dおよび選択スイッチ49eを付加して構成される。
コンデンサ49a,49b,49c,49dはそれぞれ、一端がマッチング抵抗42eの一端に接続されている。コンデンサ49a,49b,49c,49dのそれぞれの他端は、選択スイッチ49eに接続されている。コンデンサ49a,49b,49c,49dは、それぞれ静電容量が異なる。
選択スイッチ49eは、制御信号生成部46から与えられる制御信号に応じてコンデンサ49a,49b,49c,49dのいずれか1つを選択し、その選択したコンデンサのみの端部を接地する。
制御信号生成部50は、制御プロセッサ26から与えられる制御コマンドに応じて、高圧スイッチ42a、送信信号生成回路42b、送受信スイッチ42dおよび選択スイッチ49eのそれぞれを制御する制御信号を生成する。
さらに第5の実施形態における超音波診断装置100では、メインユニット11に接続されている超音波プローブ12の種類に応じた選択状態を形成するように選択スイッチ49eを制御する機能を制御プロセッサ26が備える。
かくして第5の実施形態における超音波診断装置100では、マッチング抵抗42eと選択スイッチ49eにより選択されたコンデンサとの直列回路としてダンピング負荷が形成される。コンデンサ49a,49b,49c,49dはそれぞれ静電容量が異なるから、選択スイッチ49eでの選択状況によってダンピング負荷が持つ周波数特性が変更される。
さて、超音波プローブ12としては複数種類のものが任意に接続され得るが、超音波プローブ12はその種類によって直列共振コイル41bの共振周波数が異なる場合がある。そこで制御プロセッサ26は、接続されている超音波プローブ12の種類に応じた適正な周波数特性を持ったダンピング負荷が形成されるように選択スイッチ49eを制御する。
かくして第5の実施形態における超音波診断装置100によれば、第1の実施形態と同様な効果が達成できる上に、直列共振コイル41bの共振周波数がそれぞれ異なる複数種類の超音波プローブ12のいずれが接続される場合であっても、ダンピング負荷の影響による基本波成分の振幅低下を小さく抑えることが可能である。
なお、ここでは4つのコンデンサ49a,49b,49c,49dを備えているが、このコンデンサの数はメインユニット11に接続され得る超音波プローブの種類数に応じて変化するのであり、2つまたは3つ、さらには5つ以上のコンデンサが設けられても良い。
(第6の実施形態)
図13は超音波診断装置100の第6の実施形態における特徴的な構成を示す図である。なお、図1および図2と同一部分には同一符号を付し、その詳細な説明は省略する。
図13に示すように第6の実施形態において、超音波プローブ12は複数の振動子ユニット51を備え、送受信ユニット21は制御信号生成部43、合成部44および複数の送受信回路52を備える。すなわち第6の実施形態における超音波プローブ12は第1の実施形態における振動子ユニット41に代えて振動子ユニット51を備え、第6の実施形態における送受信ユニット21は第1の実施形態における送受信回路42に代えて送受信回路52を備える。
振動子ユニット51は、超音波振動子41a、直列共振コイル41b、マッチング抵抗51aおよびコンデンサ51bを備える。すなわち振動子ユニット51は、振動子ユニット41にマッチング抵抗51aおよびコンデンサ51bを負荷して構成される。
マッチング抵抗51aは、その一端が直列共振コイル41bの一端に接続され、他端がコンデンサ51bの一端に接続されている。ただし、マッチング抵抗51aの一端は、送受信ユニット21から出力された送信信号を超音波振動子41aまで伝達する経路の任意の箇所に接続されていれば良い。すなわちマッチング抵抗51aは例えば、超音波振動子41aと直列共振コイル41bとの間の信号線に接続されても良い。
コンデンサ51bは、マッチング抵抗51aが接続されているのと反対側の一端が接地されている。かくしてコンデンサ48aは、マッチング抵抗51aに直列接続されている。これにより第6の実施形態においては、マッチング抵抗51aとコンデンサ51bとの直列回路によるダンピング負荷が超音波プローブ12に設けられている。コンデンサ51bの静電容量は、送信信号の基本波成分に対する影響が小さく、かつ高調波成分を抑制できるような周波数特性をダンピング負荷が持つように設定される。
送受信回路52は、高圧スイッチ42a、送信信号生成回路42b、受信アンプ42cおよび送受信スイッチ42dを備える。すなわち送受信回路52は、第1の実施形態における送受信回路42からマッチング抵抗42eを省略して構成される。
以上のように第6の実施形態における超音波診断装置100は、マッチング抵抗およびコンデンサからなるダンピング負荷を第4実施形態のように送受信ユニット21に設けるのではなく、超音波プローブ12に設けている。
かくして第6の実施形態における超音波診断装置100においても第4の実施形態と同様な効果が達成できる上に、コンデンサ51bは直列共振コイル41bの共振周波数に応じた適正な値に設定しておくことができるためにダンピング負荷の影響による基本波成分の振幅低下を小さく抑えることが可能である。
この実施形態は、次のような種々の変形実施が可能である。
第2または第3の実施形態において、送信および受信のいずれもが行われない期間には、ダンピング負荷を有効としておいても良いし、無効としておいても良い。
第4乃至第6の実施形態に対して第2または第3の実施形態を組み合わせても良い。すなわち、第4乃至第6の実施形態におけるダンピング負荷を受信期間には無効化する構成としても良い。
なお、本発明は上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施形態にわたる構成要素を適宜組み合わせてもよい。
11…メインユニット、12…送受信ユニット、12…超音波プローブ、13…入力装置、14…モニタ、21…送受信ユニット、22…モード処理ユニット、23…ドプラ処理ユニット、24…画像生成回路、25…画像メモリ、26…制御プロセッサ、27…内部記憶装置、28…ソフトウェア格納部、29…画像解析部、30…インタフェース部、41…振動子ユニット、41a…超音波振動子、41b…直列共振コイル、42…送受信回路、42a…高圧スイッチ、42b…送信信号生成回路、42c…受信アンプ、42d…送受信スイッチ、42e…マッチング抵抗、43…制御信号生成部、44…合成部、45…送受信回路、45a…送信スイッチ、46…制御信号生成部、47…送受信回路、47a…ダイオードスイッチ、48…送受信回路、48a…コンデンサ、49…送受信回路、49a,49b,49c,49d…コンデンサ、49e…選択スイッチ、50…制御信号生成部、51…振動子ユニット、51a…マッチング抵抗、51b…コンデンサ、52…送受信回路。

Claims (10)

  1. 複数の超音波振動子を備え、この複数の超音波振動子のうちの少なくとも一部から送信される超音波の被検体内での反射の様子に基づいて前記被検体内に関する画像を生成する超音波診断装置において、
    前記超音波を送信させるために前記超音波振動子に供給するための送信信号を生成する生成手段と、
    前記複数の超音波振動子のうちの一部を選択し、この選択した超音波振動子に前記生成手段により生成された送信信号を供給する選択手段と、
    前記選択手段から前記超音波振動子へと供給される前記送信信号が通過するように配置された複数の共振コイルと、
    前記生成手段から前記超音波振動子までの前記送信信号の伝達経路に一端が接続されるとともに他端が接地された1つまたは複数のダンピング負荷とを具備することを特徴とする超音波診断装置。
  2. 前記ダンピング負荷は、抵抗器であることを特徴とする請求項1に記載の超音波診断装置。
  3. 前記ダンピング負荷は、抵抗器とコンデンサとを直列接続して構成されることを特徴とする請求項1に記載の超音波診断装置。
  4. 前記生成手段および前記選択手段を備えたメインユニットと、このメインユニットとは別体であり、かつ前記超音波振動子、前記共振コイルおよび前記ダンピング負荷を備えた超音波プローブとから構成されることを特徴とする請求項3に記載の超音波診断装置。
  5. 前記複数の超音波振動子は前記超音波の送信と前記被検体内での反射波の受信とを時分割で行うこととし、
    前記反射波の受信を行うべき期間には前記ダンピング負荷を無効化する無効化手段をさらに備えることを特徴とする請求項1乃至請求項4にいずれか一項に記載の超音波診断装置。
  6. 前記無効化手段は、
    前記ダンピング負荷と前記伝達経路との電気的接続をオン/オフするスイッチ手段と、
    前記反射波を受信すべき期間には前記スイッチ手段をオフする制御手段とを具備することを特徴とする請求項5に記載の超音波診断装置。
  7. 前記無効化手段は、前記ダンピング負荷に直列に接続され、前記送信信号が前記伝達経路を伝達される際にはオンし、前記反射波を受信して前記超音波振動子が出力する受信信号が前記伝達経路を伝達される際にはオフするダイオードスイッチを含むことを特徴とする請求項6に記載の超音波診断装置。
  8. 前記ダンピング抵抗は、
    抵抗器と、
    静電容量がそれぞれ異なる複数のコンデンサと、
    前記複数のコンデンサを選択的に前記抵抗器に直列接続するスイッチ手段とを具備することを特徴とする請求項1に記載の超音波診断装置。
  9. 超音波の被検体内での反射の様子に基づいて前記被検体内に関する画像を生成する超音波診断装置を、前記超音波を送信させるための送信信号を生成する生成手段と、複数の伝達経路の一部を選択し、この選択した伝達経路に前記生成手段により生成された送信信号を出力する選択手段とを具備したメインユニットとともに構成する超音波プローブにおいて、
    前記複数の伝達経路にそれぞれ介挿された複数の共振コイルと、
    前記複数の伝達経路のそれぞれに接続され、当該接続された伝達経路を介して供給される前記送信信号に応じて前記超音波を送信する複数の超音波振動子と、
    前記複数の伝達経路のそれぞれに一端が接続されるとともに他端が接地された複数のダンピング負荷とを具備することを特徴とする超音波プローブ。
  10. 前記ダンピング負荷は、抵抗器とコンデンサとを直列接続して構成されることを特徴とする請求項9に記載の超音波プローブ。
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