JP6757185B2 - レーザー光線の検査方法 - Google Patents

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Description

本発明は、レーザー光線の検査方法に関する。
半導体ウエーハやサファイア基板、SiC基板などの光デバイスウェーハやガラス基板などについて、内部に改質層を形成し、改質層を起点に破断して分割するレーザー加工方法が知られている(例えば、特許文献1参照。)。
特許第3408805号公報
レーザー光線は、光学系の光軸とレーザー光線の光軸とが一致していると、レーザー光線のエネルギーが最大となり効率的に加工に利用することができる。ところが、光学系の光軸とレーザー光線の光軸とがずれていると、レーザー光線のエネルギーに偏りが生じ、所望の状態の改質層が得られないことがある。
そこで、光学系の光軸とレーザー光線の光軸とのずれを正確に検査することができるレーザー光線の検査方法が望まれていた。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、その目的は、光学系の光軸とレーザー光線の光軸とのずれを正確に検査することができるレーザー光線の検査方法を提供することにある。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明のレーザー光線の検査方法は検査用板状物と支持基材とを、該検査用板状物を透過する波長のレーザー光線が照射されると溶融する樹脂層を介して積層し、被加工物ユニットを準備する準備ステップと、該検査用板状物を露出させて該被加工物ユニットをチャックテーブルの保持面に保持し、該レーザー光線を該検査用板状物の露出面から該検査用板状物の内部で集光するように照射して、該検査用板状物の内部に改質層を形成する改質層形成ステップと、該改質層形成ステップを実施した後、該検査用板状物を透過した該レーザー光線により該樹脂層に形成される溶融痕の状態を検査する検査ステップとを含み、該改質層形成ステップでは、該チャックテーブルと該レーザー光線を照射するレーザー光線照射ユニットとを、該保持面と平行なX軸方向及び該保持面と平行でX軸方向と直交するY軸方向に相対移動させ、該検査用板状物の内部にX軸方向及びY軸方向に平行な改質層を形成することを特徴とする。
本願発明のレーザー光線の検査方法によれば、検査用板状物を透過したレーザー光線により樹脂層に形成される溶融痕の状態を検査することで、光学系の光軸とレーザー光線の光軸とのずれを正確に検査することができる。
図1は、実施形態に係るレーザー光線の検査方法で検査するレーザー加工装置を示す斜視図である。 図2は、実施形態に係るレーザー光線の検査方法に使用する被加工物ユニットを説明する斜視図である。 図3は、図1に示すレーザー加工装置のレーザー光線照射手段を示すブロック図である。 図4は、実施形態に係るレーザー光線の検査方法を説明するフロー図である。 図5は、実施形態に係るレーザー光線の検査方法の準備ステップを説明する分解斜視図である。 図6は、実施形態に係るレーザー光線の検査方法の改質層形成ステップを説明する概略図である。 図7は、実施形態に係るレーザー光線の検査方法の検査ステップを説明する概略図である。 図8は、実施形態に係るレーザー光線の検査方法の検査ステップを説明する図である。 図9は、実施形態に係るレーザー光線の検査方法の検査ステップを説明する概略図である。 図10は、実施形態に係るレーザー光線の検査方法の検査ステップを説明する概略図である。 図11は、実施形態に係るレーザー光線の検査方法の検査ステップを説明する図である。 図12は、実施形態に係るレーザー光線の検査方法の検査ステップを説明する概略図である。 図13は、実施形態に係るレーザー光線の検査方法の検査ステップを説明する図である。
以下、本発明に係る実施形態につき、図面を参照しつつ詳細に説明する。以下の実施形態に記載した内容により本発明が限定されるものではない。また、以下に記載した構成要素には、当業者が容易に想定できるもの、実質的に同一のものが含まれる。さらに、以下に記載した構成は適宜組み合わせることが可能である。また、本発明の要旨を逸脱しない範囲で構成の種々の省略、置換または変更を行うことができる。
図1に示す、レーザー加工装置1は、デバイスDが形成された、検査用板状物としてのウエーハWを分割予定ラインLに沿って分割する装置である。図1は、実施形態に係るレーザー光線の検査方法で検査するレーザー加工装置を示す斜視図である。
図2に示すように、ウエーハWは、裏面Wbを上に向けた状態で、環状フレームFに装着された粘着テープTの表面に貼着されている。図2は、実施形態に係るレーザー光線の検査方法に使用する被加工物ユニットを説明する斜視図である。本実施形態では、ウエーハWは、円板状のガラス基板を有する、半導体ウエーハや光デバイスウエーハである。
図1に戻って、本実施形態に係るレーザー光線LBの検査方法で検査するレーザー加工装置1を説明する。レーザー加工装置1は、本体部2と、本体部2から上方に立設された壁部3と、壁部3から前方に張り出した支持柱4とを有する。
レーザー加工装置1は、ウエーハWを含む被加工物ユニットUを保持するチャックテーブル10と、チャックテーブル10とレーザー光線照射手段(レーザー光線照射ユニット)50とをX軸方向に相対移動させるX軸移動手段20と、チャックテーブル10とレーザー光線照射手段50とをY軸方向に相対移動させるY軸移動手段30と、チャックテーブル10をZ軸方向と平行な中心軸線回りに回転させる回転手段40と、チャックテーブル10に保持されたウエーハWにパルスレーザー光線(以下、「レーザー光線」という。)LBを照射してレーザー加工するレーザー光線照射手段50と、撮像手段60と、制御手段100とを備えている。
チャックテーブル10は、ウエーハWを保持する保持面10aを有する。保持面10aは、粘着テープTを介して環状フレームFの開口に貼着されたウエーハWを保持する。保持面10aは、ポーラスセラミック等から形成された円盤形状であり、図示しない真空吸引経路を介して図示しない真空吸引源と接続されている。保持面10aは、載置されたウエーハWを、粘着テープTを介して吸引し保持する。本実施形態では、保持面10aは、X軸方向及びY軸方向と平行な平面である。チャックテーブル10の周囲には、ウエーハWの周囲の環状フレームFを挟持するクランプ部11が複数配置されている。
X軸移動手段20は、チャックテーブル10をX軸方向に移動させることで、チャックテーブル10をX軸方向に加工送りする加工送り手段である。X軸移動手段20は、軸心回りに回転自在に設けられたボールねじ21と、ボールねじ21を軸心回りに回転させるパルスモータ22と、チャックテーブル10をX軸方向に移動自在に支持するガイドレール23とを備える。
Y軸移動手段30は、チャックテーブル10をY軸方向に移動させることで、チャックテーブル10を割り出し送りする割り出し送り手段である。Y軸移動手段30は、軸心回りに回転自在に設けられたボールねじ31と、ボールねじ31を軸心回りに回転させるパルスモータ32と、チャックテーブル10をY軸方向に移動自在に支持するガイドレール33とを備える。
回転手段40は、チャックテーブル10をZ軸方向と平行な中心軸線回りに回転させる。回転手段40は、X軸移動手段20によりX軸方向に移動される移動テーブル12上に配置されている。
レーザー光線照射手段50は、チャックテーブル10に保持されたウエーハWにレーザー加工を施す。より詳しくは、レーザー光線照射手段50は、チャックテーブル10に保持されたウエーハWに、ウエーハWに対して透過性を有する波長のレーザー光線LBを照射してウエーハWの内部に改質層Kを形成する。図3に示すように、レーザー光線照射手段50は、レーザー光線LBを発振する発振手段51と、光学系52と、ウエーハWの所望の位置にレーザー光線LBを集光させる集光手段53とを有する。図3は、図1に示すレーザー加工装置のレーザー光線照射手段を示すブロック図である。レーザー光線照射手段50は、支持柱4の先端に取り付けられている。
発振手段51は、例えば、YAGレーザー光線またはYVOレーザー光線を発信するレーザー発振器511と、レーザー光線LBの繰り返し周波数を設定する繰り返し周波数設定手段512と、レーザー光線LBの出力を調整するパルス幅調整手段513とを有する。
レーザー発振器511から発振されるレーザー光線LBは、ウエーハWに対して透過性を有する波長のレーザービームである。レーザー光線LBは、例えば、1064nmの波長を有している。
集光手段53は、レーザー発振器511により発振されたレーザー光線LBの進行方向を変更する全反射ミラーやレーザー光線LBを集光する集光レンズなどを含んで構成される。より詳しくは、集光手段53は、レーザー光線LBを反射させるミラー531と、マスク532と、マスク532に形成されたピンホール533と、集光レンズ534とを有する。
レーザー発振器511から発振されたレーザー光線LBは、偏光ビームスプリッタなど複数の光学部品からなる光学系52を通過して集光手段53に入射される。集光手段53に入射されたレーザー光線LBは、ミラー531で反射される。ミラー531で反射されたレーザー光線LBは、マスク532のピンホール533を通過する。ピンホール533を通過したレーザー光線LBは、複数のレンズ群が組み合わせて構成される集光レンズ534によりチャックテーブル10に保持されたウエーハWに照射される。
撮像手段60は、チャックテーブル10に保持されたウエーハWを上方から撮像する。撮像手段60は、支持柱4の先端に取り付けられている。撮像手段60は、レーザー光線照射手段50とX軸方向に並列する位置に配設されている。撮像手段60は、ウエーハWに吸収されにくい赤外領域の光を検出するCCD(Charge−Coupled Device)等の撮像素子を有する。撮像手段60は、撮像した撮像画像を制御手段100に出力する。
制御手段100は、上述した構成要素をそれぞれ制御して、ウエーハWに対するレーザー加工動作をレーザー加工装置1に実施させる。制御手段100は、コンピュータシステムを含む。制御手段100は、CPU(Central Processing Unit)101と、ROM(Read Only Memory)102と、RAM(Random Access Memory)103と、カウンタ104と、入力インターフェイス105と、出力インターフェイス106とを有する。
制御手段100のCPU101は、ROM102に記憶されているコンピュータプログラムに従って演算処理を実施して、レーザー加工装置1を制御するための制御信号を、出力インターフェイス106を介してレーザー加工装置1の上述した構成要素に出力する。
ROM102は、制御手段100における処理に必要なプログラムやデータを記憶する。RAM103は、ウエーハWを加工する加工条件を記憶する。加工条件は、改質層Kを形成する予定の位置、言い換えると、レーザー光線LBを照射すべき位置を含む。
このように構成されたレーザー加工装置1は、チャックテーブル10に保持されたウエーハWにレーザー光線LBを照射する。
次に、図4を用いて、本実施形態に係るレーザー加工装置1のレーザー光線LBの検査方法について説明する。図4は、実施形態に係るレーザー光線の検査方法を説明するフロー図である。レーザー光線LBの検査方法は、準備ステップS1と、改質層形成ステップS2と、検査ステップS3とを含む。
まず、準備ステップS1を実施する。図5を用いて、準備ステップS1を説明する。図5は、実施形態に係るレーザー光線の検査方法の準備ステップを説明する分解斜視図である。準備ステップS1では、オペレータは、ウエーハWと支持基材Bとを、ウエーハWを透過する波長のレーザー光線LBが照射されると溶融する樹脂層Aを介して積層し、被加工物ユニットUを準備する。ウエーハWの表面Waには、複数の分割予定ラインLで区画された領域に複数のデバイスDが形成されている。このようなウエーハWは、レーザー加工装置1で加工され改質層Kが形成されることにより、その後の破断ステップにおいて改質層Kを破断起点とし、ウエーハが個々のデバイスDに分割される。そして、オペレータは、被加工物ユニットUの支持基材Bを、外周部が環状フレームFに装着された粘着テープTに貼着する。このようにして、図2に示すように、ウエーハWは、裏面(露出面)Wbが露出した状態で、樹脂層Aと支持基材Bと粘着テープTとを介して環状フレームFに支持される。
支持基材Bは、例えば、シリコンウエーハである。樹脂層Aは、レーザー加工装置1で使用されるレーザー光線LBを吸収し、所定温度以上で溶融する材料で構成されている。樹脂層Aの厚さは、ウエーハWや支持基材Bの厚さよりも薄い。
準備ステップS1を実施した後、改質層形成ステップS2を実施する。図6を用いて、改質層形成ステップS2を説明する。図6は、実施形態に係るレーザー光線の検査方法の改質層形成ステップを説明する概略図である。改質層形成ステップS2では、オペレータは、ウエーハWを露出させて被加工物ユニットUをチャックテーブル10の保持面10aに保持し、レーザー光線LBをウエーハWの露出面である表面WaからウエーハWの内部で集光するように照射して、ウエーハWの内部に改質層Kを形成する。
改質層形成ステップS2では、オペレータは、ウエーハWの裏面Wbを露出させ、支持基材Bとチャックテーブル10の保持面10aとが粘着テープTを介して対面した状態で、被加工物ユニットUを保持面10aに載置する。オペレータは、真空吸引源を動作させて、保持面10aに負圧を作用させる。このようにして、被加工物ユニットUは、保持面10aに吸引保持される。
そして、制御手段100は、X軸移動手段20とY軸移動手段30とで、チャックテーブル10を移動させて、レーザー光線照射手段50の下方にチャックテーブル10に保持されたウエーハWを位置付ける。そして、制御手段100は、レーザー光線照射手段50で、レーザー光線LBの集光点PをウエーハWの内部に位置づけて、レーザー光線LBをウエーハWの裏面Wbから照射する。制御手段100は、X軸移動手段20で、チャックテーブル10をX軸方向に加工送りする。このようにすることで、多光子吸収により、ウエーハWの内部に改質層Kが形成される。
集光点Pの近傍で吸収されなかったレーザー光線LBは、抜け光(透過したレーザービーム)LTとなってウエーハWの表面Waから出射する。ウエーハWの表面Waから出射した抜け光LTは、ウエーハWの表面Waに接着されている樹脂層Aに入射する。樹脂層Aは、抜け光LTを吸収する。このため、樹脂層Aは、抜け光LTを吸収することで生じた熱で溶融され、改質層Kの下方に溶融痕Mが形成される。
改質層形成ステップS2では、制御手段100は、チャックテーブル10とレーザー光線LBを照射するレーザー光線照射手段50とを、X軸移動手段20及びY軸移動手段30で、X軸方向及びY軸方向に相対移動させる。これにより、ウエーハWの内部には、X軸方向及びY軸方向に平行な改質層Kが形成される。
改質層形成ステップS2を実施した後、検査ステップS3を実施する。検査ステップS3は、ウエーハWを透過した抜け光LTにより樹脂層Aに形成される溶融痕Mの状態をウエーハW越しに撮像して検査する。本実施形態では、検査ステップS3では、オペレータが溶融痕Mを目視することで、レーザー加工装置1のレーザー光線LBを検査する。検査ステップS3は、被加工物ユニットUの樹脂層Aにおける、XY平面と平行な断面について、X軸方向に平行な改質層Kの形成時に形成された溶融痕Mの状態、及び、Y軸方向に平行な改質層Kの形成時に形成された溶融痕Mの状態をそれぞれ検査する。
図7ないし図9を用いて、レーザー加工装置1のレーザー光線LBの光軸にずれがない状態の溶融痕Mについて説明する。図7は、実施形態に係るレーザー光線の検査方法の検査ステップを説明する概略図である。図8は、実施形態に係るレーザー光線の検査方法の検査ステップを説明する図である。図9は、実施形態に係るレーザー光線の検査方法の検査ステップを説明する概略図である。図7、図9は、X軸方向に平行な改質層Kを形成している状態を示す。図8は、被加工物ユニットUの樹脂層Aの近傍におけるXY平面と平行な断面を撮像手段60で撮影した画像を示している。画像は、出力インターフェイス106を介してレーザー加工装置1の図示しない表示装置に表示されている。図7に示すように、レーザー光線LBの光軸にずれがない状態では、樹脂層Aにおいて吸収される抜け光LTは、Y軸方向に偏らず均等に分布する。このため、図8に示すように、溶融痕Mは、図中に実線で示す抜け光LTの中心に対して、Y軸方向に対称に形成される。抜け光LTの中心のX座標及びY座標は、レーザー光線LBを照射した位置のX座標及びY座標と同じである。言い換えると、図中の実線は、XY平面におけるレーザー光線LBを照射した位置を示している。さらに言い換えると、この場合、溶融痕Mは、改質層Kの直下に形成されている。
この場合、図9に示すように、レーザー光線LBの光軸は、例えば、マスク532に形成されたピンホール533の中心や集光レンズ534の光軸に一致していると判断することができる。言い換えると、光学系52及び集光手段53は、最適に設定されていると判断することができる。
図10ないし図12を用いて、レーザー加工装置1のレーザー光線LBの光軸にずれが生じている状態の溶融痕Mについて説明する。図10は、実施形態に係るレーザー光線の検査方法の検査ステップを説明する概略図である。図11は、実施形態に係るレーザー光線の検査方法の検査ステップを説明する図である。図12は、実施形態に係るレーザー光線の検査方法の検査ステップを説明する概略図である。図10、図12は、X軸方向に平行な改質層Kを形成している状態を示す。図11は、被加工物ユニットUの樹脂層Aの近傍におけるXY平面と平行な断面を撮像手段60で撮影した画像を示している。画像は、出力インターフェイス106を介してレーザー加工装置1の図示しない表示装置に表示されている。図10に示すように、レーザー光線LBの光軸にずれが生じている状態では、樹脂層Aにおいて吸収される抜け光LTは、Y軸方向に偏って分布する。このため、樹脂層Aの界面におけるダメージがY軸方向に偏って分布する。その結果、図11に示すように、溶融痕Mは、図中に実線で示す抜け光LTの中心に対して、Y軸方向に非対称に形成される。言い換えると、この場合、溶融痕Mは、改質層Kの直下からY軸方向にずれて形成されている。例えば、図11に示す溶融痕Mは、図8に示す溶融痕Mに比べて、点線から数μm離れた位置に溶融痕Mのエッジが形成されている。このため、図11の溶融痕Mが形成された状態では、レーザー加工装置1は、数μm程度、光軸がずれていると推測することができる。このように、撮像画像から、レーザー加工装置1の光軸がどの程度ずれているかを推測することができる。
この場合、図12に示すように、レーザー光線LBの光軸は、例えば、マスク532に形成されたピンホール533の中心や集光レンズ534の光軸に一致していないと判断することができる。言い換えると、光学系52は、各種光学部品をレーザー光線LBの光軸がマスク532のピンホール533の中心や集光レンズ534の光軸に合致するように調整する必要があると判断することができる。
図13を用いて、レーザー加工装置1のレーザー光線LBの光軸のずれと、溶融痕Mとの関係について説明する。図13は、実施形態に係るレーザー光線の検査方法の検査ステップを説明する図である。図13は、被加工物ユニットUの樹脂層Aの近傍におけるXY平面と平行な断面を撮像手段60で撮影した画像を示している。画像は、出力インターフェイス106を介してレーザー加工装置1の図示しない表示装置に表示されている。図13には、レーザー光線LBの光軸が、Y軸方向に、−500μmずれている場合、−250μmずれている場合、500μmずれている場合、250μmずれている場合のそれぞれの場合における溶融痕Mが示されている。−500μmずれている場合の溶融痕M、−250μmずれている場合の溶融痕Mと、500μmずれている場合の溶融痕M、250μmずれている場合の溶融痕Mとでは、溶融痕Mの形成されている方向がY軸方向に反対方向となっている。−500μmずれている場合の溶融痕M、500μmずれている場合の溶融痕Mと、−250μmずれている場合の溶融痕M、250μmずれている場合の溶融痕Mとでは、−500μmずれている場合の溶融痕M、500μmずれている場合の溶融痕Mの方がY軸方向に大きくずれて形成されている。言い換えると、レーザー光線LBの光軸のずれ量と、形成された溶融痕Mの総面積とには相関関係があるとの知見が得られる。このように、溶融痕Mの大きさを比較することで、レーザー光線LBの光軸のずれの大きさを推測することができる。また、溶融痕Mの形成されている方向を比較することで、レーザー光線LBの光軸のずれの方向を推測することができる。
被加工物ユニットUの樹脂層AにおけるX軸方向に平行な改質層Kの形成時に形成された溶融痕Mについても、同様に、目視で確認する。
このようにして、検査ステップS3では、X軸方向及びY軸方向に形成された溶融痕Mとレーザー光線LBを照射した位置とのずれから、光学系52の光軸とレーザー光線LBの光軸とのずれ方向を判定する。
検査ステップS3を実施した後、溶融痕Mの確認結果に基づいて、光学系52の光軸とレーザー光線LBの光軸とにずれが生じている場合、光学系52の各種光学部品を調整する。その際、撮像画像から推測されるずれ量に基づいて、調整を実施すると効率的に調整作業を行うことができる。そして、再び改質層形成ステップS2と検査ステップS3とを実施する。そして、樹脂層Aの溶融痕Mが抜け光LTの中心に対して対象となるまで、光学系52の調整を繰り返す。また、光学系52の各種光学部品の調整前と調整後の溶融痕Mを比較することで、レーザー光線LBの光軸のずれの大きさや、レーザー光線LBの光軸のずれの方向を推測しながら調整することができる。
以上のように、本実施形態によれば、ウエーハWを透過したレーザー光線LBにより樹脂層Aに形成される溶融痕Mの状態を検査することで、光学系52の光軸とレーザー光線LBの光軸とのずれを正確に検査することができる。
これに対して、従来の方法では、光学系52の光軸とレーザー光線LBの光軸とのずれを検査するには、パワーメータを用いて、レーザー光線LBのエネルギーが最大になるように調整を行う。ところが、検査、及び、各種光学部品の調整作業は、高度な専門知識と技術を要する。このため、専門の保守・点検作業者を呼んで、検査及び調整作業を実施してもらう必要があった。
本実施形態によれば、専門の保守・点検作業者でなくても、光学系52の光軸とレーザー光線LBの光軸とのずれの検査を容易にできる。このため、専門の保守・点検作業者を呼ばずに、例えば、オペレータが、光学系52の光軸とレーザー光線LBの光軸とのずれの検査を、行いたいタイミングで行うことができる。
本実施形態は、被加工物ユニットUに改質層Kを形成し、樹脂層Aに形成された溶融痕Mとレーザー光線LBを照射した位置のずれを目視で確認する。このようにして、本実施形態は、光学系52の光軸とレーザー光線LBの光軸とのずれの有無を判定することができる。
本実施形態は、樹脂層Aに形成された溶融痕Mとレーザー光線LBを照射した位置のずれを目視で確認することで、ずれ方向やずれ量により光軸のずれ方向及びずれ量を検出することができる。このため、本実施形態は、効率的に光学系52の光軸を調整することができる。
本実施形態は、検査用板状物として、レーザー加工装置1の被加工物として生産されるウエーハWを用いることができる。本実施形態は、検査用板状物として基板を用意する必要がないので、容易に検査を行うことができる。
上記実施形態では、検査ステップS3において、溶融痕Mを目視することで、レーザー加工装置1のレーザー光線LBを検査するものとしたが、制御手段100でレーザー加工装置1のレーザー光線LBを検査してもよい。
具体的には、改質層形成ステップS2では、制御手段100は、レーザー光線LBを照射する位置の保持面10aでの座標をRAM103に記憶させる。レーザー光線LBを照射する位置の保持面10aでの座標とは、言い換えると、レーザー光線LBを照射する位置のX座標及びY座標を含む。
そして、検査ステップS3では、制御手段100は、RAM103に記憶したレーザー光線LBを照射した座標と、樹脂層Aに形成された溶融痕Mの座標とにずれがあった場合、レーザー光線LBを照射するレーザー光線照射手段50の光軸に対してレーザー光線LBがずれていると判定する。より詳しくは、制御手段100は、レーザー光線LBを照射したX座標及びY座標と、例えば、溶融痕Mの画像解析などによって算出した、溶融痕MのX座標及びY座標とにずれがあるか否かを判定する。制御手段100は、レーザー光線LBを照射したX座標及びY座標に対して、溶融痕MのX座標及びY座標が、Y軸方向に対称に形成されているか否かを判定する。言い換えると、制御手段100は、ずれがあると判定した場合、レーザー光線照射手段50の光軸に対してレーザー光線LBがずれていると判定する。制御手段100は、ずれがないと判定した場合、レーザー光線照射手段50の光軸に対してレーザー光線LBがずれていないと判定する。
このように、制御手段100で、レーザー光線LBを検査することで、目視で検査する場合に比べて、より正確にレーザー光線LBを検査することができる。
または、検査ステップS3において、溶融痕Mを目視することで、レーザー加工装置1のレーザー光線LBを検査し光軸に対するレーザー光線LBのずれ方向を判定するものとしたが、制御手段100で、光軸に対するレーザー光線LBのずれ方向を判定してもよい。
具体的には、改質層形成ステップS2では、制御手段100は、レーザー光線LBを照射する位置の保持面10aでの座標をRAM103に記憶させる。
そして、検査ステップS3では、制御手段100は、X軸方向及びY軸方向に形成された溶融痕Mの座標と、RAM103に記憶したレーザー光線LBを照射した座標とのずれから、光軸に対するレーザー光線LBのずれ方向を判定する。より詳しくは、制御手段100は、X軸方向及びY軸方向に形成された溶融痕MのX座標及びY座標と、RAM103に記憶したレーザー光線LBを照射したX座標及びY座標とにずれがあるか否かを判定する。制御手段100は、ずれがあると判定した場合、X軸方向及びY軸方向のずれの大きさに基づいて、光軸に対するレーザー光線LBのずれ方向を判定する。なお、制御手段100は、ずれがないと判定した場合、レーザー光線照射手段50の光軸に対してレーザー光線LBがずれていないと判定する。
このように、制御手段100で、光軸に対するレーザー光線LBのずれ方向を判定することで、目視で判定する場合に比べて、より正確にレーザー光線LBを検査することができる。
なお、本発明は、上記実施形態に限定されるものではない。すなわち、本発明の骨子を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。
上述した実施形態では、本発明のレーザー光線LBの検査方法をウエーハWに対して適用した例について説明したが、被加工物は、これに限定されるものではない。レーザー光線LBの検査方法は、光デバイスウェーハ等の他の板状の被加工物にも同様に適用することができる。実施形態では、ウエーハWはガラス基板としたがシリコンウエーハでも良く、その場合樹脂層Aに形成された溶融痕Mを赤外線カメラでシリコンウエーハを透過して撮像しても良い。また、ウエーハWではなく支持基板にデバイスが形成されていても良く、デバイスが形成された面が樹脂層を介してウエーハWと積層されていても良い。その場合、ウエーハWにはデバイスが形成されていないため、漏れ光がデバイス層に遮断されることなく溶融痕Mを形成するので、より正確な検出が期待できる。
レーザー光線LBの検査方法は、レーザービームLBの中心とピンホール533の中心とのずれの確認の他にも、光学系52の各種光学部品とレーザービームLBの中心のずれを確認するために用いることもできる。
1 レーザー加工装置
10 チャックテーブル
10a 保持面
20 X軸移動手段
30 Y軸移動手段
50 レーザー光線照射手段(レーザー光線照射ユニット)
60 撮像手段
100 制御手段
A 樹脂層
B 支持基材
D デバイス
K 改質層
L 分割予定ライン
LB レーザー光線
M 溶融痕
U 被加工物ユニット
W ウエーハ(検査用板状物)
Wa 表面
Wb 裏面(露出面)

Claims (4)

  1. 検査用板状物と支持基材とを、該検査用板状物を透過する波長のレーザー光線が照射されると溶融する樹脂層を介して積層し、被加工物ユニットを準備する準備ステップと、
    該検査用板状物を露出させて該被加工物ユニットをチャックテーブルの保持面に保持し、該レーザー光線を該検査用板状物の露出面から該検査用板状物の内部で集光するように照射して、該検査用板状物の内部に改質層を形成する改質層形成ステップと、
    該改質層形成ステップを実施した後、該検査用板状物を透過した該レーザー光線により該樹脂層に形成される溶融痕の状態を検査する検査ステップと
    を含み、
    該改質層形成ステップでは、該チャックテーブルと該レーザー光線を照射するレーザー光線照射ユニットとを、該保持面と平行なX軸方向及び該保持面と平行でX軸方向と直交するY軸方向に相対移動させ、該検査用板状物の内部にX軸方向及びY軸方向に平行な改質層を形成することを特徴とするレーザー光線の検査方法。
  2. 該検査用板状物はガラス基板であり、支持基材はシリコンウエーハであることを特徴とする請求項1記載のレーザー光線の検査方法。
  3. 該改質層形成ステップでは、該レーザー光線を照射する位置の該保持面での座標を記憶した後、該改質層を形成し、
    該検査ステップでは、該レーザー光線を照射した該座標と、該樹脂層に形成された該溶融痕の座標とにずれがあった場合、該レーザー光線を照射するレーザー光線照射ユニットの光軸に対して該レーザー光線がずれていると判定することを特徴とする請求項1又は請求項2記載のレーザー光線の検査方法。
  4. 検査ステップでは、該X軸方向及び該Y軸方向に形成された該溶融痕と該レーザー光線を照射した位置とのずれから、該光軸に対する該レーザー光線のずれ方向を判定することを特徴とする請求項記載のレーザー光線の検査方法。
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