JP2011097176A - 画像処理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】第1装置本体と、第1装置本体に対して開閉される第2装置本体との間に設けられる被覆電線に不具合が生じ難い画像処理装置を提供する。
【解決手段】画像処理装置10において、第1装置本体20と第2装置本体11との間には、第1処理部41と第2処理部42とを電気的に接続する被覆電線7と、第2装置本体11が閉鎖状態に変位する際には屈曲する一方、第2装置本体11が開放状態に変位する際には展開するリンク機構100が設けられている。リンク機構100は、回動軸R0から離反する位置において、展開時に第2装置本体11を第1装置本体20に対して開放状態に支持可能に構成されている。被覆電線7は、第2装置本体11が閉鎖状態から開放状態まで変位することを可能にするたるみ7A、7Bを有してリンク機構100内に隠蔽状態で収納されている。
【選択図】図6

Description

本発明は画像処理装置に関するものである。
特許文献1に従来の画像処理装置の例が開示されている。この画像処理装置は、第1装置本体と、第1装置本体との間に設けられる回動軸周りで回動することにより、第1装置本体に対して閉鎖状態と開放状態とに変位可能に構成された第2装置本体とを備える。
第1装置本体には、画像形成部や画像読取部等が設けられている。また、第1装置本体において、第2装置本体が閉鎖状態に変位する際には閉鎖され、第2装置本体が開放状態に変位する際には開放される面は、シートが載置される載置面とされている。載置面は透明板材の外面により構成されている。画像読取部は、その透明板材の内面側に配設されており、載置面に載置されたシートの画像を読み取るようになっている。一方、第2装置本体には、閉鎖状態において複数枚のシートを1枚ずつ載置面に搬送するシート搬送機構が設けられている。
回動軸は第1装置本体の背面側に位置しており、その近傍には下方に向かって凹む凹部が設けられている。
第1装置本体の背面側と第2装置本体の背面側との間において、回動軸の近傍には、画像形成部や画像読取部等と、シート搬送機構等とを電気的に接続する被覆電線が設けられている。被覆電線は、「Z」字状に折り曲げられた状態で凹部内に収納されている。この凹部により、被覆電線の露出を防止して、被覆電線に異物が引っ掛かって破損する不具合を生じ難くしている。
特開2001−197232号公報
しかし、上記従来の画像処理装置において、被覆電線には、以下に具体例を挙げるように、異物の引っ掛かりによる破損以外の不具合が生じる場合があり、そのような不具合も生じ難くすることが求められている。
すなわち、上記従来の画像処理装置では、厚みのある書籍を載置面に載置して第2装置本体を閉鎖状態にすると、第2装置本体の背面側が持ち上がる。そうすると、被覆電線の「Z」字状に折り曲げられた部位が変形しながら追従するが、この際、被覆電線の一部が凹部内に収納されなくなって、外部に露出する場合がある。このため、被覆電線が静電気放電を受け易くなる。その結果、被覆電線により伝達される信号が乱れて制御不良や画像の処理品質の低下等が生じたり、被覆電線と接続される回路上の精密電子部品の損傷等が生じたりするおそれがある。
また、上記従来の画像処理装置では、第1装置本体及び第2装置本体の背面側に電磁波ノイズの発生源である電源回路やモータ等が設けられる場合が多いことから、被覆電線が電磁波ノイズの発生源の近傍に位置し易い。このため、被覆電線が電磁波ノイズの影響を受け易くなる。その結果、信号が乱れて制御不良や画像の処理品質の低下等が生じるおそれがある。
本発明は、上記従来の実情に鑑みてなされたものであって、第1装置本体と、第1装置本体に対して開閉される第2装置本体との間に設けられる被覆電線に不具合が生じ難い画像処理装置を提供することを目的とする。
本発明の画像処理装置は、各種シートに対して第1処理を行う第1処理部を有する第1装置本体と、
前記第1装置本体との間に設けられる回動軸周りで回動することにより、前記第1装置本体に対して閉鎖状態と開放状態とに変位可能に構成され、前記シートに対して第2処理を行う第2処理部を有する第2装置本体とを備え、
前記第1装置本体と前記第2装置本体との間には、前記第1処理部と前記第2処理部とを電気的に接続する少なくとも1本の被覆電線が設けられている画像処理装置であって、
前記第1装置本体と前記第2装置本体との間において、前記回動軸から離反する位置には、前記第2装置本体が前記閉鎖状態に変位する際には屈曲する一方、前記第2装置本体が前記開放状態に変位する際には展開するリンク機構が設けられ、
前記リンク機構は、展開時に前記第2装置本体を前記第1装置本体に対して前記開放状態に支持可能に構成され、
前記被覆電線は、前記第2装置本体が前記閉鎖状態から前記開放状態まで変位することを可能にするたるみを有して前記リンク機構内に隠蔽状態で収納されていることを特徴とする(請求項1)。
本発明の画像処理装置では、上記構成であるリンク機構内に、被覆電線が隠蔽状態で収納されている。そして、第2装置本体の開閉時にリンク機構が展開又は屈曲しても、被覆電線が外部に露出することがない。このため、上記従来技術と比較して、被覆電線に異物が接触して破損する不具合が生じ難い。また、被覆電線が静電気放電を受け難いので、被覆電線により伝達される信号が乱れ難くなる。その結果、制御不良や画像の処理品質の低下等が生じ難くなるとともに、被覆電線と接続される回路上の精密電子部品の損傷等も生じ難い。
さらに、被覆電線を収納するリンク機構は回動軸から離反する位置に設けられている。このため、上記従来技術と比較して、被覆電線が電磁波ノイズの発生源の近傍に位置し難いので、被覆電線が電磁波ノイズの影響を受け難くなる。その結果、制御不良や画像の処理品質の低下等が生じ難い。
また、リンク機構の展開又は屈曲に伴って、リンク機構内の被覆電線が引っ張られそうになっても、上記たるみにより被覆電線がリンク機構の変位に容易に追従できる。このため、被覆電線に引張力が作用し難くなり、被覆電線の破損を防止できる。
したがって、本発明の画像処理装置は、第1装置本体と、第1装置本体に対して開閉される第2装置本体との間に設けられる被覆電線に不具合が生じ難い。
さらに、リンク機構は、展開時に第2装置本体を開放状態に支持する支持部材を兼ねるので、部品点数削減と省スペース化を実現できる。また、回動軸の近傍に被覆電線を配設する上記従来技術と比較して、被覆電線のレイアウトの自由度が向上する。
本発明の画像処理装置において、第2装置本体は第1装置本体に対して上下動可能に構成され、リンク機構は、第2装置本体の上下動に追従可能に構成されていることが望ましい(請求項2)。
この構成によれば、第2装置本体は回動軸周りの回動だけでなく、第1装置本体に対する上下動も可能となる。この際、第2装置本体の上下動に追従して、リンク機構が展開又は屈曲するが、被覆電線はリンク機構内に隠蔽状態で収納されているとともに、上記たるみによってリンク機構の変位に容易に追従できる。このため、第2装置本体が上下動しても、被覆電線に上記各種の不具合が生じ難い。その結果、第2装置本体が各種シートの一例である1枚のシートから厚みのある書籍まで幅広く追従できるので、各種シートに対して第1処理及び第2処理を良好に実施できる。
本発明の画像処理装置において、リンク機構は、第1部材と第2部材とカバー部材とを有することが望ましい。そして、第1部材は、剛体によって形成され、第1装置本体との間に設けられる第1軸周りで第1装置本体に対して回動可能に構成されていることが望ましい。また、第2部材は、剛体によって形成され、第2装置本体との間に第1軸と平行に設けられた第2軸周りで第2装置本体に対して回動可能、かつ、第1部材との間に第1軸と平行に設けられた第3軸周りで第1部材に対して回動可能に構成されていることが望ましい。さらに、カバー部材は、第1部材と第2部材との間に設けられ、第1部材と第2部材との境界から被覆電線を隠蔽するように構成されていることが望ましい(請求項3)。この構成によれば、リンク機構の簡素化や部品点数の削減により、製造コストの低廉化が図れる。
本発明の画像処理装置において、カバー部材は、第1部材又は第2部材との間に第1軸と平行に設けられた第4軸周りで第1部材及び第2部材に対して回動可能な剛体によって形成されていることが望ましい(請求項4)。カバー部材が可撓性を有する場合、異物がカバー部材を変形させるほど強く接触すると、異物が変形したカバー部材を介して被覆電線に接触してしまうおそれがある。この点、剛体であるカバー部材を採用することにより、被覆電線に異物が接触することを確実に防止できる。
本発明の画像処理装置において、カバー部材と、第1部材及び第2部材の少なくとも一方との間には、カバー部材の姿勢を規制する規制部が設けられていることが望ましい(請求項5)。この構成によれば、規制部が剛体であるカバー部材の姿勢を規制して、被覆電線を確実に隠蔽するので、被覆電線に上記各種の不具合が確実に生じ難い。
本発明の画像処理装置において、第1部材及び第2部材の少なくとも一方の内部には、前記たるみを確保しつつ被覆電線を保持するガイド部が設けられていることが望ましい(請求項6)。この構成によれば、第2装置本体の開閉時、ガイド部により確保されたたるみが変形するので、被覆電線の他の部分(たるみ以外の部分)が捻れたり、屈曲したりして、破損することを抑制できる。
本発明の画像処理装置において、被覆電線は、複数本の被覆電線が帯状に一体化されたフレキシブルフラットケーブルであり、回動軸と、第1軸、第2軸及び第3軸と、フレキシブルフラットケーブルの幅方向とが平行であることが望ましい(請求項7)。この構成によれば、リンク機構の断面形状を扁平化でき、ひいては装置の小型化を実現できる。また、フレキシブルフラットケーブルがリンク機構内で変形する際に捻れ難くなるので、フレキシブルフラットケーブルが破損することを抑制できる。
本発明の画像処理装置において、リンク機構は、第2装置本体が開放状態から閉鎖状態へと急激に変位することを抑制する緩衝部材を有することが望ましい(請求項8)。上記従来技術では、装置の破損やユーザの怪我等を抑制するため、回動軸の近傍に緩衝部材を設けるのが一般的であり、設計の自由度が低かった。この点、リンク機構が緩衝部材を有する上記構成によれば、第2装置本体が開放状態から閉鎖状態に変位する際、リンク機構側で、急激に第2装置本体が閉じることを防止できるので、怪我を防止できるとともに、設計の自由度が向上する。
本発明の画像処理装置において、第1装置本体は、第2装置本体が閉鎖状態に変位する際には閉鎖される一方、第2装置本体が開放状態に変位する際には開放されて、シートが載置される載置面を有し、載置面は透明板材の外面により構成されていることが望ましい。そして、第1処理部は、透明板材の内面側に配置されて、載置面に載置されたシートの第1面の画像を読み取る第1読取部を有し、第2処理部は、閉鎖状態において、複数枚のシートを1枚ずつ載置面に搬送するシート搬送機構を有することが望ましい(請求項9)。この構成によれば、シートを載置面に載置するために、頻繁に第2装置本体が開閉されるので、本発明の作用効果を確実に享受できる。
上記の場合において、第2処理部は、シート搬送機構に搬送されるシートにおける第1面とは反対側の面である第2面の画像を読み取る第2読取部を有することが望ましい(請求項10)。この構成によれば、第1、2読取部によりシートの両面読取が可能となるが、第2装置本体側で読み取った画像データを第1装置本体側に伝達するための多数本の被覆電線がさらに必要となる。この場合でも、リンク機構内に多数本の被覆電線を容易に収納できるので、被覆電線に上記各種の不具合が生じ難いとともに、被覆電線のレイアウトの自由度が向上する。
実施例の画像処理装置の斜視図である(第2装置本体が閉鎖状態。)。 実施例の画像処理装置の上面図である。 実施例の画像処理装置の斜視図である(第2装置本体が開放状態。)。 実施例の画像処理装置の内部構成を示すブロック図である。 実施例の画像処理装置に係り、図2のV−V断面を示す断面図である。 実施例の画像処理装置の左側面図(部分断面図)である(第2装置本体が閉鎖状態。)。 図6のVII−VII断面を示す要部拡大断面図である。 屈曲時のリンク機構の要部拡大側面図である。 屈曲時のリンク機構の要部拡大断面図である。 実施例の画像処理装置の左側面図(部分断面図)である(第2装置本体が開放状態。)。 展開時のリンク機構の要部拡大側面図である。 展開時のリンク機構の要部拡大断面図である。 実施例の画像処理装置の左側面図(部分断面図)である(第2装置本体が閉鎖状態、かつ第2装置本体の回動軸側が上昇した状態。)。
以下、本発明を具体化した実施例を図面を参照しつつ説明する。
(実施例)
図1に示すように、実施例の画像処理装置10は、シート上の画像を読み取って電子データ化する機能や、その読み取った電子データを外部に送信するデータ送信機能(例えば、FAX機能。)等の周知の画像処理機能を備えるものである。図1では、画像処理装置10の操作パネル3側を装置の前側と規定し、操作パネル3の反対側を装置の後側(背面側)と規定する。また、装置を前側から見た場合に左手に来る側(操作パネル3に向かって左側)を左側と規定し、その反対側を右側と規定して、前後、左右及び上下の各方向を表示する。そして、図2〜図13に示す各方向は、全て図1に示す各方向に対応させて表示する。以下、図1等に基づいて、画像処理装置10が備える各構成要素について説明する。
1.画像処理装置の概略構成
図1〜図4に示すように、画像処理装置10は、画像処理装置本体20と、自動原稿搬送装置(ADF:Auto Document Feeder。以下、単に「ADF」と呼ぶ。)11とにより構成されている。
図1及び図2に示すように、ADF11は、画像処理装置本体20の上面を覆うように配設されている。図3に示すように、画像処理装置本体20の背面側の上端縁と、ADF11の背面側の下端縁との間には、1対のヒンジ部材49R、49Lが左右方向に間隔を有して配設されている。ADF11は、このヒンジ部材49R、49Lにより、画像処理装置本体20に対して左右方向を向く回動軸R0周りで回動する。そして、ADF11の前部を上方に持ち上げる操作、又はその逆の操作を行うことにより、画像処理装置本体20に対して、ADF11を図1に示す「閉鎖状態」と、図3に示す「開放状態」とに変位させることが可能となっている。ADF11が「開放状態」となっている場合、画像処理装置本体20の上面が開放される。
なお、図2及び図3に示すように、画像処理装置本体20とADF11との間には、詳細を後述するリンク機構100が設けられている。リンク機構100は、図2に示すように、ADF11が「閉鎖状態」に変位する際には屈曲する一方、図3に示すように、ADF11が「開放状態」に変位する際には展開するようになっている。また、図13を示して後述する通り、ヒンジ部材49R、49Lは、画像処理装置本体20に対して上下動が許容されており、これにより、ADF11の背面側も画像処理装置本体20に対して上下動可能となっている。
2.画像処理装置本体
図1に示すように、画像処理装置本体20の前面側には操作パネル3が設けられている。操作パネル3は、ユーザからの入力を受け付けたり、画像処理装置10の処理状況等を表示する。また、図4のブロック図に示すように、画像処理装置本体20の内部には、ADF11や操作パネル3等を制御する制御部201、各構成要素の給電する電源部202及びLAN回線や公衆電話回線を介して外部と通信する通信部203等が設けられている。なお、電源部202から電磁ノイズが発生する場合があるため、電源部202は、電磁ノイズをある程度遮蔽する対策が施された上で、画像処理装置本体20の背面側に配設されることが多い。
図3及び図5に示すように、画像処理装置本体20の上面側には、コンタクトガラス22が設けられている。コンタクトガラス22は、左側の固定読取用ガラス79と、右側の移動読取用ガラス80とに二分割されており、双方の間に後述する原稿離反部材81が設けられている。コンタクトガラス22(固定読取用ガラス79及び移動読取用ガラス80)の外面(上を向く面)は、各種シート(例えば、用紙、OHPシート、書籍。)が載置される載置面22Aとされている。
画像処理装置本体20は、本発明の「第1装置本体」の一例である。図5に示すように、画像処理装置本体20は、載置面22Aに載置される各種シートの画像読取処理を行う第1処理部41を備えている。第1処理部41は、操作パネル3、制御部201、電源部202、通信部203、コンタクトガラス22及びイメージセンサ25(本発明の「第1読取部」の一例。)等により構成されている。
2.1.第1読取部
画像処理装置本体20の内部において、コンタクトガラス22の下方には、イメージセンサ25が設けられている。イメージセンサ25としては、CIS(Contact Image Sensor)やCCD(Charge Coupled Device)等の周知の画像読取センサが採用される。画像処理装置本体20の筐体の内側側面には、左右方向に延在するスライド軸78が固定されている。イメージセンサ25は、スライド軸78にスライド自在に支持されており、図4に示すイメージセンサ駆動部204(例えば、プーリー・ベルト機構。)に駆動されることにより、スライド軸78に沿って左右方向にスライドする。
ユーザが移動読取用ガラス80上に1枚のシートや書籍を載置して、それらの表面の画像読取を行おうとする場合、すなわち、ADF11の自動原稿搬送機能を使用しない場合、イメージセンサ25は、移動読取用ガラス80の下方左側から下方右側に移動しつつ、上記シートや書籍の表面に形成された画像を読み取る。そして、イメージセンサ25が読み取った画像は、制御部201に伝達されて電子データ化される。
3.ADF
図1〜図3及び図5に示すように、ADF11は、複数枚のシートが積層された状態で載置される供給トレイ12と、シートが排出される排出トレイ14とを備えている。供給トレイ12及び排出トレイ14は、上下方向に二段に配設されている。
図4及び図5に示すように、ADF11は、供給トレイ12に載置された複数枚のシート9を1枚ずつ連続して取り出して搬送経路16に沿って自動的に搬送し、排出トレイ14へ排出するシート搬送機構42(本発明の「第2処理部」の一例。)を備える。また、ADF11は、搬送経路16の途中でシート9の第2面9B(シート9が供給トレイ12に載置された状態において、下方を向く面)に対して画像読取処理を行うイメージセンサ24(本発明の「第2読取部」の一例。)を備える。
3.1.シート搬送機構
シート搬送機構42において、搬送経路16は、供給トレイ12から左方向へ延びる第1搬送路26と、第1搬送路26に連続し、円弧状に下方へ向かって湾曲する湾曲搬送路27と、湾曲搬送路27に連続し、排出トレイ14へ向けて右上方向に延びる第2搬送路28とにより構成されている。
シート搬送機構42は、本体フレーム30と、アッパーガイド34と、アンダーガイド36とにより構成されるベース部材と、アッパーガイド34の左側部分を上方から覆う上部カバー32とを備えている。本体フレーム30は、ADF11の底面及び側面を構成する箱状体である。アッパーガイド34は、第1搬送路26を下方から区画しつつ、供給トレイ12から、後述する主ローラ64の上方まで延在する板状体である。アンダーガイド36は、第2搬送路28を上方から区画しつつ、後述する主ローラ64の下方から、後述する排出ユニット70近傍まで延在する板状体である。
上部カバー32の左端部は、本体フレーム30の左端部に揺動可能に支持されている。図示は省略するが、上部カバー32の右端部を上方に持ち上げることにより、第1搬送路26の上方を開放して、シート詰まり等の不具合対応を実施可能となっている。
上部カバー32の内側には、複数本の補強リブ131、132が設けられている。各補強リブ131、132は、上部カバー32を閉じた状態において、下方に向かって突出しているとともに、右側端部から左側端部まで、すなわち、第1搬送路26及び湾曲搬送路27に沿って延在している。上部カバー32の各補強リブ131、132と、アッパーガイド34との間に第1搬送路26が形成される。すなわち、上部カバー32の各補強リブ131、132は、第1搬送路26のガイド面を構成している。
本体フレーム30の左端部及び上部カバー32の各補強リブ131、132の左端部と、アッパーガイド34の左端部及びアンダーガイド36の左端部との間には、後述する主ローラ64が配設されている。本体フレーム30の左端部及び上部カバー32の各補強リブ131、132の左端部と、主ローラ64との間に湾曲搬送路27が形成されている。すなわち、本体フレーム30の左端部及び上部カバー32の各補強リブ131、132の左端部と、主ローラ64の外周面とは、湾曲搬送路27のガイド面を構成している。
本体フレーム30とアンダーガイド36との間には、第2搬送路28が形成されている。すなわち、アンダーガイド36は、第2搬送路28のガイド面を構成している。図3及び図5に示すように、ADF11の下面31には、開口84が設けられている。開口84は、第2搬送路28のうち湾曲搬送路27との境界部分に位置している。この開口84を介して、第2搬送路28のうち湾曲搬送路27との境界部分は、ADF11の下面31に露出している。
湾曲搬送路27から第2搬送路28へと搬送されるシートは、開口84を介して、固定読取用ガラス79上を通過する。この際、固定読取用ガラス79と移動読取用ガラス80との間に設けられた原稿離反部材81は、固定読取用ガラス79に接しつつ搬送されるシートを固定読取用ガラス79からすくい上げて、第2搬送路28に確実に案内するようになっている。
また、シート搬送機構42は、図5に示すように、以下に詳述する供給ユニット50と、搬送ユニット60と、排出ユニット70とを備えている。
3.1.1.供給ユニット
供給ユニット50は、第1搬送路26の上流側(供給トレイ12側)に設けられ、供給トレイ12に載置された複数枚のシート9を上から順番に1枚つづ取り出して、第1搬送路26の下流側に搬送するものである。供給ユニット50は、アッパーガイド34の上方(第1搬送路26の上流側)に設けられた吸入ローラ52と、分離ローラ54と、分離パッド57を有している。
分離ローラ54は、本体フレーム30に前端及び後端が回転可能に支持された第1回転軸56の中央に設けられている。第1回転軸56は、電動モータや多数のギヤからなる駆動源99(図2及び図4に示す。)に駆動されて所定の回転方向(図5において時計まわり)に回転する。それに伴って、分離ローラ54も第1回転軸56と一体回転する。なお、駆動源99を構成する電動モータ等から電磁ノイズが発生する場合があるため、駆動源99は、電磁ノイズをある程度遮蔽する対策が施された上で、ADF11の背面側に配設されることが多い。
第1回転軸56には、ホルダ58が揺動可能に支持されている。ホルダ58は、分離ローラ54を囲いつつ第1搬送路26の上流側(供給トレイ12側)に延在しており、その延在する部位において、吸入ローラ52を回動可能に支持している。吸入ローラ52は、ホルダ58内部に配設された図示しないギヤ群を介して第1回転軸56と連結されている。これにより、第1回転軸56が回転すると、分離ローラ54のみならず、吸入ローラ52も時計回りに回転する。それに伴って、ホルダ58は、吸入ローラ52を下方のアッパーガイド34に向かって押し下げるように揺動する。
第1搬送路26を挟んで分離ローラ54と反対側には、分離パッド57が配設されている。分離パッド57は、分離ローラ54の外周面に対して、下方から圧接されるようになっている。分離パッド57は、典型的にはコルク片からなり、分離パッド57の上方を通過するシートの第2面9Bと摺接して、シートに対して大きな摩擦力を発揮する。
吸入ローラ52は、供給トレイ12に載置された複数枚のシートの第1面9Aに当接しつつ回転して、シートに搬送力を付与する。分離ローラ54は、吸入ローラ52により搬送されるシートの第1面9Aに当接しつつ回転することにより、シートに搬送力を付与する。この際、分離ローラ54と分離パッド57との間を複数枚のシートが通過しようとすると、分離パッド57の摩擦力により、分離ローラ54と接している最上方のシートのみが分離されて第1搬送路26の下流側に搬送される。
3.1.2.搬送ユニット
搬送ユニット60は、供給ユニット50により供給トレイ12から1枚ずつ取り出されるシートを第1搬送路26、湾曲搬送路27及び第2搬送路28に沿って搬送するものである。搬送ユニット60は、アッパーガイド34の上方において分離ローラ54より左側(第1搬送路26の途中において分離ローラ54よりも下流側)に設けられた搬送ローラ61と、湾曲搬送路27に設けられた主ローラ64と、ピンチローラ62、63、65とを有している。
搬送ローラ61は、本体フレーム30に自己の前端及び後端が回転可能に支持された第2回転軸66の中央に設けられている。第2回転軸66は、第1回転軸56と同様に、駆動源99に駆動されて所定の回転方向(図5において時計まわり)に回転する。それに伴って、搬送ローラ61も第2回転軸66と一体回転する。
第1搬送路26を挟んで搬送ローラ61と反対側には、ピンチローラ65が配設されている。分離ローラ54により搬送されるシートは、搬送ローラ61及びピンチローラ65によりニップされる。そして、搬送ローラ61は、第1搬送路26に沿って搬送されるシートの第1面9Aに当接しつつ回転することにより、シートに搬送力を付与する。
主ローラ64は、本体フレーム30に自己の前端及び後端が回転可能に支持された第3回転軸67に設けられている。第3回転軸67は、第1、2回転軸56、66と同様に、駆動源99に駆動されて所定の回転方向(図5において反時計まわり)に回転する。それに伴って、主ローラ64も第3回転軸67と一体回転する。
湾曲搬送路27を挟んで主ローラ64と反対側には、ピンチローラ62、63が配設されている。搬送ローラ61により搬送されるシートは、湾曲搬送路27の上流側で、主ローラ64及びピンチローラ62によりニップされ、さらに、湾曲搬送路27の下流側で、主ローラ64及びピンチローラ63によりニップされる。そして、主ローラ64は、湾曲搬送路27に沿って搬送されるシートの第2面9Bに当接しつつ回転することにより、シートに搬送力を付与して、第2搬送路28の下流側に送り出す。
3.1.3.排出ユニット
排出ユニット70は、搬送ユニット60により第2搬送路28に沿って搬送されるシートを排出トレイ14に排出するものである。排出ユニット70は、アンダーガイド36の右側端部(第2搬送路28の最下流側)に設けられた排出ローラ72及びピンチローラ74を備えている。排出ローラ72は、本体フレーム30に自己の前端及び後端が回転可能に支持された第4回転軸71に設けられている。第4回転軸71は、第1、2、3回転軸56、66、67と同様に、駆動源99に駆動されて所定の回転方向(図5において反時計まわり)に回転する。それに伴って、排出ローラ72も第4回転軸71と一体回転する。そして、第2搬送路28に沿って送られたシートは、排出ローラ72及びピンチローラ74によりニップされ、排出トレイ14に排出される。
3.2.第2読取部
第2読取部としてのイメージセンサ24は、上述のイメージセンサ25の同様に、CISやCCD等の周知の画像読取センサが採用される。イメージセンサ24は、アッパーガイド34の左側部に上面を露出させた状態で埋設されている。すなわち、イメージセンサ24は、第1搬送路26の途中において、搬送ローラ61よりも下流側、かつ、主ローラ64よりも上流側に配設されており、第1搬送路26を搬送されるシートの第2面9Bがイメージセンサ24の上面側を通過するようになっている。
第1搬送路26を挟んで、イメージセンサ24と反対側には、白部材76が設けられている。白部材76は、コイルバネにより、イメージセンサ24側へ弾性的に付勢されている。第1搬送路26に沿って搬送されるシートは、白部材76により、イメージセンサ24側に押し付けられながら、イメージセンサ24の上面側を通過する。これにより、イメージセンサ24は、シートの第2面9Bに形成された画像を読み取る。そして、イメージセンサ24が読み取った画像は、図4に示すように、ADF11と画像処理装置本体20との間に設けられたフレキシブルフラットケーブル7(詳細は後述する。)を介して、制御部201に伝達されて電子データ化される。
3.3.ADF動作時における第1読取部
第1読取部としてのイメージセンサ25は、ADF11が動作する際に所定の画像読取位置18に移動して停止する。この状態では、イメージセンサ25の上面側は、開口84を介して第2搬送路28に臨む。搬送ユニット60により搬送されるシートは、開口84を介して固定読取用ガラス79の画像読取位置18に到達し、この際、シートの第1面9Aがイメージセンサ25の上面側を通過するようになっている。その後、そのシートは原稿離反部材81により固定読取用ガラス79からすくい上げられる。
第2搬送路28を挟んで、画像読取位置18で待機するイメージセンサ25と反対側には、白部材82が設けられている。白部材82は、コイルバネにより、画像読取位置18で待機するイメージセンサ25側へ弾性的に付勢されている。第2搬送路28に沿って搬送されるシートは、白部材82により、イメージセンサ25側に押し付けられながら、イメージセンサ25の上面側を通過する。これにより、イメージセンサ25は、シートの第1面9Aに形成された画像を読み取る。そして、イメージセンサ25が読み取った画像は、制御部201に伝達されて電子データ化される。
3.4.ADFの自動原稿読み取り動作
図5に示すように、ユーザが1枚又は複数枚のシート9を供給トレイ12上に載置し、シートの先端部を供給ユニット50に挿入する。そして、ユーザが操作パネル3を操作して、ADF11による自動原稿読み取り処理の開始を入力すると、制御部201は、ADF11を制御して自動原稿読み取り処理を開始する。そうすると、供給トレイ12上のシートは、1枚ずつ取り出されて、搬送経路16に沿って搬送される。その途中の第1搬送路26で、第2面9Bに形成された画像がイメージセンサ24により読み取られる。このシートは、さらに搬送経路16に沿って送られ、湾曲搬送路27を通過する際に表裏反転される。そして、シートの第1面9Aに形成された画像がイメージセンサ25によって読み取られる。その後、このシートは、第2搬送路28で第1面9Aを下にして排出トレイ14上に排出される。この一連の動作は、供給トレイ12上のシートがなくなるまで、自動的に繰り返される。
4.フレキシブルフラットケーブル
図4、図6及び図7に示すように、画像処理装置本体20とADF11との間には、第1処理部41と、シート搬送機構42とを電気的に接続するフレキシブルフラットケーブル7(本発明の「被覆電線」の一例。)が設けられている。本実施例では、フレキシブルフラットケーブル7は、12本の細い被覆電線が帯状に一体化されたものであり、幅が約13mm、厚みが約1.1mm程度である。図4に示すように、フレキシブルフラットケーブル7を構成する各被覆電線の一端側は、それぞれ第1処理部41を構成する制御部201等に電気的に接続されている。また、各被覆電線の他端側は、シート搬送機構42を構成するイメージセンサ24、駆動源99及び搬送されるシートの位置を検出するセンサ(図示しない)等に接続されている。特に本実施例では、ADF11にもイメージセンサ24を設けているので、フレキシブルフラットケーブル7を構成する被覆電線の本数が多くなっている。このようなフレキシブルフラットケーブル7は、ねじり、引っ張り又は異物の接触等により破損し易く、静電気放電や電磁波ノイズ(例えば、電源部202や駆動源99から漏れる電磁波ノイズ。)の影響を受け易い。このため、フレキシブルフラットケーブル7は、以下に詳述するリンク機構100内に隠蔽状態で収納されている。
5.リンク機構
図6及び図7に示すように、リンク機構100は、第1部材110と第2部材120とカバー部材130とを有している。なお、図6及び図7は、ADF11が「閉鎖状態」に変位するのに伴って屈曲した状態のリンク機構100を図示しており、この屈曲した状態を基準として以下の説明を行う。
5.1.第1部材
第1部材110は、長尺な角パイプ形状の剛体である。図示は省略するが、第1部材110は、熱可塑性樹脂の射出成形品である略「I」字断面部材と、略「C」字断面部材とが嵌め合わされてなる。
第1部材110は、画像処理装置本体20の左端部上面から下方に向けて凹設された第1収容室20A内に収容されている。第1収容室20Aは、画像処理装置本体20の左側前端部から後方に向かって細長く延在している。第1収容室20Aの後端は、回動軸R0に対して充分な間隔を有している。
第1部材110の前端部における両側面上方には、幅方向(左右方向)外側に向けて突出する1対の第1軸部111が一体成形されている。一方、第1部材110の後端部は、第1収容室20Aの後端近くまで延在している。
図7に示すように、第1軸部111は、第1収容室20Aの内側面に形成された凹部20Bに嵌め込まれている。第1軸部111及び凹部20Bにより、第1部材110は、画像処理装置本体20との間に設けられ、左右方向を向く第1軸R1周りで画像処理装置本体20に対して回動可能となっている。
5.2.第2部材
図6及び図7に示すように、第2部材120は、第1部材110と同様に、長尺な角パイプ形状の剛体である。図示は省略するが、第2部材120も、熱可塑性樹脂の射出成形品である略「I」字断面部材と、略「C」字断面部材とが嵌め合わされてなる。
第2部材120は、ADF11の左端部下面から上方に向けて凹設された第2収容室11A内に収容されている。第2収容室11Aは、ADF11の左側前端部から後方に向かって細長く延在している。第2収容室11Aの後端は、回動軸R0に対して充分な間隔を有している。
第2部材120の前端部における両側面下方には、幅方向(左右方向)外側に向けて突出する1対の第2軸部121が一体成形されている。一方、第2部材120の後端部は、第2収容室11Aの後端近くまで延在している。
図7に示すように、第2軸部121は、第2収容室11Aの内側面に形成された凹部11Bに嵌め込まれている。第2軸部121及び凹部11Bにより、第2部材120は、ADF11との間に設けられ、左右方向を向く第2軸R2周りでADF11に対して回動可能となっている。
図8及び図9に示すように、第1部材110及び第2部材120は、前後方向に水平に延びており、第2部材120が第1部材110に対して上方に位置している。第1部材120の後端部には上方に膨出する第1膨出部112が形成されている。第1膨出部112には、左右方向を向く第3軸穴113が貫設されている。一方、第2部材120の後端部には下方に膨出する第2膨出部122が形成されている。第2膨出部122には、左右方向を向く第3軸部123が凸設されている。第3軸部123は、第3軸穴113に内挿されている。第3軸穴113及び第3軸部123により、第2部材120は、第1部材110との間に設けられ、左右方向を向く第3軸R3周りで第1部材110に対して回動可能となっている。
5.3.カバー部材
図8及び図9に示すように、カバー部材130は、上下方向から見て、略「C」字断面形状の剛体であり、熱可塑性樹脂の射出成形品からなる。カバー部材130は、第1部材110の後端部と第2部材120の後端部とを後方から覆う状態で、第1部材110と第2部材120との間に設けられている。カバー部材130の上部には、第2部材120の後端部上方を覆う上側遮蔽部131が一体成形されている。また、カバー部材130の下部には、第2部材120の後端部下方を覆う下側遮蔽部132が一体成形されている。
図8(カバー部材130の左側面のみ図示する。紙面奥側に位置するカバー部材130の右側面も同様である。)に示すように、カバー部材130の左右両側面の前端側下方には、1対の第4軸穴134が貫設されている。そして、カバー部材130の左右両側面の前端側において各第4軸穴134より上方には、上下方向に細長い長穴形状の規制穴135が貫設されている。
一方、第1部材110の後端部における両側面下方には、幅方向(左右方向)外側に突出する1対の第4軸部114が凸設されている。第4軸部114は、第4軸穴134に内挿されている。第4軸部114及び第4軸穴134により、カバー部材130は、第1部材110との間に設けられ、左右方向を向く第4軸R4周りで第1部材110及び第2部材120に対して回動可能となっている。
また、第2部材120の後端部における両側面上方には、幅方向(左右方向)外側に突出する1対の規制軸部125が凸設されている。規制軸部125は、規制穴135に内挿されており、規制穴135の長手方向にスライド可能とされている。規制穴135及び規制軸部125(本発明の「規制部」の一例。)により、第2部材120が第3軸R3周りで第1部材110に対して回動する際、カバー部材130が第1部材110の後端部と第2部材220の後端部との境界を常に覆うように、カバー部材130の姿勢が規制される。
図10〜図12に、第2部材120が第3軸R3周りで第1部材110に対して回動した状態、すなわち、リンク機構100が展開した状態を示す。図11に示すように、規制軸部125が規制穴135の長手方向(第4軸部114側)にスライドすることにより、カバー部材130は、互いに対面する第1部材110の後端部と第2部材220の後端部との境界を後方から覆うように姿勢を変化させる。
5.4.リンク機構内におけるフレキシブルフラットケーブルの収納状態
図6に示すように、フレキシブルフラットケーブル7は、画像処理装置本体20の内部から第1収容室20Aの前端部下方に導かれた後、第1部材110の前端部から第1部材110内に挿通されている。そして、フレキシブルフラットケーブル7は、第1部材110の後端部と、カバー部材130との間を通過して、U字状にカーブした後、第2部材120の後端部から第2部材120内に挿通されている。さらに、フレキシブルフラットケーブル7は、第1部材110の前端部から第2収容室11Aの前端部上方を介して、ADF11の内部に導かれている。この際、図7に一例を示すように、フレキシブルフラットケーブル7は、その幅方向を常に左右方向に向けた状態で折れ曲がっている。すなわち、図3及び図7に示すように、回動軸R0と、第1軸R1、第2軸R2、第3軸R3及び第4軸R4と、フレキシブルフラットケーブル7の幅方向とが平行となっている。こうすることで、第1部材110及び第2部材120の断面形状を扁平化でき、ひいては装置の小型化を実現できる。また、フレキシブルフラットケーブル7がリンク機構100内で変形する際に捻れ難くなり、フレキシブルフラットケーブル7が破損することを抑制できる。
図9に示すように、第1部材110の後端側内部には、右側内壁面の上方から左側内壁面(紙面手間側)の上方に向けて、左右方向に突出する4本の扁平角柱状のリブ119A、119B、119C、119Dが一体成形されている。また、第2部材120の後端側内部には、右側内壁面の下方から左側内壁面(紙面手間側)の下方に向けて、左右方向に突出する4本の扁平角柱状のリブ129A、129B、129C、129Dが一体成形されている。リブ119A〜119D、129A〜129Dは、本発明の「ガイド部」の一例である。
第1部材110内に挿通されたフレキシブルフラットケーブル7は、第1部材110の上部内壁面に沿って後方に延びた後、リブ119Aに沿って、下方に折れ曲がる。次に、上方に折れ曲がって、リブ119Bとリブ119Cとの間を通過した後、第1部材110の前方に向けて折れ曲がる。そして、第1部材110の上部内壁面と、リブ119Dとの間を通過した後、下方に向けてU字状に大きく湾曲して、第1部材110の後端部とカバー部材130との間を通過し、第2部材120の後端部に延びている。フレキシブルフラットケーブル7において、第1部材110側でU字状に大きく湾曲する部位がたるみ7Aである。リブ119A〜119Dは、たるみ7Aの一端側を位置決めしつつ保持している。
第1部材110の後端部とカバー部材130との間を通過し、第2部材120の後端部に延びたフレキシブルフラットケーブル7は、第2部材120の上部内壁面に沿って前方に延びた後、下方に向けてU字状に大きく湾曲している。次に、第2部材120内の下部内壁面と、リブ129D、129Cとの間を前方から後方に向けて通過する。そして、上方に折れ曲がって、リブ129Cとリブ129Bとの間を通過した後、リブ129Aに沿って下方に折れ曲がり、さらに、第2部材120の下部内壁面に沿って前方に延びている。フレキシブルフラットケーブル7において、第2部材120側でU字状に大きく湾曲する部位がたるみ7Bである。リブ129A〜129Dは、たるみ7Bの一端側を位置決めしつつ保持している。
5.5.緩衝部材
図6及び図7に示すように、第1部材110と第1収容室20Aとの間には、ねじりコイルバネ150(本発明の「緩衝部材」の一例。)が配設されている。ねじりコイルバネ150の円形部は、左側の第1軸部111に外挿されている。図6に示すように、ねじりコイルバネ150の一端は、第1部材110の左側面に係合され、ねじりコイルバネ150の他端は、第1収容室20Aの底面に当接されている。これにより、ねじりコイルバネ150は、第1部材110を起き上がせるように付勢している。
5.6.リンク機構の展開動作
上記構成であるリンク機構100は、図10〜図12に示すように、ADF11が「開放状態」に変位する際、以下のようにして、フレキシブルフラットケーブル7を隠蔽しつつ展開する。
すなわち、ユーザが図6に示す「閉鎖状態」のADF11の前部を上方に持ち上げると、ADF11は、画像処理装置本体20に対して回動軸R0周りで回動して、図10に示すように、「開放状態」に変位する。この際、第1部材110が第1軸R1周りで画像処理装置本体20に対して回動し、第2部材120が第2軸R2周りでADF11に対して回動する。また、第3軸R3周りで回動可能に連結された第1部材110と第2部材120とが互いに平行な状態(角度0°)から、互いに反対方向を向く状態(角度180°)まで開く。そして、ねじりコイルバネ150が第1部材110を起き上がせるように付勢しているので、リンク機構100は展開状態が保持されて、つっかい棒のようにADF11を支持する。
この間、図12に示すように、フレキシブルフラットケーブル7は、リブ119A〜119D、129A〜129Dによりたるみ7A、7Bの一端側が常に保持されている。このため、リンク機構100が展開するのに伴って、フレキシブルフラットケーブル7にさらにたるみが生じても、たるみ7A、7Bがそれぞれ第1部材110及び第2部材120の内部で移動して、リンク機構100の展開に伴うたるみを吸収する。これにより、第1部材110の後端部と第2部材120の後端部との境界からフレキシブルフラットケーブル7がはみ出さない。また、フレキシブルフラットケーブル7が捻れたり、屈曲して破損する不具合が生じ難い。この際、カバー部材130が姿勢を変化させて、第1部材110の後端部と第2部材220の後端部との境界を常に後方から覆うので、フレキシブルフラットケーブル7を確実に隠蔽できる。
一方、ADF11が「閉鎖状態」に変位する際は、上記の逆となる。すなわち、説明を簡略するが、リンク機構100の展開に伴う上記たるみは、リンク機構100が屈曲する際に減少する。そうすると、たるみ7A、7Bがそれぞれ第1部材110及び第2部材120の内部で元の位置まで復帰する。これにより、フレキシブルフラットケーブル7におけるたるみ7A、7B以外の部位に引っ張り力が作用し難く、捻れたり、屈曲して破損する不具合が生じ難い。この際、第1部材110の後端部と第2部材220の後端部とが離反して双方の境界が拡大するが、カバー部材130が姿勢を変化させて、第1部材110の後端部と第2部材220の後端部とを常に後方から覆うので、フレキシブルフラットケーブル7を確実に隠蔽できる。
また、ねじりコイルバネ150が第1部材110を起き上がせるように付勢しているので、ADF11が「開放状態」から「閉鎖状態」へと急激に変位することを抑制できる。。リンク機構100を有しない上記従来技術では、回動軸の近傍に緩衝部材を設けるのが一般的であり、設計の自由度が低いのに対して、リンク機構100がねじりコイルバネ150等の緩衝部材を有する上記構成によれば、設計の自由度が向上する。
なお、図13に示すように、ヒンジ部材49R、49Lは、下方に延びる軸部49Aを有しており、画像処理装置本体20の背面側上部から下方に向かって凹設された穴部20Cに上下動可能に内挿されている。これにより、ヒンジ部材49R、49Lは、画像処理装置本体20に対して上下動が許容されている。このため、載置面22Aに厚みのある書籍9Cを載置して、ADF11を「閉鎖状態」に変位させると、ADF11の背面側が画像処理装置本体20に対して上方に変位して、ADF11の下面31が書籍9Cの上面に倣うようになっている。
この際、ADF11の上昇に追従して、リンク機構100が少し展開した状態となるが、リンク機構100内に隠蔽状態で収納されたフレキシブルフラットケーブル7は、上記たるみ7A、7Bによってリンク機構100の変位に容易に追従できる。このため、ADF11が上下動しても、フレキシブルフラットケーブル7に上記各種の不具合が生じ難くなっている。その結果、ADF11が1枚のシートから厚みのある書籍まで幅広く追従できるので、各種シートに対する画像読取処理を良好に実施できる。
<作用効果>
実施例の画像処理装置10では、上記構成であるリンク機構100内に、フレキシブルフラットケーブル7が隠蔽状態で収納されている。そして、ADF11の開閉時にリンク機構100が展開又は屈曲しても、フレキシブルフラットケーブル7が外部に露出することがない。このため、上記従来技術と比較して、フレキシブルフラットケーブル7に異物が接触して破損する不具合が生じ難い。また、フレキシブルフラットケーブル7が静電気放電を受け難いので、フレキシブルフラットケーブル7により伝達される信号が乱れ難くなる。その結果、制御不良や画像読取処理の品質低下等が生じ難くなるとともに、フレキシブルフラットケーブル7と接続される回路上の精密電子部品の損傷等も生じ難い。
さらに、フレキシブルフラットケーブル7を収納するリンク機構100は回動軸R0から離反する位置に設けられている。このため、上記従来技術と比較して、フレキシブルフラットケーブル7が電磁波ノイズの発生源(例えば、電源部202や駆動源99)の近傍に位置し難いので、フレキシブルフラットケーブル7が電磁波ノイズの影響を受け難くなる。その結果、制御不良や画像読取処理の品質低下等が生じ難い。
また、リンク機構100の展開又は屈曲に伴って、リンク機構100内のフレキシブルフラットケーブル7が引っ張られそうになっても、上記たるみ7A、7Bによりフレキシブルフラットケーブル7がリンク機構100の変位に容易に追従できる。このため、フレキシブルフラットケーブル7に引張力が作用し難くなり、フレキシブルフラットケーブル7の破損を防止できる。特に、この画像処理装置10では、載置面22Aにシートを載置してその画像を読み取る際に、頻繁にADF11を「閉鎖状態」又は「開放状態」に変位させるので、フレキシブルフラットケーブル7の破損防止の効果を確実に享受できる。
したがって、実施例の画像処理装置10は、画像処理装置本体20と、画像処理装置本体20に対して開閉されるADF11との間に設けられるフレキシブルフラットケーブル7に不具合が生じ難い。
さらに、リンク機構100は展開時にADF11を開放状態に支持する支持部材を兼ねるので、部品点数削減と省スペース化を実現できる。また、回動軸の近傍に被覆電線を配設しなければならない上記従来技術と比較して、フレキシブルフラットケーブル7のレイアウトの自由度が向上する。
また、この画像処理装置10によれば、リンク機構100が上述の第1部材110と第2部材120とカバー部材130とを有する構成により、リンク機構100の簡素化や部品点数の削減を実現しており、製造コストの低廉化が図れる。
さらに、この画像処理装置10によれば、剛体であるカバー部材130を採用することにより、カバー部材が可撓性を有する場合(例えば、蛇腹構造のカバー部材。)と比較して、フレキシブルフラットケーブル7に異物が接触することを確実に防止できる。
また、この画像処理装置10によれば、規制穴135及び規制軸部125が剛体であるカバー部材130の姿勢を規制して、フレキシブルフラットケーブル7を確実に隠蔽するので、フレキシブルフラットケーブル7に上記各種の不具合が確実に生じ難い。
以上において、本発明を実施例に即して説明したが、本発明は上記実施例に制限されるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更して適用できる。
例えば、リンク機構は、2部材や3部材に限定されない。また、カバー部材は蛇腹等の可撓性部材でもよい。
また、本実施例では説明の簡略化のため、「緩衝部材」の一例として第1部材110側に1個のねじりコイルバネ150を配設しているが、これに限定されるものではない。例えば、第2部材120側にねじりコイルバネ150を配設してもよいし、第1部材110及び第2部材120の両方にねじりコイルバネ150を配設してもよい。また、ねじりコイルバネ150の代わりに、ガスダンパやエラストマー等を採用してもよい。
さらに、複数本のフレキシブルフラットケーブル7を厚み方向に積層した状態でリンク機構100内に収納することにより、リンク機構100を拡幅することなく、第1装置本体と前記第2装置本体との間により多くの被覆電線を設けることができる。
本発明は画像処理装置に利用可能である。
10…画像処理装置、9…シート、9A…シートの第1面、9B…シートの第2面
20…第1装置本体(画像処理装置本体)、11…第2装置本体(ADF)
41…第1処理部、42…第2処理部(シート搬送機構)
7…被覆電線(フレキシブルフラットケーブル)、7A、7B…たるみ
100…リンク機構、110…第1部材、120…第2部材、130…カバー部材
R0…回動軸、R1…第1軸、R2…第2軸、R3…第3軸、R4…第4軸
135、125…規制部(135…規制穴、125…規制軸部)
150…緩衝部材(ねじりコイルバネ)
119A〜119D、129A〜129D…ガイド部
22…透明板材(コンタクトガラス)、22A…載置面
25…第1読取部(イメージセンサ)、24…第2読取部(イメージセンサ)

Claims (10)

  1. 各種シートに対して第1処理を行う第1処理部を有する第1装置本体と、
    前記第1装置本体との間に設けられる回動軸周りで回動することにより、前記第1装置本体に対して閉鎖状態と開放状態とに変位可能に構成され、前記シートに対して第2処理を行う第2処理部を有する第2装置本体とを備え、
    前記第1装置本体と前記第2装置本体との間には、前記第1処理部と前記第2処理部とを電気的に接続する少なくとも1本の被覆電線が設けられている画像処理装置であって、
    前記第1装置本体と前記第2装置本体との間において、前記回動軸から離反する位置には、前記第2装置本体が前記閉鎖状態に変位する際には屈曲する一方、前記第2装置本体が前記開放状態に変位する際には展開するリンク機構が設けられ、
    前記リンク機構は、展開時に前記第2装置本体を前記第1装置本体に対して前記開放状態に支持可能に構成され、
    前記被覆電線は、前記第2装置本体が前記閉鎖状態から前記開放状態まで変位することを可能にするたるみを有して前記リンク機構内に隠蔽状態で収納されていることを特徴とする画像処理装置。
  2. 前記第2装置本体は前記第1装置本体に対して上下動可能に構成され、
    前記リンク機構は、前記第2装置本体の上下動に追従可能に構成されている請求項1記載の画像処理装置。
  3. 前記リンク機構は、第1部材と第2部材とカバー部材とを有し、
    前記第1部材は、剛体によって形成され、前記第1装置本体との間に設けられる第1軸周りで前記第1装置本体に対して回動可能に構成され、
    前記第2部材は、剛体によって形成され、前記第2装置本体との間に前記第1軸と平行に設けられた第2軸周りで前記第2装置本体に対して回動可能、かつ、前記第1部材との間に前記第1軸と平行に設けられた第3軸周りで前記第1部材に対して回動可能に構成され、
    前記カバー部材は、前記第1部材と前記第2部材との間に設けられ、前記第1部材と前記第2部材との境界から前記被覆電線を隠蔽するように構成されている請求項1又は2記載の画像処理装置。
  4. 前記カバー部材は、前記第1部材又は前記第2部材との間に前記第1軸と平行に設けられた第4軸周りで前記第1部材及び前記第2部材に対して回動可能な剛体によって形成されている請求項3記載の画像処理装置。
  5. 前記カバー部材と、前記第1部材及び前記第2部材の少なくとも一方との間には、前記カバー部材の姿勢を規制する規制部が設けられている請求項4記載の画像処理装置。
  6. 前記第1部材及び前記第2部材の少なくとも一方の内部には、前記たるみを確保しつつ前記被覆電線を保持するガイド部が設けられている請求項3乃至5のいずれか1項記載の画像処理装置。
  7. 前記被覆電線は、複数本の被覆電線が帯状に一体化されたフレキシブルフラットケーブルであり、
    前記回動軸と、前記第1軸、前記第2軸及び前記第3軸と、前記フレキシブルフラットケーブルの幅方向とが平行である請求項3乃至6のいずれか1項記載の画像処理装置。
  8. 前記リンク機構は、前記第2装置本体が前記開放状態から前記閉鎖状態へと急激に変位することを抑制する緩衝部材を有する請求項1乃至7のいずれか1項記載の画像処理装置。
  9. 前記第1装置本体は、前記第2装置本体が前記閉鎖状態に変位する際には閉鎖される一方、前記第2装置本体が前記開放状態に変位する際には開放されて、前記シートが載置される載置面を有し、
    前記載置面は透明板材の外面により構成され、
    前記第1処理部は、前記透明板材の内面側に配置されて、前記載置面に載置された前記シートの第1面の画像を読み取る第1読取部を有し、
    前記第2処理部は、前記閉鎖状態において、複数枚の前記シートを1枚ずつ前記載置面に搬送するシート搬送機構を有する請求項1乃至8のいずれか1項記載の画像処理装置。
  10. 前記第2処理部は、前記シート搬送機構に搬送される前記シートにおける前記第1面とは反対側の面である第2面の画像を読み取る第2読取部を有する請求項9記載の画像処理装置。
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