JP2011096694A - モールド除去方法およびモールド除去装置 - Google Patents

モールド除去方法およびモールド除去装置 Download PDF

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Abstract

【課題】ICチップにダメージを与えないで最小厚さまでモールドを高速かつ精緻に、簡素な装置構成で除去できるモールド除去方法およびモールド除去装置を提供する。
【解決手段】モールドの除去条件を設定する工程と、レーザ光の出射位置にICチップを設置する工程と、モールド部材の高さ位置方向の位置合わせを行い、計測用レーザを出射して該モールド部材のXおよびY方向座標位置の反射/散乱光量を測定し、測定値を記憶する測定工程と、前記モールドの除去条件を満たすか判断する工程と、前記モールドの除去条件を満たしている場合はモールドの除去条件に応じて設定した加工条件でレーザ仕上げ加工を行う仕上加工工程と、前記モールドの除去条件を満たしていない場合は前記記憶したXおよびY方向座標位置の測定値に応じて設定した加工条件でレーザ一次加工を行い、前記レーザ一次加工の完了後に前記測定工程の前に戻る一次加工工程と、を備える。
【選択図】図9

Description

本発明は、ICモールド等の被加工部材を覆っているモールドの厚さを計測してモールドを除去し、ICを露出に近い状態までに加工するためのモールド除去方法およびモールド除去装置に関する。
トランジスタ、ダイオード、抵抗、キャパシタなどの数多くの超小型素子を一つの基板上に一体的に作り込み、相互に電気的に接続または絶縁して作成したIC(Integrated Circuit)の故障解析をすることが行われている。半導体チップは、ICパッケージにおいて樹脂等のモールドで封止されている。このように、ICパッケージの
半導体チップに形成された集積回路に動作不良があったときには、原因の解析や回路修正を行うために半導体チップを封止している樹脂を除去して半導体チップを露出させることが求められている。
このため、従来において、ICパッケージを開封する方法として、ICパッケージの半導体チップを封止している樹脂モールドに硝酸などの作用媒体を吹き付けることにより樹脂を除去している(以下「従来技術1」という。たとえば、特許文献1参照。)。また、ドライエッチング等が用いられている(以下「従来技術2」という。たとえば、特許文献2参照。)。
しかしながら、従来技術1の溶液を使用して樹脂モールドを除去してICパッケージを開封する薬液方法では、IC構成素材の腐食、廃液処理や装置腐食の問題、また従来技術2のドライエッチングでは加工速度が遅いという問題がある。さらに、従来技術1及び従来技術2にあっては、樹脂モールドで封止されている半導体チップの位置や設置状態がわからないため、除去工程で半導体チップに損傷を生じさせ、半導体チップを覆っている樹脂を完全にきれいに除去できない等の問題点があった。
従来技術1および従来技術2の問題を解決する手法として、レーザにより樹脂モールドを除去する手法が本出願人により提案されている(以下「従来技術3」という。たとえば、特許文献3参照。)。従来技術3のレーザ加工装置は、従来技術1及び従来技術2の問題を解決することができるが、開発初期ということもあって、レーザ光出射手段から出射された計測用レーザ光の出射光量を測定するための出射光量測定手段を備え、出射光量測定手段で測定される出射光量に基づいて、反射光量測定手段で測定される反射光量を補正する光量補正手段を備えること、および、樹脂モールドで反射される計測用レーザ光の反射光を光学系を介して受光素子に導いて計測するなど、装置が高価なものになるという欠点があった。また、樹脂モールドの残留厚さに関係なく一様な条件で加工するため、加工のスピードおよび精緻さに欠けるという問題もあった。
特開2000−323506号公報 特開2004−179185号公報 特開2008−290117号公報
本発明は従来の問題点を鑑みなされたもので、本発明の目的は、ICチップ表面から100ミクロン以下までの樹脂を残し、ICチップに損傷を与えることなく、ICチップを覆っているモールドを高速で精緻に、さらに、簡素な手段で除去することができるモールド除去方法およびモールド除去装置を提供することにある。
そこで、本発明は、モールドの残留厚さをモニタするとともにモールドの除去条件に応じて一次加工または仕上げ加工のいずれかを選択してレーザ加工することにより、ICチップにダメージを与えないで最小厚さまでモールドを高速かつ精緻に、さらに簡素な装置構成で除去できるモールド除去方法およびモールド除去装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため本発明のモールド除去方法は、第1に、ICチップおよび2次配線と、これらを覆うモールド部材とからなるICパッケージを用意する工程と、
モールドの除去条件を設定する工程と、
レーザ光の出射位置に前記ICチップを設置する工程と、
前記モールド部材の高さ位置方向の位置合わせを行い、計測用レーザを出射して該モールド部材のXおよびY方向座標位置における反射/散乱光量を測定し、該測定値を記憶する測定工程と、
前記測定値が前記モールドの除去条件を満たすか判断する工程と、
前記測定値が前記モールドの除去条件を満たしている場合はモールドの除去条件に応じて設定した加工条件でレーザ仕上げ加工を行う仕上加工工程と、
前記測定値が前記モールドの除去条件を満たしていない場合は前記記憶したXおよびY方向位置における測定値に応じて設定した加工条件でレーザ一次加工を行い、前記レーザ一次加工の完了後に前記測定工程の前に戻る一次加工工程と、
を備えることを特徴としている。
上記「反射/散乱光量」として、たとえば、別に設定した閾値に対しての反射/散乱光量の大小の判定結果を採用することができる。
第1の特徴により、ICチップにダメージを与えないでモールド部材の残留厚さが最小となるまで高速で除去を行うことができる。
また、本発明の除去作業の後に、薬液、ドライエッチングを行う必要がある場合においても、モールド部材の残留厚さが100ミクロン以下まで除去されているため、迅速、かつ、微量の薬液で処理を行うことができる。
さらに、モールドの除去条件を設定し、モールド部材のXおよびY方向の厚さの測定値がモールドの除去条件を満たすか判断して仕上げ加工または一次加工のいずれかを選択させるようにしたことにより、残留モールド厚さに応じた加工を行うことができる。
また、本発明のモールド除去方法は、第2に、第1の特徴において、モールドの除去条件の設定項目として、少なくとも、除去エリア、戻り光量閾値、IC戻り光検知、2次配線検知または追加仕上げのいずれか1つを含むことを特徴としている。
第2の特徴により、無駄のないより合理的なレーザ加工を行うことができる。
また、本発明のモールド除去方法は、第3に、第1または第2の特徴において、モールドの除去条件の設定項目として2次配線検知を含む場合、前記2次配線の検知によりICチップまでのZ方向距離を算出し、これに基づいた加工条件でレーザ仕上げ加工を行うことを特徴としている。
第3の特徴により、2次配線検知を目安としてモールド部材の残留厚さを算出できることから、仕上げ加工の加工条件の設定が容易になる。
また、本発明のモールド除去方法は、第4に、第1ないし第3のいずれかの特徴において、計測用レーザを出射して該モールド部材のXおよびY方向座標位置における反射/散乱光量を測定し、該測定値を記憶する測定工程において、パルス光からなる計測用レーザを連続的に照射し、レーザ照射開始タイミング、パルス周波数および走査速度に基づいてモールド部材のXおよびY方向座標の測定位置を演算し,当該測定位置における反射/散乱光量を記憶することを特徴としている。
すなわち、照射開始からNパルス目のレーザが照射されたときのX方向照射位置=照射開始X座標+(X方向走査速度×N÷パルス周波数)により演算され、照射開始からNパルス目のレーザが照射されたときのY方向照射位置=照射開始Y座標+(Y方向走査速度×N÷パルス周波数)により演算される。
第4の特徴により、モールド部材のXおよびY方向座標の位置におけるモールド部材の残留厚さの測定を連続的、かつ、高速で行うことができる。
また、本発明のモールド除去装置は、ICチップおよび2次配線と、これらを覆うモールド部材とからなるICパッケージをレーザ加工する装置において、加工用レーザ光と前記加工用レーザ光よりも出力の小さな計測用レーザ光とを出射する一のレーザ光出射手段と、モールドの除去条件を設定する除去条件設定手段と、前記ICパッケージのXおよびY方向の所定位置にレーザ光を照射するレーザ走査手段と、Z方向に移動可能に設けられ前記ICパッケージを載置する載置手段と、前記ICパッケージで反射された前記計測用レーザ光の反射光量を測定する受光手段と、前記反射光量に基づいてモールド部材のXおよびY方向座標位置における反射/散乱光量を測定し、該測定値を記憶する測定手段と、前記測定値が前記モールドの除去条件を満たすか判断する判断手段と、前記測定値が前記モールドの除去条件を満たしている場合はモールドの除去条件に応じて設定した加工条件でレーザ仕上げ加工を行わせ、前記測定値が前記モールドの除去条件を満たしていない場合は前記記憶したXおよびY方向位置における測定値に応じて設定した加工条件でレーザ一次加工を行わせ、一次加工完了後に再度モールド部材のXおよびY方向座標位置における反射/散乱光量を測定させるように制御する制御手段を備えることを特徴としている。
上記のモールド除去装置の特徴により、ICチップにダメージを与えないでモールド部材の残留厚さが最小となるまで高速で除去を行うことができる。
また、本発明の除去作業の後に、薬液、ドライエッチングを行う必要がある場合においても、モールド部材の残留厚さが100ミクロン以下まで除去されているため、迅速、かつ、微量の薬液で処理を行うことができる。
さらに、モールドの除去条件を設定し、モールド部材のXおよびY方向座標位置における測定値がモールドの除去条件を満たすか判断して仕上げ加工または一次加工のいずれかを選択させるようにしたことにより、残留モールド厚さに応じた加工を行うことができる。
さらにまた、反射光量を補正する光量補正手段を省き、反射光を光学系を介さずに直接計測するようにしたことにより装置構成を簡素なものとすることができる。
本発明は、以下のような優れた効果を奏する。
(1)ICチップにダメージを与えないでモールド部材の残留厚さが最小となるまで高速で除去を行うことができる。
また、本発明の除去作業の後に、薬液、ドライエッチングを行う必要がある場合においても、モールド部材の残留厚さが100ミクロン以下まで除去されているため、迅速、かつ、微量の薬液で処理を行うことができる。
(2)モールドの除去条件を設定し、モールド部材のXおよびY方向座標位置の測定値がモールドの除去条件を満たすか判断して仕上げ加工または一次加工のいずれかを選択させるようにしたことにより、残留モールド厚さに応じた加工を行うことができる。
(3)モールドの除去条件の設定項目として、少なくとも、除去エリア、戻り光量閾値、IC戻り光検知、2次配線検知または追加仕上げのいずれか1つを含むことにより、無駄のないより合理的なレーザ加工を行うことができる。
(4)2次配線検知を目安としてモールド部材の残留厚さを算出できることから、仕上げ加工の加工条件の設定が容易になる。
(5)レーザ照射開始タイミング、パルス周波数および走査速度に基づいてモールド部材のXおよびY方向の測定位置を演算しながら当該測定位置における反射/散乱光量を記憶することにより、モールド部材のXおよびY方向座標位置におけるモールド部材の残留厚さの測定を連続的、かつ、高速で行うことができる。
(6)反射光量を補正する光量補正手段を省き、反射光を光学系を介さずに直接計測するようにしたことにより装置構成を簡素なものとすることができる。
本発明の実施の形態のレーザ加工装置にパソコンを接続した状態を示す図である。 本発明の実施の形態のレーザ加工装置の概略構成を模式的に示す図である。 他のレーザ加工装置の概略構成を模式的に示す図である。 加工対象物であるワークとして、ICを示したもので、(A)は、レーザ加工前のワークの断面の状態を、(B)は、レーザ加工途中のワークの断面状態を、(C)は、レーザ加工によりプラスチックモールドが開封されたワークの断面状態を示している。 加工対象物であるワークにパルス光からなる計測用レーザを連続的に照射し、プラスチックモールドのXおよびY方向の測定位置を演算しながら厚さを記憶させる状態を示す平面図である。 プラスチックモールドのXおよびY方向の測定位置における厚さを参照しながらレーザ加工する状態を示す平面図である。 YAGレーザ、および、CO2レーザに対する銅、アルミの反射率を示す図である。 図4の(A)、(B)、(C)のそれぞれの状態における計測用レーザ光の反射光量を示すものである。 レーザ加工装置を使用してモールドを除去する工程を説明するフローチャートである。
本発明に係るモールド除去方法およびモールド除去装置を実施するための形態を図面を参照しながら詳細に説明するが、本発明はこれに限定されて解釈されるものではなく、本発明の範囲を逸脱しない限りにおいて、当業者の知識に基づいて、種々の変更、修正、改良を加えうるものである。
図1は、本発明の実施の形態のレーザ加工装置1にパソコン2を接続した状態を示す図である。
レーザ加工装置1は、幅、高さおよび奥行き寸法がそれぞれ数十センチメートル程度であり、机の上に設置可能なコンパクト設計となっている。また、パソコン2の画面から処理範囲、加工開始・停止等全ての制御を処理できる。ICチップ表面からプラスチックモールドを残厚さ100ミクロン以下まで除去でき、たとえば、10mm×10mmの面積の処理時間は約2分である。
(レーザ加工装置の概略構成)
図2は、樹脂等のモールド除去に使用されるレーザ加工装置1の第1の例の概略構成を模式的に示す図である。
レーザ加工装置1は、所定の加工対象物10(以下「ワーク」ということがある。)の加工を行うための加工用レーザ光および加工用レー
ザ光の焦点とワーク10との位置合せ及びモールドの残留厚さを計測するための計測用レーザ光を出射するレーザ光出射手段としてのレーザ光源11と、レーザ光源11から出射されたレーザ光をワーク10のXおよびY方向の所定位置に照射できるガルバノスキャナー等からなるレーザ走査装置12と、ワーク10で反射された計測用レーザ光の反射光量を測定するための反射光量測定手段としての受光素子13と、ワーク10を撮影可能な撮像素子14と、レーザ走査装置12から出射された加工用レーザ光や計測用レーザ光の光路を形成するための光学系15とを備えている。
また、レーザ加工装置1は、ワーク10をZ方向に移動可能に保持する移動ステージ16と、レーザ加工装置1の各種の制御を行う制御部17とを備えている。
なお、以下では、加工用レーザ光および計測用レーザ光をまとめて表す場合には「レーザ光」と表記する。また、以下では、図2の左右方向をX方向、紙面垂直方向をY方向、上下方向(すなわち、ワーク10に照射されるレーザ光の光軸方向)をZ方向と表記する。
また、本形態では、ワーク10に照射されるレーザ光の光軸方向を加工表面に対して垂直にしているが、角度をつけ斜めに照射しても実施可能である。
光学系15は、レーザ走査装置12のレーザ光を集光してワーク10に照射する集光レンズ18および集光レンズ18とワーク10との間に配置されたビームスプリッタ19と、撮像素子14とビームスプリッタ19との間に配置されたレンズ20とを備えている。
ビームスプリッタ19は、レーザ走査装置12から出射され、集光レンズ18を透過したレーザ光をワーク10に向かって透過させるとともに、ワーク10からの反射光を撮像素子14に向かって反射させる。
レーザ光源11は、たとえばファイバーレーザであり、上述のように、加工用レーザ光と計測用レーザ光とを出力する。計測用レーザ光の出力は、加工用レーザ光の出力よりも非常に小さくなっている。
また、本形態では、加工用レーザ光の波長と計測用レーザ光の波長とがほぼ等しくなっており、加工用レーザ光の焦点位置と計測用レーザ光の焦点位置とはほぼ一致する。
計測用レーザ光の反射光量を測定するための反射光量測定手段としての受光素子13は、フォトダイオードやフォトトランジスタ等の素子で構成されている。受光素子13は、ワーク10で反射、散乱された計測用レーザ光を直接受光し、その受光量を電気量に変換する。
撮像素子14は、CCDやCMOS等のイメージセンサである。この撮像素子14は、ワーク10が計測用レーザ光の焦点Fの位置にあるときに、ワーク10の反射光が結像する位置が撮像素子14の受光面となるように配置されている。
移動ステージ16は、ワーク10を保持する保持部21と、保持部21を駆動する駆動部22とを備えている。駆動部22は、保持部21をZ方向へ駆動する。
制御部17には、レーザ光源11とレーザ走査装置12と受光素子13と移動ステージ16とが接続されている。制御部17は、レーザ加工装置1の各種の制御を行う。たとえば、制御部17は、レーザ光源11に対して、レーザ光の出射指令、または、停止指令を出力する。また、制御部17は、受光素子13で測定された反射光量に基づいて、ワーク10の残留モールド厚さを測定・記録し、後述するモールドの除去条件を満たすか判断し、加工条件を設定する。
図3は、樹脂等のモールド除去に使用されるレーザ加工装置1の第2の例の概略構成を模式的に示す図である。
なお、図3において、図2と同じ符号は同じ部材を示しており、それらの部材の説明は省略する。
本例では、レーザ光源11とレーザ走査装置12とを結ぶ光路にビームスプリッタ23を設置し、ワーク10で反射された反射光を光学系15、レーザ走査装置12を通してビームスプリッタ23に導き、ビームスプリッタ23で反射された光を受光素子13で受光するようにしている。
本例によれば、加工光と同一光軸上で計測が可能であるために反射/散乱光がX、Y方向に対し均等に出力されていない状態でも測定素子位置変化による測定誤差が発生しないため、測定精度が向上する効果を有する。
(ワークのZ方向位置の設定)
レーザ射出面と移動ステージ16との距離測定と試加工により、焦点と見られる位置を生産の検査段階で求めておく。この結果を装置の制御ソフトウエアに保存して、運転時には移動ステージ16に載るワーク10の厚さ分だけZ方向をさらに離すように制御することにより設定する。
(樹脂モールド除去)
以下、上述したレーザ加工装置を使用してパッケージ内の半導体チップを覆っている樹脂モールドを除去して半導体チップを露出するための樹脂モールド除去方法を説明する。
図4は、加工対象物であるワークとして、例えば、ICパッケージを示したもので、(A)は、レーザ加工前のワークの断面の状態を、(B)は、レーザ加工途中のワークの断面状態を、(C)は、レーザ加工によりプラスチックモールドがほぼ開封されたワークの断面状態を示している。
図4(A)に示すように、ICパッケージ30は、概略、トランジスタ、ダイオード、抵抗、キャパシタなどのICチップ31、ICチップを相互に電気的に接続する2次配線32、および、ICチップ31を覆うプラスチックモールド33から構成されている。
YAGレーザ(波長1064nm)、CO2レーザ(波長10.64μm)はICのモールド材料、基板用樹脂材料に吸収されるため型番マーキング等に多く利用されている。
一方、配線材料である銅、アルミの反射率を図7に示すと、YAGレーザでは銅、アルミ共に80%以上、CO2レーザでは95%以上と非常に高い反射率である。また、シリコン等からなるICチップ31もモールド材料にくらべてこれらのレーザ光をよく反射する。一方ICモールド材料はこのレーザ光を良く吸収する。
なお、本発明の加工対象であるワークとしては、樹脂モールドに限らず、例えば、セラミックなどバルク材を混入した複合材料にも適用可能である。
今、図4(A)に示すICパッケージ30について、故障解析のため、ICチップ31の上方から開封するにあたり、ICパッケージ30の上面34からレーザ加工を施すと、図4(B)および図4(C)に示すように、プラスチックモールド33が漸次除去されてICチップ31が露出に近い状態までプラスチックモールド33の被覆が薄くなる。
プラスチックモールド33の厚さが大きい場合、照射された計測用レーザ光は、プラスチックモールド33に吸収され、比較的小さい光量の反射・散乱光が生ずる。加工が進行し、2次配線が露出し始めると金属配線の大きい反射により受光素子13で受光する計測光量は増加する。 プラスチックモールド33が無くなると反射率が比較的高いチップ31表面での反射・散乱光のみが計測されるため、計測光量は最大値を取る。この計測光量の変化を制御部17の加工状態検知手段でモニタすることで加工状態、すなわちプラスチックモールド33の残留厚さを把握することができる。
プラスチックモールド33の除去を、図4(C)のようにICチップ31が露出に近い状態まで行う場合は図8のCで示す反射光量になるまで、また、図4(B)のように一部のプラスチックモールドを残す場合は図8のBで示す反射光量になるまで、レーザ加工を行う。なお、モールドは樹脂に限らずセラミックであっても良い。
図4において、2次配線32に着目すると、(A)では2次配線32はプラスチックモールド33に被覆されているが、(B)では露出された状態にある。(A)の場合、照射された計測用レーザ光は、プラスチックモールド33に吸収され、比較的小さい光量の反射・散乱光が生ずる。加工が進行し、2次配線32が露出されると計測用レーザ光が2次配線32表面で反射・散乱するため受光素子13で受光する計測光量が増大するから、2次配線32が露出したことを検知することができる。
2次配線32とICチップ31との高さの差があらかじめ分かっている場合、ICチップ31上に残留したプラスチックモールド33の厚さを知ることができる。このような場合は、2次配線32の検知をもって以後の加工条件を設定することができる。
図5は、加工対象物であるICパッケージ30にパルス光からなる計測用レーザを連続的に照射し、プラスチックモールド33のXおよびY方向の測定位置を演算しながら厚さを記憶させる状態を示す平面図である。
今、図に示すように、X−Y座標の原点を測定開始位置と設定し、パルス光からなる計測用レーザをX方向に移動しながら照射し、右端まで照射したら左端に戻り、Y方向に移動して次の列をX方向に移動しながら照射するようにして測定エリアの全部にわたって測定する。
その際、計測用レーザのパルス数及び走査速度は既知とすると、測定開始位置とレーザの照射開始タイミングから、測定点のX−Y位置を特定することができる。測定点とこの測定点における反射光量から、IC30のX−Y位置におけるプラスチックモールド33の残留厚さが演算され、記憶される。
なお、計測用のレーザ光としてはパルス光に限らず、連続光でもよい。
図6は、プラスチックモールドのXおよびY方向の測定位置における厚さを参照しながらレーザ加工する状態を示す平面図である。
レーザ加工は、図に示すように、X−Y座標の原点を加工開始位置と設定し、加工用レーザをX方向に移動しながら照射し、右端まで照射したら左端に戻り、Y方向に移動して次の列をX方向に移動しながら照射するようにして加工エリアの全部にわたって行う。
その際、ICパッケージ30のX−Y位置におけるプラスチックモールド33の残留厚さが記憶されているから、この記憶に基づいて加工条件を設定する。加工条件には、照射/非照射、レーザ出力、レーザ照射周波数、レーザ走査速度、レーザ走査回数、レーザ照射パルス等がある。
なお、加工用レーザ光としてはパルス光に限らず、連続光でもよい。
図9は、プラスチックモールドの除去を実現する加工工程を示すフローチャートである。
(a)プラスチックモールドの除去条件を設定する(工程2)。
設定項目としては、レーザ出力条件、除去エリア、戻り光量閾値、ICチップ戻り光検知、2次配線検知及び検知後の追加仕上げの回数などである。
(b)レーザ走査装置及び移動ステージを操作して、レーザ光の照射位置にワークを配置する(工程3)。
(c)プラスチックモールドの残留厚さをモニタするため、反射、散乱光量を測定する(工程4)。
測定は、ICのX及びY方向の位置を特定しながら行う。
(d)ICのX及びY方向の位置における計測用レーザ光の反射光量を記憶する(工程5)。
(e)ICのX及びY方向領域についてプラスチックモールドの残留厚さの測定が終了したか判断する(工程6)。
終了していなければ工程3に戻る。
加工物に応じた加工システムの改良、加工ノウハウの蓄積が十分な場合はこの繰り返される3から6の行程の何回かは省略することも可能である。
(f)プラスチックモールドの除去条件において設定した項目の条件を満たしているか(例えば、別に設定した閾値に対しての反射/散乱光量の大小の判定結果)判断する(工程7)。
満たしている場合は、レーザ仕上加工工程に移行し、満たしていない場合は、レーザ一次加工工程に移行する。
(g)レーザ仕上げ加工を行うため、レーザ照射位置を原点に戻す(工程8)。
(h)プラスチックモールドの除去条件に応じて加工条件を設定する(レーザ出力条件を仕上げ加工条件に変更する。)(工程9)。
たとえば、プラスチックモールドの除去条件に2次配線検知を設定した場合、2次配線検知後、ICチップ上に残留した厚さを算出し、これに基づいて、加工条件、すなわち、照射/非照射、レーザ出力、レーザ照射周波数、レーザ走査速度、レーザ走査回数、レーザ照射パルスなどの加工条件を設定する。
(i)加工条件に基づいてレーザ加工を行う(工程10)。
(j)設定した加工条件が終了したか判断する(工程11)。
終了していなければ工程8に戻る。加工ノウハウの蓄積が十分な場合、この工程は省略することも可能である。
(k)レーザ一次加工を行うため、レーザ走査装置及び移動ステージを操作して、レーザ光の照射位置にワークを配置する(工程13)。
(l)ICのX及びY方向位置におけるプラスチックモールドの残留厚さの記憶に応じて加工条件を設定する(工程14)。
たとえば、プラスチックモールドの除去条件に2次配線検知を設定したが、2次配線が検出されない場合、これに基づいて、加工条件、すなわち、照射/非照射、レーザ出力、レーザ照射周波数、レーザ走査速度、レーザ走査回数、レーザ照射パルスなどの加工条件を設定する。
(m)加工条件に基づいてレーザ加工を行う(工程15)。
(n)設定した加工条件が終了したか判断する(工程16)。
終了していなければ工程13に戻る。終了していれば、測定ループ内の工程3に戻る。
ICは、概略、トランジスタ、ダイオード、抵抗、キャパシタなどのICチップ、ICチップを相互に電気的に接続する配線部材、および、ICチップを覆う樹脂モールドから構成されている。なお、本発明の加工対象であるワークとしては、ICチップに限らず、例えば、セラミックなどバルク材を混入した複合材料にも適用可能である。
樹脂モールドの厚が大きい場合、照射された計測用レーザ光は、樹脂モールドに吸収され、比較的小さい光量の反射・散乱光が生ずる。加工が進行し、2次配線が露出し始めると金属配線の大きい反射により受光素子13で受光する計測光量は増加する。すると樹脂モールドからの反射・散乱光に加え樹脂モールドを透過したレーザがICチップ表面で反射・散乱される。
これにより受光素子で受光する計測光量は増加する。樹脂モールドが無くなると反射率が比較的高いICチップ表面での反射・散乱光のみが計測されるため、計測光量は最大値を取る。この計測光量の変化を制御部17の加工状態検知手段でモニタすることで加工状態を把握することができる。
故障した半導体チップを取り出すためのICパッケージの開封。
1 レーザ加工装置
2 パソコン
10 加工対象物(ワーク)
11 レーザ光源
12 レーザ走査装置
13 受光素子
14 撮像素子
15 光学系
16 移動ステージ
17 制御部
18 集光レンズ
19 ビームスプリッタ
20 レンズ
21 保持部
22 駆動部
23 ビームスプリッタ
30 ICパッケージ
31 ICチップ
32 2次配線
33 プラスチックモールド
34 ICパッケージの上面

Claims (5)

  1. ICチップおよび2次配線と、これらを覆うモールド部材とからなるICパッケージを用意する工程と、
    モールドの除去条件を設定する工程と、
    レーザ光の出射位置に前記ICチップを設置する工程と、
    前記モールド部材の高さ位置方向の位置合わせを行い、計測用レーザを出射して該モールド部材のXおよびY方向座標位置における反射/散乱光量を測定し、該測定値を記憶する測定工程と、
    前記測定値が前記モールドの除去条件を満たすか判断する工程と、
    前記測定値が前記モールドの除去条件を満たしている場合はモールドの除去条件に応じて設定した加工条件でレーザ仕上げ加工を行う仕上加工工程と、
    前記測定値が前記モールドの除去条件を満たしていない場合は前記記憶したXおよびY方向位置における測定値に応じて設定した加工条件でレーザ一次加工を行い、前記レーザ一次加工の完了後に前記測定工程の前に戻る一次加工工程と、
    を備えるモールド除去方法。
  2. モールドの除去条件の設定項目として、少なくとも、除去エリア、戻り光量閾値、IC戻り光検知、2次配線検知または追加仕上げのいずれか1つを含むことを特徴とする請求項1記載のモールド除去方法。
  3. モールドの除去条件の設定項目として2次配線検知を含む場合、前記2次配線の検知によりICチップまでのZ方向距離を算出し、これに基づいた加工条件でレーザ仕上げ加工を行うことを特徴とする請求項1または2記載のモールド除去方法。
  4. 計測用レーザを出射して該モールド部材のXおよびY方向座標位置における反射/散乱光量を測定し、該測定値を記憶する測定工程において、パルス光からなる計測用レーザを連続的に照射し、レーザ照射開始タイミング、パルス周波数および走査速度に基づいてモールド部材のXおよびY方向の測定位置を演算しながら当該測定位置における反射/散乱光量を記憶することを特徴とする請求項1ないし2のいずれか1項に記載のモールド除去方法。
  5. ICチップおよび2次配線と、これらを覆うモールド部材とからなるICパッケージをレーザ加工する装置において、加工用レーザ光と前記加工用レーザ光よりも出力の小さな計測用レーザ光とを出射する一のレーザ光出射手段と、モールドの除去条件を設定する除去条件設定手段と、前記ICパッケージのXおよびY方向の所定位置にレーザ光を照射するレーザ走査手段と、Z方向に移動可能に設けられ前記ICパッケージを載置する載置手段と、前記ICパッケージで反射された前記計測用レーザ光の反射光量を測定する受光手段と、前記反射光量に基づいてモールド部材のXおよびY方向座標位置における反射/散乱光量を測定し、該測定値を記憶する測定手段と、前記測定値が前記モールドの除去条件を満たすか判断する判断手段と、前記測定値が前記モールドの除去条件を満たしている場合はモールドの除去条件に応じて設定した加工条件でレーザ仕上げ加工を行わせ、前記測定値が前記モールドの除去条件を満たしていない場合は前記記憶したXおよびY方向位置における測定値に応じて設定した加工条件でレーザ一次加工を行わせ、一次加工完了後に再度モールド部材のXおよびY方向座標位置における反射/散乱光量を測定させるように制御する制御手段を備えることを特徴とするモールド除去装置。
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