JP2011094003A - ポリウレタン樹脂製造用活性水素成分 - Google Patents

ポリウレタン樹脂製造用活性水素成分 Download PDF

Info

Publication number
JP2011094003A
JP2011094003A JP2009248558A JP2009248558A JP2011094003A JP 2011094003 A JP2011094003 A JP 2011094003A JP 2009248558 A JP2009248558 A JP 2009248558A JP 2009248558 A JP2009248558 A JP 2009248558A JP 2011094003 A JP2011094003 A JP 2011094003A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
active hydrogen
polyurethane resin
cellulose
component
microfibrillated cellulose
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2009248558A
Other languages
English (en)
Inventor
Shoichiro Kono
正一郎 河野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Chemical Industries Ltd
Original Assignee
Sanyo Chemical Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sanyo Chemical Industries Ltd filed Critical Sanyo Chemical Industries Ltd
Priority to JP2009248558A priority Critical patent/JP2011094003A/ja
Publication of JP2011094003A publication Critical patent/JP2011094003A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Polyurethanes Or Polyureas (AREA)

Abstract

【課題】本発明の課題は、環境負荷が小さく再生可能な天然資源であるセルロースを含有し、高強度であるポリウレタン樹脂を得ることである。
【解決手段】ミクロフィブリル化セルロース(b)及び/又はミクロフィブリル化セルロース誘導体(b0)、ならびに活性水素化合物(a)を含有してなるポリウレタン樹脂製造用活性水素成分(A)とポリイソシアネート成分(C)とを反応させてなるポリウレタン樹脂(I)。好ましくは(b)及び/又は(b0)が(a)中に分散してなり、(b)又は(b0)の平均繊維長が1〜1000μmであり、好ましくは(a)がポリオキシアルキレンポリオールである。
【選択図】 なし

Description

本発明は、ミクロフィブリル化されたセルロースを含有するポリウレタン樹脂製造用活性水素成分、該活性水素成分を原料とするポリウレタン樹脂およびその成形品に関する。
近年、石油資源由来のプラスチックに代わるものとして、植物及び動物由来のプラスチックの開発が盛んに行われている。そのひとつの方法として、地球上に最も多く存在するバイオマス資源であるセルロースの利用が挙げられる。セルロースは植物やバクテリア(酢酸菌)、ホヤ等の植物以外の生物から産生でき、石油資源ではないことから、たとえ最終的に焼却処理されたとしても、環境への影響は小さい。
セルロースを利用した樹脂はこれまでにも多く報告されている。なかでもミクロフィブリル化セルロースはパルプなどの植物繊維を解繊して得られる、ナノサイズの径をもつセルロース繊維であり、このミクロフィブリル化セルロースを成形して乾燥させ、樹脂を含浸させる等を行うことで比較的強度の高い成形体が得られるという報告がなされている。(特許文献1)また、水に分散した状態のミクロフィブリル化セルロースを樹脂粉末と配合後乾燥することでセルロースと樹脂の複合樹脂を作成し、成形することで強度等の物性が向上することが報告されている。(特許文献2)
特開2003−201695号公報 特開2008−297364号公報
しかしながら、特許文献1に開示されている方法では、成形品の形状が成形品前駆体としてのセルロースシートの形状に依存するため、複雑な形状の成形品の作成が困難である。また特許文献2に開示されている方法は、射出押し出し成形用の熱可塑性樹脂粉末の作成方法であり、モデリング材、クッションシートなどの成形品用樹脂として一般的に使用されているウレタン樹脂などの熱硬化性樹脂用原料には適用できない方法であった。
本発明の課題は、環境負荷が小さく再生可能な天然資源であるセルロースを含有し、高強度であるポリウレタン樹脂を得ることである。
本発明者らは上記課題を解決すべく鋭意検討した結果本発明に到達した。すなわち、本発明は、ミクロフィブリル化セルロース(b)及び/又はミクロフィブリル化セルロース誘導体(b0)、ならびに活性水素化合物(a)を含有してなることを特徴とするポリウレタン樹脂製造用活性水素成分(A);該活性水素成分(A)とポリイソシアネート成分(C)とからなるポリウレタン樹脂(H);該樹脂(I)で構成されてなるポリウレタン樹脂成形品である。
本発明のポリウレタン樹脂製造用活性水素成分(A)、及び該成分を用いたポリウレタン樹脂(I)は、下記の効果を奏する。
(1)再生可能な天然資源であるセルロースを含有することにより、環境負荷が小さい。
(2)高強度のポリウレタン樹脂を得ることができる。
[活性水素化合物(a)]
本発明における活性水素化合物(a)とは、ポリイソシアネート成分(C)と反応可能な活性水素を有する化合物であり、2〜8価またはそれ以上の活性水素含有化合物である。常温(25℃)で液状であることが好ましい。活性水素 としては水酸基、アミノ基、メルカプト基等の活性水素が挙げられる。
活性水素化合物(a)の重量平均分子量は通常100〜20000、好ましくは150〜15000、より好ましくは200〜10000である。
活性水素化合物(a)としては、
(1)活性水素含有化合物(例えば、多価アルコール、アミン、多価フェノール、ポリカルボン酸、およびこれらの混合物)に、アルキレンオキシド(以下AOと略記する。)が付加された化合物[以下、ポリオキシアルキレンポリオールと記載することがある。]
(2)ポリエステルポリオール
(3)ポリアミン
(4)ポリメルカプタン
等が挙げられる。
(1)ポリオキシアルキレンポリオール
上記多価アルコールとしては、炭素数2〜20の2価アルコール(脂肪族ジオール、例えば、エチレングリコール、プロピレングリコール、1,3−および1,4−ブタンジオール、1,6−ヘキサンジオール、ネオペンチルグリコールなどのアルキレングリコール;および脂環式ジオール、例えば、シクロヘキサンジオール、シクロヘキサンジメタノールなどのシクロアルキレングリコール)、炭素数3〜20の3価アルコール(脂肪族トリオール、例えば、グリセリン、トリメチロールプロパン、トリメチロールエタン、ヘキサントリオールなどのアルカントリオール);炭素数5〜20の4〜8価またはそれ以上の多価アルコール(脂肪族ポリオール、例えば、ペンタエリスリトール、ソルビトール、マンニトール、ソルビタン、ジグリセリン、ジペンタエリスリトールなどのアルカンポリオールおよびそれらもしくはアルカントリオールの分子内もしくは分子間脱水物;ならびにショ糖、グルコース、マンノース、フルクトース、メチルグルコシドなどの糖類およびその誘導体)が挙げられる。
アミンとしては、アルカノールアミン、ポリアミン、およびモノアミンが挙げられる。
アルカノールアミンとしては、炭素数2〜20のモノ−、ジ−およびトリ−アルカノールアミン(例えば、モノエタノールアミン、ジエタノールアミン、トリエタノールアミンおよびイソプロパノールアミン)などが挙げられる。
ポリアミン(1,2級アミノ基の数:2〜8個またはそれ以上)としては、脂肪族アミンとして、炭素数2〜6のアルキレンジアミン(例えば、エチレンジアミン、プロピレンジアミンおよびヘキサメチレンジアミン)、炭素数4〜20のポリアルキレンポリアミン(アルキレン基の炭素数が2〜6のジアルキレントリアミン〜 ヘキサアルキレンヘプタミン、例えば、ジエチレントリアミンおよびトリエチレンテトラミン)などが挙げられる。
また、炭素数6〜20の芳香族ポリアミン(例えば、フェニレンジアミン、トリレンジアミン、キシリレンジアミン、ジエチルトルエンジアミン、メチレンジアニリンおよびジフェニルエーテルジアミン);炭素数4〜20の脂環式ポリアミン(例えば、イソホロンジアミン、シクロヘキシレンジアミンおよびジシクロヘキシルメタンジアミン);炭素数4〜20の複素環式ポリアミン(例えば、ピペラジンおよびアミノエチルピペラジン)等が挙げられる。
モノアミンとしては、アンモニア;脂肪族アミンとして、炭素数1〜20のアルキルアミン(例えば、n−ブチルアミンおよびオクチルアミン);炭素数6〜20の芳香族モノアミン(例えば、アニリンおよびトルイジン);炭素数4〜20の脂環式モノアミン(例えば、シクロヘキシルアミン);炭素数4〜20の複素環式モノアミン(例えば、ピペリジン)等が挙げられる。
多価(2〜8価またはそれ以上)フェノールとしては、ピロガロール、ハイドロキノンおよびフロログルシン等の単環多価フェノール;ビスフェノールA、ビスフェノールF、およびビスフェノールスルホン等のビスフェノール;フェノールとホルムアルデヒドの縮合物(ノボラック);たとえば米国特許第3265641号明細書に記載のポリフェノール等が挙げられる。
ポリカルボン酸としては、炭素数4〜18の脂肪族ポリカルボン酸(コハク酸、アジピン酸、セバシン酸、グルタル酸、アゼライン酸など)、炭素数8〜18の芳香族ポリカルボン酸(フタル酸、テレフタル酸、イソフタル酸、トリメリット酸など)、およびこれらの2種以上の混合物があげられる。
これらの活性水素含有化合物は2種以上を併用してもよい。これらの中で好ましくは多価アルコールである。
これらの活性水素含有化合物に付加させるAOとしては、炭素数2〜8のものが好ましく、プロピレンオキサイド(以下、POと略記する。)、エチレンオキサイド(以下、EOと略記する。)、1,2−、1,3−、1,4−、または2,3−ブチレンオキシド、およびスチレンオキシド等が挙げられ、2種以上用いてもよい。AOとしては、POおよび/またはEOと、必要によりAO中10重量%以下(とくに5重量%以下)の範囲で他のAOが併用されたものが好ましい。付加物であってもよい。2種以上のAOを用いる場合の付加方法としては、ブロック付加でもランダム付加でもこれらの併用付加であってもよいが、ブロック付加が好ましい。
AO付加時に用いる触媒としては、通常用いられるアルカリ触媒(KOH、CsOH等)の他、特開2000−344881号公報に記載の触媒〔トリス(ペンタフルオロフェニル)ボラン等〕、特開平11−120300号公報に記載の触媒(過塩素酸マグネシウム等)を用いてもよい。
(2)ポリエステルポリオール
ポリエステルポリオールとしては、前記の多価アルコール[とくに、エチレングリコール、ジエチレングリコール、プロピレングリコール、1,3−または1,4−ブタンジオール、1,6−ヘキサンジオール、ネオペンチルグリコール等の2価アルコール;前記ポリエーテルポリオール(とくにジオール);またはこれらとグリセリン、トリメチロールプロパン等の3価又はそれ以上の多価アルコールとの混合物]と、前記ポリカルボン酸もしくはそのエステル形成性誘導体〔酸無水物、低級アルキル(アルキル基の炭素数:1〜4)エステル等〕(例えば、アジピン酸、セバシン酸、無水マレイン酸、無水フタル酸、テレフタル酸ジメチル)とのポリエステルポリオール、または前記カルボン酸無水物およびAOとの縮合反応物;それらのAO(EO、PO等)付加物;ポリラクトンポリオール、例えば前記多価アルコールを開始剤としてラクトン(ε−カプロラクトン等)を開環重合させることにより得られるもの;ポリカーボネートポリオール、例えば前記多価アルコールとアルキレンカーボネートとの反応物;等が挙げられる。
活性水素化合物(a)として好ましいものは、ポリオキシアルキレンポリオールである。
本発明の製造方法に用いる活性水素化合物(a)の平均官能基数は、好ましくは2.2〜5、さらに好ましくは2.5〜4である。活性水素化合物(a)が水酸基を有する化合物の場合、その平均水酸基価は、好ましくは20〜1000、さらに好ましくは24〜800である。
[ミクロフィブリル化セルロース(b)、ミクロフィブリル化セルロース誘導体(b0)]
以下、ミクロフィブリル化セルロース(b)は単にセルロース(b)、ミクロフィブリル化セルロース誘導体(b0)は単にセルロース誘導体(b0)と記載するものとする。
本発明に用いられるセルロース(b)の製造方法は公知であり、一般的には、セルロース繊維含有材料をリファイナー、二軸混錬機(二軸押出機)、高圧ホモジナイザー、媒体攪拌ミル、石臼、グラインダー、振動ミル、サンドグラインダー等により磨砕ないし叩解することによって解繊又は微細化して製造されるが、特開2005−42283号公報に記載の方法等の公知の方法で製造することもできる。さらに、市販品を利用することも可能である。セルロース繊維含有材料は、植物(例えば木材、竹、麻、ジュート、ケナフ、農地残廃物、布、パルプ、再生パルプ、古紙)、動物(例えばホヤ類)、藻類、微生物(例えば酢酸菌(アセトバクター))、微生物産生物等を起源とするものが知られているが、本発明ではそのいずれも使用できる。本発明に用いられるセルロース(b)は、通常、植物又は微生物由来のセルロース繊維であり、より好ましくは植物由来のセルロース繊維である。
本発明において、セルロース(b)又はセルロース誘導体(b0)の繊維径は平均値が4nm〜100μmであることが好ましく、4nm〜50μmであることがより好ましく、4nm〜20μmであることがより一層好ましい。また、セルロース(b)は、その繊維長を決定することは難しいが、あえて記載するならば、好ましくは平均値が4nm〜10mm、より好ましくは0.1〜5000μm、さらに好ましくは0.5〜2000μm、最も好ましくは1〜1000μmである。
セルロース誘導体(b0)としては、セルロースの構成成分であるグルコースの水酸基と有機、無機物質を反応させた化合物を用いることができ、一般的に使用される具体例としては酢酸セルロース、メチルセルロース、エチルセルロース、カルボキシメチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、ニトロセルロースが挙げられる。
セルロース誘導体(b0)の製造方法も、上記セルロース(b)と同様の処理をして得ることができる。
[ポリウレタン樹脂製造用活性水素成分(A)]
本発明において、ポリウレタン樹脂製造用活性水素成分(A)は、活性水素化合物(a)中にセルロース(b)及び/又はセルロース誘導体(b0)を含有するものであり、好ましくは混合攪拌等の一般的な分散方法を用いて分散させることで得ることが出来る。また原料である(b)、(b0)が水分を含む場合には、(a)中に分散させた後または分散させながら、加熱減圧乾燥等を行って水分を除去することで、水分の少ない(A)を得ることができる。
(A)内に分散される(b)及び(b0)の合計重量%は好ましくは0.5〜50重量%、更に好ましくは1〜40重量%、より好ましくは2〜30重量%である。(A)中の(b)及び(b0)の合計重量%が50%を越えると、(A)の粘度が上昇して取り扱いが困難になったり、ポリイソシアネート成分(C)と混合して反応させる際に混合性が低下してしまう。また、(A)中の(b)及び(b0)の(合計)重量%が0.5%未満では、(b)及び(b0)の樹脂強度に対する効果が小さい。
ポリイソシアネート成分(C)
本発明の製造方法に用いるポリイソシアネート成分(C)としては、イソシアネート基を分子内に2個以上有する化合物であればよく、従来からポリウレタンフォームの製造に使用されているものがすべて使用できる。このようなイソシアネートとしては、芳香族ポリイソシアネート、脂肪族ポリイソシアネート、脂環式ポリイソシアネート、芳香脂肪族ポリイソシアネート、これらの変性物(例えば、ウレタン基、カルボジイミド基、アロファネート基、ウレア基、ビューレット基、イソシヌアレート基、またはオキサゾリドン基含有変性物など)およびこれらの2種以上の混合物が挙げられる。
芳香族ポリイソシアネートとしては、炭素数(NCO基中の炭素を除く;以下のイソシアネートも同様)6〜16の芳香族ジイソシアネート、炭素数6〜20の芳香族トリイソシアネートおよびこれらのイソシアネートの粗製物などが挙げられる。具体例としては、1,3−および/または1,4−フェニレンジイソシアネート、2,4−および/または2,6−トリレンジイソシアネート(TDI)、粗製TDI、2,4’−および/または4,4’−ジフェニルメタンジイソシアネート(MDI)、ポリメチレンポリフェニルイソシアネート(粗製MDI)、などが挙げられる。
脂肪族ポリイソシアネートとしては、炭素数6〜10の脂肪族ジイソシアネートなどが挙げられる。具体例としては、1,6−ヘキサメチレンジイソシアネート、リジンジイソシアネートなどが挙げられる。
脂環式ポリイソシアネートとしては、炭素数6〜16の脂環式ジイソシアネートなどが挙げられる。具体例としては、イソホロンジイソシアネート(IPDI)、4,4’−ジシクロヘキシルメタンジイソシアネート、ノルボルナンジイソシアネートなどが挙げられる。
芳香脂肪族ポリイソシアネートとしては、炭素数8〜12の芳香脂肪族ジイソシアネートなどが挙げられる。具体例としては、キシリレンジイソシアネート、α,α,α’,α’−テトラメチルキシリレンジイソシアネートなどが挙げられる。
変性ポリイソシアネートの具体例としては、ウレタン変性MDI、カルボジイミド変性MDIなどが挙げられる。
ポリイソシアネート(C)として、好ましくは、芳香族ポリイソシアネートおよびその変性物であり、さらに好ましくは、MDIを40〜60重量%、カルボジイミド変性MDIを1〜10重量%、およびウレタン変性MDIを39〜59重量%含有するMDI系イソシアネートプレポリマーである。
反応に用いるポリイソシアネート(C)全体のイソシアネート基含有量は、10〜30重量%が好ましい。
本発明のポリウレタン樹脂製造用活性水素成分(A)は、ポリイソシアネート成分(C)と反応させてポリウレタン樹脂(I)を製造することができる。反応条件は特に制限されず、公知の条件が適用される。本発明の製造方法において、ポリウレタン樹脂の製造に際してのイソシアネート指数[(NCO基/活性水素原子含有基)の当量比×100](NCOインデックス)は、好ましくは70〜125、さらに好ましくは75〜120、特に好ましくは85〜115である。
本発明のポリウレタン樹脂(I)はセルロースを含むことで環境負荷を低減出来ること及び、フィラー成分として含有するセルロースが結晶性高分子であることで、高い機械強度を発現できるという特徴を有する。また、2液反応型の熱硬化性樹脂であるため、樹脂化反応前の状態は低粘度の液体であり、成形品製造用金型内での流動性に優れ、複雑な形状の樹脂成形品の製造が可能である。
本発明のポリウレタン樹脂製造用活性水素成分(A)は分散安定性に優れ、分散物(セルロース)の沈降物が少ないという特徴がある。また、分散物(セルロース)が有機物で有るため、装置の摩滅等、製造装置に与える影響が少ない。
ポリウレタン樹脂(I)製造時には必要に応じて、(A)、(C)以外に必要に応じて鎖伸長剤(D)、ウレタン化触媒(E)、整泡剤(F)、発泡剤(G)を併用しても良い。
[鎖伸長剤(D)]
本発明における鎖伸長剤(D)としては、通常ウレタン樹脂の製造に用いられる物質はすべて使用でき、例として、エチレングリコール、1,4ブタンジオール、ジエチレングリコール、トリエチレングリコール、プロピレングリコール、ジプロピレングリコール、グリセリン、トリメチロールプロパン、ヘキサメチレンジアミン、トルエンジアミン、ジクロロジアミノジフェニルメタン(MOCA)、ジエタノールアミン、トリエタノールアミン等が挙げられる。
[ウレタン化触媒(E)]
本発明におけるウレタン化触媒(E)としては、ウレタン化反応を促進する通常のウレタン化触媒はすべて使用でき、例として、トリエチレンジアミン、ビス(N,N−ジメチルアミノ−2−エチル)エーテル、N,N,N’,N’−テトラメチルヘキサメチレンジアミン、N,N−ジメチルアミノプロピルアミンのPO付加物などの3級アミンおよびそのカルボン酸塩、酢酸カリウム、オクチル酸カリウム、スタナスオクトエート等のカルボン酸金属塩、ジブチルチンジラウレート等の有機金属化合物が挙げられる。
[整泡剤(F)]
本発明における整泡剤(F)としては、通常のポリウレタン樹脂の製造に用いられるものはすべて使用でき、例として、ジメチルシロキサン系整泡剤[例えば、トーレダウコーニングシリコーン(株)製の「SRX−253」等]、ポリエーテル変性ジメチルシロキサン系整泡剤[例えば、モメンティブ(株)製の「L−5309」、東レ・ダウコーニング(株)製の「SF−2969」、「SRX−274C」、「SZ−1671」、ゴールドシュミットAG(株)製の「B−8462」、「B−8474」などが挙げられる。(F)の使用量は、(A)に対して、好ましくは7重量%以下、さらに好ましくは0.1〜6重量%、とくに好ましくは0.2〜5重量%である。
また、ポリウレタン樹脂(I)には各種の添加剤を含有させることができる。
本発明におけるポリウレタン樹脂(I)は、本発明の効果を阻害しない範囲で必要によりさらに添加剤(H)を含有することができる。(H)としては、脱水剤(H1)、滑剤(H2)、可塑剤(H3)、チクソ性付与剤(H4)、充填剤(H6)、紫外線吸収剤(H7)、老化防止剤(H8)、抗酸化剤(H9)、着色剤(H10)、難燃剤(H11)、防黴剤(H12)、抗菌剤(H13)、中空微小球(H14)、無機フィラー(H15)、分散材(沈降防止材)(H16)からなる群から選ばれる1種または2種以上の添加剤が挙げられる。
脱水剤(H1)としては、酸化カルシウム、硫酸カルシウム(半水石膏)、塩化カルシウム、モレキュラーシーブ等;
滑剤(H2)としては、脂肪酸アルカノールアミド(オレイン酸モノエタノールアミド等)、脂肪酸金属塩(ステアリン酸カルシウム等)、エチレンジアミンジステアリルアミド等;
可塑剤(H3)としては、フタル酸エステル(ジブチルフタレート、ジオクチルフタレート等)、アジピン酸エステル(ジオクチルアジペート等)、リン酸トリエステル(トリイソプロピルフェニルホスフェート等);
チクソ性付与剤(H4)としては、微粒子状シリカ(体積平均粒径100nm以下)、水添ヒマシ油、有機ベントナイト等;
充填剤(H6)としては、無機充填剤(炭酸カルシウム、タルク、水酸化アルミニウム、雲母、ミルドファイバー等)および有機充填剤(熱硬化性樹脂の粉砕物等)等;
紫外線吸収剤(H7)としては、サリチレート(フェニルサリチレート等)、ベンゾフェノン(2−ヒドロキシ−4−メトキシベンゾフェノン等)、ベンゾトリアゾール[2−(2−ヒドロキシー5−t−オクチルフェニル)ベンゾトリアゾール等]等;
老化防止剤(H8)としては、アミン(N−フェニル−αおよび−β−ナフチルアミン等)、フェノール[2,2’−メチレンビス(4−メチル−6−t−ブチルフェノール)等]等;
抗酸化剤(H9)としては、フェノール(ハイドロキノン等)、含硫化合物(ジラウリルチオジプロピオネート等)、アミン(オクチル化ジフェニルアミン等)等;
着色剤(H10)としては、顔料[無機顔料(酸化チタン、酸化鉄等)、有機顔料(アゾレーキ系、モノアゾ系等)等]、染料(アゾ系、アントラキノン系等)等;
難燃剤(H11)としては、ハロゲン含有難燃剤(ヘキサクロロペンタジエン、ヘキサブロモジフェニル等)、窒素含有難燃剤(尿素化合物、グアニジン化合物等)、硫黄含有難燃剤(硫酸エステル、スルファミン酸等)、リン含有難燃剤(リン酸、ホスフェート等)等;
防黴剤(H12)としては、4−クロルフェニル−3−ヨードプロパルギルホルマール、3−ヨード−2−プロペニルブチルカーバメート等;
抗菌剤(H13)としては、抗菌性ゼオライト化合物、4級アンモニウム塩(ジデシルジメチルアンモニウムクロライド等)、有機ヨード系抗菌剤(4−クロルフェニル−3−ヨードプロパルギルホルマール、3−ヨード−2−プロペニルブチルカーバメート等)、有機窒素硫黄系抗菌剤(ベンゾチアゾール、2,4−チアゾリルベンズイミダゾール等)等;
中空微小球(H14)としては、熱可塑性樹脂(ポリ塩化ビニリデン、ポリメチルメタクリレート、ポリアクリロニトリル等)、熱硬化性樹脂(フェノール樹脂、エポキシ樹脂、尿素樹脂等)および無機物(ガラス、アルミナ、シラス、カーボン等)からなる各中空微小球等;
無機フィラー(H15)としては、金属(アルミ等)粉、無機塩(炭酸カルシウム等)、タルク、グラスファイバー等が挙げられる。
分散材(沈降防止材)(H16)としては、イオン系界面活性剤、非イオン系界面活性剤、ポリカルボン酸のアンモニウム塩等が挙げられる。
[発泡剤(G)]
本発明における発泡剤(G)としては、ポリイソシアネートと反応して二酸化炭素を発生する水、反応熱によって気化・体積膨張する低沸点炭化水素及び水素原子含有ハロゲン化炭化水素系発泡剤が挙げられる。低沸点炭化水素は、通常沸点が−5〜70℃の炭化水素であり、その具体例としては、ブタン、ペンタン、シクロペンタンおよびこれらの混合物が挙げられる。低沸点炭化水素を用いる場合の使用量は、(A)100部当たり、好ましくは30部以下、さらに好ましくは25部以下である。
水素原子含有ハロゲン化炭化水素系発泡剤の具体例としてHCFC(ハイドロクロロフルオロカーボン)タイプのもの(例えばHCFC−123、HCFC−141b、HCFC−22およびHCFC−142b);HFC(ハイドロフルオロカーボン)タイプのもの(例えばHFC−134a、HFC−152a、HFC−356mff、HFC−236ea、HFC−245ca、HFC−245fa、およびHFC−365mfc)等が挙げられる。
これらのうち好ましいものは、HCFC−141b、HFC−134a、HFC−356mff、HFC−236ea、HFC−245ca、HFC−245fa、およびHFC−365mfcおよびこれらの2種以上の混合物である。
ポリウレタン樹脂(I)はポリウレタン樹脂の用いられるあらゆる用途分野、例えば靴底、時計バンド、キャスター、ベルト、電線被覆材等の樹脂成形品、シートクッション、防音材、フィルター、マットレス、ソファー、断熱材、モデリング用合成木材などのウレタンフォーム、シーリング剤、塗料、接着剤等の用途分野に使用することができる。
本発明のポリウレタン樹脂製造用活性水素成分(A)から得られるポリウレタン樹脂成形品としては、上記分野で使用される、フォーム、シート、フィルム、塗膜、樹脂成形品、繊維又は金属等との複合材料等が挙げられる。これらの中で、フォームおよび樹脂成形品が好ましい。
本発明のポリウレタン樹脂成形品の製造法の具体的な一例を示せば、下記の通りである。まず、活性水素化合物(A)、必要により鎖伸長剤(D)、ウレタン化触媒(E)、整泡剤(F)、発泡剤(G)、他の補助成分(H)を所定量混合する。次いでポリウレタン発泡機または攪拌機を使用して、この混合物(ポリオールプレミックス)とポリイソシアネート成分(B)とを急速混合する。得られた混合液を金型(例えば55〜75℃)に注入し、所定時間後脱型してポリウレタン樹脂成形品を得る。
以下、実施例により本発明をさらに詳細に説明するが、本発明はこれらに限定されるものではない。部は重量部を示す。
実施例および比較例におけるポリウレタン樹脂原料は次の通りである。
・ ミクロフィブリル化セルロースA:セルロース濃度20%のミクロフィブリル化セルロース含水物〔ダイセル化学工業製セリッシュ FD−200L〕平均繊維長:約15μm、平均繊維径:約0.1μm
・ ミクロフィブリル化セルロースB:セルロース濃度10%のミクロフィブリル化セルロース含水物〔ダイセル化学工業製セリッシュ KY−100G〕平均繊維長:約400μm、平均繊維径:約0.1μm
(3)ポリオ−ルA:平均官能基数3.0、数平均分子量5000、水酸基価34であるグリセリンのPO・EO付加物。
(4)ポリオ−ルB:平均官能基数3.0、数平均分子量5000、水酸基価34であるグリセリンのPO付加物。
(5)ポリオ−ルC:平均官能基数3.0、数平均分子量3000、水酸基価56であるグリセリンのPO付加物。
(6)ポリオ−ルD:平均官能基数3.0、数平均分子量3000、水酸基価56であるグリセリンのPO・EO付加物。
(7)ポリマーポリオール:ベースとなるポリオキシアルキレンポリオールがポリオ−ルAである、アクリルニトリル粒子を20%含有した軟質ウレタンフォーム用ポリマーポリオール、水酸基価28.0。
(8)鎖伸長剤:ジエチレングリコール
(9)ウレタン化触媒:トリエチレンジアミンの33重量%ジプロピレングリコ−ル溶液〔三共エアプロ(株)製TEDA−L33〕
(10)整泡剤:ゴールドシュミットAG(株)製「B−8462]
(11)ポリイソシアネ−ト:イソシアネート基含有量17.1重量%のMDI系イソシアネートプレポリマー。〔三洋化成工業(株)製サンフォームNC−703〕
[活性水素化合物(A)の調製]
(1)活性水素化合物A−1:2Lの容積を持つ配合槽にポリオールAを146g、ポリオールBを664g、ミクロフィブリル化セルロースAを450g投入し、液温度110℃にて高速攪拌下、約180分間減圧脱水することで、活性水素化合物A−1を900g得た。水酸基価は43であった。
(2)活性水素化合物A−2:2Lの容積を持つ配合槽に、ポリオールC713g、ポリオールD157g、ミクロフィブリル化セルロースAを650g投入し、110℃にて高速攪拌下、180分間減圧脱水することで、活性水素化合物A−2を1000g得た。水酸基価は58であった。
(3)活性水素化合物A−3:2Lの容積を持つ配合槽にポリオールAを146g、ポリオールBを664g、ミクロフィブリル化セルロースBを450g投入し、液温度110℃にて高速攪拌下、約180分間減圧脱水することで、活性水素化合物A−3を855g得た。水酸基価は39であった。
(4)活性水素化合物A−4:2Lの容積を持つ配合槽に、ポリオールC713g、ポリオールD157g、ミクロフィブリル化セルロースBを650g投入し、110℃にて高速攪拌下、180分間減圧脱水することで、活性水素化合物A−4を935g得た。水酸基価は57であった。
実施例1〜4および比較例1〜3
高速攪拌機を用いて、表1に示す重量部のポリオールプレミックスとイソシアネートを30秒間混合し、70℃に温度調節した300mm×300mm×10mmの大きさの金属製密閉金型内に投入し、15分間硬化させた後に脱型し、ポリウレタンフォームを得た。
得られたポリウレタンフォームについて、下記に示す測定方法でフォーム物性を測定した。測定結果を表1に示す。表1中の部は重量部を示す。
Figure 2011094003
表1中、ポリオール中の固形分濃度(%)とは、ミクロフィブリル化セルロース、又はポリマーポリオール中の樹脂粒子のポリウレタン樹脂製造用活性水素成分(A)中の濃度(重量%)を表すものとする。
フォーム物性測定方法
C硬度:自動硬度計(高分子計器社製PX−100、加重1Kg)を用い、加重5分後の硬度を測定した。
弾性率:作成したウレタンフォームをスライサー(独FOTUNA社製AN400D)にて2mmの厚さのシートにスライスした後、3号ダンベルにて厚さ2mm、中央部幅5mmのダンベル形状試験片を作成し、オートグラフ(株式会社島津製AGIS、解析ソフトTRAPESIUM2、延伸速度100mm/分 )にて行った。
密度:弾性率測定サンプルを作成した2mm厚みのシートから、2cm×2cmの正方形シートを切り出し、水中置換法にて行った。
表1において、ポリオール成分が同じで、ミクロフィブリル化セルロースを含有する活性水素成分と含有しない活性水素成分の比較を行った。実施例1、3と比較例1の比較、及び実施例2、4と比較例2の比較である。
また、ポリオール成分が同じで、同濃度のミクロフィブリル化セルロースとポリマーポリオール中の樹脂粒子を含有する活性水素成分の比較を行った。実施例1と比較例3の比較、及び実施例3と比較例4の比較である。
比較の結果、環境負荷が小さく再生可能な天然資源であるミクロフィブリル化セルロースを含有した実施例1〜4のポリウレタンフォームは、同程度の密度を有する比較例のポリウレタンフォームと比較して、C硬度、弾性率が高くなっており、高強度であるポリウレタン樹脂であることが判った。
本発明のミクロフィブリルセルロースを有するウレタン樹脂成形品は、一般的にウレタン樹脂が使用される、靴底、時計バンド、キャスター、ベルト、電線被覆材等の樹脂成形品、シートクッション、防音材、フィルター、マットレス、ソファー、断熱材、モデリング用合成木材、研磨剤などのウレタンフォーム、シーリング剤、塗料、接着剤等の用途に幅広く好適に用いることができる。

Claims (6)

  1. ミクロフィブリル化セルロース(b)及び/又はミクロフィブリル化セルロース誘導体(b0)、ならびに活性水素化合物(a)を含有してなることを特徴とするポリウレタン樹脂製造用活性水素成分(A)。
  2. ミクロフィブリル化セルロース(b)及び/又はミクロフィブリル化セルロース誘導体(b0)が活性水素化合物(a)中に分散してなる請求項1に記載の活性水素成分(A)。
  3. ミクロフィブリル化セルロース(b)又はミクロフィブリル化セルロース誘導体(b0)の平均繊維長が1〜1000μmである請求項1又は2に記載の活性水素成分(A)。
  4. 活性水素化合物(a)がポリオキシアルキレンポリオールである請求項1〜3のいずれか1項に記載の活性水素成分(A)。
  5. 請求項1〜4のいずれか1項に記載の活性水素成分(A)とポリイソシアネート成分(C)とを反応させてなることを特徴とするポリウレタン樹脂(I)。
  6. 請求項5に記載のポリウレタン樹脂(I)で構成されてなるポリウレタン樹脂成形品。
JP2009248558A 2009-10-29 2009-10-29 ポリウレタン樹脂製造用活性水素成分 Pending JP2011094003A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009248558A JP2011094003A (ja) 2009-10-29 2009-10-29 ポリウレタン樹脂製造用活性水素成分

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009248558A JP2011094003A (ja) 2009-10-29 2009-10-29 ポリウレタン樹脂製造用活性水素成分

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2011094003A true JP2011094003A (ja) 2011-05-12

Family

ID=44111289

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009248558A Pending JP2011094003A (ja) 2009-10-29 2009-10-29 ポリウレタン樹脂製造用活性水素成分

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2011094003A (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013199526A (ja) * 2012-03-23 2013-10-03 Dic Corp 湿気硬化型ポリウレタンホットメルト組成物
CN105837786A (zh) * 2016-03-17 2016-08-10 中国林业科学研究院林产化学工业研究所 纤维素纳米纤丝复合双组分水性聚氨酯及其制备方法和用途
JP2017171823A (ja) * 2016-03-25 2017-09-28 アロン化成株式会社 熱可塑性エラストマー組成物
JP2019026776A (ja) * 2017-08-01 2019-02-21 三井化学株式会社 レジンプレミックス、ポリウレタンフォーム及びポリウレタンフォームの製造方法
CN114981330A (zh) * 2020-01-28 2022-08-30 陶氏环球技术有限责任公司 异氰酸酯反应性组合物
JP2023508423A (ja) * 2019-12-27 2023-03-02 チュンイェン ヂョン バクテリアセルロース/ポリウレタン複合材料及びその製造方法並びに応用

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH1129647A (ja) * 1991-11-15 1999-02-02 Nobuo Shiraishi リグノセルロース系発泡体の製造方法
JP2008274200A (ja) * 2007-04-29 2008-11-13 Sachiko Yoshida セルロース繊維強化複合体の製造方法、セルロース繊維強化複合体、及びセルロース繊維強化複合体製造用材料
JP2009203412A (ja) * 2008-02-29 2009-09-10 Inoac Corp 吸水性ポリウレタン発泡体

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH1129647A (ja) * 1991-11-15 1999-02-02 Nobuo Shiraishi リグノセルロース系発泡体の製造方法
JP2008274200A (ja) * 2007-04-29 2008-11-13 Sachiko Yoshida セルロース繊維強化複合体の製造方法、セルロース繊維強化複合体、及びセルロース繊維強化複合体製造用材料
JP2009203412A (ja) * 2008-02-29 2009-09-10 Inoac Corp 吸水性ポリウレタン発泡体

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013199526A (ja) * 2012-03-23 2013-10-03 Dic Corp 湿気硬化型ポリウレタンホットメルト組成物
CN105837786A (zh) * 2016-03-17 2016-08-10 中国林业科学研究院林产化学工业研究所 纤维素纳米纤丝复合双组分水性聚氨酯及其制备方法和用途
CN105837786B (zh) * 2016-03-17 2018-12-21 中国林业科学研究院林产化学工业研究所 纤维素纳米纤丝复合双组分水性聚氨酯及其制备方法和用途
JP2017171823A (ja) * 2016-03-25 2017-09-28 アロン化成株式会社 熱可塑性エラストマー組成物
JP2019026776A (ja) * 2017-08-01 2019-02-21 三井化学株式会社 レジンプレミックス、ポリウレタンフォーム及びポリウレタンフォームの製造方法
JP2023508423A (ja) * 2019-12-27 2023-03-02 チュンイェン ヂョン バクテリアセルロース/ポリウレタン複合材料及びその製造方法並びに応用
JP7425877B2 (ja) 2019-12-27 2024-01-31 チュンイェン ヂョン バクテリアセルロース/ポリウレタン複合材料及びその製造方法
CN114981330A (zh) * 2020-01-28 2022-08-30 陶氏环球技术有限责任公司 异氰酸酯反应性组合物
JP2023511428A (ja) * 2020-01-28 2023-03-17 ダウ グローバル テクノロジーズ エルエルシー イソシアネート反応性組成物

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6676404B2 (ja) セルロースナノファイバーの製造方法、並びにセルロースナノファイバー含有樹脂もしくは樹脂前駆体の製造方法
JP2011094003A (ja) ポリウレタン樹脂製造用活性水素成分
CA1310790C (en) Manufacture of polyurethane foam
JP5565645B1 (ja) バンプクッション
JP2011038005A (ja) 発泡ポリウレタンエラストマーの製造方法
JP5474627B2 (ja) ポリウレタン樹脂製造用活性水素成分
KR20170053710A (ko) 이소시아네이트 반응성 아민 결정으로 제조된 저방사 폴리우레탄 폼
WO2015064084A1 (ja) 車両座席シート用パッドの製造方法
JP2014185335A (ja) 軟質ポリウレタンフォーム製造用ポリオール組成物
CN101054432A (zh) 最小化聚氨酯泡沫体劣化的芳族二酸酯二醇及其取代的氨基甲酸酯
CN111454427B (zh) 全水发泡生物质基硬质聚氨酯泡沫及其制备方法
JPH1095825A (ja) 微小気胞発泡ポリウレタンの再利用方法
JP6308380B2 (ja) ウレタンエラストマー成形品
JP4008888B2 (ja) 軟質ポリウレタンフォームの製造方法
JP2013151664A (ja) ポリウレタン樹脂製造用ポリオール成分、ポリウレタン樹脂およびその成形品
JP2007146085A (ja) ポリウレタンインテグラルスキンフォームの製造方法
JP5964227B2 (ja) ポリウレタン樹脂の製造方法
JP2015110753A (ja) 軟質ポリウレタンフォーム製造用ポリオール組成物
JP2015063660A (ja) 軟質ポリウレタンフォーム
JP6371261B2 (ja) 軟質ポリウレタンフォームの製造方法
JP2016199732A (ja) ウレタンフォームの製造方法
JP5554423B2 (ja) ポリウレタン樹脂製造用ポリオール成分、ポリウレタン樹脂およびその成形品
TWI468427B (zh) 三聚氰胺-多元醇分散液及其於製造聚胺基甲酸酯的用途
JP2005023142A (ja) 軟質ポリウレタンフォームの製造方法
JP6419501B2 (ja) 軟質ポリウレタンスラブフォームの製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20110307

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120725

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120807

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20130402