JP2011095054A - 基板検査用の検査領域の設定データ作成方法および検査データ作成システム - Google Patents
基板検査用の検査領域の設定データ作成方法および検査データ作成システム Download PDFInfo
- Publication number
- JP2011095054A JP2011095054A JP2009247995A JP2009247995A JP2011095054A JP 2011095054 A JP2011095054 A JP 2011095054A JP 2009247995 A JP2009247995 A JP 2009247995A JP 2009247995 A JP2009247995 A JP 2009247995A JP 2011095054 A JP2011095054 A JP 2011095054A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- inspection
- component
- area
- setting
- target
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Landscapes
- Investigating Materials By The Use Of Optical Means Adapted For Particular Applications (AREA)
Abstract
【解決手段】処理対象の部品201を含む領域内の基準画像を表示して、部品本体に対応する領域30を指定する操作を受け付ける。ユーザはこの指定操作を行った後に、部品本体の一辺に配置された電極ピンのうちの一番端およびその隣の2つに対応する領域、ならびにこれらの電極ピンが接続されているランドに対応する領域を、指定枠33,34により指定する。これらの指定に応じて、指定された領域間の関係に基づき、部品201における電極ピンや配置に関する規則が特定され、さらに、特定された規則や領域30に基づいて、各電極ピンに対する検査のための検査領域が設定される。
【選択図】図6
Description
このフローチャートを参照して説明すると、まず、検査データ作成システムは、基板200のCADデータからバリエーションが登録されていない部品を検索し、この検索で抽出された部品の部品型式を示すリスト(以下、「未登録リスト」という。)を図1に示すモニタ17に表示する(ST1)。ユーザが未登録リスト中の一部品型式を選択すると(ST2が「YES」)、検査データ作成システムは、選択された型式の部品の実装位置をCADデータから割り出し、この部品を含む範囲内の実装後基準画像をモニタ17に表示する(ST3)。
さらにユーザは、表示中の画像上で設定対象の部品の部品本体に対応する領域を指定する。ここで指定される領域を、以下では「部品本体領域」という。
なお、この新規バリエーションには、バリエーション名として設定対象の部品の品番名称が付与される。また、検査領域の設定状態の表示に対し、ユーザがその表示を不適当であると判断してキャンセル操作を行った場合には、ユーザの手操作に応じて検査領域を修正する(ST9)。
この実施例では、電極の数が比較的少なく、かつ電極数が固定されているチップ部品に対しては、図3(A)に示すように、処理対象の部品202の部品種に設定されている基本のルールに基づき、ユーザにより指定された部品本体領域30を基準にして各種検査領域S101〜S104を設定する。ただし、基板側のランドの位置や大きさには、ばらつきがあるので、図3の(B)(C)に示すように、実装前基準画像の対応範囲からランドを抽出し、この抽出結果に応じて、はんだ付け状態の検査用の検査領域S101,S102を修正するようにしている。
なお、図中の検査領域S103は、部品の有無を判別する検査に用いられる。また、検査領域S104は、実際の処理対象画像から検査対象の部品やランドを抽出して、各検査領域S101〜S103の位置を微調整する目的に使用される。
この実施例では、マーク31により特定される部品の向きと選択中の部品種とに基づき、部品対応領域30の各辺の中から電極ピンの配列に対応する辺(図6の例では下辺)を特定し、この辺の端部(図6の例では左端)に指定枠33を表示するようにしている。
ここで図7(B)を参照して、設定される検査領域を簡単に説明すると、この実施例では、部品本体の一辺に沿って並ぶ電極ピンを3〜4個のグループに分けて、グループ毎に、そのグループ内の電極ピンおよびこれらに対応するランドが含まれる範囲に検査領域S1〜S4を設定する。また、個々の電極ピンにもそれぞれ個別に検査領域が設定されるが、図6(3)の表示例では、グループ毎に、そのグループ内の電極ピンの1つを代表として、代表の電極ピンに設定した検査領域S11,S21,S31,S41のみを表示する。
また、グループ単位の検査領域S1〜S4は、撮像対象領域を割り付ける際の基準の単位として用いられる。すなわち、同じグループに含まれる範囲のすべてが同一の画像に含まれるように毎時の撮像対象領域が設定される。これにより電極ピンやランドの単位で実施される検査の精度を確保することができる。
なお、電極領域が3個以上指定されている場合には、ST103では、隣り合う電極領域の組み合わせ毎にピッチを計測し、各計測値により想定ピッチテーブルを参照して、PDの値を導出する。
なお、電極ピン単位の検査領域を特定する場合には、電極ピンとランドとの幅方向が中心位置で位置合わせされているものとして、検査領域の幅を設定する。
処理対象の部品がSOPである場合には、つぎのST109が「NO」となり、これをもって検査領域の設定処理が終了する。
2 カメラ
7 パーソナルコンピュータ
17 モニタ
30 部品対応領域
32,33,34 指定枠
100 画像表示領域
102 ガイダンス領域
110 抽出ボタン
201 部品
S1,S2,S3,S4,S11,S21,S31,S41 検査領域
Claims (5)
- 部品実装後の基板の部品の電極と他の部位との区別が可能で、その表面を正面から観測した状態を表す画像を用いて、当該基板上の部品の実装状態の検査に用いられる検査領域の設定データを作成する方法において、
複数の電極ピンが前記部品本体の端縁に沿って規則性をもって配置されている部品を設定の対象として、この対象部品の実装状態を表す基準画像をモニタに表示する第1ステップ、
前記基準画像の表示画面において、対象部品の部品本体に対応する領域を指定する第1指定操作を受け付ける第2ステップ、
前記第1指定操作により指定された部品対応領域の一辺に沿って並ぶ少なくとも2つの領域を、それぞれ前記対象部品の一電極ピンに対応する領域として指定する第2指定操作を受け付ける第3ステップ、
前記第1指定操作および第2指定操作が行われたことに応じて、指定された各領域の間の関係に基づき、前記対象部品における電極ピンの配置に関する規則を特定する第4ステップ、
前記第1指定操作により指定された部品対応領域の各辺のうち少なくとも前記第2指定操作の対象となった辺に前記第4ステップで特定された規則を適用して、前記部品対応領域の外側に、電極ピンに対する検査のための検査領域を前記規則が適用された辺に沿って複数設定する第5ステップ、
前記第5ステップの実行に応じて、前記モニタに表示されている基準画像を前記検査領域が設定された状態を表すものに更新し、更新後の表示に対して確定操作が行われたことに応じて前記検査領域の設定に用いられた設定データを確定する第6ステップ、の各ステップを実行することを特徴とする基板検査用の検査領域の設定データ作成方法。 - 前記第3ステップでは、前記一電極ピンに対応する領域とともに当該電極ピンが接続されるランドに対応する領域を指定する操作を受け付けており、
前記第4ステップでは、電極ピンの配置に関する規則として、電極ピンの幅および長さならびにピッチと、前記部品対応領域の一角部からその直近の電極ピンまでの距離と、対応関係にある電極ピンとランドとの位置関係とを、それぞれ特定する、
請求項1に記載された基板検査用の検査領域の設定データ作成方法。 - 請求項1または2に記載された方法において、
矩形状の部品本体の対向する2辺にそれぞれ複数の電極ピンが配置されると共に、これらの辺における電極ピンの配列の間に線対称の関係が成立する部品を設定の対象とし、
前記第5ステップにおいて、前記第2指定操作の対象となった辺を対象に前記第4ステップで特定された規則を適用して、前記部品対応領域の外側で前記対象の辺に沿う位置に複数の検査領域を設定するステップと、これらの検査領域を180度回転させたものを前記部品対応領域の外側で前記対象の辺に対向する辺に沿う位置に設定するステップとを実行する、基板検査用の検査領域の設定データ作成方法。 - 請求項1または2に記載された方法において、
矩形状の部品本体の各辺にそれぞれ複数の電極ピンが配置されると共に、対向する関係にある2辺における電極ピンの配列の間に線対称の関係が成立する部品を設定の対象とし、
前記第5ステップにおいて、前記第2指定操作の対象となった辺およびこの辺に直交する2つの辺のうちの一方を対象にして、それぞれの辺に前記第4ステップで特定された規則を適用して、第1の領域の外側で対象の辺に沿う位置に複数の検査領域を設定するステップと、これらの検査領域を180度回転させたものを前記第1の領域の外側で対象の辺に対向する辺に沿う位置に設定するステップとを実行する、基板検査用の検査領域の設定データ作成方法。 - 部品実装後の基板の部品の電極と他の部位との区別が可能で、その表面を正面から観測した状態を表す画像を用いて、当該基板上の部品の実装状態の検査に必要な情報を作成するシステムであって、
複数の電極ピンが前記部品本体の端縁に沿って規則性をもって配置されている部品を設定の対象として、この対象部品の実装状態を表す基準画像をモニタに表示する基準画像表示手段、
前記基準画像の表示画面において、対象部品の部品本体に対応する領域を指定する第1指定操作を受け付ける第1指定操作受付手段、
前記第1指定操作により指定された部品対応領域の一辺に沿って並ぶ少なくとも2つの領域を、それぞれ前記対象部品の一電極ピンに対応する領域として指定する第2指定操作を受け付ける第2指定操作受付手段、
前記第1指定操作受付手段および第2指定操作受付手段がそれぞれの指定操作を受け付けたことに応じて、指定された各領域の間の関係に基づき、前記対象部品における電極ピンの配置に関する規則を特定する配置規則特定手段、
前記第1指定操作により指定された部品対応領域の各辺のうち少なくとも前記第2指定操作の対象となった辺に前記配置規則特定手段により特定された規則を適用して、前記部品対応領域の外側に、電極ピンに対する検査のための検査領域を前記規則が適用された辺に沿って複数設定する領域設定手段、
前記領域設定手段により検査領域が設定されたことに応じて、前記モニタに表示されている基準画像を前記検査領域が設定された状態を表すものに更新し、更新後の表示に対して確定操作が行われたことに応じて前記検査領域の設定に用いられた設定データを確定する領域確定手段、
の各手段を具備することを特徴とする基板検査用の検査データ作成システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009247995A JP5407755B2 (ja) | 2009-10-28 | 2009-10-28 | 基板検査用の検査領域の設定データ作成方法および検査データ作成システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009247995A JP5407755B2 (ja) | 2009-10-28 | 2009-10-28 | 基板検査用の検査領域の設定データ作成方法および検査データ作成システム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2011095054A true JP2011095054A (ja) | 2011-05-12 |
JP5407755B2 JP5407755B2 (ja) | 2014-02-05 |
Family
ID=44112138
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2009247995A Active JP5407755B2 (ja) | 2009-10-28 | 2009-10-28 | 基板検査用の検査領域の設定データ作成方法および検査データ作成システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5407755B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2018138871A (ja) * | 2017-02-24 | 2018-09-06 | 株式会社レクザム | 基板検査装置 |
JP2021021670A (ja) * | 2019-07-30 | 2021-02-18 | 三菱パワー株式会社 | 外観検査装置 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH04196145A (ja) * | 1990-11-26 | 1992-07-15 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 電子部品のリードのピッチ及び本数の検出方法 |
JPH05160235A (ja) * | 1991-12-02 | 1993-06-25 | Rozefu Technol:Kk | 半田付け部の検査視野確定方法 |
JPH0682228A (ja) * | 1992-09-02 | 1994-03-22 | Hitachi Denshi Ltd | 検査用プログラムデータ作成方法及び装置 |
-
2009
- 2009-10-28 JP JP2009247995A patent/JP5407755B2/ja active Active
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH04196145A (ja) * | 1990-11-26 | 1992-07-15 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 電子部品のリードのピッチ及び本数の検出方法 |
JPH05160235A (ja) * | 1991-12-02 | 1993-06-25 | Rozefu Technol:Kk | 半田付け部の検査視野確定方法 |
JPH0682228A (ja) * | 1992-09-02 | 1994-03-22 | Hitachi Denshi Ltd | 検査用プログラムデータ作成方法及び装置 |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2018138871A (ja) * | 2017-02-24 | 2018-09-06 | 株式会社レクザム | 基板検査装置 |
JP2021021670A (ja) * | 2019-07-30 | 2021-02-18 | 三菱パワー株式会社 | 外観検査装置 |
JP7291027B2 (ja) | 2019-07-30 | 2023-06-14 | 三菱重工業株式会社 | 外観検査装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP5407755B2 (ja) | 2014-02-05 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5861462B2 (ja) | はんだ検査のための検査基準登録方法およびその方法を用いた基板検査装置 | |
JP3882840B2 (ja) | はんだ印刷検査方法、およびこの方法を用いたはんだ印刷検査機ならびにはんだ印刷検査システム | |
JP5948797B2 (ja) | 検査結果の目視確認作業の支援用のシステムおよび装置ならびに方法 | |
JP4788517B2 (ja) | 基板外観検査用の検査基準データの設定方法およびこの方法を用いた基板外観検査装置 | |
JP5365643B2 (ja) | はんだ付け検査方法、および基板検査システムならびにはんだ付け検査機 | |
US10060859B2 (en) | Method of inspecting foreign substance on substrate | |
JP4978424B2 (ja) | 部品実装検査の検査結果確認方法および検査結果確認システム | |
KR101117472B1 (ko) | 육안 검사장치와 육안 검사방법 | |
JP2012145484A (ja) | はんだ付け検査方法、およびはんだ付け検査機ならびに基板検査システム | |
KR101241175B1 (ko) | 실장기판 검사장치 및 검사방법 | |
JP2004071781A (ja) | 検査データ作成方法およびこの方法を用いた基板検査装置 | |
JP2018138871A (ja) | 基板検査装置 | |
JP2007327957A (ja) | 自動光学検査システムのティーチング方法及び自動光学検査システムの検査方法 | |
JP5407754B2 (ja) | 基板検査用の検査領域の設定データ作成方法および検査データ作成システム | |
JP5182121B2 (ja) | 基板外観検査用のライブラリデータの作成方法および検査データ作成方法 | |
JP2007005358A (ja) | 基板検査結果の分析支援方法、およびこの方法を用いた基板検査結果の分析支援装置ならびにプログラム | |
KR101893823B1 (ko) | 기판 검사장치 및 이를 이용한 기판의 왜곡 보상 방법 | |
JP2007285880A (ja) | 基板検査における見本画像の登録方法および見本画像作成装置 | |
JP2006216981A (ja) | 部品実装基板用の検査方法および検査システム、部品実装基板の製造方法 | |
JP2008300456A (ja) | 被検査体の検査システム | |
JP5407755B2 (ja) | 基板検査用の検査領域の設定データ作成方法および検査データ作成システム | |
JP2007033126A (ja) | 基板検査装置並びにそのパラメータ調整方法およびパラメータ調整装置 | |
JP2009267099A (ja) | 基板検査方法および自動外観検査の検査結果確認システム | |
JP2018017608A (ja) | 回路基板の検査方法及び検査装置 | |
KR20150011068A (ko) | Aoi 장비의 티칭 데이터 자동 생성 방법 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20120305 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20120319 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20130311 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20130319 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20130515 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20131008 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20131021 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5407755 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |